JP7043695B2 - Muscle state change judgment device, muscle state change judgment method and program - Google Patents
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Description
本発明は、筋状態変化判定装置、筋状態変化判定方法およびプログラムに関する。 The present invention relates to a muscle state change determination device, a muscle state change determination method, and a program.
筋力など筋(筋肉)の状態を評価する技術が提案されている。
例えば、特許文献1に記載の下肢判定装置は、被験者の体重あたりの下肢筋力を示す測定体重比を含む入力情報を取得する情報取得部と、体重比と歩行を困難にする危険度を示す第1の評価値とを備え、体重比と第1の評価値の関係を示す体重比-第1の評価値関係が記憶されている記憶部と、体重比-第1の評価値関係に基づき、入力情報に対応する対応評価値を出力する判定部と、を備える。
特許文献1では、これにより、体重比等の下肢体力に関する測定値を被験者にとってより認識し易くする、とされている。
Techniques for evaluating the state of muscles (muscles) such as muscle strength have been proposed.
For example, the lower limb determination device described in
According to
筋は、速筋や遅筋など幾つかの種類に分類される。速筋に問題がある場合と遅筋に問題がある場合とでは、効果的な対策が異なることが考えられる。筋の状態に生じている問題を分類することができれば、効果的な対策を決定できる可能性がある。 Muscles are classified into several types such as fast muscles and slow muscles. Effective measures may differ depending on whether there is a problem with the fast muscles or a problem with the slow muscles. If we can classify the problems that occur in the muscle condition, we may be able to determine effective countermeasures.
本発明は、筋の状態に生じている問題を分類することができる筋状態変化判定装置、筋状態変化判定方法およびプログラムを提供する。 The present invention provides a muscle state change determination device, a muscle state change determination method, and a program capable of classifying a problem occurring in a muscle state.
本発明の第1の態様によれば、筋状態変化判定装置は、複数の筋指標の変化を示す変化情報を取得する変化情報取得部と、前記変化情報に基づいて、筋状態の変化のタイプを判定するタイプ判定部と、を備える。 According to the first aspect of the present invention, the muscle state change determination device is a change information acquisition unit that acquires change information indicating changes in a plurality of muscle indexes, and a type of change in muscle state based on the change information. It is provided with a type determination unit for determining.
前記タイプ判定部が判定した筋状態の変化のタイプに基づいて、筋状態の変化に対する対策を決定する対策決定部を備えるようにしてもよい。 A countermeasure determination unit for determining countermeasures against changes in muscle condition may be provided based on the type of change in muscle condition determined by the type determination unit.
前記対策決定部は、推奨される運動を決定するようにしてもよい。 The countermeasure determination unit may determine the recommended exercise.
前記対策決定部は、推奨される食事を決定するようにしてもよい。 The countermeasure determination unit may determine a recommended meal.
前記変化情報取得部は、前記変化情報として、筋力の変化と、筋パワーの変化と、筋質の変化と、筋量の変化とを示す情報を取得するようにしてもよい。 The change information acquisition unit may acquire information indicating changes in muscle strength, changes in muscle power, changes in muscle quality, and changes in muscle mass as the change information.
前記タイプ判定部は、判定対象者の年齢に応じて選択した判定基準を用いて、前記筋状態の変化のタイプを判定するようにしてもよい。 The type determination unit may determine the type of change in the muscle state using a determination criterion selected according to the age of the determination target person.
本発明の第2の態様によれば、筋状態変化判定方法は、複数の筋指標の変化を示す変化情報を取得する変化情報取得ステップと、前記変化情報に基づいて、筋状態の変化のタイプを判定するタイプ判定ステップと、を備える。 According to the second aspect of the present invention, the muscle state change determination method includes a change information acquisition step for acquiring change information indicating changes in a plurality of muscle indexes, and a type of change in muscle state based on the change information. It is provided with a type determination step for determining.
本発明の第3の態様によれば、プログラムは、コンピュータに、複数の筋指標の変化を示す変化情報を取得する変化情報取得ステップと、前記変化情報に基づいて、筋状態の変化のタイプを判定するタイプ判定ステップと、を実行させるためのプログラムである。 According to the third aspect of the present invention, the program obtains a change information acquisition step for acquiring change information indicating changes in a plurality of muscle indicators, and a type of change in muscle state based on the change information. It is a program for executing the determination type determination step.
本発明によれば、筋の状態に生じている問題を分類することができる。 According to the present invention, it is possible to classify the problems occurring in the muscle condition.
以下、本発明の実施形態を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態における、筋状態変化判定装置の例である処理装置を含む運動機能判定システムの装置構成を示す概略構成図である。同図において、運動機能判定システム1は、測定装置10と、処理装置20とを備える。また、図1において、測定装置10が備える測定台11、通電用電極12aおよび測定用電極12bと、処理装置20が備える表示デバイス21の表示画面とが示されている。また、処理装置20にはパソコン(Personal Computer;PC)30が接続されている。なお、通電用電極12aと測定用電極12bとを総称して電極12と称する。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described, but the following embodiments do not limit the invention in the scope of claims. Also, not all combinations of features described in the embodiments are essential to the means of solving the invention.
FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a device configuration of a motor function determination system including a processing device which is an example of a muscle state change determination device in one embodiment of the present invention. In the figure, the motor
運動機能判定システム1は、運動機能判定システム1の使用者(以下、「ユーザ」と称する)の筋状態の変化のタイプが、後述する図9および図10に示される13タイプの何れに該当するかを判定する。そして、運動機能判定システム1は、判定結果に基づいて筋状態の変化に対する対策を決定してユーザに提示する。ここでいう筋状態とは、筋肉の状態である。また、筋肉のことを「筋」とも称する。
測定装置10は、ユーザの生体インピーダンスと体重とを測定するための装置である。
測定台11は、測定装置10の上面に設けられており、測定台11に電極12が配置されている。測定装置10は、測定台11に加わる荷重を測定する。また、測定装置10は、電極12を用いてユーザの生体インピーダンスを測定する。
In the motor
The
The measuring table 11 is provided on the upper surface of the
処理装置20は、測定装置10の測定値に基づいてユーザの筋状態の変化のタイプが、図9および図10に示される13タイプの何れに該当するかを判定する。そして、処理装置20は、判定結果に応じて、ユーザに推奨する運動およびレシピなど、筋状態の変化に対する対策(特に、筋の衰えを低減させるための対策)を決定し、表示デバイス21の表示画面に表示する。
The
処理装置20は、専用の機器として構成されていてもよいし、パソコンなど汎用の情報処理装置がプログラムを実行することで構成されていてもよい。
また、図1のように、処理装置20が、例えばパソコンなど他の機器と接続可能になっていてもよい。特に、処理装置20が、筋状態の変化のタイプの判定結果、または、決定した対策、あるいはその両方を他の機器に送信するなど、他の機器に情報を送信可能であってもよい。
なお、測定装置10と処理装置20とが一体化されて、1つの装置となっていてもよい。また、測定装置10または処理装置20、あるいはその両方がさらに細分化されて、複数の装置として構成されていてもよい。
The
Further, as shown in FIG. 1, the
The
図2は、運動機能判定システム1のハードウェア構成を示す概略ブロック図である。同図において、運動機能判定システム1は、測定装置10と、処理装置20とを備える。測定装置10は、通電用電極12aと、測定用電極12bと、生体インピーダンス測定回路13と、荷重センサ14と、インタフェース回路15とを備える。処理装置20は、表示デバイス21と、入力デバイス22と、通信回路23と、インタフェース回路24と、記憶デバイス28と、CPU29とを備える。
また、図1の場合と同様、処理装置20にはパソコン30が接続されている。
FIG. 2 is a schematic block diagram showing a hardware configuration of the motor
Further, as in the case of FIG. 1, a
測定装置10において、左右の通電用電極12aは、ユーザの体内に微弱電流を流す。左右の測定用電極12bは、その間に生じる電位差(電圧)を検出する。
生体インピーダンス測定回路13は、ユーザが、通電用電極12aと測定用電極12bとの両方に接するように左右それぞれの素足を乗せて立っている状態における生体インピーダンスを測定する。具体的には、生体インピーダンス測定回路13は、左右の通電用電極12aに微弱な交流電流を印加し、左右の測定用電極12bを通じて電圧(電位差)を検出し、これらに基づいて、ユーザの生体インピーダンス(インピーダンスZ、インピーダンスZの抵抗成分Rおよびリアクタンス成分X)を求める。なお、インピーダンスZの抵抗成分R及びリアクタンス成分Xは、この際に印加した電流と検出した電圧とを用いて、DFT(Discrete Fourier Transform)処理等の波形処理を行うことにより求める。
