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JP6997146B2 - 点火プラグ - Google Patents

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Description

本発明は、エンジンの燃焼室に副室を形成する点火プラグに関するものである。
エンジンの燃焼室に副室を形成する点火プラグが知られている(特許文献1)。特許文献1に開示の技術では、主体金具に接続されたキャップ部が、燃焼室に副室を形成する。キャップ部に形成された貫通孔を通って燃焼室から副室に可燃混合気が流入する。点火プラグは火花ギャップに到達した可燃混合気に点火し、可燃混合気の燃焼によって生じる膨張圧力により、火炎を含むガス流をキャップ部の貫通孔から燃焼室に噴射する。その火炎の噴流によって燃焼室内の可燃混合気が燃焼する。
特開2017-103179号公報
この種の点火プラグでは、キャップ部の貫通孔が大きくなるにつれて点火時の副室の圧力が下がるので、副室から燃焼室へ向かう噴流の流速が下がり、噴流の到達距離は短くなる。そのため、噴流によって点火される可燃混合気の体積が小さくなる。一方、貫通孔が小さくなるにつれて点火時の副室の圧力が大きくなるので、噴流の流速が上がり、噴流の到達距離は長くなる。しかし、貫通孔が小さくなるにつれて噴流の体積は小さくなるので、噴流によって点火される可燃混合気の体積が小さくなるという問題点がある。噴流の到達距離が短くても噴流の体積が小さくても、高速燃焼を実現できなくなる可能性がある。
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、噴流の体積を確保しつつ噴流の到達距離を長くできる点火プラグを提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明の点火プラグは、先端側から後端側へ向かって延びる筒状の主体金具と、主体金具の内側に絶縁保持された中心電極と、主体金具に電気的に接続され、中心電極と自身の端部との間に火花ギャップを形成する接地電極と、主体金具の先端側において、中心電極と接地電極の端部とを先端側から覆うと共に貫通孔が形成されたキャップ部と、を備え、キャップ部は、貫通孔の内面に複数の凸部が設けられ、凸部は貫通孔が延びる延伸方向に延びている。
請求項1記載の点火プラグによれば、筒状の主体金具の先端側において中心電極と接地電極の端部とを先端側から覆うキャップ部に、貫通孔が形成されている。キャップ部は、貫通孔の内面に複数の凸部が設けられ、凸部は貫通孔が延びる延伸方向に延びている。凸部によって、ガス流が貫通孔を通過するときの抵抗を低減できるので、貫通孔を小さくすることなく噴流の流速を上げることができる。これにより噴流の到達距離を長くできるので、噴流の体積を確保しつつ噴流の到達距離を長くできる。
請求項2記載の点火プラグによれば、延伸方向に垂直な断面において、凸部の幅は、凸部の頂に近づくにつれて狭くなる。これによりガス流が貫通孔を通過するときの抵抗をさらに低減できるので、請求項1の効果に加え、噴流の到達距離をさらに長くできる。
請求項3記載の点火プラグによれば、凸部の頂は平面である。これにより、稜によって凸部の頂が作られる場合に比べ、頂の過熱を抑制できる。よって、請求項1又は2の効果に加え、頂が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
請求項4記載の点火プラグによれば、凸部の頂は曲面の一部である。これにより、稜によって凸部の頂が作られる場合に比べ、頂の過熱を抑制できる。よって、請求項1又は2の効果に加え、頂が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
請求項5記載の点火プラグによれば、凸部は、頂を形成する頂面と、頂面に接続する側面と、を備え、頂面と側面とが接続する角に丸みが付されている。これにより頂面と側面とが接続する角(稜)がある場合に比べ、角の過熱を抑制できる。よって、請求項3の効果に加え、角が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
請求項6記載の点火プラグによれば、延伸方向に垂直な断面において、凸部のうち隣り合う2つの凸部の間隔は、2つの凸部の各々の幅よりも狭い。これにより凸部の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。よって、請求項1から5のいずれかの効果に加え、噴流の到達距離をさらに長くできる。
