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JP6939088B2 - 熱交換器 - Google Patents

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Description

この明細書における開示は、内部流体が流通するチューブとチューブに一体に設けられる複数のフィンとを備えた熱交換器に関する。
特許文献1には、複数の偏平チューブと、複数の偏平チューブによって串刺しにされる複数のフィンと、を備える熱交換器が記載されている。このフィンの下縁には、1箇所または複数箇所に下向きのピーク部が形成されている。従来技術として列挙された先行技術文献の記載内容は、この明細書における技術的要素の説明として参照により援用される。
特開2010−91145号公報
特許文献1の熱交換器では、重力により表面を伝ってフィンの下縁に達した結露水や除霜水は、ピーク部から落下するようになる。しかしながら、フィンの下縁に達した結露水や除霜水は、隣接するフィンとフィンの間で作用する表面張力によって、ピーク部から容易に落下せずにフィンの下縁で停留しやすい。このように特許文献1の熱交換器においても、フィンとフィンの間に停留する水の排水性に関して、さらなる改良の余地がある。
この明細書における開示の目的は、隣接するフィンとフィンの間に停留する水の排水性向上が図れる熱交換器を提供することである。
この明細書に開示された複数の態様は、それぞれの目的を達成するために、互いに異なる技術的手段を採用する。また、特許請求の範囲およびこの項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例であって、技術的範囲を限定するものではない。
開示された熱交換器のひとつは、内部を作動流体が流れるチューブ(2)と、間隔をあけて並びチューブと一体に設けられた複数のフィン(3;103)と、フィンの下縁部(30;130)から落下する水を回収可能なように複数のフィンの下方に設置されたドレンパン(5)と、を備え、フィンの下縁部の少なくとも一部は、ドレンパンの内表面(50)に対して、隣接するフィンとフィンとに付着している水が接触可能な程度に近接しており、フィンの側縁部(31)は、少なくとも一部から上方に延びており、内表面において、側縁部に近接し且つ側縁部に沿って上下方向に延びた部位は、少なくとも一部よりも上方に達しており、少なくとも一部を介して部位とは反対側にある端部は、下縁部から下方に離間した位置にある
開示された熱交換器のひとつは、内部を作動流体が流れるチューブ(2)と、間隔をあけて並び複数のチューブと一体に設けられた複数のフィン(3;103)と、フィンの下縁部(30;130)から落下する水を回収可能なように複数のフィンの下方に設置されたドレンパン(5)と、フィンよりも剛性が高く複数のフィンを補強する部材であって、複数のフィンとともに並んで設置されている補強プレート(104)と、を備え、フィンの下縁部の少なくとも一部は、ドレンパンの内表面(50)に対して、隣接するフィンとフィンとに付着している水が接触可能な程度に近接しており、補強プレートの下縁部(140)の少なくとも一部は、フィンの下縁部よりもドレンパンの内表面に接近した位置に設けられており、補強プレートは、ドレンパンに固定されている固定部(43)をさらに備える。
この熱交換器によれば、隣接するフィンとフィンとに付着している水がドレンパンの内表面に近接する部位よりも垂れ下がるとドレンパンの内表面に接触することによって、付着水がドレンパンに引っ張られるようになる。このようにドレンパンが付着水に接触することで、フィンとフィンの間で保持されていた付着水に作用する表面張力のバランスが崩れるので、付着水がフィンからドレンパンに落下しやすくなる。以上より、この熱交換器によれば、フィンとフィンの間に停留する水の排水性向上を図ることができる。
開示された熱交換器のひとつは、内部を作動流体が流れるチューブ(2)と、間隔をあけて並びチューブと一体に設けられた複数のフィン(3;103)と、フィンの下縁部(30;130)から落下する水を回収可能なように複数のフィンの下方に設置されたドレンパン(5)と、を備え、フィンの下縁部の少なくとも一部は、ドレンパンの内表面(50)に接触しており、フィンの側縁部(31)は、少なくとも一部から上方に延びており、内表面において、側縁部に接触し且つ側縁部に沿って上下方向に延びた部位は、少なくとも一部よりも上方に達しており、少なくとも一部を介して部位とは反対側にある端部は、下縁部から下方に離間した位置にある