その後、得られた生体インピーダンスに基づいて、処理装置20が、ユーザの体組成指標(例えば、体脂肪率など)を求める。
In the measuring
The
Then, based on the obtained bioimpedance, the
荷重センサ14は、矩形の測定台11(図1)の四隅付近に配置されており、それぞれの位置における荷重を測定する。荷重センサ14の各々が荷重を測定することで、測定台11に加わる荷重およびバランス(測定台11における重心位置)を測定することができる。
但し、荷重センサ14の数および配置は、測定台11に加わる荷重およびバランスを測定可能なものであればよい。例えば、3つの荷重センサ14が、電極12を囲む位置に配置され、測定台11に加わる荷重を3つの荷重センサで支えるようになっていてもよい。
荷重センサ14の各々が測定した荷重に基づいて、処理装置20が、ユーザの体重および、測定台11における重心位置を算出する。
The
However, the number and arrangement of the
Based on the load measured by each of the
インタフェース回路15は、信号線の接続端子を備え、処理装置20のインタフェース回路24と信号線を介してデータのやり取りを行う。特に、インタフェース回路15は、生体インピーダンス測定回路13が測定した生体インピーダンス、および、荷重センサ14の各々が測定した荷重を、インタフェース回路24へ送信する。
但し、測定装置10と処理装置20とがデータをやり取りする方式は有線の方式に限らない。インタフェース回路15がインタフェース回路24と無線通信を行うようにしてもよい。
The
However, the method of exchanging data between the measuring
処理装置20において、表示デバイス21は表示画面を有し、各種画像を表示する。特に、処理装置20は、ユーザの筋状態の変化のタイプの判定結果と、筋状態の変化に対する対策とを表示する。表示デバイス21として、液晶パネル、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネル、またはLEDパネルなど、様々な表示デバイスを用いることができる。
In the
入力デバイス22は、ユーザの身長や年齢や性別といったユーザの生体情報の入力操作など、各種ユーザ操作を受け付ける。入力デバイス22として、表示デバイス21の表示画面に設置されてタッチパネルを構成するタッチセンサを用いるようにしてもよい。あるいは、入力デバイス22として、タッチセンサに加えて、あるいは代えて、キーボードまたはマウスまたはこれらの組み合わせなど、他の入力デバイスを用いるようにしてもよい。
The
通信回路23は、信号線の接続端子を備え、信号線を介して接続される他の機器とデータのやり取りを行う。特に、通信回路23は、筋状態の変化のタイプの判定結果、または、筋状態の変化に対する対策、あるいはその両方を他の機器に送信する。
但し、通信回路23が他の機器とデータをやり取りする方式は有線の方式に限らない。通信回路23が他の機器と無線通信を行うようにしてもよい。
The
However, the method in which the
インタフェース回路24は、信号線の接続端子を備え、測定装置10のインタフェース回路15と信号線を介してデータのやり取りを行う。特に、インタフェース回路24は、生体インピーダンス測定回路13が測定した生体インピーダンス、および、荷重センサ14の各々が測定した荷重を、インタフェース回路15から受信する。
The
記憶デバイス28は、各種データを記憶する。特に、記憶デバイス28は、CPU29が算出する、筋力の指標、筋パワーの指標、筋質の指標、筋量の指標それぞれの履歴を記憶する。記憶デバイス28が記憶するこれらの履歴は、CPU29が、筋力の指標の変化率、筋パワーの指標の変化率、筋質の指標の変化率、および、筋量の指標の変化率を算出するために用いられる。
筋力の指標、筋パワーの指標、筋質の指標、筋量の指標は、いずれも、筋指標の例に該当する。ここでいう筋指標とは、筋状態を示す値である。筋力の指標の変化率、筋パワーの指標の変化率、筋質の指標の変化率、および、筋量の指標の変化率は、複数の筋指標の変化を示す変化情報の例に該当する。
The
The muscle strength index, muscle power index, muscle quality index, and muscle mass index all correspond to the examples of muscle indexes. The muscle index referred to here is a value indicating a muscle state. The rate of change of the muscle strength index, the rate of change of the muscle power index, the rate of change of the muscle quality index, and the rate of change of the muscle mass index correspond to examples of change information indicating changes in a plurality of muscle indexes.
なお、筋力の指標および筋パワーの指標は、筋の機能的観点から示される指標であり、また、筋質の指標および筋量の指標は、筋の構造的観点から示される指標である。
なお、運動機能判定システム1が筋状態の変化のタイプの判定に用いる筋指標は、筋力の指標、筋パワーの指標、筋質の指標、および、筋量の指標に限らず別の筋指標とすることができる。また、運動機能判定システム1が筋状態の変化のタイプの判定に用いる筋指標の数も、4つに限らず2つ以上であればよい。
The index of muscle strength and the index of muscle power are indexes shown from the functional viewpoint of muscle, and the index of muscle quality and the index of muscle mass are indexes shown from the structural viewpoint of muscle.
The muscle index used by the motor
なお、記憶デバイス28は、測定装置10の内部記憶デバイスであってもよいし、測定装置10に外付けされる外部記憶デバイスであってもよいし、これら両方を含んで構成されていてもよい。
CPU29は、記憶デバイス28からプログラムを読み出して実行することで、各種処理を行う。
The
The
図3は、処理装置20の機能構成を示す概略ブロック図である。同図において、処理装置20は、表示部210と、操作入力部220と、通信部230と、測定値取得部240と、記憶部280と、制御部290とを備える。制御部290は、荷重算出部291と、体組成指標算出部292と、変化情報取得部293と、推定エネルギー必要量算出部294と、タイプ判定部295と、対策決定部296とを備える。
表示部210は、表示デバイス21を用いて構成され、各種画像を表示する。
操作入力部220は、入力デバイス22を用いて構成され、ユーザ操作を受ける。
通信部230は、通信回路23を用いて構成され、他の機器と通信を行う。
測定値取得部240は、インタフェース回路24を用いて構成され、生体インピーダンス測定回路13が測定した生体インピーダンス、および、荷重センサ14の各々が測定した荷重を、測定装置10から受信する。
記憶部280は、記憶デバイス28を用いて構成され、各種情報を記憶する。
FIG. 3 is a schematic block diagram showing a functional configuration of the
The display unit 210 is configured by using the
The
The
The measured
The
制御部290は、処理装置20の各部を制御して各種処理を行う。制御部290は、CPU29が記憶デバイス28からプログラムを読み出して実行することで構成される。
荷重算出部291は、4つの荷重センサ14が測定した荷重の合計から測定台11の重量を減算して、測定台11にかかる荷重を算出する。すなわち、ユーザが測定台に乗っている時の4つの荷重センサの合計とユーザが測定台に乗っていない時の4つの荷重センサの合計との差をユーザの体重として示す。
体組成指標算出部292は、インタフェース回路24が測定装置10から受信した生体インピーダンスに基づいて、ユーザの体組成指標(例えば、体脂肪率など)を求める。
変化情報取得部293は、筋力の指標の変化率、筋パワーの指標の変化率、筋質の指標の変化率、および、筋量の指標の変化率を取得する。上記のように、これらの値は変化情報の例に該当する。
The
The
The body composition
The change
変化情報取得部293は、入力デバイス22が入力操作を受け付けたユーザの生体情報を取得して記憶部280に記憶させる。そして、変化情報取得部293は、測定値取得部240が取得した生体インピーダンス、および、荷重算出部291が算出した荷重に基づいて、さらには、必要に応じてユーザの生体情報に基づいて、筋力の指標、筋パワーの指標、筋質の指標、筋量の指標のそれぞれを算出し、算出した値を記憶部280に記憶させる。
また、変化情報取得部293は、筋力の指標の過去値(例えば、前回の値)を記憶部280から読み出して、計算した今回の値からそれぞれ減算し、減算結果を過去値で除算し、100を乗じることで、筋力の指標の変化率を算出する。同様に、変化情報取得部293は、筋パワーの指標、筋質の指標、筋量の指標のそれぞれについて変化率を算出する。
なお、変化情報取得部293が用いる過去値(筋力の指標の過去値、筋パワーの指標の過去値、筋質の指標の過去値、および、筋力の指標の過去値)として、例えば3か月前、6か月前、あるいは、1年前など、様々な時期の過去値を用いることができる。
推定エネルギー必要量算出部294は、推定エネルギー必要量を算出する。ここでいう推定エネルギー必要量とは、エネルギーの出納が0となる確率が最も高くなると推定される習慣的な1日あたりのエネルギー摂取量である。
The change
Further, the change
As the past value used by the change information acquisition unit 293 (past value of muscle strength index, past value of muscle power index, past value of muscle quality index, and past value of muscle strength index), for example, 3 months. Past values from various periods, such as before, 6 months ago, or 1 year ago, can be used.
The estimated energy
タイプ判定部295は、変化情報取得部293が取得する変化情報に基づいて、筋状態の変化のタイプが、後述する図9および図10に示される13タイプの何れに該当するかを判定する。
但し、タイプ判定部295が判定するタイプは、図9および図10に示されるものに限らない。例えば、図11を参照して後述するように、タイプ判定部295が、高齢者用の筋状態の変化のタイプを判定するようにしてもよい。或いは、図12および13を参照して後述するように、タイプ判定部295が、ユーザの年齢に応じた評価に基づく筋状態の変化のタイプを判定するようにしてもよい。
対策決定部296は、タイプ判定部295が判定した筋状態の変化のタイプに基づいて、筋状態の変化に対する対策を決定する。具体的には、対策決定部296は、推奨される運動、または、推奨される食事、あるいはその両方を決定する。
The
However, the type determined by the
The
次に、運動機能判定システム1が行う処理について説明する。
図4は、運動機能判定システム1が行う処理手順の例を示す説明図である。
同図の処理において、操作入力部220は、ユーザの身長、年齢、性別、および、ユーザの活動量に関するアンケートの回答など、ユーザに関する生体情報の入力を受ける(ステップS101)。そして、変化情報取得部293が当該生体情報を取得して、記憶部280に記憶させる。なお、記憶部280が既に当該生体情報を記憶している場合、ステップS101で、操作入力部220への生体情報の入力に代えて、変化情報取得部293が記憶部280から生体情報を読み出すようにしてもよい。これにより、ユーザは生体情報の入力操作を行う必要がなく、この点においてユーザの負担を軽減することができる。
Next, the processing performed by the motor
FIG. 4 is an explanatory diagram showing an example of a processing procedure performed by the motor
In the process of the figure, the
次に、生体インピーダンス測定回路13が、ユーザの生体インピーダンスを測定し、荷重算出部291が、ユーザの体重等の荷重を算出する(ステップS102)。
図5は、生体インピーダンスの測定および荷重の算出の際のユーザの動きを示す説明図である。
ユーザは、同図の(1)に示すように、測定装置10の測定台11に足を乗せた状態で、測定装置10の近くに置かれた椅子に座る。その際、ユーザは素足になり、左足、右足のいずれも、通電用電極12aと測定用電極12bとの両方に接するように足を置く。
Next, the
FIG. 5 is an explanatory diagram showing the movement of the user when measuring the bioimpedance and calculating the load.
