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JP6907529B2 - 情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理端末 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理端末 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、情報処理システム及び情報処理端末に関する。
近年、生活習慣病を始めとする様々な健康リスクに対応するために、健康増進、生活改善等を目的とする健康活動が奨励されるようになっている。しかし、単調に食生活の管理、日々の運動等を行うだけでは生活者のモチベーションを維持することが困難である。そこで、生活者のモチベーションを維持しつつ健康活動を行うことができるように、種々の健康支援策が提案されている。
例えば特許文献1では、健康増進のインセンティブとしてユーザにポイントを付与すべく、自装置で検出したユーザの運動量をポイント付与サーバに出力する健康器具等が開示されている。特許文献1によれば、ユーザの運動量が規定値に達した場合、健康器具は規定値に達した旨をポイント付与サーバに通知する。当該通知を受信した場合、ポイント付与サーバはユーザに対してマイレージポイント又はクレジットカードポイントを付与する。
特許文献2では、健康サービスの継続的な利用を支援するセンタ装置が開示されている。特許文献2によれば、センタ装置は、ユーザが入力した自らの健康情報を端末装置より受信して管理すると共に、健康情報に応じたアドバイスを端末装置に出力する。そしてセンタ装置は、健康情報の入力頻度に応じてサービス利用料金を引き下げることで、継続的な利用をユーザに促す。
特許文献3では、ユーザの血糖値に応じてインセンティブを与える測定支援システムが開示されている。特許文献3に係る測定支援システムは、ユーザが自ら血糖計により測定した血糖値に基づき、医師が当該血糖値を評価したポイント数、又は予め血糖値に応じてプログラムされたポイント数をユーザに付与する。測定支援システムは、ポイント数に応じたインセンティブとして、ゲームプログラムにおけるゲームの登場人物、アイテム等の電子媒体報奨品をユーザの電子機器に配信する。
特許第3735284号公報 特開2003−162583号公報 特許第5107474号公報
しかしながら、特許文献1〜3に係る発明は、各サービス提供者が提供する健康支援サービスそれぞれについてインセンティブを与えるものであり、複数のサービスを組み合わせて健康の促進を図るものではない。健康促進のためには運動、食事、禁煙などの様々な面からアプローチすることが効果的であり、特許文献1〜3は、当該課題を解決するものとはいえない。
本発明は斯かる事情によりなされたものであって、その目的とするところは、ユーザに複数の健康支援サービスの利用を促すことができる情報処理装置等を提供することにある。
本発明に係る情報処理装置は、ユーザの健康活動を管理するアプリケーションであって、前記ユーザが利用する複数のアプリケーションを登録する登録部と、該登録部に登録され、前記ユーザの端末装置にインストール済みの前記アプリケーション夫々の実行の有無を示す利用状況を取得する取得部と、複数の前記アプリケーションが実行された場合に、前記ユーザに対して特典ポイントを付与する付与部とを備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記付与部は、複数の前記アプリケーションの組み合わせに応じて、前記特典ポイントのポイント数を加減することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記特典ポイントの加減対象である前記アプリケーションの組み合わせに応じて、前記ユーザに対して利用を推奨する前記アプリケーションを通知する通知部を備え、前記登録部は、前記通知部が通知した前記アプリケーションの登録を受け付けることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記取得部はさらに、前記ユーザの健康活動が一定条件を満たす場合に、前記アプリケーション夫々において個別に付与される個別ポイントの付与状況を取得し、前記特典ポイント及び個別ポイントを集計する集計部を備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記集計部が集計した前記特典ポイント及び個別ポイントの集計結果を前記ユーザに対して通知する第2通知部を備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記集計部が集計したポイント数に相当する金額の支払要求を出力する出力部を備えることを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記登録部は、前記ユーザが加入している健康保険組合の情報を登録してあり、前記出力部は、前記健康保険組合に対して支払要求を出力することを特徴とする。
本発明に係る情報処理装置は、前記出力部は、前記アプリケーションを提供する事業者に対して支払要求を出力することを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、ユーザの健康活動を支援するアプリケーションであって、前記ユーザが利用する複数のアプリケーションを登録し、登録され、前記ユーザの端末装置にインストール済みの前記アプリケーション夫々の実行の有無を示す利用状況を取得し、複数の前記アプリケーションが実行された場合に、前記ユーザに対して付与するポイントを集計する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係る情報処理システムは、ユーザの健康活動を管理する複数のアプリケーション夫々を提供する各事業者の事業者装置と、前記アプリケーションを実行する端末装置と、前記ユーザに対して付与するポイントを集計する情報処理装置とを有する情報処理システムであって、前記事業者装置は、前記端末装置から、前記アプリケーションの利用状況と、該アプリケーションにおいて記録される健康活動の活動記録とを取得する取得部と、該取得部が取得した前記活動記録を参照し、前記ユーザの健康活動が一定条件を満たすか否かを判定する判定部と、一定条件を満たすと前記判定部が判定した場合、前記ユーザに対して個別ポイントを付与する付与部と、前記アプリケーションの利用状況、及び前記個別ポイントの付与状況を前記情報処理装置に出力する出力部とを備え、前記情報処理装置は、前記ユーザが利用する複数の前記アプリケーションを登録する登録部と、該登録部に登録され、前記端末装置にインストール済みの複数の前記アプリケーション夫々に係る前記事業者装置から、前記アプリケーション夫々の実行の有無を示す利用状況、及び前記アプリケーション夫々における前記個別ポイントの付与状況を取得する第2取得部と、複数の前記アプリケーションが実行された場合に、前記ユーザに対して特典ポイントを付与する第2付与部と、前記特典ポイント及び個別ポイントを集計する集計部とを備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、ユーザの健康活動を管理する複数のアプリケーションの情報を表示部に表示し、表示された複数の前記アプリケーションから、前記ユーザが利用する前記アプリケーションの選択を受け付け、前記アプリケーションが複数選択された場合、選択された複数の前記アプリケーションが実行された場合に前記ユーザに対して付与される特典ポイントを前記表示部に表示する処理をコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、前記特典ポイントは、複数の前記アプリケーションの組み合わせに応じて加減して付与されるポイントであり、加減対象である前記アプリケーションの組み合わせに応じて、前記ユーザに対して利用を推奨する前記アプリケーションの情報を前記表示部に表示し、利用が推奨される前記アプリケーションが選択された場合、加減後の前記特典ポイントを前記表示部に表示することを特徴とする。
