JP7004584B2 - Air conditioning system - Google Patents
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Description
本発明は、建物内の居室を空気調和する空気調和システムに関する。 The present invention relates to an air conditioning system that air-conditions a living room in a building.
特許文献1には、二重床の床下空間を冷暖房又は換気の給気経路に利用し、各居室の床面に風量調整可能なダンパを設置した開口部を設けて、室内機からの冷風又は温風を各居室の空調負荷に合わせて開口部から供給し、各居室の空気調和を行う空気調和システムが開示されている。
In
冷房運転時に室内機から送り出される冷風をなす空気は、室内機に取り込まれる空気よりも相対湿度が高くなる。 The air forming the cold air sent out from the indoor unit during the cooling operation has a higher relative humidity than the air taken into the indoor unit.
室内機の設置箇所と空気調和の対象の居室とが離れている場合、室内機と居室とを繋ぐ給気風路が長くなり、給気風路に滞留する相対湿度の高い空気は、自然には給気風路から排出されにくい。したがって、特許文献1に開示される発明においては、冷房運転の停止後に、給気風路に相対湿度が高い空気が滞留する状態が長時間継続し、給気風路に結露又はカビが発生しやすいという問題があった。
When the installation location of the indoor unit and the room subject to air conditioning are separated, the air supply air passage connecting the indoor unit and the living room becomes long, and the air with high relative humidity staying in the air supply air passage is naturally supplied. It is difficult to be discharged from the air passage. Therefore, in the invention disclosed in
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、室内機から室内機の設置箇所とは異なる居室に通じる給気風路に結露又はカビが発生することを抑制した空気調和システムを得ることを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and is to obtain an air conditioning system that suppresses the generation of dew condensation or mold in the air supply air passage leading from the indoor unit to the living room different from the installation location of the indoor unit. The purpose.
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、空気を加熱又は冷却する熱交換器と、熱交換器を通る空気を送り出す送風機と、熱交換器及び送風機を制御する運転制御部とを備えた室内機と、送風機によって熱交換器から送り出される空気を室内機の設置箇所とは異なる居室に通す給気風路とを備える。運転制御部は、熱交換器で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、送風機の運転を継続する。 In order to solve the above-mentioned problems and achieve the object, the present invention has a heat exchanger that heats or cools air, a blower that sends air through the heat exchanger, and an operation control that controls the heat exchanger and the blower. It is provided with an indoor unit equipped with a unit and an air supply air passage that allows air sent from a heat exchanger by a blower to pass through a living room different from the installation location of the indoor unit. The operation control unit continues the operation of the blower for a certain period of time after stopping the cooling operation of cooling the air with the heat exchanger.
本発明によれば、室内機から室内機の設置箇所とは異なる居室に通じる給気風路に給気風路に結露又はカビが発生することを抑制できるという効果を奏する。 According to the present invention, there is an effect that dew condensation or mold can be suppressed from forming in the air supply air passage leading from the indoor unit to the living room different from the installation location of the indoor unit.
以下に、本発明の実施の形態に係る空気調和システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。 Hereinafter, the air conditioning system according to the embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. The present invention is not limited to this embodiment.