As shown in (1) of the figure, the user sits on a chair placed near the measuring
次に、ユーザは、同図の(2)に示すように、椅子に座った状態から立ち上がる。その際、ユーザは、左足、右足のいずれも、通電用電極12aと測定用電極12bとの両方に接したままになるようにする。
さらに、ユーザは、同図の(3)に示すように、測定台11の上に立ち、体のふらつきがなくなり安定するまで待つ。その際、ユーザは、左足、右足のいずれも、通電用電極12aと測定用電極12bとの両方に接したままになるようにする。
Next, as shown in (2) of the figure, the user stands up from the state of sitting on the chair. At that time, the user keeps both the left foot and the right foot in contact with both the current-carrying
Further, as shown in (3) of the figure, the user stands on the measuring table 11 and waits until the body becomes stable without wobbling. At that time, the user keeps both the left foot and the right foot in contact with both the current-carrying
このように、ユーザが立ち上がり動作を行う間、荷重算出部291は、荷重センサ14が測定した荷重に基づいて、測定台11にかかる荷重、および、測定台11における重心位置を求める。また、生体インピーダンス測定回路13は、左右の通電用電極12aの間の電流と左右の測定電極12bの間の電位差(電圧)とに基づいて生体インピーダンス(インピーダンスZ、インピーダンスZの抵抗成分Rおよびリアクタンス成分X)を求める。
In this way, while the user performs the standing up operation, the
図6は、荷重算出部291が算出する荷重の例を示すグラフである。同図の横軸は時刻を示し、縦軸は荷重を示している。また、同図のFは、一連の動作において、荷重算出部291が算出する荷重の最大値を示し、wは、ユーザの体重を示し、0は、測定台に何も乗っていないときの値を示している。
時刻T11の区間では、図5の(1)のように、ユーザが椅子に座っている状態から立ち上がろうとすると、まず、臀部に荷重が移行し、椅子が当該荷重を支えるため、荷重算出部291が算出する荷重が一旦減少する。その後、臀部にて椅子にかかる荷重が減少し、荷重算出部291が算出する荷重が増加する。荷重算出部291が算出する荷重は、臀部が椅子から離れる時刻の付近で最大になる。
FIG. 6 is a graph showing an example of the load calculated by the
In the section at time T11, as shown in (1) of FIG. 5, when the user tries to stand up from the state of sitting on the chair, the load is first transferred to the buttocks, and the chair supports the load, so that the
時刻T12の区間では、図5の(2)のように、ユーザが椅子から立ち上がる途中の状態を示し、時刻T11における荷重の増加後、荷重算出部291が算出する荷重が減少する。
時刻T13の区間では、図5の(3)のように、ユーザが立ち上がった状態となると、荷重算出部291が算出する荷重は、ユーザの体重wに収束していく。
In the section at time T12, as shown in FIG. 5 (2), the user is in the process of getting up from the chair, and after the load increases at time T11, the load calculated by the
In the section at time T13, when the user stands up as shown in FIG. 5 (3), the load calculated by the
図4のステップS102の後、変化情報取得部293は、ステップS102で得られた荷重および生体インピーダンスに基づいて、筋力の指標、筋パワーの指標、筋質の指標、および、筋量の指標を取得する(ステップS103)。
ここで、図7を参照して、筋力、筋パワー、筋質、筋量の変化について説明する。
After step S102 in FIG. 4, the change
Here, changes in muscle strength, muscle power, muscle quality, and muscle mass will be described with reference to FIG. 7.
図7は、筋が衰える過程の例を示す説明図である。
筋が衰える際の第1ステージとして、神経的要因により筋力が低下する。具体的には、筋に対する収縮等の指令が筋へ伝わり辛くなって筋力が低下する。
FIG. 7 is an explanatory diagram showing an example of the process of muscle weakening.
As the first stage when a muscle weakens, the muscle strength decreases due to a neurological factor. Specifically, commands such as contraction to the muscle are transmitted to the muscle and it becomes difficult to reduce the muscle strength.
次の第2ステージとして、筋萎縮が生じて筋質が低下する。その際、加齢と不活動とで萎縮する筋が異なる。ここでいう不活動は、運動をしないことまたは運動不足であることを示す。
加齢の場合、速筋線維が萎縮する。この場合、筋の収縮速度が低下する。一方、不活動の場合、遅筋線維が萎縮する。この場合、筋の収縮速度は低下しない。
As the next second stage, muscle atrophy occurs and muscle quality deteriorates. At that time, the muscles that atrophy differ between aging and inactivity. Inactivity here indicates lack of exercise or lack of exercise.
With aging, fast muscle fibers atrophy. In this case, the muscle contraction rate decreases. On the other hand, in the case of inactivity, slow muscle fibers atrophy. In this case, the muscle contraction rate does not decrease.
次の第3ステージとして、筋量が減少する。
そして、第4ステージとして、最大筋力(筋パワー)が低下する。
このように、筋力、筋パワー、筋質、筋量の変化をみれば、図7に示される筋状態の変化の過程におけるどのステージにあるかが分かり、ステージに応じた対策を行い得る。そこで、変化情報取得部293は、上記のように、筋力の指標、筋パワーの指標、筋質の指標、および、筋量の指標それぞれの変化率を算出している。
As the next third stage, muscle mass decreases.
Then, as the fourth stage, the maximum muscle strength (muscle power) decreases.
In this way, by looking at the changes in muscle strength, muscle power, muscle quality, and muscle mass, it is possible to know which stage is in the process of the change in muscle state shown in FIG. 7, and measures can be taken according to the stage. Therefore, as described above, the change
(筋力の指標の取得)
変化情報取得部293は、図4のステップS102で荷重算出部291が算出した荷重の最大値Fを、ユーザの体重wで除算した最大値体重比F/wを、筋力の指標として算出する。但し、変化情報取得部293が取得する筋力の指標は、最大値体重比F/wに限らない。例えば、変化情報取得部293が、荷重の最大値と荷重の最小値との差をユーザの体重で除算した値を、筋力の指標として算出するようにしてもよい。あるいは、変化情報取得部293が、握力計を用いての握力の測定値を、筋力の指標として取得するようにしてもよいし、ハンドヘルドダイナモメーターでの筋力の測定値を、筋力の指標として取得するようにしてもよい。
(Acquisition of muscle strength index)
The change
なお、変化情報取得部293が、筋力の指標として最大値体重比F/wを用いる場合、荷重の最大値と荷重の最小値との差をユーザの体重で除算した値を用いる場合よりも精度が高いと考えられる。荷重が最小となるタイミングを正確に特定できない可能性があるからである。
なお、荷重の最大値の特定が困難な場合、変化情報取得部293が、荷重が所定の荷重小閾値(例えば体重の20%)以下に減少した後、最初に所定の荷重大閾値(例えば体重の105%)以上に増加した領域の中での荷重の最大値を検出するようにしてもよい。
When the change
When it is difficult to specify the maximum value of the load, the change
(筋パワーの指標の取得)
変化情報取得部293は、図4のステップS102で荷重算出部291が算出した荷重の変化率の最大値RFDを、ユーザの体重wで除算した最大変化率体重比RFD/wを、筋パワーの指標として算出する。
図8は、荷重の変化率の例を示すグラフである。同図の横軸は時刻を示し、縦軸は荷重の変化率を示している。変化率が0より大きい場合、荷重が増加している。一方、変化率が0より小さい場合、荷重が減少している。また、同図のRFDは、荷重の変化率の最大値を示している。
但し、変化情報取得部293が取得する筋パワーの指標は、最大変化率体重比RFD/wに限らない。例えば、変化情報取得部293が、等速性筋力測定を運動速度を変えて行って得られた測定値を、筋パワーの指標として取得するようにしてもよい。あるいは、変化情報取得部293が、垂直跳びの結果の測定値または立ち幅跳びの結果の測定値を、筋パワーの指標として取得するようにしてもよい。
(Acquisition of muscle power index)
The change
FIG. 8 is a graph showing an example of the rate of change of the load. The horizontal axis of the figure shows the time, and the vertical axis shows the rate of change of the load. If the rate of change is greater than 0, the load is increasing. On the other hand, when the rate of change is less than 0, the load is decreasing. The RFD in the figure shows the maximum value of the rate of change of the load.