本発明に係る情報処理端末は、ユーザの健康活動を管理する複数のアプリケーションの情報を表示する表示部と、表示された複数の前記アプリケーションから、前記ユーザが利用する前記アプリケーションの選択を受け付ける受付部とを備え、前記アプリケーションが複数選択された場合、前記表示部は、選択された複数の前記アプリケーションが実行された場合に前記ユーザに対して付与される特典ポイントを表示することを特徴とする。
本発明によれば、ユーザに複数の健康支援サービスの利用を促すことができる。
情報処理システムの一例を示す模式図である。 管理サーバの構成例を示すブロック図である。 端末の構成例を示すブロック図である。 事業者サーバの構成例を示すブロック図である。 ポイントDBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 活動DBのレコードレイアウトの一例を示す説明図である。 アプリケーションの登録画面の一例を示す説明図である。 スタート画面の一例を示す説明図である。 アプリケーション画面の一例を示す説明図である。 ポイント付与サービスの概要を説明するための説明図である。 ポイント集計処理を説明するための説明図である。 集計画面の一例を示す説明図である。 アプリケーション登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 ポイント付与処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 集計結果通知処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る登録画面の一例を示す説明図である。 実施の形態2に係る特典ポイントの付与処理を説明するための説明図である。 実施の形態2に係るアプリケーション登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2に係るポイント付与処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態3に係る支払要求処理について説明するための説明図である。 実施の形態3に係るポイント付与処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。 上述した形態の管理サーバの動作を示す機能ブロック図である。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、ユーザの健康活動を支援する情報処理システムを一例として説明を行う。図1は、情報処理システムの一例を示す模式図である。情報処理システムは、情報処理装置1、複数の端末装置2、2、2…、複数の事業者サーバ3、3、3…を含む。情報処理装置1は、ユーザが行う健康活動のインセンティブとして付与されるポイントの集計及び管理を行う管理者の情報処理装置である。端末装置2は、各ユーザが操作する端末装置である。事業者サーバ3は、ユーザに対しアプリケーションプログラムによる健康支援サービスを提供する各事業者のサーバ装置である。なお、以下の説明では簡潔のため、アプリケーションプログラムを単に「アプリ」と呼ぶ。各装置は、インターネット等のネットワークNを介して通信接続されている。
本実施の形態において管理者は、会員であるユーザに対し、健康活動のインセンティブとしてポイントを付与するポイント付与サービスを提供する。管理者がユーザに付与するポイントは、例えば各種ギフトと交換可能なポイントである。なお、ポイントの用途は特に限定されるものではなく、その他の用途で使用可能なものであってもよい。管理者が提供するポイント付与サービスの枠組には、各健康支援サービスを提供する複数の事業者が参加している。管理者は、会員であるユーザに対して各事業者の健康支援サービスを案内し、各事業者は、ユーザに対して健康活動の支援、管理等を行う健康支援サービスを提供する。具体的に各事業者は、端末装置2において健康活動の記録管理を行うことが可能なアプリを提供する。各事業者は、アプリを介してユーザの健康活動を支援すると共に、アプリの利用状況等に係る情報を定期的に管理者に報告する。管理者は、各アプリの利用状況等に応じてユーザにポイントを付与し、付与したポイント数の集計、管理を行う。具体的に管理者は、各事業者が個々のアプリにおいて個別に付与する個別ポイントを集計すると共に、複数のアプリを利用したことによるインセンティブとして、個別ポイントとは異なる特典ポイントを付与して集計を行う。なお、各ポイントの詳細については後述する。
情報処理装置1は、種々の情報処理を行う情報処理装置であり、例えばサーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ等である。本実施の形態において情報処理装置1はサーバコンピュータであるものとし、以下では管理サーバ1と読み替える。管理サーバ1は、上記の各ポイントの集計、管理を行う。また、例えば管理サーバ1は、ユーザがポイントを使用した場合に、使用されたポイント数に相当する代金の支払いを代行する。
端末装置2は、ユーザが使用する情報処理端末であり、例えばスマートフォン、パーソナルコンピュータ、タブレット端末、ウェアラブル端末等である。以下の説明では、端末装置2はスマートフォンであるものとし、簡潔のため端末2と読み替える。端末2は、管理サーバ1又は事業者サーバ3等から配信されたアプリをインストールし、実行する。端末2は、当該アプリによりユーザの健康活動の記録等を行う。端末2は、アプリにおける実行結果、すなわちアプリ上で記録された活動記録等に係る情報を事業者サーバ3に出力する。
なお、端末2はユーザが所有する端末装置に限定されない。例えば各事業者が、所定の健康施設(フィットネスジム等)においてサービスを提供する場合に、当該施設に設置されたパーソナルコンピュータ等の端末装置であってもよい。
事業者サーバ3は、ユーザに対してアプリを提供するサービス事業者のサーバコンピュータである。なお、事業者サーバ3はパーソナルコンピュータ等であってもよいことは勿論である。事業者が提供するアプリは、ユーザの健康活動を支援、管理する目的のアプリケーションプログラムであり、例えば食生活を管理するアプリ、運動量(歩数)を管理するアプリ、体重を管理するアプリ等である。なお、上記のアプリの内容は一例であって、アプリの処理内容は上記に限定されるものではない。事業者サーバ3は、各事業者がそれぞれ提供するアプリの管理を行う。事業者サーバ3は、各端末2からアプリの利用状況、アプリ上で記録された活動記録等に係る情報を取得する。事業者サーバ3は、取得した活動記録からユーザの健康活動の内容を判別し、例えば健康活動に関するアドバイス等を端末2に返信する。さらに事業者サーバ3は、取得した活動記録に係る情報に基づき、ユーザによる健康活動が一定条件を満たすか否かを判定し、ユーザに対して個別ポイントを付与する。事業者サーバ3は、各端末2におけるアプリの利用状況、各ユーザに付与した個別ポイントの付与状況等に係る情報を管理サーバ1に出力する。
図2は、管理サーバ1の構成例を示すブロック図である。管理サーバ1は、制御部11、記憶部12、通信部13、大容量記憶装置14を含む。
制御部11はCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro-Processing Unit)等の演算処理装置を含み、記憶部12に記憶されたプログラムP1を読み出して実行することにより、管理サーバ1に係る種々の情報処理、制御処理等を行う。記憶部12はRAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリ素子を含み、制御部11が処理を実行するために必要なプログラムP1又はデータ等を記憶している。また、記憶部12は、制御部11が演算処理を実行するために必要なデータ等を一時的に記憶する。通信部13は通信に関する処理を行うための処理回路等を含み、ネットワークNを介して端末2、事業者サーバ3等と情報の送受信を行う。
