JP6939593B2 - 乗物用シートのシートカバー - Google Patents
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Description
シートバック6は、図1を参照して、乗員の背凭れとなる正面視で略矩形の部材であり、上述の基本構成6F,6P,6Sとともに、複数のステッチ部(左右一対の第一ステッチ部11,21、左右一対の第二ステッチ部12,22)を有している(各部材及び各部の詳細は適宜後述)。このシートバック6では、シートフレーム6F上のシートパッド6Pがシートカバー6Sで被覆され、このシートカバー6Sによってシートバック6の意匠面が構成されている。そしてシートカバー6Sの右下側には、右側第一ステッチ部11と右側第二ステッチ部12が右側交差点31で交差するように設けられている。またシートカバー6Sの左下側にも、左側第一ステッチ部21と左側第二ステッチ部22が左側交差点32で交差するように設けられている。
ここで図1のシートバック6は、基本構成として、シートフレーム6F(図示省略)と、シートパッド6Pと、シートカバー6Sを有している。シートフレーム6Fは、典型的に正面視で略矩形又はアーチ状の枠体であり、金属や硬質樹脂などの剛性に優れる素材にて形成できる。またシートパッド6Pは、シートバック6の外形形状をなしている部材であり、例えばポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3〜60kg/m3)などの発泡樹脂で形成できる。このシートパッド6Pの着座面には、着座部6aと、左右の土手部6bとが形成されている。着座部6aは、シート幅方向中央に形成された乗員の着座が可能な部位である。また左右の土手部6bは、着座部6aの側方で相対的に前方に向けて山なりに盛り上がっている部位である。
またシートカバー6Sは、図1に示すようにシートバック6の意匠面を構成する面材であり、複数の表皮ピースSP1〜SP4等を縫合することで形成されている(図1では、便宜上、特定の表皮ピースに特定の符号SP1〜SP4を付し、その他の表皮ピースには符号SPを付している)。例えばシートカバー6Sの前面は、着座部6a下部を被覆する下メイン表皮ピースSP1と、着座部6a上部を被覆する上メイン表皮ピースSP2と、左右の土手部6bを被覆する一対のサイド表皮ピースSP3、SP4で形成されている。これら各表皮ピースSP1〜SP4等の素材として、シートの意匠面を構成可能な面材を用いることができ、例えば皮革(天然皮革,合成皮革)や布帛(織物,編物,不織布)を適宜選択して用いることができる。
そして上下一対のメイン表皮ピースSP1,SP2の適宜の位置には、図1に示すように複数の孔部Hが密集して形成され、これら複数の孔部Hは、対応するステッチ部とは異なる位置に配置されている。例えば下メイン表皮ピースSP1の意匠面は、図1及び図2を参照して、パーフォレーション領域70と、左右一対のブランク領域72a,72bとに区分けできる(図2では、便宜上、パーフォレーション領域にハッチを付けて図示するとともに孔部の図示を省略している)。パーフォレーション領域70は、図1に示すように複数の孔部Hが形成された部分であり、下メイン表皮ピースSP1の後述するブランク領域72a,72bを除く部分に形成されている。各孔部Hは、正面視で概ね円形状をなしており、図6に示す表材S1等を厚み方向に貫通させることで形成でき、表材S1の凹み部分(非貫通孔)で形成することもできる。
図1及び図2に示す各ステッチ部11,12,21,22は、図示しないミシンによって形成された複数の縫目であり、隣り合う縫目が、対応するミシン孔を挟んで所定の方向に向けて並列している。そして左右一対の第一ステッチ部11,21は、各々、上下一対のメイン表皮ピースSP1,SP2を上下に横断している複数の縫目である。これら左右一対の第一ステッチ部11,21は、概ね同一の基本構成を有しているとともに、上下一対のメイン表皮ピースSP1,SP2の意匠面に左右対称となるように配置されている。すなわち右側第一ステッチ部11は、例えば図2に示すように下メイン表皮ピースSP1の右端側に配置されている。この右側第一ステッチ部11では、隣り合う縫目が、図3に示す第一ミシン孔H1を挟んで上下方向を向いて概ね直線的に並列しており、上部側は緩やかに右方に湾曲している。また図2に示す左側第一ステッチ部21は、下メイン表皮ピースSP1の左端側に配置されている。この左側第一ステッチ部21においても、隣り合う縫目が、第一ミシン孔(図示省略)を挟んで上下方向を向いて概ね直線的に並列しており、上部側は緩やかに左方に湾曲している。
