JP6928891B2 - Fixing device and image forming device - Google Patents
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Description
本発明は、定着装置及びこれを備える画像形成装置に関するものである。 The present invention relates to a fixing device and an image forming device including the fixing device.
従来、無端状の定着ベルトが巻き付けられる巻き付け部材と、定着ベルトにおける巻き付け部材に対する巻き付け箇所にループ外側から当接して定着ニップを形成するニップ形成部材と、ベルト姿勢を変形させる姿勢変形部材とを有する定着装置が知られている。姿勢変形部材は、定着ベルトの周方向における全域のうち、定着ニップよりもベルト移動方向下流側であって且つニップ出口近傍の箇所、にベルト裏面側から当接してその箇所及びその近傍におけるベルト姿勢を変形させるものである。 Conventionally, it has a winding member around which an endless fixing belt is wound, a nip forming member that abuts on the winding portion of the fixing belt with respect to the winding member from the outside of the loop to form a fixing nip, and a posture deforming member that deforms the belt posture. Fixing devices are known. The posture deforming member abuts on the portion downstream of the anchoring nip in the belt moving direction and near the exit of the nip from the back surface side of the belt in the entire area in the circumferential direction of the anchoring belt, and the posture deforming member is in contact with the portion and the vicinity thereof. It transforms.
特許文献1に記載の定着装置も、かかる姿勢変形部材を有している。そして、定着ニップに挟み込んだ記録シートに対して画像を定着せしめた後、記録シートを定着ニップから排出する。このとき、記録シートが薄紙であると、定着ベルトから剥離されずにベルトに巻き付いたままになってジャムを引き起こすおそれがある。そこで、定着ニップの出口近傍におけるベルト姿勢を、姿勢変形部材(特許文献1ではパッド)によって変形させることで、変形させない場合に比べて薄紙の定着ベルトへの巻き付きを抑えることができるとされている。
The fixing device described in
しかしながら、この定着装置においては、姿勢変形部材の付近で記録シートを定着ベルトに擦り付けてしまうことによる定着ベルトの傷付きを助長してしまうという課題があった。 However, this fixing device has a problem that the fixing belt is damaged by rubbing the recording sheet against the fixing belt in the vicinity of the posture deforming member.
上述した課題を解決するために、本発明は、無端状の定着ベルトと、これのループ内側で前記定着ベルトが自らに巻き付けられる巻き付け部材と、前記定着ベルトにおける前記巻き付け部材に対する巻き付け箇所にループ外側から当接して定着ニップを形成するニップ形成部材と、前記定着ベルトの周方向における全域のうち、前記定着ニップよりもベルト移動方向下流側であって且つニップ出口近傍の箇所、にベルト裏面側から当接して前記箇所及びその近傍におけるベルト姿勢を変形させる姿勢変形部材とを有し、前記定着ニップに挟み込んだ記録シートに対して画像を定着せしめる定着装置において、前記姿勢変形部材における前記定着ベルトとの当接部を前記定着ベルトと同じ方向に表面移動させるようにしたものであり、前記定着ベルトに連れ回る従動回転体によって前記姿勢変形部材を構成し、前記定着ベルトの周方向における全域のうち、前記姿勢変形部材を当接させている領域、のおもて面を、前記ニップ形成部材に対して非接触にし、ローラ状の前記従動回転体からなる前記姿勢変形部材の回転軸線方向における中央部の径を両端部の径よりも大きくし、ローラ状の回転体によって前記ニップ形成部材を構成し、前記ニップ形成部材の回転軸線方向における中央部の径を両端部よりも小さくし、前記姿勢変形部材の回転軸線方向における端部と、前記ニップ形成部材の前記端部に対向している箇所との距離である端部間距離を、前記姿勢変形部材の回転軸線方向における中央部と、前記ニップ形成部材の前記中央部に対向している箇所との距離である中央部間距離よりも大きくしたことを特徴とするものである。 In order to solve the above-mentioned problems, the present invention presents an endless fixing belt, a winding member around which the fixing belt is wound around itself inside the loop of the fixing belt, and a loop outside at a winding portion of the fixing belt with respect to the winding member. From the back side of the belt to the nip forming member that abuts from the fixing nip and the entire area in the circumferential direction of the fixing belt, which is downstream of the fixing nip in the belt moving direction and near the exit of the nip. In a fixing device having a posture deforming member that abuts and deforms the belt posture in the portion and its vicinity and fixes an image on a recording sheet sandwiched between the fixing nips, the fixing belt in the posture deforming member and the fixing belt. The contact portion is surface-moved in the same direction as the fixing belt, and the posture deforming member is formed by a driven rotating body that is carried around the fixing belt, and the entire area in the circumferential direction of the fixing belt is formed. The front surface of the region in which the posture deforming member is in contact is made non-contact with the nip forming member, and the center of the posture deforming member made of the roller-shaped driven rotating body in the direction of the rotation axis. The diameter of the portion is made larger than the diameter of both ends, the nip forming member is formed by a roller-shaped rotating body, and the diameter of the central portion of the nip forming member in the direction of the rotation axis is made smaller than that of both ends. The distance between the ends, which is the distance between the end portion of the deformable member in the rotation axis direction and the portion of the nip forming member facing the end portion, is defined as the central portion of the posture deforming member in the rotation axis direction and the said. The nip forming member is characterized in that it is made larger than the distance between the central portions, which is the distance from the portion facing the central portion.
本発明によれば、姿勢変形部材の付近で記録シートを定着ベルトに擦り付けてしまうことによる定着ベルトの傷付きを抑えることができるという優れた効果がある。 According to the present invention, there is an excellent effect that scratches on the fixing belt due to rubbing the recording sheet against the fixing belt in the vicinity of the posture deforming member can be suppressed.
以下、本発明を適用した画像形成装置として、電子写真方式のプリンタの一実施形態について説明する。
まず、実施形態に係るプリンタの基本的な構成について説明する。図1は、実施形態に係るプリンタを示す概略構成図である。同図において、プリンタ100は、内部に収容している記録シートを給紙路に供給する給紙部(給紙テーブル)と、これの上に搭載されたプリンタ部とを有している。図中の符号の末尾に付されているY,M,C,Kという添え字は、イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック(黒)用の部材であることを示している。
Hereinafter, an embodiment of an electrophotographic printer will be described as an image forming apparatus to which the present invention is applied.