第1実施の形態における点火プラグの部分断面図である。 図1のIIで示す部分を拡大した点火プラグの断面図である。 図2のIII-III線におけるキャップ部の断面図である。 (a)は第2実施の形態における点火プラグの貫通孔の正面図であり、(b)は第3実施の形態における点火プラグの貫通孔の正面図であり、(c)は第4実施の形態における点火プラグの貫通孔の正面図である。 (a)は第5実施の形態における点火プラグの貫通孔の正面図であり、(b)は第6実施の形態における点火プラグの貫通孔の正面図であり、(c)は第7実施の形態における点火プラグの貫通孔の正面図である。 (a)は第8実施の形態における点火プラグの貫通孔の正面図であり、(b)は第9実施の形態における点火プラグの貫通孔の正面図であり、(c)は第10実施の形態における点火プラグの貫通孔の正面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照して説明する。図1は第1実施の形態における点火プラグ10の部分断面図である。図1では、紙面下側を点火プラグ10の先端側、紙面上側を点火プラグ10の後端側という(図2においても同じ)。図1には、点火プラグ10の先端側の部位の軸線Oを含む断面が図示されている。図1に示すように点火プラグ10は、絶縁体11、中心電極13、主体金具20、接地電極23及びキャップ部30を備えている。
絶縁体11は、軸線Oに沿う軸孔12が形成された略円筒状の部材であり、機械的特性や高温下の絶縁性に優れるアルミナ等のセラミックスにより形成されている。絶縁体11の軸孔12の先端側には中心電極13が配置されている。中心電極13は、軸孔12内で端子金具14と電気的に接続されている。端子金具14は、高圧ケーブル(図示せず)が接続される棒状の部材であり、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成されている。端子金具14は絶縁体11の後端に固定されている。
主体金具20は、導電性を有する金属材料(例えば低炭素鋼等)によって形成された略円筒状の部材である。主体金具20は、先端部21の外周面におねじ22が形成されている。エンジン1のねじ穴2に主体金具20のおねじ22が螺合することにより、点火プラグ10はエンジン1に取り付けられる。
接地電極23は、Pt等を主成分とする金属材料によって形成された棒状の部材である。本実施形態では、接地電極23は主体金具20のおねじ22の位置に接続されており、先端部21を貫通して先端部21の内側に突き出ている。なお、接地電極23の主成分元素はこれに限られるものではなく、他の元素を主成分とすることは当然可能である。他の元素としては、例えばNiやIrが挙げられる。
主体金具20の先端部21には、おねじ22の先端側にキャップ部30が接続されている。主体金具20とキャップ部30とに囲まれて副室31ができる。エンジン1に点火プラグ10が取り付けられた状態で、キャップ部30はエンジン1の燃焼室3に露出する。キャップ部30は、Fe等を主成分とする金属材料によって形成されている。なお、キャップ部30の主成分元素はこれに限られるものではなく、他の元素を主成分とすることは当然可能である。他の元素としては、例えばNiやCuが挙げられる。
図2は図1のIIで示す部分を拡大した点火プラグ10の軸線Oを含む断面図である。接地電極23は、主体金具20の先端部21の内側に突き出た端部24が、中心電極13に対向している。接地電極23の端部24と中心電極13との間に火花ギャップ25が形成される。接地電極23は主体金具20のおねじ22(図1参照)の部位に接合されているので、接地電極23の熱は、おねじ21からエンジン1に伝わる。
キャップ部30は、中心電極13及び接地電極23の端部24を先端側から覆う。本実施形態では、キャップ部30は主体金具20に溶接されている。キャップ部30の内面32は副室31に接し、キャップ部30の外面33は燃焼室3に接する。キャップ部30には、接地電極23よりも先端側に貫通孔34が形成されている。貫通孔34は副室31と燃焼室3とを連通する。本実施形態では、貫通孔34はキャップ部30に複数形成されている。図2の矢印Sは、貫通孔34が延びる延伸方向を示している。
図3は図2のIII-III線におけるキャップ部30の、貫通孔34の延伸方向Sに垂直な平面で切断した断面図である。図3に示すようにキャップ部30に形成された貫通孔34の内面35は、断面形状が円形である。貫通孔34の内面35には、複数の凸部36が設けられている。本実施形態では、凸部36は全てが同じ形状であり、全てが同じ大きさである。凸部36は、例えば、1つの貫通孔34の内面35に4~20個設けられる。
