JP7076366B2 - RFID reading system - Google Patents
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Description
本発明は、RFIDが付された管理対象物を保有環境下で読み取るRFID読取システムに関する。 The present invention relates to an RFID reading system that reads a controlled object to which RFID is attached in a possessed environment.
近年、例えば倉庫内に保有している物品などの在庫に対して定期的に棚卸が行われ、その際に物品や当該物品を所定数積み込んだ容器などに無線による通信が可能なRFID(Radio Frequency Identifier)のタグが付され、これらRFIDタグに対してリーダによってタグ情報を読み取ることにより在庫管理等が行われている。このようなタグ情報の読み取りに関して人的な省力化を図り、読み取りを効率的に行うことが望まれる。 In recent years, for example, inventory of goods held in a warehouse is regularly inventoried, and at that time, RFID (Radio Frequency Frequency) capable of wireless communication to goods and containers loaded with a predetermined number of the goods. An "Identifier" tag is attached, and inventory management and the like are performed by reading the tag information for these RFID tags with a reader. It is desired to save labor in reading such tag information and to read it efficiently.
従来、RFIDを用いて在庫管理を行う技術として特許文献1,2に記載されているものが知られている。特許文献1には、RFIDを利用した棚卸方法等に関するものとして、ユニークな番号が割り当てられたRFIDタグを添付した在庫品に対し、そのRFタグを読取るためのRFIDリーダー/ライターに接続されたアンテナを棚の前方で位置座標を決定する位置測定機能によりアンテナを走査してRFIDタグを読み取ることが記載されている。
Conventionally, the techniques described in
また、特許文献2には、ベースユニットとケーブルで接続された飛行可能な情報収集ユニットを飛行させて倉庫等に収容された全ての物品の画像データを取得することで物品の在庫状態を収集することが記載されている。
Further, in
一方、飛行移動体を利用して施設の監視を行う技術が特許文献3で知られている。特許文献3には、監視装置に関して、走行移動体に、長い飛行可能時間を確保する給電のための配線部を介して撮像部を備える飛行移動体が接続され、飛行移動体の飛行制御部が走行移動体を追尾するように飛行して撮像部で施設の管理を行うことが記載されている。
On the other hand, a technique for monitoring a facility using a flying moving object is known in
例えば、特許文献1,2のように棚卸などにおける在庫の確認に飛行する移動体を利用する場合には、特許文献3のように飛行体を長時間飛行させる必要があるが、特許文献2のように充電のために固定配置されているベースユニットに帰還させる必要があってその分の時間を要し、一方、特許文献3のように電源基地としての走行体を飛行体が追尾させる場合には走行体が走行する高さ位置に存在する物品等を当該走行体が飛行体の飛行の邪魔になって認識することが困難であるか、若しく飛行経路を複雑化させることとなって効率低下を招くという問題がある。
For example, when a moving body that flies for checking inventory in inventory or the like is used as in
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、エリア内に収容された全体の被収容体に付されたRFIDタグのタグ情報を短時間かつ高効率で得ることを可能とするRFID読取システムを提供することを目的とする。 Therefore, the present invention has been made in view of the above problems, and is an RFID reading system that makes it possible to obtain tag information of RFID tags attached to the entire contained body accommodated in the area in a short time and with high efficiency. The purpose is to provide.
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、少なくとも走行関連用マークが配置されたエリア内に固有情報のRFIDタグが付された被収容体が複数収容され、当該被収容体に付されたRFIDタグを読み取る地上走行体及び飛行体のRFID読取システムであって、前記地上走行体は、撮像可能な位置に形成され、前記飛行体を着地させる着地マークと、少なくとも前記走行関連用マークを撮像する撮像手段と、前記被収容体に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段と、少なくとも、前記撮像手段で撮像した走行関連用マークを認識して走行させて前記RFIDタグのタグ情報を前記タグ読取手段で読み取らせる制御手段と、を有し、前記飛行体は、少なくとも前記着地マークを撮像する撮像手段と、前記被収容体に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段と、少なくとも、前記撮像手段で撮像した着地マークを認識させて当該着地マークを着地、飛行の基点とさせ、前記RFIDタグに対する前記タグ読取手段での読み取りを、前記地上走行体の走行状態と連携させながら行わせる制御手段と、有する構成とする。
In order to solve the above problem, in the invention of
請求項2の発明では、前記エリア内には前記地上走行体及び飛行体のそれぞれでRFIDタグの読み取りを行う範囲として読取範囲マークが配置され、前記読取範囲マークは、前記地上走行体によるRFIDタグの読み取りを低層域の範囲とし、前記飛行体によるRFIDタグの読み取りを当該低層域より高層域の範囲とする情報を含む構成とする。
In the invention of
請求項3の発明では、前記地上走行体の制御手段は、所定の管理装置に読み取ったタグ情報を送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに再度RFIDタグの読み取りを行わせる構成とする。
In the invention of
請求項4の発明では、前記飛行体の制御手段は、所定の管理装置に読み取ったタグ情報を送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに再度RFIDタグの読み取りを行わせる構成とする。
In the invention of
請求項5の発明では、前記地上走行体の備える地上走行体用電源と、前記飛行体の備える飛行体用電源とを有線で電気的接続させる構成とする。
In the invention of
請求項6の発明では、前記地上走行体は、自己の備える地上走行体用電源から前記飛行体の備える飛行体用電源に対して電力を供給する電力供給手段を備え、前記飛行体は、自己の飛行体用電源に前記電力供給手段から充電する充電手段を備え、前記制御手段が飛行体用電源の容量を監視し、設定された容量を下回った時に前記地上走行体上に着地させて前記電力供給手段より充電させる構成とする。
In the invention of