大容量記憶装置14は、例えばハードディスク等を含む大容量の記憶装置である。大容量記憶装置14は、ポイントDB141等を記憶している。ポイントDB141は、各ユーザに付与したポイントの集計結果を記憶している。なお、本実施の形態において記憶部12及び大容量記憶装置14は一体の記憶装置として構成されていてもよい。また、大容量記憶装置14は複数の記憶装置により構成されていてもよい。また、大容量記憶装置14は管理サーバ1に接続された外部記憶装置であってもよい。
また、本実施の形態において管理サーバ1は上記の構成に限られず、例えば操作入力を受け付ける入力部、管理サーバ1に係る情報を表示する表示部、可搬型記憶媒体に記憶された情報を読み取る読取部等を含んでもよい。
図3は、端末2の構成例を示すブロック図である。端末2は、制御部21、記憶部22、通信部23、表示部24、入力部25を含む。
制御部21はCPU、MPU等の演算処理装置を含み、記憶部22に記憶されたプログラムP2を読み出して実行することにより、端末2に係る種々の情報処理、制御処理等を行う。通信部23はアンテナ及び通信処理回路等を含み、ネットワークを介して事業者サーバ3等と情報の送受信を行う。表示部24は液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画面を有し、制御部21から与えられた画像を表示する。入力部25は表示部24に設けられたタッチパネル又は押下式のボタン等であり、ユーザによる操作入力を受け付け、操作内容を制御部21に通知する。
記憶部22はRAM、ROM等のメモリ素子を含み、制御部21が処理を実行するために必要なプログラムP2又はデータ等を記憶していると共に、制御部21が演算処理を実行するために必要なデータ等を一時的に記憶する。プログラムP2は、例えば管理サーバ1が提供するアプリケーションプログラムであり、端末2においてポイントの確認、利用等を行うためのアプリケーションである。なお、以下の説明では便宜上、各事業者が提供するアプリケーションと区別するため、プログラムP2に係るアプリケーションを「メインアプリ」と呼ぶ。また、記憶部22は、各事業者が提供する複数のアプリA、A、A…を記憶している。
なお、本実施の形態において端末2は上記の構成に限られず、例えば音声の入出力を行うマイク及びスピーカ等の音声入出力部、可搬型記憶媒体に記憶された情報を読み取る読取部等を含んでもよい。
図4は、事業者サーバ3の構成例を示すブロック図である。事業者サーバ3は、制御部31、記憶部32、通信部33、大容量記憶装置34を含む。なお、各要素のハードウェア構成は管理サーバ1の制御部11、記憶部12、通信部13、大容量記憶装置14と同様なので、詳細な説明は省略する。
事業者サーバ3の大容量記憶装置34は、活動DB341を記憶している。活動DB341は、各端末2におけるアプリAの実行結果、すなわち各ユーザの健康活動の活動記録を記憶している。
図5は、ポイントDB141のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。ポイントDB141は、ユーザID列、利用アプリ列、要求先列、期間列、ポイント列を含む。ユーザID列は、各ユーザを識別するための識別情報を記憶している。利用アプリ列は、ユーザIDと対応付けて、ユーザが利用するアプリAの情報を記憶している。すなわち利用アプリ列には、端末2にインストールされている各アプリAの情報が記憶されている。要求先列は、ユーザに付与したポイント数に相当する金額の支払要求先、すなわちポイントの原資の要求先に関する情報を記憶している。本実施の形態において、要求先にはユーザが加入している健康保険組合が規定される。例えばユーザは、ポイント付与サービスの会員登録時に自らが加入している健康保険組合に関する情報を登録しておく。管理サーバ1は、登録された健康保険組合に対してポイントの原資の支払いを要求する。
期間列は、ユーザIDと対応付けて、所定の期間を記憶している。当該期間は、例えば1週間毎の期間である。ポイント列は、ユーザID及び期間と対応付けて、当該期間におけるユーザの健康活動に応じて付与されたポイントの集計結果が記憶している。具体的にポイント列は、当該期間に行われた健康活動の内容に応じて個々のアプリAにより付与される個別ポイントと、当該期間において複数のアプリA、A、A…を利用したことにより付与される特典ポイントと、個別ポイント及び特典ポイントの残高(累積値)を記憶している。
図6は、活動DB341のレコードレイアウトの一例を示す説明図である。活動DB341は、ユーザID列、日付列、活動記録列、個別ポイント列を記憶している。ユーザID列は、各ユーザのユーザIDを記憶している。日付列は、ユーザIDと対応付けて、端末2においてアプリAが利用(実行)された日付を記憶している。活動記録列は、ユーザID及び日付と対応付けて、当該日付におけるユーザの活動記録を記憶している。具体的には、活動記録列には、例えばユーザが摂った食事内容、ユーザが行った運動内容、ユーザの体重の計測値などが記憶される。なお、活動記録に係るデータはユーザの健康活動を適切に計ることが可能なデータであればよく、上記に限定されない。個別ポイント列は、ユーザID及び日付と対応付けて、当該日付におけるユーザの健康活動に応じて付与された個別ポイントを記憶している。
図7は、アプリケーションの登録画面の一例を示す説明図である。以下では、情報処理システムが実行する処理の概要について説明する。なお、以下の説明では便宜上、管理サーバ1の処理主体は制御部11とし、端末2の処理主体は制御部21とし、事業者サーバ3の処理主体は制御部31であるものとして説明する。
メインアプリを起動し、所定の操作入力を受け付けた場合、端末2の制御部21は管理サーバ1と通信を行い、図7に示す登録画面を表示する。登録画面は、ポイント付与の対象である各アプリAを一覧で示し、ユーザが利用を希望するアプリAを選択するための画面である。例えば図7に示すように、各アプリAを示すアイコン、各アプリAの概要等の情報が登録画面に一覧で表示される。また、制御部21は登録画面において、アプリAの選択入力を受け付けるためのチェックボックス71を表示する。
制御部21は、各チェックボックス71への選択入力を受け付けることで、管理サーバ1に登録する一又は複数のアプリAの選択を受け付ける。この場合に制御部21は、各アプリAの利用により付与される特典ポイントを特典欄72において表示する。例えば制御部21は、複数のチェックボックス71への選択入力を受け付けた場合、チェックボックス71への選択数に応じて特典ポイントを計算し、計算結果を特典欄72に表示する。なお、特典ポイントの計算方法については後述する。特典欄72において特典ポイントが事前に通告されることで、ユーザは複数のアプリA、A、A…を利用する場合にどの程度のポイントを取得することができるかを把握することができ、利便性が向上する。
なお、上記では端末2が主体となって特典ポイントを自動計算することとしたが、例えば端末2は管理サーバ1に特典ポイントの計算処理を依頼し、依頼結果を特典欄72に表示することとしてもよい。
登録ボタン73への操作入力を受け付けた場合、制御部21は、選択されたアプリAの登録を管理サーバ1に要求する。例えば制御部21は、選択されたアプリAの配信を管理サーバ1に要求する。
登録要求を取得した場合、管理サーバ1の制御部11は、要求されたアプリAを端末2に配信する。これにより、端末2にはアプリAがインストールされる。また、制御部11は、配信したアプリAに関する情報をユーザIDと対応付けてポイントDB141に記憶しておく。以上より、アプリAの登録処理が完了する。
なお、上記ではポイントの管理を行う管理サーバ1が各アプリAの配信を行うものとしたが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えば管理サーバ1は、ポイント付与の対象である各アプリAを案内するに留め、各事業者の事業者サーバ3等がアプリAの配信を行うようにしてもよい。すなわち、管理サーバ1は、ユーザが利用するアプリAを登録することができればよい。