凸部36の各々は貫通孔34の延伸方向(図3紙面垂直方向)に延びている。これは、内面35の周方向における1つの凸部36の幅よりも、延伸方向S(図2参照)における凸部36の長さの方が長いことを意味する。本実施形態では、凸部36は、キャップ部30の内面32(図2参照)から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って、同一の断面形状のものが連なっている。
延伸方向Sに垂直な平面で切断した凸部36の断面形状は台形である。凸部36は、凸部36の頂を形成する頂面37と、頂面37に接続する側面38と、を備えている。頂面37及び側面38は、貫通孔34の延伸方向Sに延びる平面である。頂面37と側面38とが接続する角(稜)39、及び、側面38と内面35とが接続する隅40は、延伸方向Sに延びている。
凸部36の1つに着目すると、凸部36の片方の角39ともう片方の角39との間の距離W2(頂面37の幅)は、凸部36の片方の隅40ともう片方の隅40との間の距離W3(凸部36の下底の長さ)よりも短い。つまり、貫通孔34の延伸方向Sに垂直な断面において、凸部36の幅は凸部36の頂面37に近づくにつれて狭くなる。
隣り合う2つの凸部36に着目すると、2つの凸部36の角39と角39との間の距離W1は、各々の凸部36の幅W2,W3よりも狭い。また、2つの凸部36の隅40と隅40との間の距離W4は、各々の凸部36の幅W2,W3よりも狭い。なお、貫通孔34の内面35及び凸部36は、例えば放電加工やエッチング等によってキャップ部30に形成される。
エンジン1(図1参照)に取り付けられた点火プラグ10には、エンジン1のバルブ操作により、燃焼室3から貫通孔34を通ってキャップ部30の内側の副室31に可燃混合気が流入する。点火プラグ10は、中心電極13と接地電極23との間の放電により、火花ギャップ25に火炎核を生成する。火炎核が成長すると副室31の可燃混合気に点火し可燃混合気が燃焼する。その燃焼によって生じる膨張圧力により、点火プラグ10は火炎を含むガス流を貫通孔34から燃焼室3に噴射する。その火炎の噴流によって燃焼室3内の可燃混合気が燃焼する。
点火時に、副室31から貫通孔34を通過して燃焼室3へ移動するガス流には、ガス流の粘性によって、貫通孔34の内面35に速度の遅い境界層が存在する。境界層による速度勾配によって内面35に摩擦抵抗が発生する。また、貫通孔34の内面35からガス流が剥離するときに圧力抵抗が生じる。これらの抵抗は、噴流の流速を低下させる原因となる。
しかし、キャップ部30の貫通孔34の内面35に、貫通孔34の延伸方向Sに延びる複数の凸部36が設けられているので、内面35に存在する境界層が、凸部36によって層流から乱流に遷移する。これによりガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗を低減できる。その結果、貫通孔34を通過して燃焼室3へ向かうガス流の流速を上げることができる。副室31の圧力を上げるために貫通孔34を小さくして噴流の流速を上げる必要が無いので、貫通孔34をある程度大きくすることによって噴流の体積を確保できる。従って、火炎の噴流の体積を確保しつつ噴流の到達距離を長くできる。これにより、燃焼室3内の可燃混合気の全体が急速に燃焼する高速燃焼を実現できる。
延伸方向Sに垂直な断面において、凸部36の幅は、凸部36の頂面37に近づくにつれて狭くなる(W2<W3)。凸部36によれば、W2=W3の場合に比べ、ガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗をさらに低減できる。よって、噴流の到達距離をさらに長くできる。
凸部36の頂面37は平面なので、凸部36の頂が稜の場合に比べ、頂面37の過熱を抑制できる。よって、頂面37が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
延伸方向Sに垂直な断面において、凸部36はW2<W3となる台形だから、角39における頂面37と側面38とのなす角を鈍角にできる。これにより、頂面37と側面38とのなす角が鋭角の場合に比べて、角39が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
延伸方向Sに垂直な断面において、隣り合う2つの凸部36の間隔W1,W4は、2つの凸部36の各々の幅W2,W3よりも狭い。これにより凸部36の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。よって、噴流の到達距離をさらに長くできる。
