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JP6916378B2 - Nrのための送信プロファイル - Google Patents

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Description

本開示は、概して、無線通信に関し、より詳細には、NRのための論理チャネル優先順位付け(LCP:Logical Channel Prioritization)を行うためのシステムおよび方法に関する。
NRは、現在3GPPにおける規格化を経験している新規の5G無線アクセス技術である。それは、広い周波数帯を特徴とし、広範囲のサービスに対処する。
サポートする広範囲のサービスは、物理層が、例えば、
・ できる限りの電力消費と引き換えに、きわめて低レイテンシ(例えば、超高信頼低レイテンシ通信(URLLC:Ultra−Reliable Low Latency Communication))を要求するサービスと、
・ 多くのレイテンシを気にすることなく、ビットレートを最大化するサービス(例えば、強化モバイルブロードバンド(eMBB:Enhanced Mobile Broadband))と、
をサポートするように設定され得ることを意味する。他のサービス、または上記サービスの下位クラスもあり得る。様々なサービスタイプは、それらの要求により様々な論理チャネルにマップされるが、ただしNR仕様では、eMBBおよびURLLCのような用語を使用しなくてもよい。
MACサブレイヤの機能の1つは、送信用に物理層に渡される1つのMACプロトコルデータユニット(MAC PDU:MAC Protocol Data Unit)に対する論理チャネルの多重化である。これは、論理チャネル優先順位付け(LCP)と呼ばれるプロセスによって行われる。そのシステムの様々なサービスは、MACサブレイヤへの論理チャネルとして表され、したがって、LCPは、サービスのサービス品質が実現されることを確実にするために、物理層の現在の設定を考慮しなければならない。
ダウンリンク、および、スケジューラとMAC多重化が同じノードに常駐するところにおいて、gノードBは、論理チャネルの多重化を扱い、実装特定方式において物理層パラメータを設定することができ、また、予想される仕様の影響はない。
スケジューラとMACが異なるノードに常駐する、アップリンクおよび場合によりサイドリンクにおいて、ユーザ機器(UE)によって受信されたスケジューリンググラントは、例えば、変調および符号化方法、および送信されるべき一組のリソースブロックなどの、いくつかの物理層パラメータを含むが、論理チャネルの多重化は、どのパラメータがRRCシグナリングによって設定され得るかを特定する定義済みルールにより、行われる。LTEデバイスのそれぞれの論理チャネルに対して、優先データレートは、優先度値に加えて設定される。論理チャネルは次に、予定データレートが少なくとも優先データレートの和と同じ大きさである限りスタベーションを回避する、それらの優先データレートまで優先順位を下げる際にサーブされる。優先データレートを越えて、チャネルは、グラントが十分に利用されるかまたはバッファが空になるまで、厳密な優先順位でサーブされる。例えば、図1は、3つの異なるアップリンクグラントに対する2つの論理チャネルの優先順位付けを示す。
しかし、現在の取り組みでは、サービス品質の要件を満たす、多重化を行うのに十分な情報と共にLCP機能を提供することに失敗していることから、ある課題が存在する。
既存の解決策で前述の問題を処理するために、方法および装置が、どの論理チャネルがサーブされるかを判断することを支援するために開示される。特に、ユーザ機器(UE)および関連した方法が開示される。加えて、ネットワークノード(例えば、gNB)および関連した方法も開示される。
ある実施形態によれば、無線デバイスによる方法は、無線デバイスによる論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うために提供される。この方法は、送信プロファイルに関連付けられた一組の論理チャネルを判断することと、送信プロファイルに基づき、サーブすべき一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断することと、を含む。
ある実施形態によれば、無線デバイスは、LCPを行うために提供される。無線デバイスは、送信プロファイルに関連付けられた一組の論理チャネルを判断することと、送信プロファイルに基づき、サーブすべき一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断することと、を行うように動作可能である処理回路網を含む。
ある実施形態によれば、ネットワークノードによってLCPを行うための方法が提供される。その方法は、無線デバイスによる論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルと関連付けることと、送信プロファイルに基づき、無線デバイスを、一組の論理チャネルをサーブするように設定することと、を含む。
ある実施形態によれば、LCPを行うためのネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、無線デバイスによる論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルと関連付けることと、送信プロファイルに基づき、無線デバイスを、一組の論理チャネルをサーブするように設定することと、を行うように動作可能である処理回路網を含む。
本開示のある実施形態は、1つまたは複数の技術的利点を提供し得る。例えば、ある実施形態は、サービスのサービス品質(QoS)要件が満たされ得るように、MAC層が、物理的設定に関する論理チャネルをサーブすることを可能にし得る。ある実施形態は、列挙された利点を有しないか、いくつか有するか、またはそのすべてを有し得る。他の利点は、当業者には容易に明らかにされ得る。ある実施形態は、列挙された利点を有しないか、いくつか有するか、またはそのすべてを有し得る。
開示された実施形態ならびにそれらの特徴および利点のより完璧な理解のために、以下の添付図面と合わせて、以下の「発明を実施するための形態」について述べる。
3つの異なるアップリンクグラントのための2つの論理チャネルの優先順位付けを示す図である。 ある実施形態による、LTEフレームワークにおける論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための送信プロファイルを使用することを示す図である。 ある実施形態による、LCPが行われ得る、例示的な無線通信ネットワークを示す図である。 ある実施形態による、LCPを行うためのユーザ機器(UE)の例を示す図である。 ある実施形態による、LCPを行うための、無線デバイスによる例示的な方法を示す図である。 ある実施形態による、LCPを行うための例示的な仮想計算デバイスを示す図である。 ある実施形態による、LCPを行うためのネットワークノードの例を示す図である。 ある実施形態による、LCPを行うためのネットワークノードによる方法の例を示す図である。 ある実施形態による、LCPを行うための仮想計算デバイスの別の例を示す図である。 ある実施形態による、通信システムを示す図である。 ある実施形態による、部分的無線接続上でユーザ機器と、基地局を介して通信するホストコンピュータを示す図である。 ある実施形態による、通信システムに実装された方法を示す図である。 ある実施形態による、通信システムに実装された別の方法を示す図である。
特定の実施形態は、図面の図1〜13において記述され、同じ番号は、様々な図面の同じ部分および対応する部分に対して使用される。
ある実施形態によれば、送信プロファイルは、送信用の論理チャネル(LCH:Logical CHannel)およびいくつかの層1(L1)パラメータをどのように多重化するかを、無線デバイスに知らせるために導入される。スケジューリンググラントは、無線デバイスがアップリンク送信に使用することになる、事前設定された送信プロファイルがどれかを特定する情報を含む。
ある実施形態によれば、それぞれの送信プロファイルは、高い優先度でスケジュールされた送信が、低い優先度の進行中のアップリンク送信より先行し得る、優先度に関連付けられ得る。様々な特定の実施形態では、送信プロファイルは、例えば、1つまたは複数の以下の観点から、物理層の設定を記述し得る。
・ この送信プロファイルにとって一意の、インデックス(または識別子)、
・ 送信電力、
・ 例えば、スロットおよび/またはOFDM記号の観点から、物理層上の送信の持続時間、
・ 例えば、副搬送波間隔などのヌメロロジー、
・ 優先度レベルまたは先行表示器、
・ LCHの多重化を制御するパラメータ、例えば、異なるLCHに対する保証されたビット速度(それらLCHの表示はプロファイルとともに送信されることが可能とされる)、
・ 電力ブースティング(例えば、名目上の送信電力に対する、0dB、XdB、YdB予備電力)、
・ 物理層に関する他の適切なパラメータ。
しかし、上記の項目は、例示的な、非限定的な目的のために使用される。それらは任意の適切な様式において組み合わせられ得、他の要因、マッピング、または制限も、送信プロファイルにおける物理層を記述するのに使用され得ることが理解されるだろう。加えて、論理制御チャネル(LCH:Logical Control Channel)という用語は、この文書全体を通して使用されるけれども、この用語は実装例として使用される。本明細書に記述された解決策は、論理チャネルのグループにも適用されてもよい。したがって、用語「LCH」は、本開示全体を通して「LCHグループ」と置き換えられ得る。
ある実施形態によれば、特定の実施形態におけるgノードB(gNB)を含み得るネットワークノードは、ユーザ機器(UE)を含み得る無線デバイスを、1つまたはいくつかの送信プロファイルで設定する。送信プロファイルインデックスを使用して、送信プロファイルは簡単に参照されることができる。ある実施形態によれば、初期設定の送信プロファイルもネットワークによって提供される(または当該仕様に事前定義される)ことができる。
ある実施形態によれば、優先度レベルまたは先行表示器は、どの送信が、進行中の送信より先行することができるかを判断するのに使用され得る。例えば、高い優先度レベルで送信プロファイルを指すスケジューリンググラントは、低い優先度レベルで進行中の送信より先行することを可能にされ得る。特定の実施形態では、インデックスも直接的に使用され得る。例えば、インデックスと優先度との間の事前定義された関係は、高いインデックスを有する送信プロファイルに、低い送信プロファイルインデックスでスケジュールされた送信より先行させるために使用され得る。
図2は、ある実施形態よる、LTEフレームワーク200に広がる、論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うために送信プロファイルを使用することを示す。既存のLTEシグナリングは、破線で示される。NRにおける「TF選択」のための新しい送信プロファイルシグナリング202は、実線で示される。特定の実施形態では、送信プロファイルシグナリングは、スケジューリンググラントの一部であり得る。
「送信フォーマット」と称されることのある、リソース割当、変調方式などに加えて、スケジューリンググラントは、「送信プロファイルインデックス」も含み得る。
ある実施形態によれば、関連付けは、論理チャネルと送信プロファイルとの間に確立され得る。例えば、送信プロファイルと論理チャネルとの間のマッピングであり得る。論理チャネルは、1つまたは複数の送信プロファイルによってサーブされ得、また、送信プロファイルは、1つまたは複数の論理チャネルをサーブすることができる。
ある実施形態によれば、マッピングは、以下の少なくとも2つの異なる方法でなされ得る。
・ 送信プロファイルの設定には、それらのそれぞれの論理チャネルIDによって特定される、論理チャネルリストが含まれる。
〇さらに、各論理チャネルに対して、優先度が含まれ得、これは、その優先順位で、この送信プロファイルによりスケジュールされるときに論理チャネルがサーブされることを表す。