First, the basic configuration of the printer according to the embodiment will be described. FIG. 1 is a schematic configuration diagram showing a printer according to an embodiment. In the figure, the
プリンタ部の中央付近には、複数の支持ローラ14,15,15’,16,63に掛け回されて図中時計回り方向に無端移動可能な無端状の中間転写ベルト10が設けられている。中間転写ベルト10の周方向における全域のうち、クリーニングバックアップローラに対する掛け回し箇所には、ベルトクリーニング装置17がベルトおもて面側から当接している。このベルトクリーニング装置17は、後述する二次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト10のおもて面に残留する転写残トナーを除去するものである。
Near the center of the printer unit, an endless
中間転写ベルト10の周方向における全域のうち、支持ローラたる駆動ローラ14と支持ローラ15との間の領域は、ほぼ水平方向に延在している。そして、その領域の上には、タンデム画像形成部20が配設されている。タンデム画像形成部20は、ベルトおもて面に沿って配設されたイエロー,マゼンタ,シアン,ブラック用の四つの作像ユニット18Y,18M,18C,18Kをベルトおもて面に対向させている。
The region between the
タンデム画像形成部20の上には、潜像書込手段としての光書込装置21が設けられている。タンデム画像形成部20の作像ユニット18Y,18M,18C,18Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色の潜像が形成される潜像担持体としてのドラム状の感光体40Y,40M,40C,40Kを有している。感光体40Y,40M,40C,40Kの表面は、帯電装置60Y,60M,60C,60Kによって一様に帯電された後(例えば−650V)、画像データに基づいて光源を駆動する光書込装置21によって光走査される。この光走査によって生じる感光体40Y,40M,40C,40Kの表面の光照射部は電位を減衰させて(例えば−50V)静電潜像となる。
An
感光体40Y,40M,40C,40Kの表面に形成された静電潜像は、現像装置59Y,59M,59C,59Kによって現像されてY,M,C,Kトナー像になる。現像装置59Y,59M,59C,59Kには、必要に応じてトナーボトル50Y,50M,50C,50KからY,M,C,Kトナーが供給される。現像装置59Y,59M,59C,59K内では、Y,M,C,Kトナーと磁性キャリアとを混合したY,M,C,K現像剤として攪拌される。Y,M,C,K現像剤中のY,M,C,Kトナーは負極性に摩擦帯電する(例えば−30μC/g)。現像装置59,59M,59C,59K内には、それぞれY,M,C,K用の現像ローラが配設されている。Y,M,C,K用の現像ローラは、その周面の一部をケーシングに設けられた開口を通じて外部に露出させて、感光体40Y,40M,40C,40Kに対向させている。Y,M,C,K用の現像ローラによって汲み上げられたY,M,C,K現像剤は、ローラの回転に伴って感光体40Y,40M,40C,40Kに対向する現像領域まで搬送される。現像領域では、感光体40Y,40M,40C,40Kの静電潜像と、現像バイアス(例えば−500V)が印加される現像ローラとの間に、負極性のトナーをローラ側から潜像側に移動させる現像ポテンシャルが作用する。この現像ポテンシャルより、Y,M,C,K用の現像ローラ上のY,M,C,Kトナーが磁性キャリアから離脱して感光体40Y,40M,40C,40Kの静電潜像に転移する。これにより、感光体40Y,40M,40C,40Kの静電潜像がY,M,C,Kトナーによって現像されて、Y,M,C,Kトナー像になる。
The electrostatic latent image formed on the surface of the
感光体40Y,40M,40C,40Kの下には、一次転写ローラ62Y,62M,62C,62Kが配設されており、中間転写ベルト10を感光体40Y,40M,40C,40Kに向けて押圧している。これにより、感光体40Y,40M,40C,40Kと中間転写ベルト10とが当接するY,M,C,K用の一次転写ニップが形成されている。Y,M,C,K用の一次転写ニップの周辺では、一次転写バイアスが印加される一次転写ローラ62Y,62M,62C,62Kと、感光体40Y,40M,40C,40Kの静電潜像との間に一次転写電界が形成される。
Primary transfer rollers 62Y, 62M, 62C, 62K are arranged under the
プリンタ100は、画像データを受信すると、駆動手段によって駆動ローラ14を回転駆動することで、中間転写ベルト10を図中時計回り方向に無端移動させる。同時に、作像ユニット18Y,18M,18C,18Kを駆動して感光体40Y,40M,40C,40K上にY,M,C,Kトナー像を形成する。これらのトナー像は、Y,M,C,K用の一次転写ニップで中間転写ベルト10のおもて面に重ね合わせて一次転写される。これにより、中間転写ベルト10のおもて面には四色重ね合わせトナー像が形成される。
When the
なお、ブラックの単色画像を中間転写ベルト10上に形成する場合には、駆動ローラ14以外の支持ローラ15,15’を移動させて、イエロー、マゼンタ、シアンの感光体40Y,40M,40Cを中間転写ベルト10から離間させることも可能である。
When forming a black monochromatic image on the
Y,M,C,K用の一次転写ニップを通過した後の感光体40Y,40M,40C,40Kの表面には、中間転写ベルト10に一次転写されなかった転写残トナーが付着している。この転写残トナーは、ドラムクリーニング装置61Y,61M,61C,61Kによって感光体40Y,40M,40C,40Kの表面から除去された後、廃トナーボトルに搬送される。
On the surface of the photoconductors 40Y, 40M, 40C, 40K after passing through the primary transfer nips for Y, M, C, and K, the transfer residual toner that has not been primarily transferred to the
クリーニング後の感光体40Y,40M,40C,40Kの表面は、帯電装置60Y,60M,60C,60Kによって再び一様に帯電せしめられる。 The surfaces of the photoconductors 40Y, 40M, 40C, 40K after cleaning are uniformly charged again by the charging device 60Y, 60M, 60C, 60K.
