[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP6910182B2 - 自動車ドア用グラスラン - Google Patents

自動車ドア用グラスラン Download PDF

Info

Publication number
JP6910182B2
JP6910182B2 JP2017078259A JP2017078259A JP6910182B2 JP 6910182 B2 JP6910182 B2 JP 6910182B2 JP 2017078259 A JP2017078259 A JP 2017078259A JP 2017078259 A JP2017078259 A JP 2017078259A JP 6910182 B2 JP6910182 B2 JP 6910182B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glass run
plate portion
outside
vehicle interior
molding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017078259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018176951A (ja
Inventor
真治 西川
真治 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nishikawa Rubber Co Ltd filed Critical Nishikawa Rubber Co Ltd
Priority to JP2017078259A priority Critical patent/JP6910182B2/ja
Priority to US15/925,571 priority patent/US10583726B2/en
Priority to CN201820466677.8U priority patent/CN208134051U/zh
Priority to DE102018205340.5A priority patent/DE102018205340A1/de
Publication of JP2018176951A publication Critical patent/JP2018176951A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6910182B2 publication Critical patent/JP6910182B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/20Sealing arrangements characterised by the shape
    • B60J10/26Sealing arrangements characterised by the shape characterised by the surface shape
    • B60J10/265Sealing arrangements characterised by the shape characterised by the surface shape the surface being primarily decorative
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/15Sealing arrangements characterised by the material
    • B60J10/18Sealing arrangements characterised by the material provided with reinforcements or inserts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens
    • B60J10/74Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides
    • B60J10/76Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens for sliding window panes, e.g. sash guides for window sashes; for glass run channels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/80Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors
    • B60J10/86Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the opening panel
    • B60J10/88Sealing arrangements specially adapted for opening panels, e.g. doors arranged on the opening panel mounted on, or integral with, the glass-run seals
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R13/00Elements for body-finishing, identifying, or decorating; Arrangements or adaptations for advertising purposes
    • B60R13/06Sealing strips