〇さらに、各論理チャネルに対して、優先順位付きビットレートが含まれ得、これは、そのビットレートで、論理チャネルがこの送信プロファイルによりサーブされることになることを表す。
・ 論理チャネルの設定には、さらに説明され得る、それらのそれぞれの送信プロファイルインデックスによって特定される、送信プロファイルリストが含まれる。
〇送信プロファイルリストには、1つまたは複数の送信プロファイルインデックスが含まれる。
〇送信プロファイルリストが空であるかまたは除外されることは、論理チャネルが、UEにおいて設定された任意の送信プロファイルを使用して、サーブされ得ることを意味する。
〇送信プロファイルリストが空であるかまたは除外されることは、論理チャネルが、提供された初期設定の送信プロファイルを使用して、サーブされ得ることを意味する。
〇さらに、送信プロファイルリストにおける各エントリに対して、優先度が含まれ、これは、その優先順位で、この送信プロファイルによりスケジュールされるときに論理チャネルがサーブされることを表す。
〇さらに、各論理チャネルに対して、優先順位付きビットレートが含まれ、これは、そのビットレートで、論理チャネルがこの送信プロファイルによりサーブされることになることを表す。
しかし、上述のマッピングの2つの主要な方法は、説明目的のために使用されることが、一般的に認識されている。それについての様々な部分要素は、任意の適切な方法で組み合わせられ得ることが、理解されるだろう。
無線デバイス204への送信プロファイルの表示に関して、ある実施形態によれば、ネットワークノード(例えば、gNB)206は、物理層の設定を判断し得、ゆえに、送信プロファイルを判断し得る。特定の実施形態では、無線デバイス204は、無線デバイス204が行うそれぞれの送信のために、送信プロファイルで設定され得る。送信プロファイルは、例えば、以下を含む、多数の方法で無線デバイス204に伝達されることができる。
・ ダイナミックグラントは、送信プロファイルインデックスを含む。これは、アップリンクグラントに必ずしも限定されず、例えば、サイドリンクグラントに適用することができる。
・ ネットワークノード(gNB)205は、すべての今後の送信のため、または再設定されるまで、ある送信プロファイルを使用するように、UE204を設定する。
・ ネットワークノード(gNB)205は、すべての今後の送信のサブセット(例えば、送信プロファイルを有する接続サブフレーム数を通して)のため、または再設定されるまで、ある送信プロファイルを使用するように、UE204を設定する。ある実施形態によれば、これは、半永続スケジューリング(SPS:Semi−Persistent Scheduling)に対応する可能性がある。
・ 使用すべき送信プロファイルは、様々なLCHに関する送信を待っているデータの量によって与えられる。例えば、高い優先度LCHに関するデータがある時はいつでも、その送信を優先順位付けている送信プロファイルおよび電力オフセットは、使用される可能性がある。
・ 使用されるべき送信プロファイルは、そのデータが様々なLCHに関する送信をどれほど長く待っていたかによって与えられる。例えば、データの経過年数が事前定義された最終期限に近づいている場合、その送信を優先順位付けしている送信プロファイルおよび電力オフセットが使用される可能性がある。
UE204へ送信プロファイルを伝達/表示するこれらの様々な方法は、実例として提供される。これらの方法は、任意の適切な様式において組み合わせられ得ることが理解されるだろう。
ある実施形態によれば、UEは、送信プロファイルを使用して、LCPを行う可能性がある。入力は、以下を含む。
・ Tと呼ばれる、次の送信のための送信プロファイル
・ 送信プロファイルと関連した一組の論理チャネル
どのようにLCPが行われることができるかの例は、以下の通り。
・ ステップ1:UEは、送信プロファイルTによってサーブされ得る一組の論理チャネルを、例えば、Tが論理チャネル設定に含まれるかどうかを、判断する。
・ ステップ2:ステップ1において判断された一組の論理チャネルから、UEは、チャネル特定優先度および/または優先順位付きビットレートを考慮して、どの論理チャネルがサーブされるか(すなわち、どの論理チャネルから、SDUを取り、MAC PDUを入れるか)を判断する。
上述のように、本明細書に記述された解決策は、任意の適切な構成要素を使用して、任意の適当なタイプのシステムに実装され得る。図3は、ある実施形態による、LCPが行われ得る例示的な無線通信ネットワークを示す。図3の記述された実施形態例において、無線通信ネットワークは、通信および他のタイプのサービスを、1つまたは複数の無線デバイス310に提供する。示された実施形態において、無線通信ネットワークは、無線通信ネットワークによって提供されたサービスへの無線デバイスのアクセス、および/またはそのサービスの使用を容易化する、ネットワークノード300の1つまたは複数の例を含む。無線通信ネットワークは、無線デバイス間の、または、無線デバイス310と固定電話などの別の通信デバイスとの間の通信をサポートするのに適切な任意の付加的要素をさらに含み得る。
ネットワーク320は、1つまたは複数のIPネットワーク、公衆電話交換網(PSTN:Public Switched Telephone Network)、パケットデータネットワーク、光ネットワーク、広域ネットワーク(WAN:Wide Area Network)、地域ネットワーク(LAN:Local Area Network)、無線地域ネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network)、有線ネットワーク、無線ネットワーク、メトロポリタンエリアネットワーク、およびデバイス間の通信を可能にする他のネットワークを備え得る。
無線通信ネットワークは、任意のタイプの通信、遠隔通信、データ、セルラー、および/または無線ネットワーク、あるいは他のタイプのシステムを意味し得る。特定の実施形態では、無線通信ネットワークは、特定規格または他のタイプの事前定義された規則もしくは手順により、動作するように設定され得る。したがって、無線通信ネットワークの特定の実施形態は、汎欧州デジタル移動通信システム(GSM:Global System for Mobile Communications)、万国移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)、新世代通信規格(LTE:Long Term Evolution)、および/または他の適切な2G、3G、4G、もしくは5G規格などの通信規格、IEEE 802.11規格などの無線地域ネットワーク(WLAN)規格、ならびに/または、ワールドワイドインターオペラビリティフォーマイクロウェーブアクセス(WiMax:Worldwide Interoperability for Microwave Access)、Bluetooth、および/またはZigBee規格などの他の適切な無線通信規格を実装し得る。
図3は、特定の実施形態による、ネットワークノード300および無線デバイス310のより詳細なビューを備える無線ネットワークを示す。簡単のために、図3は、ネットワーク320、ネットワークノード300および300a、ならびに無線デバイス310のみを記述する。ネットワークノード300は、プロセッサ302、記憶装置303、インタフェース301、およびアンテナ301aを備える。同様に、無線デバイス310は、プロセッサ312、記憶装置313、インタフェース311、およびアンテナ311aを備える。これらの構成要素は、無線ネットワークにおいて無線接続を提供することなどの、ネットワークノードおよび/または無線デバイス機能性を提供するために、共に働き得る。様々な実施形態では、無線ネットワークは、有線接続経由であれ無線接続経由であれ、データおよび/または信号の通信を容易化またはそれに関係する、有線または無線ネットワーク、ネットワークノード、基地局、コントローラ、無線デバイス、中継局、および/または任意の他の構成要素をいくらでも備え得る。
本明細書に使用されたように、「ネットワークノード」は、無線デバイス310への無線アクセスを有効にするかつ/または提供する、無線通信ネットワークにおいて、無線デバイス310および/または他の機器と直接的または間接的に通信するように、可能な、設定され、配置され、かつ/または動作可能な、機器を指す。ネットワークノード300の例は、以下に限定されないが、アクセスポイント(AP:Access Point)、特に無線アクセスポイントを含む。ネットワークノード300は、無線基地局などの基地局(BS:Base Station)を意味する。無線基地局の特定の例は、ノードB、およびエボルブドノードB(eNB:evolved Node B)を含む。基地局は、それらが提供するカバレッジの量(または、言い換えれば、それらの送信電力レベル)に基づいて分類され得、さらに、フェムト基地局、ピコ基地局、マイクロ基地局、またはマクロ基地局とも呼ばれ得る。「ネットワークノード」は、集中デジタルユニット、および/または、遠隔無線ヘッド(RRH:Remote Radio Head)と呼ばれることもある遠隔無線ユニット(RRU:Remote Radio Unit)などの分散された無線基地局の1つまたは複数の(またはすべての)部分を含む。このような遠隔無線ユニットは、アンテナ一体型無線として、アンテナと一体化されてもよいし、されなくてもよい。分散された無線基地局の一部は、分散アンテナシステム(DAS:Distributed Antenna System)におけるノードとも呼ばれ得る。
特定の非限定的例として、基地局は、中継を制御する中継ノードまたは中継ドナーノードであり得る。
またネットワークノード300のさらなる例は、MSR BSなどのマルチスタンダード無線(MSR:Multi−Standard Radio)無線機器、無線ネットワークコントローラ(RNC:Radio Network Controller)または基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)などのネットワークコントローラ、ベーストランシーバ基地局(BTS:Base Transceiver Station)、送信点、送信ノード、マルチセル/マルチキャストコーディネーションエンティティ(MCE:Multi−cell/multicast Coordination Entities)、コアネットワークノード(例えば、MSC、MME)、O&Mノード、OSSノード、SONノード、測位ノード(例えば、E−SMLC)、および/またはMDTを含む。しかし、より一般的には、ネットワークノード300は、無線通信ネットワークへの無線デバイスアクセスを有効にしかつ/または提供し、または無線通信ネットワークにアクセスした無線デバイス310にいくつかのサービスを提供するように、可能な、設定され、配置され、かつ/または動作可能な、任意の適切なデバイス(または、デバイスのグループ)を意味し得る。
本明細書に使用されるように、用語「無線ノード」は、それぞれが上でそれぞれに説明されているように、無線デバイス310とネットワークノード300の両方を指す場合に一般的に使用される。
