JP6989032B2 - 無停電電源装置 - Google Patents
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Description
本発明は、無停電電源装置に関する。
従来、非接地の交流電源の交流電力を直流電力に変換する整流器と、整流器が出力する直流電力を交流電力に変換するインバータと、整流器の直流側とインバータの直流側との間の直流中間回路に接続された蓄電池とを備える無停電電源装置が知られている。このような無停電電源装置において、整流器の交流側に、交流回路の1線と大地との間を接続する接地コンデンサと、地絡電流を検出する変流器とを設けることで、蓄電池の地絡故障を検出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
地絡故障が発生すると、地絡故障点と接地コンデンサとの間に地絡電流が流れる。従来の地絡検出回路は、この地絡電流が流れることにより生ずる異常な電流を変流器で検出することによって、地絡故障の発生を検出する。
しかしながら、交流電源の中性点が接地されている形態では、グランドを介して電流が流れる閉ループ経路が交流電源と接地コンデンサとの間に形成されるので、変流器に流れる電流が減少し、異常な電流を変流器で検出できない場合がある。例えば、変流器に流れる電流の大きさが変流器の検出レベルに達しなければ、異常な電流を検出できない。また、変流器の検出レベルを下げると(変流器の検出感度を上げると)、非故障時の電流を異常な電流と誤検出するおそれがある。このように、従来の技術では、交流電源の中性点が接地されている形態では、地絡等の故障を検出できないおそれがある。
そこで、本開示は、中性点が接地された交流電源から交流電力が入力される入力線に異常な電圧を生じさせる故障を検出可能な無停電電源装置を提供する。
本開示は、
中性点が接地された交流電源から交流電力が入力される入力線と、
前記入力線の交流電力を直流電力に変換して中間線に出力するコンバータと、
前記中間線に接続された蓄電部と、
前記中間線の直流電力を交流電力に変換して出力線に出力するインバータと、
前記入力線とグランドとの間に接続された接地コンデンサと、
前記入力線とグランドとの間の相電圧を検出する相電圧検出部と、
前記相電圧検出部により検出された前記相電圧の変動を監視することによって、前記入力線に異常な電流を流す故障を検出する制御部とを備える、無停電電源装置を提供する。
中性点が接地された交流電源から交流電力が入力される入力線と、
前記入力線の交流電力を直流電力に変換して中間線に出力するコンバータと、
前記中間線に接続された蓄電部と、
前記中間線の直流電力を交流電力に変換して出力線に出力するインバータと、
前記入力線とグランドとの間に接続された接地コンデンサと、
前記入力線とグランドとの間の相電圧を検出する相電圧検出部と、
前記相電圧検出部により検出された前記相電圧の変動を監視することによって、前記入力線に異常な電流を流す故障を検出する制御部とを備える、無停電電源装置を提供する。
本開示の技術によれば、中性点が接地された交流電源から交流電力が入力される入力線に異常な電圧を生じさせる故障を検出可能な無停電電源装置を提供できる。
以下、本開示に係る実施形態を図面を参照して説明する。
図1は、一実施形態における無停電電源装置の構成を例示する図である。図1に示す無停電電源装置1は、交流電源10の停電や瞬停などの電源停止障害が発生した際に、蓄電部43に蓄えられた電力をインバータ50を介して負荷62に供給し続けることによって、電源停止障害から負荷62を守るUPS装置である。
交流電源10は、接地部12でグランドに接地された中性点11を有する。交流電源10は、例えば、三相(U相、V相、W相)の交流電力を出力する三相交流電源である。交流電源10は、例えば商用電源であるが、これに限られない。
無停電電源装置1は、入力線20、コンバータ30、蓄電部43、インバータ50、相電圧検出部80、線間電圧検出部90及び制御部100とを備える。
入力線20は、中性点11が接地された交流電源10から交流電力が入力される三相の電流経路である。入力線20は、交流電源10とコンバータ30との間に接続される。入力線20は、接地コンデンサ21、フィルタリアクトル22、フィルタコンデンサ23及び入力コンタクタ24とを有する。
接地コンデンサ21は、入力線20とグランドとの間に接続される。接地コンデンサ21は、一端が入力線20の各線にそれぞれ接続され、他端が接地部25でグランドに共通接続される三相分の容量素子を有する。接地コンデンサ21は、交流電源10とフィルタコンデンサ23との間に設置される。
フィルタリアクトル22は、入力線20に直列に挿入される。フィルタリアクトル22は、入力線20の各線にそれぞれ直列に挿入される三相分のリアクトル素子を有する。フィルタリアクトル22は、接地コンデンサ21とフィルタコンデンサ23との間に設置されているが、フィルタコンデンサ23とコンバータ30との間に設置されてもよい。
フィルタコンデンサ23は、入力線20にスター結線で接続される。フィルタコンデンサ23は、一端が入力線20の各線にそれぞれ接続され、他端が他の容量素子の他端に共通接続される三相分の容量素子を有する。フィルタコンデンサ23は、接地コンデンサ21とコンバータ30との間に設置される。
入力コンタクタ24は、入力線20に直列に挿入される。入力コンタクタ24は、入力線20の各線にそれぞれ直列に挿入される三相分の入力コンタクタ部を有する。入力コンタクタ24は、フィルタコンデンサ23とコンバータ30との間に設置される。
コンバータ30は、制御部100から供給されるパルス幅変調されたコンバータ制御信号に従って、入力線20の交流電力を直流電力に変換して中間線40に出力する交流−直流変換部である。コンバータ30は、例えば、ダイオードが逆並列に接続された複数のスイッチング素子を三相ブリッジで接続された構成を有する。スイッチング素子の具体例として、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)などが挙げられる。