プリンタ100は、給紙部の給紙テーブル200上における給紙ローラ42の1つを選択的に回転させる。これにより、ペーパーバンク43内に多段に設けられた複数の給紙カセット44の1つから記録シートを繰り出す。そして、分離ローラ45によって記録シートを1枚ずつに分離して給紙路48に送った後、搬送ローラ47によって搬送してプリンタ部の給紙路48に進入させる。プリンタ部の給紙路48に進入した記録シートは、レジストローラ対49のレジストニップに突き当たって止まる。
The
中間転写ベルト10の下方には、二次転写装置22が配設されている。二次転写装置22は、中間転写ベルト10の周方向における全域のうち、支持ローラとしての二次転写対向ローラ16に対する掛け回し箇所に対して二次転写ローラ16’を当接させて二次転写ニップを形成している。
A
レジストローラ対49は、記録シートを二次転写ニップでベルト上の四色重ね合わせトナー像に重ね合わせ得るタイミングで回転駆動を開始して記録シートを二次転写ニップに向けて送り出す。二次転写ニップ内では、二次転写電界やニップ圧の作用により、中間転写ベルト10上の四色重ね合わせトナー像が記録シートに二次転写されてフルカラー画像になる。
The resist
二次転写ニップを通過した記録シートは、定着装置25に送られてその表面にフルカラー画像が定着せしめられる。定着装置25を通過した記録シートは、排出ローラ対56を経由して機外へと排出された後、排紙トレイ57上にスタックされる。
The recording sheet that has passed through the secondary transfer nip is sent to the fixing
なお、記録シートの両面に画像を形成する両面プリントモードにおいて、両面のうち、第1面だけにトナー像が定着せしめられた状態の記録シートは、定着装置25を通過した後、排出ローラ対56ではなく、再送装置28に送られる。そして、再送装置28によって裏表を反転されながら給紙路48に再送される。そして、給紙路48から2次転写ニップに送られてその第2面にも4色重ね合わせトナー像が2次転写された後、定着装置25と排出ローラ対56とを経由して機外へと排出される。
In the double-sided printing mode in which an image is formed on both sides of the recording sheet, the recording sheet in which the toner image is fixed only on the first side of both sides passes through the fixing
二次転写ニップを通過した中間転写ベルト10は、ベルトクリーニング装置17により、表面に付着している転写残トナーが除去された後、再びY,M,C,K用の1次転写ニップに進入する。ベルトクリーニング装置17内に収容されたトナーは、搬送手段によって廃トナーボトルに回収される。
The
図2は、定着装置25を示す構成図である。この定着装置25は、定着ベルト25a、加熱ローラ25b、定着ローラ25c、加圧ローラ25d、テンションローラ25e、摺擦ローラ25f、裏打ちローラ25g、分離爪25h、姿勢変形部材25iなどを有している。
FIG. 2 is a configuration diagram showing the fixing
無端状の定着ベルト25aは、ニッケル、ステンレス、ポリイミドなどの材料からなるベルト基体と、これのおもて面側に積層されたシリコンゴムなどからなる厚さ300〜500[μm]の弾性層とを少なくとも具備する多層構造のベルトである。この定着ベルト25aは、そのループ内側に配設された加熱ローラ25b、定着ローラ25c、及びテンションローラ25eに掛け回された状態でテンション張架されている。そして、定着ローラ25cの図中時計回り方向の回転駆動に伴って、図中時計回り方向に無端移動する。
The endless fixing belt 25a includes a belt substrate made of a material such as nickel, stainless steel, or polyimide, and an elastic layer having a thickness of 300 to 500 [μm] made of silicon rubber laminated on the front surface side of the belt substrate. It is a multi-layered belt having at least. The fixing belt 25a is tension-tensioned while being hung on a heating roller 25b, a fixing
ニップ形成部材としての加圧ローラ25dは、巻き付け部材たる定着ローラ25cに向けて押圧されている。そして、定着ベルト25aにおける定着ローラ25cに対する掛け回し箇所にベルトループ外側から当接して定着ニップを形成している。この定着ニップの位置においては、ベルトループ内側の定着ローラ25cとベルトループ外側の加圧ローラ25dとの間に定着ベルト25aが挟み込まれている。
The
定着ローラ25cは、ローラ基体となる芯金25c1と、これのおもて面に被覆されたゴムからなる弾性層25c2とを具備している。また、加圧ローラ25dも、ローラ基体となる芯金25d1と、これのおもて面に被覆されたゴムからなる弾性層25d2とを具備している。
The fixing
定着ベルト25aを無端移動させるための駆動ローラとしての役割も果たしている定着ローラ25cについては、グリップ力を発揮させてその周面上でのベルトスリップの発生を抑える上で、弾性層25c2が重要な役割を担っている。一方、加圧ローラ25dについては、厚みの小さな弾性層25d2を設け、定着ローラ25cの弾性層25c2に食い込ませることが一般的に行われる。
The elastic layer 25c2 is important for the fixing
しかしながら、加圧ローラ25dを定着ローラ25cの弾性層25c2に食い込ませると、定着ニップにおいて、一枚構造の用紙ではなく、二重構造の封筒が用いられると、上下の紙の線速差に起因して封筒にシワを発生させ易くなる。
However, when the
そこで、実施形態に係るプリンタ100においては、加圧ローラ25dにも、厚みの比較的大きな弾性層25d2を設けている。そして、定着ニップにおいて、定着ローラ25cの弾性層25c2だけでなく、加圧ローラ25dの弾性層25d2も弾性変形させることで、図示のように、どちらのローラも他方に大きく食い込むことのない平面状の定着ニップを形成する。これにより、定着ニップ内における封筒の上下紙の線速差をなくすことで、線速差に起因する封筒のシワ発生を回避することができる。
Therefore, in the
ベルトループ外側に配設された摺擦ローラ25fは、ベルトループ内側に配設された裏打ちローラ25gに向けて付勢されながら、裏打ちローラ25gとの間に定着ベルト25aを挟み込む。この状態で、駆動手段によって図中反時計回り方向に回転駆動される。その回転方向は、摺擦ローラ25fと定着ベルト25aとの接触領域において、摺擦ローラ25fの表面を定着ベルト25aの表面と同じ方向に移動させる順方向である。但し、両者の表面を接触領域において線速差をもって移動させるように、摺擦ローラ25fの回転駆動速度が設定されている。このため、摺擦ローラ25fは、定着ベルト25aに対して摺擦しながら回転する。その摺擦により、定着ベルト25aの表面特性を所定の値に維持することができる。なお、摺擦ローラ25fの表面を定着ベルト25aとの接触領域でベルト表面とは逆方向に移動させるように回転させてもよい。 The rubbing roller 25f arranged on the outside of the belt loop sandwiches the fixing belt 25a between the rubbing roller 25f and the backing roller 25g while being urged toward the backing roller 25g arranged on the inside of the belt loop. In this state, the drive means is rotationally driven in the counterclockwise direction in the figure. The rotation direction is a forward direction in which the surface of the rubbing roller 25f is moved in the same direction as the surface of the fixing belt 25a in the contact region between the rubbing roller 25f and the fixing belt 25a. However, the rotational drive speed of the rubbing roller 25f is set so that the surfaces of the two are moved with a linear speed difference in the contact region. Therefore, the rubbing roller 25f rotates while rubbing against the fixing belt 25a. By the rubbing, the surface characteristics of the fixing belt 25a can be maintained at a predetermined value. The surface of the rubbing roller 25f may be rotated in the contact region with the fixing belt 25a so as to move in the direction opposite to the belt surface.
加熱ローラ25bのアルミや鉄などの金属からなる筒状のローラ基体は、その中空内のハロゲンヒーター25b1の輻射熱によって加熱された後、その熱を、自らに掛け回されている定着ベルト25aに伝達することで、定着ベルト25aを加熱する。そして、加熱された定着ベルト25aは、定着ニップ内において、ニップ内に送り込まれてきた記録シートSを加熱する。記録シートS上のトナー像は、その加熱によって軟化して記録シートSの表面に定着せしめられる。 The tubular roller substrate made of metal such as aluminum or iron of the heating roller 25b is heated by the radiant heat of the halogen heater 25b1 in the hollow, and then the heat is transferred to the fixing belt 25a around itself. This heats the fixing belt 25a. Then, the heated fixing belt 25a heats the recording sheet S sent into the nip in the fixing nip. The toner image on the recording sheet S is softened by the heating and fixed on the surface of the recording sheet S.