開示された熱交換器のひとつは、内部を作動流体が流れるチューブ(2)と、間隔をあけて並び複数のチューブと一体に設けられた複数のフィン(3;103)と、フィンの下縁部(30;130)から落下する水を回収可能なように複数のフィンの下方に設置されたドレンパン(5)と、フィンよりも剛性が高く複数のフィンを補強する部材であって、複数のフィンとともに並んで設置されている補強プレート(204)と、を備え、フィンの下縁部の少なくとも一部は、ドレンパンの内表面(50)に接触しており、補強プレートの下縁部(140)の少なくとも一部は、ドレンパンの内表面に接触しており、補強プレートは、ドレンパンに固定されている固定部(43)をさらに備える。
この熱交換器によれば、隣接するフィンとフィンとに付着している水がドレンパンの下縁部まで下がってくるとドレンパンの内表面に接触することによって、付着水がドレンパンに引っ張られるようになる。このようにドレンパンが付着水に接触することで、フィンとフィンの間で保持されていた付着水に作用する表面張力のバランスが崩れるので、付着水がフィンからドレンパンに落下しやすくなる。以上より、この熱交換器によれば、フィンとフィンの間に停留する水の排水性向上を図ることができる。
第1実施形態の熱交換器を示す正面概要図である。 図1におけるII−II断面を矢視した図である。 第2実施形態の熱交換器を示す正面概要図である。 図3におけるIV−IV断面を矢視した図である。 第3実施形態の熱交換器を示す正面概要図である。 図5におけるVI−VI断面を矢視した図である。 第4実施形態の熱交換器を示す正面概要図である。 図7におけるVIII−VIII断面を矢視した図である。 第5実施形態の熱交換器についてフィンとドレンパンの位置関係を示す図である。 第6実施形態の熱交換器についてフィンとドレンパンの位置関係を示す図である。 第7実施形態の熱交換器についてフィンとドレンパンの位置関係を示す図である。
以下に、図面を参照しながら本開示を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組み合わせが可能であることを明示している部分同士の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
第1実施形態に一形態としての熱交換器1を開示する。第1実施形態について図1〜図2を参照して説明する。熱交換器1は、チューブ2の内部を流れる作動流体とチューブ2の周囲を流れる空気との熱交換が行われる装置である。作動流体は、熱交換を行う機器を流通し、熱交換する媒体の熱を吸収する。例えば、作動流体には、冷媒、冷却水等を用いることができる。
熱交換器1は、例えば、室内または車室内に対して空調空気を提供する冷凍サイクルを構成する部品として用いることができる。この場合、熱交換器1は、圧縮機で高温高圧に圧縮された冷媒を、放熱器で放熱冷却され、減圧装置で低温低圧に減圧された後に蒸発する蒸発器として用いられる。以下、熱交換器1を蒸発器として用いた場合について説明する。
図1に示すように、熱交換器1は、内部を作動流体(例えば冷媒)が流れるチューブ2と、間隔をあけて並びチューブ2と一体に設けられた複数のフィン3と、を備えている。熱交換器1は、フィン3の下縁部30から落下する水を回収可能なように複数のフィン3の下方に設置されたドレンパン5を備えている。ドレンパン5は、上方に開口する箱体状であり、チューブ2やフィン3に付着した凝縮水(結露水ともいう)、除霜水等が落下した水を蓄えることが可能な容器である。除霜水は、チューブ2やフィン3に付着した着霜が融けた液体のことである。またドレンパン5は、補強プレート4の下縁部から落下する水を回収可能なように補強プレート4の下縁部を覆う位置に設けられている。
熱交換器1は、複数のフィン3とともに並んで設置されている補強プレート4をさらに備えている。補強プレート4は、フィン3よりも剛性が高く複数のフィン3を挟むように並び方向の両側に設置されるサイドプレートともよばれ、複数のフィン3全体を補強する機能をもつ。補強プレート4は、外力がフィン3に直接作用しないように保護し、フィン3の変形を抑えている。補強プレート4は、例えば、アルミニウム、アルミニウム合金等の金属から構成される平板状部材である。
チューブ2は、複数のフィン3に対して直交するように貫通して蛇行状に配された、断面円形状の管部材である。チューブ2は、例えば、薄肉のアルミニウムやアルミニウム合金製の押出成形管や、同様の材質の帯状板材を折り曲げ加工して形成される管状部材である。チューブ2は、他の機器からの冷媒が流入する一端側の冷媒流入部と、別の他の機器へ向けて冷媒が流出する他端側の冷媒流出部と、を有する。したがって、熱交換器1において、冷媒は一方通行に流れる。熱交換器1において空気が通過する熱交換コア部で、冷媒がチューブ2の内部に水平方向に流れる。