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Description

本発明は、自動車ドアに配設されるグラスランに関し、特に、ウインドフレーム枠に対して車室外側から組み付けられる構造の技術分野に属するものである。
一般に、自動車の側部に設けられるドアとして複数の種類があるが、その一つとして、ウインドガラスの周縁部を保持するウインドフレーム枠(サッシュともいう。)を有するドアがある。このウインドフレーム枠を有するドアには、ウインドフレーム枠とウインドガラスとの間をシールするためのグラスランが配設されている。
特許文献1に開示されているグラスランは、ウインドフレーム枠に対して車室外側から組み付けられるようになっている。このタイプのグラスランは、ウインドフレーム枠を部分的に車室外側から覆って隠すヒドンタイプと呼ばれるものであり、例えば車両のデザイン上の要求から採用される場合がある。
ヒドンタイプにおいては、ウインドフレーム枠に、グラスラン本体が組み付けられるグラスラン取付板部が車室外側へ突出するように設けられている。一方、グラスラン本体には、硬質部材からなる芯材が埋め込まれるとともに、ウインドフレーム枠のグラスラン取付板部が挿入される挿入溝が形成されている。特許文献1のグラスランは、ウインドフレーム枠のグラスラン取付板部を挿入溝に挿入することによってウインドフレーム枠に対して車室外側から取り付けられ、この取付状態で、芯材の剛性によってグラスランの保持力を得ることができるようになっている。
また、特許文献1では、グラスラン本体の車室外側にたとえば金属製のモールが取り付けられている。モールの上側及び下側は、それぞれ、グラスラン本体の車室外面における上側及び下側に形成された弾性突起に引っ掛かった状態で係合するようになっている。
中国特許出願公開第104924999号明細書
ところで、ヒドンタイプのグラスランにおいて、デザイン上の理由から、モールの幅を狭くすることによってモールをより一層細い形状にしたい場合がある。しかしながら、モールの組付構造は、特許文献1に開示されているように、モールの上側及び下側をグラスラン本体の弾性突起に引っ掛ける構造となっているので、モールの組み付け時には弾性突起をモールによって押圧して弾性変形させた状態でモールに引っ掛ける必要がある。つまり、モールの組み付け作業時には、モールを組み付け完了位置よりも車室内側へ向かって一旦オーバーストロークさせ、引っ掛かった後に弾性突起の復元力によって組み付け完了位置に戻ることになる。従って、オーバーストローク分の隙間をグラスラン本体とモールとの間に確保しておかなければならないのであるが、モールの幅を狭くしてしまうと、オーバーストローク分の隙間が外部から見えてしまい、見栄えの観点から好ましくない。
そこで、グラスラン本体の幅を狭小化することが考えられる。グラスラン本体の幅が狭くなれば、グラスラン本体の幅に対応するようにモールの幅も狭くすることが可能になる。しかしながら、グラスラン本体には、ウインドフレーム枠のグラスラン取付板部を挿入するための挿入溝を形成する必要があり、この挿入溝の内面とグラスラン取付板部との間には、シール性を得るための弾性材からなるシールリップを存在させる空間を確保しなければならない。よって、グラスラン本体の幅を狭くすることは困難である。
また、ウインドフレーム枠の上辺部は、たとえば自動車のルーフ形状に沿うように湾曲しているが、この上辺部の湾曲形状に一致するようにグラスラン本体(芯材を含む)を成形するのは実際には難しく、グラスラン本体及び芯材を直線状に一体成形した後に、ウインドフレーム枠への組み付け時に上辺部の湾曲形状に沿うように湾曲させながら組み付けることになる。このとき、特許文献1では芯材が、互いに平行な上板部及び下板部と、上板部の車室外端部から下板部の車室外端部まで延びる縦板部とで構成されていて、上板部及び下板部と縦板部とが略直角に交わっているので、芯材には直角に近い角が2つできている。芯材がこのような断面形状を有しているので、グラスラン本体を湾曲させるのに大きな力を要し、組み付け時の作業性が悪いという問題もあった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、モールの幅を狭くできるようにするとともに、組み付け時の作業性を改善することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、自動車ドアのウインド開口を形成するように延びるウインドフレーム枠に車室外側から組み付けられ、該ウインドフレーム枠とウインドガラスとの間をシールする自動車ドア用グラスランにおいて、上記自動車ドア用グラスランは、上記ウインドフレーム枠の上辺部に形成された車室外側へ延びるグラスラン取付板部が挿入される挿入溝を有する弾性材からなるグラスラン本体と、上記弾性材よりも硬い材料からなり、上記グラスラン本体に埋め込まれた芯材と、上記グラスラン本体の車室外側に組み付けられるモールとを備え、上記モールの上側及び下側には、それぞれ、上側係合部及び下側係合部が設けられ、上記グラスラン本体の上記挿入溝の内面には、上記グラスラン取付板部に接触するシールリップが設けられ、上記グラスラン本体の車室外側には、上記モールの上側係合部及び下側係合部にそれぞれ係合する上側弾性突起及び下側弾性突起が設けられ、上記グラスラン本体の車室外側における上記上側弾性突起と上記下側弾性突起の間には、車室外側へ突出し、上記モールの上記上側係合部と上記下側係合部の間の部分に接触する押圧リップが設けられ、上記グラスラン本体の車室外側の上面には、上記モールに対して上方から接触する外側突出部が形成され、上記芯材は、上記グラスラン取付板部の上面に沿って延びる上板部と、上記グラスラン取付板部の下面に沿って延びる下板部と、上記上板部の車室外側の端部から上記下板部の車室外側の端部まで延びる外板部とを有し、上記芯材の断面における上記上板部と上記外板部との境界部分は、上記下板部と上記外板部との境界部分よりも大きな曲率を有する湾曲形状とされ、上記グラスラン本体の車室外側は、上記芯材に沿って形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、芯材の断面における上板部と外板部との境界部分が大きな曲率を有する湾曲形状になっているので、従来例のように直角に近い2つの角を有する芯材に比べて湾曲変形させるのに要する力が小さくて済み、グラスラン本体をウインドフレーム枠の上辺部へ組み付ける際に当該上辺部に沿うように湾曲させやすくなる。そして、ウインドフレーム枠のグラスラン取付板部をグラスラン本体の挿入溝に挿入すると、挿入溝の内面に設けられているシールリップがグラスラン取付板部に接触する。
また、モールをグラスラン本体に取り付ける際には、グラスラン本体の上側弾性突起に対してモールの上側係合部を押圧して上側弾性突起を弾性変形させ、このときに、モールが車室内側へオーバーストロークするので、オーバーストローク分の隙間をグラスラン本体とモールとの間に確保しなければならない。この発明では、芯材の断面における上板部と外板部との境界部分が大きな曲率を有していて、グラスラン本体の車室外側が芯材に沿って形成されているので、オーバーストローク分の隙間をグラスラン本体とモールとの間に確保することが可能になる。