また図1及び図2に示す左右一対の第二ステッチ部12,22は、各々、下メイン表皮ピースSP1を概ね上下に横断している複数の縫目である。これら左右一対の第二ステッチ部12,22は、概ね同一の基本構成を有しているとともに、下メイン表皮ピースSP1の意匠面に左右対称となるように配置されている。すなわち右側第二ステッチ部12は、図2に示すように下メイン表皮ピースSP1の右端側に配置されており、後述する複数のステッチ部位12a〜12eの各縫目が、図3に示す第二ミシン孔H2を挟んで適宜の向きに並列している。この右側第二ステッチ部12は、上下方向途中で右側第一ステッチ部11に交差しており、これら両ステッチ部11,12の交差する箇所が右側交差点31となっている。また左側第二ステッチ部22は、下メイン表皮ピースSP1の左端側に配置されており、第二ミシン孔(図示省略)を挟んで適宜の向きに並列している。この左側第二ステッチ部22は、上下方向途中で左側第一ステッチ部21に交差しており、これら両ステッチ部21,22の交差する箇所が左側交差点32となっている。そして本実施例では、右側第二ステッチ部12と左側第二ステッチ部22とは、左右対称である以外は概ね同様の構成を有して対応する第一ステッチ部に交差している。そこで以下に、右側第二ステッチ部12を一例にその詳細を説明する。
そして図4に示す右上一般ステッチ部位12aは、右側第二ステッチ部12の上部をなす部位であり、右側第一ステッチ部11上部の右方で上下方向に延びている。この右上一般ステッチ部位12aは、右側第一ステッチ部11から左右方向に適宜の距離を保った状態で上下方向に延びている。また右下一般ステッチ部位12eは、右側第二ステッチ部12の下部をなす部位であり、右側第一ステッチ部11下部の左方で上下方向に延びている。この左上一般ステッチ部位も、右側第一ステッチ部11から左右方向に適宜の距離を保った状態で上下方向に延びている。
また図4に示す右上徐変ステッチ部位12bは、右上一般ステッチ部位12aの下方に設けられている部位であり、右側第一ステッチ部11の右方で上下方向に延びている。この右上徐変ステッチ部位12bは、下方に向かうにつれて次第に右側第一ステッチ部11に近接する向きに傾斜(又は湾曲)しており、右上一般ステッチ部位12aに比して急角度で右側第一ステッチ部11に近づいている。また右下徐変ステッチ部位12dは、右下一般ステッチ部位12eの上方に設けられている部位であり、右側第一ステッチ部11の左方で上下方向に延びている。この右下徐変ステッチ部位12dは、上方に向かうにつれて次第に右側第一ステッチ部11に近接する向きに傾斜(又は湾曲)しており、右下一般ステッチ部位12eに比して急角度で右側第一ステッチ部11に近づいている。
そして図3及び図4に示す右交差ステッチ部位12cは、右側第一ステッチ部11に交差して右側交差点31を構成する部分であり、右上徐変ステッチ部位12bと右下徐変ステッチ部位12dの間に設けられている。この右交差ステッチ部位12cでは、他のステッチ部位12a,12b,12d,12eに比して縫目の数を少なくすることができ、例えば1〜3(本実施例では1)の縫目で構成できる。このように右交差ステッチ部位12cの縫目数を少なくして(短寸化して)、後述の仮想直線VLに対する角度変化を極力目立たなくすることにより、右側第二ステッチ部12の見栄えを適切に維持することが可能となる。
そして右側第二ステッチ部12では、図3及び図4を参照して、右側第一ステッチ部11に対する交差角度(図3に示すθaを参照)を、ステッチ部位12a〜12e毎に異ならせている。すなわち本実施例では、右側交差点31において右側第一ステッチ部11に直交する仮想直線VLを想定する(各図では、便宜上、仮想直線を二点破線で図示している)。この仮想直線VLは、右側交差点31を上下に横断している右側第一ステッチ部11の縫目に直交する(直角に交わる)仮想線である。そして仮想直線VLに対する右側第二ステッチ部12の内角側の角度が小さいほど、この右側第二ステッチ部12が、右側第一ステッチ部11に直角に近い方向から交差する。そこで本実施例の右側第二ステッチ部12は、上下方向において右側交差点31に向かうほど仮想直線VLに対する内角側の角度が小さくなっている。すなわち各ステッチ部位12a〜12eの中で、図3に示す右交差ステッチ部位12cは、仮想直線VLに対する内角側の角度(第一角度θ1)が最も小さくされている。このため右交差ステッチ部位12cが、最も直角に近い交差角度θa(θa=90°−θ1)で右側第一ステッチ部11に交差する。これにより右交差ステッチ部位12cの第二ミシン孔H2は、近接する右側第一ステッチ部11(第一ミシン孔H1)から左右方向に相対的に大きく離間して配置されることとなる。
