JP7085387B2 - 監視制御システムの情報伝送方式、監視制御システムの情報伝送方法 - Google Patents
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Description
(1)本発明の一態様は、下位ステーションから上位ステーションに運転状況の瞬時データが伝送される一方、上位ステーションから下位ステーションに制御データが伝送される監視制御システムの情報伝送方式であって、
前記各ステーションは、それぞれの上位ステーションと共通化したフォーマットおよびデータを授受し、それぞれの下位ステーションと各装置固有のフォーマットおよびデータを授受するFEP(Front-End Processor)を備え、
前記上位ステーションの前記FEPを多重化構成する一方、
前記下位ステーションの前記FEPを、前記上位ステーション側の多重化数に応じた複数台系とし、
前記上位ステーションと前記下位ステーションとの間を複数の通信系統を備えた多重通信構成とし、
前記上位ステーションの前記各FEPと前記下位ステーションの前記各FEPとの間の各通信系統に異常検出用の通知を往復させ、
前記通知の往復の成否に基づき前記各通信系統の異常を検出することを特徴としている。
前記各ステーションは、それぞれ上位ステーションと共通化したフォーマットおよびデータを授受する一方、それぞれ下位ステーションと各装置固有のフォーマットおよびデータを授受するFEP(Front-End Processor)を備えた監視制御システムの情報伝送方法であって、
前記上位ステーションの二重化された前記FEPと、前記下位ステーションの二台系の前記FEPとを用いた各通信系統によりデータ送信するステップと、
前記上位ステーションの前記各FEPと前記下位ステーションの前記各FEPとの間の各通信系統に異常検出用の通知を往復させ、前記通知の往復の成否に基づき前記各通信経路の異常を検出するステップと、
を有することを特徴としている。
図1に基づき前記監視制御システムの構成例を説明する。この監視制御システムは、最上位管理ステーション11から管理ステーション12を介して統括ステーション13との間でネットワーク1を通した情報伝送が実行される。
図2に基づきFEP20,21の二重化およびネットワーク2の二重通信構成を説明する。図2中の20は、制御ステーション(例えば遠制ポンプ場など)14の二重化された遠制FEP-A,FEP-Bを示している。この各遠制FEP-A20,FEP-B20は、二重化コントローラ(DC:Duplicate Controller)24により管理制御されている。
・A系統
1系ルート:被遠制FEP-A21(A1)→1系ルート→遠制FEP-A20(A1)
2系ルート:被遠制FEP-A21(A2)→2系ルート→遠制FEP-A20(A2)
・B系統
1系ルート:被遠制FEP-B21(B1)→1系ルート→遠制FEP-B20(B1)
2系ルート:被遠制FEP-B21(B2)→2系ルート→遠制FEP-B20(B2)
そして、1系ルート・2系ルートの二重化通信が選択されている場合、送信側のFEP(例えば被遠制FEP-A21)は、同時に1系ルート・2系ルートを通じて受信側のFEP(例えば遠制FEP-A20)にデータ送信する。このとき受信側のFEPは、先に受信したルートのデータを受信データとする(先着優位)。なお、イーサネット(登録商標)方式においては、高速迂回によるループバック方式のため、1系ルート・2系ルートの両データとも同一ルート(右または左回り)にて通信が行われる。
二重化コントローラ24は、通信系統の主従系を管理し、さらに各通信系統の異常を検出する。この主従系は、製造メーカなどにより予め二重化コントローラ24にデフォルト設定されているものとする。ここでは一例として二重化コントローラ24に「主系=A系統」および「従系=B系統」と設定された事例を想定する。
図3に基づき実施例1の主系切替を説明する。この実施例1は、主系(A系統)の被遠制FEP-A21がダウンしたときの主系切替を示している。
図4に基づき実施例2の主系切替を説明する。この実施例2は、主系(A系統)の遠制FEP-A20がダウンしたときの主系切替を示している。
図5に基づき実施例3を説明する。この実施例3は、主系(A系統)の両ルート(1系ルート・2系ルート)に回線断が生じた場合の主系切替を示している。
図6に基づき実施例4を説明する。この実施例4は、図6(a)に示すように、主系(A系統)の片系ルート(1系ルート)に回線断などの回線異常が生じた場合を示している。
(1)本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載された範囲内で変形して実施することができる。例えば二重化コントローラ24の自動切替だけでなく、手動により通信系統の主系を切り替えてもよい。
上位ステーションの主系のFEPは、上位主従区分を主系とした異常検出用の通知を下位ステーションの主系のFEPに送信する一方、
上位ステーションの従系のFEPは、上位主従区分を従系とした異常検出用の通知を下位ステーションの従系のFEPに送信し、