フィン3は、伝熱のための表面積を増加させる板状部材であり、板状の表面を上下方向および通風方向に向けるように設置されている。フィン3は、例えば、補強プレート4よりも薄肉である、アルミニウムやアルミニウム合金製等の板材で形成されている。フィン3には、チューブ2を挿通可能な形状の貫通孔が所定個数設けられている。チューブ2は、間隔をあけて設けられる複数のフィン3のそれぞれに形成された貫通孔に挿通された状態で支持されて、複数のフィン3と一体になっている。この貫通孔は、図2に示すように、通風方向について上流側の前縁部32に沿うように6個並んで設けられ、下流側の後縁部31に沿うように6個並んで設けられ、これらの6個並んだ貫通孔の間に6個上下方向にも並んで設けられている。各列6個であって通風方向に3列並んだ貫通孔は、後縁部31に近い位置ほど下方に位置するように下方にずらして配置されている。
図2に示すように、フィン3は、前縁部32と後縁部31とが上下方向に延び、下部で前縁部32と後縁部31とを連絡する下縁部30が上下方向に対して傾斜して延びる外形形状である。下縁部30は、通風方向の下流端が上流端よりも下方に位置するように、ドレンパン5の内表面50に接近する部位に向かって下方に位置するように延びている。換言すれば、下縁部30は、後縁部31側の部位が前縁部32側の部位よりも下方に位置するように延びている。下縁部30は、ドレンパン5の内表面50に接近している部位がそれ以外の部位よりも下方に位置する形状である。またフィン3の上縁部は、下縁部30と同様に傾斜する形状であり、フィン3は平行四辺形状である。ドレンパン5の内表面50は、チューブ2やフィン3に対向しているドレンパン5の面であり、チューブ2やフィン3から落下する水が接触可能な位置に設けられた面である。
補強プレート4は、このようなフィン3と同様の外形形状である。補強プレート4は、複数のフィン3の並び方向、水平方向またはチューブ2内における冷媒の流通方向についてフィン3に重なるように設置されている。補強プレート4は、ドレンパン5との位置関係についてフィン3と同様である。
フィン3には、使用環境や使用条件によって空気中に含まれる水分が凝縮して付着することがある。以下、このようにフィン3等に付着した水を結露水ともいう。この結露水は、重力によって、フィン3の表面を伝って下方に流下する。そして、フィン3の下縁部30まで達した結露水は、隣接するフィン3にも付着して、フィン3とフィンの間で作用する表面張力によって、図1に示すように、下縁部30から落下しないで保持されやすい。このように結露水が下縁部30においてフィン間に滞留すると、その部分が低温の冷媒によって冷やされたときに氷結してしまうことがある。氷結により、空気が通過する熱交換通路が狭まって熱交換性能が低下するため、結露水をフィン間から落下させてドレンパン5に排水させることが重要である。
フィン3の下縁部30は、その一部が、ドレンパン5の内表面50に対して、隣接するフィン3とフィン3とに付着している水が接触可能な程度に近接するように設けられている。この構成により、下縁部30でフィン間に滞留している結露水が重力によって垂れ下がってくるとドレンパン5の内表面50に接触する。結露水がドレンパン5に接触することにより結露水がドレンパン5に引っ張られるような表面張力が作用し、結露水がフィン3の表面からはがれて落下するようになる。熱交換器1は、下縁部30におけるドレンパン5との近接部から結露水を排水する経路を提供できる。
さらに図2に示すように、下縁部30において空気の流れ方向の下流端は、ドレンパン5の内表面50に対して、隣接するフィン3とフィン3とに付着している水が接触可能な程度に近接している。換言すれば、後縁部31において下縁部30側に位置する部位は、ドレンパン5の内表面50に対して、隣接するフィン3とフィン3とに付着している水が接触可能な程度に近接している。この構成によれば、熱交換のために熱交換コア部を通過する空気の流れを利用して、フィン3に付着している結露水を、下縁部30の下流端へ向けて移動させることができる。
下縁部30におけるドレンパン5の内表面50に最も接近している部位は、ドレンパン5の内表面50に対して、隣接するフィン3とフィン3とに付着している水が接触可能な程度に近接している。この構成によれば、フィン3に付着している結露水を、下縁部30においてドレンパン5の内表面50に最も接近している部位を起点としてフィン3から落下させることができる。これにより、フィン3に付着している結露水がこの起点部に向けて流れる流下経路を提供できる。
下縁部30における後縁部31側の部位は、ドレンパン5の内表面50に対して、隣接するフィン3とフィン3とに付着している水が接触可能な程度に近接している。この構成によれば、熱交換のために熱交換コア部を通過する空気の流れを利用して、フィン3に付着している結露水を、下縁部30における後縁部31側の部位へ向けて移動させることができる。
熱交換器1は、チューブ2と、間隔をあけて並びチューブ2と一体に設けられた複数のフィン3と、フィン3の下縁部30から落下する水を回収可能なように複数のフィン3の下方に設置されたドレンパン5と、を備える。フィン3の下縁部30の少なくとも一部は、ドレンパン5の内表面50に対して、隣接するフィン3とフィン3とに付着している水が接触可能な程度に近接している。