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和システムの構成を示す図である。実施の形態1に係る空気調和システム50は、建物4の内部に設置された室内機1と、建物4の外に設置されたヒートポンプユニット2a,2bと、居室42と室内機1とを繋ぐ還気風路43と、居室42の床に設けられた吹出口32に通じる給気風路41と、室内機1と給気風路41とを繋ぐ送風ダクト44とを有する。室内機1は、冷媒流路21a,21bでヒートポンプユニット2a,2bと接続された熱交換器12を有する。熱交換器12は、ヒートポンプユニット2a及び冷媒流路21aと一つの冷凍サイクルを形成しており、ヒートポンプユニット2b及び冷媒流路21bと別の冷凍サイクルを形成している。すなわち、熱交換器12は、二つの独立した冷凍サイクルを備えている。熱交換器12は、居室42から取り込んだ空気と、冷媒流路21a,21bを通じてヒートポンプユニット2a,2bとの間を循環する冷媒との間で熱交換を行う。また、室内機1は、熱交換後の空気を、送風ダクト44を通じて給気風路41に送る送風機11を有する。
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an air conditioning system according to the first embodiment of the present invention. The
給気風路41は、建物4の基礎45と、建材46とに挟まれた空間であり、室内機1から室内機1の設置箇所とは異なる居室42に通じる。給気風路41は、送風機11によって熱交換器12から送り出される空気を室内機1の設置箇所とは異なる居室42に通す。基礎45の表面には断熱層47が形成されている。また、建材46の表面には、撥水層48が形成されている。なお、建材46に非吸水性材料を適用し、撥水層48を省略した構成にしてもよい。建材46は、床材、柱材及び壁材を例示できる。図1において、給気風路41は、床下空間に設けられているが、天井裏の空間又は内壁と外壁との間の空間に設けられてもよい。また、給気風路41は、建物4内に設置された専用のダクトであってもよい。
The air
室内機1は、空気調和システム50を制御する運転制御部13を備えている。居室42に設置されたルームコントローラ31は、運転制御部13と通信可能である。
The
送風機11によって給気風路41に送られた熱交換後の空気は、建物4内の居室42の床に設けられた吹出口32から居室42に供給され、居室42が空気調和される。空気調和された居室42内の空気は、還気風路43を通って室内機1に還るため、建物4内で空気を循環させながら居室42の空気調和が行われる。
The air after heat exchange sent to the air
図2は、実施の形態1に係る空気調和システムの機能ブロック図である。ルームコントローラ31は、居室42の室内温度を検知する室温検知部313と、文字列、画像及び音声といった視覚的又は聴覚的な方法でユーザに報知を行う報知部311と、ユーザの入力操作を受け付けるユーザインタフェースである操作部312とを有する。報知部311には、液晶表示装置及びスピーカを例示できる。操作部312には、タッチパネル及びキーボードを例示できる。
FIG. 2 is a functional block diagram of the air conditioning system according to the first embodiment. The
運転制御部13は、送風機11及び熱交換器12に運転指示を送って空調運転を制御する統合制御部131と、送風機11の運転時間を計測する送風機運転時間計測部132と、冷房運転を停止してから送風機11の運転を継続する時間を記憶する送風機運転継続時間記憶部133と、熱交換器12の運転時間を計測する熱交換器運転時間計測部134と、除湿運転を行うか否かを判定する除湿運転判定部135と、送風機11の運転を終了するか否かを判定する送風機継続運転終了判定部136とを有する。統合制御部131には、送風機運転時間計測部132から送風機11の運転時間の情報が送られる。また、統合制御部131には、熱交換器運転時間計測部134から、熱交換器12が冷房運転、暖房運転又は除湿運転を行った時間の情報が送られる。統合制御部131は、送風機運転時間計測部132及び熱交換器運転時間計測部134から受信した情報に基づいて空調運転を制御する。
The
ルームコントローラ31は、統合制御部131と通信可能に接続され、相互に情報の送受信が行われる。具体例をあげると、ルームコントローラ31の操作部312で受け付けた操作の情報及び室温検知部313で検知された室温の情報が統合制御部131に送られる。また、統合制御部131が決定した制御内容がルームコントローラ31に送られ、報知部311からユーザに報知される。
The
送風機運転継続時間記憶部133には、冷房運転中に熱交換器12を一定時間よりも長く運転したか否かの判定を冷房運転停止後に行うのに用いる第1の判定時間と、冷房運転停止後に送風機11を単独で一定時間運転したか否かの判定を行うのに用いる送風機運転継続時間である第2の判定時間と、冷房運転停止後に熱交換器12による除湿運転とともに送風機11を一定時間運転したか否かの判定を行うのに用いる送風機運転継続時間である第3の判定時間とが記憶される。
The blower operation
除湿運転判定部135には、熱交換器12よりも下流側の空気の湿度を計測する空気湿度検知部14と、熱交換器12よりも上流側の空気の温度を計測し、熱交換器12よりも下流側の空気の湿度を推定する熱交換前空気温度検知部15と、熱交換器12よりも下流側の空気の温度を計測し、熱交換器12よりも下流側の空気の湿度を推定する熱交換後空気温度検知部16との少なくともいずれかが接続される。熱交換前空気温度検知部15及び熱交換後空気温度検知部16は、温度の測定結果に基づいて、熱交換器12よりも下流側の空気の湿度を算出してもよいし、温度測定結果と熱交換器12よりも下流側の空気の湿度とが対応付けられたテーブルを参照して、熱交換器12よりも下流側の空気の湿度を推定してもよい。また、除湿運転判定部135には、冷房運転後の除湿運転が必要であるか否かを判定するのに用いられる除湿運転の第1の判定条件と、冷房運転後の除湿運転が必要無くなったか否かを判定するのに用いられる除湿運転の第2の判定条件とが記憶されている。除湿運転の第1の判定条件は、熱交換器12よりも下流側の空気の湿度が第1の湿度よりも高いことであり、除湿運転の第2の判定条件は、熱交換器12よりも下流側の空気の湿度が第2の湿度よりも低いことである。したがって、第1の湿度は、冷房運転後の除湿運転が必要であるか否かの判定での閾値であり、第2の湿度は、冷房運転後の除湿運転が必要無くなったか否かの判定での閾値である。なお、第2の湿度は、第1の湿度以下である。
The dehumidifying operation determination unit 135 includes an air