However, the index of muscle power acquired by the change
(筋質の指標の取得)
変化情報取得部293は、図4のステップS102で生体インピーダンス測定回路13が測定した生体インピーダンスに基づいて、筋質の指標を算出する。例えば、変化情報取得部293は、筋質の指標として、生体インピーダンスにおける抵抗成分Rをリアクタンス成分Xで除算したR/Xを算出する。
但し、変化情報取得部293が取得する筋質の指標は、R/Xに限らない。例えば、変化情報取得部293が、高周波でのインピーダンスZhighと低周波でのインピーダンスZlowとの比率を、筋質の指標として算出するようにしてもよい。さらに例えば、変化情報取得部293が、5キロヘルツでのインピーダンスZlowを250キロヘルツでのインピーダンスZhighで除算した値を、筋質の指標として算出するようにしてもよい。
(Acquisition of muscle quality index)
The change
However, the index of muscle quality acquired by the change
(筋量の指標の取得)
変化情報取得部293は、図4のステップS102で生体インピーダンス測定回路13が測定した生体インピーダンスに基づいて、筋量の指標を算出する。例えば、変化情報取得部293は、生体インピーダンス、体重、身長、年齢および性別などを用いて筋量を算出し、この算出した筋量を、ユーザの身長の二乗(Ht2)で除算する。なお、筋量の指標として筋量をユーザの身長の二乗で除算するのは、身長と筋量とには相関関係があるため、身長の影響を除外または低減するために行うものである。筋量をユーザの身長の二乗で除算して得られる筋量の指標を「筋量/Ht2」と表記する。
但し、変化情報取得部293が取得する筋量の指標は、筋量/Ht2に限らない。例えば、変化情報取得部293が、四肢筋量をユーザの身長の二乗で除算した値(四肢筋量/Ht2)を、筋量の指標として算出するようにしてもよい。あるいは、変化情報取得部293が、下肢筋量をユーザの身長の二乗で除算した値(下肢筋量/Ht2)を、筋量の指標として算出するようにしてもよいし、下肢筋量をユーザの体重wで除算した値(下肢筋量/w)を、筋量の指標として算出するようにしてもよい。
(Acquisition of muscle mass index)
The change
However, the index of muscle mass acquired by the change
また、図4のステップS102の後、推定エネルギー必要量算出部294は、推定エネルギー必要量を算出する(ステップS104)。
具体的には、推定エネルギー必要量算出部294は、基礎代謝量に身体活動レベルの係数を乗算した値を、推定エネルギー必要量として算出する。例えば、推定エネルギー必要量算出部294は、年齢、性別および体重と基礎代謝量とを対応付けて予め記憶しておき、ユーザの年齢、性別および体重に対応付けられた基礎代謝量を読み出す。また、推定エネルギー必要量算出部294は、ユーザへのアンケートの回答から、身体活動レベルを高、中、低の3段階で分類し、年齢に応じてレベル毎に予め記憶している係数を読み出す。そして、推定エネルギー必要量算出部294は、得られた基礎代謝量に係数を乗算して、推定エネルギー必要量を算出する。
Further, after step S102 in FIG. 4, the estimated energy
Specifically, the estimated energy
ステップS103およびS104の後、タイプ判定部295が、ユーザの筋状態の変化のタイプ判定を行う(ステップS105)。
図9は、タイプ判定部295が行うユーザの筋状態の変化のタイプ判定の処理手順の例を示す説明図である。同図は、一般標準者用の、筋状態の変化のタイプ判定の処理手順の例を示している。
同図において、タイプ判定部295は、筋力の指標の変化率Δ%F/wが0より小さいか否か、すなわち、筋力が減少しているか否かを判定する(ステップS201)。なお、F/wは筋力Fを体重wで除算した値であり、筋力の指標の例に該当する。また、「Δ%」は、変化率を示す。例えば、Δ%F/wは、F/wの変化率を示す。
After steps S103 and S104, the
FIG. 9 is an explanatory diagram showing an example of a processing procedure for type determination of a change in the muscle state of the user performed by the
In the figure, the
ステップS201において、Δ%F/wが0より小さいと判定した場合(ステップS201:Yes)、タイプ判定部295は、筋パワーの指標の変化率Δ%RFD/wが0より小さいか否か、すなわち、筋パワーが低下しているか否かを判定する(ステップS202)。
ステップS202において、Δ%RFD/wが0より小さいと判定した場合(ステップS202:Yes)、タイプ判定部295は、筋質の指標R/Xの変化率Δ%R/Xが0より小さいか否か、すなわち、筋萎縮が起きているか否かを判定する(ステップS203)。
When it is determined in step S201 that Δ% F / w is smaller than 0 (step S201: Yes), the
When it is determined in step S202 that Δ% RFD / w is smaller than 0 (step S202: Yes), the
ステップS203において、Δ%R/Xが0より小さいと判定した場合(ステップS203:Yes)、タイプ判定部295は、筋量の指標の変化率Δ%筋量/Ht2が0より小さいか否か、すなわち、筋量が減少しているか否かを判定する(ステップS204)。
ステップS204において、Δ%筋量/Ht2が0より小さいと判定した場合(ステップS204:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをA:俊敏動作低下タイプと判定する(ステップS205)。すなわち、タイプA(俊敏動作低下タイプ)では、速筋線維が萎縮している可能性が大きいと考えられる分類を表す。
When it is determined in step S203 that Δ% R / X is smaller than 0 (step S203: Yes), the
When it is determined in step S204 that Δ% muscle mass / Ht 2 is smaller than 0 (step S204: Yes), the
一方、ステップS204において、Δ%筋量/Ht2の変化率が0以上であると判定した場合(ステップS204:No)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをB:俊敏動作低下注意タイプと判定する(ステップS206)。すなわち、タイプB(俊敏動作低下注意タイプ)ではタイプAと同様、速筋線維が萎縮している可能性があるが、タイプAの場合よりも、萎縮の可能性が小さい、または、萎縮の程度が軽いと考えられる分類を表す。
On the other hand, when it is determined in step S204 that the rate of change of Δ% muscle mass / Ht 2 is 0 or more (step S204: No), the
一方、ステップS203において、Δ%R/Xが0以上であると判定した場合(ステップS203:No)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをC:神経的要因による筋力・筋パワー低下タイプと判定する(ステップS207)。すなわち、タイプC(神経的要因による筋力・筋パワー低下タイプ)では、今後、筋線維の萎縮が起こる可能性が大きいと考えられる分類を表す。
On the other hand, when it is determined in step S203 that Δ% R / X is 0 or more (step S203: No), the
一方、ステップS202において、Δ%RFD/wが0以上であると判定した場合(ステップS202:No)、タイプ判定部295は、筋質の指標の変化率Δ%R/Xが0より小さいか否か、すなわち、筋萎縮が起きているか否かを判定する(ステップS208)。
ステップS208において、Δ%R/Xが0より小さいと判定した場合(ステップS208:Yes)、タイプ判定部295は、筋量の指標の変化率が0より小さいか否か、すなわち、筋量が減少しているか否かを判定する(ステップS209)。
On the other hand, when it is determined in step S202 that Δ% RFD / w is 0 or more (step S202: No), the
When it is determined in step S208 that Δ% R / X is smaller than 0 (step S208: Yes), the
ステップS209において、Δ%筋量/Ht2が0より小さいと判定した場合(ステップS209:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをD:動作持続性低下タイプと判定する(ステップS210)。すなわち、タイプD(動作持続性低下タイプ)では、遅筋線維が萎縮している可能性が大きいと考えられる分類を表す。
When it is determined in step S209 that Δ% muscle mass / Ht 2 is smaller than 0 (step S209: Yes), the
一方、ステップS209において、Δ%筋量/Ht2が0以上であると判定した場合(ステップS209:No)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをE:動作持続性低下注意タイプと判定する(ステップS211)。すなわち、タイプE(動作持続性低下注意タイプ)ではタイプDと同様、遅筋線維が萎縮している可能性があるが、タイプDの場合よりも、萎縮の可能性が小さい、または、萎縮の程度が軽いと考えられる分類を表す。
On the other hand, when it is determined in step S209 that Δ% muscle mass / Ht 2 is 0 or more (step S209: No), the
一方、ステップS208において、Δ%R/Xが0以上であると判定した場合(ステップS208:No)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをF:筋力低下タイプと判定する(ステップS212)。すなわち、タイプFでは、筋力が低下していると考えられる分類を表す。
一方、ステップS201において、Δ%F/wが0以上であると判定した場合(ステップS201:No)、図10のステップS221へ遷移する。
On the other hand, when it is determined in step S208 that Δ% R / X is 0 or more (step S208: No), the
On the other hand, when it is determined in step S201 that Δ% F / w is 0 or more (step S201: No), the process proceeds to step S221 in FIG.