上述のように、図3は、プロセッサ302、記憶装置303、インタフェース301、およびアンテナ301aを備えるものとして、ネットワークノード300を記述する。これらの構成要素は、単一の大きな箱の中に位置する単一の箱として記述される。しかし、実際には、ネットワークノード300は、単一の図示された構成要素を作り上げる複数の様々な物理的構成要素を備え得る(例えば、インタフェース301は、有線接続用の電線を結合するための端末、および無線接続用の無線トランシーバを備え得る)。別の例として、ネットワークノード300は、複数の様々な物理的に別個の構成要素が、ネットワークノード300の機能性を提供するように相互作用する、仮想ネットワークノードであり得る(例えば、プロセッサ302は、3つの別個の筐体の中に位置した3つの別個のプロセッサを備え得、それぞれのプロセッサは、ネットワークノード300の特定のインスタンスのための異なる機能を担当している)。同様に、ネットワークノード300は、複数の物理的に別個の構成要素から構成され得(例えば、ノードB構成要素およびRNC構成要素、BTS構成要素およびBSC構成要素など)、それぞれがそれら自体のそれぞれのプロセッサ、記憶装置、およびインタフェース構成要素を有し得る。ネットワークノード300が、複数の別個の構成要素を備えている(例えば、BTSおよびBSC構成要素)あるシナリオにおいて、1つまたは複数の別個の構成要素は、いくつかのネットワークノード間で共有され得る。例えば、単一のRNCは、複数のノードBを制御し得る。そのようなシナリオでは、それぞれの唯一のノードBとBSCの一対は、別個のネットワークノードであり得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード300は、複数の無線アクセス技術(RAT:Radio Access Technology)をサポートするように設定され得る。そのような実施形態では、いくつかの構成要素は重複され得(例えば、様々なRAT用の別個の記憶装置303)、またいくつかの構成要素は再利用され得る(例えば、いくつかのアンテナ301aは、RATによって共有され得る)。
プロセッサ302は、単独でまたは記憶装置303などの他のネットワークノード300構成要素と共に、ネットワークノード300機能性を提供するのに動作可能である、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の適切な計算デバイスの1つまたは複数の組み合わせ、リソース、あるいは、ハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化論理回路の組み合わせであり得る。例えば、プロセッサ302は、記憶装置303に記憶された命令を実行し得る。このような機能性は、無線デバイス310などの無線デバイスに、本明細書に考察された様々な無線特徴を提供することを含み得、本明細書に開示されたどんな特徴または利益も含む。
記憶装置303は、以下に限定されないが、永続的記憶装置、固体メモリ、遠隔搭載メモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、読み取り専用メモリ(ROM:Read Only Memory)、取り外し可能媒体、または任意の他の適切なローカルメモリもしくは遠隔メモリ構成要素を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性のコンピュータ可読媒体を備え得る。記憶装置303は、ネットワークノード300によって利用される、ソフトウェアおよび符号化論理回路を含む、任意の適切な命令、データ、または情報を記憶し得る。記憶装置303は、プロセッサ302によってなされた任意の計算、および/またはインタフェース301を介して受信された任意のデータを記憶するのに使用され得る。
ネットワークノード300は、ネットワークノード300、ネットワーク320、および/または無線デバイス310間の信号および/またはデータの有線または無線通信において使用され得るインタフェース301も備え得る。例えば、インタフェース301は、ネットワークノード300が有線接続上でネットワーク320からのデータを送受信することを可能にする必要があり得る、任意のフォーマティング、符号化、または変換を行い得る。インタフェース301は、アンテナ301aに、またはその一部に結合され得る、無線送信機および/または受信機も含み得る。この無線は、無線接続を介して他のネットワークノードまたは無線デバイスに発信されるようになっているデジタルデータを受信し得る。その無線は、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。次に無線信号は、適切な受信部(例えば、無線デバイス310)にアンテナ301aを介して送信され得る。
アンテナ301aは、データおよび/または信号を無線で送受信することができる任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ301aは、例えば、2GHz〜66GHzの無線信号を送信/受信するように動作可能である、1つまたは複数の無指向性、セクタ、またはパネルのアンテナを備え得る。無指向性アンテナは、任意の方向の無線信号を送信/受信するのに使用され得、セクタアンテナは、特定領域内のデバイスからの無線信号を送信/受信するのに使用され得、また、パネルアンテナは、比較的直線で無線信号を送信/受信するのに使用される見通し線アンテナであり得る。
本明細書に使用されるように、「無線デバイス」は、ネットワークノード300および/または別の無線デバイス310と無線で通信するように、可能な、設定され、配置され、かつ/または動作可能な、デバイスを指す。無線で通信することは、電磁信号、電波、赤外線信号、および/または、空気を通して情報を伝達するために適切な他のタイプの信号を使用して、無線信号を送信するおよび/または受信することを含み得る。特定の実施形態では、無線デバイス310は、直接的なヒトの相互作用なしで情報を送信するおよび/または受信するように設定され得る。例えば、無線デバイス310は、内部事象または外部事象によって誘発される場合か、またはネットワークからの要求に応じて、情報を所定のスケジュール通りにネットワークに送信するように設計され得る。一般的に、無線デバイス310は、無線(wireless)通信に対して、可能な、設定され、配置され、かつ/または動作可能な任意のデバイス、例えば、無線(radio)通信デバイスを意味し得る。無線デバイス310の例は、以下に限定されないが、スマートフォンなどのユーザ機器(UE:User Equipment)を含む。さらなる例は、無線カメラ、無線機器対応型タブレットコンピュータ、ラップトップ組込型機器(LEE:Laptop−Embedded Equipment)、ラップトップ搭載型機器(LME:Laptop−Mounted Equipment)、USBドングル、および/または無線加入者宅内機器(CPE:Customer Premises Equipment)を含む。
1つの特定例のように、無線デバイス310は、3GPPのGSM、UMTS、LTE、および/または5G規格などの、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)によって公表された1つまたは複数の通信規格に従って、通信のために設定されたUEを意味する。本明細書に使用されたように、「ユーザ機器」または「UE」は、関連デバイスを所有かつ/または操作するヒトのユーザの意味での「ユーザ」を必ずしも有しなくともよい。その代わりに、UEは、ヒトのユーザに対して販売用に、またはヒトのユーザによる操作を意図されているが、しかし最初は特定のヒトのユーザと関連しない可能性がある、デバイスを意味し得る。
無線デバイス310は、例えば、サイドリンク通信のための3GPP規格を実装することによって、デバイスツーデバイス(D2D:Device−to−Device)通信をサポートし得、また、この場合、D2D通信デバイスと呼ばれ得る。
また別の特定例のように、モノのインターネット(IoT)シナリオにおいて、無線デバイス310は、モニタリングおよび/または測定を行うマシンまたは他のデバイスを意味し得、また、このようなモニタリングおよび/または測定の結果を、別の無線デバイスおよび/またはネットワークノードに送信する。無線デバイス310は、この場合に、マシンツーマシン(M2M:Machine−to−Machine)デバイスであり得、3GPP背景において、マシン型通信(MTC:Machine−Type Communication)デバイスと呼ばれ得る。1つの特定例として、無線デバイス310は、3GPP狭域帯モノのインターネット(NB−IoT:Narrow Band Internet of Things)規格を実装しているUEであり得る。このようなマシンまたはデバイスの特定例は、センサ、電力計などの計量デバイス、産業機械、または家庭や個人の器具、例えば、冷蔵庫、テレビ、時計などの個人装着物である。他のシナリオでは、無線デバイスは、その動作と関連したその運用状況または他の機能に関してモニタかつ/または報告することができる、媒体または他の機器を意味し得る。
上述のような無線デバイス310は、無線接続のエンドポイントを意味し得、その場合には、デバイスは、無線端末と呼ばれ得る。さらに、上述のような無線デバイス310は、移動性であり得、その場合には、それは、モバイルデバイスまたはモバイル端末とも呼ばれ得る。
図3に記述されるように、無線デバイス310は、任意のタイプの無線エンドポイント、モバイル局、モバイルフォン、無線ローカルループフォン、スマートフォン、ユーザ機器、デスクトップコンピュータ、PDA、セルフォン、タブレット、ラップトップ、VoIPフォンまたはハンドセットであり得、それは、ネットワークノード300および/または他の無線デバイスなどのネットワークノードへ、およびそこから、データおよび/または信号を無線で送受信することができる。無線デバイス310は、プロセッサ312、記憶装置313、インタフェース311、およびアンテナ311aを備える。ネットワークノード300のように、無線デバイス310の構成要素は、単一の大きな箱の中に位置する単一の箱として記述されるが、実際には、無線デバイスは、単一の図示された構成要素を作り上げる複数の様々な物理的構成要素を備え得る(例えば、記憶装置313は、複数の離散マイクロチップを備え得、それぞれのマイクロチップは、総記憶容量の一部を意味している)。
プロセッサ312は、単独でまたは記憶装置313などの他の無線デバイス310構成要素と共に、無線デバイス310機能性を提供するのに動作可能である、マイクロプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、中央処理装置、デジタル信号プロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、または任意の他の適切な計算デバイスの1つまたは複数の組み合わせ、リソース、あるいは、ハードウェア、ソフトウェア、および/または符号化論理回路の組み合わせであり得る。このような機能性は、本明細書で開示された特徴または利点のうちのいずれかを含む、本明細書に述べられた様々な無線特徴を提供することを含み得る。
記憶装置313は、以下に限定されないが、永続的記憶装置、固体メモリ、遠隔搭載メモリ、磁気媒体、光媒体、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読み取り専用メモリ(ROM)、取り外し可能媒体、または任意の他の適切なローカルメモリまたは遠隔メモリ構成要素を含む、任意の形態の揮発性または不揮発性メモリであり得る。記憶装置313は、無線デバイス310によって利用される、ソフトウェアおよび符号化論理回路を含む、任意の適切なデータ、命令、または情報を記憶し得る。記憶装置313は、プロセッサ312によってなされた任意の計算、および/またはインタフェース311を介して受信された任意のデータを記憶するのに使用され得る。
インタフェース311は、無線デバイス310とネットワークノード300との間で信号および/またはデータの無線通信に使用され得る。例えば、インタフェース311は、無線デバイス310が無線接続上でネットワークノード300からのデータを送受信することを可能にする必要があり得る、任意のフォーマティング、符号化、または変換を行い得る。インタフェース311は、アンテナ311aに、またはその部分に結合され得る、無線送信機および/または受信機も含み得る。その無線は、無線接続を介してネットワークノード301に発信されるようになっているデジタルデータを受信し得る。その無線は、デジタルデータを、適切なチャネルおよび帯域幅パラメータを有する無線信号に変換し得る。次に無線信号は、ネットワークノード300にアンテナ311aを介して送信され得る。
アンテナ311aは、無線でデータおよび/または信号を送受信することができる任意のタイプのアンテナであり得る。いくつかの実施形態では、アンテナ311aは、2GHz〜66GHzの無線信号を送信/受信するように動作可能である、1つまたは複数の無指向性、セクタ、またはパネルのアンテナを備え得る。簡単のために、アンテナ311aは、無線信号が使用されている限り、インタフェース311の一部であると考えられ得る。