空気湿度検知部14は、給気風路41内に設置され、給気風路41内の空気の湿度の情報を除湿運転判定部135に送信する。空気湿度検知部14は、ルームコントローラ31又は室内機1に内蔵され、居室42又は還気風路43内の空気の湿度を計測し、熱交換器12よりも下流側の空気の湿度を推定してもよい。空気湿度検知部14から受信した情報に基づいて除湿運転判定部135が判定を行う場合、除湿運転判定部135は、給気風路41内の空気の湿度が第1の湿度よりも高い場合に除湿運転の第1の判定条件を満たすと判定し、第2の湿度よりも低くなった場合に除湿運転の第2の判定条件を満たすと判定する。
The air
熱交換前空気温度検知部15が推定する熱交換器12よりも下流側の湿度は、熱交換前の空気の温度が第1の温度よりも高い場合には、第1の湿度よりも高い値となり、第2の温度よりも低い場合には、第2の湿度よりも低い値となる。したがって、熱交換前空気温度検知部15が推定した熱交換器12よりも下流側の空気の湿度に基づいて除湿運転判定部135が判定を行う場合、除湿運転判定部135は、熱交換器12よりも上流側の空気の温度が第1の温度よりも高い場合に除湿運転の第1の判定条件を満たすと判定し、第2の温度よりも低くなった場合に除湿運転の第2の判定条件を満たすと判定する。すなわち、除湿運転判定部135に記憶される除湿運転の第1の判定条件は、第1の温度となり、除湿運転の第2の判定条件は、第2の温度となる。したがって、第1の温度は、冷房運転後の除湿運転が必要であるか否かの判定での閾値であり、第2の温度は、冷房運転後の除湿運転が必要無くなったか否かの判定での閾値である。熱交換前空気温度検知部15は、室内機1内で熱交換器12よりも上流側に設けられる。なお、ルームコントローラ31の室温検知部313が熱交換前空気温度検知部15を兼ねても良い。
The humidity on the downstream side of the
熱交換後空気温度検知部16が推定する熱交換器12よりも下流側の空気の湿度は、熱交換器12よりも下流側の空気の温度が第3の温度よりも低い場合には、第1の湿度よりも高い値となり、第4の温度よりも高い場合には、第2の湿度よりも低い値となる。したがって、熱交換後空気温度検知部16が推定する熱交換器12よりも下流側の空気の湿度に基づいて除湿運転判定部135が判定を行う場合、除湿運転判定部135は、熱交換器12よりも下流側の空気の温度が第3の温度よりも低い場合に除湿運転の第1の判定条件を満たすと判定し、第4の温度よりも高くなった場合に除湿運転の第2の判定条件を満たすと判定する。すなわち、除湿運転判定部135に記憶される除湿運転の第1の判定条件は、第3の温度となり、除湿運転の第2の判定条件は、第4の温度となる。したがって、第3の温度は、冷房運転後の除湿運転が必要であるか否かの判定での閾値であり、第4の温度は、冷房運転後の除湿運転が必要無くなったか否かの判定での閾値である。
The humidity of the air downstream of the
なお、除湿運転判定部135は、除湿運転の第1の判定条件を満たすか否かの判定と、除湿運転の第2の判定条件を満たすか否かの判定とに、空気湿度検知部14が計測した熱交換器12よりも下流側の空気の湿度、熱交換前空気温度検知部15が推定した熱交換器12よりも下流側の空気の湿度及び熱交換後空気温度検知部16が推定した熱交換器12よりも下流側の空気のうち異なるものを用いても良い。
In the dehumidifying operation determination unit 135, the air
熱交換器12よりも下流側の空気の相対湿度が90%以上であることを除湿運転の第1の判定条件とし、熱交換器12よりも下流側の空気の相対湿度が70%未満であることを除湿運転の第2の判定条件と設定することで、給気風路41内が高湿度状態となることを抑制できる。
The first determination condition of the dehumidifying operation is that the relative humidity of the air downstream of the
除湿運転を行う際には、2台のヒートポンプユニット2a,2bの一方で暖房運転を行い、他方で冷房運転を行うことで、熱交換器12で空気を冷やして除湿した後に再度空気を加熱する再熱除湿運転を行い、居室42の温度が低下することを抑制できる。
When performing the dehumidifying operation, the two
図3は、実施の形態1に係る空気調和システムの動作の流れを示すフローチャートである。ステップS1において、統合制御部131が冷房運転を停止させると、送風機運転時間計測部132は、送風機11の運転時間をリセットする。ステップS2において、統合制御部131は、熱交換器運転時間計測部134から受信した熱交換器12の運転時間の情報に基づいて、冷房運転中の熱交換器12の運転時間が第1の判定時間よりも長かったか否かを判断する。冷房運転中の熱交換器12の運転時間が第1の判定時間よりも長ければ、ステップS2でYesとなりステップS3に進む。冷房運転中の熱交換器12の運転時間が第1の判定時間以下であれば、ステップS2でNoとなり、ステップS9に進む。
FIG. 3 is a flowchart showing the flow of operation of the air conditioning system according to the first embodiment. In step S1, when the
ステップS3において、除湿運転判定部135は、除湿運転の第1の判定条件を満たし、除湿運転が必要か否かを判定する。除湿運転の第1の判定条件を満たしていればステップS3でYesとなり、ステップS6に進む。除湿運転の第1の判定条件を満たしていなければ、ステップS3でNoとなり、ステップS4に進む。 In step S3, the dehumidifying operation determination unit 135 satisfies the first determination condition of the dehumidifying operation and determines whether or not the dehumidifying operation is necessary. If the first determination condition of the dehumidifying operation is satisfied, the result is Yes in step S3, and the process proceeds to step S6. If the first determination condition of the dehumidifying operation is not satisfied, the result is No in step S3, and the process proceeds to step S4.