第2の発明は、自動車ドアのウインド開口を形成するように延びるウインドフレーム枠に車室外側から組み付けられ、該ウインドフレーム枠とウインドガラスとの間をシールする自動車ドア用グラスランにおいて、上記自動車ドア用グラスランは、上記ウインドフレーム枠の上辺部に形成された車室外側へ延びるグラスラン取付板部が挿入される挿入溝を有する弾性材からなるグラスラン本体と、上記弾性材よりも硬い材料からなり、上記グラスラン本体に埋め込まれた芯材と、上記グラスラン本体の車室外側に組み付けられるモールとを備え、上記モールの上側及び下側には、それぞれ、上側係合部及び下側係合部が設けられ、上記グラスラン本体の上記挿入溝の内面には、上記グラスラン取付板部に接触するシールリップが設けられ、上記グラスラン本体の車室外側には、上記モールの上側係合部及び下側係合部にそれぞれ係合する上側弾性突起及び下側弾性突起が設けられ、上記グラスラン本体の車室外側における上記上側弾性突起と上記下側弾性突起の間には、車室外側へ突出し、上記モールの上記上側係合部と上記下側係合部の間の部分に接触する押圧リップが設けられ、上記グラスラン本体の車室外側の上面には、上記モールに対して上方から接触する外側突出部が形成され、上記芯材は、上記グラスラン取付板部の上面に沿って延びる上板部と、上記グラスラン取付板部の下面に沿って延びる下板部と、上記上板部の車室外側の端部から上記下板部の車室外側の端部まで延びる外板部とを有し、上記芯材の断面における上記上板部と上記外板部との境界部分は、少なくとも2回屈曲して面取り形状とされ、上記グラスラン本体の車室外側は、上記芯材に沿って形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、芯材の断面における上板部と外板部との境界部分が面取り形状になっているので、従来例のように直角に近い2つの角を有する芯材に比べて湾曲変形させるのに要する力が小さくて済み、グラスラン本体をウインドフレーム枠の上辺部へ組み付ける際に当該上辺部に沿うように湾曲させやすくなる。そして、ウインドフレーム枠のグラスラン取付板部をグラスラン本体の挿入溝に挿入すると、挿入溝の内面に設けられているシールリップがグラスラン取付板部に接触する。
また、モールをグラスラン本体に取り付ける際には、グラスラン本体の上側弾性突起に対してモールの上側係合部を押圧して上側弾性突起を弾性変形させ、このときに、モールが車室内側へオーバーストロークするので、オーバーストローク分の隙間をグラスラン本体とモールとの間に確保しなければならない。この発明では、芯材の断面における上板部と外板部との境界部分が面取り形状となっていて、グラスラン本体の車室外側が芯材に沿って形成されているので、オーバーストローク分の隙間をグラスラン本体とモールとの間に確保することが可能になる。
第3の発明は、第1または2の発明において、上記芯材の上記外板部における下側は、上記下板部に対して略直交するように形成され、上記シールリップは、上記挿入溝の上面から下方へ突出するように設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、ウインドフレーム枠のグラスラン取付板部をグラスラン本体の挿入溝に挿入すると、グラスラン取付板部の上面にシールリップが接触し、グラスラン取付板部が挿入溝の下側に配置されることになる。このとき、芯材の外板部における下側が下板部と略直角に配置されることになるので、グラスラン取付板部の車室外側の端部を、芯材の外板部における下側によって位置決めすることが可能になる。
第4の発明は、第1から3のいずれか1つの発明において、上記グラスラン本体の車室外側における上側と、上記モールの上側係合部との間には、上記モールを上記グラスラン本体に取り付ける際に上記モールを車室内側へオーバーストロークさせるための隙間が設けられており、上記隙間は、上記グラスラン本体の車室外側の端面よりも車室内側に位置付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、モールを車室内側へオーバーストロークさせるための隙間が、グラスラン本体の車室外側の端面よりも車室内側に位置することになるので、オーバーストロークさせるための隙間を見栄えの悪化を招くことなく確保できる。
第5の発明は、第1から4のいずれか1つの発明において、第1板材の上に第2板材が重ね合わされることによって上記グラスラン取付板部が構成され、上記第2板材の車室外側の端部は、上記第1板材の車室外側の端部よりも車室内側に位置付けられていることを特徴とする。
この構成によれば、第1板材の上に第2板材が重ね合わされてグラスラン取付板部が構成される。このとき、上に位置する第2板材の車室外側の端部が下に位置する第1板材の車室外側の端部よりも車室内側に位置付けられているので、芯材の断面形状に対応するように、グラスラン取付板部の端部を構成することが可能になる。
第6の発明は、第1から5のいずれか1つの発明において、上記グラスラン本体の上記上側弾性突起の先端部は、該グラスラン本体の車室外側の端面よりも車室内側に位置付けられ、上記モールの上記上側係合部は、上記グラスラン本体の車室外側の端面よりも車室内側において上記上側弾性突起に係合することを特徴とする。
この構成によれば、モールの上側係合部が、グラスラン本体の車室外側の端面よりも車室内側において上側弾性突起に係合するので、組み付け時にモールをオーバーストロークさせるための隙間を、見栄えの悪化を招くことなく確保できる。
第1の発明によれば、芯材の断面における上板部と外板部との境界部分を、大きな曲率を有する湾曲形状としたので、グラスラン本体を湾曲させるのに要する力が小さくて済み、組み付け時の作業性を改善することができる。しかも、モールの車両上下方向の幅を狭くしても見栄えを悪化させることなく、モールをグラスラン本体に組み付ける際のオーバーストローク分の隙間をグラスラン本体とモールとの間に確保することができる。さらに、ウインドフレーム枠のグラスラン取付板部をグラスラン本体の挿入溝に挿入した状態で、挿入溝の内面に設けられているシールリップをグラスラン取付板部に接触させてシール性を確保することができる。
第2の発明によれば、芯材の断面における上板部と外板部との境界部分を面取り形状としたので、グラスラン本体を湾曲させるのに要する力が小さくて済み、組み付け時の作業性を改善することができる。しかも、モールの幅を狭くしても見栄えを悪化させることなく、モールをグラスラン本体に取り付ける際のオーバーストローク分の隙間をグラスラン本体とモールとの間に確保することができる。さらに、ウインドフレーム枠のグラスラン取付板部をグラスラン本体の挿入溝に挿入した状態で、挿入溝の内面に設けられているシールリップをグラスラン取付板部に接触させてシール性を確保することができる。
第3の発明によれば、ウインドフレーム枠のグラスラン取付板部をグラスラン本体の挿入溝に挿入した状態でグラスラン取付板部を挿入溝の下側に配置することができる。このとき、芯材の外板部における下側が下板部と略直角に配置されることになるので、グラスラン取付板部の車室外側の端部を、芯材の外板部における下側によって正確に位置決めすることができる。
第4の発明によれば、グラスラン本体の車室外側における上側と、モールの上側係合部との間に、モールを車室内側へオーバーストロークさせるための隙間を設け、この隙間がグラスラン本体の車室外側の端面よりも車室内側に位置しているので、オーバーストロークさせるための隙間を見栄えの悪化を招くことなく確保できる。
第5の発明によれば、第1板材の上に第2板材が重ね合わされてグラスラン取付板部が構成される。このとき、上に位置する第2板材の車室外側の端部が下に位置する第1板材の車室外側の端部よりも車室内側に位置付けられているので、芯材の断面形状に対応するように、グラスラン取付板部の端部を構成することが可能になる。
第6の発明によれば、モールの上側係合部が、グラスラン本体の車室外側の端面よりも車室内側において上側弾性突起に係合するので、組み付け時にモールをオーバーストロークさせるための隙間を、見栄えの悪化を招くことなく確保できる。
実施形態1に係る自動車ドア用グラスランを備えた自動車ドアを車室外側から見た図である。 図1におけるII−II線断面図である。 図2のA部拡大図である。 実施形態2に係る図2相当図である。 実施形態2に係る図3相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る自動車ドア用グラスラン20を備えた自動車ドア1を車室外側から見た側面図である。この自動車ドア1は、自動車(図示せず)の側部において前側に配設されるフロントドアであり、自動車の側部において前側に形成された開口部(図示せず)を開閉する。図示しないが、自動車の側部にリヤドアが配設されている場合には、リヤドアに設けられるグラスランにも本発明を適用することができる。