図10は、Δ%F/wが0以上であると判定した場合、すなわち、筋力が減少していないと判定した場合に、タイプ判定部295が行うユーザの筋状態の変化のタイプ判定の処理手順の例を示す説明図である。同図において、タイプ判定部295は、筋パワーの指標の変化率Δ%RFD/wが0より小さいか、すなわち、筋パワーが低下しているか否かを判定する(ステップS221)。
ステップS221において、Δ%RFD/wが0より小さいと判定した場合(ステップS221:Yes)、タイプ判定部295は、筋質の指標の変化率Δ%R/Xが0より小さいか否か、すなわち、筋萎縮が起きているか否かを判定する(ステップS222)。
FIG. 10 shows the processing of the type determination of the change in the muscle state of the user performed by the
When it is determined in step S221 that Δ% RFD / w is smaller than 0 (step S221: Yes), the
ステップS222において、Δ%R/Xが0より小さいと判定した場合(ステップS222:Yes)、タイプ判定部295は、筋量の指標の変化率が0より小さいか否か、すなわち、筋量が減少しているか否かを判定する(ステップS223)。
ステップS223において、Δ%筋量/Ht2が0より小さいと判定した場合(ステップS223:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをG:俊敏動作低下タイプと判定する(ステップS224)。すなわち、タイプGでは、速筋線維が萎縮している可能性が大きい点でタイプAと同様であるが、食事の行動提案において異なると考えられる分類を表す。
When it is determined in step S222 that Δ% R / X is smaller than 0 (step S222: Yes), the
When it is determined in step S223 that Δ% muscle mass / Ht 2 is smaller than 0 (step S223: Yes), the
一方、ステップS223において、Δ%筋量/Ht2が0以上であると判定した場合(ステップS223:No)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをH:俊敏動作低下注意タイプと判定する(ステップS225)。すなわち、タイプHでは、速筋線維が萎縮している可能性がある点でタイプBと同様であるが、食事の行動提案において異なると考えられる分類を表す。
On the other hand, when it is determined in step S223 that Δ% muscle mass / Ht 2 is 0 or more (step S223: No), the
一方、ステップS222において、Δ%R/Xが0以上であると判定した場合(ステップS222:No)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをI:神経的要因による筋力・筋パワー低下タイプと判定する(ステップS226)。すなわち、タイプIでは、神経的要因と考えられる点や、今後、筋線維の萎縮が起こる可能性が大きい点で、タイプCと同様であるが、食事の行動提案において異なると考えられる分類を表す。
On the other hand, when it is determined in step S222 that Δ% R / X is 0 or more (step S222: No), the
一方、ステップS221において、Δ%RFD/wが0以上であると判定した場合(ステップS221:No)、タイプ判定部295は、筋質の指標の変化率Δ%R/Xが0より小さいか否か、すなわち、筋萎縮が起きているか否かを判定する(ステップS227)。
ステップS227において、Δ%R/Xが0より小さいと判定した場合(ステップS227:Yes)、タイプ判定部295は、筋量の指標の変化率が0より小さいか否か、すなわち、筋量が減少しているか否かを判定する(ステップS228)。
On the other hand, when it is determined in step S221 that Δ% RFD / w is 0 or more (step S221: No), the
When it is determined in step S227 that Δ% R / X is smaller than 0 (step S227: Yes), the
ステップS228において、Δ%筋量/Ht2が0より小さいと判定した場合(ステップS228:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをJ:筋萎縮タイプと判定する(ステップS229)。すなわち、タイプJでは、筋萎縮が起きていると考えられる分類を表す。
一方、ステップS228において、Δ%筋量/Ht2が0以上であると判定した場合(ステップS228:No)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをK:脂肪浸潤タイプと判定する(ステップS230)。すなわちタイプK(脂肪浸潤タイプ)では、脂肪が筋肉に浸潤していると考えられる分類を表す。
When it is determined in step S228 that Δ% muscle mass / Ht 2 is smaller than 0 (step S228: Yes), the
On the other hand, when it is determined in step S228 that Δ% muscle mass / Ht 2 is 0 or more (step S228: No), the
一方、ステップS227において、Δ%R/Xが0以上であると判定した場合(ステップS227:No)、タイプ判定部295は、筋量の指標の変化率が0より小さいか否か、すなわち、筋量が減少しているか否かを判定する(ステップS231)。
ステップS231において、Δ%筋量/Ht2が0より小さいと判定した場合(ステップS231:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをL:筋量減少タイプと判定する(ステップS232)。すなわち、タイプLでは、筋量が低下していると考えられる分類を表す。
一方、ステップS231において、Δ%筋量/Ht2が0以上であると判定した場合(ステップS231:No)、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをM:問題なしと判定する(ステップS233)。すなわち、タイプMでは、筋状態には問題が生じていないと考えられる分類を表す。
このように、タイプ判定部295は、筋状態の変化をタイプAからタイプMまでの13タイプのいずれかに分類する。
On the other hand, when it is determined in step S227 that Δ% R / X is 0 or more (step S227: No), the
When it is determined in step S231 that Δ% muscle mass / Ht 2 is smaller than 0 (step S2311: Yes), the
On the other hand, when it is determined in step S231 that Δ% muscle mass / Ht 2 is 0 or more (step S231: No), the
As described above, the
なお、タイプの名前は図9および図10に示すものに限らない。
図11は、別のタイプ名を付す場合にタイプ判定部295が行う、ユーザの筋状態の変化のタイプ判定の処理手順の例を示す説明図である。図9が、一般標準者用の、筋状態の変化のタイプ判定の処理手順の例を示しているのに対し、図11は、高齢者用の、筋状態の変化のタイプ判定の処理手順の例を示している。なお、図11は、図9に対応している。図示および説明を省略するが、タイプ判定部295は、図9に対応する図11の処理と同様に、図10に対応する、高齢者用の、筋状態の変化のタイプ判定の処理も行う。
図11のステップS201からS209までの処理は、図9のステップS201からS209までと同様であり、同一の符号を付して説明を省略する。
一方、図11では、タイプの名前が図9の場合と異なっている。
The names of the types are not limited to those shown in FIGS. 9 and 10.
FIG. 11 is an explanatory diagram showing an example of a processing procedure for type determination of a change in the muscle state of a user, which is performed by the
The processes from steps S201 to S209 in FIG. 11 are the same as those in steps S201 to S209 in FIG. 9, and the same reference numerals are given and the description thereof will be omitted.
On the other hand, in FIG. 11, the name of the type is different from that in FIG.
図9のステップS205に対応する図11のステップS305では、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプを老化進行タイプと判定する。老化進行タイプでは、筋状態の老化が進行して速筋線維が萎縮している可能性が大きいと考えられる分類を表す。
図9のステップS206に対応する図11のステップS306では、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプを老化注意タイプと判定する。すなわち、老化注意タイプでは、老化進行タイプの場合よりも速筋線維の萎縮の可能性が小さい、または、萎縮の程度が軽いが、筋状態の老化に注意する必要があると考えられる分類を表す。
図9のステップS207に対応する図11のステップS307では、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプを筋力・筋パワー低下タイプと判定する。すなわち、筋力・インパワー低下タイプでは、筋力および筋パワーが低下していると考えられる分類を表す。
In step S305 of FIG. 11 corresponding to step S205 of FIG. 9, the
In step S306 of FIG. 11 corresponding to step S206 of FIG. 9, the
In step S307 of FIG. 11 corresponding to step S207 of FIG. 9, the
図9のステップS210に対応する図11のステップS310では、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプを不活動タイプと判定する。すなわち、不活動タイプでは、運動不足により遅筋線維が萎縮している可能性が大きいと考えられる分類を表す。
図9のステップS211に対応する図11のステップS311では、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプをやや不活動タイプと判定する。すなわち、やや不活動タイプでは、不活動タイプの場合よりも遅筋線維の萎縮の可能性が小さい、または、萎縮の程度が軽いが、運動不足に注意する必要があると考えられる分類を表す。
In step S310 of FIG. 11 corresponding to step S210 of FIG. 9, the
In step S311 of FIG. 11 corresponding to step S211 of FIG. 9, the
図9のステップS212に対応する図11のステップS312では、タイプ判定部295は、筋状態の変化のタイプを筋力低下タイプと判定する。すなわち、筋力低下タイプでは、筋力が低下していると考えられる分類を表す。
このように、筋状態の変化のタイプの名前は、図9および図10に示すものに限らない。
In step S312 of FIG. 11 corresponding to step S212 of FIG. 9, the
Thus, the names of the types of changes in muscle condition are not limited to those shown in FIGS. 9 and 10.
図4のステップS105の後、タイプ判定部295は、筋の老化度の判定を行う(ステップS106)。
図12は、タイプ判定部295が行う、ユーザの筋状態に対する年齢に応じた評価の処理手順の例を示す説明図である。タイプ判定部295は、図4のステップS106において、図12の処理を行う。
図12において、タイプ判定部295は、ユーザの年齢が50歳未満か否かを判定する(ステップS401)。
ステップS401において、ユーザの年齢が50歳未満であると判定した場合(ステップS401:YES)、タイプ判定部295は、図4のステップS105で判定したタイプが俊敏動作低下タイプ(タイプA)または俊敏動作低下注意タイプ(タイプB)か否かを判定する(ステップS402)。
After step S105 in FIG. 4, the
FIG. 12 is an explanatory diagram showing an example of an age-based evaluation processing procedure for a user's muscle condition performed by the
In FIG. 12, the
When it is determined in step S401 that the age of the user is less than 50 years old (step S401: YES), the
ステップS402において、俊敏動作低下タイプまたは俊敏動作低下注意タイプであると判定した場合(ステップS402:Yes)、タイプ判定部295は、筋力の1日当りの変動率(すなわち、筋力の変動率を日数で除算した値)が基準値(例えば、0.0022パーセント減)よりも筋力低下を示し、または、筋パワーの1日当りの変動率(すなわち、筋パワーの変動率を日数で除算した値)が基準値よりも筋パワー低下を示しているか否かを判定する(ステップS403)。
なお、1日当りの変動率は、式(1)のように示される。
When it is determined in step S402 that it is an agile motion decrease type or an agility motion decrease attention type (step S402: Yes), the
The daily volatility is expressed by the equation (1).