ステップS4において、統合制御部131は、送風機11の運転を継続する。ステップS5において、統合制御部131は、送風機運転時間計測部132から受信した送風機11の運転時間の情報に基づいて、冷房運転停止後の送風機11の運転時間が第2の判定時間よりも長いか否かを判断する。冷房運転停止後の送風機11の運転時間が第2の判定時間よりも長ければ、ステップS5でYesとなり、ステップS9に進む。冷房運転停止後の送風機11の運転時間が第2の判定時間以下であれば、ステップS5でNoとなり、ステップS4に戻る。
In step S4, the
ステップS6において、統合制御部131は、熱交換器12による除湿を開始するとともに、送風機11の運転を継続し、除湿運転を行う。ステップS7において、除湿運転判定部135は、除湿運転の第2の判定条件を満たし、除湿運転が不要になったか否かを判定する。除湿運転の第2の判定条件を満たしていれば、ステップS7でYesとなり、ステップS9に進む。除湿運転の第2の判定条件を満たしていなければ、ステップS7でNoとなり、ステップS8に進む。
In step S6, the
ステップS8において、統合制御部131は、送風機運転時間計測部132から受信した送風機11の運転時間の情報に基づいて、冷房運転停止後の送風機11の運転時間が第3の判定時間よりも長いか否かを判断する。冷房運転停止後の送風機11の運転時間が第3の判定時間よりも長ければ、ステップS8でYesとなり、ステップS9に進む。冷房運転停止後の送風機11の運転時間が第3の判定時間以下であれば、ステップS8でNoとなり、ステップS7に戻る。
In step S8, is the
ステップS9において、統合制御部131は、送風機11及び熱交換器12の運転を停止させる。ステップS10において、送風機運転時間計測部132は、送風機11の運転時間をリセットする。また、熱交換器運転時間計測部134は、熱交換器12の運転時間をリセットする。
In step S9, the
以上のように、実施の形態1に係る空気調和システム50は、冷房運転終了後に送風機11の運転を継続し、給気風路41内が高湿度になっている場合は熱交換器12による除湿運転を併用するため、冷房運転終了後に給気風路41内が高湿度となっている状態が解消されるまでの時間を短縮できる。したがって、実施の形態1に係る空気調和システム50は、結露の発生を防止し、カビの発生を抑制できる。また、実施の形態1に係る空気調和システム50は、給気風路41内が高湿度になっている時だけ除湿運転を行うことで、消費電力の低減を図ることができる。また、実施の形態1に係る空気調和システム50は、給気風路41内が高湿度となっている状態が解消されたら送風機11を停止させるため、消費電力の低減を図ることができる。
As described above, the
なお、送風機運転継続時間記憶部133は、冷房運転を行った時間の長さと正の相関関係を有する第2の判定時間及び第3の判定時間を複数記憶してもよい。第2の判定時間及び第3の判定時間を送風機運転継続時間記憶部133に複数記憶することにより、送風機11の運転を継続する時間を、冷房運転を行った長さに合わせて変えることができ、消費電力の低減を図ることができる。また、実施の形態1に係る空気調和システム50は、建材46の表面に撥水層48を備えるため、建材46の劣化を抑え、給気風路41にカビが発生することを抑制できる。
The blower operation
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係る空気調和システムの運転制御部の機能ブロック図である。実施の形態2に係る空気調和システム50の運転制御部13は、送風機運転時間計測部132、送風機運転継続時間記憶部133、除湿運転判定部135及び送風機継続運転終了判定部136を備えていない。また、実施の形態2に係る空気調和システム50の運転制御部13は、メンテナンスが必要であるか否かを判定するメンテナンス判定部137を有する。この他は、実施の形態1に係る空気調和システム50の運転制御部13と同様である。
Embodiment 2.
FIG. 4 is a functional block diagram of the operation control unit of the air conditioning system according to the second embodiment of the present invention. The
図5は、実施の形態2に係る空気調和システムの動作の流れを示すフローチャートである。ステップS11において、統合制御部131は冷房運転を停止させる。ステップS12において、メンテナンス判定部137は、統合制御部131に記憶されている熱交換器12の冷房運転の積算時間が、時間の閾値を超えているか否かを判定する。熱交換器12の冷房運転の積算時間が、時間の閾値を超えていれば、ステップS12でYesとなりステップS13に進む。熱交換器12の冷房運転の積算時間が、時間の閾値を超えていなければ、ステップS12でNoとなりステップS14に進む。
FIG. 5 is a flowchart showing the operation flow of the air conditioning system according to the second embodiment. In step S11, the
ステップS13において、統合制御部131は、メンテナンスが必要であることを示す情報を報知部311から出力し、ユーザに報知する。報知部311によってユーザに報知される情報は、給気風路41の点検又は清掃を促すものであり、ディスプレイに文章を表示する方法、音声により通知する方法、及び特定のエラーコードを表示する方法を例示できる。また、住宅の管理会社、住宅のメンテナンス業者又は空気調和システム50のメンテナンス業者と契約し、管理会社又はメンテナンス業者へ直接メンテナンス情報を報知し、管理会社又はメンテナンス業者からユーザへメンテナンス時期のアナウンスを行うようにしてもよい。
In step S13, the
ステップS14において、統合制御部131は、熱交換器12の冷房運転の積算時間を更新して記憶する。
In step S14, the
ステップS15において、統合制御部131は、送風機11及び熱交換器12の運転を停止させる。
In step S15, the
管理会社、メンテナンス業者又はユーザにより適切な点検及び清掃を行った後に、冷房運転時間の積算時間をリセットすることで、引き続き適切なタイミングでユーザにメンテナンス時期を報知することができる。定期的にメンテナンス時期を報知するにあたっては、メンテナンス時期を判定する冷房運転の積算時間は、毎回同じ積算時間を使用してもよいし、メンテナンス情報の報知回数が増加するにつれて次回メンテナンスまでの積算時間を短くしてもよい。 By resetting the integrated cooling operation time after performing appropriate inspections and cleaning by the management company, maintenance company, or user, it is possible to continuously notify the user of the maintenance time at an appropriate timing. In periodically notifying the maintenance time, the same integrated time may be used for the integrated time of the cooling operation for determining the maintenance time each time, or as the number of times of notification of maintenance information increases, the integrated time until the next maintenance. May be shortened.