請求項1の発明によれば、飛行体を着地させる着地マークが撮像可能な位置に形成されると共に、エリア内に配置された少なくとも走行関連用マークを撮像する撮像手段、RFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段を備え、制御手段が、少なくとも、撮像手段で撮像した走行関連用マークを認識して走行させてRFIDタグのタグ情報をタグ読取手段で読み取らせる地上走行体と、少なくとも地上走行体の着地マークを撮像する撮像手段、RFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段を備え、制御手段が、少なくとも、撮像手段で撮像した着地マークを認識させて当該着地マークを着地、飛行の基点とさせ、RFIDタグの読み取りを、地上走行体の走行状態と連携させながら行わせる構成とすることにより、エリア内に収容された全体の被収容体に付されたRFIDタグの読み取りに対して人的操作を必要とせずに同時に地上走行体及び飛行体で連携させながら分担させることから短時間でRFIDタグの読み取りを行わせることができ、読み取り時に人的労力を用いずに高効率でRFIDタグのタグ情報を得ることができるものである。
According to the invention of
請求項2の発明によれば、被収容体が収容されるエリア内に読取範囲マークが配置され、地上走行体によるRFIDタグの読み取りを低層域の範囲とさせ、飛行体によるRFIDタグの読み取りを当該低層域より高層域の範囲とさせる情報を含ませる構成とすることにより、地上走行体による低い位置の低層域を安定してRFIDタグの読み取りをさせることができると共に、飛行体のRFIDタグの読み取り易い範囲とさせることができ、地上走行体及び飛行体で同時にRFIDタグの読み取りをさせて短時間で効率よくタグ情報を得ることができるものである。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、地上走行体の制御手段が所定の管理装置に読み取ったタグ情報を送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに再度RFIDタグの読み取りを行わせる構成とすることにより、地上走行体によるRFIDタグの読み落としを最小限に止めることができ、人的な確認や人的な補充読み取りを促すことができるものである。
According to the invention of
請求項4の発明によれば、飛行体の制御手段が所定の管理装置に読み取ったタグ情報を送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに再度RFIDタグの読み取りを行わせる構成とすることにより、飛行体によるRFIDタグの読み落としを最小限に止めることができ、人的な確認や人的な補充読み取りを促すことができるものである。
According to the invention of
請求項5の発明によれば、地上走行体の備える地上走行体用電源と、飛行体の備える飛行体用電源とを有線で電気的接続させる構成とすることにより、飛行体の駆動電力を監視することなく飛行させることができるものである。
According to the invention of
請求項6の発明によれば、地上走行体に、自己の備える地上走行体用電源から飛行体の備える飛行体用電源に対して電力を供給する電力供給手段を備えさせ、飛行体に、自己の飛行体用電源に電力供給手段から充電する充電手段を備えさせ、制御手段で飛行体用電源の容量を監視させ、設定された容量を下回った時に地上走行体上に着地させて電力供給手段より充電させる構成とすることのより、飛行体の駆動電力不足に対して初期位置に戻り飛行させる必要をなくして読取時間の短縮を図ることができるものである。
According to the invention of
以下、本発明の実施形態を図により説明する。ここで、RFID読取システムが用いられるエリアは商品倉庫、製造工場、商品出荷工場などがあるが本実施形態では商品倉庫として説明する。また、商品倉庫等のエリア内に収納されている被収容体としては商品、製造用部品、修理部品やこれらを収納する容器(箱、コンテナなど)などであり、固有情報のRFIDタグがそれぞれ商品等に個別に付される場合、容器に付される場合や、個別にRFIDタグが付された商品等がさらにRFIDタグが付された容器に収納されている場合などがあり、本実施形態では商品等を収納した容器にRFIDタグが付されるものを被収容体として説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. Here, the area where the RFID reading system is used includes a product warehouse, a manufacturing factory, a product shipping factory, and the like, but in the present embodiment, the product warehouse will be described. In addition, the contained objects stored in the area such as the product warehouse include products, manufacturing parts, repair parts, and containers (boxes, containers, etc.) for storing these, and RFID tags with unique information are the products. In this embodiment, there are cases where the product is individually attached to the above, the case where the product is attached to the container, the case where the product or the like individually attached to the RFID tag is further stored in the container to which the RFID tag is attached, and the like. A container in which an RFID tag is attached to a container for storing a product or the like will be described as an inmate.
図1に、本発明に係るRFID読取システムの使用される環境下の説明図を示す。図1(A)~(C)において、RFID読取システム11(図2で説明する)は商品倉庫12に配置され、商品倉庫12には保有棚13が例えば3列(保有棚列13A~13C)に配列される。各保有棚13は、図1(B)に示すように、例えば3段で各段には読取範囲を示す読取範囲マーク17A~17Cが設けられ、各段上に被収容体15が固有情報のRFIDタグ16が付され、それぞれ載置される。それぞれのRFIDタグ16の固有情報としては、少なくとも被収容体15の品名、型番等と共に、商品倉庫12内で収容されている位置のアドレス情報が含まれる。
FIG. 1 shows an explanatory diagram under an environment in which the RFID reading system according to the present invention is used. In FIGS. 1A to 1C, the RFID reading system 11 (described in FIG. 2) is arranged in the
一方、商品倉庫12にはRFID読取システム11の初期位置となるステーション14が設けられ、後述の地上走行体の備える地上走行体用電源を充電する充電部14Aが配置される。なお、充電部14Aから地上走行体用電源に対して有線による充電であっても、非接触による充電であってもよい。そして、図1(C)に示すように、商品倉庫12の例えば床面には、地上走行体が自動走行するための走行順路に沿った走行関連用マークとしての進行方向マーク18、走行性マーク19,20が設けられる(図3で詳述する)。
On the other hand, the
そこで、図2に、本発明に係るRFID読取システムの構成説明図を示す。図2(A)において、RFID読取システム11は、地上走行体21及び飛行体22で構成され、一例として飛行体22は地上走行体21の指示下に置かれる関係として、当該地上走行体21と飛行体22とが接続線23の有線で電気的接続されて構成され、地上走行体21の備える地上走行用電源(図2(B)の46)から、飛行体22の備える飛行体用電源(図2(C)の66)に電力を供給する。これによって、飛行体22を駆動電力の監視下で飛行させることができるが、地上走行体21が例えば大容量の地上走行体用電源を備えれば、特に監視させることなく電力供給すればよい。