定着ニップを通過した記録シートSは、軟化したトナーの粘性によって定着ベルト25aとの付着力を高めている。定着ベルト25aに巻き付いたままでいると、ジャムを発生させてしまうことになる。分離爪25hは、定着ニップを通過した記録シートSの先端における定着ベルト25aとの対向面に接触することで、記録シートSの定着ベルト25aからの剥離を促す役割を担っている。 The recording sheet S that has passed through the fixing nip enhances the adhesive force with the fixing belt 25a due to the viscosity of the softened toner. If it remains wrapped around the fixing belt 25a, jam will occur. The separation claw 25h plays a role of promoting peeling of the recording sheet S from the fixing belt 25a by coming into contact with the surface facing the fixing belt 25a at the tip of the recording sheet S that has passed through the fixing nip.
一般ユーザー向けの中速機の場合には、分離爪25hを設けることで、定着装置25内でのジャムの発生を有効に抑えることが可能である。しなしながら、実施形態に係るプリンタ100のような商業ユース向けの高速機では、分離爪25hを設けていても、定着装置25内でのジャムの発生を有効に抑えることが困難になる。
In the case of a medium-speed machine for general users, it is possible to effectively suppress the occurrence of jam in the fixing
その理由は、次の通りである。即ち、実施形態に係るプリンタ100においては、高速搬送する記録シートSに対し、十分な定着時間(定着ニップ通過時間)を確保するために、中速機に比べて、定着ローラ25cや加圧ローラ25dの径を大きくして、幅広い定着ニップを形成している。定着ローラ25cの径が比較的大きいと、定着ベルト25aの定着ローラ25cに対する掛け回し箇所の曲率が比較的小さくなることから、定着ニップを通過した後における記録シートSのベルトからの曲率分離性が比較的悪くなる。これらの結果、定着ニップを通過した直後の記録シートSの先端が分離爪25hと、定着ベルト25aとの間をすり抜けて、巻き付きによるジャムが発生し易くなるのである。
The reason is as follows. That is, in the
そこで、図示の定着装置25においては、姿勢変形部材25iを設けている。この姿勢変形部材25iは、定着ベルト25aの周方向における全域のうち、定着ニップよりもベルト移動方向下流側であって且つニップ出口近傍の箇所、にベルト裏面側から当接してその箇所及びその近傍におけるベルト姿勢を変形させるものである。具体的には、前記箇所又は前記近傍におけるベルト姿勢の曲率を、定着ニップにおけるベルト姿勢の曲率よりも高くするように、ベルト姿勢を変形させる。より詳細には、実施形態においては、図示のように、定着ベルト25aにおける自らとの当接箇所の曲率を、定着ニップにおける曲率よりも高くするように、前記当接箇所やその近傍のベルト姿勢を変形させている。定着ニップの出口近傍におけるベルト姿勢の曲率をより高くすることで、記録シートSの定着ベルト25aからの曲率分離を促して、記録シートSを定着ベルト25aから良好に剥離する。これにより、記録シートSの定着ベルト25aへの巻き付きによるジャムの発生を抑えることができる。
Therefore, in the illustrated
しかしながら、従来の画像形成装置においては、姿勢変形部材の付近で記録シートSのエッジが定着ベルトに擦れて定着ベルトの傷付きを助長してしまうという課題があった。具体的には、従来の画像形成装置では、定着ニップを出た直後の定着ベルトが、ループ内に固定された姿勢変形部材を擦って摩擦抵抗を受けることで、移動速度を低下させる。これに対し、定着ニップを出た記録シートSは、定着ニップ内の定着ベルトや加圧ローラによってそれらと同じ線速の搬送力を付与されることから、移動速度を低下させない。このため、定着ニップよりも下流側では、定着ベルトの移動速度が記録シートSの移動速度よりも遅くなって、両者に線速差が生じる。この線速差により、記録シートSのエッジが定着ベルトのおもて面に擦れることで、定着ベルトの傷付きを助長してしまうのである。画像上ではその傷が、定着済みの画像の光沢性を部分的に低下させて、スジ状の光沢スジを顕在化させてしまう。 However, in the conventional image forming apparatus, there is a problem that the edge of the recording sheet S rubs against the fixing belt in the vicinity of the posture deforming member and promotes damage to the fixing belt. Specifically, in the conventional image forming apparatus, the fixing belt immediately after exiting the fixing nip rubs the posture deforming member fixed in the loop and receives frictional resistance, thereby reducing the moving speed. On the other hand, the recording sheet S that has exited the fixing nip is given the same linear velocity as the carrying force by the fixing belt and the pressure roller in the fixing nip, so that the moving speed is not lowered. Therefore, on the downstream side of the fixing nip, the moving speed of the fixing belt becomes slower than the moving speed of the recording sheet S, and a linear speed difference occurs between the two. Due to this difference in linear velocity, the edge of the recording sheet S rubs against the front surface of the fixing belt, which promotes scratches on the fixing belt. On the image, the scratches partially reduce the glossiness of the fixed image, and the streaky glossy streaks become apparent.
なお、定着ベルトと姿勢変形部材との摩擦抵抗を低減する狙いで、姿勢変形部材の表面を摺動性の高い材料からなる摺動シートで覆った従来装置が知られている(例えば特開2016−095374号公報に記載の定着装置)。しかしながら、摺動シートで摩擦抵抗を低減しても、高速機ではどうしても、姿勢変形部材の付近における定着ベルトと記録シートSとの線速差が比較的大きくなって、記録シートSを定着ベルトに擦り付けてしまうことによる定着ベルトの傷付きを発生させてしまう。 A conventional device in which the surface of the posture deforming member is covered with a sliding sheet made of a highly slidable material is known for the purpose of reducing the frictional resistance between the fixing belt and the posture deforming member (for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 2016). The fixing device described in Japanese Patent Application Laid-Open No. 095374). However, even if the frictional resistance is reduced by the sliding sheet, the linear speed difference between the fixing belt and the recording sheet S in the vicinity of the posture deforming member is inevitably large in the high-speed machine, and the recording sheet S is used as the fixing belt. The fixing belt will be scratched by rubbing.