中間線40は、コンバータ30から直流電力が供給される一対の配線であり、DCリンクと称されることがある。中間線40は、プラス側配線とマイナス側配線とを有する。
蓄電部43は、中間線40に接続され、コンバータ30から出力された変換後の直流電力を蓄える。蓄電部43は、中間線40から供給される直流電力を蓄え、蓄えた直流電力を中間線40に放出する。蓄電部43は、中間線40のプラス側配線に接続される正極と、中間線40のマイナス側配線に接続される負極とを有する。つまり、蓄電部43の負極は、グランドに接地するように配線されていない。蓄電部43は、蓄電部43と中間線40との間で流れる電流を遮断するための中間コンタクタ42を介して、中間線40に接続されてもよい。また、蓄電部43は、充放電コンバータ41を介して中間線40に接続されてもよい。
充放電コンバータ41は、制御部100から供給されるパルス幅変調された充放電制御信号に従って、中間線40と蓄電部43との間の充放電を行う直流−直流変換部である。
インバータ50は、制御部100から供給されるパルス幅変調されたインバータ制御信号に従って、中間線40の直流電力を交流電力に変換して出力線60に出力する直流−交流変換部である。インバータ50は、例えば、ダイオードが逆並列に接続された複数のスイッチング素子を三相ブリッジで接続された構成を有する。スイッチング素子の具体例として、IGBT、MOSFETなどが挙げられる。
出力線60は、インバータ50から交流電力が供給される三相の電流経路である。出力線60は、インバータ50と負荷62との間に接続される。出力線60は、出力コンタクタ61を有する。無停電電源装置1から出力線60を介して出力される交流電力は、負荷62に供給される。
出力コンタクタ61は、出力線60に直列に挿入される。出力コンタクタ61は、出力線60の各線にそれぞれ直列に挿入される三相分の出力コンタクタ部を有する。出力コンタクタ61は、インバータ50の交流出力部と、バイパス回路70と出力線60との接続部との間に設置される。
バイパス回路70は、フィルタコンデンサ23とコンバータ30と中間線40とインバータ50とを迂回する三相の電流経路である。バイパス回路70は、一端が交流電源10とフィルタコンデンサ23との間で入力線20に接続され、他端がインバータ50と負荷62との間で出力線60に接続される。バイパス回路70は、バイパス回路70を開閉するためのバイパスコンタクタ71を有する。バイパスコンタクタ71は、バイパス回路70の各線にそれぞれ直列に挿入される三相分のバイパスコンタクタ部を有する。
相電圧検出部80は、入力線20とグランドとの間の相電圧Vu,Vv,Vwを検出し、検出した相電圧Vu,Vv,Vwの各電圧値に応じた三相分の相電圧検出信号を出力するセンサ部である。相電圧Vuは、入力線20のU相線と接地部25との間の電位差であり、相電圧Vvは、入力線20のV相線と接地部25との間の電位差であり、相電圧Vwは、入力線20のW相線と接地部25との間の電位差である。
線間電圧検出部90は、入力線20の線間電圧Vuv,Vvw,Vwuを検出し、検出した線間電圧Vuv,Vvw,Vwuの各電圧値に応じた三つ分の線間電圧検出信号を出力するセンサ部である。線間電圧Vuvは、入力線20のU相線とV相線との間の電位差であり、線間電圧Vvwは、入力線20のV相線とW相線との間の電位差であり、線間電圧Vwuは、入力線20のW相線とU相線との間の電位差である。
制御部100は、無停電電源装置1の各部の電圧及び電流の検出値に基づいて、コンバータ30、インバータ50及び充放電コンバータ41のそれぞれの電力変換動作を制御する。制御部100は、例えば、入力線20における交流電圧及び交流電流の検出値と、中間線40における直流電圧の検出値と、出力線60における交流電圧及び交流電流の検出値とに基づいて、それらの電力変換動作を所望の状態にパルス幅変調を用いて制御する。なお、入力線20における交流電圧の検出値は、相電圧検出部80により取得される。
制御部100は、所定のキャリア周波数Fc(例えば、5kHz)の搬送波と、中間線40における直流電圧を目標電圧Vcに収束させる電圧指令とを比較することにより、パルス幅変調されたコンバータ制御信号を生成する。制御部100は、コンバータ30内の複数のスイッチング素子をコンバータ制御信号によりスイッチング動作させることによって、中間線40に出力する直流電力の電圧を目標電圧Vcに調整する。
制御部100は、コンバータ30用のキャリア周波数Fcよりも高いキャリア周波数(例えば、25kHz)の搬送波と、蓄電部43に印加する直流電圧を目標電圧Vsに収束させる電圧指令とを比較することにより、パルス幅変調された充放電制御信号を生成する。制御部100は、充放電コンバータ41内の複数のスイッチング素子を充放電制御信号によりスイッチング動作させることによって、蓄電部43に印加する直流電圧を目標電圧Vsに調整する。
制御部100は、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障を検出する機能を有する。次に、この故障検出機能について説明する。
無停電電源装置1の非故障時(通常時)、相電圧Vu,Vv,Vwと線間電圧Vuv,Vvw,Vwuは、いずれも、コンバータ30用のキャリア周波数Fcを含む周波数成分による脈動を持たない。
しかしながら、蓄電部43がグランドに地絡部44で直流地絡する故障が発生した場合、相電圧Vu,Vv,Vwと線間電圧Vuv,Vvw,Vwuは、図2のような電圧波形になる。つまり、相電圧Vu,Vv,Vwには、キャリア周波数Fcを含む周波数成分による脈動が現れるが、線間電圧Vuv,Vvw,Vwuには、キャリア周波数Fcを含む周波数成分による脈動が現れない。