図4(a)を参照して第2実施の形態について説明する。図4(a)は第2実施の形態における点火プラグの貫通孔34の正面図(貫通孔34の延伸方向Sから貫通孔34を見た図)である。図4(a)では貫通孔34の内面35の周の一部が図示されている。凸部50は、第1実施形態で説明した点火プラグ10の凸部36に代えて、貫通孔34の内面35に設けられる。よって、第1実施形態で説明した部分と同一の部分については、同一の符号を付して以下の説明を省略する。これらの説明の省略や図示は、図4(b)以降の図を用いて説明する他の実施形態においても同じである。
凸部50は貫通孔34の延伸方向(図4(a)紙面垂直方向)に延びている。従って、凸部50によって貫通孔34の内面35の抵抗を低減できる。凸部50は、キャップ部30(図2参照)の内面32から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って連続している。
延伸方向Sに垂直な平面で切断した凸部50の断面形状は台形である。凸部50は、凸部50の頂を形成する頂面51と、頂面51に接続する側面52と、を備えている。頂面51及び側面52は、貫通孔34の延伸方向Sに延びる平面である。頂面51と側面52とが接続する角(稜)53は、延伸方向Sに延びている。凸部50の頂面51は平面なので、凸部36の頂が稜の場合に比べ、頂面51の過熱を抑制できる。よって、頂面51が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
凸部50の1つに着目すると、凸部50の片方の角53ともう片方の角53との間の距離W2(頂面51の幅)は、凸部50の下底の長さW3よりも短い。つまり、貫通孔34の延伸方向Sに垂直な断面において、凸部50の幅は凸部50の頂面51に近づくにつれて狭くなる。これによりガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗をさらに低減できる。
隣り合う2つの凸部50に着目すると、2つの凸部50の角53と角53との間の距離W1は、各々の凸部50の幅W2,W3よりも狭い。よって、隣り合う凸部50の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。
凸部50は、内面35において、隣り合う凸部50同士が接している。隣り合う凸部50間の隙間を狭くできるので、隣り合う凸部50の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗をさらに抑制できる。
図4(b)を参照して第3実施の形態について説明する。図4(b)は第3実施の形態における点火プラグの貫通孔34の正面図である。凸部60は貫通孔34の延伸方向(図4(b)紙面垂直方向)に延びている。従って、凸部60によって貫通孔34の内面35の抵抗を低減できる。凸部60は、キャップ部30(図2参照)の内面32から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って連続している。
凸部60は、凸部60の頂を形成する頂面61と、頂面61に接続する側面62と、を備え、頂面61と側面62とが接続する角に丸み63が付されている。頂面61及び側面62は、貫通孔34の延伸方向Sに延びる平面である。側面62と内面35とが接続する隅64は、延伸方向Sに延びている。
凸部60の1つに着目すると、凸部60の頂面61の幅W2は、凸部60の片方の隅64ともう片方の隅64との間の距離W3(凸部60の下底の長さ)よりも短い。つまり、貫通孔34の延伸方向Sに垂直な断面において、凸部60の幅は凸部60の頂面61に近づくにつれて狭くなるので、ガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗をさらに低減できる。
延伸方向Sに垂直な断面において、凸部60はW2<W3となるから、丸み63における頂面61と側面62とのなす角を鈍角にできる。これにより、頂面61と側面62とのなす角が鋭角の場合に比べて、丸み63が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
頂面61と側面62とが接続する角に丸み63が付されているので、頂面61と側面62とが接続する角(稜)がある場合に比べ、角の過熱を抑制できる。よって、角が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
隣り合う2つの凸部60に着目すると、2つの凸部60の頂面61の端と頂面61の端との間の距離W1は、各々の凸部60の幅W3よりも短い。また、2つの凸部60の隅64と隅64との間の距離W4は、各々の凸部60の幅W2,W3よりも短く、W1はW4より長い。よって、隣り合う凸部60の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。