次に、実施形態に係るプリンタ100の特徴的な構成について説明する。
同図において、姿勢変形部材25iは、定着ベルト25aとの接触領域で定着ベルト25aと同じ方向に表面移動するようになっている。具体的には、姿勢変形部材25iは、定着ベルト25aに連れ回る従動回転体から構成されており、図3に示されるように、連れ回りによって自らの表面を定着ベルト25aと同じ方向に同じ速度で移動させる。
Next, a characteristic configuration of the
In the figure, the posture deforming member 25i moves on the surface in the same direction as the fixing belt 25a in the contact region with the fixing belt 25a. Specifically, the posture deforming member 25i is composed of a driven rotating body that rotates around the fixing belt 25a, and as shown in FIG. 3, the posture deforming member 25i moves its surface in the same direction as the fixing belt 25a at the same speed as shown in FIG. Move with.
かかる構成では、定着ベルト25aで姿勢変形部材25iを擦らないことから、摩擦抵抗に起因する定着ベルト25aの速度低下を回避して、姿勢変形部材25iの付近で定着ベルト25aを記録シートSとほぼ同じ速度で移動させる。これにより、姿勢変形部材25iの付近で記録シートSを定着ベルト25aに擦り付けてしまうことによる定着ベルト25aの傷付きを抑えることができる。 In such a configuration, since the posture deforming member 25i is not rubbed by the fixing belt 25a, the speed reduction of the fixing belt 25a due to frictional resistance is avoided, and the fixing belt 25a is substantially the same as the recording sheet S in the vicinity of the posture deforming member 25i. Move at the same speed. As a result, it is possible to prevent the fixing belt 25a from being scratched due to the recording sheet S being rubbed against the fixing belt 25a in the vicinity of the posture deforming member 25i.
姿勢変形部材25iを構成する従動回転体は、ステンレス等の金属、変形しない樹脂、あるいはシリコンゴムなどの弾性体からなる部材である。 The driven rotating body constituting the posture deforming member 25i is a member made of a metal such as stainless steel, a resin that does not deform, or an elastic body such as silicon rubber.
定着ベルト25aの周方向における全域のうち、裏面を姿勢変形部材25iに当接させている領域、のおもて面は、図示のように、加圧ローラ25dに対して非接触になっている。これにより、姿勢変形部材25iによるベルト変形箇所を不要に加圧ローラ25dに当接させて定着ニップを広げてしまうことを防止することができる。
As shown in the figure, the front surface of the region where the back surface of the fixing belt 25a is in contact with the posture deforming member 25i is not in contact with the
図4は、長期間の運転に伴って記録シートSによって傷付けられた定着ベルト25aにおける傷長さ(ベルト移動方向の長さ)と、姿勢変形部材25iの態様との関係を示すグラフである。同図において、従来態様は、従来装置と同様に姿勢変形部材25iを表面移動させずに定着ベルト25aで擦る態様である。また、実施態様は、実施形態に係るプリンタ100と同様に従動回転体からなる姿勢変形部材25iを用いる態様である。同図から、実施態様は従来態様に比べて傷長さを低減していることがわかる。実施態様であっても、ある程度の長さの傷が発生してしまうのは、記録シートSが定着ベルト25aに擦れなくても、シート端のバリなどによって定着ベルト25aが傷付けられるからである。
FIG. 4 is a graph showing the relationship between the scratch length (length in the belt moving direction) of the fixing belt 25a damaged by the recording sheet S during long-term operation and the mode of the posture deforming member 25i. In the figure, the conventional mode is a mode in which the posture deforming member 25i is rubbed with the fixing belt 25a without moving the surface as in the conventional device. Further, the embodiment is an embodiment in which the posture deforming member 25i made of a driven rotating body is used as in the
図5は、傷付いた定着ベルト25aの再生研磨時間と、姿勢変形部材25iの態様との関係を示している。同図において、再生研磨時間は、研磨機により、傷付いた定着ベルト25aの表面を傷が目立たなくなるレベルまで研磨したときの研磨に要した時間である。また、従来態様は、従来態様の定着装置によって傷付いた定着ベルト25aを研磨したことを意味している。また、実施態様は、実施形態に係る定着装置によって傷付いた定着ベルト25aを研磨したことを意味している。同図から、実施態様は従来態様に比べて再生研磨時間を低減していることがわかる。 FIG. 5 shows the relationship between the regeneration polishing time of the damaged fixing belt 25a and the mode of the posture deforming member 25i. In the figure, the regeneration polishing time is the time required for polishing when the surface of the damaged fixing belt 25a is polished to a level at which the scratches are inconspicuous by the polishing machine. Further, the conventional aspect means that the fixing belt 25a damaged by the fixing device of the conventional aspect is polished. Further, the embodiment means that the fixing belt 25a damaged by the fixing device according to the embodiment is polished. From the figure, it can be seen that the embodiment reduces the regeneration polishing time as compared with the conventional embodiment.
図6は、姿勢変形部材25iを示す正面図である。図示のように、姿勢変形部材25iは、回転軸線方向における中央部の径(φ2)が両端部の径(φ1)よりも大きくなっている。姿勢変形部材25iの付近において記録シートSと定着ベルト25aとの線速差が殆どない場合には、記録シートSによる定着ベルト25aの傷付きの多くが、記録シートSのベルト幅方向の両端におけるバリ(裁断時に発生)が定着ベルト25aに接触することで発生する。 FIG. 6 is a front view showing the posture deforming member 25i. As shown in the figure, the posture deforming member 25i has a diameter (φ2) at the center in the direction of the rotation axis larger than the diameter (φ1) at both ends. When there is almost no difference in linear velocity between the recording sheet S and the fixing belt 25a in the vicinity of the posture deforming member 25i, most of the scratches on the fixing belt 25a by the recording sheet S occur at both ends of the recording sheet S in the belt width direction. It is generated when burrs (generated at the time of cutting) come into contact with the fixing belt 25a.
姿勢変形部材25iの回転軸線方向における中央部の径(φ2)を、両端部の径(φ1)よりも大きくすると、定着ニップ通過直後の記録シートSのベルト幅方向における両端部のベルトからの剥離を促すとともに、両端部とベルトとの擦れを抑えることが可能である。よって、記録シートSを擦り付けることによる定着ベルト25aの傷付きをより抑えることができる。 When the diameter (φ2) of the central portion of the posture deforming member 25i in the rotation axis direction is made larger than the diameter of both ends (φ1), the recording sheet S immediately after passing through the fixing nip is peeled off from the belt at both ends in the belt width direction. It is possible to suppress the rubbing between both ends and the belt. Therefore, scratches on the fixing belt 25a due to rubbing the recording sheet S can be further suppressed.