図4は、ある実施形態による、LCPを行うためのUEの例を示す。記述されるように、ユーザ機器400は、図3における無線デバイス310などの無線デバイスの例である。
記述されるように、UE400は、アンテナ405、無線フロントエンド回路網410、処理回路網415、およびコンピュータ可読記憶媒体430を含む。アンテナ405は、1つまたは複数のアンテナまたはアンテナアレイを含み得、無線信号を送信かつ/または受信するように設定され、無線フロントエンド回路網410に接続される。ある代替の実施形態では、無線デバイス400は、アンテナ405を含まない可能性があり、その代わりに、アンテナ405は、無線デバイス400から分離され得、インタフェースまたはポートによって、無線デバイス400に接続可能であり得る。
無線フロントエンド回路網410は、様々なフィルタおよび増幅器を備え得、アンテナ405および処理回路網415に接続され、また、アンテナ405と処理回路網415との間で通信される信号を調節するように設定される。ある代替の実施形態では、無線デバイス300は、無線フロントエンド回路網410を含まない可能性があり、その代わりに、処理回路網415は、無線フロントエンド回路網410なしにアンテナ405に接続され得る。
処理回路網415は、1つまたは複数の無線周波数(RF:Radio Frequency)トランシーバ回路網、ベースバンド処理回路網、およびアプリケーション処理回路網を含み得る。いくつかの実施形態では、RFトランシーバ回路網、ベースバンド処理回路網、およびアプリケーション処理回路網は、セパレートチップセット上にあり得る。代替の実施形態では、ベースバンド処理回路網およびアプリケーション処理回路網の一部またはすべては、組み合わされて1つのチップセットになり得、RFトランシーバ回路網は、セパレートチップ上にあり得る。また代替の実施形態では、RFトランシーバ回路網およびベースバンド処理回路網の一部またはすべては、同じチップセット上にあり得、アプリケーション処理回路網は、セパレートチップ上にあり得る。さらに他の代替の実施形態では、RFトランシーバ回路網、ベースバンド処理回路網、およびアプリケーション処理回路網の一部またはすべては、同じチップセットに組み合わされ得る。処理回路網415は、例えば、1つまたは複数の中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、および/または1つまたは複数のフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)を含み得る。
特定の実施形態では、無線デバイスによって提供されているような、本明細書に記載の機能性のいくつかまたはすべては、コンピュータ可読記憶媒体430に記憶された命令を実行する、処理回路網415によって提供され得る。代替の実施形態では、機能性のいくつかまたはすべては、ハードワイヤード方式においてなどの、コンピュータ可読媒体に記憶された命令を実行することなく、処理回路網415によって提供され得る。任意のそれらの特定の実施形態では、コンピュータ可読記憶媒体に記憶された命令を実行するかどうかに関わらず、処理回路網は、説明された機能性を行うように設定されると言うことができる。このような機能性によって提供された利点は、処理回路網415単独またはUE400の他の構成要素に限定されないが、全体として無線デバイスによって、および/または概してエンドユーザおよび無線ネットワークによって、享受される。
アンテナ405、無線フロントエンド回路網410、および/または処理回路網415は、無線デバイスによって行われるように、本明細書に説明された任意の受信動作を行うように設定され得る。任意の情報、データ、および/または信号は、ネットワークノードおよび/または別の無線デバイスから受信され得る。
処理回路網415は、無線デバイスによって行われるように、本明細書に記載の任意の判断動作を行うように設定され得る。処理回路網415によって行われるような判断は、例えば、得られた情報を他の情報に変換すること、得られた情報または変換された情報を無線デバイスに記憶された情報と比較すること、かつ/または得られた情報または変換された情報に基づいて1つまたは複数の動作を行うことによって、処理回路網415によって得られた情報を処理することと、前記処理の結果として判断を下すことと、を含み得る。
アンテナ405、無線フロントエンド回路網410、および/または処理回路網415は、無線デバイスによって行われるように、本明細書に記載の任意の送信動作を行うように設定され得る。任意の情報、データ、および/または信号は、ネットワークノードおよび/または別の無線デバイスに送信され得る。
コンピュータ可読記憶媒体430は、通常、論理回路、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含む、コンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーションなどの命令、および/またはプロセッサによって実行され得る他の命令を記憶するように動作可能である。コンピュータ可読記憶媒体430の例には、処理回路網415によって使用され得る、情報、データ、および/または命令を記憶する、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読み取り専用メモリ(ROM))、マスストレージメディア(例えば、ハードディスク)、リムーバブルストレージメディア(例えば、コンパクトディスク(CD:Compact Disk)またはデジタルビデオディスク(DVD:Digital Video Disk))、ならびに/あるいは任意の他の揮発性もしくは不揮発性、非一時的コンピュータ読み取り可能かつ/またはコンピュータ実行可能なメモリデバイスが挙げられる。いくつかの実施形態において、処理回路網415とコンピュータ可読記憶媒体430とは、一体化されると考えられ得る。
UE400の代替の実施形態は、本明細書に記載の機能性および/または上記のソリューションをサポートするために必要な任意の機能性のうちのいずれかを含む、UEの機能性のある側面を提供することを担当し得る、図4に示されるもの以外の追加の構成要素を含み得る。ほんの一例として、UE400は、入力インタフェース、入力デバイス、および入力回路、ならびに出力インタフェース、出力デバイス、および出力回路を含み得る。入力インタフェース、入力デバイス、および入力回路は、UE400への情報の入力を可能にするように設定され、処理回路網415が入力情報を処理するのを可能にするように、処理回路網415に接続されている。例えば、入力インタフェース、入力デバイス、および入力回路は、マイクロフォン、近接センサもしくはその他のセンサ、キー/ボタン、タッチディスプレイ、1つまたは複数のカメラ、USBポート、またはその他の入力要素を含み得る。出力インタフェース、出力デバイス、および出力回路は、UE400からの情報の出力を可能にするように設定され、処理回路網415がUE400から情報を出力するのを可能にするように、処理回路網415に接続されている。例えば、出力インタフェース、出力デバイス、および出力回路は、スピーカ、ディスプレイ、振動回路網、USBポート、ヘッドホンインタフェース、またはその他の出力要素を含み得る。1つまたは複数の入力および出力のインタフェース、デバイス、および回路を使用して、UE400は、エンドユーザおよび/または無線ネットワークと通信し、それらが本明細書に記載の機能性から利益を得るのを可能にし得る。
別の例として、UE400は、電力源435を含み得る。電力源435は、電力管理回路網を備え得る。電力源435は、電力源435に備えられるか、または電源435の外部にある可能性のある電源から電力を受け取ることができる。例えば、UE400は、電力源435に接続されているか、またはそれに統合されているバッテリまたはバッテリパックの形態で電源を備え得る。光電池デバイスなどの他のタイプの電力源も使用され得る。さらなる例として、UE400は、それによって外部電源が電力源435に電力を供給する、電気ケーブルなどの入力回路網またはインタフェースを介して、外部電源(コンセントなど)に接続可能であり得る。電力源435は、無線フロントエンド回路網410、処理回路網415、および/またはコンピュータ可読記憶媒体430に接続され、本明細書に記載の機能性を果たすための電力を、処理回路網415を含むUE400に供給するように設定され得る。
UE400は、例えば、GSM、WCDMA,LTE,NR,WiFi、またはBluetoothの無線技術など、無線デバイス400に統合された様々な無線技術用の処理回路網415、コンピュータ可読記憶媒体430、無線回路網410、および/またはアンテナ405の複数の組も含み得る。これらの無線技術は、無線デバイス400内の同じまたは異なるチップセットおよび他の構成要素に統合され得る。
本明細書に開示されたいずれのステップまたは特徴も、単に、ある実施形態の説明に役立つものにすぎない。すべての実施形態が、開示されたステップまたは特徴のすべてを組み入れることは必要とされず、また本明細書に記述または説明された正にその順番でステップが行われることも必要とされない。さらに、いくつかの実施形態は、本明細書に開示されたステップのうちの1つまたは複数に固有のステップを含む、本明細書に図示も説明もされていないステップまたは特徴を含み得る。
例えば、上の図のうちの1つまたは複数に示される構成要素および機器によって実行され得るコンピュータプログラム製品を通して、該当するステップ、方法、または機能が行われ得る。例えば、記憶装置403は、コンピュータプログラムが記憶され得るコンピュータ可読手段を備え得る。コンピュータプログラムは、プロセッサ402(ならびに、インタフェース401および記憶装置403などの任意の動作可能に結合されたエンティティおよびデバイス)に、本明細書に記載の実施形態による方法を実行させる命令を含み得る。コンピュータプログラムおよび/またはコンピュータプログラム製品は、こうして、本明細書に開示された任意のステップを行うための手段を提供し得る。
1つまたは複数の機能モジュールを通して、任意の該当するステップ、方法、または機能が行われ得る。それぞれの機能モジュールは、例えばプロセッサによって実行される、ソフトウェア、コンピュータプログラム、サブルーチン、ライブラリ、ソースコード、または実行可能命令の任意の他の形態を含み得る。いくつかの実施形態において、それぞれの機能モジュールは、ハードウェアにおいて、かつ/またはソフトウェアにおいて実装され得る。例えば、すべての機能モジュールのうちの1つまたは複数は、場合によっては記憶装置413および/または403と相まって、プロセッサ412および/または402によって実装され得る。プロセッサ412および/または402ならびに記憶装置413および/または403は、このように、プロセッサ412および/または402に、本明細書に開示された任意のステップまたは機能をそれぞれの機能モジュールに行わせるための命令を記憶装置413および/または403から取り出し、取り出した命令を実行させるように構成され得る。
図5は、ある実施形態による、LCPを行うための無線デバイス400による例示的な方法500を示す。方法はステップ510で始まり、そこでは、無線デバイス400が、送信プロファイルに関連付けられた一組の論理チャネルを判断する。ある実施形態によれば、送信プロファイルは、ネットワークノードからのスケジューリンググラントにおいて受信され得る。
特定の実施形態において、送信プロファイルは、一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルが無線デバイス400によってサーブされる際の期間を特定し得る。期間は、いくつかのスロットおよびいくつかの直交周波数分割多重(OFDM)うちの少なくとも1つとして測定され得る。別の実施形態において、送信プロファイルは、一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルが無線デバイス400によってサーブされる際の副搬送波間隔を特定し得る。