1日当りの変動率 = {(今回の測定値 - 過去値)/過去値×100(%)}/過去値を測定した日から今回の測定値を測定した日までの日数 ・・・ (1) Volatility per day = {(Measured value this time-Past value) / Past value x 100 (%)} / Number of days from the day when the past value was measured to the day when the measured value this time was measured ... (1)
ステップS403において、いずれの変動率も基準値よりも低下を示していると判定した場合(ステップS403:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、筋老化度が高いとの警告と判定する(ステップS404)。この場合、ステップS402での判定結果が筋の老化を示しており、かつ、ステップS403での判定結果が、筋の状態の急激な変化を示している。そこで、タイプ判定部295は、筋の老化に対する注意が特に必要であると判定する。
When it is determined in step S403 that all the volatility is lower than the reference value (step S403: Yes), the
一方、ステップS403において、少なくともいずれかの変動率が基準値よりも低下を示していないと判定した場合(ステップS403:No)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、筋老化度が高めとの注意と判定する(ステップS405)。この場合、ステップS402での判定結果が筋の老化を示しており、一方、ステップS403での判定結果が、筋の状態の変化が急激ではないことを示している。そこで、タイプ判定部295は、筋の老化に対する注意が必要であると判定する。
On the other hand, when it is determined in step S403 that at least one of the volatility does not show a decrease from the reference value (step S403: No), the
一方、ステップS402において、俊敏動作低下タイプおよび俊敏動作低下注意タイプのいずれでもないと判定した場合(ステップS402:No)、タイプ判定部295は、図4のステップS105で判定したタイプが動作持続性低下タイプ(タイプD)または動作持続性低下注意タイプ(タイプE)か否かを判定する(ステップS406)。
ステップS406において、動作持続性低下タイプまたは動作持続性低下注意タイプであると判定した場合(ステップS406:Yes)、タイプ判定部295は、筋力の1日当りの変動率が基準値よりも筋力低下を示し、かつ、筋パワーの1日当りの変動率が基準値(例えば、0.0022パーセント減)よりも筋パワー低下を示しているか否かを判定する(ステップS407)。
On the other hand, when it is determined in step S402 that it is neither the agile motion decrease type nor the agility motion decrease caution type (step S402: No), the
When it is determined in step S406 that it is a motion sustainability decrease type or an motion sustainability decrease caution type (step S406: Yes), the
ステップS407において、いずれの変動率も基準値よりも低下を示していると判定した場合(ステップS407:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、筋廃用度が高いとの警告と判定する(ステップS408)。この場合、ステップS406での判定結果が筋の不活用を示しており、かつ、ステップS407での判定結果が、筋の状態の急激な変化を示している。そこで、タイプ判定部295は、筋の廃用に対する注意が特に必要であると判定する。
If it is determined in step S407 that any of the volatility is lower than the reference value (step S407: Yes), the
一方、ステップS407において、少なくともいずれかの変動率が基準値よりも低下を示していないと判定した場合(ステップS407:No)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、筋廃用度が高めとの注意と判定する(ステップS409)。この場合、ステップS406での判定結果が筋の不活用を示しており、一方、ステップS403での判定結果が、筋の状態の変化が急激ではないことを示している。そこで、タイプ判定部295は、筋の廃用に対する注意が必要であると判定する。
On the other hand, when it is determined in step S407 that at least one of the volatility does not show a decrease from the reference value (step S407: No), the
一方、ステップS406において、動作持続性低下タイプおよび動作持続性低下注意タイプのいずれでもないと判定した場合(ステップS406:No)、タイプ判定部295は、図4のステップS105で判定したタイプが筋萎縮タイプまたは脂肪浸潤タイプか否かを判定する(ステップS410)。
ステップS410において、筋萎縮タイプまたは脂肪浸潤タイプであると判定した場合(ステップS410:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、筋構造低下への注意と判定する(ステップS411)。
On the other hand, when it is determined in step S406 that it is neither the motion sustainability decrease type nor the motion sustainability decrease caution type (step S406: No), in the
When it is determined in step S410 that it is a muscular atrophy type or a fat infiltration type (step S410: Yes), the
一方、ステップS410において、筋萎縮タイプおよび脂肪浸潤タイプのいずれでもないと判定した場合(ステップS410:No)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、問題なしと判定する(ステップS412)。
一方、ステップS401において、ユーザの年齢が50歳以上であると判定した場合(ステップS401:NO)、図13のステップS421へ遷移する。
On the other hand, when it is determined in step S410 that it is neither a muscle atrophy type nor a fat infiltration type (step S410: No), the
On the other hand, if it is determined in step S401 that the age of the user is 50 years or older (step S401: NO), the process proceeds to step S421 in FIG.
図13は、ユーザの年齢が50歳以上であると判定した場合にタイプ判定部295が行う、ユーザの筋状態に対する年齢に応じた評価の処理手順の例を示す説明図である。同図において、タイプ判定部295は、図4のステップS105で判定したタイプが俊敏動作低下タイプ(タイプA)または俊敏動作低下注意タイプ(タイプB)か否かを判定する(ステップS421)。
FIG. 13 is an explanatory diagram showing an example of an age-appropriate evaluation processing procedure for a user's muscle condition, which is performed by the
ステップS421において、俊敏動作低下タイプまたは俊敏動作低下注意タイプであると判定した場合(ステップS421:Yes)、タイプ判定部295は、筋力の1日当りの変動率が第1基準値(例えば、0.0022パーセント減)よりも筋力低下を示し、かつ、筋パワーの1日当りの変動率が第1基準値よりも筋パワー低下を示しているか否かを判定する(ステップS422)。
When it is determined in step S421 that the type is agile motion weakness type or agile motion decline caution type (step S421: Yes), the
ステップS422において、いずれの変動率も第1基準値よりも低下を示していると判定した場合(ステップS422:Yes)、タイプ判定部295は、筋力の1日当りの変動率が第2基準値(例えば、0.0036パーセント減)よりも筋力低下を示し、かつ、筋パワーの1日当りの変動率が第2基準値よりも筋パワー低下を示しているか否かを判定する(ステップS423)。
なお、第1基準値または第2基準値のいずれか、または両方を管理者が設定および変更できるようにしてもよい。他の基準値についても、管理者が設定および変更できるようにしてもよい。
When it is determined in step S422 that any volatility is lower than the first reference value (step S422: Yes), the
The administrator may be able to set and change either or both of the first reference value and the second reference value. Other reference values may also be set and changed by the administrator.
ステップS423において、いずれの変動率も第2基準値よりも低下を示していると判定した場合(ステップS423:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、筋老化度が高く点灯に注意との警告と判定する(ステップS424)。この場合、ステップS421での判定結果が筋の老化を示しており、かつ、ステップS422およびS423での判定結果が、筋の状態の急激な変化を示している。そこで、タイプ判定部295は、筋の老化に対する注意が特に必要であると判定する。
When it is determined in step S423 that any volatility is lower than the second reference value (step S423: Yes), the
一方、ステップS423において、少なくともいずれかの変動率が第2基準値よりも低下を示していないと判定した場合(ステップS423:No)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、筋老化度が高めとの注意と判定する(ステップS425)。この場合、ステップS421での判定結果が筋の老化を示しており、かつ、ステップS422での判定結果が、筋の状態の急激な変化を示している。一方、ステップS423での判定結果が、ステップS424の場合と比較すると筋の状態の変化が急激ではないことを示している。そこで、タイプ判定部295は、筋の老化に対する注意が必要であると判定する。
On the other hand, when it is determined in step S423 that at least one of the volatility does not show a decrease from the second reference value (step S423: No), the
一方、ステップS422において、少なくともいずれかの変動率が第1基準値よりも低下を示していないと判定した場合(ステップS422:No)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、年齢相当の筋の減少であり現状維持に努めると判定する(ステップS426)。
On the other hand, when it is determined in step S422 that at least one of the volatility does not show a decrease from the first reference value (step S422: No), the
一方、ステップS421において、俊敏動作低下タイプおよび俊敏動作低下注意タイプのいずれでもないと判定した場合(ステップS421:No)、タイプ判定部295は、図4のステップS105で判定したタイプが動作持続性低下タイプ(タイプD)または動作持続性低下注意タイプ(タイプE)か否かを判定する(ステップS427)。
ステップS427において、動作持続性低下タイプまたは動作持続性低下注意タイプであると判定した場合(ステップS427:Yes)、タイプ判定部295は、筋力の1日当りの変動率が基準値よりも筋力低下を示し、かつ、筋パワーの1日当りの変動率が基準値(例えば、0.0022パーセント減)よりも筋パワー低下を示しているか否かを判定する(ステップS428)。
On the other hand, when it is determined in step S421 that it is neither the agile motion decrease type nor the agility motion decrease caution type (step S421: No), the
When it is determined in step S427 that it is a motion sustainability decrease type or an motion sustainability decrease attention type (step S427: Yes), the
ステップS428において、いずれの変動率も基準値よりも低下を示していると判定した場合(ステップS428:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、筋廃用度が高く活動を促進する必要があるとの警告と判定する(ステップS429)。この場合、ステップS427での判定結果が筋の不活用を示しており、かつ、ステップS428での判定結果が、筋の状態の急激な変化を示している。そこで、タイプ判定部295は、筋の廃用に対する注意が特に必要であると判定する。
When it is determined in step S428 that any volatility is lower than the reference value (step S428: Yes), the
一方、ステップS428において、少なくともいずれかの変動率が基準値よりも低下を示していないと判定した場合(ステップS428:No)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、筋廃用度が高めとの注意と判定する(ステップS430)。この場合、ステップS27での判定結果が筋の不活用を示しており、一方、ステップS428での判定結果が、筋の状態の変化が急激ではないことを示している。そこで、タイプ判定部295は、筋の廃用に対する注意が必要であると判定する。
On the other hand, when it is determined in step S428 that at least one of the volatility does not show a decrease from the reference value (step S428: No), the
一方、ステップS427において、動作持続性低下タイプおよび動作持続性低下注意タイプのいずれでもないと判定した場合(ステップS427:No)、タイプ判定部295は、図4のステップS105で判定したタイプが筋萎縮タイプまたは脂肪浸潤タイプか否かを判定する(ステップS431)。
ステップS431において、筋萎縮タイプまたは脂肪浸潤タイプであると判定した場合(ステップS431:Yes)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、筋構造低下への注意と判定する(ステップS432)。
On the other hand, when it is determined in step S427 that it is neither the motion sustainability decrease type nor the motion sustainability decrease caution type (step S427: No), the
When it is determined in step S431 that it is a muscular atrophy type or a fat infiltration type (step S431: Yes), the
一方、ステップS431において、筋萎縮タイプおよび脂肪浸潤タイプのいずれでもないと判定した場合(ステップS431:No)、タイプ判定部295は、筋状態の評価を、問題なしと判定する(ステップS433)。
このように、タイプ判定部295は、ユーザの年齢が50歳未満か50歳以上かに応じて、筋状態の評価を行う。
On the other hand, when it is determined in step S431 that it is neither a muscle atrophy type nor a fat infiltration type (step S431: No), the
In this way, the
また、図4のステップS105の後、対策決定部296は、運動の行動提案を行う(ステップS107)。例えば、対策決定部296は、ステップS105の13タイプと、ウォーキング等の運動とを対応付けて予め記憶しておく。そして、対策決定部296は、ステップS105でタイプ判定部295が判定したタイプに応じた運動を読み出し、ユーザに提示する。運動のユーザへの提示は、例えば、表示部210が表示することで行う。
Further, after step S105 in FIG. 4, the
また、図4のステップS105の後、対策決定部296は、食事の行動提案を行う(ステップS108)。例えば、対策決定部296は、ステップS105の13タイプと、食材およびレシピ案とを対応付けて予め記憶しておく。そして、対策決定部296は、ステップS105でタイプ判定部295が判定したタイプに応じた食材およびレシピ案を読み出し、ユーザに提示する。この栄養の行動提案について、図14~図17を参照して説明する。
Further, after step S105 in FIG. 4, the
図14は、筋状態と必要な栄養のカテゴリーとの関係を示す説明図である。同図の各行は、筋状態と、当該筋状態の判定基準と、当該筋状態の原因および現象と、当該筋状態の場合に必要な栄養のカテゴリーとを対応付けて示している。
例えば、筋力低下の場合、判定基準は、図9のステップS201に示されるように「Δ% F/w<0」となっている。また、筋力低下の原因および現象として、「情報伝達量低下」、「神経劣化」、「筋線維組成比劣化」および「細胞が多い」が示されている。また、筋力低下の場合、脳の栄養が必要であることが示されている。
FIG. 14 is an explanatory diagram showing the relationship between muscle condition and the category of required nutrition. Each line in the figure shows the muscle condition, the criteria for determining the muscle condition, the cause and phenomenon of the muscle condition, and the category of nutrition required in the case of the muscle condition in association with each other.