この構成によれば、隣接するフィン3とフィン3の間に存在する水がドレンパン5の内表面50に近接する部位よりも垂れ下がるとドレンパン5の内表面50に接触するようになる。これにより、下縁部30に付着した水はドレンパン5に引っ張られるようになる。この引っ張り力により、フィン3とフィン3の間で保持されていた水に作用する表面張力のバランスが崩れるので、水がフィン3からドレンパン5に落下しやすくなる。この熱交換器1によれば、フィン3とフィン3の間の滞留水について排水性向上を図ることができる。
熱交換器1においてフィン3の下縁部30は、ドレンパン5の内表面50に対して近接している部位に近づくほど下方に位置するように形成されている。この構成によれば、フィン3の下縁部30に付着している結露水を、重力によって、当該近接している部位へ導くことができる。この部位に至った結露水は、結露水が集合することで垂れ下がりやすくなってドレンパン5の内表面50に接触するので、前述の作用効果によりフィン3の表面から落下する。したがって、下縁部30においてフィン3とフィン3の間に存在する結露水を、下縁部30の最下部から効果的に排水する排水経路をもつ熱交換器1を提供できる。
熱交換器1においてフィン3は、チューブ2の周囲を流れる空気の流れ方向に延びる形状である。ドレンパン5の内表面50に対して近接している部位は、フィン3の下縁部30において空気の流れ方向の下流端である。この構成によれば、フィン3に付着している結露水を、熱交換器1への通風によって、下縁部30における下流端へ導くことができる。この下流端に至った結露水は、ドレンパン5の内表面50に接触するので、前述の作用効果によりフィン3の表面から落下させることができる。したがって、下縁部30においてフィン3とフィン3の間に存在する結露水を通風作用により効果的に排水可能な排水経路をもつ熱交換器1を提供できる。
熱交換器1においてフィン3は、下縁部30における後縁部31側の部位が、ドレンパン5の内表面50に対して、隣接するフィン3とフィン3とに付着している水が接触可能な程度に近接するように設けられている。この構成によれば、フィン3に付着している結露水を、熱交換器1への通風によって、下縁部30における後縁部31側の部位へ導くことができる。この後縁部31側の部位に至った結露水は、ドレンパン5の内表面50に接触するので、前述の作用効果によりフィン3の表面から落下させることができる。したがって、下縁部30においてフィン3とフィン3の間に存在する結露水を通風作用により効果的に排水可能な排水経路をもつ熱交換器1を提供できる。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態の他の形態である熱交換器101について図3および図4を参照して説明する。第2実施形態は、フィン3とドレンパン5との位置関係が第1実施形態に対して相違する。図3および図4において、第1実施形態と同様の構成であるものは同一の符号を付し、同様の作用、効果を奏するものである。第2実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
図4に示すように、フィン3の下縁部30は、その一部がドレンパン5の内表面50に接触するように設けられている。この構成により、フィン間に滞留している結露水がドレンパン5との接触部まで下がってくるとドレンパン5の内表面50に接触する。結露水がドレンパン5に接触することにより結露水にはドレンパン5に引っ張られるような表面張力が作用して結露水がフィン3の表面からはがれて落下するようになる。
第2実施形態では、フィン3は、後縁部31の下部において下縁部30までにわたって、ドレンパン5の内表面50に対して線接触している。この構成によれば、後縁部31の下部において下縁部30に近い部位に存在する結露水を、ドレンパン5の内表面50に接触させて、前述の作用効果によりフィン3の表面から落下させることができる。
さらに図4に示すように、下縁部30において空気の流れ方向の下流端は、ドレンパン5の内表面50に接触している。この構成によれば、熱交換のために熱交換コア部を通過する空気の流れを利用して、フィン3に付着している結露水を下縁部30におけるドレンパン5との接触部へ向けて移動させることができる。
下縁部30における後縁部31側の部位は、ドレンパン5の内表面50に接触している。この構成によれば、熱交換のために熱交換コア部を通過する空気の流れを利用して、フィン3に付着している結露水を、後縁部31側に位置するドレンパン5との接触部に向けて移動させることができる。
