JP7066000B2 - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Description
弁体が当接するシート部と、前記シート部の下流側に入口開口を有する複数の噴射孔と、前記入口開口が形成された噴射孔形成部材と、を備えた燃料噴射弁において、
前記複数の噴射孔は、入口側から出口側に延設される内周面と、前記入口開口の周縁と前記内周面との間に形成される曲面部と、を有し、
前記噴射孔の前記内周面と、前記入口開口の前記周縁と、前記噴射孔の中心軸線である噴射孔中心軸線と、を前記噴射孔中心軸線に垂直な仮想平面に投影した平面図上において、
前記曲面部は、中心側曲面部と外周側曲面部とを有し、
前記中心側曲面部は、前記入口開口の前記周縁のうち、燃料噴射弁の中心軸線である噴射弁中心軸線を中心とする径方向において中心側周縁部分の内側に形成される曲面部であり、
前記外周側曲面部は、前記入口開口の前記周縁のうち、前記噴射弁中心軸線を中心とする径方向において外周側周縁部分の内側に形成される曲面部であり、
前記中心側曲面部における幅が、前記外周側曲面部における幅よりも、大きく構成されており、
さらに前記複数の噴射孔は、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度が異なる二つの噴射孔を含み、
前記二つの噴射孔のうち、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度の大きな噴射孔は、前記中心側曲面部における幅が、傾斜角度の小さい噴射孔の前記中心側曲面部における幅よりも、大きくなるように構成されている。
また本発明の燃料噴射弁は、
弁体が当接するシート部と、前記シート部の下流側に入口開口を有する複数の噴射孔と、前記入口開口が形成された噴射孔形成部材と、を備えた燃料噴射弁において、
前記複数の噴射孔は、入口側から出口側に延設される内周面と、前記入口開口の周縁と前記内周面との間に形成される曲面部と、を有し、
前記噴射孔の中心軸線である噴射孔中心軸線を含み、前記入口開口の前記周縁のうち、燃料噴射弁の中心軸線である噴射弁中心軸線を中心とする径方向における中心側周縁部分及び外周側周縁部分を通る断面において、
前記曲面部は、前記中心側周縁部分の内側に形成される中心側曲面部と、前記外周側周縁部分の内側に形成される外周側曲面部と、を有し、
さらに前記曲面部は、
前記中心側曲面部と、前記内周面のうち前記中心側曲面部に接続される内周面部分の延長線と、前記中心側周縁部分と前記外周側周縁部分とを結ぶ直線と、で囲まれる部分の面積である第1面積が、前記外周側曲面部と、前記内周面のうち前記外周側曲面部に接続される内周面部分の延長線と、前記中心側周縁部分と前記外周側周縁部分とを結ぶ直線と、で囲まれる部分の面積である第2面積よりも、大きく構成されており、
さらに前記複数の噴射孔は、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度が異なる二つの噴射孔を含み、
前記二つの噴射孔のうち、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度の大きな噴射孔は、前記第1面積が、傾斜角度の小さい噴射孔の前記第1面積よりも、大きくなるように構成されている。
また本発明の燃料噴射弁は、
弁体が当接するシート部と、前記シート部の下流側に入口開口を有する複数の噴射孔と、前記入口開口が形成された噴射孔形成部材と、を備えた燃料噴射弁において、
前記複数の噴射孔は、入口側から出口側に延設される内周面と、前記入口開口の周縁と前記内周面との間に形成される曲面部と、を有し、
前記噴射孔の中心軸線である噴射孔中心軸線を含み、前記入口開口の前記周縁のうち、燃料噴射弁の中心軸線である噴射弁中心軸線を中心とする径方向における中心側周縁部分及び外周側周縁部分を通る断面において、
前記曲面部は、前記中心側周縁部分の内側に形成される中心側曲面部と、前記外周側周縁部分の内側に形成される外周側曲面部と、を有し、
さらに前記曲面部は、
前記中心側周縁部分と前記内周面のうち前記中心側曲面部に接続される内周面部分の上流側端部とを接続する曲線の長さである第1長さが、
前記外周側周縁部分と前記内周面のうち前記外周側曲面部に接続される内周面部分の上流側端部とを接続する曲線の長さである第2長さよりも、長く構成されており、
さらに前記複数の噴射孔は、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度が異なる二つの噴射孔を含み、
前記二つの噴射孔のうち、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度の大きな噴射孔は、前記第1長さが、傾斜角度の小さい噴射孔の前記第1長さよりも、長くなるように構成されている。
本発明の第1実施例について、図1~図9を用いて説明する。
ソレノイド114は、通電時に、図示しない駆動回路からの駆動電流が流れる。これにより、固定コア104が励磁されることで、アンカー109に対する磁気吸引力が生じ、アンカー109は軸方向に引き上げられる。それに伴い、弁体108がアンカー109によって軸方向に引き上げられ、弁体108がシート部113から離れる。弁体108がシート部113から離れることにより、弁体108とシート部113との間に燃料通路が形成され、燃料噴射弁101は開弁する。このとき、ガイド115,116が弁体108の軸方向の移動をガイドする。