尚、この実施形態の説明では、車両前側を単に「前」といい、車両後側を単に「後」というものとする。
自動車ドア1は、該自動車ドア1の略下半部を構成するドア本体2と、略上半部を構成するウインドフレーム枠3とを有している。ドア本体2の前端部は、図示しないが、上下方向に延びる回動軸を有するヒンジを介して車体のピラーに取り付けられている。ドア本体2は、鋼板等からなるインナパネル(図示せず)とアウタパネル2aとで構成されており、内部には、昇降動作するウインドガラス4や、ウインドガラス4を昇降動作させるための昇降装置(図示せず)等が収容可能になっている。
ウインドフレーム枠3は、ウインドガラス4の周縁部を保持するサッシュとして機能するものであり、ウインド開口8を形成するように延びている。ウインドフレーム枠3によって形成されているウインド開口8がウインドガラス4によって開閉されるようになっている。この実施形態のウインドフレーム枠3は、図2に示すように鋼板等をプレス成形してなる第1板材5、第2板材6及び第3板材7を組み合わせて構成されたものである。尚、ウインドフレーム枠3は、例えばロール成形法によって構成されたものであってもよい。
図1に示すように、ウインドフレーム枠3は、前側フレーム部3aと、後側フレーム部3bと、フレーム上辺部3cとで構成されている。前側フレーム部3aは、ドア本体2の上縁における前部から上方へ突出している。後側フレーム部3bは、ドア本体2の上縁における後部から上方へ延びている。後側フレーム部3bの方が前側フレーム部3aよりも上方まで延びている。フレーム上辺部3cは、前側フレーム部3aの上端から後側フレーム部3bの上端まで、車体のルーフ側縁部(図示せず)に沿って前後方向に延びている。尚、フレーム上辺部3cの形状は図示した形状に限られるものではなく、全体的に上方へ向けて湾曲した形状であってもよいし、湾曲部の位置やフレーム上辺部3cの傾斜角度も車体のルーフ形状に対応するように任意に設定することができる。
ウインドフレーム枠3の前側フレーム部3aの前方には、ドアミラー(図示せず)が取り付けられるドアミラー取付部3dが設けられている。ドアミラー取付部3dの上縁部は、ウインドフレーム枠3のフレーム上辺部3cの前端部と連続するように形成されている。
図2に示すように、ウインドフレーム枠3には、車室外側へ延びるグラスラン取付板部10と、ウインド開口8(図1に示す)内へ向けて突出する内周側フランジ11とが形成されている。内周側フランジ11はウインド開口8内へ向けて突出しているため、フレーム上辺部3cにおいては下方へ突出することになる。前側フレーム部3a及び後側フレーム部3bにおいても同様な構造とすることもでき、前側フレーム部3aにおいては内周側フランジ(図示せず)が後方へ向けて突出することになり、後側フレーム部3bにおいては内周側フランジ(図示せず)が前方へ向けて突出することになる。なお、前側フレーム部3a及び後側フレーム部3bはフレーム上辺部3cとは相違した構造であってもよい。
ウインドフレーム枠3を構成している第1板材5及び第2板材6は、該ウインドフレーム枠3の内部に中空部Rを区画形成するように構成されている。すなわち、第1板材5の上下方向中間部には車室外側へ膨出する外側膨出部5aが形成されている。第2板材6の上下方向中間部には車室内側へ膨出する内側膨出部6aが形成されている。
第1板材5におけるウインド開口8内側には、該ウインド開口8内へ向けて延びる内側板部5bが形成されている。第2板材6におけるウインド開口8内側には、該ウインド開口8内へ向けて延びる内側板部6bが形成されている。第1板材5におけるウインド開口8外側には、車室外側へ向けて延びる外側板部5cが形成されている。第2板材6におけるウインド開口8外側には、車室外側へ向けて延びる外側板部6cが形成されている。
そして、第1板材5の内側板部5bと、第2板材6の内側板部6bを車室内外方向に重ねて接合するとともに、第1板材5の外側板部5cと、第2板材6の外側板部6cを上下方向に重ねて接合することにより、外側膨出部5aと内側膨出部6aとが合わさって中空部Rが区画形成される。第1板材5の外側板部5cの上に、第2板材6の外側板部6cが重ね合わされ、さらに、第2板材6の外側板部6cの上に、第3板材7が重ね合わされることによって、グラスラン取付板部10が構成されている。
図3に拡大して示すように、第2板材6の内側板部6cの車室外側の端部は、第1板材5の外側板部5cの車室外側の端部よりも車室内側に位置付けられている。さらに、第3板材7の車室外側の端部は、第2板材6の外側板部6cの車室外側の端部よりも車室内側に位置付けられている。従って、グラスラン取付板部10の車室外側の端部は、上に行くほど車室内側に位置するように形成されることになる。尚、図2及び図3では、第1板材5の外側板部5cが他の板材6、7よりも厚く示されているが、これに限らず、第1〜3板材5〜7の厚さは任意の厚さに設定することができる。また、図示は省略するが、第3板材7を省略した構造としても、良い。
(グラスランの構成)
グラスラン20は、ウインドフレーム枠3の少なくとも車室外側を覆い隠す、いわゆるヒドンタイプであり、詳細は後述するが、ウインドフレーム枠3に対して車室外側から組み付けられ、ウインドフレーム枠3とウインドガラス4との間をシールするためのシール材として機能する。グラスラン20は、ウインドフレーム枠3の外面であるグラスラン取付板部10の外面と、内周側フランジ11も覆うように形成されている。
図2に示すように、グラスラン20は、ウインドフレーム枠3のグラスラン取付板部10に組み付けられるグラスラン本体21と、グラスラン本体21に一体成形されたインナー側側壁22と、芯材30と、グラスラン本体21の車室外側に組み付けられるモール40とを備えている。この芯材30と、グラスラン本体21とでは、材質が異なっている。具体的には、芯材30の材料としては、例えば硬質樹脂(例えばタルクやガラス繊維を混合した樹脂)、アルミニウム合金、鋼材、ステンレス鋼等のようにグラスラン本体21よりも硬い材料を使用することができる。グラスラン本体21の材料としては、例えばEPDM(エチレンプロピレンゴム)やTPO(オレフィン系熱可塑性エラストマー)等のように、芯材30よりも軟らかく弾性を有する材料を使用することができる。また、インナー側側壁22は、上記EPDMやTPO等で構成することができる。上記EPDMやTPOは、発泡材であってもよいし、ソリッド材であってもよい。
グラスラン20は、押出成形された押出成形部と、型成形された型成形部とが組み合わされてなるものである。図1に示すように、グラスラン20のグラスラン上辺部20Aと前側グラスラン縦辺部20Bとの境界部分において、境界線L1、L2(一点鎖線で示す)で挟まれた部分は型成形部である。さらに、グラスラン20のグラスラン上辺部20Aと後側グラスラン縦辺部20Cとの境界部分において、境界線L3、L4(一点鎖線で示す)で挟まれた部分は型成形部である。上記以外の部分は押出成形部である。
図2に示すように、グラスラン本体21には、ウインドフレーム枠3のグラスラン取付板部10が挿入される挿入溝21aが車室内側に開口するように形成されており、この挿入溝21aはグラスラン取付板部10の延びる方向に長く延びている。
グラスラン本体21は、ウインドフレーム枠3のグラスラン取付板部10の上面に沿って前後方向に延びる上壁部23と、ウインドフレーム枠3のグラスラン取付板部10の下面に沿って前後方向に延びる下壁部24と、上壁部23の車室外側の端部から下壁部24の車室外側の端部まで上下方向に延びる外壁部25とを有しており、グラスラン本体21の車室外側は、外壁部25によって構成されている。このグラスラン本体21の車室外側が後述するモール40によって覆われる。また、上記挿入溝21aは、上壁部23の車室内側の端部と、下壁部24の車室内側の端部との間に開口している。