補強プレート4は、その形状、大きさ、ドレンパン5との位置関係に関してフィン3と同様である。したがって、補強プレート4の下縁部は、水平方向についてフィン3の下縁部30と同様の位置でドレンパン5の内表面50に接触している。この構成によれば、熱交換器101に振動や外力が作用したとしても、フィン3よりも厚肉で剛性が高い補強プレート4がドレンパン5に接触しているので、フィン3の変形を抑えることができる。
第2実施形態の熱交換器101によれば、フィン3の下縁部30の少なくとも一部は、ドレンパン5の内表面50に接触している。この構成によれば、隣接するフィン3とフィン3の間に存在する水が重力によりフィン3の下縁部30に達すると、ドレンパン5の内表面50に接触するようになる。これにより、下縁部30に付着した水はドレンパン5に引っ張られるようになる。この引っ張り力により、フィン3とフィン3の間で保持されていた水に作用する表面張力のバランスが崩れるので、水がフィン3からドレンパン5に落下しやすくなる。この熱交換器101によれば、フィン3とフィン3の間の滞留水について排水性向上を図ることができる。
フィン3の下縁部30は、ドレンパン5の内表面50に接触している部位に近づくほど下方に位置するように形成されている。この構成によれば、フィン3の下縁部30に付着している結露水を、重力によって、当該接触している部位へ導くことができる。この接触部位に至った結露水はドレンパン5の内表面50に接触するので、前述の作用効果によりフィン3の表面から落下する。したがって、下縁部30においてフィン3とフィン3の間に存在する結露水を、下縁部30の最下部から効果的に排水する排水経路をもつ熱交換器101を提供できる。
ドレンパン5の内表面50に接触している部位は、フィン3の下縁部30において空気の流れ方向の下流端である。この構成によれば、フィン3に付着している結露水を、熱交換器101への通風によって、下縁部30における下流端へ導くことができる。この下流端に至った結露水は、ドレンパン5の内表面50に接触するので、前述の作用効果によりフィン3の表面から落下させることができる。したがって、下縁部30においてフィン3とフィン3の間に存在する結露水を通風作用により効果的に排水可能な排水経路をもつ熱交換器101を提供できる。
(第3実施形態)
第3実施形態では、第1実施形態の他の形態である熱交換器201について図5および図6を参照して説明する。第3実施形態は、補強プレート104とドレンパン5およびフィン3との位置関係が第1実施形態に対して相違する。図5および図6において、第1実施形態と同様の構成であるものは同一の符号を付し、同様の作用、効果を奏するものである。第3実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、第1実施形態と同様である。
図6に示すように、フィン3の下縁部30とドレンパン5との位置関係は、第1実施形態と同様である。補強プレート104は、その一部が、フィン3の下縁部30よりもドレンパン5の内表面50に接近しており、かつドレンパン5の内表面50に接触するように設けられている。この構成により、熱交換器201に振動や外力が作用したとしても、フィン3よりも厚肉で剛性が高い補強プレート104がドレンパン5に接触しているので、フィン3を補強プレート104によって保護でき、フィン3の変形を抑えることができる。
補強プレート104は、前縁部142と後縁部141とが上下方向に延び、下部で前縁部142と後縁部141とを連絡する下縁部140が水平方向に延びる外形形状である。また補強プレート104の上縁部は、下縁部140と同様に水平方向に延びる形状であり、補強プレート104は矩形状である。後縁部141は、フィン3の後縁部31よりもドレンパン5の内表面50に接近した位置にある。前縁部142は、フィン3の前縁部32よりも通風方向の上流に位置している。ドレンパン5の上縁部は、フィン3の上縁部よりも上方に位置している。下縁部140は、フィン3の下縁部30よりも下方に位置している。したがって、補強プレート104は、複数のフィン3の並び方向、水平方向またはチューブ2内における冷媒の流通方向についてフィン3を覆うように設置されている。
第3実施形態の熱交換器201によれば、補強プレート104の下縁部140の少なくとも一部は、フィン3の下縁部30よりもドレンパン5の内表面50に接近した位置に設けられている。この構成によれば、熱交換器201に振動や外力が作用したとしても、フィン3よりも厚肉で剛性が高い補強プレート104がドレンパン5に先に接触するので、フィン3を補強プレート104によって保護可能であり、フィン3の変形を抑えることができる。
(第4実施形態)
第4実施形態では、第1実施形態の他の形態である熱交換器301について図7および図8を参照して説明する。第4実施形態は、第3実施形態に対して、補強プレート204がドレンパン5に固定されている点と、フィン3の下縁部30がドレンパン5の内表面50に接触している点と、が相違する。図7および図8において、第3実施形態と同様の構成であるものは同一の符号を付し、同様の作用、効果を奏するものである。第4実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、前述の実施形態と同様である。