図4(c)を参照して第4実施の形態について説明する。図4(c)は第4実施の形態における点火プラグの貫通孔34の正面図である。凸部70は貫通孔34の延伸方向(図4(c)紙面垂直方向)に延びている。従って、凸部70によって貫通孔34の内面35の抵抗を低減できる。凸部70は、キャップ部30(図2参照)の内面32から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って連続している。
凸部70は、凸部70の頂を形成する頂面71と、頂面71に接続する側面72と、を備え、頂面71と側面72とが接続する角に丸み73が付されている。頂面71及び側面72は、貫通孔34の延伸方向Sに延びる平面である。
凸部70の1つに着目すると、凸部70の頂面71の幅W2は、凸部70の下底の長さW3よりも短い。つまり、貫通孔34の延伸方向Sに垂直な断面において、凸部70の幅は凸部70の頂面71に近づくにつれて狭くなる。これによりガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗をさらに低減できる。
延伸方向Sに垂直な断面において、凸部70はW2<W3となるから、丸み73における頂面71と側面72とのなす角を鈍角にできる。これにより、頂面71と側面72とのなす角が鋭角の場合に比べて、丸み73が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
頂面71と側面72とが接続する角に丸み73が付されているので、頂面71と側面72とが接続する角(稜)がある場合に比べ、角の過熱を抑制できる。よって、角が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
隣り合う2つの凸部70に着目すると、2つの凸部70の頂面71と頂面71との間の距離W1は、各々の凸部70の幅W3よりも狭い。凸部70は、内面35において、隣り合う凸部70同士が接している。隣り合う凸部70間の隙間を狭くできるので、隣り合う凸部70の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。
図5(a)を参照して第5実施の形態について説明する。図5(a)は第5実施の形態における点火プラグの貫通孔34の正面図である。凸部80は貫通孔34の延伸方向(図5(a)紙面垂直方向)に延びている。従って、凸部80によって貫通孔34の内面35の抵抗を低減できる。凸部80は、キャップ部30(図2参照)の内面32から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って連続している。
延伸方向Sに垂直な平面で切断した凸部80の断面形状は三角形である。凸部80は、凸部80の頂81から内面35に向かって下降する側面82と、を備えている。凸部80の側面82と内面35とは隅83で接続する。頂81及び隅83は貫通孔34の延伸方向Sに伸びる直線であり、側面82は貫通孔34の延伸方向Sに延びる平面である。凸部80の幅は、凸部80の頂81に近づくにつれて狭くなるので、ガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗をさらに低減できる。
隣り合う2つの凸部80の頂81と頂81との間の距離W5は、凸部80の隅83と隅83との間の距離W3よりも短い。よって、隣り合う凸部80の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。
隣り合う2つの凸部80の隅83と隅83との間の距離W4は、距離W5より短い。よって、隣り合う凸部80の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。
図5(b)を参照して第6実施の形態について説明する。図5(b)は第6実施の形態における点火プラグの貫通孔34の正面図である。凸部90は貫通孔34の延伸方向(図5(b)紙面垂直方向)に延びている。従って、凸部90によって貫通孔34の内面35の抵抗を低減できる。凸部90は、キャップ部30(図2参照)の内面32から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って連続している。
延伸方向Sに垂直な平面で切断した凸部90の断面形状は三角形である。凸部90は、凸部90の頂91から内面35に向かって下降する側面92と、を備えている。頂91は貫通孔34の延伸方向Sに伸びる直線であり、側面92は貫通孔34の延伸方向Sに延びる平面である。凸部90の幅は、凸部90の頂91に近づくにつれて狭くなるので、ガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗をさらに低減できる。
隣り合う2つの凸部90に着目すると、2つの凸部90の頂91と頂91との間の距離W5は、各々の凸部90の下底の幅W3よりも狭い。よって、隣り合う凸部90の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。
凸部90は、内面35において、隣り合う凸部90同士が接している。隣り合う凸部90間の隙間を狭くできるので、隣り合う凸部90の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗をさらに抑制できる。
図5(c)を参照して第7実施の形態について説明する。図5(c)は第7実施の形態における点火プラグの貫通孔34の正面図である。凸部100は貫通孔34の延伸方向(図5(c)紙面垂直方向)に延びている。従って、凸部100によって貫通孔34の内面35の抵抗を低減できる。凸部100は、キャップ部30(図2参照)の内面32から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って連続している。
凸部100は、凸部100の頂101から内面35に向かって下降する側面102を備えている。側面102は、貫通孔34の延伸方向Sに延びる平面である。側面102と貫通孔34の内面35とは隅103で接続する。頂101は、側面102同士が連なる曲面の一部である。延伸方向Sに垂直な断面において、凸部100の幅は、凸部100の頂101に近づくにつれて狭くなるので、ガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗をさらに低減できる。
凸部100の頂101は、側面102同士が連なる曲面の一部なので、凸部100の頂101が稜の場合に比べ、頂101の過熱を抑制できる。よって、頂101が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
隣り合う2つの凸部100の頂101と頂101との間の距離W5は、凸部100の隅103と隅103との間の距離W3よりも短い。よって、隣り合う凸部100の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。
隣り合う2つの凸部100の隅103と隅103との間の距離W4は、距離W5より短い。よって、隣り合う凸部100の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。
図6(a)を参照して第8実施の形態について説明する。図6(a)は第8実施の形態における点火プラグの貫通孔34の正面図である。凸部110は貫通孔34の延伸方向(図6(a)紙面垂直方向)に延びている。従って、凸部110によって貫通孔34の内面35の抵抗を低減できる。凸部110は、キャップ部30(図2参照)の内面32から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って連続している。
凸部110は、延伸方向Sに垂直な平面で切断した断面形状が半円形である。凸部110の頂111は、曲面(円柱面)の一部である。延伸方向Sに垂直な断面において、凸部110の幅は、凸部110の頂111に近づくにつれて狭くなるので、ガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗をさらに低減できる。
凸部110の頂111は曲面の一部なので、凸部110の頂111が稜の場合に比べ、頂111の過熱を抑制できる。よって、頂111が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
隣り合う2つの凸部110間の、内面35における距離W4は、内面35における凸部110の幅W3よりも短い。よって、隣り合う凸部110の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。
図6(b)を参照して第9実施の形態について説明する。図6(b)は第9実施の形態における点火プラグの貫通孔34の正面図である。凸部120は貫通孔34の延伸方向(図6(b)紙面垂直方向)に延びている。従って、凸部120によって貫通孔34の内面35の抵抗を低減できる。凸部120は、キャップ部30(図2参照)の内面32から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って連続している。