グラスラン本体21の上壁部23の上面には、2つの上側シールリップ23a、23aが上方へ延びるように設けられている。上側シールリップ23a、23aは、ドア1が閉状態にあるときに車体パネル(図示せず)に接触するようになっている。上壁部23の上面における上側シールリップ23aよりも車室外側には、車室外側へ突出して前後方向に延びる外側突出部23cが設けられている。この外側突出部23cは、モール40の上側に対して上方から接触するようになっている。
グラスラン本体21の上壁部23の下面は、挿入溝21aの内面(上面)になっており、この上壁部23の下面には、下側シールリップ23b、23b、23bが下方へ突出するように設けられている。この下側シールリップ23b、23b、23bは、本発明のシールリップに相当するものであり、グラスラン取付板部10の上面、即ち第3板部7の上面に接触する。
グラスラン本体21の下壁部24の下面には、下側突出片部24aが設けられている。この下側突出片部24aには、閉状態にあるウインドガラス4の上縁部が接触するようになっている。下壁部24の上面には、凸部24bが設けられている。凸部24bは、下側シールリップ23bよりも小さく形成されており、グラスラン取付板部10の下面、即ち第1板部5の外側板部5cの下面に接触する。凸部24bが下側シールリップ23bよりも小さいので、グラスラン取付板部10は、挿入溝21a内において上下方向中央部よりも下側に偏位することになる。つまり、図3に示すように、グラスラン取付板部10の上面と、グラスラン本体21の上壁部23の下面とは、上下方向に所定寸法B以上離間している。
図2に示すように、下壁部24の車室内側には、インナー側側壁22が連なっている。インナー側側壁22は、下方へ向かってウインドフレーム枠3の内周側フランジ11まで延びた後、車室内側、かつ、上方へ屈曲するようにインナー側装飾リップ26が形成されて、内周側フランジ11に係合している。図2における符号100はトリム部材を示している。
インナー側側壁22には、内側シールリップ22a、22aが設けられている。内側シールリップ22a、22aは、ウインドガラス4の車室内面に接触するようになっている。
グラスラン本体21の外壁部25における上側には、上側弾性突起25aが設けられている。上側弾性突起25aは、車室外側へ突出した後、上方かつ車室内側へ屈曲するフック状をなしている。この上側弾性突起25aの先端部と外側突出部23cの先端部とは互いに接近している。
グラスラン本体21の外壁部25における下側には、下側弾性突起25bが下方へ突出するように設けられている。下側弾性突起25bは、グラスラン本体21の下壁部24及び下側突出片部24aよりも下方まで突出しており、下側弾性突起25bの下端部には、車室内側へ突出する外側シールリップ25cが形成されている。外側シールリップ25cは、ウインドガラス4の車室外面に接触するようになっている。
下側弾性突起25bには、外側シールリップ25cよりも車室外側に、モール40の下側が係合する係合溝25dが形成されている。この係合溝25dは、下方に開口して前後方向に延びている。下側弾性突起25bにおける係合溝25dよりも車室外側は、係合溝25dよりも車室外側に比べて下方へ突出する下側突出部25eとされている。下側突出部25eは、モール40の下側に対して車室内側から接触するようになっている。
また、グラスラン本体21の外壁部25における車室外面には、押圧リップ25fが車室外側かつ上方へ突出するように設けられている。この押圧リップ25fは、モール40の車室内面における上下方向略中間部に接触するようになっている。
図3に示すように、芯材30は、グラスラン取付板部10の上面(第3板材7の上面)に沿って延びる上板部31と、グラスラン取付板部10の下面(第1板材5の外側板部5c)に沿って延びる下板部32と、上板部31の車室外側の端部から下板部32の車室外側の端部まで延びる外板部33とを有している。芯材30の上板部31は、グラスラン本体21の上壁部23に埋め込まれており、また、芯材30の下板部32は、グラスラン本体21の下壁部24に埋め込まれており、また、芯材30の外板部33は、グラスラン本体21の外壁部25に埋め込まれている。従って、グラスラン本体21の車室外側及び内側は、芯材30に沿って形成されることになる。
図3に示すように、芯材30の外板部3における下側部分33aは、下板部32に対して略直交するように形成されている。外板部33における下側部分33aは、少なくとも第1板材5の外側板部5cに対応する部分であり、外板部33における下側部分33aが下板部32に対して略直交していることで、グラスラン取付板部10に挿入溝21aを挿入した状態で、外板部33における下側部分33aによって第1板材5の外側板部5cを所定位置に位置決めすることができる。
芯材30の断面における上板部31と外板部33との境界部分33bは、下板部32と外板部33との境界部分33cよりも大きな曲率を有する湾曲形状とされている。すなわち、下板部32と外板部33との境界部分33cは、半径がr1の円弧を描くように形成される一方、上板部31と外板部33との境界部分33bは、半径がr1よりも大きなr2となる円弧を描くように形成されている。これにより、芯材30の断面における上側の角部が緩やかな湾曲した形状になるので、芯材30に沿っているグラスラン本体21の車室外側の角部も緩やかになり、その結果、上側弾性突起25aを車両下側に配置することができる。
モール40は、たとえば金属や金属メッキを施した硬質樹脂等で構成することができ、ウインドフレーム枠3のフレーム上辺部3cに沿って前後方向に延びている。モール40の上下方向中間部は、車外に露出するように配置される本体部41とされている。モール40の本体部41よりも上側には、グラスラン本体21の上側弾性突起25aに係合する上側係合部42が設けられている。上側係合部42は、本体部41の上端部から車室内側へ向かい、かつ、下側へ向かうように屈曲形成された部分で構成されている。この上側係合部42がグラスラン本体21の上側弾性突起25aに対して上側から引っ掛かるようにして該上側弾性突起25aに係合する。上側係合部42が上側弾性突起25aに係合した状態では、外側突出部23cが上側係合部42の上面に対して接触する。
また、図2に示すように、モール40の本体部41よりも下側には、グラスラン本体21の下側弾性突起25bに係合する下側係合部43が設けられている。下側係合部43は、本体部41の下端部から車室内側へ向かい、かつ、上側へ向かうように屈曲形成された部分で構成されている。下側係合部43がグラスラン本体21の下側弾性突起25bに形成されている係合溝25dに対して下方から挿入された状態で、該下側弾性突起25bに係合する。
上側係合部42が上側弾性突起25aに係合し、下側係合部43が下側弾性突起25bに係合することによってモール40がグラスラン本体21に組み付けられた状態になる。モール40がグラスラン本体21に組み付けられた状態では、図3にも示すように、押圧リップ25fがモール40の本体部41の裏面(車室内面)に接触し、本体部41に対して車室外向きの力を作用させる。これにより、上側係合部42が上側弾性突起25aから離脱し難くなるとともに、下側係合部43が下側弾性突起25bから離脱し難くなる。
図3に示すように、モール40がグラスラン本体21に組み付けられた状態では、モール40の上側係合部42の先端部(モール40の上側に相当)と、グラスラン本体21の車室外側における上側部分21bとの間には、隙間Sが形成されている。この隙間Sは、所定寸法C以上確保されており、モール40をグラスラン本体21に取り付ける際にモール40を車室内側(白抜きの矢印Xで示す方向)へオーバーストロークさせるための隙間である。