ステップ520において、無線デバイス400は、送信プロファイルに基づいて、サーブすべき一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断する。特定の実施形態では、例えば、無線デバイス400は、一組の論理チャネルに含まれていない少なくとも1つの論理チャネルよりも、一組の論理チャネルのうちのこの少なくとも1つの論理チャネルを優先し得る。さらに、特定の実施形態では、無線デバイスは、送信プロファイルが論理チャネル設定に含まれていると判断し得る。論理チャネル設定は、一組の論理チャネル内の特定の倫理チャネルに適用される送信プロファイルを特定し得る。
特定の実施形態において、送信プロファイルは、一組の論理チャネルのうちの特定の1つを一意に特定する論理チャネル識別子リストを含む。無線デバイス400は、少なくとも1つの論理チャネルに関連付けられた論理チャネル識別子が、送信プロファイル内の論理チャネル識別子リストに含まれていると判断することによって、送信プロファイルに基づいて、サーブすべき一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断し得る。
特定の実施形態において、送信プロファイルは、一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとのチャネル固有優先度および一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとの優先順位付きビットレートを含み得る。
特定の実施形態において、無線デバイス400はまた、一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つをサーブするように設定され得る。
ある実施形態において、上記のLCPを行うための方法は、コンピュータネットワーキング仮想装置によって行われ得る。図6は、ある実施形態による、LCPを行うための仮想コンピューティングデバイス600の例を示す。ある実施形態において、仮想コンピューティングデバイス600は、図5に示され、説明された方法に関して上に説明されたものと同様のステップを行うための方法を含み得る。例えば、仮想コンピューティングデバイス600は、第1の判断モジュール610、第2の判断モジュール、およびLCPを行うのに適した任意の他のモジュールを含み得る。いくつかの実施形態において、モジュールのうちの1つまたは複数は、図4の処理回路網415を使用して実装され得る。ある実施形態において、様々なモジュールのうちの2つ以上のモジュールの機能が、単一のモジュールにまとめられ得る。
第1の判断モジュール610は、仮想コンピューティングデバイス600の判断機能のうちのいくつかを果たし得る。例えば、特定の実施形態において、第1の判断モジュール610は、送信プロファイルに関連付けられた一組の論理チャネルを判断し得る。
第2の判断モジュール620は、仮想コンピューティングデバイス600の判断機能のうちの他のいくつかを果たし得る。例えば、特定の実施形態において、第2の判断モジュール620は、送信プロファイルに基づいて、サーブされるべき一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断し得る。
仮想コンピューティングデバイス600の他の実施形態は、上記の機能性および/または任意の追加の機能性(上記のソリューションをサポートするのに必要ないずれの機能性も含む)のうちのいずれかを含む、無線デバイスの機能性のある側面を提供することを担当し得る、図6に示されるもの以外の追加の構成要素を含み得る。様々な異なるタイプの無線デバイス400は、同じ物理的なハードウェアを有するが、異なる無線アクセス技術をサポートするように設定された(例えば、プログラミングを介して)構成要素を含む可能性があり、または部分的もしくは全体的に異なる物理的な構成要素に相当する可能性がある。
図7は、ある実施形態による、LCPを行うためのネットノード700の例を示す。示されるように、ネットワークノード700は、図3におけるネットワークノード300などのネットワークノードの別の例である。通常、ネットワークノード700は、無線デバイスと、かつ/または別のネットワークノードと通信する任意のタイプの無線ネットワークノードまたは任意のネットワークノードであり得る。
ネットワークノード700は、同種配備、異種配備、または混合配備として、ネットワーク100全体にわたり配備され得る。同種配備は、通常、同じ(または同様の)タイプのネットワークノード115ならびに/または同様のカバレッジサイズおよびセルサイズおよびサイト間距離から構成された配備を表し得る。異種配備は、通常、様々なセルサイズ、送信電力、能力、およびサイト間距離を有する、様々なタイプのネットワークノード115を使用する配備を表し得る。例えば、異種配備は、マイクロセルレイアウト全体にわたって置かれた複数の低電力ノードを含むこともある。混合配備は、同種配備部分と異種配備部分との混合を含み得る。
ネットワークノード700は、トランシーバ710、プロセッサ720、メモリ730、およびネットワークインタフェース740のうちの1つまたは複数を含み得る。いくつかの実施形態において、トランシーバ710は、無線信号の無線デバイス310および/またはUE400への送信と、それらからの受信とを容易にし(例えば、アンテナ750を介して)、プロセッサ720は、命令を実行して、ネットワークノード700によって提供される上記の機能性の一部またはすべてを提供し、メモリ730は、プロセッサ720によって実行される命令を記憶し、ネットワークインタフェース740は、ゲートウェイ、スイッチ、ルータ、インターネット、公衆電話交換網(PSTN)、コアネットワークノード、または無線ネットワークコントローラなどのバックエンドネットワーク構成要素に、信号を伝達する。
ある実施形態において、ネットワークノード700は、マルチアンテナ技法を使用することができ、複数のアンテナを備えて、MIMO技法をサポートすることができる。1つまたは複数のアンテナが、制御可能偏波を有することがある。言い換えれば、それぞれの要素は、ビームフォーミング重みの組ごとに、放出波の異なる偏波を与えるように、様々な偏波(例えば、交差偏波に見られるような90度分離)を有する2つの共同設置サブ要素を有し得る。
プロセッサ720は、命令を実行しデータを操作して、ネットワークノード700の記載の機能の一部またはすべてを行うために、1つまたは複数のモジュールにおいて実装されたハードウェアとソフトウェアとの任意の適切な組み合わせを含み得る。いくつかの実施形態において、プロセッサ720は、例えば、1つまたは複数のコンピュータ、1つまたは複数の中央処理装置(CPU)、1つまたは複数のマイクロプロセッサ、1つまたは複数のアプリケーション、および/または他の論理回路を含み得る。
メモリ730は、通常、論理回路、ルール、アルゴリズム、コード、テーブルなどのうちの1つまたは複数を含む、コンピュータプログラム、ソフトウェア、アプリケーションなどの命令、および/またはプロセッサによって実行され得る他の命令を記憶するように動作可能である。メモリ730の例には、情報を記憶する、コンピュータメモリ(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)または読み取り専用メモリ(ROM))、マスストレージメディア(例えば、ハードディスク)、リムーバブルストレージメディア(例えば、コンパクトディスク(CD)またはデジタルビデオディスク(DVD))、ならびに/あるいは任意の他の揮発性もしくは不揮発性、非一時的コンピュータ読み取り可能かつ/またはコンピュータ実行可能なメモリデバイスが挙げられる。
いくつかの実施形態において、ネットワークインタフェース740は、プロセッサ720に通信可能に結合され、ネットワークノード700への入力を受信することと、ネットワークノード700からの出力を送信すること、入力または出力またはその両方の適切な処理を行うことと、他のデバイスに伝達することと、またはこれらの任意の組み合わせと、を行うように動作可能である任意の適切なデバイスを指してもよい。ネットワークインタフェース740は、ネットワークを通して通信するために、プロトコル変換能力およびデータ処理能力を含む、該当するハードウェア(例えば、ポート、モデム、ネットワークインフェースカードなど)およびソフトウェアを含み得る。
ネットワークノード700の他の実施形態は、上記の機能性および/または任意の追加の機能性(上記のソリューションをサポートするのに必要ないずれの機能性も含む)のうちのいずれかを含む、無線ネットワークノードの機能性のある側面を提供することを担当し得る、図7に示されるもの以外の追加の構成要素を含み得る。様々な異なるタイプのネットワークノードは、同じ物理的なハードウェアを有するが、異なる無線アクセス技術をサポートするように設定された(例えば、プログラミングを介して)構成要素を含む可能性があり、または部分的もしくは全体的に異なる物理的な構成要素に相当する可能性がある。追加として、「第1の」および「第2の」という用語は、単に例を挙げる目的で示され、入れ替えられてもよい。
図8は、ある実施形態による、LCPを行うためのネットワークノード700による方法800の例を示す。この方法は、ステップ810で始まり、そこでは、ネットワークノード700が、無線デバイス400による論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルに関連付ける。特定の実施形態において、送信プロファイルは、一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとのチャネル固有優先度および一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとの優先順位付きビットレートを含む。別の実施形態において、送信プロファイルは、一組の論理チャネルのうちの特定の1つを一意に特定する論理チャネル識別子リストを含み得る。さらに別の実施形態では、送信プロファイルは、追加としてまたは代替として、一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルが無線デバイスによってサーブされる際の副搬送波間隔を含む。
ステップ820において、ネットワークノード700は、送信プロファイルに基づいて一組の論理チャネルをサーブするように、無線デバイス400を設定する。特定の実施形態において、例えば、ネットワークノード700は、送信プロファイルを無線デバイスに送信し得る。特定の実施形態において、送信プロファイルは、無線デバイス400に送信されるスケジューリンググランドに含まれ得る。特定の実施形態において、送信プロファイルは、一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルが無線デバイスによってサーブされる際の期間を特定し得る。
別の実施形態において、論理チャネル設定が無線デバイス400に送信され得る。論理チャネル設定は、送信プロファイルと一組の論理チャネルとの関連性を特定し得る。ネットワークノード700は、各それぞれの論理チャネルに関連付けられたサービスまたはアプリケーションのタイプに基づき、一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとのチャネル固有優先度を判断し得る。
特定の実施形態において、ネットワークノード700はまた、無線デバイス400から、一組の論理チャネル内の少なくとも1つの論理チャネル上でサーブされたアップリンクデータを受信し得る。一組の論理チャネル内の少なくとも1つの論理チャネルが、少なくとも1つの送信プロファイルに基づき、一組の論理チャネルに含まれていない少なくとも1つの論理チャネルよりも優先され得る。