For example, in the case of muscle weakness, the determination criterion is "Δ% F / w <0" as shown in step S201 of FIG. In addition, as causes and phenomena of muscle weakness, "decrease in information transmission amount", "nerve deterioration", "deterioration of muscle fiber composition ratio" and "many cells" are shown. It has also been shown that in the case of muscle weakness, brain nutrition is required.
図15は、図4のステップS105の13タイプと、図14に示される栄養のカテゴリーとの関係を示す説明図である。同図の行は、タイプAからタイプMまでの13のタイプに対応しており、列は、(1)脳の栄養、(2)筋肉収縮(筋肉収縮時に必要な栄養)、(3)筋細胞(筋細胞を整えるために必要な栄養)、(4)筋グリコーゲンの4つの栄養に対応している。
そして、栄養の要否がパターンの有無で示されている。例えば、タイプB(俊敏動作低下注意タイプ)の場合、上記(1)、(2)、(3)の各栄養が必要であることが、パターン有で示されている。一方、栄養(4)は、タイプBへの対策としては必要でないことがパターン無で示されている。
FIG. 15 is an explanatory diagram showing the relationship between the 13 types of step S105 in FIG. 4 and the nutrition category shown in FIG. The rows in the figure correspond to 13 types from type A to type M, and the columns are (1) brain nutrition, (2) muscle contraction (nutrition required for muscle contraction), and (3) muscle. It corresponds to four nutrients: cells (nutrition required to prepare muscle cells) and (4) muscle glycogen.
The necessity of nutrition is indicated by the presence or absence of a pattern. For example, in the case of type B (awareness type for agility reduction), it is shown with a pattern that each of the above (1), (2), and (3) nutrition is required. On the other hand, it is shown without a pattern that nutrition (4) is not necessary as a countermeasure against type B.
図16は、図14および図15に示される栄養のカテゴリーと、具体的な栄養素との関係を示す説明図である。同図の各行は、栄養のカテゴリーと具体的な栄養素とを対応付けて示している。
例えば、脳の栄養に関しては、主栄養素としてトリプトファン(セロトニン)、フェニルアラニン、チロシン(ドーパミン)、GABA(γ-アミノ酪酸)およびロイシンが示されている。また、トリプトファン(セロトニン)の摂取を促進する代謝栄養素として、ビタミンB6、ビタミンB2およびマグネシウムが示されている。
FIG. 16 is an explanatory diagram showing the relationship between the nutrition categories shown in FIGS. 14 and 15 and specific nutrients. Each line in the figure shows the nutrition categories and specific nutrients in association with each other.
For example, with respect to brain nutrition, tryptophan (serotonin), phenylalanine, tyrosine (dopamine), GABA (γ-aminobutyric acid) and leucine have been shown as main nutrients. In addition, vitamin B6, vitamin B2 and magnesium have been shown as metabolic nutrients that promote the intake of tryptophan (serotonin).
図17は、栄養素と食材との関係を示す説明図である。同図の各行は、栄養素と当該栄養素を含む食材とを対応付けて示している。例えば、トリプトファンを含む食材として、バナナ、豆乳 、牛乳、ヨーグルトおよびプロセスチーズが示されている。
図14~図17に示されるように、筋状態の変化のタイプと、当該タイプに有効な食材とを対応付けることができる。
FIG. 17 is an explanatory diagram showing the relationship between nutrients and foodstuffs. Each line in the figure shows the nutrients and the foodstuffs containing the nutrients in association with each other. For example, bananas, soymilk, milk, yogurt and processed cheese have been shown as ingredients containing tryptophan.
As shown in FIGS. 14 to 17, the type of change in muscle state can be associated with the foodstuff effective for the type.
そこで、対策決定部296は、筋状態の13タイプ(タイプA~タイプM)と、各タイプに有効な食材、および、当該食材を使用するレシピとを対応付けて予め記憶しておく。そして、対策決定部296は、図4のステップS105でタイプ判定部295が選択したタイプに対応付けられた食材およびレシピを読み出し、ユーザに提示する。
Therefore, the
あるいは、対策決定部296が、筋状態の13タイプと、各タイプに有効な食材とを予め記憶しておく。そして、対策決定部296が、図4のステップS105でタイプ判定部295が選択したタイプに対応付けられた食材読み出してユーザに提示し、さらに、当該食材を含むレシピを検索してユーザに提示するようにしてもよい。ここで、対策決定部296は、例えば、インターネットでレシピを検索する。あるいは、対策決定部296が、専用のデータベースでレシピを検索するようなど、インターネット以外でレシピを検索するようにしてもよい。
Alternatively, the
図18は、表示部210が表示する、筋状態の変化のタイプおよび対策の表示画面の第1の例を示す説明図である。同図は、俊敏動作低下タイプ(タイプA)の場合の表示画面の例を示している。
タイプの表示では、タイプの名称「俊敏動作低下タイプ」に加えて、筋力、筋パワー、筋質および筋量の変化が矢印で示されている。下向きの太い矢印は、大きい低下率を示し、下向きの細い矢印は、小さい低下率を示している。
また、運動の提案では、俊敏動作低下タイプに有効なトレーニングが示されている。栄養の提案では、俊敏動作低下タイプに有効な食材およびレシピが、朝食、昼食および夕食について示されている。
FIG. 18 is an explanatory diagram showing a first example of a display screen of a change in muscle state and a countermeasure displayed by the display unit 210. The figure shows an example of a display screen in the case of an agile motion reduction type (type A).
In the type display, in addition to the type name "Agile movement reduction type", changes in muscle strength, muscle power, muscle quality and muscle mass are indicated by arrows. Thick downward arrows indicate a large rate of decline, and thin downward arrows indicate a small rate of decline.
In addition, exercise proposals have shown effective training for agile motion-reducing types. In the nutritional proposal, ingredients and recipes that are effective for the agile hypoactivity type are shown for breakfast, lunch and supper.
図19は、表示部210が表示する、筋状態の変化のタイプおよび対策の表示画面の第2の例を示す説明図である。同図は、動作持続性低下タイプ(タイプD)の場合の表示画面の例を示している。
タイプの表示では、タイプの名称「動作持続性低下タイプ」に加えて、筋力、筋パワー、筋質および筋量の変化が矢印で示されている。図18の場合と同様、下向きの太い矢印は、大きい低下率を示し、下向きの細い矢印は、小さい低下率を示している。一方、横向きの矢印は筋量が減少していないこと、すなわち筋量を維持していることが横向きの矢印で示されている。
また、図18の場合と同様、運動の提案では、俊敏動作低下タイプに有効なトレーニングが示されている。栄養の提案では、俊敏動作低下タイプに有効な食材およびレシピが、朝食、昼食および夕食について示されている。
FIG. 19 is an explanatory diagram showing a second example of the display screen of the type of change in the muscle state and the countermeasure displayed by the display unit 210. The figure shows an example of a display screen in the case of the operation sustainability reduction type (type D).