Therefore, FIG. 2 shows a configuration explanatory diagram of the RFID reading system according to the present invention. In FIG. 2A, the
地上走行体21の撮像可能な位置の表面上に飛行体22を着地させる着地マーク21Aが形成される。また、地上走行体21は、図2(B)に示すように、制御手段であるコントローラ41、駆動機構部42、撮像手段である撮像部43、タグ読取手段であるリーダ44、送受信部45及び地上走行体用電源46を備える。当該地上走行体用電源46は後述の飛行体22の備える飛行体用電源(66)と接続線23で接続されて駆動電力を供給する役割をもなしている。
A
上記駆動機構部42は、走行するためのモータなどで構成される機構である。上記撮像部43は、商品倉庫12内に設けられた走行関連用マークである進行方向マーク18、走行性マーク19,20及び読取範囲マーク17Aを撮像するカメラである。上記リーダ44は、被収容体15に付されたRFIDタグ16に対して非接触でタグ情報を読み取るもので、RFIDタグ用として一般的に知られているものである。
The drive mechanism unit 42 is a mechanism including a motor for traveling and the like. The image pickup unit 43 is a camera that captures the
上記送受信部45は、飛行体22に対して読み取り飛行、着地を指示する指示信号を送信すると共に、また、RFIDタグ16の読み取り終了時に、図2(A)に示す管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)にWi―Fi(登録商標)等による通信中継部31を介してタグ情報を送信し、また管理装置からの読み落としのRFIDタグ16の情報を受信する。ここで、管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)は、管理タグデータを備え、受信したタグ情報に読み落としがあるか否かを判断し、読み落としのRFIDタグが存在するときには、その情報を地上走行体21や飛行体22に送信する。当該管理タグデータは、商品倉庫12内に存在すべき総ての被収容体15のRFIDタグ16のタグ情報(品名、型番、アドレスの情報等)を内容とする。また、上記管理装置は、読み込まれたRFIDタグ16の情報や読み落としのタグ情報を管理者に対して表示可能とする。
The transmission / reception unit 45 transmits an instruction signal instructing reading flight and landing to the flying
上記コントローラ41は、概略、少なくとも、撮像部43で撮像した進行方向マーク18、走行性マーク19,20を認識して走行させると共に、撮像部43で撮像した読取範囲マーク17Aを認識し、読取範囲内の被収容体15に付されたRFIDタグ16のタグ情報をリーダ44で読み取らせるもので、制御部51、記憶部52、走行設定部53、画像解析部54、読取情報処理部55及び駆動制御部56を少なくとも備える。
The controller 41 generally recognizes and runs at least the traveling
上記制御部51は、地上走行体21を統括的に制御するである。上記記憶部52は、プログラムを実行する領域及びタグ情報のデータを記憶するメモリである。上記走行設定部53は、地上走行体21を走行させるための設定が行われるもので、設定内容は図4(A)で説明する。なお、設定内容には一回りした後にさらに繰り返して走行させる繰返し条件も含まれ、加えて地上走行体21を走行させる時間設定(例えば、深夜0時~6時などの時刻)なども設定させることとしてもよい。
The
上記画像解析部54は、撮像部43で撮像した進行方向マーク18、走行性マーク19,20を解析して認識するもので、上記走行設定部53で設定された内容で走行制御させるために供される(図4(A)で説明する)。また、当該画像解析部54は、撮像部43で撮像した読取範囲マーク17Aを認識するもので、上記リーダ44による読み取り位置(範囲)を特定するために供される。
The
上記読取情報処理部55は、リーダ44で読み取られたRFIDタグ16のタグ情報を取得して記憶部52に記憶し、読み取り終了後に送受信部45より管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)に送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに再度RFIDタグの読み取りを行わせる。また、読取情報処理部55は、飛行体22に対して読み取り指示の信号を送受信部45より送信する。
The reading
上記駆動制御部56は、上記駆動機構42による地上走行体21の走行を、走行設定部53の設定に応じて駆動制御する。
The drive control unit 56 drives and controls the traveling of the
また、飛行体22は、図2(C)に示すように、制御手段であるコントローラ61、駆動機構部62、撮像手段である撮像部63、タグ読取手段であるリーダ64、送受信部65及び飛行体用電源66を備える。当該飛行体用電源66は上述の地上走行体21の備える地上走行体用電源46と接続線23で接続されて駆動電力が供給される。
Further, as shown in FIG. 2C, the flying
上記駆動機構部62は、飛行するためのモータなどで構成される機構である。上記撮像部63は、地上走行体21上に形成された着地マーク21A及び読取範囲マーク17B,17Cを撮像するカメラである。上記リーダ64は、被収容体15に付されたRFIDタグ16に対して非接触でタグ情報を読み取るもので、地上走行体21の備えるリーダ44と同様のものである。
The
上記送受信部65は、地上走行体21より所定の指示信号を受信し、読み取って記憶されたRFIDタグ16のタグ情報を上述の管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)にWi―Fi(登録商標)等による通信中継部31を介してタグ情報を送信し、また管理装置からの読み落としのRFIDタグ16の情報を受信する。
The transmission / reception unit 65 receives a predetermined instruction signal from the
上記コントローラ61は、概略、少なくとも、撮像部63で撮像した着地マーク21Aを認識して地上走行体21上に着地させると共に、撮像部63で撮像した読取範囲マーク17B,17Cを認識し、読取範囲内の被収容体15に付されたRFIDタグ16のタグ情報をリーダ64で読み取らせるもので、制御部71、記憶部72、飛行設定部73、画像解析部74、読取情報処理部75及び駆動制御部76を少なくとも備える。
The controller 61 generally recognizes at least the
上記制御部71は、飛行体22を統括的に制御するである。上記記憶部72は、プログラムを実行する領域及びタグ情報のデータを記憶するメモリである。上記飛行設定部73は、地上走行体21からの読み取り飛行指示に従って飛行してRFIDタグ16の読み取りを開始するもので、読み取りのための飛行範囲の設定がなされる(設定内容は図4(B)で説明する)。
The
上記画像解析部74は、撮像部63で撮像した上記着地マーク21Aを解析して認識するもので、上記飛行設定部73で設定に応じて飛行制御させるために供される(図4(B)に示す)。また、当該画像解析部74は、撮像部63で撮像した読取範囲マーク17B,17Cを認識するもので、上記リーダ64による読み取り位置(範囲)を特定するために供される。
The
上記読取情報処理部75は、リーダ64で読み取られたRFIDタグ16のタグ情報を取得して記憶部72に記憶し、読み取り終了後に送受信部65より管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)に送信し、当該管理装置より読み落としのRFIDタグの情報を受信したときに再度RFIDタグの読み取りを行わせる。
The reading
上記駆動制御部76は、上記駆動機構62による飛行体22の飛行を、飛行設定部73の設定に応じて駆動制御する。