ある実施形態において、上記のLCPを行うための方法は、コンピュータネットワーキング仮想装置によって行われ得る。図9は、ある実施形態による、LCPを行うための仮想コンピューティングデバイス900例を示す。ある実施形態において、仮想コンピューティングデバイス900は、図8に示され、説明された方法に関して上に説明されたものと同様のステップを行うためのモジュールを含み得る。例えば、仮想コンピューティングデバイス900は、少なくとも1つの関連付けモジュール910、設定モジュール920、およびLCPを行うための任意の他の適切なモジュールを含み得る。いくつかの実施形態において、モジュールのうちの1つまたは複数は、図7の実装された処理回路網720であり得る。ある実施形態において、様々なモジュールのうちの2つ以上のモジュールの機能が、組み合わされて単一のモジュールになり得る。
関連付けモジュール910は、仮想コンピューティングデバイス900の関連付け機能を行い得る。例えば、特定の実施形態において、関連付けモジュール910は、無線デバイス400による論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理回路を送信プロファイルに関連付け得る。
設定モジュール920は、仮想コンピューティングデバイス900の設定機能を行い得る。例えば、特定の実施形態において、設定モジュール920は、送信プロファイルに基づき一組の論理チャネルをサーブするように、無線デバイス400を設定し得る。
仮想コンピューティングデバイス900の他の実施形態は、上記の機能性および/または任意の追加の機能性(上記のソリューションをサポートするのに必要ないずれの機能性も含む)のうちのいずれかを含む、ネットワークノード115機能性のある側面を提供することを担当し得る、図9に示されるもの以外の追加の構成要素を含み得る。様々な異なるタイプのネットワークノード115は、同じ物理的なハードウェアを有するが、異なる無線アクセス技術をサポートするように設定された(例えば、プログラミングを介して)構成要素を含む可能性があり、または部分的もしくは全体的に異なる物理的な構成要素に相当する可能性がある。
図10は、ある実施形態による通信システムを示す。示されるように、通信システムは、無線アクセスネットワークなどのアクセスネットワーク1011、およびコアネットワーク1014を含む、3GPPタイプのセルラネットワークなどの遠隔通信ネットワーク1010を含む。アクセスネットワーク1011は、それぞれが対応するカバレッジエリア1013a、1013b、1013cを画定する、NB、eNB、gNB、または他のタイプの無線アクセスポイントなどの複数の基地局1012a、1012b、1012cを備える。それぞれの基地局1012a、1012b、1012cは、有線または無線の接続1015上でコアネットワーク1014に接続可能である。カバレッジエリア1013cに位置する第1のユーザ機器(UE)1091は、対応する基地局1012cに無線で接続するように、またはその基地局によってページングされるように設定される。カバレッジエリア1013a内の第2のUE1092は、対応する基地局1012aに無線で接続可能である。この例では複数のUE 1091、1092が示されているが、開示された実施形態は、カバレッジエリアにUEがただ1つ、またはただ1つのUEが対応する基地局1012に接続しているといった状況にも同じく適用可能である。
遠隔通信ネットワーク1010は、それ自体、ホストコンピュータ1030に接続され、ホストコンピュータ1030は、独立型サーバ、クラウド実装型サーバ、分散型サーバのハードウェアおよび/またはソフトウェアにおいて、あるいはサーバファーム内の処理リソースとして具体化され得る。ホストコンピュータ1030は、サービスプロバイダの所有権または制御下にある可能性があり、あるいはサービスプロバイダによって操作されるか、またはサービスプロバイダの代わりである可能性がある。遠隔通信ネットワーク1010とホストコンピュータ1030との間の接続1021、1022は、コアネットワーク1014から直接、ホストコンピュータ1030に延びる可能性があり、または任意選択の中間ネットワーク1020を介して通る可能性がある。中間ネットワーク1020は、パブリック、プライベート、またはホスト型のネットワークのうちの1つであるか、またはそれらのうちの2つ以上の組み合わせであり得、中間ネットワーク1020は、もしそれが備わっていれば、バックボーンネットワークまたはインターネットであり得、具体的には、中間ネットワーク1020は、2つ以上のサブネットワーク(図示せず)を含み得る。
全体としての図10の通信システムは、接続されたUE1091、1092のうちの1つとホストコンピュータ1030との間の接続性を有効にする。この接続性は、オーバー・ザ・トップ(OTT:Over−The−Top)接続1050として説明され得る。ホストコンピュータ1030および接続されたUE1091、1092は、アクセスネットワーク1011、コアネットワーク1014、任意の中間ネットワーク1020、および仲介役としての可能なさらなるインフラストラクチャ(図示せず)を使用して、OTT接続1050を介してデータおよび/またはシグナリングを伝達するように設定される。OTT接続1050が通っている、加わっている通信デバイスが、アップリンク通信またはダウンリンク通信の経路指定を分かっていないという意味において、OTT接続1050は、透明であり得る。例えば、基地局1012は、接続されたUE1091に転送される(例えば、ハンドオーバーされる)ホストコンピュータ1030を起点とするデータとの入来ダウンリング通信の過去の経路指定について知らされないことがあり、または知らされる必要がない。同様に、基地局1012は、ホストコンピュータ1030へのUE1091を起点とする外向きアップリンク通信の今後の経路指定を分かっている必要はない。
前の段落で述べられたUE、基地局、およびホストコンピュータの実施形態による実装形態例は、ここで、図11を参照して説明される。通信システム1100では、ホストコンピュータ1110は、通信システム1100の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線または無線の接続をセットアップし、維持するように設定された通信インタフェース1116を含むハードウェア1115を備える。ホストコンピュータ1110は、記憶能力および/または処理能力を有し得る処理回路網1118をさらに備える。具体的には、処理回路網1118は、命令を実行するように適合された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれら(図示せず)の組み合わせを含み得る。ホストコンピュータ1110は、ホストコンピュータ1110に記憶されるかまたはホストコンピュータ1110によりアクセス可能であり、かつ処理回路網1118によって実行可能である、ソフトウェア1111をさらに備える。ソフトウェア1111は、ホストアプリケーション1112を含む。ホストアプリケーション1112は、UE1130およびホストコンピュータ1110において終端するOTT接続1150を介して接続するUE1130などの遠隔ユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。遠隔ユーザへのサービスの提供の際、ホストアプリケーション1112がOTT接続1150を使用して送信されるユーザデータを提供し得る。
通信システム1100は、遠隔通信システムに設けられた基地局1120をされに含み、基地局1120は、基地局1120に、ホストコンピュータ1110と、またUE1130と通信することを可能にさせるハードウェア1125を備える。ハードウェア1125は、通信システム1100の異なる通信デバイスのインタフェースとの有線接続または無線接続をセットアップし、維持するための通信インタフェース1126と、基地局1120によってサーブされたカバレッジエリア(図6には図示せず)に位置するUE1130との少なくとも無線接続1170をセットアップし、維持するための無線インタフェース1127とを含み得る。通信インタフェース1126は、ホストコンピュータ1110への接続1160を容易にするように設定され得る。接続1160は、直接であってもよく、または接続1160は、遠隔通信システムのコアネットワーク(図6には図示せず)および/または遠隔通信システムの外側の1つまたは複数の中間ネットワークを通る可能性がある。図示の実施形態では、基地局1120のハードウェア1125は、命令を実行するように適合された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれら(図示せず)の組み合わせを備え得る処理回路網1128をさらに含む。基地局1120は、内部に記憶されるかまたは外部接続を介してアクセス可能なソフトウェア1121をさらに有する。
通信システム1100は、すでに述べたUE1130をさらに含む。そのハードウェア1135は、UE1130がその時点で位置しているカバレッジエリアをサーブする基地局との無線接続1170をセットアップし、維持するように設定された無線インタフェース1137を含み得る。UE1130のハードウェア1135は、命令を実行するように適合された、1つまたは複数のプログラマブルプロセッサ、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、またはこれら(図示せず)の組み合わせを備え得る処理回路網1138をさらに含む。UE1130は、UE1130に記憶されるかまたはUE1130によってアクセス可能であり、かつ処理回路網1138によって実行可能である、ソフトウェア1131をさらに備える。ソフトウェア1131は、クライアントアプリケーション1132を含む。クライアントアプリケーション1132は、ホストコンピュータ1110のサポートにより、UE1130を介して、ヒトまたは非ヒトのユーザにサービスを提供するように動作可能であり得る。ホストコンピュータ1110では、実行されているホストアプリケーション1112は、UE1130およびホストコンピュータ1110において終端するOTT接続1150を介して、実行されているクライアントアプリケーション1132と通信し得る。サービスをユーザに提供する際、クライアントアプリケーション1132は、ホストアプリケーション1112から要求データを受信し、この要求データに応じてユーザデータを提供し得る。OTT接続1150は、要求データおよびユーザデータの両方を転送し得る。クライアントアプリケーション1132は、ユーザと情報をやり取りして、自らが提供するユーザデータを生成し得る。
図11に示されるホストコンピュータ1110、基地局1120、UE1130が、それぞれ、図10のホストコンピュータ3230、基地局3212a、3212b、3212cのうちの1つ、UE3291、3292のうちの1つと同一であり得ることが分かる。すなわち、これらのエンティティの内部の仕組みが図11に示されるようなもので、また独立しているものであり得、周囲のネットワーク位相が、図10のそれであり得る。
図11には、OTT接続1150が、いずれの中間デバイスにも、またこれらのデバイスを介したメッセージの正確な経路指定にもはっきりと参照することなく、基地局1120を介した、ホストコンピュータ1110とユーザ機器1130との間の通信を示すように抽象的に描かれている。ネットワークインフラストラクチャにより経路指定が決まってくることがあり、ネットワークインフラストラクチャは、UE1130から、またはホストコンピュータ1110を操作するサービスプロバイダから、またはその両方から隠れるように設定され得る。OTT接続1150が有効である間、ネットワークインフラストラクチャは、さらに決断を下し、その決断によって、経路指定を動的に変更し得る(例えば、ネットワークのロードバランシングの考慮または再設定に基づいて)。
UE1130と基地局1120との間の無線接続1170は、本開示全体を通して説明される実施形態の教示に従ったものである。様々な実施形態のうちの1つまたは複数は、無線接続1170が最後のセグメントを形成する、OTT接続1150を使用してUE1130に提供されるOTTサービスのパフォーマンスを向上させる。より正確には、これらの実施形態の教示は、どの論理チャネルがサーブされるかの判断を向上させ、それにより、サービス品質の向上などの利益をもたらすことができる。
