JP7040908B2 - サンドイッチパネル、及び壁ユニット - Google Patents
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Description
本実施形態に係るサンドイッチパネル1は、図1に示すように、第一方向である上下方向(Y方向)に並べられた複数枚のサンドイッチパネル1に、左右方向(X方向)に並ぶ複数本の胴縁材60が取り付けられて大判化された横張り構造の壁ユニット2の部材に好適に用いられる。以下では、図2に示す固定状態を基準とし、胴縁材60に対してサンドイッチパネル1が配置される側を屋外側とし、その逆側を屋内側として、説明する。なお、本実施形態では、第一方向は、重力方向に対して平行な方向である。
金属外皮10,20は、金属板をロール加工、プレス加工などにより所望の形状に成形することによって得られる。金属板は、例えば、厚みが0.25mm以上2.0mm以下である。金属板としては、例えば、塗装鋼板、亜鉛めっき鋼板、アルミニウム-亜鉛合金めっき鋼板、ガルバリウム鋼板(登録商標)、エスジーエル(登録商標)鋼板などを用いることができる。
第一金属外皮10は、図3及び図4に示すように、その外周端部が屋内側に折り曲げた形状をなしており、いわゆる端部箱折り形状である。
サンドイッチパネル1の第二金属外皮20は、平板部210と、平板部210の上端部に連設された屋内側第一折り返し部220と、平板部210の下端部に連設された屋内側第二折り返し部230と、屋内側第二折り返し部230に連接された端縁部240とを備える。第二金属外皮20の平板部210は、芯材30の屋内側の面に左右方向(X方向)に亘って接着されている。
芯材30は、第一芯材31と、第一芯材31よりも耐火性の高い第二芯材32とで構成されている。
第一芯材31は、図2及び図3に示すように、複数のブロック体33が上下方向(Y方向)に並んで構成されている。複数のブロック体33のそれぞれは、無機繊維体をバインダー等でブロック状に固めたものである。複数のブロック体33は、上下方向(Y方向)の長さが互いに同じであり、厚み方向(Z方向)の長さが互いに同じである。複数のブロック体33は、隣接する側面同士が直接接しており、これにより、全体として1枚の略矩形板状の第一芯材31が形成されている。無機繊維体としては、例えば、ロックウール、グラスウール、セラミックファイバーなどが挙げられる。第一芯材31の材質としては、断熱性能と共に耐火性能を有するロックウール、グラスウール、フェノールフォームなどを用いることが好ましい。無機繊維体の密度は好ましくは120kg/m3以上200kg/m3以下である。
第二芯材32の材質は、第一芯材31よりも耐火性が高い材質であればよく、例えば、耐火性を有する石膏ボード、無機質材料などを用いることができる。無機質材料としては、例えば、珪酸カルシウムなどを用いることができる。
固定具40は、図5A及び図5Bに示すように、2本の足部41,41と、これら足部41,41を連結する連結部42とを有する、二股のU字型の釘(ステープル)である。固定具40の寸法は、第二芯材32の左右方向(X方向)の長さなどに応じて適宜調整すればよい。具体的に、外幅S1は、好ましくは4mm以上22mm以下、より好ましくは16mm以上22mm以下である。足長さS2は、好ましくは22mm以上38mm以下、より好ましくは32mm以上38mm以下である。線厚S3は、好ましくは0.7mm以上1.6mm以下、より好ましくは1.3mm以上1.6mm以下である。線幅S4は、好ましくは0.7mm以上1.6mm以下、より好ましくは1.3mm以上1.6mm以下である。固定具40の材質としては、例えば、鉄、ステンレス鋼などが挙げられる。
サンドイッチパネル1の製造方法の一例について説明する。