The
続いて、図3に図2のRFID読取システムの使用されるエリア内での自動移動の説明図を示すと共に、図4に図2のRFID読取システムを構成する地上走行体及び飛行体の移動に関する設定内容の説明図を示す。図3において、図1(A)に示すように、商品倉庫12内には地上走行体21の走行ルートの走行関連用マークとして進行方向マーク18、走行性マーク19,20が設けられている。
Subsequently, FIG. 3 shows an explanatory diagram of automatic movement within the area where the RFID reading system of FIG. 2 is used, and FIG. 4 shows the movement of ground vehicles and flying objects constituting the RFID reading system of FIG. An explanatory diagram of the setting contents is shown. In FIG. 3, as shown in FIG. 1A, traveling direction marks 18 and traveling performance marks 19 and 20 are provided in the
上記進行方向マーク18内にはチェックマークが重ね表示される。当該進行方向マーク18は、例えば三角形状としてその頂点方向を進行方向として示すものとし、地上走行体21の初期位置のステーション14から、当該商品倉庫12内の総ての保有棚13(保有棚列13A~13C)を廻るように配置される。
A check mark is superimposed in the traveling
すなわち、地上走行体21の走行設定部53には、進行方向マーク18(チェックマーク)と走行との関係が設定されるもので、図4(A)に示すように、三角形状の頂点側に走行する4つの進行方向が関係付けられ、チェックマークとして例えば「S」を読取スタート、「1~(数字)」を走行順番、「E」を読取終了、「R」を繰り返しとして関係付けられる。ここで、チェックマーク「R」は、繰り返し走行を行う基点であり、繰り返し走行を行うか否かの判断は、読取情報処理部55の読み落としタグ情報が存在するか否かで決定される(図6、図7で説明する)。なお、チェックマーク「S」と「R」とを一つに統合した形態として、例えば初期位置のステーション14に形成されるものでもよく、例えば狭いエリア(商品倉庫)の場合に有効である。
That is, the relationship between the traveling direction mark 18 (check mark) and traveling is set in the traveling setting unit 53 of the
また、商品倉庫12内に設けられる走行性マーク19,20は、例えば色表示とする。すなわち、地上走行体21の走行設定部53には、読取終了「E」までに走行性マーク19の色表示の画像認識が続けば順走行と設定し、走行性マーク20の色表示が画像認識されれば逆送として設定して進行方向の概念を抽出させるためのものである。
Further, the runnability marks 19 and 20 provided in the
さらに地上走行体21の走行設定部53には、RFIDタグ16の読み取りの範囲として、読取範囲マーク17A(図1(B))が設定されるものである。
Further, a
一方、飛行体22の飛行設定部73には、図4(B)に示すように、飛行範囲として地上走行体21に形成されている着地マーク21A(図2(A))が設定されると共に、RFIDタグ16の読み取りの範囲として、読取範囲マーク17B,17C(図1(B))が設定されるものである。
On the other hand, as shown in FIG. 4B, the
すなわち、図1(B)に示すように、地上走行体21によるRFIDタグ16の読み取りは、読取範囲マーク17Aに応じて低い位置の低層域の範囲となり、飛行体22によるRFIDタグ16の読み取りは、読取範囲マーク17B,17Cに応じて上記低層域より高層域の範囲となるように設定される。このように設定することは、地上走行体21による低い位置の低層域を安定してRFIDタグ16の読み取りをさせることができると共に、飛行体22のRFIDタグ16の読み取り易い範囲とさせることができ、地上走行体21及び飛行体22で同時にRFIDタグ16の読み取りをさせて短時間で効率よくタグ情報を得ることができるものである。
That is, as shown in FIG. 1 (B), the reading of the
なお、上記読取範囲マーク17A~17C内に数字などの符号、記号を配置することとしてもよい。例えば、読み取り距離として数字(例えば、「30」)を配置させ、その数字を画像認識させることで、当該認識した数字の距離(例えば棚から30Cmの距離)まで接近させてRFIDタグ16の読み取り行わせることができるものである。
In addition, codes and symbols such as numbers may be arranged in the reading range marks 17A to 17C. For example, by arranging a number (for example, "30") as a reading distance and recognizing the number as an image, the
そこで、図5に図2のRFID読取システムを構成する地上走行体及び飛行体の移動における第1実施形態の動作フローチャート示すと共に、図6に図5の読み取り処理の動作フローチャートを示す。図5(A)において、地上走行体21は、ステーション14において地上走行体用電源46が充電部14Aにより充分に充電されていることを前提とし、例えば走行設定部53で設定された時間(時刻)が到来したときに開始する。
Therefore, FIG. 5 shows an operation flowchart of the first embodiment in the movement of the ground traveling body and the flying object constituting the RFID reading system of FIG. 2, and FIG. 6 shows an operation flowchart of the reading process of FIG. In FIG. 5A, the
すなわち、地上走行体21が飛行体22を着地させたまま走行を開始して「S」のチェックマークを画像認識したときに、読取範囲マーク17Aを画像認識して被収容体15に付されたRFIDタグ16の読み取りを開始すると共に、飛行体22に飛行指示信号を送信する(ステップ(S)1)。
That is, when the
以降、進行方向マーク18(チェックマーク)、読取範囲マーク17A、走行性マーク19,20を撮像部43により撮像し、画像解析部54により画像認識して走行しながら読取範囲のRFIDタグ16を読み取り、読み取ったタグ情報を記憶部52に記憶すると共に、飛行体22に飛行指示信号、着地指示信号を送信していき(S2)、図3に示すチェックマーク「R」が画像認識されるまで続けられる(S3)。そして、チェックマーク「R」が画像認識されると、繰り返し走行するか否かの処理が行われる(図6又は図7、図8に移行する)。
After that, the traveling direction mark 18 (check mark), the
一方、飛行体22は、図5(B)において、地上走行体21上に着地しており、当該地上走行体21と共に移動する(S11)。飛行体22が、地上走行体21が読取範囲マーク17Aを画像認識して走行停止した時に送信される飛行指示信号を受信することにより(S12)、上昇飛行して読取範囲マーク17B,17Cを撮像して画像認識し、当該地上走行体21の位置に応じた読取範囲内の被収容体15に付されたRFIDタグ16を順次読み取って記憶する(S13)。この上昇飛行によるRFIDタグ16の読み取りが地上走行体21より着地指示信号を受信するまで続けられる(S14)。
On the other hand, in FIG. 5B, the flying
地上走行体21が画像認識した読取範囲マーク17Aの範囲のRFIDタグ16の読み取りを終了して走行するときに送信された着地指示信号を受信すると(S14)、地上走行体21からの着地指示信号に従い、着地マーク21Aを画像認識して当該地上走行体21上に着地する(S15)。
When the