図7および図8に示すように、補強プレート204は、ドレンパン5に固定されている固定部43を備えている。固定部43は、補強プレート204から延びる平板部であり、ねじ締め構造、ボルトナット締め構造、リベットかしめ構造等によってドレンパン5に固定されている。固定部43は、補強プレート204の下部に2箇所設けられている。この構成により、補強プレート204はドレンパン5と一体に固定されている。
フィン3の下縁部30とドレンパン5は、第2実施形態における下縁部30とドレンパン5との位置関係と同様である。補強プレート204の形状、大きさは、第3実施形態の補強プレート104と同様である。
第4実施形態の熱交換器301によれば、補強プレート204の下縁部140の少なくとも一部は、ドレンパン5の内表面50に接触している。この構成によれば、熱交換器301に振動や外力が作用したとしても、フィン3よりも厚肉で剛性が高い補強プレート204がドレンパン5に接触しているので、フィン3を補強プレート204によって保護でき、フィン3の変形を抑えることができる。
熱交換器301の補強プレート204は、固定部43においてドレンパン5に固定されているので、大きな外力や大きな振動が作用しても、フィン3を補強プレート204によって、より確実に保護することができ、フィン3の変形を抑えることに寄与する。
(第5実施形態)
第5実施形態は、第2実施形態に対して、フィン3がドレンパン5の内表面50に接触する範囲が相違する。図9において、第2実施形態と同様の構成であるものは同一の符号を付し、同様の作用、効果を奏するものである。第5実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、前述の実施形態と同様である。図9に示すように、第5実施形態のフィン3は、下縁部30の下流端、後縁部31の下端、またはフィン3における最下端の角部においてドレンパン5の内表面50に対して点接触している。
(第6実施形態)
第6実施形態は、第2実施形態に対して、フィン103の形状が相違する。図10において、第2実施形態と同様の構成であるものは同一の符号を付し、同様の作用、効果を奏するものである。第6実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、前述の実施形態と同様である。
図10に示すように、第6実施形態のフィン103は、前縁部132と後縁部131とが上下方向に延び、下部で前縁部132と後縁部131とを連絡する下縁部130が水平方向に延びる外形形状である。またフィン103の上縁部は、下縁部130と同様に水平方向に延びる形状であり、フィン103は矩形状である。フィン103は、後縁部131の下部において下縁部130までにわたって、ドレンパン5の内表面50に対して線接触している。フィン103の前縁部132、後縁部131、下縁部130は、それぞれ、第2実施形態の前縁部32、後縁部31、下縁部30に置き換えて、ドレンパン5との位置関係を説明することができる。
第6実施形態によれば、隣接するフィン3とフィン3の間に存在する水が重力によりフィン3の下縁部30に達すると、下縁部30におけるドレンパン5との接触部を起点としてドレンパン5の内表面50に接触するようになる。これにより、下縁部30に付着している水は、ドレンパン5との接触部を起点としてドレンパン5に引っ張られるようになり、この引っ張り力により、フィン3とフィン3の間で保持されていた水に作用する表面張力のバランスが崩れる。このため、ドレンパン5との接触部を起点として水がフィン3からドレンパン5に落下し、接触部以外の部位に存在する水も毛細管現象により接触部からの落下に引きずられるように接触部へ移動し、落下するようになる。この第6実施形態の熱交換器によっても、フィン3とフィン3の間の滞留水について排水性向上を図ることができる。
(第7実施形態)
第7実施形態は、第1実施形態に対して、フィン103の形状が相違する。図11において、第1実施形態と同様の構成であるものは同一の符号を付し、同様の作用、効果を奏するものである。第7実施形態で特に説明しない構成、作用、効果については、前述の実施形態と同様である。
図11に示すように、第7実施形態のフィン103は、第6実施形態のフィン103と同様の形状である。フィン103の前縁部132、後縁部131、下縁部130は、それぞれ、第1実施形態の前縁部32、後縁部31、下縁部30に置き換えて、ドレンパン5との位置関係を説明することができる。したがって、後縁部131、下縁部130のそれぞれは、ドレンパン5の内表面50に対して、隣接するフィン103とフィン103とに付着している水が接触可能な程度に近接している。