詳しく説明すると、モール40の上側係合部42を上側弾性突起25aに係合させる際には、上側弾性突起25aが弾性変形するものなので、上側係合部42を上側弾性突起25aの車室外側に配置した後、矢印Xに移動させて上側係合部42を上側弾性突起25aに押圧して上側弾性突起25aを弾性変形させる。このとき、モール40を組み付け完了位置(図3に実線で示す)よりも車室内側へ向かって一旦オーバーストロークさせる必要がある(図3に仮想線で一部のみ示す)。オーバーストロークさせることによって、上側弾性突起25aを十分に変形させることができ、その結果、モール40の上側係合部42が上側弾性突起25aに引っ掛かり、その後、弾性突起の復元力によってモール40が組み付け完了位置に戻ることになる。上記所定寸法Cは、モール40の上側係合部42を上側弾性突起25aに引っ掛けることができる程度の寸法であればよい。隙間Sは、グラスラン本体21の車室外側の端面21cよりも車室内側に位置付けられている。
また、この実施形態では、グラスラン本体21の上側弾性突起25aの先端部が、グラスラン本体21の車室外側の端面21cよりも車室内側に位置付けられている。そして、モール40の上側係合部42は、グラスラン本体21の車室外側の端面21cよりも車室内側において上側弾性突起25aに係合する。
(グラスランの組み付け作業)
次に、上記のように構成されたグラスラン20を自動車ドア1のウインドフレーム枠3に組み付ける作業について説明する。まず、モール40をグラスラン本体21に組み付ける。モール40を組み付ける際には、はじめに、モール40の下側係合部43をグラスラン本体21の下側弾性突起25bに形成されている係合溝25dに対して下方から挿入する。その後、モール40の上側係合部42を図3の矢印Xに移動させて上側弾性突起25aに押圧し、仮想線で示すように上側係合部42をオーバーストロークさせてから上側弾性突起25aに引っ掛けて係合させる。そして、外力を除くと、図3に実線で示すようにモール40が組み付けられる。
次に、グラスラン20をウインドフレーム枠3の車室外側に配置し、その後、ウインドフレーム枠3のグラスラン取付板部10がグラスラン20の挿入溝21aに挿入されるように、グラスラン20をウインドフレーム枠3に対して相対的に(車室内側に)移動させる。
このとき、ウインドフレーム枠3のフレーム上辺部3cは、上述したように自動車のルーフ形状に沿うように湾曲しているが、このフレーム上辺部3cの湾曲形状に一致するようにグラスラン本体21(芯材30を含む)を成形するのは実際には難しく、グラスラン本体20及び芯材30を直線状に一体成形した後に、組み付け時にフレーム上辺部3cの湾曲形状に沿うように湾曲させながら組み付けることになる。
この実施形態では、芯材30の断面における上板部31と外板部33との境界部分33bが大きな曲率を有する湾曲形状になっているので、従来例のように直角に近い2つの角を有する芯材に比べて湾曲変形させるのに要する力が小さくて済む。よって、グラスラン本体21をウインドフレーム枠3のフレーム上辺部3cへ組み付ける際に当該フレーム上辺部3cに沿うように湾曲させやすくなる。
グラスラン取付板部10がグラスラン20の挿入溝21aに挿入されると、グラスラン取付板部10の上面に下側シールリップ23b、23b、23bが接触してグラスラン取付板部10とグラスラン本体21との間のシール性が確保される。また、グラスラン取付板部10がグラスラン20の挿入溝21aに対して深さ方向いっぱいまで挿入されると、芯材30の外板部33における下側部分33aが芯材30の下板部32に対して略直交しているので、グラスラン取付板部10の第1板材5の外側板部5cが外板部33における下側部分33aによって位置決めされる。このとき、第2板材6の外側板部6c及び第3板材7の車室外側の端部がグラスラン本体21の外壁部25には接触しないので、第1板材5の外側板部5cによって正確に位置決めできる。
ここで、モール40をグラスラン本体21に、あらかじめ、組み付けた状態で、自動車ドア1のウインドフレーム枠3に組み付ける組付手順を、例示したが、グラスラン本体21を自動車ドア1のウインドフレーム枠3に先に組み付けた後に、モール40をグラスラン本体21に組み付ける手順としても、良い。
(実施形態の作用効果)
以上説明したように、この実施形態1に係る自動車ドア用グラスラン20によれば、芯材30の断面における上板部31と外板部33との境界部分33bが大きな曲率を有する湾曲形状になっているので、グラスラン本体21をフレーム上辺部3cに沿うように湾曲させやすくなり、組み付け時の作業性を改善することができる。
そして、モール40をグラスラン本体21に組み付ける際には、モール40を車室内側へオーバーストロークさせて容易に組み付けることができる。この実施形態においては、芯材30の断面における上板部31と外板部33との境界部分33bが大きな曲率を有していて、グラスラン本体21の車室外側が芯材30に沿って形成されているので、モール40の車両上下方向の幅を狭くしても見栄えを悪化させることなく、オーバーストローク分の隙間Sをグラスラン本体21とモール40との間に確保することができる。
(実施形態2)
図4及び図5は、本発明の実施形態2に係るものであり、この実施形態2では、芯材30の断面形状及びグラスラン本体21の断面形状が実施形態1のものとは異なっており、他の部分は実施形態1と同じであるため、以下、実施形態1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略し、異なる部分について詳細に説明する。
すなわち、実施形態2の芯材2の断面における上板部31と外板部33との境界部分は、少なくとも2回屈曲して面取り形状とされている。具体的には、図5に示すように、芯材2の断面における上板部31と外板部33との境界部分には、上板部31側に第1屈曲部33dが形成され、外板部33側に第2屈曲部33eが形成されていて、第1屈曲部33dと第2屈曲部33eとは互いに離れている。また、第1屈曲部33dは、第2屈曲部33eの上に位置することになる。
芯材30における第1屈曲部33dと第2屈曲部33eとの間は、傾斜部33fで構成されている。傾斜部33fは、車室外側へ行くほど下に位置するように傾斜している。これにより、芯材30の断面における上板部31と外板部33との境界部分が面取りをしたような形状になるので、従来例のように直角に近い2つの角を有する芯材に比べて湾曲変形させるのに要する力が小さくて済み、組み付け時の作業性を改善することができる。
そして、モール40をグラスラン本体21に組み付ける際には、図5に仮想線で示すようにモール40を車室内側へオーバーストロークさせて容易に組み付けることができる。この実施形態においては、芯材30の断面における上板部31と外板部33との境界部分が面取り形状を有していて、グラスラン本体21の車室外側が芯材30に沿って形成されているので、モール40の車両上下方向の幅を狭くしても見栄えを悪化させることなく、オーバーストローク分の隙間Sをグラスラン本体21とモール40との間に確保することができる。
上述の実施形態はあらゆる点で単なる例示に過ぎず、限定的に解釈してはならない。さらに、特許請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
以上説明したように、本発明に係る自動車ドア用グラスランは、ウインドフレーム枠に対して車室外側から組み付けて使用することができる。
1 自動車ドア
3 ウインドフレーム枠
3c フレーム上辺部
4 ウインドガラス
8 ウインド開口
10 グラスラン取付板部
20 自動車ドア用グラスラン
21 グラスラン本体
21a 挿入溝
23b 下側シールリップ
25a 上側弾性突起
25b 下側弾性突起
30 芯材
31 上板部
32 下板部
33 外板部
33a 外板部における下側部分
33b 上板部と外板部との境界部分
33c 下板部と外板部との境界部分
33d 第1屈曲部
33e 第2屈曲部
33f 傾斜部
40 モール
42 上側係合部
43 下側係合部
S 隙間