また図2に示す左側第二ステッチ部22は、右側第二ステッチ部12と左右対称形状を有しており、上下方向途中で左右方向に向けてクランク状に曲がっている。この左側第二ステッチ部22も、一対の一般ステッチ部位(左上一般ステッチ部位22a,左下一般ステッチ部位22e)と、一対の徐変ステッチ部位(左上徐変ステッチ部位22b,左下徐変ステッチ部位22d)と、左交差ステッチ部位22cとに区分けできる。これら左側第二ステッチ部22の各ステッチ部位22a〜22eは、右側第二ステッチ部12の対応する部位と左右対称である以外は概ね同一の基本構成を有している。そして左交差ステッチ部位22cは、左側第一ステッチ部21に交差して左側交差点32を構成する部分であり、図示しない仮想直線に対する内角側の角度が最も小さくされている。
図1及び図2を参照して、各表皮ピースSP1〜SP4等を形成したのち、隣り合う表皮ピース同士を縫合してシートカバー6Sを作成する。そして各メイン表皮ピースSP1,SP2はいずれもキルト状の面材であり、概ね同一の手法で形成されている。例えば下メイン表皮ピースSP1では、図6に示す表材S1と裏材S2とを、弾性材S3を間に挟んで各ステッチ部11,12等で縫合していく。このとき本実施例では、図2に示すパーフォレーション領域70と各ブランク領域72a,72bを下メイン表皮ピースSP1に予め形成したのち、後述するように左右一対の第一ステッチ部11,21と左右一対の第二ステッチ部12,22とをこの順で形成していく(ステッチ部の形成手法は後述)。そして下メイン表皮ピースSP1は、図6に示すように弾性材S3によって表材S1を膨らませたキルト状となり、図2に示す各ステッチ部11,12,21,22がキルティングステッチとして用いられることとなる。そして本実施例では、各ステッチ部11,12,21,22を、対応するブランク領域72a,72b内に形成して、パーフォレーション領域70側にはみ出さないように配置している。このため本実施例では、各ステッチ部11,12,21,22が、パーフォレーション領域70の孔部に落ち込むといった事態を極力回避でき、各ステッチ部11,12,21,22を見栄えよく形成しておくことができる。
そして図1及び図2を参照して、シートカバー6Sにおいては、一対のステッチ部11,12(21,22)同士を交差させて優れた意匠を表現する。このため図2に示す下メイン表皮ピースSP1の各ブランク領域72a(72b)等に、各々、各第一ステッチ部11(21)と、各第二ステッチ部12(22)とをこの順で形成していく。この種のシート構成では、例えば図3及び図5を参照して、右側第一ステッチ部11の第一ミシン孔H1に右側第二ステッチ部12が落ち込むなどして、右側交差点31の近傍でステッチ部同士が意図せず重なってしまうことは極力回避すべきである。特に図3の右側交差点31付近では、両ステッチ部11,12が近接して形成されるため、図5に示すように右側第二ステッチ部を保持しているミシン針MSが、第二ミシン孔H2ではなく第一ミシン孔H1に落ち込むことが懸念される。また同様に図2に示す左側第一ステッチ部21の第一ミシン孔(図示省略)に左側第二ステッチ部22が落ち込むといった事態も極力回避すべきである。
図1を参照して、シートパッド6Pをシートカバー6Sで覆うことで、このシートカバー6Sによってシートバック6の意匠面を構成する。そしてシートカバー6Sには、孔部Hが密集するパーフォレーション領域70と、各ステッチ部11,12(21,22)の形成された各ブランク領域72a(72b)とが形成されている。こうして本実施例では、パーフォレーション領域70と各ステッチ部11,12,21,22を組み合わせて用いることでシートバック6の意匠性を向上させている。さらに右側第一ステッチ部11及び右側第二ステッチ部12と、左側第一ステッチ部21及び左側第二ステッチ部22とをそれぞれ適切な状態で交差させておくことで、優れた意匠性をシートバック6に付与することが可能となる。