すなわち、飛行体22は、地上走行体21の走行中は着地状態で共に移動し、地上走行体21が停止したときに飛行指示信号により上昇飛行してRFIDタグ16の読み取りを行うものであり、当該地上走行体21の走行状態と連携しながら着地、飛行、RFIDタグ16の読み取りが行われ、地上走行体21がチェックマーク「R」を認識するまで繰り返される(S16)。
That is, the flying
続いて、図6(A)において、地上走行体21がチェックマーク「R」を認識した場合には(S3)、読取情報処理部55が、記憶部52に記憶した総てのタグ情報を送受信部45より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S21)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16の情報が地上走行体21に送信される。
Subsequently, in FIG. 6A, when the
地上走行体21が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信し(S22)、走行設定部53に設定された繰返し条件(回数)に達していない場合に(S23)、図3に示すチェックマーク「R」の位置から「S」の開始位置へ再度走行し、図5のS1から繰り返して地上走行体21によるRFIDタグ16の読み取りが行われ、地上走行体21の走行設定部53に設定された繰返し条件(回数)に達するまで、若しくは、繰返し条件内で地上走行体21によるRFIDタグ16で読み落としが存在しないと管理装置が照合するまでRFIDタグ16の読み取りが繰り返される(S21~S23)。
When the
そして、繰返し条件内で地上走行体21による総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなった時点、若しくは、繰返し条件に達した時点で、地上走行体21が飛行体22を着地させた状態でステーション14に帰還する(S24)。なお、飛行体22のRFIDタグ16の読み落としについては図6(B)で説明する。
Then, when all the RFID tags 16 are not overlooked by the
地上走行体21の帰還後、読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)において管理者に対して表示可能とされるものである。
After the return of the
一方、地上走行体21がチェックマーク「R」を認識した場合に(S3)、飛行体22は、図6(B)において、読取情報処理部75が、記憶部72に記憶した総てのタグ情報を送受信部65より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S31)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16の情報が飛行体22に送信される。
On the other hand, when the
地上走行体21が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信待ちとなり、読み落としたRFIDタグ16の情報を受信し(S32)、地上走行体21がステーション14に帰還していない場合には(S33)、地上走行体21からの飛行指示を待って(S34)、図5(B)のS13に移行して読取範囲マーク17B、17Cの範囲でRFIDタグ16の読み込みが行われる。飛行指示がなく(S34)、地上走行体21がステーション14に帰還するまで繰り返される。
When the
そして、地上走行体21が飛行体22を着地させた状態でステーション14に帰還した後、管理装置では、管理者に対して読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが表示可能とされるものである。
Then, after the
すなわち、地上走行体21及び飛行体22より上記管理装置に送られたタグ情報に読み落としのタグ情報が含まれていた場合には、人的な確認や人的な補充読み取りを促すことができるものであり、総てのRFIDタグ16の読み取りを人的に行う場合と比較すれば、読み落としたRFIDタグ16のみ人的に読み取りを行わせればよく、仮に読み落としのRFIDタグ16があったとしても全体的には効率が向上されるものと言える。
That is, when the tag information sent from the
次に、図7及び図8に、図5の読み取り処理の他の動作フローチャートを示す。図6では、読み落としたRFIDタグ16に対する繰り返し読み取りを再度総ての読み取りを繰り返す場合としているが、図7においては、読み落としたRFIDタグ16を管理タグデータ16Aからそのアドレス情報を得て、読み落としたRFIDタグ16のみを再度読み取りさせる場合としている。これらのことからすれば、例えば図7及び図8では、被収容体15の収容されている位置が事前に判明している場合に有効であり、図6では、被収容体15の存在が判明していても収容位置が不明(ランダム配置)の場合に有効と言える。
Next, FIGS. 7 and 8 show other operation flowcharts of the reading process of FIG. In FIG. 6, it is assumed that the repeated reading of the
地上走行体21は、図7において、図5(A)に示す地上走行体21がチェックマーク「R」を認識した場合には(S3)、読取情報処理部55が、記憶部52に記憶した総てのタグ情報を送受信部45より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S41)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16のアドレス情報が地上走行体21に送信される。
In FIG. 7, when the
地上走行体21が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信し(S42)、読み落としたタグ情報のアドレス情報から、進行方向マーク18(チェックマーク)、読取範囲マーク17A(17B、17C)、走行性マーク19,20を認識しながら当該アドレス位置に飛行体22を着地させたまま走行する(S43)。
The
読み落としのタグ情報に地上走行体21による読み取り範囲が含まれていれば対応の被収容体のRFIDタグ16を読み取り、「R」マークを認識したときに管理装置に送信し、飛行体22の読み取り範囲のRFIDタグ16があるときには該当のアドレス位置で飛行体22に飛行を指示する(S44)。また、管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16のアドレス情報が地上走行体21に送信される。さらに、管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信した場合には、地上走行体21の走行設定部53に設定された繰返し条件(回数)に達するまで(S45)、若しくは、繰返し条件内で地上走行体21のRFIDタグ16の読み取りの照合結果において総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなるまで、RFIDタグ16の読み取りが繰り返される(S41~S46)。
If the missed tag information includes the reading range by the
そして、繰返し条件内で地上走行体21による総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなった時点、若しくは、繰返し条件に達した時点で、地上走行体21が飛行体22を着地させた状態でステーション14に帰還する(S47)。
Then, when all the RFID tags 16 are not overlooked by the
一方、飛行体22では、図8に示すように、読取情報処理部75が、記憶部72に記憶した総てのタグ情報を送受信部65より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S51)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16の情報が飛行体22に送信される。
On the other hand, in the flying