それにおいて1つまたは複数の実施形態が向上する、データレート、レイテンシ、および他の要素をモニタリングする目的で、測定手順が提供され得る。測定結果のバラツキに応じて、ホストコンピュータ1110とUE1130との間のOTT接続1150を再設定するための任意選択のネットワーク機能性がさらにあり得る。測定手順および/またはOTT接続1150を再設定するためのネットワーク機能性は、ホストコンピュータ1110のソフトウェア1111において、またはUE1130のソフトウェア1131において、またはその両方において実装され得る。実施形態において、センサ(図示せず)は、OTT接続1150が通っている通信デバイスに配備されるか、または通信デバイスに関連して配備され得、センサは、上に説明されたモニタ対象数量の値を提供することによって、または、それを通してソフトウェア1111、1131がモニタ対象数量を計算または推定することができる、他の物理量の値を提供することによって、測定手順に関与し得る。OTT接続1150の再設定には、メッセージフォーマット、再送信設定、好ましい経路指定などが含まれる可能性があり、再設定が基地局1120に影響を及ぼす必要はなく、再設定は、基地局1120に知られなくても気付かれなくてもよい。当技術分野では、このような手順および機能性が知られ、実施され得る。ある実施形態において、測定には、処理量、伝播時間、レイテンシなどのホストコンピュータ1110の測定を容易にする専有UEシグナリングが伴う可能性がある。測定は、ソフトウェア1111、1131が、伝番時間、エラーなどをモニタしながら、OTT接続1150を使用してメッセージを特定の空のまたは「ダミー」メッセージで送信させることで実施され得る。
図12は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および11に関連して説明されたものであり得るホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を分かりやすくするために、ここでは、図12のみについて述べることにする。この方法の任意選択の第1のステップ1210では、UEがホストコンピュータによって提供された入力データを受信する。追加としてまたは代替として、任意選択の第2のステップ1220では、UEがユーザデータを提供する。第2のステップ1220の任意選択のサブステップ1225では、UEがクライアントアプリケーションを実行することによって、ユーザデータを提供する。第1のステップ1210のさらなる任意選択のサブステップ1215では、UEが、ホストコンピュータによって提供された入力データの受信に応じて、ユーザデータを提供するクライアントアプリケーションを実行する。ユーザデータを提供する際、実行されたクライアントアプリケーションは、さらに、ユーザから受信したユーザ入力に注意を払うことがある。ユーザデータが提供された特定の様式に関係なく、UEは、任意選択の第3のステップ1230において、ホストコンピュータへのユーザデータの送信を開始する。方法の第4のステップ1240では、本開示全体を通して説明される実施形態の教示に従って、ホストコンピュータがUEから送信されたユーザデータを受信する。
図13は、一実施形態による、通信システムにおいて実施される方法を示すフローチャートである。通信システムは、図10および11に関連して説明されたものであり得るホストコンピュータ、基地局、およびUEを含む。本開示を分かりやすくするために、ここでは、図13のみについて述べることにする。この方法の任意選択の第1のステップ1310では、本開示全体を通して説明される実施形態の教示に従って、基地局が、UEからのユーザデータを受信する。任意選択の第2のステップ1320では、基地局が、ホストコンピュータへの受信ユーザデータの送信を開始する。第3のステップ1330では、ホストコンピュータが、基地局によって開始された送信において運ばれたユーザデータを受信する。
主に、いくつかの実施形態に関連して、本発明概念のある態様を上に説明した。しかし、当業者には容易に分かるように、上に開示したもの以外の実施形態が同様に考えられ、本発明概念の範囲内である。同様に、いくつかの異なる組み合わせが述べられたが、考えられ得る組み合わせのすべてが述べられたわけではない。当業者であれば、組み合わせが他にもあり、それらが本発明概念の範囲内であることが分かるであろう。さらに、当業者には理解されるように、本明細書で開示された実施形態が、そのように他の規格および通信システムにも適用可能であり、他の特徴に関連して開示された特定の図からのいずれの特徴も、いずれの他の図にも適用可能であり得、かつ/または様々な特徴と組み合わせられ得る。
本開示の範囲を逸脱しない限り、本明細書に開示されたシステムおよび装置に修正、追加、または省略がなされてもよい。システムおよび装置の構成要素が統合されても分けられてもよい。さらに、システムおよび装置の操作が、より多い、より少ない、または他の構成要素によって行われてもよい。さらに、システムおよび装置の操作が、ソフトウェア、ハードウェア、および/または他の論理回路を含む任意の適切な論理回路を使用して行われてもよい。この書類で使用される際、「each(それぞれの)」は、ある集合のそれぞれの要素またはある集合の部分集合のそれぞれの要素を指す。
本開示の範囲を逸脱しない限り、本明細書に開示された方法に修正、追加、または省略がなされてもよい。方法には、より多い、より少ない、または他のステップが含まれてもよい。さらに、ステップは、適切であればどの順番で行われてもよい。
ある実施形態に関して本開示が説明されたが、当業者には、実施形態の変更および置き換えが明らかであろう。したがって、実施形態の上の説明によって、本開示が制約を受けることはない。以下の特許請求の範囲によって定義されるように、本開示の趣旨および範囲から逸脱しない限り、他の変更、置換、および変更が可能である。

Claims (32)

  1. 無線デバイスによって論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための方法であって、
    送信プロファイルに関連付けられた一組の論理チャネルを判断することと、
    前記送信プロファイルに基づき、サーブすべき前記一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断することと、を含み、
    前記送信プロファイルが、
    前記一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとのチャネル固有優先度と、
    前記一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとの優先順位付きビットレートと、を含む、方法。
  2. 無線デバイスによって論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための方法であって、
    送信プロファイルに関連付けられた一組の論理チャネルを判断することと、
    前記送信プロファイルに基づき、サーブすべき前記一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断することと、を含み、
    前記送信プロファイルが、前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルが前記無線デバイスによってサーブされる際の持続時間を特定する、方法。
  3. 無線デバイスによって論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための方法であって、
    送信プロファイルに関連付けられた一組の論理チャネルを判断することと、
    前記送信プロファイルに基づき、サーブすべき前記一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断することと、を含み、
    前記送信プロファイルが、前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルが前記無線デバイスによってサーブされる際の副搬送波間隔を特定する、方法。
  4. サーブすべき前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルを判断することが、
    前記一組の論理チャネルに含まれていない少なくとも1つの論理チャネルよりも前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルを優先することを含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記送信プロファイルに関連付けられた前記一組の論理チャネルを判断することが、
    前記送信プロファイルが論理チャネル設定に含まれていると判断することを含み、前記論理チャネル設定が前記一組の論理チャネル内の特定の論理チャネルに適用される送信プロファイルを特定する、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記送信プロファイルが、論理チャネル識別子のリストを含み、前記論理チャネル識別子のそれぞれが、前記一組の論理チャネルのうちの特定の1つを一意に特定し、
    前記送信プロファイルに基づき、サーブすべき前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルを判断することが、
    前記少なくとも1つの論理チャネルに関連付けられた論理チャネル識別子が前記送信プロファイル内の前記論理チャネル識別子リストに含まれていると判断することを含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つをサーブすることをさらに含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  8. ネットワークノードから、前記送信プロファイルを含むスケジューリンググラントを受信することをさらに含む、請求項1からのいずれか一項に記載の方法。
  9. ネットワークノードによって論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための方法であって、
    無線デバイスによる論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルに関連付けることと、
    前記送信プロファイルに基づき、前記無線デバイスを前記一組の論理チャネルをサーブするように設定することと、を含み、
    前記送信プロファイルが、
    前記一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとのチャネル固有優先度と、
    前記一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとの優先順位付きビットレートと、を含む、方法。
  10. ネットワークノードによって論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための方法であって、
    無線デバイスによる論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルに関連付けることと、
    前記送信プロファイルに基づき、前記無線デバイスを前記一組の論理チャネルをサーブするように設定することと、
    各それぞれの論理チャネルに関連付けられたサービスまたはアプリケーションのタイプに基づき、前記一組の論理チャネルにおいて、論理チャネルごとに前記チャネル固有優先度を判断することとを含む、方法。
  11. ネットワークノードによって論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための方法であって、
    無線デバイスによる論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルに関連付けることと、
    前記送信プロファイルに基づき、前記無線デバイスを前記一組の論理チャネルをサーブするように設定することと、を含み、