In the type display, in addition to the type name "movement persistence type", changes in muscle strength, muscle power, muscle quality and muscle mass are indicated by arrows. As in the case of FIG. 18, the thick downward arrow indicates a large reduction rate, and the thin downward arrow indicates a small reduction rate. On the other hand, the horizontal arrow indicates that the muscle mass has not decreased, that is, the muscle mass is maintained.
Also, as in the case of FIG. 18, the exercise proposal shows effective training for the agile motion-reducing type. In the nutritional proposal, ingredients and recipes that are effective for the agile hypoactivity type are shown for breakfast, lunch and supper.
なお、対策決定部296が、運動や栄養摂取を行うタイミングも決定するようにしてもよい。例えば、グリコーゲンは朝または運動後に摂取することが有効である。そこで、対策決定部296は、朝食時または運動後にグリコーゲンを摂取することを決定する。そして、表示部210は、朝食時またはウォーキング後にグリコーゲンを摂取するといった条件に応じた、運動の提案およびレシピを表示する。
The
以上のように、変化情報取得部293が、複数の筋指標の変化を示す変化情報を取得する。そして、タイプ判定部295は、変化情報に基づいて、筋状態の変化のタイプを判定する。
このように、タイプ判定部295が、筋状態の変化に基づいてタイプを判定することで、生じている問題に応じたタイプ判定を行うことができ、加齢または不運動など原因に応じたタイプ判定を行うことができる。これにより、筋状態に対して有効な対策を提示することが可能になる。
As described above, the change
In this way, the
また、対策決定部296は、タイプ判定部295が判定した筋状態の変化のタイプに基づいて、筋状態の変化に対する対策を決定する。これにより、対策決定部296は、筋状態に応じた有効な対策を決定することができる。
具体的には、対策決定部296は、筋状態に応じた有効な運動や食事を決定することができる。
Further, the
Specifically, the
また、変化情報取得部293は、変化情報として、筋力の変化と、筋パワーの変化と、筋質の変化と、筋量の変化とを示す情報を取得する。
タイプ判定部295は、当該変化情報に基づいて筋状態の変化のタイプを判定することで、加齢や不運動など原因に応じたタイプ分類を行うことができる。そして、対策決定部296は、当該タイプ分類に応じて対策を決定することで、有効な対策を決定することができる。
Further, the change
The
また、タイプ判定部295は、判定対象者であるユーザの年齢に応じて選択した判定基準を用いて、筋状態の変化のタイプを判定する。
これにより、タイプ判定部295は、筋状態に対する年齢の影響をタイプの判定に反映させることができる。
In addition, the
Thereby, the
なお、以上では、筋の萎縮など筋の機能が低下する場合を例に、運動機能判定システム1が行う処理について説明したが、筋の発達など筋の機能が向上する場合に運動機能判定システム1を適用するようにしてもよい。具体的には、タイプ判定部295が、筋の機能が低下する場合に加えて、或いは代えて、筋の機能が向上する場合に、筋状態の変化のタイプを判定するようにしてもよい。また、対策決定部296が、筋の機能が低下する場合に加えて、或いは代えて、筋の機能が向上する場合に、筋状態の変化に対する対策を決定するようにしてもよい。
In the above, the processing performed by the motor
なお、制御部290の全部または一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD-ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
A program for realizing all or part of the functions of the
Further, the "computer system" includes the homepage providing environment (or display environment) if the WWW system is used.
Further, the "computer-readable recording medium" refers to a portable medium such as a flexible disk, a magneto-optical disk, a ROM, or a CD-ROM, and a storage device such as a hard disk built in a computer system. Further, a "computer-readable recording medium" is a communication line for transmitting a program via a network such as the Internet or a communication line such as a telephone line, and dynamically holds the program for a short period of time. In that case, it also includes those that hold the program for a certain period of time, such as the volatile memory inside the computer system that is the server or client. Further, the above-mentioned program may be for realizing a part of the above-mentioned functions, and may be further realized for realizing the above-mentioned functions in combination with a program already recorded in the computer system.
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。 Although the embodiments of the present invention have been described in detail with reference to the drawings, the specific configuration is not limited to this embodiment and includes design changes and the like within a range not deviating from the gist of the present invention.
1 運動機能判定システム
10 測定装置
12 電極
12a 通電用電極
12b 測定用電極
13 生体インピーダンス測定回路
14 荷重センサ
15 インタフェース回路
20 処理装置
21 表示デバイス
22 入力デバイス
23 通信回路
24 インタフェース回路
28 記憶デバイス
29 CPU
210 表示部
220 操作入力部
230 通信部
240 測定値取得部
280 記憶部
290 制御部
291 荷重算出部
292 体組成指標算出部
293 変化情報取得部
295 タイプ判定部
296 対策決定部
1 Motor
210
Claims (8)
前記変化情報に基づいて、各々が異なる前記筋指標の変化により特定される複数のステージのいずれかで表される筋状態の衰えの過程を判定する判定部と、
を備え、
前記変化情報は、筋力の変化、筋パワーの変化、筋質の変化、及び筋量の変化の少なくとも2つを含み、
前記複数のステージは、神経的要因により筋力が低下する第1ステージ、筋萎縮が生じて筋質が低下する第2ステージ、筋量が減少する第3ステージ、筋パワーが低下する第4ステージのうち少なくとも2つのステージを含み、
前記判定部は、前記変化情報に基づいて、所定値より低下した前記筋指標の種類によって前記複数のステージのいずれかで表される前記筋状態の衰えの過程を判定する、
筋状態変化判定装置。 A change information acquisition unit that acquires change information indicating changes in the muscle index based on the past value and the current value of each of a plurality of different muscle indexes.
Based on the change information, a determination unit that determines the process of muscle state decline represented by any of a plurality of stages, each of which is identified by a change in the muscle index.
Equipped with
The change information includes at least two changes in muscle strength, changes in muscle power, changes in muscle quality, and changes in muscle mass.
The plurality of stages include a first stage in which muscle strength is reduced due to neurological factors, a second stage in which muscle atrophy occurs and muscle quality is reduced, a third stage in which muscle mass is reduced, and a fourth stage in which muscle power is reduced. Including at least two stages
Based on the change information, the determination unit determines the process of deterioration of the muscle state represented by any of the plurality of stages according to the type of the muscle index that is lower than a predetermined value.
Muscle state change determination device.
前記変化情報に基づいて、各々が異なる前記筋指標の変化により特定される複数のステージのいずれかで表される筋状態の衰えの過程を判定部が判定する判定ステップと、
を備え、
前記変化情報は、筋力の変化、筋パワーの変化、筋質の変化、及び筋量の変化の少なくとも2つを含み、
前記複数のステージは、神経的要因により筋力が低下する第1ステージ、筋萎縮が生じて筋質が低下する第2ステージ、筋量が減少する第3ステージ、筋パワーが低下する第4ステージのうち少なくとも2つのステージを含み、
前記判定部は、前記変化情報に基づいて、所定値より低下した前記筋指標の種類によって前記複数のステージのいずれかで表される前記筋状態の衰えの過程を判定する、
筋状態変化判定方法。 A change information acquisition step in which the change information acquisition unit acquires change information indicating a change in the muscle index based on the past value and the current value in each of a plurality of different muscle indexes.
Based on the change information, a determination step in which the determination unit determines the process of deterioration of the muscle state represented by any of a plurality of stages identified by changes in the muscle index, each of which is different.
Equipped with
The change information includes at least two changes in muscle strength, changes in muscle power, changes in muscle quality, and changes in muscle mass.
The plurality of stages include a first stage in which muscle strength is reduced due to neurological factors, a second stage in which muscle atrophy occurs and muscle quality is reduced, a third stage in which muscle mass is reduced, and a fourth stage in which muscle power is reduced. Including at least two stages
Based on the change information, the determination unit determines the process of deterioration of the muscle state represented by any of the plurality of stages according to the type of the muscle index that is lower than a predetermined value.
Muscle state change determination method.
複数の異なる筋指標のそれぞれにおける過去値と今回値とに基づく、前記筋指標の変化を示す変化情報を取得する変化情報取得ステップと、
前記変化情報に基づいて、各々が異なる前記筋指標の変化により特定される複数のステージのいずれかで表される筋状態の衰えの過程を判定する判定ステップと、
を実行させるためのプログラムであって、
前記変化情報は、筋力の変化、筋パワーの変化、筋質の変化、及び筋量の変化の少なくとも2つを含み、
前記複数のステージは、神経的要因により筋力が低下する第1ステージ、筋萎縮が生じて筋質が低下する第2ステージ、筋量が減少する第3ステージ、筋パワーが低下する第4ステージのうち少なくとも2つのステージを含み、
前記判定ステップは、前記変化情報に基づいて、所定値より低下した前記筋指標の種類によって前記複数のステージのいずれかで表される前記筋状態の衰えの過程を判定する、
プログラム。
On the computer
A change information acquisition step for acquiring change information indicating a change in the muscle index based on a past value and a current value in each of a plurality of different muscle indexes.
A determination step for determining the process of muscle state decline represented by any of a plurality of stages, each of which is identified by a change in the muscle index, based on the change information.
It is a program to execute
The change information includes at least two changes in muscle strength, changes in muscle power, changes in muscle quality, and changes in muscle mass.
The plurality of stages include a first stage in which muscle strength is reduced due to neurological factors, a second stage in which muscle atrophy occurs and muscle quality is reduced, a third stage in which muscle mass is reduced, and a fourth stage in which muscle power is reduced. Including at least two stages
The determination step determines, based on the change information, the process of decline of the muscle state represented by any of the plurality of stages according to the type of the muscle index that is lower than a predetermined value.
program.
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