図7は、姿勢変形部材25i及び加圧ローラ25dを示す正面図である。図示のように、加圧ローラ25dは、回転軸線方向における中央部の径(φ4)が両端部の径(φ3)よりも小さくなっている。つまり、中央部の径(φ4)と両端部の径(φ3)との大小関係が、姿勢変形部材25iとは逆になっている。これは、加圧ローラ25dを、中央部よりも両端部の径を大きくした鼓状の形状にすることで、シート搬送速度を中央部よりも両端部で速くしてシート皺の発生を抑えるためである。更には、前述のような逆の関係にしていることで、次のことを可能にしている。即ち、中央部の径(φ2)よりも両端部の径(φ1)を大きくした形状の姿勢変形部材25iに張架される定着ベルト25aの姿勢変形部材25iに対する掛け回し箇所におけるベルト幅方向の中央部と、加圧ローラ25dとの接触を回避することができる。
FIG. 7 is a front view showing the posture deforming member 25i and the
同図において、d1は、姿勢変形部材25iの回転軸線方向における端部と、加圧ローラ25dの前記端部に対向している箇所との距離としての端部間距離である。また、d2は、姿勢変形部材25iの回転軸線方向における中央部と、加圧ローラ25dの前記中央部に対向している箇所との距離としての中央部間距離である。図示のように、端部間距離d1を中央部間距離d2よりも大きくしている(d1>d2)。かかる構成では、両距離を同じにする場合に比べて、記録シートのエッジを定着ベルト25aの幅方向の両端部に擦り付けることによる定着ベルト25aの傷付きの発生を抑えることができる。なお、端部間距離d1と中央部間距離d2との差については、0.2〜1.5[mm]の範囲にしている。
In the figure, d1 is a distance between ends as a distance between an end portion of the posture deforming member 25i in the direction of the rotation axis and a portion of the
なお、姿勢変形部材25iとして、その回転軸線方向の長さが加圧ローラ25dの回転軸線方向の長さとほぼ同じであるものを用いた例について説明したが、姿勢変形部材25iとして、加圧ローラ25dよりも短いものを複数並べて設けてもよい。具体的には、図8に示されるように、加圧ローラ25dの回転軸線方向の一端部に対向するもの、他端部に対向するもの、及び中央部に対向するものを設けてもよい。この場合においても、図示のように、端部間距離d1を中央部間距離d2よりも大きくするように、中央部の姿勢変形部材25iを両端部の姿勢変形部材25iよりも加圧ローラ25dに近づけて配設することが望ましい。
An example of using a posture deforming member 25i whose length in the rotation axis direction is substantially the same as the length of the
次に、実施形態に係るプリンタ100に、より特徴的な構成を付加した実施例について説明する。なお、以下に特筆しない限り、実施例に係るプリンタ100の構成は、実施形態と同様である。
Next, an example in which a more characteristic configuration is added to the
図9は、実施例に係るプリンタ100の定着装置25の姿勢変形部材25i及びその周囲を拡大して示す拡大構成図である。この定着装置25においては、姿勢変形部材25iよりも定着ベルト25aの移動方向の下流側で定着ベルト25aの裏面に当接して定着ベルト25aの姿勢を変形させる第二姿勢変形部材25jを設けている。この姿勢変形部材25iは、その第二姿勢変形部材25jに回転自在に保持されている。
FIG. 9 is an enlarged configuration diagram showing the posture deforming member 25i of the fixing
従来装置において、定着ベルトの移動に伴って表面移動せずに定着ベルトで擦られるように固定された姿勢変形部材は、そのベルト移動方向の長さが比較的大きいものであった。これに対し、実施形態や実施例における姿勢変形部材25iのベルト移動方向の長さは比較的小さい。従来装置の姿勢変形部材を実施形態や実施例における姿勢変形部材25iに交換すると、ベルトのテンションを低下させてしまう。そこで、実施例に係るプリンタ100においては、第二姿勢変形部材25jにより、定着ベルト25aのテンションの弛みを防止するようにしている。
In the conventional apparatus, the posture deforming member fixed so as to be rubbed by the fixing belt without moving the surface with the movement of the fixing belt has a relatively large length in the belt moving direction. On the other hand, the length of the posture deforming member 25i in the embodiment and the embodiment in the belt moving direction is relatively small. If the posture deforming member of the conventional device is replaced with the posture deforming member 25i in the embodiment or the embodiment, the tension of the belt is lowered. Therefore, in the
以上に説明したものは一例であり、次の態様毎に特有の効果を奏する。
[態様A]
態様Aは、無端状の定着ベルト(例えば定着ベルト25a)と、これをループ内側で自らに巻き付ける巻き付け部材(例えば定着ローラ25c)と、前記定着ベルトにおける前記巻き付け部材に対する巻き付け箇所にループ外側から当接して定着ニップを形成するニップ形成部材(例えば加圧ローラ25d)と、前記定着ベルトの周方向における全域のうち、前記定着ニップよりもベルト移動方向下流側であって且つニップ出口近傍の箇所、にベルト裏面側から当接して前記箇所及びその近傍におけるベルト姿勢を変形させる姿勢変形部材(例えば姿勢変形部材25i)とを有し、前記定着ニップに挟み込んだ記録シート(例えば記録シートS)に対して画像を定着せしめる定着装置(例えば定着装置25)において、前記姿勢変形部材における前記定着ベルトとの当接部を前記定着ベルトと同じ方向に表面移動させるようにしたことを特徴とするものである。
The above description is an example, and the effect peculiar to each of the following aspects is exhibited.
[Aspect A]
Aspect A is an endless fixing belt (for example, a fixing belt 25a), a winding member for winding the fixing belt around itself inside the loop (for example, a fixing
態様Aにおいては、次に説明する理由により、ニップ出口の付近で記録シートを定着ベルトに擦り付けてしまうことによる定着ベルトの傷付きを抑えることができる。即ち、従来装置においては、定着ベルトのループ内側に移動不能に固定した姿勢変形部材を、無端移動させている定着ベルトで擦る。そして、その摩擦抵抗により、ニップ出口の付近における定着ベルトの移動速度を、定着ニップ内における定着ベルトの移動速度よりも低下させる。これに対し、記録シートについては、定着ニップにおけるベルト移動力によってその記録シートに搬送力を付与することから、記録シートの移動速度を殆ど低下させない。この結果、姿勢変形部材の付近で速度を低下させる定着ベルトと、速度を低下させない記録シートとの速度差を発生させて、記録シートを定着ベルトに擦り付ける。この擦り付けによって定着ベルトに傷を付けていた。そこで、態様Aにおいては、姿勢変形部材を定着ベルトと同じ方向に表面移動させることで、従来のように表面移動させないものに比べて、定着ベルトの移動に伴う定着ベルトと姿勢変形部材との摩擦抵抗を低減する。これにより、ニップ出口の付近における定着ベルトと記録シートとの速度差を低減することで、速度差によって記録シートを定着ベルトに擦り付けることによる定着ベルトの傷付きを抑えることができる。 In the aspect A, the fixing belt can be prevented from being scratched due to the recording sheet being rubbed against the fixing belt in the vicinity of the nip outlet for the reason described below. That is, in the conventional device, the posture deforming member fixed immovably inside the loop of the fixing belt is rubbed with the fixing belt which is moving endlessly. Then, due to the frictional resistance, the moving speed of the fixing belt in the vicinity of the nip outlet is made lower than the moving speed of the fixing belt in the fixing nip. On the other hand, with respect to the recording sheet, since the conveying force is applied to the recording sheet by the belt moving force at the fixing nip, the moving speed of the recording sheet is hardly reduced. As a result, a speed difference between the fixing belt that reduces the speed and the recording sheet that does not reduce the speed is generated in the vicinity of the posture deforming member, and the recording sheet is rubbed against the fixing belt. This rubbing scratched the fixing belt. Therefore, in the aspect A, by moving the surface of the posture deforming member in the same direction as the fixing belt, the friction between the fixing belt and the posture deforming member due to the movement of the fixing belt is compared with the conventional one in which the surface is not moved. Reduce resistance. As a result, by reducing the speed difference between the fixing belt and the recording sheet in the vicinity of the nip outlet, it is possible to suppress damage to the fixing belt due to rubbing the recording sheet against the fixing belt due to the speed difference.