凸部120は、延伸方向Sに垂直な平面で切断した断面形状が半楕円形である。凸部120の頂121は、曲面の一部である。延伸方向Sに垂直な断面において、凸部120の幅は、凸部120の頂121に近づくにつれて狭くなるので、ガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗をさらに低減できる。
凸部120の頂121は曲面の一部なので、凸部120の頂121が稜の場合に比べ、頂121の過熱を抑制できる。よって、頂121が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
隣り合う2つの凸部120間の、内面35における距離W4は、内面35における凸部120の幅W3よりも短い。よって、隣り合う凸部120の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗を抑制できる。
図6(c)を参照して第10実施の形態について説明する。図6(c)は第10実施の形態における点火プラグの貫通孔34の正面図である。凸部130は貫通孔34の延伸方向(図6(c)紙面垂直方向)に延びている。従って、凸部130によって貫通孔34の内面35の抵抗を低減できる。凸部130は、キャップ部30(図2参照)の内面32から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って連続している。
凸部130は、延伸方向Sに垂直な平面で切断した断面形状が半円形である。凸部130の頂131は、曲面(円柱面)の一部である。延伸方向Sに垂直な断面において、凸部130の幅は、凸部130の頂131に近づくにつれて狭くなるので、ガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗をさらに低減できる。
凸部130の頂131は曲面の一部なので、凸部130の頂131が稜の場合に比べ、頂131の過熱を抑制できる。よって、頂131が火種となるプレイグニッションの発生を抑制できる。
凸部130は、内面35において、隣り合う凸部130同士が接している。隣り合う凸部130間の隙間を狭くできるので、隣り合う凸部130の間にガス流の一部が入り込むことによって生じる抵抗をさらに抑制できる。
以上、実施の形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察できるものである。例えばキャップ部30の形状や貫通孔34の数や形状、大きさ等は適宜設定できる。
実施形態では、貫通孔34の内面35の断面形状が円形の場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。内面35の他の断面形状としては、四角形や五角形等の多角形、楕円形などが挙げられる。
実施形態では、貫通孔34の内面35に設けられた凸部が、全てが同じ形状であり、全てが同じ大きさである場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。凸部の大きさや形状を異ならせることは当然可能である。
実施形態では、キャップ部30の内面32から外面33まで、貫通孔34の延伸方向Sの全長に亘って凸部が連続している場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。貫通孔34の延伸方向Sにおける凸部の長さを、貫通孔34の延伸方向Sの全長に比べて短くすることは当然可能である。貫通孔34の内面35に、延伸方向Sに延びる凸部が設けられていれば、凸部が無い場合に比べて、ガス流が貫通孔34を通過するときの抵抗を低減できるからである。
実施形態では、貫通孔34の延伸方向Sに垂直な断面において、凸部を台形、三角形、半円形、半楕円形にする場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。凸部を他の断面形状にすることは当然可能である。他の断面形状としては、正方形や長方形等の台形以外の四角形が挙げられる。また、五角形や六角形等の多角形を半分にした形状を、凸部の断面形状に採用することは当然可能である。
第1実施形態から第4実施形態では、凸部36,50,60,70の頂面37,51,61,71が平面の場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。頂面37,51,61,71を曲面にすることは当然可能である。曲面としては、凸部の幅方向の中央が内面35側に凹んだ凹面、凸部の幅方向の中央が内面35から離れる方向へ膨らんだ凸面が挙げられる。凸部36,50,60,70の頂面37,51,61,71が凸面の場合には、凸面の中央が頂となる。この場合には、頂が曲面の一部となるので、頂が火種となるプレイグニッションを抑制できる。