そして本実施例においては、図1に示すシートクッション4にも、シートバック6と同様の構成が設けられている。このシートクッション4は、座部となる上面視で略矩形の部材であり、上述の基本構成4F,4P,4Sとともに、複数のステッチ部(左右一対の別の第一ステッチ部41,51、左右一対の別の第二ステッチ部42,52)を有している。そしてシートカバー4Sの右側には、別の右側第一ステッチ部41と別の右側第二ステッチ部42が前後方向の適宜の位置(別の右側交差点33)で交差するように設けられている。これら別の各右側ステッチ部41,42の基本構成は、延長方向が異なる以外はシートバック6の対応する右側ステッチ部11,12と概ね同一である。またシートカバー4Sの左側には、別の左側第一ステッチ部51と別の左側第二ステッチ部52が前後方向の適宜の位置(別の左側交差点34)で交差するように設けられている。これら別の各左側ステッチ部51,52の基本構成は、延長方向が異なる以外はシートバック6の対応する左側ステッチ部21,22と概ね同一である。このためシートクッション4においても、一対のステッチ部41,42(51,52)を、より適切な状態で交差させてシートカバー4Sの意匠面に意匠性良く設けておくことができる。なおシートカバー4Sにおいても、図示しないパーフォレーション領域とブランク領域とをシートバック6と同様に設けることができる。
4 シートクッション
6 シートバック
8 ヘッドレスト
4F,6F,8F シートフレーム
4P,6P,8P シートパッド
4S,6S,8S シートカバー
6a 着座部
6b 土手部
11 右側第一ステッチ部
12 右側第二ステッチ部
12a 右上一般ステッチ部位
12b 右上徐変ステッチ部位
12c 右交差ステッチ部位
12d 右下徐変ステッチ部位
12e 右下一般ステッチ部位
21 左側第一ステッチ部
22 左側第二ステッチ部
22a 左上一般ステッチ部位
22b 左上徐変ステッチ部位
22c 左交差ステッチ部位
22d 左下徐変ステッチ部位
22e 左下一般ステッチ部位
31 右側交差点
32 左側交差点
33 別の右側交差点
34 別の左側交差点
41 別の右側第一ステッチ部
42 別の右側第二ステッチ部
51 別の左側第一ステッチ部
52 別の左側第二ステッチ部
70 パーフォレーション領域
72a,72b ブランク領域
72a 右側ブランク領域
72b 左側ブランク領域
H 孔部
H1 第一ミシン孔
H2 第二ミシン孔
MS ミシン針
S1 表材
S2 裏材
S3 弾性材
SP1 下メイン表皮ピース
SP2 上メイン表皮ピース
SP3,SP4 サイド表皮ピース
VL 仮想直線
θ1〜θ5 仮想直線に対する第二ステッチ部の内角側の角度
θa 第一ステッチ部と第二ステッチ部の交差角度
Claims (3)
- シートの意匠面を構成するとともに、前記意匠面の面方向において、所定の方向に延びている線状の第一ステッチ部と、前記第一ステッチ部に交わるように延びている線状の第二ステッチ部と、前記第一ステッチ部と前記第二ステッチ部とが交わっている交差点とを備えた乗物用シートのシートカバーにおいて、
前記交差点において前記第一ステッチ部に直交する仮想直線を想定した場合において、前記第二ステッチ部は、前記交差点に向かうほど前記仮想直線に対する内角側の角度が小さくなっている乗物用シートのシートカバー。 - 前記第二ステッチ部には、一般ステッチ部位と、徐変ステッチ部位と、交差ステッチ部位がこの順で設けられているとともに、前記交差ステッチ部位と前記第一ステッチ部とで前記交差点が形成されており、
前記仮想直線に対する内角側の角度は、前記一般ステッチ部位と、前記徐変ステッチ部位と、前記交差ステッチ部位の順に小さくなっている請求項1に記載の乗物用シートのシートカバー。 - 前記意匠面をなす表材と、前記表材の裏側に配置する裏材と、弾性的に伸縮可能な弾性材とを有し、前記表材と前記裏材とは、前記第一ステッチ部と前記第二ステッチ部の少なくとも一方によって前記弾性材を間に挟んだ状態で縫合されており、
前記表材は、複数の孔部が形成されているパーフォレーション領域と、前記孔部の形成されていないブランク領域とに区画されているとともに、前記第一ステッチ部と前記第二ステッチ部は前記ブランク領域内に収まるように配置されている請求項1又は2に記載の乗物用シートのシートカバー。
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