上記の説明では、熱交換器12の冷房運転時間の積算時間が閾値を超えるか否かに基づいてメンテナンスの要否を判定したが、実施の形態1と同様に熱交換後空気温度検知部16を備えた構成とし、冷房運転中に熱交換後空気温度検知部16にて検知した熱交換器12よりも下流側の空気の温度が、閾値を超えた時間を積算し、積算時間がメンテナンス判定基準を超えたときにメンテナンス情報を報知してもよい。また、実施の形態1と同様に空気湿度検知部14を備えた構成とし、冷房運転中に空気湿度検知部14にて熱交換器12よりも下流側の空気の湿度を検知し、熱交換器12よりも下流側の空気の湿度が閾値を超えた時間を積算し、積算時間がメンテナンス判定基準を超えたときにメンテナンス情報を報知してもよい。
In the above description, the necessity of maintenance is determined based on whether or not the integrated cooling operation time of the
上記の説明において、実施の形態2に係る空気調和システム50は、運転制御部13が、送風機運転時間計測部132、送風機運転継続時間記憶部133、除湿運転判定部135及び送風機継続運転終了判定部136を備えていないが、実施の形態1に係る空気調和システム50の運転制御部13にメンテナンス判定部137を追加した構成であってもよい。
In the above description, in the
上記実施の形態1又は実施の形態2の運転制御部13の機能は、処理回路により実現される。すなわち運転制御部13は、熱交換器12で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、送風機11の運転を継続する処理と、冷房運転の運転時間が閾値を超えたとメンテナンス判定部137が判定した場合に、給気風路41のメンテナンスを促す情報を報知部311からユーザに報知する処理とを行う処理回路を備える。また、処理回路は、専用のハードウェアであっても、記憶装置に格納されるプログラムを実行する演算装置であってもよい。
The function of the
処理回路が専用のハードウェアである場合、処理回路は、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、又はこれらを組み合わせたものが該当する。図6は、実施の形態1又は実施の形態2に係る運転制御部の機能をハードウェアで実現した構成を示す図である。処理回路29には、熱交換器12で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、送風機11の運転を継続する処理と、冷房運転の運転時間が閾値を超えたとメンテナンス判定部137が判定した場合に、給気風路41のメンテナンスを促す情報を報知部311からユーザに報知する処理とを実現する論理回路29aが組み込まれている。
If the processing circuit is dedicated hardware, the processing circuit may be a single circuit, a composite circuit, a programmed processor, a parallel programmed processor, an application-specific integrated circuit, a field programmable gate array, or a combination thereof. Applies to. FIG. 6 is a diagram showing a configuration in which the functions of the operation control unit according to the first embodiment or the second embodiment are realized by hardware. In the
処理回路29が演算装置の場合、熱交換器12で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、送風機11の運転を継続する処理と、冷房運転の運転時間が閾値を超えたとメンテナンス判定部137が判定した場合に、給気風路41のメンテナンスを促す情報を報知部311からユーザに報知する処理とは、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。
When the
図7は、実施の形態1又は実施の形態2に係る運転制御部の機能をソフトウェアで実現した構成を示す図である。処理回路29は、プログラム29bを実行する演算装置291と、演算装置291がワークエリアに用いるランダムアクセスメモリ292と、プログラム29bを記憶する記憶装置293を有する。記憶装置293に記憶されているプログラム29bを演算装置291がランダムアクセスメモリ292上に展開し、実行することにより、熱交換器12で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、送風機11の運転を継続する処理と、冷房運転の運転時間が閾値を超えたとメンテナンス判定部137が判定した場合に、給気風路41のメンテナンスを促す情報を報知部311からユーザに報知する処理とが実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラム言語で記述され、記憶装置293に格納される。演算装置291は、中央処理装置を例示できるがこれに限定はされない。
FIG. 7 is a diagram showing a configuration in which the functions of the operation control unit according to the first embodiment or the second embodiment are realized by software. The
処理回路29は、記憶装置293に記憶されたプログラム29bを読み出して実行することにより、各処理を実現する。すなわち、運転制御部13は、処理回路29により実行されるときに、熱交換器12で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、送風機11の運転を継続するステップと、冷房運転の運転時間が閾値を超えたとメンテナンス判定部137が判定した場合に、給気風路41のメンテナンスを促す情報を報知部311からユーザに報知するステップが結果的に実行されることになるプログラム29bを記憶するための記憶装置293を備える。また、プログラム29bは、上記の手順及び方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。
The
なお、処理回路29は、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。
The
このように、処理回路29は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
As described above, the
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。 The configuration shown in the above-described embodiment shows an example of the content of the present invention, can be combined with another known technique, and is one of the configurations as long as it does not deviate from the gist of the present invention. It is also possible to omit or change the part.