Claims (6)

  1. 自動車ドアのウインド開口を形成するように延びるウインドフレーム枠に車室外側から組み付けられ、該ウインドフレーム枠とウインドガラスとの間をシールする自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記自動車ドア用グラスランは、
    上記ウインドフレーム枠の上辺部に形成された車室外側へ延びるグラスラン取付板部が挿入される挿入溝を有する弾性材からなるグラスラン本体と、
    上記弾性材よりも硬い材料からなり、上記グラスラン本体に埋め込まれた芯材と、
    上記グラスラン本体の車室外側に組み付けられるモールとを備え、
    上記モールの上側及び下側には、それぞれ、上側係合部及び下側係合部が設けられ、
    上記グラスラン本体の上記挿入溝の内面には、上記グラスラン取付板部に接触するシールリップが設けられ、
    上記グラスラン本体の車室外側には、上記モールの上側係合部及び下側係合部にそれぞれ係合する上側弾性突起及び下側弾性突起が設けられ、
    上記グラスラン本体の車室外側における上記上側弾性突起と上記下側弾性突起の間には、車室外側へ突出し、上記モールの上記上側係合部と上記下側係合部の間の部分に接触する押圧リップが設けられ、
    上記グラスラン本体の車室外側の上面には、上記モールに対して上方から接触する外側突出部が形成され、
    上記芯材は、上記グラスラン取付板部の上面に沿って延びる上板部と、上記グラスラン取付板部の下面に沿って延びる下板部と、上記上板部の車室外側の端部から上記下板部の車室外側の端部まで延びる外板部とを有し、上記芯材の断面における上記上板部と上記外板部との境界部分は、上記下板部と上記外板部との境界部分よりも大きな曲率を有する湾曲形状とされ、
    上記グラスラン本体の車室外側は、上記芯材に沿って形成されていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
  2. 自動車ドアのウインド開口を形成するように延びるウインドフレーム枠に車室外側から組み付けられ、該ウインドフレーム枠とウインドガラスとの間をシールする自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記自動車ドア用グラスランは、
    上記ウインドフレーム枠の上辺部に形成された車室外側へ延びるグラスラン取付板部が挿入される挿入溝を有する弾性材からなるグラスラン本体と、
    上記弾性材よりも硬い材料からなり、上記グラスラン本体に埋め込まれた芯材と、
    上記グラスラン本体の車室外側に組み付けられるモールとを備え、
    上記モールの上側及び下側には、それぞれ、上側係合部及び下側係合部が設けられ、
    上記グラスラン本体の上記挿入溝の内面には、上記グラスラン取付板部に接触するシールリップが設けられ、
    上記グラスラン本体の車室外側には、上記モールの上側係合部及び下側係合部にそれぞれ係合する上側弾性突起及び下側弾性突起が設けられ、
    上記グラスラン本体の車室外側における上記上側弾性突起と上記下側弾性突起の間には、車室外側へ突出し、上記モールの上記上側係合部と上記下側係合部の間の部分に接触する押圧リップが設けられ、
    上記グラスラン本体の車室外側の上面には、上記モールに対して上方から接触する外側突出部が形成され、
    上記芯材は、上記グラスラン取付板部の上面に沿って延びる上板部と、上記グラスラン取付板部の下面に沿って延びる下板部と、上記上板部の車室外側の端部から上記下板部の車室外側の端部まで延びる外板部とを有し、上記芯材の断面における上記上板部と上記外板部との境界部分は、少なくとも2回屈曲して面取り形状とされ、
    上記グラスラン本体の車室外側は、上記芯材に沿って形成されていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
  3. 請求項1または2に記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記芯材の上記外板部における下側は、上記下板部に対して略直交するように形成され、
    上記シールリップは、上記挿入溝の上面から下方へ突出するように設けられていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記グラスラン本体の車室外側における上側と、上記モールの上側係合部との間には、上記モールを上記グラスラン本体に取り付ける際に上記モールを車室内側へオーバーストロークさせるための隙間が設けられており、
    上記隙間は、上記グラスラン本体の車室外側の端面よりも車室内側に位置付けられていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
    第1板材の上に第2板材が重ね合わされることによって上記グラスラン取付板部が構成され、
    上記第2板材の車室外側の端部は、上記第1板材の車室外側の端部よりも車室内側に位置付けられていることを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の自動車ドア用グラスランにおいて、
    上記グラスラン本体の上記上側弾性突起の先端部は、該グラスラン本体の車室外側の端面よりも車室内側に位置付けられ、
    上記モールの上記上側係合部は、上記グラスラン本体の車室外側の端面よりも車室内側において上記上側弾性突起に係合することを特徴とする自動車ドア用グラスラン。
JP2017078259A 2017-04-11 2017-04-11 自動車ドア用グラスラン Active JP6910182B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017078259A JP6910182B2 (ja) 2017-04-11 2017-04-11 自動車ドア用グラスラン
US15/925,571 US10583726B2 (en) 2017-04-11 2018-03-19 Glass run for automobile door
CN201820466677.8U CN208134051U (zh) 2017-04-11 2018-04-03 汽车车门玻璃导槽
DE102018205340.5A DE102018205340A1 (de) 2017-04-11 2018-04-10 Scheibenführung für kraftfahrzeugtür