飛行体22が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信待ちとなり、読み落としたRFIDタグ16の情報を受信し(S52)、地上走行体21がステーション14に帰還していない場合には(S53)、地上走行体21からの飛行指示を待って(S54)、該当のアドレス位置で対応のRFIDタグ16を読み取り、地上走行体21上に着地する(S55)。
When the flying
地上走行体21が「R」マークを認識しないうちは、S54~S55を繰り返し、当該認識したときにはS51に戻る(S56)。また、地上走行体21がステーション14に帰還しときには(S54)、終了する。
While the
そして、地上走行体21が飛行体22を着地させた状態でステーション14に帰還した後、管理装置では、管理者に対して読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが表示可能とされるものである。
Then, after the
次に、図9に図2のRFID読取システムを構成する地上走行体及び飛行体の移動における第2実施形態の動作フローチャートを示すと共に、図10に図9の読み取り処理の動作フローチャートを示す。ここでは、飛行体22が、着地マークを地上走行体21の走行に対応して追従して飛行する追従マークとして用いることとする。図9(A)において、地上走行体21は、ステーション14において地上走行体用電源46が充電部14Aにより充分に充電されていることを前提とし、例えば走行設定部53で設定された時間(時刻)が到来したときに開始する。
Next, FIG. 9 shows an operation flowchart of the second embodiment in the movement of the ground traveling body and the flying object constituting the RFID reading system of FIG. 2, and FIG. 10 shows an operation flowchart of the reading process of FIG. 9. Here, it is assumed that the flying
すなわち、地上走行体21が走行を開始して「S」のチェックマークを画像認識したときに、読取範囲マーク17Aを画像認識して被収容体15に付されたRFIDタグ16の読み取りを開始する(S61)。
That is, when the
以降、進行方向マーク18(チェックマーク)、読取範囲マーク17A、走行性マーク19,20を撮像部43により撮像し、画像解析部54により画像認識して走行しながら読取範囲のRFIDタグ16を読み取り、読み取ったタグ情報を記憶部52に記憶していき(S62)、図3に示すチェックマーク「R」が画像認識されるまで続けられる(S63)。そして、チェックマーク「R」が画像認識されると、繰り返し走行するか否かの処理が行われる(図10(A)に移行する)。
After that, the traveling direction mark 18 (check mark), the
一方、飛行体22は、図9(B)において、地上走行体21の地上走行体用電源46により接続線23を介して飛行体用電源66が充分に充電されていることを前提とし、例えば地上走行体21からの飛行指示信号に従い着地マーク21Aを撮像し、画像認識しながら飛行を開始する(S71)。すなわち、飛行体22は、地上走行体21上の着地マーク21Aを撮像部63により撮像し、画像解析部74により画像認識して飛行を開始する。
On the other hand, in FIG. 9B, the flying
飛行体22は、着地マーク21Aにより地上走行体21に追従しながら当該地上走行体21の走行状態(走行及びRFIDタグ16の読み取り)と連携し、当該地上走行体21の位置に応じた読取範囲マーク17B,17Cを撮像部63により撮像して画像認識し、読取範囲内の被収容体15に付されたRFIDタグ16をリーダ64により順次読み取って記憶部72に記憶し(S72)、以降、読取範囲のRFIDタグ16を読み取るまで繰り返される(S73)。なお、地上走行体21と飛行体22とは、何れかを追従させるかに拘わらず、着地マーク21Aにより相対的に連携を保っていればよい。
The flying
そして、地上走行体21がチェックマーク「R」を認識したときには(S73)、地上走行体21からの着地指示信号に従い、着地マーク21Aを画像認識して当該地上走行体21上に着地する(S74)。そして、チェックマーク「R」が画像認識されると、繰り返し走行するか否かの処理が行われる(図10(B)に移行する)。
Then, when the
続いて、図10(A)において、地上走行体21がチェックマーク「R」を認識した場合には(S63)、読取情報処理部55が、記憶部52に記憶した総てのタグ情報を送受信部45より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S81)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16の情報が地上走行体21に送信される。
Subsequently, in FIG. 10A, when the
地上走行体21が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信し(S82)、走行設定部53設定された繰返し条件(回数)に達していない場合に(S83)、図3に示すチェックマーク「R」の位置から「S」の開始位置へ再度走行し、図9(A)のS61から繰り返して地上走行体21によるRFIDタグ16の読み取りが行われ、地上走行体21の走行設定部53に設定された繰返し条件(回数)に達するまで、若しくは、繰返し条件内で地上走行体21によるRFIDタグ16で読み落としが存在しないと管理装置が照合するまでRFIDタグ16の読み取りが繰り返される(S81~S83)。
When the
そして、繰返し条件内で地上走行体21による総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなった時点、若しくは、繰返し条件に達した時点で、地上走行体21がステーション14に帰還する(S84)。なお、飛行体22のRFIDタグ16の読み落としについては図10(B)で説明する。
Then, when all the RFID tags 16 are not overlooked by the
地上走行体21の帰還後、読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)において管理者に対して表示可能とされるものである。
After the return of the
一方、地上走行体21がチェックマーク「R」を認識した場合に(S63)、飛行体22は、図10(B)において、読取情報処理部75が、記憶部72に記憶した総てのタグ情報を送受信部65より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S91)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16の情報が飛行体22に送信される。
On the other hand, when the
地上走行体21が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信待ちとなり、読み落としたRFIDタグ16の情報を受信し(S92)、地上走行体21がステーション14に帰還していない場合には(S93)、地上走行体21からの飛行開始指示を待って(S94)、図9(B)のS71に移行して地上走行体21を追従しながら読取範囲マーク17B、17Cの範囲でRFIDタグ16の読み込みが行われる。飛行開始指示がなく(S94)、地上走行体21がステーション14に帰還するまで繰り返される(S95)。
When the
そして、地上走行体21が飛行体22をチェックマーク「R」上で着地させた状態でステーション14に帰還した後、管理装置では、管理者に対して読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが表示可能とされるものである。
Then, after the
上記同様に、地上走行体21及び飛行体22より上記管理装置に送られたタグ情報に読み落としのタグ情報が含まれていた場合には、人的な確認や人的な補充読み取りを促すことができるものであり、総てのRFIDタグ16の読み取りを人的に行う場合と比較すれば、読み落としたRFIDタグ16のみ人的に読み取りを行わせればよく、仮に読み落としのRFIDタグ16があったとしても全体的には効率が向上されるものと言える。
Similarly to the above, when the tag information sent from the