1 室内機、2a,2b ヒートポンプユニット、4 建物、11 送風機、12 熱交換器、13 運転制御部、14 空気湿度検知部、15 熱交換前空気温度検知部、16 熱交換後空気温度検知部、21a,21b 冷媒流路、29 処理回路、29a 論理回路、29b プログラム、31 ルームコントローラ、32 吹出口、41 給気風路、42 居室、43 還気風路、44 送風ダクト、45 基礎、46 建材、47 断熱層、48 撥水層、50 空気調和システム、131 統合制御部、132 送風機運転時間計測部、133 送風機運転継続時間記憶部、134 熱交換器運転時間計測部、135 除湿運転判定部、136 送風機継続運転終了判定部、137 メンテナンス判定部、291 演算装置、292 ランダムアクセスメモリ、293 記憶装置、311 報知部、312 操作部、313 室温検知部。 1 Indoor unit, 2a, 2b Heat pump unit, 4 Building, 11 Blower, 12 Heat exchanger, 13 Operation control unit, 14 Air humidity detector, 15 Pre-heat exchange air temperature detector, 16 Post-heat exchange air temperature detector, 21a, 21b Refrigerator flow path, 29 processing circuit, 29a logic circuit, 29b program, 31 room controller, 32 air outlet, 41 air supply air passage, 42 living room, 43 return air air passage, 44 air duct, 45 foundation, 46 building materials, 47 Insulation layer, 48 water repellent layer, 50 air harmonization system, 131 integrated control unit, 132 blower operation time measurement unit, 133 blower operation duration storage unit, 134 heat exchanger operation time measurement unit, 135 dehumidification operation judgment unit, 136 blower Continuous operation end determination unit, 137 maintenance determination unit, 291 arithmetic unit, 292 random access memory, 293 storage device, 311 notification unit, 312 operation unit, 313 room temperature detection unit.
Claims (7)
前記送風機によって前記熱交換器から送り出される空気を前記室内機の設置箇所とは異なる居室に通す給気風路とを備え、
前記運転制御部は、
前記熱交換器よりも下流側の空気の湿度を計測する空気湿度検知部と、
前記送風機の運転を継続している間に空気の湿度を下げる除湿運転を行う必要があるか否かを判定する除湿運転判定部と、
継続させた前記送風機の運転を終了するか否かを判断する送風機継続運転終了判定部とを備え、
前記除湿運転判定部は、前記熱交換器よりも下流側の空気の湿度が閾値よりも高い場合に、前記除湿運転が必要と判定し、
前記運転制御部は、前記熱交換器で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、前記送風機の運転を継続し、前記除湿運転が必要と前記除湿運転判定部が判定した場合には、前記送風機の運転を継続している間、前記除湿運転を併用し、
前記送風機継続運転終了判定部は、前記除湿運転の併用後に、前記除湿運転判定部が前記除湿運転を行う必要が無いと判定した場合には、前記送風機を停止させることを特徴とする空気調和システム。 An indoor unit including a heat exchanger that heats or cools air, a blower that sends out air passing through the heat exchanger, and an operation control unit that controls the heat exchanger and the blower.
It is provided with an air supply air passage that allows air sent from the heat exchanger by the blower to pass through a living room different from the installation location of the indoor unit.
The operation control unit
An air humidity detector that measures the humidity of the air downstream of the heat exchanger,
A dehumidifying operation determination unit that determines whether or not it is necessary to perform a dehumidifying operation that lowers the humidity of the air while continuing the operation of the blower.
It is equipped with a blower continuous operation end determination unit that determines whether or not to end the continued operation of the blower.
The dehumidifying operation determination unit determines that the dehumidifying operation is necessary when the humidity of the air downstream of the heat exchanger is higher than the threshold value.
The operation control unit continues the operation of the blower for a certain period of time after stopping the cooling operation for cooling the air with the heat exchanger, and when the dehumidification operation determination unit determines that the dehumidification operation is necessary. , While the operation of the blower is continued, the dehumidifying operation is also used.
The air conditioning system characterized in that the blower continuous operation end determination unit stops the blower when the dehumidification operation determination unit determines that it is not necessary to perform the dehumidification operation after the combined use of the dehumidification operation. ..
前記送風機によって前記熱交換器から送り出される空気を前記室内機の設置箇所とは異なる居室に通す給気風路とを備え、 It is provided with an air supply air passage that allows air sent from the heat exchanger by the blower to pass through a living room different from the installation location of the indoor unit.
前記運転制御部は、 The operation control unit
前記熱交換器よりも上流側の空気の温度を計測する熱交換前空気温度検知部と、 An air temperature detector before heat exchange that measures the temperature of the air upstream of the heat exchanger,
前記送風機の運転を継続している間に空気の湿度を下げる除湿運転を行う必要があるか否かを判定する除湿運転判定部と、 A dehumidifying operation determination unit that determines whether or not it is necessary to perform a dehumidifying operation that lowers the humidity of the air while continuing the operation of the blower.