下位ステーションの各FEPは、前記各通知の受信により通信系統の主従系を検出することを特徴とする請求項2記載の監視制御システムの情報伝送方式。
上位ステーションの主系のFEPは、異常検出用の通知を任意の周期で下位ステーションの主系のFEPに送信し、該通知に対する応答の受信がタイムアウトすれば主系の異常を検出し、
二重化制御部は、前記異常が主系で検出されれば、主系切替を実行することを特徴とする請求項4記載の監視制御システムの情報伝送方式。
上位ステーションの主系のFEPが、異常検出用の通知を下位ステーションの主系のFEPに送信できない場合には、
二重化制御部は、主系の異常を検出し、さらに主系切替を実行することを特徴とする請求項4記載の監視制御システムの情報伝送方式。
上位ステーションの主系のFEPのダウン
下位ステーションの主系のFEPのダウン
主系の通信ルートのすべて回線断
の各事象が生じた場合に主系切替が実行されることを特徴とする請求項bまたはc記載の監視制御システムの情報伝送方式。
通信系統の系切替は、主系の異常検出後に従系の正常状態が事前設定の時間継続することを条件とする
ことを特徴とする請求項4,b~d監視制御システムの情報伝送方式。
主系切替は、上位ステーションの従系のFEPが主系に切り替わる一方、主系のFEPが従系に切り替わり、
主系切替後に上位ステーションの新たに主系となったFEPは、上位主従区分を主系とする異常検出用の通知を下位ステーションのFEPに送信する
ことを特徴とする請求項a記載の監視制御システムの情報伝送方式。ただし、前記請求項a~fの発明は、請求項1~6の発明の技術的範囲に含まれているものとする。
11…最上位管理ステーション
12…管理ステーション
13…統括ステーション
14…制御ステーション
15…被制御ステーション
20,21…FEP
22…LANスイッチ
24…二重化コントローラ(二重化制御部)
Claims (6)
- 下位ステーションから上位ステーションに運転状況の瞬時データが伝送される一方、上位ステーションから下位ステーションに制御データが伝送される監視制御システムの情報伝送方式であって、
前記上位ステーションは、前記下位ステーションと装置固有のフォーマットでデータを授受するFEP(Front-End Processor)を備え、
前記下位ステーションは、上位ステーションと共通化したフォーマットでデータを授受するFEPを備え、
前記上位ステーションの前記FEPを多重化構成する一方、
前記下位ステーションの前記FEPを、前記上位ステーション側の多重化数に応じた複数台系とし、
前記上位ステーションと前記下位ステーションとの間を複数の通信系統を備えた多重通信構成とし、
前記上位ステーションの前記各FEPと前記下位ステーションの前記各FEPとの間の各通信系統に異常検出用の通知を往復させ、
前記通知の往復の成否に基づき前記各通信系統の異常を検出することを特徴とする監視制御システムの情報伝送方式。 - 前記上位ステーションは、二重化構成されたFEPを備え、
前記下位ステーションは、二台系のFEPを備え、
前記上位ステーションと前記下位ステーションとの間の前記通信系統は、二系統を備え、
前記上位ステーションは、前記二系統の主従系を管理する二重化制御部を備える一方、
前記下位ステーションの前記各FEPは、前記管理に従って制御通信されることを特徴とする請求項1記載の監視制御システムの情報伝送方式。 - 前記二重化制御部は、
前記主系の前記FEPでのみ前記制御データを送信させる一方、
前記従系の前記FEPでは前記制御データを送信させない
ことを特徴とする請求項2記載の監視制御システムの情報伝送方式。 - 前記二重化制御部は、
前記主系に前記異常の検出があれば、
前記通信系統の主系切替を実行することを特徴とする請求項2または3記載の
監視制御システムの情報伝送方式。 - 前記二重化制御部は、
前記切替前に前記従系に前記異常の検出があれば、
前記主系切替を実行しないことを特徴とする請求項4記載の監視制御システムの情報伝送方式。 - 下位ステーションから上位ステーションに運転状況の瞬時データが伝送される一方、上位ステーションから下位ステーションに制御データが伝送され、
前記上位ステーションが、前記下位ステーションと装置固有のフォーマットでデータを授受するFEP(Front-End Processor)を備え、
前記下位ステーションが、上位ステーションと共通化したフォーマットでデータを授受するFEPを備えた監視制御システムの情報伝送方法であって、
前記上位ステーションの二重化された前記FEPと、前記下位ステーションの二台系の前記FEPとを用いた各通信系統によりデータ送信するステップと、
前記上位ステーションの前記各FEPと前記下位ステーションの前記各FEPとの間の各通信系統に異常検出用の通知を往復させ、前記通知の往復の成否に基づき前記各通信系統の異常を検出するステップと、
を有することを特徴とする監視制御システムの情報伝送方法。
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