また、管理サーバ1は、端末2においてすでにインストール済みのアプリAに関して、ユーザによる登録を受け付けてもよい。
図8は、スタート画面の一例を示す説明図である。例えば端末2の制御部21は、メインアプリを実行し、インストール済みの複数のアプリA、A、A…を示すスタート画面を表示する。例えば図8に示すように、スタート画面には、各アプリAを示すアイコン81が表示される。アイコン81への操作入力を受け付けた場合、制御部21は当該アイコン81が示すアプリAを起動する。
例えば図8に示すように、制御部21は、アプリ起動により特典ポイントが付与されるアプリAを、特典ポイントが付与されないアプリAと区別して表示する。具体的に制御部21は、特典ポイントが付与されるアプリAのアイコンの下に所定のテキストを表示する。詳しくは後述するように、特典ポイントは、所定期間中に利用されたアプリAの利用数により定まる。そこで制御部21は、当該期間中に未だ利用されていないアプリAについてテキスト表示を行う。これにより、ユーザに対して複数のアプリA、A、A…の利用を促すことができ、ユーザはアプリA、A、A…のいずれを利用すればポイントを得ることができるかを簡単に把握することができる。
なお、上記で端末2は、メインアプリ上で各アプリAの起動を行うこととしたが、本実施の形態はこれに限定されるものではなく、一般的に行われているように、いわゆるホーム画面から各アプリAを起動可能としてもよい。この場合に端末2は、ポイント付与の対象であるアプリAをその他のアプリとは区別可能なように、例えばアプリAを示すアイコンを、その他のアプリのアイコンとは表示態様を変更するとよい。
図9は、アプリケーション画面の一例を示す説明図である。健康支援サービスに係るアプリAを実行した場合、例えば制御部21は、所定のアプリケーション画面(以下、アプリ画面という)を表示する。当然のことながら、アプリ画面の内容は、アプリAに応じて異なる。例えばアプリAが食生活の管理を行うアプリA1である場合、制御部21は、食生活に関する情報を示すアプリ画面を表示する。また、例えばアプリAが運動の管理を行うアプリA2である場合、制御部21は、運動に関する情報を示すアプリ画面を表示する。また、例えばアプリAが体重の管理を行うアプリA3である場合、制御部21は、体重に関する情報を示すアプリ画面を表示する。
ここで、アプリAが食生活の管理を行うアプリA1である場合を一例として説明を行う。アプリA1を実行した場合、制御部21は、図9に示すアプリ画面を表示する。当該アプリ画面では、例えばユーザが摂った食事メニューの入力が可能となっている。制御部21は、アプリ画面において食事メニューの入力を受け付ける。食事メニューの入力を受け付けた場合、例えば制御部21は事業者サーバ3と通信を行い、食生活の指導等に関するアドバイスを表示する。これにより、ユーザは健康活動の支援を受けることができる。
上記では食生活の管理を行うアプリA1を一例として説明したが、端末2が記録する健康活動の活動内容はアプリAに応じて異なる。例えば運動の管理を行うアプリA2を実行する場合、端末2は、自装置に備えられた加速度センサ、ジャイロセンサ(いずれも不図示)等により計測されるユーザの歩数を活動内容として記録する。また、例えば体重の管理を行うアプリA3を実行した場合、端末2は、アプリ画面においてユーザの体重の数値入力を受け付け、記録する。このように、端末2の制御部21は、アプリA1、A2、A3…を実行し、ユーザの健康活動に係る活動内容を記録する。
図10は、ポイント付与サービスの概要を説明するための説明図である。本実施の形態に係る情報処理システムは、アプリAを利用して健康活動を行うユーザに対し、インセンティブとしてポイントを付与する。具体的には、個々のアプリAを利用することによるインセンティブとして個別ポイントを付与するだけでなく、複数のアプリA、A、A…を利用することによるインセンティブとして、特別に特典ポイントを付与する。
例えば事業者サーバ3の制御部31は、各端末2から、アプリAの利用状況等に係るデータを収集する。具体的には、例えば端末2の制御部21は、アプリAの利用有無(実行有無)と、アプリAが利用された場合に記録される健康活動の活動記録とを、1日毎に事業者サーバ3に出力する。つまり端末2は、健康活動に関する報告を事業者に対して1日置きに行う。事業者サーバ3の制御部31は、出力された各データを端末2から取得する。
制御部31は、取得した各ユーザの活動記録が一定条件を満たすか否かに応じて、各ユーザに対して個別ポイントを付与する。例えばアプリA1について説明すると、制御部31は、入力された食事メニューに所定の食品(例えば青魚、野菜など)が含まれているか否かを判定する。所定の食品が含まれている場合、制御部31は、個別ポイントとして1ポイント付与する。このように、制御部31はユーザの健康活動を評価して個別にポイントを与える。
制御部31は、個別に付与した個別ポイントの付与状況、及びアプリAの利用有無等に係る利用状況を、ポイントの集計、管理を行う管理サーバ1に出力する。例えば制御部31は、1週間毎に上記の各データを出力する。すなわち、各事業者サーバ3は、各ユーザの健康活動に関する報告を管理者に対して1週間置きに行う。
図11は、ポイント集計処理を説明するための説明図である。管理サーバ1の制御部11は、事業者サーバ3から出力された各データに基づき、ユーザに対して付与するポイントの集計処理を行う。具体的には、制御部11は各アプリAにおいて個別に付与された個別ポイントを集計するだけでなく、ユーザが複数のアプリA、A、A…を利用したことによるインセンティブとして特典ポイントを付与し、当該特典ポイントを併せて集計する。
具体的に制御部11は、各事業者サーバ3から出力された各アプリAの利用状況を参照し、一のユーザが1週間の間に利用したアプリA、A、A…の利用数を判別する。制御部11は、判別した利用数に応じて特典ポイントを付与する。例えば制御部11は、利用数に所定の係数を乗算して特典ポイントを算出する。
制御部11は、各アプリAの利用により付与された個別ポイント、及び複数のアプリA、A、A…の利用により付与された特典ポイントを集計し、ポイントDB141に記憶する。具体的に制御部11は、当該ユーザのユーザID、及び各ポイントが付与された期間と対応付けて、各ポイント数を記憶する。例えばユーザは、当該ポイントを各種ギフトと交換することができる。ポイントが使用された場合、管理サーバ1は使用されたポイント数に相当する代金の決算を代行する。
管理サーバ1の制御部11は、各ユーザに付与したポイント数に相当する金額、すなわちポイントの原資の支払いを、ユーザが加入している健康保険組合(不図示)に要求する。具体的に制御部11は、ポイント数に相当する金額を計算し、計算された金額の支払いを求める所定の通知を健康保険組合宛に送信する。これにより、管理者は一連のポイント付与サービスに係る費用を補填することができる。また、健康保険組合は、ポイントの原資を負担する代わりに、組合員であるユーザが健康活動に取り組むことにより、ユーザの健康増進、生活改善が図られ、医療費の抑制に繋げることができる。
図12は、集計画面の一例を示す説明図である。端末2の制御部21は、メインアプリを実行し、所定の操作入力を受け付けた場合、管理サーバ1と通信を行い、各ポイントの集計結果の通知を受ける。そして制御部21は、通知された集計結果を、図12に示す集計画面に表示する。集計画面は、ユーザに付与された各ポイントの集計結果をポイント別に示す画面である。例えば制御部21は、ユーザに対して付与されたポイントの残高と、1ヶ月間以内に付与されたポイントの合計値と、1ヶ月間以内に付与されたポイントの内訳とを集計画面に表示する。より詳しくは、制御部21は、アプリA別の個別ポイントのポイント数、及び複数のアプリA、A、A…の利用による特典ポイントのポイント数を内訳として表示する。ユーザは集計画面を参考に、各アプリAを利用することによりどの程度のポイントを得ているかを簡単に把握することができる。特にユーザは、内訳に示される特典ポイントのポイント数によって、複数のアプリA、A、A…を利用するメリット、すなわち複数の健康支援サービスに取り組む動機を得ることができる。