次に、図11及び図12に、図9の読み取り処理の他の動作フローチャートを示す。図10では、読み落としたRFIDタグ16に対する繰り返し読み取りを再度総ての読み取りを繰り返す場合としているが、図11及び図12においては、読み落としたRFIDタグ16を管理タグデータ16Aからそのアドレス情報を得て、読み落としたRFIDタグ16のみを再度読み取りさせる場合としている。これらのことからすれば、例えば図10では、被収容体15の収容されている位置が事前に判明している場合に有効であり、図11及び図12では、被収容体15の存在が判明していても収容位置が不明(ランダム配置)の場合に有効と言えることは上記同様である。
Next, FIGS. 11 and 12 show other operation flowcharts of the reading process of FIG. 9. In FIG. 10, it is assumed that the repeated reading of the
地上走行体21は、図11において、図9(A)に示す地上走行体21がチェックマーク「R」を認識した場合には(S63)、読取情報処理部55が、記憶部52に記憶した総てのタグ情報を送受信部45より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S101)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16のアドレス情報が地上走行体21に送信される。
In FIG. 11, when the
地上走行体21が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信し(S102)、管読み落としたタグ情報のアドレス情報から、進行方向マーク18(チェックマーク)、読取範囲マーク17A、走行性マーク19,20を認識しながら当該アドレス位置に走行する(S103)。
The
読み落としのタグ情報に地上走行体21による読み取り範囲が含まれていれば対応の被収容体のRFIDタグ16を読み取り、「R」マークを認識したときに管理装置に送信し、飛行体22の読み取り範囲のRFIDタグ16があるときには該当のアドレス位置で飛行体22に飛行開始を指示する(S104)、地上走行体21の走行設定部53に設定された繰返し条件(回数)に達するまで(S105)、若しくは、繰返し条件内で地上走行体21のRFIDタグ16の読み取りの照合結果において総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなるまで、RFIDタグ16の読み取りが繰り返される(S101~S106)。
If the tag information of the missed reading includes the reading range by the
そして、繰返し条件内で地上走行体21による総てのRFIDタグ16の読み落としがなくなった時点、若しくは、繰返し条件に達した時点で、地上走行体21が飛行体22を着地させた状態でステーション14に帰還する(S107)。
Then, when all the RFID tags 16 are not overlooked by the
一方、飛行体22では、図12に示すように、読取情報処理部75が、記憶部72に記憶した総てのタグ情報を送受信部65より通信中継部31を介して管理装置(パーソナルコンピュータ32、携帯端末33)の送信する(S111)。当該管理装置では、管理タグデータに基づいて読み落としのRFIDタグ16が存在するか否かが照合され、読み落としのRFIDタグ16が存在すれば当該読み落としのRFIDタグ16の情報が飛行体22に送信される。
On the other hand, in the flying
飛行体22が管理装置より読み落としのRFIDタグ16の情報を受信待ちとなり、読み落としたRFIDタグ16の情報を受信し(S112)、地上走行体21がステーション14に帰還していない場合には(S113)、地上走行体21からの飛行開始指示を待って(S114)、地上走行体21の着地マークを追従しながら該当のアドレス位置で対応のRFIDタグ16を読み取り、地上走行体21上に着地する(S115)。
When the flying
地上走行体21が「R」マークを認識しないうちは、S114~S115を繰り返し、当該認識したときにはS51に戻る(S116)。また、地上走行体21がステーション14に帰還しときには(S114)、終了する。
While the
そして、地上走行体21が「R」マークを認識したときに当該地上走行体21上に着地する(S117)。地上走行体21が飛行体22をチェックマーク「R」上で着地させた状態でステーション14に帰還した後、管理装置では、管理者に対して読み取ったタグ情報及び読み落としたタグ情報の総てが表示可能とされるものである。
Then, when the
このように、商品倉庫12内に収容された全体の被収容体15に付されたRFIDタグ16の読み取りに対して人的操作を必要とせずに同時に地上走行体21及び飛行体22で連携させながら分担させすることから短時間でRFIDタグ16の読み取りを行わせることができ、読み取り時に人的労力を用いずに高効率でRFIDタグ16のタグ情報を得ることができるものである。
In this way, the
ところで、上記実施形態では、飛行体22の飛行体用電源66が接続線23により地上走行体21の地上走行体用電源46から電力供給している場合を示したが、接続線を用いずに非接触で充電させることとしてもよい。
By the way, in the above embodiment, the case where the power source 66 for the flying object of the flying
具体的には、地上走行体21に、自己の備える地上走行体用電源46から飛行体22の備える飛行体用電源66に対して非接触で電力を供給する電力供給手段を備えさせ、また、飛行体22に、自己の飛行体用電源66に電力供給手段から非接触で充電する充電手段を備えさせるもので、飛行体22がコントローラ41により飛行体用電源66の容量を監視させ、設定された容量を下回った時に地上走行体21上に着地させて電力供給手段より充電させることにより実現することができる。この場合、地上走行体21の走行中に飛行体22を着地させていることで、当該飛行体22の消費電力を軽減させることができる。
Specifically, the
上記のような構成とすることにより、飛行体22の駆動電力不足に対して初期位置(例えばステーション14)に戻り飛行させる必要がなく、RFIDタグ16の読取時間の短縮を図ることができるものである。
With the above configuration, it is not necessary to return to the initial position (for example, station 14) to fly due to insufficient driving power of the flying
また、上記実施形態では、読み落としのRFIDタグ16が存在するかの照合を管理装置側で行わせた場合を示したが、地上走行体21及び飛行体22に管理タグデータを備えさせて読み落としのRFIDタグ16を特定することとしてもよい。さらに、飛行体22で読み取ったタグ情報を地上走行体21に送信して当該地上走行体21で一括してタグ情報を管理し、管理装置に送信することとしてもよい。ところで、上記実施形態では、商品倉庫12内で、地上走行体21及び飛行体22を一対としたRFID読取システムを運用した場合を示したが、走行ルート(飛行ルート)を分担させて複数組でRFIDタグ16を読み取らせることで、さらなる時間短縮を図ることができるものである。
Further, in the above embodiment, the case where the management device side performs the verification of whether or not the
本発明のRFID読取システムは、RFIDが付された商品等の被収納体を倉庫等の保有環境下で無人で自動で読み取る装置の製造、使用、販売等の産業に利用可能である。 The RFID reading system of the present invention can be used in industries such as manufacturing, use, and sales of a device that automatically reads a stored body such as a product to which RFID is attached unmanned in a holding environment such as a warehouse.
