JP6926937B2 - 吸気ダクト - Google Patents
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Description
図1は、本実施形態に係る吸気ダクト24を備える車両10を示す車両側面図である。なお、図1では発明の理解促進のため、車両前部を破断して示している。図1に示すように、車両10の前部12にはエンジン14が搭載されるコンパートメントとしてのエンジンコンパートメントルーム(以下、エンジンルーム16という)が設けられる。エンジンルーム16は、エンジンルーム16の前方に配置されたフロントバンパカバー20によって車両前後方向前端上部が区画されている。また、エンジンルーム16は、後方に配置された図示しないダッシュパネルによって車両前後方向後側が区画され、エンジンフード17によって、車両上下方向上側が区画される。なお車両10のダッシュパネルよりも後方には、図示しない車室が設けられる。
図1に示すように、エンジンルーム16の車両前方側には、エンジンルーム16の車両前後方向前側を区画するフロントバンパアッシー18が配置されている。また、図2に示すように、フロントバンパアッシー18は、エンジンルーム16の車両前後方向前側中央に配置されたフロントグリル22と、フロントグリル22を囲むように配置されたフロントバンパカバー20と、からなる。上述の空気吸込口32は、フロントバンパカバー20と車両正面視で重なっている。また、フロントグリル22はさらに、車両上下方向上側に配置されたフロントグリルアッパ22aと下側に配置されたフロントグリルロア22bとからなる。フロントグリルアッパ22aとフロントグリルロア22bは、それぞれ網状に形成されて車外48とエンジンルーム16とを連通する多数の開口を有しており、車両10の走行時には、フロントグリル22からエンジンルーム16内に走行風が導入される。一方、本実施形態では、フロントグリル22の上方に位置するフロントバンパカバー20の上部20aには、車外48とエンジンルーム16とを連通して走行風を導入する開口が設けられておらず、車両正面視でフロントバンパカバー20は、その上部20aと空気吸込口32とが重なるように配置されている。なお、図2に示すように、本実施形態では、車両前後方向前方から車両を見て、フロントバンパカバー20の上部20aによって隠れた位置に空気吸込口32が配置されている。また、フロントバンパカバー20の上部20aは、空気吸込口32と車両前後方向に離間して配置されている。
図3に示すように、エンジンルーム16内の吸気ダクト24の下方にはラジエータ38およびラジエータ38を支持するラジエータサポート40が配置されている。ラジエータサポート40は、車両正面視で略矩形枠状に形成された金属製の部材であり、車両上方側に車両幅方向に延在されたラジエータサポートアッパ42と、ラジエータサポートアッパ42よりも下方に車両幅方向に延在されたラジエータサポートロア44と、ラジエータサポートアッパ42及びラジエータサポートロア44の両端部をそれぞれ上下に連結して側部を構成する左右一対のラジエータサポートサイド46と、を含んで構成されている。ラジエータサポートアッパ42は、延在方向に垂直な断面が車両下方側に開放された略U字状に形成されており、ラジエータサポートアッパ42の上側には、吸気ダクト24の後述するダクト本体52が固定される。
図4に示すように、吸気ダクト24は、開口としての空気入口50を底板56に有する箱状のダクト本体52と、ダクト本体52の車両上下方向下側に取り付けられるL字状断面の長手部材であるカバー33と、を含んでいる。ダクト本体52の内部には、前述の空気流出路26が形成されており、また、空気入口50は、車両上下方向下方に向けて開放された開口であるとともに、底板56に矩形状に形成された開口である(図6参照)。カバー33は、ダクト本体52の底板56との間で空気吸込口32を形成し、さらにカバー33はダクト本体52の底板56との間で、空気吸込口32と空気流出路26とを接続する折れ曲がり流路25を形成している。図5に示すように、カバー33は車両下面から視て空気入口50及びダクト本体52と重なっており、言い換えると、車両下面から視てカバー33によって空気入口50は覆われている。カバー33の詳細な説明は後述する。
カバー33は、前述のように、車両幅方向の両端が閉止されたL字状断面の長手部材であり、言い換えると、車両幅方向の両端が閉止され車両上下方向上方及び車両前後方向前方が開放されているトレー状部材である。図7に示すように、カバー33は、ダクト本体52の底板56との間で空間を形成して折れ曲がり流路25を構成するトレー部34と、トレー部34の周縁に設けられて、底板56(支持部59)に当接するフランジ部35と、からなる。なお、本実施形態では、カバー33は、長手(車幅)方向に垂直な断面がL字状断面のトレー状部材であるが、これに限らず、例えば、半球(ドーム)状の部材であってもよい。
以下、本実施形態の吸気ダクトの作用及び効果について説明する。
以下、本発明のその他の実施形態について説明する。なお、以下の説明では、図1から図8を参照して説明した吸気ダクト24と同様の部位には100番台の同様の符号を付して説明は省略する。
本発明の実施形態では、パワーユニットがエンジンである車両において、エンジンに空気を導入するための吸気ダクトについて説明したが、本発明はこれに限らず、例えばパワーユニットが燃料電池スタックである車両において、燃料電池スタックに空気(酸素)を導入する吸気ダクトであってもよい。
Claims (6)
- 車両前部に設けられたコンパートメント内に配置され、車両のパワーユニットに空気を導入する吸気ダクトであって、
底板に開口を有する箱状のダクト本体と、
前記ダクト本体の下側に取付けられるカバーと、を含み、
前記カバーは、車両下面から視て前記開口及び前記ダクト本体と重なると共に、前記コンパートメントの車両前後方向前側を区画するフロントバンパカバーと車両正面視で重なり、前記ダクト本体の前記底板との間で車両前後方向前方に向けて開口する空気吸込口と、前記空気吸込口と前記ダクト本体の前記開口とを接続する折れ曲がり流路と、を構成し、
前記ダクト本体は、前記空気吸込口の上端よりも車両上下方向上側で車両前後方向後方に延びて前記開口から前記パワーユニットに連通する空気流出路を構成し、
前記ダクト本体には、前記パワーユニットに連通する空気出口と、前記コンパートメント内に向けて開放された排水口とが設けられ、前記排水口が前記空気出口よりも低い位置に設けられていること、
を特徴とする吸気ダクト。 - 請求項1に記載の吸気ダクトであって、
前記カバーは、車両下面から視て前記開口の周縁部の前記底板とも重なり、重なった部分の前記底板が前記折れ曲がり流路に突出する鍔を形成している、吸気ダクト。 - 請求項1又は2に記載の吸気ダクトであって、
前記ダクト本体は、前記開口よりも車両前後方向後側に配置された後壁を有し、
前記排水口は、前記開口と車両前後方向に並ぶように前記後壁に配置されている、吸気ダクト。 - 請求項3に記載の吸気ダクトであって、
前記空気出口は前記開口に対して車幅方向にずれて配置されている、吸気ダクト。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載の吸気ダクトであって、
前記ダクト本体の前記空気出口の側の底面は、前記開口の周縁の底面よりも車両上下方向上方に位置し、当該空気出口の側の底面は、ラジエータの上方に配置されている、吸気ダクト。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載の吸気ダクトであって、
吸気ダクトは、前記コンパートメント内に配置された電気部品の前方に配置されている、吸気ダクト。
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