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017078259A JP6910182B2 (ja) 2017-04-11 2017-04-11 自動車ドア用グラスラン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018176951A JP2018176951A (ja) 2018-11-15
JP6910182B2 true JP6910182B2 (ja) 2021-07-28

Family

ID=63588210

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017078259A Active JP6910182B2 (ja) 2017-04-11 2017-04-11 自動車ドア用グラスラン

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10583726B2 (ja)
JP (1) JP6910182B2 (ja)
CN (1) CN208134051U (ja)
DE (1) DE102018205340A1 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7018758B2 (ja) * 2017-12-13 2022-02-14 西川ゴム工業株式会社 自動車ドア用シール構造
US10710439B1 (en) * 2019-02-11 2020-07-14 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Glass run channel with integral leap seal portion for engaging window molding
DE102019204886B3 (de) * 2019-04-05 2020-06-25 Audi Ag Dichtungselement mit Abdeckabschnitt, Fahrzeugtüre und Fahrzeug mit Dichtungselement, Herstellungsverfahren für Dichtungselement
US11130394B2 (en) * 2019-05-23 2021-09-28 Jvis-Usa, Llc Vehicular window trim assembly and decorative molding assembly for vehicle door frame
JP7188314B2 (ja) * 2019-08-02 2022-12-13 豊田合成株式会社 ガラスラン
JP7441111B2 (ja) * 2020-05-14 2024-02-29 西川ゴム工業株式会社 自動車ドア用シール材
JP7403399B2 (ja) * 2020-07-02 2023-12-22 西川ゴム工業株式会社 自動車ドア用グラスラン
CN113978211B (zh) * 2021-10-29 2022-07-12 福耀玻璃工业集团股份有限公司 车窗组件及其装配方法、车辆

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04163229A (ja) * 1990-10-27 1992-06-08 Toyoda Gosei Co Ltd ウエザストリッブ
JP3752626B2 (ja) * 2002-09-03 2006-03-08 西川ゴム工業株式会社 自動車用ウエザーストリップおよびその製造方法
WO2009006425A1 (en) * 2007-06-29 2009-01-08 Cooper-Standard Automotive Inc. Inner garnish assembly module system
KR101833202B1 (ko) * 2010-03-03 2018-03-02 쿠퍼-스탠다드 오토모티브 인코포레이티드 통합형 단부 형태를 구비한 공압출된 롤 성형된 광휘 압출
KR101163472B1 (ko) * 2010-06-08 2012-07-18 기아자동차주식회사 자동차의 오프닝 웨더스트립 고정구조
DE102011014540A1 (de) * 2011-03-19 2012-09-20 Audi Ag Profildichtung mit Zierleiste für ein Fahrzeug
US9027284B2 (en) * 2012-05-15 2015-05-12 Henniges Automotive Sealing Systems North America, Inc. Sealing member
US9073422B2 (en) * 2012-08-02 2015-07-07 Fca Us Llc Weatherstrip assembly and method of manufacturing the same
JP5768284B2 (ja) * 2012-11-06 2015-08-26 西川ゴム工業株式会社 ウェザーストリップ用発泡体ゴム材料
KR101550617B1 (ko) * 2014-03-20 2015-09-18 현대자동차 주식회사 차량에 구비되는 도어의 결합구조
DE102014105518A1 (de) * 2014-04-17 2015-10-22 Cqlt Saargummi Technologies S.À.R.L. Fahrzeugkarosseriedichtung mit Zierleiste
KR101583972B1 (ko) * 2014-08-28 2016-01-08 현대자동차주식회사 자동차용 도어프레임 몰딩 장치
JP5932071B1 (ja) * 2015-01-27 2016-06-08 東海興業株式会社 長尺部材の製造方法
JP6566745B2 (ja) * 2015-06-30 2019-08-28 西川ゴム工業株式会社 自動車用ドアのシール材
CN104924999A (zh) 2015-06-30 2015-09-23 申雅密封件有限公司 一种硬质骨架导槽顶条
JP6512966B2 (ja) * 2015-07-01 2019-05-15 西川ゴム工業株式会社 モールの取付構造
KR101664083B1 (ko) * 2015-07-14 2016-10-24 현대자동차 주식회사 차량의 도어 몰딩 구조
FR3041905B1 (fr) * 2015-10-02 2018-04-27 Advanced Comfort Systems France Sas - Acs France Dispositif vitre affleurant pour porte de vehicule, porte, vehicule automobile, procede de fabrication et dispositif d'etancheite correspondants.
JP6550646B2 (ja) 2015-10-19 2019-07-31 三井金属アクト株式会社 ドアロック装置
US20170355254A1 (en) * 2016-06-08 2017-12-14 Hyundai Motor Company Sealing structure of a door frame
IT201600089226A1 (it) * 2016-09-02 2018-03-02 Cooper Standard Automotive Italy S P A A Socio Unico Gruppo di finitura e di tenuta per un bordo di una finestra di un autoveicolo.
KR20180067266A (ko) * 2016-12-12 2018-06-20 현대자동차주식회사 차량용 웨더스트립 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
DE102018205340A1 (de) 2018-10-11
CN208134051U (zh) 2018-11-23
US10583726B2 (en) 2020-03-10
JP2018176951A (ja) 2018-11-15
US20180290526A1 (en) 2018-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6910182B2 (ja) 自動車ドア用グラスラン
US9963088B2 (en) Construction for securing trim strip to automotive door
US9623739B2 (en) Construction for securing a trim strip
JP7053251B2 (ja) 自動車ドア用グラスラン
US10988012B2 (en) Automobile door sealing structure
JP6715016B2 (ja) 自動車用ドアのシール構造
CN107433842B (zh) 汽车车门用玻璃导槽
JP6566745B2 (ja) 自動車用ドアのシール材
US10766433B2 (en) Vehicle door glass run and method for assembling the same
JP6898768B2 (ja) 自動車ドア用グラスラン
JP6833480B2 (ja) 自動車ドア用グラスランの取付構造
US9950600B2 (en) Glass run for automotive door
JP5110382B2 (ja) ドアウエザストリップの製造方法
JP2018203058A (ja) 自動車ドア用グラスラン
US11872872B2 (en) Automotive door sealing member
JP7403399B2 (ja) 自動車ドア用グラスラン
CN110406360B (zh) 玻璃滑槽
JP7232601B2 (ja) 自動車用ドアのシール構造
JP6352582B2 (ja) ドアサッシュ
JP7215869B2 (ja) 自動車ドア用グラスラン及びその組立方法
JP5425829B2 (ja) モールディング
JP6032434B2 (ja) ウエザストリップ
JP2016094025A (ja) グラスラン
JP6543521B2 (ja) 自動車用ドアのシール材の取付構造
JP2021094996A (ja) グラスラン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200310

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20201225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210706

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6910182

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150