図13は、アプリケーション登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図13に基づいて、アプリケーション登録処理の処理内容について説明する。なお、ユーザの会員登録はすでに行われ、ユーザに対してユーザIDが付与されているものとして説明する。
端末2の制御部21は、ユーザによる所定の操作入力を受け付けた場合、ポイント付与の対象である各アプリA、A、A…に関する情報の出力を管理サーバ1に出力する(ステップS11)。管理サーバ1の制御部11は、端末2から出力要求を取得する(ステップS12)。制御部11は、複数のアプリA、A、A…の情報を読み出す(ステップS13)。制御部11は、読み出した複数のアプリA、A、A…の情報を端末2に出力する(ステップS14)。例えば制御部11は、複数のアプリA、A、A…を一覧で示す登録画面を生成し、端末2に出力する。
端末2の制御部21は、管理サーバ1から出力されたデータを取得する(ステップS15)。制御部21は、ポイント付与の対象である複数のアプリA、A、A…の情報を一覧で表示部14に表示する(ステップS16)。例えば制御部21は、図7に示したように、各アプリAのアイコン、概要等を一覧で示す登録画面を表示する。制御部21は、複数のアプリA、A、A…から、ユーザが利用するアプリAの選択入力を受け付ける(ステップS17)。例えば制御部21は、登録画面において各アプリAに対応して表示されるチェックボックス71への操作入力を受け付けることで、選択入力を受け付ける。制御部21は、複数のアプリA、A、A…について選択入力を受け付けた場合、複数のアプリA、A、A…の利用により付与される特典ポイントを表示する(ステップS18)。具体的には、制御部21は複数のチェックボックス71への操作入力を受け付けた場合、チェックボックス71の選択数に応じて特典ポイントを計算し、特典欄72に表示する。制御部21は、選択されたアプリAの内容を管理サーバ1に出力する(ステップS19)。
管理サーバ1の制御部11は、選択内容を取得する(ステップS20)。制御部11は選択内容に従い、ユーザが利用するアプリAをポイントDB141に登録する(ステップS21)。具体的に制御部11は、端末2に係るユーザのユーザIDと対応付けて、選択されたアプリAの情報をポイントDB141に追加して記憶する。制御部11は、選択されたアプリAを端末2に配信する(ステップS22)。なお、管理サーバ1はアプリAの配信を行わず、事業者サーバ3等が主体となって端末2に対するアプリAの配信を行ってもよい。
端末2の制御部21は、管理サーバ1からアプリAを取得する(ステップS23)。制御部21は、アプリAを記憶部22に記憶し(ステップS24)、一連の処理を終了する。
図14は、ポイント付与処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図14に基づいて、ポイント付与処理の処理内容について説明する。
端末2の制御部21は、ユーザによる操作入力に従ってアプリAを起動する(ステップS41)。例えば制御部21は、メインアプリを実行し、インストール済みの複数のアプリA、A、A…を、各アプリAを示すアイコン等により示すスタート画面を表示する(図8参照)。制御部21は、当該スタート画面において、実行するアプリAの選択入力を受け付ける。制御部21は、選択されたアプリAを起動する。
制御部21は、選択されたアプリAを実行し、ユーザの健康活動に係る活動内容を記録する(ステップS42)。例えば制御部21は、食生活を管理するアプリA1を実行し、ユーザが摂った食事メニューの入力を受け付ける。また、例えば制御部21は、運動を管理するアプリA2により、ユーザの歩数を計測する。なお、上記のアプリAの処理内容は一例であって、記録内容及び記録方法は上記に限定されるものではない。制御部21は、活動記録を記憶部12に記憶しておく。
制御部21は、所定時刻になったか否かを判定する(ステップS43)。例えば制御部21は、午前0時になったか否か、すなわち処理を開始してから1日が経過したか否かを判定する。所定時刻になっていないと判定した場合(S43:NO)、制御部21は、処理をステップS41に戻す。所定時刻になったと判定した場合(S43:YES)、制御部21は、各アプリAにより管理される健康活動の活動記録、及び各アプリAの利用状況を事業者サーバ3に出力する(ステップS44)。例えば制御部21は、1日におけるアプリAの利用有無と、アプリAが利用された場合に記録された健康活動の活動記録とを出力する。
事業者サーバ3の制御部31は、アプリAの利用状況、健康活動の活動記録等に係るデータを端末2から取得する(ステップS45)。制御部31は、ステップS45で取得した活動記録を参照し、ユーザの健康活動が一定条件を満たすか否かを判定する(ステップS46)。例えば制御部31は、アプリA1において入力された食事メニューに、予め定められた食品が含まれるか否かを判定する。また、例えば制御部31は、アプリA2において計測された歩数が、所定の基準値以上であるか否かを判定する。なお、ステップS46における判定条件は上記に限定されず、ユーザの健康活動を適切に評価可能な基準であればよい。一定条件を満たさないと判定した場合(S46:NO)、制御部31は処理をステップS49に移行する。
一定条件を満たすと判定した場合(S46:YES)、制御部31は、端末2のユーザに対して個別ポイントを付与する(ステップS47)。個別ポイントは、各事業者がアプリAにより提供する個々の健康支援サービスにおいて、ユーザが一定の活動基準を達成した場合にインセンティブとして付与されるポイントである。例えば制御部31は、ユーザの健康活動が一定条件を満たす場合、個別ポイントを1ポイント付与する。制御部31は、ステップS45で取得した利用状況に係るデータと、ステップS47で付与した個別ポイントに係るデータとを、端末2に係るユーザのユーザIDと対応付けて活動DB341に記憶する(ステップS48)。
制御部31は、所定時刻になったか否かを判定する(ステップS49)。例えば制御部31は、月曜日の午前0時となったか否か、すなわち処理を開始してから1週間が経過したか否かを判定する。所定時刻になっていないと判定した場合(S49:NO)、制御部31は処理をステップS41に戻す。所定時刻になったと判定した場合(S49:YES)、制御部31は活動DB341を参照し、アプリAの利用状況、及び個別ポイントの付与状況を含むデータを管理サーバ1に出力する(ステップS50)。
管理サーバ1の制御部11は、アプリAの利用状況、及び個別ポイントの付与状況を含むデータを事業者サーバ3から取得する(ステップS51)。制御部11は、複数のアプリA、A、A…の利用状況に基づき、ユーザに対して特典ポイントを付与する(ステップS52)。特典ポイントは、ユーザが複数のアプリA、A、A…を利用した場合に付与されるポイントであり、複数の健康支援サービスに取り組むインセンティブとして与えられるポイントである。例えば制御部11は、各事業者サーバ3から取得した各アプリAの利用状況を参照し、ユーザが1週間の間に利用したアプリA、A、A…の利用数を判別する。制御部11は、当該利用数に応じて特典ポイントを算出し、ユーザに付与する。制御部11は、特典ポイント及び個別ポイントの集計をユーザ別に行う(ステップS53)。制御部11は、集計したポイントをポイントDB141に記憶する(ステップS54)。
制御部11はポイントDB141を参照し、集計したポイント数に相当する金額の支払要求を、ユーザが加入している健康保険組合に対して出力する(ステップS55)。具体的に制御部11は、集計した特典ポイント及び個別ポイントの合計値にポイント単位の単価を乗算して、ユーザに付与されているポイント数に相当する金額を計算する。制御部11は、ユーザIDと対応付けてポイントDB141に登録されている健康保険組合に対し、当該ポイント数に相当する金額の支払いを要求する所定の通知を行う。制御部11は、一連の処理を終了する。