[態様B]
態様Bは、態様Aにおいて、前記箇所又はその近傍におけるベルト姿勢を前記姿勢変形部材によって変形させることで、前記ベルト姿勢の曲率を前記定着ニップにおけるベルト姿勢の曲率よりも高くすることを特徴とするものである。かかる構成では、姿勢変形部材によって定着ベルトの曲率をより高くすることで、記録シートの定着ベルトからの曲率分離を促して、記録シートの定着ベルトに対する巻き付きを有効に抑えることができる。
[Aspect B]
Aspect B is characterized in that, in Aspect A, the curvature of the belt posture is made higher than the curvature of the belt posture at the fixing nip by deforming the belt posture at or in the vicinity thereof by the posture deforming member. It is a thing. In such a configuration, by increasing the curvature of the fixing belt by the posture deforming member, it is possible to promote the separation of the curvature of the recording sheet from the fixing belt and effectively suppress the winding of the recording sheet around the fixing belt.
[態様C]
態様Cは、態様A又はBにおいて、前記定着ベルトに連れ回る従動回転体によって前記姿勢変形部材を構成したことを特徴とするものである。かかる構成では、姿勢変形部材を定着ベルトに連れ回らせることで、定着ベルトの無端移動に伴う定着ベルトと姿勢変形部材との摩擦をほぼ無くすことができる。
[Aspect C]
Aspect C is characterized in that, in Aspect A or B, the posture deforming member is formed by a driven rotating body that is carried around the fixing belt. In such a configuration, the friction between the fixing belt and the posture deforming member due to the endless movement of the fixing belt can be substantially eliminated by causing the posture deforming member to rotate around the fixing belt.
[態様D]
態様Dは、態様Cにおいて、前記定着ベルトの周方向における全域のうち、前記姿勢変形部材を当接させている領域、のおもて面を、前記ニップ形成部材に対して非接触にしたことを特徴とするものである。
[Aspect D]
In aspect D, in aspect C, the front surface of the region in which the posture-deforming member is in contact with the entire area in the circumferential direction of the fixing belt is made non-contact with the nip-forming member. It is characterized by.
[態様E]
態様Eは、態様Dにおいて、ローラ状の前記従動回転体からなる前記姿勢変形部材の回転軸線方向における中央部の径を両端部の径よりも大きくしたことを特徴とするものである。かかる構成では、定着ニップ通過直後の記録シートのベルト幅方向における両端部の定着ベルトからの剥離を促すとともに、記録シートの両端部と定着ベルトとの擦れを抑えることが可能である。よって、記録シートを擦り付けることによる定着ベルトの傷付きをより抑えることができる。
[Aspect E]
Aspect E is characterized in that, in Aspect D, the diameter of the central portion of the posture deforming member made of the roller-shaped driven rotating body in the direction of the rotation axis is made larger than the diameter of both end portions. With such a configuration, it is possible to promote peeling of both ends of the recording sheet from the fixing belt in the belt width direction immediately after passing through the fixing nip, and to suppress rubbing between both ends of the recording sheet and the fixing belt. Therefore, scratches on the fixing belt due to rubbing the recording sheet can be further suppressed.
[態様F]
態様Fは、態様Eにおいて、ローラ状の回転体によって前記ニップ形成部材を構成し、前記ニップ形成部材の回転軸線方向における中央部の径を両端部よりも小さくしたことを特徴とするものである。かかる構成では、態様Dを採用することに起因して、矯正部材によるベルト姿勢矯正箇所を不要にニップ形成部材に当接させて定着ニップを広げてしまうことを防止することができる。
[Aspect F]
Aspect F is characterized in that, in the aspect E, the nip forming member is formed by a roller-shaped rotating body, and the diameter of the central portion of the nip forming member in the rotation axis direction is smaller than that of both end portions. .. In such a configuration, it is possible to prevent the belt posture correction portion by the straightening member from being unnecessarily brought into contact with the nip forming member to widen the fixing nip due to the adoption of the aspect D.
[態様G]
態様Gは、態様Fにおいて、前記姿勢変形部材の回転軸線方向における端部と、前記ニップ形成部材の前記端部に対向している箇所との距離である端部間距離(例えば端部間距離d1)を、前記姿勢変形部材の回転軸線方向における中央部と、前記ニップ形成部材の前記中央部に対向している箇所との距離である中央部間距離(例えば中央部間距離d2)よりも大きくしたことを特徴とするものである。かかる構成では、両距離を同じにする場合に比べて、記録シートの両端のエッジを定着ベルトの幅方向の両端部に擦り付けることによる定着ベルトの傷付きの発生を抑えることができる。
[Aspect G]
Aspect G is an end-to-end distance (for example, an end-to-end distance) which is a distance between an end portion of the posture deforming member in the rotation axis direction and a portion of the nip forming member facing the end portion in the F aspect. d1) is larger than the distance between the central portions (for example, the distance between the central portions d2), which is the distance between the central portion of the posture deforming member in the direction of the rotation axis and the portion of the nip forming member facing the central portion. It is characterized by being enlarged. In such a configuration, it is possible to suppress the occurrence of scratches on the fixing belt due to rubbing the edges of both ends of the recording sheet against both ends in the width direction of the fixing belt, as compared with the case where both distances are the same.