第7実施形態によれば、隣接するフィン3とフィン3の間に存在する水が重力によりフィン3の下縁部30から垂れ下がると、下縁部30におけるドレンパン5との近接部を起点としてドレンパン5の内表面50に接触するようになる。これにより、下縁部30に付着している水は、ドレンパン5との近接部を起点としてドレンパン5に引っ張られるようになり、この引っ張り力により、フィン3とフィン3の間で保持されていた水に作用する表面張力のバランスが崩れる。このため、ドレンパン5との近接部を起点として水がフィン3からドレンパン5に落下し、近接部以外の部位に存在する水も毛細管現象により近接部からの落下に引きずられるように近接部へ移動し、落下するようになる。この第7実施形態の熱交換器によっても、フィン3とフィン3の間の滞留水について排水性向上を図ることができる。
(他の実施形態)
この明細書の開示は、例示された実施形態に制限されない。開示は、例示された実施形態と、それらに基づく当業者による変形態様を包含する。例えば、開示は、実施形態において示された部品、要素の組み合わせに限定されず、種々変形して実施することが可能である。開示は、多様な組み合わせによって実施可能である。開示は、実施形態に追加可能な追加的な部分をもつことができる。開示は、実施形態の部品、要素が省略されたものを包含する。開示は、ひとつの実施形態と他の実施形態との間における部品、要素の置き換え、または組み合わせを包含する。開示される技術的範囲は、実施形態の記載に限定されない。開示される技術的範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものと解されるべきである。
前述の実施形態において、熱交換器が備える複数のフィン3は、すべてドレンパン5の内表面50に接触する、または近接する構成であるが、この構成に限定されるものでない。熱交換器は、隣接するフィン3とフィン3の間をつなぐように下縁部30に付着した水がドレンパン5の内表面50に接触可能なように、下縁部30がドレンパン5に接触する、または近接する構成を備えていればよい。例えば、隣接するフィン3のうち少なくとも一方がドレンパン5の内表面50に接触する、または近接する構成であればよい。また、熱交換器が備えるすべてのフィン3のうち大半がドレンパン5の内表面50に接触する、または近接する構成であればよい。
前述の実施形態における熱交換器は、フィン3の下縁部30の一部がドレンパン5の内表面50に対して接触または近接するように設けられているが、これの形態に限定されない。開示の目的を達成する熱交換器は、フィン3の下縁部30の全部がドレンパン5の内表面50に対して接触または近接する機器であってもよい。
前述の実施形態における熱交換器は、複数のフィン3を貫通するように蛇行状に延びるチューブ2を備えているが、このようなチューブ2の構成に限定するものではない。開示の目的を達成する熱交換器は、各フィン3を貫通するように延びる複数のチューブ2を備える機器であってもよい。この熱交換器の場合、各チューブ2の一端側から他端側へ向けて冷媒が一斉に流れる。
前述の実施形態における熱交換器は、断面円形状であるチューブ2を備えているが、このような断面形状のチューブを備えるものに限定されない。開示の目的を達成する熱交換器が備えるチューブの断面形状は、例えば、扁平状、矩形状、角形状のいずれであってもよい。
前述の実施形態における熱交換器は、通風方向が上下方向に対して直交する水平方向であるが、開示の目的を達成する熱交換器は、このような通風方向に限定されない。例えば、通風方向は上下方向でもよい。
2…チューブ、 3,103…フィン
5…ドレンパン、 30,130…下縁部
43…固定部、 50…内表面、 104,204…補強プレート
140…下縁部

Claims (12)

  1. 内部を作動流体が流れるチューブ(2)と、
    間隔をあけて並び複数の前記チューブと一体に設けられた複数のフィン(3;103)と、
    前記フィンの下縁部(30;130)から落下する水を回収可能なように複数の前記フィンの下方に設置されたドレンパン(5)と、
    を備え、
    前記フィンの前記下縁部の少なくとも一部は、前記ドレンパンの内表面(50)に対して、隣接する前記フィンと前記フィンとに付着している水が接触可能な程度に近接しており、
    前記フィンの側縁部(31)は、前記少なくとも一部から上方に延びており、
    前記内表面において、前記側縁部に近接し且つ前記側縁部に沿って上下方向に延びた部位は、前記少なくとも一部よりも上方に達しており、前記少なくとも一部を介して前記部位とは反対側にある端部は、前記下縁部から下方に離間した位置にある熱交換器。
  2. 前記フィンよりも剛性が高く複数の前記フィンを補強する部材であって、複数の前記フィンとともに並んで設置されている補強プレート(104)を備え、