図15は、集計結果通知処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。図15に基づき、管理サーバ1が集計した各ポイントの集計結果を端末2に通知する処理について説明する。
端末2の制御部21は、各ポイントの集計結果の通知を管理サーバ1に要求する(ステップ71)。例えば制御部21は、ユーザIDを含む要求信号を生成し、管理サーバ1に出力する。
管理サーバ1の制御部11は、通知要求を取得する(ステップS72)。制御部11は、要求信号に含まれるユーザIDに基づき、ユーザに対して付与されたポイントの集計結果をポイントDB141から読み出す(ステップS73)。制御部11は、集計結果を端末2に通知する(ステップS74)。例えば制御部11は、各アプリAの利用により付与された個別ポイントと、複数のアプリA、A、A…の利用により付与された特典ポイントとをポイント別に示す集計画面を生成し、端末2に出力する。
端末2に制御部21は、集計結果に係る通知を取得する(ステップS75)。すなわち制御部21は、管理サーバ1が生成した集計画面に係る画像データを取得する。制御部21は、特典ポイント及び個別ポイントの集計結果をポイント別に表示部24に表示する(ステップS76)。例えば制御部21は、取得済みのポイントの残高と、1ヶ月以内に取得したポイントの合計値と、取得したポイントの詳細な取得内訳とを表示する。そして制御部21は、取得内訳において、各アプリA、A、A…の利用により取得した個別ポイントと、複数のアプリA、A、A…の利用により取得した特典ポイントとをポイント別に表示する。制御部11は、一連の処理を終了する。
以上より、本実施の形態1によれば、複数のアプリA、A、A…を利用することによるインセンティブとして特典ポイントを付与することで、ユーザに複数の健康支援サービスの利用を促すことができる。
また、本実施の形態1によれば、特典ポイントを付与するだけでなく、各アプリAの利用に応じて個別ポイントを付与することで、さらなるモチベーションの維持を図ることができる。
また、本実施の形態1によれば、ポイントの集計結果をユーザに通知することで、ユーザに対して健康活動に取り組む動機付けを視覚的に行うことができる。この場合、特に管理サーバ1は、特典ポイントと個別ポイントとを区別して通知するとよい。これにより、ユーザは特典ポイントの集計結果を参考にして、複数の健康支援サービスに取り組む動機を得ることができる。
また、本実施の形態1によれば、ユーザに付与したポイント数に相当する金額の支払いを所定の第三者に要求することで、ポイント付与サービスに係る費用の補填を行うことができる。
また、本実施の形態1によれば、原資の支払いを健康保険組合に要求する。健康保険組合は、ポイントの原資を負担する代わりに組合員の健康活動を奨励することができ、医療費の削減を図ることができる。
また、本実施の形態1によれば、集計画面において各ポイントの集計結果が、特典ポイント及び個別ポイントのポイント別に表示される。これにより、ユーザはアプリAの利用により取得したポイントの内訳を簡単に把握することができる。
また、本実施の形態1によれば、アプリAの登録時において、複数のアプリA、A、A…の利用により付与される特典ポイントが特典欄72において事前に通告される。これにより、ユーザは複数の健康支援サービスに取り組むメリットを認識することができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、ユーザが利用するアプリA、A、A…の組み合わせに応じて特典ポインを加減する形態について述べる。なお、実施の形態1と重複する内容については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施の形態に係る管理サーバ1は、ユーザが利用する複数のアプリA、A、A…の組み合わせに応じて、ユーザに付与する特典ポイントを変更する。具体的に管理サーバ1は、ユーザが利用したアプリA、A、A…が、予め規定されているアプリA、A、A…の組み合わせに該当する場合、特典ポイントを多く付与する。
図16は、実施の形態2に係る登録画面の一例を示す説明図である。端末2の制御部21は、実施の形態1と同様に、ポイント付与の対象である各アプリAの情報を一覧で登録画面に表示する。さらに本実施の形態において、制御部21は、各アプリAと組み合わせての利用を推奨するアプリAをユーザに対して通知(表示)する。なお、以下では説明の便宜上、一のアプリAと組み合わせての利用を推奨する他のアプリAを推奨アプリA’と呼ぶ。推奨アプリA’は、対応するアプリAと組み合わせて利用した場合に特典ポイントの加算対象となるアプリケーションプログラムであり、上述の如く、管理サーバ1において予め規定されている。例えば制御部21は、各アプリAの情報の下に、推奨アプリA’のアイコン、概要等の情報を表示する(図16中央参照)。ユーザはアプリA及び推奨アプリA’を利用することにより、その他のアプリAを組み合わせて利用した場合よりも特典ポイントが多く付与される。
例えば図16に示すように、アプリA及び推奨アプリA’が併せて選択された場合を考える。この場合、制御部21は、アプリA及び推奨アプリA’を組み合わせて利用する場合に付与される特典ポイントを特典欄72に表示する。ここではアプリA及び推奨アプリA’が選択されているため、制御部21は、その他の組み合わせによりアプリAが選択された場合よりも特典ポイントを高く見積もる(図7及び図16参照)。これにより、ユーザは推奨アプリA’を併せて利用するメリットを簡単に把握することができる。
制御部21は、チェックボックス71により受け付けた選択内容を管理サーバ1に出力する。これにより、管理サーバ1にはアプリA及び推奨アプリA’が利用アプリとして登録される。
図17は、実施の形態2に係る特典ポイントの付与処理を説明するための説明図である。上述の如く、管理サーバ1の制御部11は、端末2において利用された複数のアプリA、A、A…の組み合わせに応じて、特典ポイントを加算して付与する。具体的には、端末2において利用された複数のアプリA、A、A…の組み合わせが、予め規定されている特典ポイントの加算対象であるアプリA、A、A…の組み合わせに該当する場合、制御部11は、その他の組み合わせよりも2倍の特典ポイントを付与する。すなわち制御部11は、ユーザが各健康支援サービスを適切に組み合わせて健康活動を行っているか否かに応じて、特典ポイントを調整する。これにより、制御部11は適切なアプリAの組み合わせをユーザに推奨することができ、さらなるモチベーションの維持、健康増進を図ることができる。
図18は、実施の形態2に係るアプリケーション登録処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。各アプリAの情報を読み出した後(ステップS13)、管理サーバ1の制御部11は、以下の処理を実行する。
制御部11は、特典ポイントの加算対象である複数のアプリA、A、A…の組み合わせを判別する(ステップS201)。特典ポイントを加算するアプリAの組み合わせは、例えば予め大容量記憶装置14に記憶されている。制御部11は、予め記憶されたアプリAの組み合わせに関する情報を読み出す。制御部11は、判別した組み合わせに応じて、各アプリAと組み合わせての利用を推奨する推奨アプリA’の情報を端末2に出力する(ステップS202)。具体的に制御部11は、実施の形態1と同様に、複数のアプリA、A、A…を一覧で示すと共に、各アプリAと組み合わせることで特典ポイントが加算される推奨アプリA’を示す登録画面を生成し、端末2に出力する。
端末2の制御部21は、管理サーバ1から出力されたデータを取得する(ステップS203)。制御部21は、複数のアプリA、A、A…の情報と共に、各アプリAと組み合わせての利用を推奨する推奨アプリA’の情報を表示部14に表示する(ステップS204)。例えば制御部21は、図16に示したように、各アプリAのアイコン等と並べて、アプリAとの組み合わせを推奨する推奨アプリA’のアイコン等を登録画面に表示する。これにより制御部21は、特典ポイントの加算対象である組み合わせに応じた推奨アプリA’をユーザに通知する。