    前記送信プロファイルが、前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルが前記無線デバイスによってサーブされる際の持続時間を特定する、方法。
  12. ネットワークノードによって論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための方法であって、
    無線デバイスによる論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルに関連付けることと、
    前記送信プロファイルに基づき、前記無線デバイスを前記一組の論理チャネルをサーブするように設定することと、を含み、
    前記送信プロファイルが、前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルが前記無線デバイスによってサーブされる際の副搬送波間隔を特定する、方法。
  13. 前記無線デバイスから、前記一組の論理チャネル内の少なくとも1つの論理チャネル上でサーブされたアップリンクデータを受信することをさらに含み、前記一組の論理チャネル内の前記少なくとも1つの論理チャネルが、前記少なくとも1つの送信プロファイルに基づき、前記一組の論理チャネルに含まれていない少なくとも1つの論理チャネルよりも優先される、請求項9から12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記無線デバイスを設定することが、
    スケジューリンググラントを無線デバイスに送信することを含み、前記スケジューリンググラントが前記送信プロファイルを含む、請求項9から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記無線デバイスを設定することが、
    前記送信プロファイルを前記無線デバイスに送信することを含み、前記送信プロファイルが論理チャネル識別子のリストを含み、前記論理チャネル識別子のそれぞれが、前記一組の論理チャネルのうちの特定の1つを一意に特定する、請求項9から14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記無線デバイスを設定することが、
    論理チャネル設定を前記無線デバイスに送信することを含み、前記論理チャネル設定が、前記送信プロファイルと前記一組の論理チャネルとの関連性を特定する、請求項9から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための無線デバイスであって、前記無線デバイスが、
    送信プロファイルに関連付けられた一組の論理チャネルを判断することと、
    前記送信プロファイルに基づき、サーブすべき前記一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断することと、を行うように動作可能である、処理回路網、を備え
    前記送信プロファイルが、
    前記一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとのチャネル固有優先度と、
    前記一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとの優先順位付きビットレートと、を含む、
    無線デバイス。
  18. 論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための無線デバイスであって、前記無線デバイスが、
    送信プロファイルに関連付けられた一組の論理チャネルを判断することと、
    前記送信プロファイルに基づき、サーブすべき前記一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断することと、を行うように動作可能である、処理回路網、を備え、
    前記送信プロファイルが、前記一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルが前記無線デバイスによってサーブされる際の持続時間を特定する、
    無線デバイス。
  19. 論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うための無線デバイスであって、前記無線デバイスが、
    送信プロファイルに関連付けられた一組の論理チャネルを判断することと、
    前記送信プロファイルに基づき、サーブすべき前記一組の論理チャネルのうちの少なくとも1つの論理チャネルを判断することと、を行うように動作可能である、処理回路網、を備え、
    前記送信プロファイルが、前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルが前記無線デバイスによってサーブされる際の副搬送波間隔を特定する、
    無線デバイス。
  20. サーブすべき前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルを判断することが、
    前記一組の論理チャネルに含まれていない少なくとも1つの論理チャネルよりも前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルを優先することを含む、請求項17から19のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  21. 前記送信プロファイルに関連付けられた前記一組の論理チャネルを判断することが、
    前記送信プロファイルが論理チャネル設定に含まれていると判断することを含み、前記論理チャネル設定が前記一組の論理チャネル内の特定の論理チャネルに適用される送信プロファイルを特定する、請求項17から20のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  22. 前記送信プロファイルが論理チャネル識別子のリストを含み、前記論理チャネル識別子のそれぞれが、前記一組の論理チャネルのうちの特定の1つを一意に特定し、
    前記送信プロファイルに基づき、サーブすべき前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルを判断することが、
    前記少なくとも1つの論理チャネルに関連付けられた論理チャネル識別子が前記送信プロファイルにおける前記論理チャネル識別子リストに含まれていると判断することを含む、請求項17から21のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  23. 前記処理回路網が、
    前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つをサーブするように動作可能である、請求項17から22のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  24. 前記処理回路網が、ネットワークノードから、前記送信プロファイルを含むスケジューリンググラントを受信するように動作可能である、請求項17から23のいずれか一項に記載の無線デバイス。
  25. 論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うためのネットワークノードであって、
    処理回路網を備え、前記処理回路網が、
    無線デバイスによる論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルに関連付けることと、
    前記送信プロファイルに基づき、前記無線デバイスを、前記一組の論理チャネルをサーブするように設定することと、を行うように動作可能で、
    前記送信プロファイルが、
    前記一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとのチャネル固有優先度と、
    前記一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとの優先順位付きビットレートと、を含む、
    ネットワークノード。
  26. 論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うためのネットワークノードであって、
    処理回路網を備え、前記処理回路網が、
    無線デバイスによる論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルに関連付けることと、
    前記送信プロファイルに基づき、前記無線デバイスを、前記一組の論理チャネルをサーブするように設定することと、を行うように動作可能で、
    前記処理回路網が、各それぞれの論理チャネルに関連付けられたサービスまたはアプリケーションのタイプに基づき、前記一組の論理チャネルにおける論理チャネルごとの前記チャネル固有優先度を判断するように動作可能である、
    ネットワークノード。
  27. 論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うためのネットワークノードであって、
    処理回路網を備え、前記処理回路網が、
    無線デバイスによる論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルに関連付けることと、
    前記送信プロファイルに基づき、前記無線デバイスを、前記一組の論理チャネルをサーブするように設定することと、を行うように動作可能で、
    前記送信プロファイルが、前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルが前記無線デバイスによってサーブされる際の持続時間を特定する、
    ネットワークノード。
  28. 論理チャネル優先順位付け(LCP)を行うためのネットワークノードであって、
    処理回路網を備え、前記処理回路網が、
    無線デバイスによる論理チャネルのサービングを優先順位付けるのに向けて、一組の論理チャネルを送信プロファイルに関連付けることと、
    前記送信プロファイルに基づき、前記無線デバイスを、前記一組の論理チャネルをサーブするように設定することと、を行うように動作可能で、
    前記送信プロファイルが、前記一組の論理チャネルのうちの前記少なくとも1つの論理チャネルが前記無線デバイスによってサーブされる際の副搬送波間隔を特定する、
    ネットワークノード。
  29. 前記処理回路網が、前記無線デバイスから、前記一組の論理チャネル内の少なくとも1つの論理チャネル上でサーブされたアップリンクデータを受信するように動作可能であり、前記一組の論理チャネル内の前記少なくとも1つの論理チャネルが、前記少なくとも1つの送信プロファイルに基づき、前記一組の論理チャネルに含まれていない少なくとも1つの論理チャネルよりも優先される、請求項26から28のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  30. 前記無線デバイスを設定することが、
    スケジューリンググラントを無線デバイスに送信することを含み、前記スケジューリンググラントが前記送信プロファイルを含む、請求項26から29のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  31. 前記無線デバイスを設定することが、
    前記送信プロファイルを前記無線デバイスに送信することを含み、前記送信プロファイルが論理チャネル識別子のリストを含み、前記論理チャネル識別子のそれぞれが、前記一組の論理チャネルのうちの特定の1つを一意に特定する、請求項26から30のいずれか一項に記載のネットワークノード。
  32. 前記無線デバイスを設定することが、
    論理チャネル設定を前記無線デバイスに送信することを含み、前記論理チャネル設定が、前記送信プロファイルと前記一組の論理チャネルとの関連性を特定する、請求項26から31のいずれか一項に記載のネットワークノード。
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