本実施形態に係る壁ユニット2は、図1に示すように、複数のサンドイッチパネル1と、複数の胴縁材60とを備える。複数のサンドイッチパネル1は、上下方向(Y方向)に並び、これら複数枚のサンドイッチパネル1が、左右方向(X方向)に並ぶ複数の胴縁材60に取り付けられている。複数のサンドイッチパネル1のうち隣接するサンドイッチパネル1,1は、一方のサンドイッチパネル1の嵌合凸部11,21と他方のサンドイッチパネルの嵌合凹部12,22とが嵌合されている。この壁ユニット2は、胴縁材60を介して建物躯体に取付けられ、図6に示すように、複数並べて外壁3が構築される。
(1)縦目地部3A内の屋外側の部分へのシーリング85を配置する。
(2)縦目地部3A内の屋内側の部分への断熱材84を配置する。
(3)左右に隣り合うサンドイッチパネル1,1の縦目地部3A付近のシール材83及びシーリングテープ82を配置する。
(4)縦目地部3Aを跨ぐ左右に隣り合うサンドイッチパネル1,1の裏面への塞ぎ板80を取付ける。
本実施形態では、第一芯材31と第二芯材32とは、上端部1Aから差し込まれる固定具40により結合されているが、本発明はこれに限定されず、サンドイッチパネル1の4つの端部1A,1B,1C,1Dの少なくとも1つの端部において、第一芯材31と第二芯材32とは、サンドイッチパネル1の厚み方向(Z方向)と直交する方向において、第一芯材31と第二芯材32とに差し込まれる固定具40により結合されていればよい。その例として、固定具40が打ち込まれる端部は、図8Aに示すように上端部1A及び下端部1B、図8Bに示すように下端部1B、図9Aに示すように第三端部1C及び第四端部1D、図9Bに示すように第三端部1C、図9Cに示すように第四端部1D、図3及び図9Aに示すように上端部1A、第三端部1C及び第四端部1D、図8A及び図9Aに示すように上端部1A、下端部1B、第三端部1C及び第四端部1Dなどであってもよい。固定具40が下端部1Bに打ち込まれる際、本実施形態と同様に、固定具40はX方向に所定の間隔Dを空けて複数本打ち込まれていてもよい。第三端部1C及び第四端部1Dの少なくとも一方から固定具40が打ち込まれる場合、固定具40は、Y方向に所定の間隔を空けて複数本打ち込まれていてもよい。また、固定具40は、一方の足部41が第一芯材31に差し込まれ、他方の足部41が第二芯材32に差し込まれるように、打ち込まれていてもよい。
Claims (4)
- 二枚の金属外皮の間に芯材を設けた略矩形状のサンドイッチパネルであって、
前記サンドイッチパネルの第一方向の一端側の第一端部には、前記金属外皮により2つの嵌合凸部が形成され、前記第一方向の他端側の第二端部には2つの嵌合凹部が形成され、前記サンドイッチパネルの嵌合凸部は他のサンドイッチパネルの嵌合凹部と嵌合可能に形成され、
前記芯材は、第一芯材と、前記第一芯材よりも耐火性の高い第二芯材とで構成され、
前記第一端部において、前記第二芯材は、前記第一芯材よりも前記サンドイッチパネルの外周縁側に設けられ、かつ、前記第一芯材と前記第二芯材とは、前記サンドイッチパネルの厚み方向と直交する方向において、前記第一芯材と前記第二芯材とに前記第一端部から差し込まれる固定具により結合されており、
前記固定具は、2本の足部と、これら足部を連結する連結部とを有する、二股の釘であり、前記足部が前記金属外皮を貫通しないで前記第一芯材と前記第二芯材に差し込まれる
サンドイッチパネル。 - 前記固定具が、前記2つの嵌合凸部の間に設けられている
請求項1に記載のサンドイッチパネル。 - 前記2つの嵌合凸部は、各々、前記第二芯材の表面に接触する支持片を有する
請求項1又は2に記載のサンドイッチパネル。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の複数のサンドイッチパネルと、複数の胴縁材とを備えた壁ユニットであって、
前記複数のサンドイッチパネルは前記複数の胴縁材に取り付けられ、
前記複数のサンドイッチパネルのうち隣接するサンドイッチパネルは、一方のサンドイッチパネルの嵌合凸部と他方のサンドイッチパネルの嵌合凹部とが嵌合されている
壁ユニット。
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