第1変更例について、図14を用いて説明する。本変更例では、上述した実施例と異なる構成について説明する。特に説明しない構成は、上述した実施例と同様であるか、上述した実施例で説明した構成を適用可能である。また、構造上矛盾しない範囲において、他の変更例と組み合わせることも可能である。
第2変更例について、図15を用いて説明する。本変更例では、上述した実施例と異なる構成について説明する。特に説明しない構成は、上述した実施例と同様であるか、上述した実施例で説明した構成を適用可能である。また、構造上矛盾しない範囲において、他の変更例と組み合わせることも可能である。
第3変更例について、図16及び図17を使って説明する。本変更例では、上述した実施例と異なる構成について説明する。特に説明しない構成は、上述した実施例と同様であるか、上述した実施例で説明した構成を適用可能である。また、構造上矛盾しない範囲において、他の変更例と組み合わせることも可能である。
(1)燃料噴射弁101は、弁体108が当接するシート部113と、シート部113の下流側に入口開口107Gを有する噴射孔107と、入口開口107Gが形成された噴射孔形成部材112と、を備える。噴射孔107は、入口側から出口側に延設される内周面107Fと、入口開口107Gの周縁107Iと内周面107Fとの間に形成される曲面部107Eと、を有する。噴射孔107の内周面107Fと、入口開口107Gの周縁107Iと、噴射孔107の中心軸線である噴射孔中心軸線107aとは、噴射孔中心軸線107aに垂直な仮想平面IPに投影した平面図上において、以下の構成を有する。
曲面部107Eは、中心側曲面部107AEと外周側曲面部107BEとを有する。中心側曲面部107AEは、入口開口107Gの周縁107Iのうち、燃料噴射弁101の中心軸線である噴射弁中心軸線101aを中心とする径方向において中心側周縁部分107Aの内側に形成される曲面部であり、外周側曲面部107BEは、入口開口107Gの周縁のうち、噴射弁中心軸線101aを中心とする径方向において外周側周縁部分107Bの内側に形成される曲面部である。中心側曲面部107AEにおける幅W107AEは、外周側曲面部107BEにおける幅W107BEよりも、大きい。
曲面部107Eは、中心側周縁部分107Aの内側に形成される中心側曲面部107AEと、外周側周縁部分107Bの内側に形成される外周側曲面部107BEと、を有する。さらに曲面部107Eは、中心側曲面部107AEと、内周面107Fのうち中心側曲面部107AEに接続される内周面部分107FAの延長線107FAbと、中心側周縁部分107Aと外周側周縁部分107Bとを結ぶ直線107ABLと、で囲まれる部分の面積107SAが、外周側曲面部107BEと、内周面107Fのうち外周側曲面部107BEに接続される内周面部分107FBの延長線107FBbと、中心側周縁部分107Aと外周側周縁部分107Bとを結ぶ直線107ABLと、で囲まれる部分の面積107SBよりも、大きく構成される。
曲面部107Eは、中心側周縁部分107Aの内側に形成される中心側曲面部107AEと、外周側周縁部分107Bの内側に形成される外周側曲面部107BEと、を有する。さらに曲面部107Eは、中心側周縁部分107Aと内周面107Fのうち中心側曲面部107AEに接続される内周面部分107FAの上流側端部107FAaとを接続する曲線の長さが、外周側周縁部分107Bと内周面107Fのうち外周側曲面部107BEに接続される内周面部分107FBの上流側端部107FBaとを接続する曲線の長さよりも、長く構成される。
Claims (12)
- 弁体が当接するシート部と、前記シート部の下流側に入口開口を有する複数の噴射孔と、前記入口開口が形成された噴射孔形成部材と、を備えた燃料噴射弁において、
前記複数の噴射孔は、入口側から出口側に延設される内周面と、前記入口開口の周縁と前記内周面との間に形成される曲面部と、を有し、
前記噴射孔の前記内周面と、前記入口開口の前記周縁と、前記噴射孔の中心軸線である噴射孔中心軸線と、を前記噴射孔中心軸線に垂直な仮想平面に投影した平面図上において、
前記曲面部は、中心側曲面部と外周側曲面部とを有し、
前記中心側曲面部は、前記入口開口の前記周縁のうち、燃料噴射弁の中心軸線である噴射弁中心軸線を中心とする径方向において中心側周縁部分の内側に形成される曲面部であり、
前記外周側曲面部は、前記入口開口の前記周縁のうち、前記噴射弁中心軸線を中心とする径方向において外周側周縁部分の内側に形成される曲面部であり、
前記中心側曲面部における幅が、前記外周側曲面部における幅よりも、大きく構成されており、
さらに前記複数の噴射孔は、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度が異なる二つの噴射孔を含み、
前記二つの噴射孔のうち、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度の大きな噴射孔は、前記中心側曲面部における幅が、傾斜角度の小さい噴射孔の前記中心側曲面部における幅よりも、大きくなるように構成されている燃料噴射弁。 - 弁体が当接するシート部と、前記シート部の下流側に入口開口を有する複数の噴射孔と、前記入口開口が形成された噴射孔形成部材と、を備えた燃料噴射弁において、
前記複数の噴射孔は、入口側から出口側に延設される内周面と、前記入口開口の周縁と前記内周面との間に形成される曲面部と、を有し、
前記噴射孔の中心軸線である噴射孔中心軸線を含み、前記入口開口の前記周縁のうち、燃料噴射弁の中心軸線である噴射弁中心軸線を中心とする径方向における中心側周縁部分及び外周側周縁部分を通る断面において、