一方、凸部36,50,60,70の頂面37,51,61,71が凹面の場合には、頂面(凹面)と側面38,52,62,72とが接続する角(稜)が、凸部の頂となる。この場合には、その角(頂)に丸みを付し、頂を曲面の一部とすることによって、頂が火種となるプレイグニッションを抑制できる。
実施形態では説明を省略したが、凸部36,50,60,70,80,90,100,110,120,130と貫通孔34の内面35とが接続する隅に丸みを施すことは当然可能である。隅に丸みを施すことにより、隅に生じる応力を緩和できるので、隅の破損を抑制できる。
実施形態では、主体金具20の先端部21を貫通する接地電極23を、おねじ22の位置に設ける場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、主体金具20の先端部21の先端面が露出するようにキャップ部を配置して、先端部21の先端面に接地電極を接続することは当然可能である。接地電極の形状は直線状であっても屈曲していても良い。キャップ部に接地電極を接合しても良い。
実施形態では、接地電極23の端部24が中心電極13の先端側に配置され、中心電極13の先端側に火花ギャップ25が形成される場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。例えば、中心電極13の側面と離隔して接地電極23の端部24を配置し、中心電極13の側面と接地電極23の端部24との間に火花ギャップ25を形成することは当然可能である。また、接地電極23を複数配置して火花ギャップ25を複数設けることは当然可能である。
実施形態では、主体金具20にキャップ部30が溶接されている場合について説明したが、必ずしもこれに限られるものではない。キャップ部30の代わりに、先端にキャップ部が形成された筒状部材を準備し、これを主体金具20に接続して副室31を形成することは当然可能である。筒状部材は先端が閉じた筒状の部材であり、主体金具20のおねじ22に結合するめねじが内周面に形成されている。筒状部材の外周面には、エンジン1のねじ穴2に結合するおねじが形成されている。筒状部材のめねじを主体金具20のおねじ22に結合することにより、主体金具20の先端側にキャップ部が配置される。このキャップ部に形成された貫通孔34の内面35に凸部が設けられる。
なお、筒状部材を主体金具20に接続して主体金具20の先端側にキャップ部を配置する手段は、筒状部材の内周面のめねじを、主体金具20のおねじ22に結合するものに限らない。他の手段によって、キャップ部が設けられた筒状部材を主体金具に接続することは当然可能である。他の手段としては、例えば筒状部材と主体金具とを溶接等によって接合するものが挙げられる。筒状部材は、例えばニッケル基合金やステンレス鋼等の金属材料や窒化ケイ素等のセラミックスにより形成できる。
10 点火プラグ
13 中心電極
20 主体金具
23 接地電極
24 接地電極の端部
25 火花ギャップ
30 キャップ部
34 貫通孔
35 内面
36,50,60,70,80,90,100,110,120,130 凸部
37,51,61,71 頂面(頂)
62,72 側面
63,73 丸み
81,91,101,111,121,131 頂
S 延伸方向

Claims (6)

  1. 先端側から後端側へ向かって延びる筒状の主体金具と、
    前記主体金具の内側に絶縁保持された中心電極と、
    前記主体金具に電気的に接続され、前記中心電極と自身の端部との間に火花ギャップを形成する接地電極と、
    前記主体金具の先端側において、前記中心電極と前記接地電極の端部とを先端側から覆うと共に貫通孔が形成されたキャップ部と、を備える点火プラグであって、
    前記キャップ部は、前記貫通孔の内面に複数の凸部が設けられ、
    前記凸部は、前記貫通孔が延びる延伸方向に延びている点火プラグ。
  2. 前記延伸方向に垂直な断面において、前記凸部の幅は、前記凸部の頂に近づくにつれて狭くなる請求項1記載の点火プラグ。
  3. 前記凸部の頂は、平面である請求項1又は2に記載の点火プラグ。
  4. 前記凸部の頂は、曲面の一部である請求項1又は2に記載の点火プラグ。
  5. 前記凸部は、前記頂を形成する頂面と、前記頂面に接続する側面と、を備え、
    前記頂面と前記側面とが接続する角に丸みが付されている請求項3記載の点火プラグ。
  6. 前記延伸方向に垂直な断面において、前記凸部のうち隣り合う2つの凸部の間隔は、前記2つの凸部の各々の幅よりも狭い請求項1から5のいずれかに記載の点火プラグ。
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