[態様H]
態様Hは、態様A〜Gの何れかにおいて、前記姿勢変形部材よりも前記定着ベルトの移動方向の下流側で前記定着ベルトの裏面に当接して前記定着ベルトの姿勢を変形させる題意姿勢変形部材(例えば第二姿勢変形部材25j)を設けたことを特徴とするものである。かかる構成では、従来の定着ベルトをそのまま流用することができる。
[Aspect H]
Aspect H is a subject posture deforming member in any of aspects A to G, which abuts on the back surface of the fixing belt on the downstream side in the moving direction of the fixing belt to deform the posture of the fixing belt. (For example, the second posture deforming member 25j) is provided. In such a configuration, the conventional fixing belt can be used as it is.
[態様I]
態様Iは、態様A〜Hの何れかにおいて、前記巻き付け部材、前記ニップ形成部材のそれぞれとして、基体の表面上に弾性層を被覆したものを用いたことを特徴とするものである。かかる構成では、定着ベルトとニップ形成部材との定着ニップ内での線速差に起因する封筒のシワの発生を抑えることができる。
[Aspect I]
Aspect I is characterized in that, in any of aspects A to H, as each of the winding member and the nip forming member, an elastic layer is coated on the surface of the substrate. With such a configuration, it is possible to suppress the occurrence of wrinkles in the envelope due to the difference in linear velocity between the fixing belt and the nip forming member in the fixing nip.
[態様J]
態様Jは、記録シートに画像を形成する像形成手段(例えばタンデム画像形成部20、中間転写ベルト10、一次転写ローラ62、二次転写ローラ16’、光書込装置21などからなるもの)と、前記記録シートに前記画像を定着せしめる定着手段とを備える画像形成装置において、前記定着手段として、態様A〜I何れかを用いたことを特徴とするものである。
[Aspect J]
Aspect J includes an image forming means for forming an image on a recording sheet (for example, a tandem
10:中間転写ベルト(像形成手段の一部)
16’:二次転写ローラ(像形成手段の一部)
20:タンデム画像形成部(像形成手段の一部)
21:光書込装置(像形成手段の一部)
25:定着装置
25a:定着ベルト
25b:加熱ローラ
25c:定着ローラ(巻き付け部材)
25d:加圧ローラ(ニップ形成部材)
25i:姿勢変形部材
25j:第二姿勢変形部材
61:一次転写ローラ(像形成手段の一部)
S:記録シート
d1:端部間距離
d2:中央部間距離
10: Intermediate transfer belt (part of image forming means)
16': Secondary transfer roller (part of image forming means)
20: Tandem image forming part (part of image forming means)
21: Optical writing device (part of image forming means)
25: Fixing device 25a: Fixing belt 25b:
25d: Pressurized roller (nip forming member)
25i: Posture deformation member 25j: Second posture deformation member 61: Primary transfer roller (part of image forming means)
S: Recording sheet d1: Distance between ends d2: Distance between centers
Claims (5)
前記姿勢変形部材における前記定着ベルトとの当接部を前記定着ベルトと同じ方向に表面移動させるようにしたものであり、
前記定着ベルトに連れ回る従動回転体によって前記姿勢変形部材を構成し、
前記定着ベルトの周方向における全域のうち、前記姿勢変形部材を当接させている領域、のおもて面を、前記ニップ形成部材に対して非接触にし、
ローラ状の前記従動回転体からなる前記姿勢変形部材の回転軸線方向における中央部の径を両端部の径よりも大きくし、
ローラ状の回転体によって前記ニップ形成部材を構成し、前記ニップ形成部材の回転軸線方向における中央部の径を両端部よりも小さくし、
前記姿勢変形部材の回転軸線方向における端部と、前記ニップ形成部材の前記端部に対向している箇所との距離である端部間距離を、前記姿勢変形部材の回転軸線方向における中央部と、前記ニップ形成部材の前記中央部に対向している箇所との距離である中央部間距離よりも大きくしたことを特徴とする定着装置。 An endless fixing belt, a winding member around which the fixing belt is wound around the inside of the loop, and a nip forming member that abuts from the outside of the loop at a winding portion of the fixing belt with respect to the winding member to form a fixing nip. , Of the entire area in the circumferential direction of the fixing belt, the belt posture is deformed by contacting a portion downstream of the fixing nip in the belt moving direction and near the exit of the nip from the back surface side of the belt. In a fixing device having a posture-changing member for fixing an image on a recording sheet sandwiched between the fixing nips.
The contact portion of the posture deforming member with the fixing belt is surface-moved in the same direction as the fixing belt .
The posture deforming member is formed by a driven rotating body that is carried around the fixing belt.
Of the entire area in the circumferential direction of the fixing belt, the front surface of the region in contact with the posture deforming member is made non-contact with the nip forming member.
The diameter of the central portion in the direction of the rotation axis of the posture deforming member composed of the roller-shaped driven rotating body is made larger than the diameter of both end portions.
The nip forming member is formed by a roller-shaped rotating body, and the diameter of the central portion of the nip forming member in the rotation axis direction is made smaller than that of both ends.
The distance between the ends, which is the distance between the end portion of the posture deforming member in the rotation axis direction and the portion of the nip forming member facing the end portion, is defined as the central portion of the posture deformation member in the rotation axis direction. , A fixing device characterized in that the distance between the central portions, which is the distance between the nip forming member and the portion facing the central portion, is larger than the distance between the central portions.
前記箇所又はその近傍におけるベルト姿勢を前記姿勢変形部材によって変形させることで、前記ベルト姿勢の曲率を前記定着ニップにおけるベルト姿勢の曲率よりも高くすることを特徴とする定着装置。 In the fixing device of claim 1,
A fixing device characterized in that the curvature of the belt posture is made higher than the curvature of the belt posture at the fixing nip by deforming the belt posture at or in the vicinity thereof by the posture deforming member .
前記姿勢変形部材よりも前記定着ベルトの移動方向の下流側で前記定着ベルトの裏面に当接して前記定着ベルトの姿勢を変形させる第二姿勢変形部材を設けたことを特徴とする定着装置。 The fixing device according to請Motomeko 1 or 2,
A fixing device characterized in that a second posture deformation member is provided that abuts on the back surface of the fixing belt on the downstream side in the moving direction of the fixing belt to deform the posture of the fixing belt.
前記巻き付け部材、前記ニップ形成部材のそれぞれとして、基体の表面上に弾性層を被覆したものを用いたことを特徴とする定着装置。 In the fixing device according to any one of claims 1 to 3,
A fixing device characterized in that an elastic layer is coated on the surface of a substrate as each of the winding member and the nip forming member.
前記定着手段として、請求項1乃至4の何れか一項に記載の定着装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 In an image forming apparatus including an image forming means for forming an image on a recording sheet and a fixing means for fixing the image on the recording sheet.
An image forming apparatus according to any one of claims 1 to 4 , wherein the fixing device is used as the fixing means.
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