制御部21は、アプリA又は推奨アプリA’の選択入力を受け付ける(ステップS205)。制御部21は、複数のアプリA、A、A…について選択を受け付けた場合、複数のアプリA、A、A…の組み合わせに応じた特典ポイントを表示する(ステップS206)。例えば制御部21は、複数のアプリA、A、A…について選択を受け付けた場合に管理サーバ1と通信を行い、選択されたアプリA、A、A…の組み合わせが特典ポイントの加算対象であるか否かの通知を受ける。制御部21は、選択された組み合わせが加算対象であるか否かに応じて特典ポイントを計算し、特典欄72に表示する。制御部21は、処理をステップS19に移行する。
図19は、実施の形態2に係るポイント付与処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。アプリAの利用状況等に係るデータを事業者サーバ3から取得した後(ステップS51)、管理サーバ1の制御部11は、以下の処理を実行する。
制御部11は、各アプリAの利用状況から、ユーザが利用した複数のアプリA、A、A…の組み合わせを判別する(ステップS221)。制御部11は、利用された複数のアプリA、A、A…の組み合わせに応じて、特典ポイントを加算して付与する(ステップS222)。例えば制御部11は、ステップS221で判別したアプリA、A、A…の組み合わせが、特典ポイントの加算対象として規定されているアプリA、A、A…の組み合わせに該当するか否かを判定する。加算対象として規定されているアプリA、A、A…の組み合わせに該当すると判定した場合、制御部11は、特典ポイントをその他の組み合わせよりも加算して算出する。例えば制御部11は、複数のアプリAの利用数に、その他の組み合わせに係る係数の2倍の係数を乗算して特典ポイントを算出する。制御部11は、処理をステップS53に移行する。
なお、上記ではアプリAの組み合わせに応じて特典ポイントを加算する旨を説明したが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えば管理サーバ1は、アプリAの組み合わせに応じて特典ポイントを減算してもよい。つまり管理サーバ1は、アプリAの組み合わせが予め規定されている組み合わせに該当しない場合、特典ポイントを低く見積もる。この場合であっても、上記と同様の効果を奏する。
以上より、本実施の形態2によれば、利用された複数のアプリA、A、A…の組み合わせに応じて特典ポイントを加減する。これにより、ユーザに対して適切なアプリAの組み合わせによる健康活動、すなわち適切な健康支援サービスを組み合わせての健康活動を推奨することができ、より効果的に健康増進等を図ることができる。
また、本実施の形態2によれば、特典ポイントの加減対象であるアプリAの組み合わせをユーザに通知する。これにより、ユーザは自らがどのアプリAを組み合わせ、どの種類の健康活動に取り組めばよいかを簡単に把握することができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、ユーザに付与するポイントの原資の支払いを、アプリAを提供する事業者に要求する形態について述べる。
図20は、実施の形態3に係る支払要求処理について説明するための説明図である。図20では、管理サーバ1が各アプリAを提供する事業者に対して原資の支払いを要求する様子を図示している。具体的には、管理サーバ1がアプリA2、A3を提供する事業者に対しては原資の支払いを要求する一方、アプリA1を提供する事業者に対しては原資の支払いを要求しない様子を図示している。なお、以下では説明の便宜上、ポイント付与の対象であるアプリAがアプリA1、A2、A3の3つであるものとして説明する。
例えば管理サーバ1の制御部11は、各アプリAについて登録されているユーザの登録人数に応じて、支払要求先とする事業者を決定する。例えば制御部11はポイントDB141を参照し、各アプリA1、A2、A3の登録人数を算出する。制御部11は、各アプリA1、A2、A3の登録人数を規定人数と比較し、規定人数以下のアプリAに係る事業者を支払要求先に決定する。言い換えると、制御部11は各アプリA1、A2、A3のうち多数のユーザが利用している人気のアプリAを判別し、人気があるアプリAの事業者に対してはポイントの原資の負担を要求せず、その他のアプリAの事業者に負担を要求する。例えば図20に示すように、アプリA1の登録人数が多く、アプリA2、A3の登録人数が少ない場合、制御部11は、アプリA2、A3に係る事業者を支払要求先に決定する。
制御部11は、各ユーザに付与されているポイント数に相当する金額の支払いを、要求先に決定した事業者に対して要求する。例えば図20に示すように、制御部11は、各ユーザに付与されているポイント数を、各アプリAの利用状況に応じて事業者別に割り振る。例えば制御部11は、各アプリA1、A2、A3において付与された個別ポイントを、そのまま各事業者の負担分として割り振る。また、例えば制御部11は、複数のアプリA、A、A…の利用により付与される特典ポイントを、利用された当該複数のアプリA、A、A…に係る各事業者に等分して割り振る。例えばアプリA1及びA3の利用によって特典ポイントが付与された場合、制御部11は、特典ポイントを2等分して、アプリA1、A3の各事業者にそれぞれポイントを割り振る。制御部11は、全てのユーザに付与されているポイントについて上記の割振処理を行い、各事業者が負担すべきポイント数を定める。
例えば制御部11は、要求先ではない事業者に割り振られたポイント数を、要求先とした事業者に等分して割り振り直す。例えば図20に示すように、制御部11はアプリA1の事業者に割り振られたポイントを、アプリA2、A3の事業者に割り振り直す。以上により、制御部11はアプリA2、A3の事業者にポイント数を割り振り、それぞれの負担分を定める。制御部11は、割り振ったポイント数に相当する金額の支払いを、アプリA2、A3の事業者に対して要求する。以上より、各アプリAを提供する事業者の負担によりポイント付与サービスを運営することができる。また、登録人数が多いアプリAの事業者については負担を軽減する。言い換えると、健康支援サービスに係る成果を挙げて多くの会員を集めた事業者を優遇する。これにより、各事業者は健康支援サービスの充実を図ることから、ユーザのさらなる健康促進を図ることができる。
なお、上記で管理サーバ1はアプリAの提供事業者に対してのみ原資の支払いを要求することとしたが、例えば実施の形態1と組み合わせて、健康保険組合に対しても支払いを要求してもよい。例えば管理サーバ1は、登録人数が多いアプリA1のポイントについては健康保険組合に原資の支払いを要求し、その他のアプリA2、A3については事業者に支払いを要求してもよい。
図21は、実施の形態3に係るポイント付与処理の処理手順の一例を示すフローチャートである。集計したポイントをポイントDB141に記憶した後(ステップS54)、管理サーバ1の制御部11は、以下の処理を実行する。
制御部11はポイントDB141を参照し、ユーザが利用した複数のアプリA、A、A…それぞれについて、各アプリAを登録しているユーザの登録人数を判別する(ステップS301)。制御部11は、判別した登録人数に応じて、各アプリAを提供する事業者に対し、ポイント数に相当する金額の支払要求を出力する(ステップS302)。例えば制御部11は、各アプリAの登録人数が規定人数以上であるか否かに応じて、各事業者に支払要求を行うか否かを決定する。例えば制御部11は、登録人数が規定人数に満たないアプリAの事業者を要求先に決定する。制御部11は、アプリAの利用状況に応じて当該事業者が負担するポイント数を計算し、当該ポイント数に相当する金額の支払いを要求する。制御部11は、一連の処理を終了する。
なお、上記ではアプリAを登録しているユーザの登録人数に応じてポイントの原資の支払要求先を決定したが、本実施の形態はこれに限定されるものではない。例えば管理サーバ1は、支払要求先を予め規定しておいてもよい。例えば管理サーバ1は、ユーザに人気があるアプリAを管理者の手動により予め登録しておき、当該アプリAの事業者に対しては原資の支払いを要求せず、その他のアプリAの事業者に対して原資の支払いを要求する。また、例えば管理サーバ1は、新たな事業者がポイント付与サービスに参加した場合、当該事業者に対しては期限付きで原資の支払いをせず、その他の事業者に対して支払いを要求する。また、例えば管理サーバ1は、アプリAの優劣を付けず、全ての事業者に対して原資の支払いを要求してもよい。このように、管理サーバ1は種々の基準で支払要求先を決定してよい。