前記曲面部は、前記中心側周縁部分の内側に形成される中心側曲面部と、前記外周側周縁部分の内側に形成される外周側曲面部と、を有し、
さらに前記曲面部は、
前記中心側曲面部と、前記内周面のうち前記中心側曲面部に接続される内周面部分の延長線と、前記中心側周縁部分と前記外周側周縁部分とを結ぶ直線と、で囲まれる部分の面積である第1面積が、前記外周側曲面部と、前記内周面のうち前記外周側曲面部に接続される内周面部分の延長線と、前記中心側周縁部分と前記外周側周縁部分とを結ぶ直線と、で囲まれる部分の面積である第2面積よりも、大きく構成されており、
さらに前記複数の噴射孔は、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度が異なる二つの噴射孔を含み、
前記二つの噴射孔のうち、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度の大きな噴射孔は、前記第1面積が、傾斜角度の小さい噴射孔の前記第1面積よりも、大きくなるように構成されている燃料噴射弁。 - 弁体が当接するシート部と、前記シート部の下流側に入口開口を有する複数の噴射孔と、前記入口開口が形成された噴射孔形成部材と、を備えた燃料噴射弁において、
前記複数の噴射孔は、入口側から出口側に延設される内周面と、前記入口開口の周縁と前記内周面との間に形成される曲面部と、を有し、
前記噴射孔の中心軸線である噴射孔中心軸線を含み、前記入口開口の前記周縁のうち、燃料噴射弁の中心軸線である噴射弁中心軸線を中心とする径方向における中心側周縁部分及び外周側周縁部分を通る断面において、
前記曲面部は、前記中心側周縁部分の内側に形成される中心側曲面部と、前記外周側周縁部分の内側に形成される外周側曲面部と、を有し、
さらに前記曲面部は、
前記中心側周縁部分と前記内周面のうち前記中心側曲面部に接続される内周面部分の上流側端部とを接続する曲線の長さである第1長さが、
前記外周側周縁部分と前記内周面のうち前記外周側曲面部に接続される内周面部分の上流側端部とを接続する曲線の長さである第2長さよりも、長く構成されており、
さらに前記複数の噴射孔は、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度が異なる二つの噴射孔を含み、
前記二つの噴射孔のうち、噴射弁中心軸線に対する傾斜角度の大きな噴射孔は、前記第1長さが、傾斜角度の小さい噴射孔の前記第1長さよりも、長くなるように構成されている燃料噴射弁。 - 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
前記入口開口の周縁と前記内周面との間に形成される前記曲面部は、曲率を有する円弧形状を成し、
前記中心側曲面部の曲率半径は、0.02mm以上となるように形成される燃料噴射弁。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料噴射弁において、
前記入口開口の周縁と前記内周面との間に形成される前記曲面部は、曲率を有する円弧形状を成し、
前記中心側曲面部の曲率半径は、前記外周側曲面部の曲率半径よりも大きくなるように形成される燃料噴射弁。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料噴射弁において、
前記複数の噴射孔は、シート部の上流側の燃料の圧力に対して、噴射孔内部の圧力の平均値が14%以上となるように構成される燃料噴射弁。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料噴射弁において、
前記複数の噴射孔の入口開口から前記シート部に至るまでの、前記噴射弁中心軸線を中心とする径方向の全領域において、前記噴射弁中心軸線を中心とする周方向に形成される燃料流路の断面積が、前記複数の噴射孔の入口開口の面積の総和よりも大きい燃料噴射弁。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料噴射弁において、
前記複数の噴射孔は、入口側から出口側に延設される前記内周面の、前記噴射孔中心軸線に垂直な断面の面積が、入口側から出口側に向かって小さくなるテーパ状に形成される燃料噴射弁。 - 請求項8に記載の燃料噴射弁において、
テーパ状を成すテーパ角度は6.8deg以上である燃料噴射弁。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料噴射弁において、
前記噴射孔中心軸線は、前記噴射孔の前記内周面の中心を通る軸線であり、
前記中心側周縁部分及び前記外周側周縁部分は、前記噴射孔中心軸線に平行で、且つ前記噴射孔中心軸線を通る平面上に位置する燃料噴射弁。 - 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
前記曲面部は、前記中心側周縁部分と前記外周側周縁部分との間の周方向周縁部分の内側に、周方向曲面部を有し、
前記平面図上において、前記中心側曲面部における幅は、前記周方向曲面部における幅よりも、大きく構成される燃料噴射弁。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の燃料噴射弁において、
前記曲面部は、前記入口開口の全周に形成される燃料噴射弁。
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