11 RFID読取システム
12 商品倉庫
13 保有棚
13A~13C 保有棚列
14 ステーション
14A 充電部
15 被収容体
16 RFIDタグ
17A~17C 読取範囲マーク
18 進行方向マーク
19,20 走行性マーク
21 地上走行体
21A 着地マーク
22 飛行体
23 接続線
31 通信中継部
32 パーソナルコンピュータ(管理装置)
33 携帯端末(管理装置)
41,61 コントローラ
42,62 駆動機構部
43,63 撮像部
44,64 リーダ
45,65 送受信部
46,66 電源
51,71 制御部
52,72 記憶部
53 走行設定部
54,74 画像解析部
55,75 読取情報処理部
56,76 駆動制御部
73 飛行設定部
11
33 Mobile terminal (management device)
41,61
Claims (6)
前記地上走行体は、
撮像可能な位置に形成され、前記飛行体を着地させる着地マークと、
少なくとも前記走行関連用マークを撮像する撮像手段と、
前記被収容体に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段と、
少なくとも、前記撮像手段で撮像した走行関連用マークを認識して走行させて前記RFIDタグのタグ情報を前記タグ読取手段で読み取らせる制御手段と、
を有し、
前記飛行体は、
少なくとも前記着地マークを撮像する撮像手段と、
前記被収容体に付されたRFIDタグのタグ情報を読み取るタグ読取手段と、
少なくとも、前記撮像手段で撮像した着地マークを認識させて当該着地マークを着地、飛行の基点とさせ、前記RFIDタグに対する前記タグ読取手段での読み取りを、前記地上走行体の走行状態と連携させながら行わせる制御手段と、
有することを特徴とするRFID読取システム。 At least in the area where the travel-related mark is placed, a plurality of containment bodies with RFID tags of unique information are housed, and RFID reading of ground vehicles and flying bodies that read the RFID tags attached to the containment bodies. It ’s a system,
The ground vehicle is
A landing mark formed at a position where an image can be taken and landing the flying object,
At least an image pickup means for capturing the driving-related mark, and
A tag reading means for reading the tag information of the RFID tag attached to the contained body, and
At least, a control means for recognizing a travel-related mark imaged by the image pickup means and traveling the RFID tag so that the tag information of the RFID tag can be read by the tag reading means.
Have,
The flying object is
At least an imaging means for capturing the landing mark and
A tag reading means for reading the tag information of the RFID tag attached to the contained body, and
At least, the landing mark captured by the image pickup means is recognized, the landing mark is used as the landing and flight base point, and the reading of the RFID tag by the tag reading means is linked with the traveling state of the ground vehicle. The control means to be performed and
An RFID reading system characterized by having.
前記エリア内には前記地上走行体及び飛行体のそれぞれでRFIDタグの読み取りを行う範囲として読取範囲マークが配置され、
前記読取範囲マークは、前記地上走行体によるRFIDタグの読み取りを低層域の範囲とし、前記飛行体によるRFIDタグの読み取りを当該低層域より高層域の範囲とする情報を含むことを特徴とするRFID読取システム。 The RFID reading system according to claim 1.
In the area, a reading range mark is arranged as a range for reading the RFID tag on each of the ground vehicle and the flying object.
The reading range mark is characterized by including information that the reading of the RFID tag by the ground vehicle is in the low-rise range and the reading of the RFID tag by the flying object is in the high-rise range from the low-rise range. Reading system.
前記地上走行体は、自己の備える地上走行体用電源から前記飛行体の備える飛行体用電源に対して電力を供給する電力供給手段を備え、
前記飛行体は、自己の飛行体用電源に前記電力供給手段から充電する充電手段を備え、前記制御手段が飛行体用電源の容量を監視し、設定された容量を下回った時に前記地上走行体上に着地させて前記電力供給手段より充電させることを特徴とするRFID読取システム。 The RFID reading system according to at least one of claims 1 to 4.
The ground vehicle includes a power supply means for supplying electric power from the ground vehicle power source provided by the ground vehicle to the vehicle power source included in the vehicle.
The flying object is provided with a charging means for charging its own vehicle power source from the power supply means, and the control means monitors the capacity of the flying object power source, and when the capacity falls below a set capacity, the ground traveling body An RFID reading system characterized in that it lands on top and is charged by the power supply means.
Priority Applications (2)
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