    前記補強プレートの下縁部(140)の少なくとも一部は、前記フィンの前記下縁部よりも前記ドレンパンの前記内表面に接近した位置に設けられている請求項1に記載の熱交換器。
  3. 前記補強プレートは、前記ドレンパンに固定されている固定部(43)をさらに備える請求項2に記載の熱交換器。
  4. 内部を作動流体が流れるチューブ(2)と、
    間隔をあけて並び複数の前記チューブと一体に設けられた複数のフィン(3;103)と、
    前記フィンの下縁部(30;130)から落下する水を回収可能なように複数の前記フィンの下方に設置されたドレンパン(5)と、
    前記フィンよりも剛性が高く複数の前記フィンを補強する部材であって、複数の前記フィンとともに並んで設置されている補強プレート(104)と、
    を備え、
    前記フィンの前記下縁部の少なくとも一部は、前記ドレンパンの内表面(50)に対して、隣接する前記フィンと前記フィンとに付着している水が接触可能な程度に近接しており、
    前記補強プレートの下縁部(140)の少なくとも一部は、前記フィンの前記下縁部よりも前記ドレンパンの前記内表面に接近した位置に設けられており、
    前記補強プレートは、前記ドレンパンに固定されている固定部(43)をさらに備える熱交換器。
  5. 前記フィンの前記下縁部(30)は、前記ドレンパンの前記内表面に対して前記近接している部位に近づくほど下方に位置するように形成されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の熱交換器。
  6. 前記フィンは、前記チューブの周囲を流れる空気の流れ方向に延びる形状であり、
    前記ドレンパンの前記内表面に対して前記近接している部位は、前記フィンの前記下縁部において前記空気の流れ方向の下流端である請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の熱交換器。
  7. 内部を作動流体が流れるチューブ(2)と、
    間隔をあけて並び複数の前記チューブと一体に設けられた複数のフィン(3;103)と、
    前記フィンの下縁部(30;130)から落下する水を回収可能なように複数の前記フィンの下方に設置されたドレンパン(5)と、
    を備え、
    前記フィンの前記下縁部の少なくとも一部は、前記ドレンパンの内表面(50)に接触しており、
    前記フィンの側縁部(31)は、前記少なくとも一部から上方に延びており、
    前記内表面において、前記側縁部に接触し且つ前記側縁部に沿って上下方向に延びた部位は、前記少なくとも一部よりも上方に達しており、前記少なくとも一部を介して前記部位とは反対側にある端部は、前記下縁部から下方に離間した位置にある熱交換器。
  8. 前記フィンよりも剛性が高く複数の前記フィンを補強する部材であって、複数の前記フィンとともに並んで設置されている補強プレート(204)を備え、
    前記補強プレートの下縁部(140)の少なくとも一部は、前記ドレンパンの前記内表面に接触している請求項7に記載の熱交換器。
  9. 前記補強プレートは、前記ドレンパンに固定されている固定部(43)をさらに備える請求項8に記載の熱交換器。
  10. 内部を作動流体が流れるチューブ(2)と、
    間隔をあけて並び複数の前記チューブと一体に設けられた複数のフィン(3;103)と、
    前記フィンの下縁部(30;130)から落下する水を回収可能なように複数の前記フィンの下方に設置されたドレンパン(5)と、
    前記フィンよりも剛性が高く複数の前記フィンを補強する部材であって、複数の前記フィンとともに並んで設置されている補強プレート(204)と、
    を備え、
    前記フィンの前記下縁部の少なくとも一部は、前記ドレンパンの内表面(50)に接触しており、
    前記補強プレートの下縁部(140)の少なくとも一部は、前記ドレンパンの前記内表面に接触しており、
    前記補強プレートは、前記ドレンパンに固定されている固定部(43)をさらに備える熱交換器。
  11. 前記フィンの前記下縁部(30)は、前記ドレンパンの前記内表面に前記接触している部位に近づくほど下方に位置するように形成されている請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の熱交換器。
  12. 前記フィンは、前記チューブの周囲を流れる空気の流れ方向に延びる形状であり、
    前記ドレンパンの前記内表面に前記接触している部位は、前記フィンの前記下縁部において前記空気の流れ方向の下流端である請求項7から請求項11のいずれか一項に記載の熱交換器。
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