以上より、本実施の形態3によれば、ポイント付与サービスに参加する各事業者にポイントの原資を負担させることで、一連のサービスをユーザに提供することができる。
(実施の形態4)
図22は、上述した形態の管理サーバ1の動作を示す機能ブロック図である。制御部11がプログラムP1を実行することにより、管理サーバ1は以下のように動作する。登録部221は、ユーザの健康活動を管理するアプリケーションであって、前記ユーザが利用する複数のアプリケーションを登録する。取得部222は、該登録部221に登録された前記アプリケーション夫々の利用状況を取得する。付与部223は、該取得部222が取得した複数の前記アプリケーションの利用状況に応じて、前記ユーザに対して特典ポイントを付与する。
本実施の形態4は以上の如きであり、その他は実施の形態1から3と同様であるので、対応する部分には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 管理サーバ(情報処理装置)
11 制御部
12 記憶部
P1 プログラム
13 通信部
14 大容量記憶装置
141 ポイントDB
2 端末(端末装置)
21 制御部
22 記憶部
P2 プログラム
A アプリケーション
23 通信部
24 表示部
25 入力部
3 事業者サーバ
31 制御部
32 記憶部
33 通信部
34 大容量記憶装置
341 活動DB
71 チェックボックス
72 特典欄
73 登録ボタン
81 アイコン

Claims (13)

  1. ユーザの健康活動を管理するアプリケーションであって、前記ユーザが利用する複数のアプリケーションを登録する登録部と、
    該登録部に登録され、前記ユーザの端末装置にインストール済みの前記アプリケーション夫々の実行の有無を示す利用状況を取得する取得部と、
    複数の前記アプリケーションが実行された場合に、前記ユーザに対して特典ポイントを付与する付与部と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記付与部は、複数の前記アプリケーションの組み合わせに応じて、前記特典ポイントのポイント数を加減する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記特典ポイントの加減対象である前記アプリケーションの組み合わせに応じて、前記ユーザに対して利用を推奨する前記アプリケーションを通知する通知部を備え、
    前記登録部は、前記通知部が通知した前記アプリケーションの登録を受け付ける
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得部はさらに、前記ユーザの健康活動が一定条件を満たす場合に、前記アプリケーション夫々において個別に付与される個別ポイントの付与状況を取得し、
    前記特典ポイント及び個別ポイントを集計する集計部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記集計部が集計した前記特典ポイント及び個別ポイントの集計結果を前記ユーザに対して通知する第2通知部を備える
    ことを特徴とする請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記集計部が集計したポイント数に相当する金額の支払要求を出力する出力部を備える
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記登録部は、前記ユーザが加入している健康保険組合の情報を登録してあり、
    前記出力部は、前記健康保険組合に対して支払要求を出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記出力部は、前記アプリケーションを提供する事業者に対して支払要求を出力する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. ユーザの健康活動を支援するアプリケーションであって、前記ユーザが利用する複数のアプリケーションを登録し、
    登録され、前記ユーザの端末装置にインストール済みの前記アプリケーション夫々の実行の有無を示す利用状況を取得し、
    複数の前記アプリケーションが実行された場合に、前記ユーザに対して付与するポイントを集計する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  10. ユーザの健康活動を管理する複数のアプリケーション夫々を提供する各事業者の事業者装置と、前記アプリケーションを実行する端末装置と、前記ユーザに対して付与するポイントを集計する情報処理装置とを有する情報処理システムであって、
    前記事業者装置は、
    前記端末装置から、前記アプリケーションの利用状況と、該アプリケーションにおいて記録される健康活動の活動記録とを取得する取得部と、
    該取得部が取得した前記活動記録を参照し、前記ユーザの健康活動が一定条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    一定条件を満たすと前記判定部が判定した場合、前記ユーザに対して個別ポイントを付与する付与部と、
    前記アプリケーションの利用状況、及び前記個別ポイントの付与状況を前記情報処理装置に出力する出力部と
    を備え、
    前記情報処理装置は、
    前記ユーザが利用する複数の前記アプリケーションを登録する登録部と、
    該登録部に登録され、前記端末装置にインストール済みの複数の前記アプリケーション夫々に係る前記事業者装置から、前記アプリケーション夫々の実行の有無を示す利用状況、及び前記アプリケーション夫々における前記個別ポイントの付与状況を取得する第2取得部と、
    複数の前記アプリケーションが実行された場合に、前記ユーザに対して特典ポイントを付与する第2付与部と、
    前記特典ポイント及び個別ポイントを集計する集計部と
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  11. ユーザの健康活動を管理する複数のアプリケーションの情報を表示部に表示し、
    表示された複数の前記アプリケーションから、前記ユーザが利用する前記アプリケーションの選択を受け付け、
    前記アプリケーションが複数選択された場合、選択された複数の前記アプリケーションが実行された場合に前記ユーザに対して付与される特典ポイントを前記表示部に表示する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 前記特典ポイントは、複数の前記アプリケーションの組み合わせに応じて加減して付与されるポイントであり、
    加減対象である前記アプリケーションの組み合わせに応じて、前記ユーザに対して利用を推奨する前記アプリケーションの情報を前記表示部に表示し、
    利用が推奨される前記アプリケーションが選択された場合、加減後の前記特典ポイントを前記表示部に表示する
    ことを特徴とする請求項11に記載のプログラム。
  13. ユーザの健康活動を管理する複数のアプリケーションの情報を表示する表示部と、
    表示された複数の前記アプリケーションから、前記ユーザが利用する前記アプリケーションの選択を受け付ける受付部と
    を備え、
    前記アプリケーションが複数選択された場合、前記表示部は、選択された複数の前記アプリケーションが実行された場合に前記ユーザに対して付与される特典ポイントを表示する
    ことを特徴とする情報処理端末。
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