継続させた前記送風機の運転を終了するか否かを判断する送風機継続運転終了判定部とを備え、 It is equipped with a blower continuous operation end determination unit that determines whether or not to end the continued operation of the blower.
前記除湿運転判定部は、前記熱交換器よりも上流側の空気の温度が閾値よりも高い場合に、前記除湿運転が必要と判定し、 The dehumidifying operation determination unit determines that the dehumidifying operation is necessary when the temperature of the air upstream of the heat exchanger is higher than the threshold value.
前記運転制御部は、前記熱交換器で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、前記送風機の運転を継続し、前記除湿運転が必要と前記除湿運転判定部が判定した場合には、前記送風機の運転を継続している間、前記除湿運転を併用し、 The operation control unit continues the operation of the blower for a certain period of time after stopping the cooling operation for cooling the air with the heat exchanger, and when the dehumidification operation determination unit determines that the dehumidification operation is necessary. , While the operation of the blower is continued, the dehumidifying operation is also used.
前記送風機継続運転終了判定部は、前記除湿運転の併用後に、前記除湿運転判定部が前記除湿運転を行う必要が無いと判定した場合には、前記送風機を停止させることを特徴とする空気調和システム。 The air conditioning system characterized in that the blower continuous operation end determination unit stops the blower when the dehumidification operation determination unit determines that it is not necessary to perform the dehumidification operation after the combined use of the dehumidification operation. ..
前記送風機によって前記熱交換器から送り出される空気を前記室内機の設置箇所とは異なる居室に通す給気風路とを備え、 It is provided with an air supply air passage that allows air sent from the heat exchanger by the blower to pass through a living room different from the installation location of the indoor unit.
前記運転制御部は、 The operation control unit
前記熱交換器よりも下流側の空気の温度を計測する熱交換後空気温度検知部と、 A post-heat exchange air temperature detector that measures the temperature of the air downstream of the heat exchanger,
前記送風機の運転を継続している間に空気の湿度を下げる除湿運転を行う必要があるか否かを判定する除湿運転判定部と、 A dehumidifying operation determination unit that determines whether or not it is necessary to perform a dehumidifying operation that lowers the humidity of the air while continuing the operation of the blower.
継続させた前記送風機の運転を終了するか否かを判断する送風機継続運転終了判定部とを備え、 It is equipped with a blower continuous operation end determination unit that determines whether or not to end the continued operation of the blower.
前記除湿運転判定部は、前記熱交換器よりも下流側の空気の温度が閾値よりも低い場合に、前記除湿運転が必要と判定し、 The dehumidifying operation determination unit determines that the dehumidifying operation is necessary when the temperature of the air downstream of the heat exchanger is lower than the threshold value.
前記運転制御部は、前記熱交換器で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、前記送風機の運転を継続し、前記除湿運転が必要と前記除湿運転判定部が判定した場合には、前記送風機の運転を継続している間、前記除湿運転を併用し、 The operation control unit continues the operation of the blower for a certain period of time after stopping the cooling operation for cooling the air with the heat exchanger, and when the dehumidification operation determination unit determines that the dehumidification operation is necessary. , While the operation of the blower is continued, the dehumidifying operation is also used.
前記送風機継続運転終了判定部は、前記除湿運転の併用後に、前記除湿運転判定部が前記除湿運転を行う必要が無いと判定した場合には、前記送風機を停止させることを特徴とする空気調和システム。 The air conditioning system characterized in that the blower continuous operation end determination unit stops the blower when the dehumidification operation determination unit determines that it is not necessary to perform the dehumidification operation after the combined use of the dehumidification operation. ..
前記送風機によって前記熱交換器から送り出される空気を前記室内機の設置箇所とは異なる居室に通す給気風路とを備え、 It is provided with an air supply air passage that allows air sent from the heat exchanger by the blower to pass through a living room different from the installation location of the indoor unit.
前記運転制御部は、 The operation control unit
前記熱交換器よりも下流側の空気の湿度を計測する空気湿度検知部と、 An air humidity detector that measures the humidity of the air downstream of the heat exchanger,
前記送風機の運転を継続している間に空気の湿度を下げる除湿運転を行う必要があるか否かを判定する除湿運転判定部とを備え、 It is provided with a dehumidifying operation determination unit that determines whether or not it is necessary to perform a dehumidifying operation that lowers the humidity of the air while the operation of the blower is being continued.
前記除湿運転判定部は、前記熱交換器よりも下流側の空気の湿度が閾値よりも高い場合に、前記除湿運転が必要と判定し、 The dehumidifying operation determination unit determines that the dehumidifying operation is necessary when the humidity of the air downstream of the heat exchanger is higher than the threshold value.
前記運転制御部は、前記熱交換器で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、前記送風機の運転を継続し、前記除湿運転が必要と前記除湿運転判定部が判定した場合には、前記送風機の運転を継続している間、前記除湿運転を併用し、 The operation control unit continues the operation of the blower for a certain period of time after stopping the cooling operation for cooling the air with the heat exchanger, and when the dehumidification operation determination unit determines that the dehumidification operation is necessary. , While the operation of the blower is continued, the dehumidifying operation is also used.
前記除湿運転の際に、前記熱交換器は、前記冷凍サイクルの一方で空気を冷却し、前記冷凍サイクルの他方で空気を加熱して、再熱除湿を行うことを特徴とする空気調和システム。 An air conditioning system characterized in that during the dehumidification operation, the heat exchanger cools the air on one side of the refrigeration cycle and heats the air on the other side of the refrigeration cycle to perform reheat dehumidification.
前記送風機によって前記熱交換器から送り出される空気を前記室内機の設置箇所とは異なる居室に通す給気風路とを備え、 It is provided with an air supply air passage that allows air sent from the heat exchanger by the blower to pass through a living room different from the installation location of the indoor unit.
前記運転制御部は、 The operation control unit
前記熱交換器よりも上流側の空気の温度を計測する熱交換前空気温度検知部と、 An air temperature detector before heat exchange that measures the temperature of the air upstream of the heat exchanger,
前記送風機の運転を継続している間に空気の湿度を下げる除湿運転を行う必要があるか否かを判定する除湿運転判定部とを備え、 It is provided with a dehumidifying operation determination unit that determines whether or not it is necessary to perform a dehumidifying operation that lowers the humidity of the air while the operation of the blower is being continued.
前記除湿運転判定部は、前記熱交換器よりも上流側の空気の温度が閾値よりも高い場合に、前記除湿運転が必要と判定し、 The dehumidifying operation determination unit determines that the dehumidifying operation is necessary when the temperature of the air upstream of the heat exchanger is higher than the threshold value.
前記運転制御部は、前記熱交換器で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、前記送風機の運転を継続し、前記除湿運転が必要と前記除湿運転判定部が判定した場合には、前記送風機の運転を継続している間、前記除湿運転を併用し、 The operation control unit continues the operation of the blower for a certain period of time after stopping the cooling operation for cooling the air with the heat exchanger, and when the dehumidification operation determination unit determines that the dehumidification operation is necessary. , While the operation of the blower is continued, the dehumidifying operation is also used.
前記除湿運転の際に、前記熱交換器は、前記冷凍サイクルの一方で空気を冷却し、前記冷凍サイクルの他方で空気を加熱して、再熱除湿を行うことを特徴とする空気調和システム。 An air conditioning system characterized in that during the dehumidification operation, the heat exchanger cools the air on one side of the refrigeration cycle and heats the air on the other side of the refrigeration cycle to perform reheat dehumidification.
前記送風機によって前記熱交換器から送り出される空気を前記室内機の設置箇所とは異なる居室に通す給気風路とを備え、 It is provided with an air supply air passage that allows air sent from the heat exchanger by the blower to pass through a living room different from the installation location of the indoor unit.
前記運転制御部は、 The operation control unit
前記熱交換器よりも下流側の空気の温度を計測する熱交換後空気温度検知部と、 A post-heat exchange air temperature detector that measures the temperature of the air downstream of the heat exchanger,
前記送風機の運転を継続している間に空気の湿度を下げる除湿運転を行う必要があるか否かを判定する除湿運転判定部とを備え、 It is equipped with a dehumidifying operation determination unit that determines whether or not it is necessary to perform a dehumidifying operation that lowers the humidity of the air while the operation of the blower is being continued.
前記除湿運転判定部は、前記熱交換器よりも下流側の空気の温度が閾値よりも低い場合に、前記除湿運転が必要と判定し、 The dehumidifying operation determination unit determines that the dehumidifying operation is necessary when the temperature of the air downstream of the heat exchanger is lower than the threshold value.
前記運転制御部は、前記熱交換器で空気を冷却する冷房運転を停止してから一定時間、前記送風機の運転を継続し、前記除湿運転が必要と前記除湿運転判定部が判定した場合には、前記送風機の運転を継続している間、前記除湿運転を併用し、 The operation control unit continues the operation of the blower for a certain period of time after stopping the cooling operation for cooling the air with the heat exchanger, and when the dehumidification operation determination unit determines that the dehumidification operation is necessary. , While the operation of the blower is continued, the dehumidifying operation is also used.
前記除湿運転の際に、前記熱交換器は、前記冷凍サイクルの一方で空気を冷却し、前記冷凍サイクルの他方で空気を加熱して、再熱除湿を行うことを特徴とする空気調和システム。 An air conditioning system characterized in that during the dehumidification operation, the heat exchanger cools the air on one side of the refrigeration cycle and heats the air on the other side of the refrigeration cycle to perform reheat dehumidification.
冷房運転を行った時間を計測する熱交換器運転時間計測部と、
冷房運転を停止した後に前記送風機の運転を継続する時間である送風機運転継続時間を記憶する送風機運転継続時間記憶部とを備え、
前記送風機運転継続時間記憶部は、冷房運転を行った時間の長さと正の相関関係を有する複数の前記送風機運転継続時間を記憶することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の空気調和システム。 The operation control unit
A heat exchanger operating time measuring unit that measures the time during which the cooling operation was performed,
It is equipped with a blower operation duration storage unit that stores the blower operation duration, which is the time to continue the operation of the blower after the cooling operation is stopped.
The one according to any one of claims 1 to 6, wherein the blower operation duration storage unit stores a plurality of the blower operation durations having a positive correlation with the length of time during which the cooling operation is performed. The described air conditioning system.
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