蓄電部43の直流地絡には、蓄電部43の漏液による地絡故障や、蓄電部43に接続される配線の地絡故障などがある。
蓄電部43がグランドに地絡部44で直流地絡すると、交流電源10、接地コンデンサ21、接地部25、グランド、地絡部44、中間線40、コンバータ30、入力線20、交流電源10の順路又はその逆の順路で、異常な電流が流れる。このような異常な交流電流が接地コンデンサ21を経由して流れるので、キャリア周波数Fcを含む周波数成分による脈動が重畳した波形が相電圧Vu,Vv,Vwに現れる。一方、蓄電部43がグランドに地絡部44で直流地絡しても、線間電圧Vuv,Vvw,Vwuは、互いに等しくなるように制御部100がコンバータ30を制御するので、キャリア周波数Fcを含む周波数成分による脈動は、線間電圧Vuv,Vvw,Vwuには現れない。
一方、フィルタコンデンサ23がショート又はオープン故障した場合、相電圧Vu,Vv,Vwと線間電圧Vuv,Vvw,Vwuは、図3のような電圧波形になる。つまり、相電圧Vu,Vv,Vwと線間電圧Vuv,Vvw,Vwuとのいずれにも、キャリア周波数Fcを含む周波数成分による脈動が現れる。
フィルタコンデンサ23がショート又はオープン故障すると、キャリア周波数Fcを含む周波数成分による脈動がフィルタコンデンサ23で抑制しきれなくなる。その結果、相電圧Vu,Vv,Vwと線間電圧Vuv,Vvw,Vwuとのいずれにも、キャリア周波数Fcを含む周波数成分による脈動が現れる。
このように、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障が発生すると、図2,3に示すように、相電圧Vu,Vv,Vwに異常な脈動が現れる。したがって、制御部100は、相電圧検出部80により検出された各相電圧の変動を監視することによって、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障を検出できる。例えば、制御部100は、相電圧検出部80により検出された各相電圧にコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視することによって、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障を検出する。制御部100は、相電圧検出部80により検出された各相電圧にコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じている場合、当該故障が発生したと判定する(図2,3参照)。制御部100は、相電圧検出部80により検出された各相電圧にコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じていない場合、当該故障の発生がないと判定してもよい。
また、制御部100は、相電圧検出部80により検出された各相電圧の変動と線間電圧検出部90により検出された各線間電圧の変動とを監視することによって、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障を検出できる。例えば、制御部100は、相電圧検出部80により検出された各相電圧にコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否か、及び、線間電圧検出部90により検出された各線間電圧にコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する。制御部100は、その監視結果に基づいて、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障を検出する。
具体的には、制御部100は、相電圧検出部80により検出された各相電圧にコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じており、線間電圧検出部90により検出された各線間電圧にコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じていないと判断したとする(図2参照)。この場合、制御部100は、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障は蓄電部43の地絡故障と判定する。一方、制御部100は、相電圧検出部80により検出された各相電圧にコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じており、線間電圧検出部90により検出された各線間電圧にコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じていないと判断したとする(図3参照)。この場合、制御部100は、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障はフィルタコンデンサ23の故障と判定する。
制御部100は、例えば、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障を蓄電部43の地絡故障と判定した場合、蓄電部43と中間線40との接続を中間コンタクタ42により遮断する。これにより、中間線40と地絡部44との間に異常な交流電流が流れることを防止できる。
制御部100は、例えば、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障を蓄電部43の地絡故障と判定した場合、コンバータ30への交流電力の入力を入力コンタクタ24により遮断する。これにより、交流電源10からの交流電力がコンバータ30を介して中間線40に供給されることを防止できる。この場合、制御部100は、コンバータ30への交流電力の入力を遮断するとともに、バイパスコンタクタ71をオンにすることによって、交流電源10からの交流電力をバイパス回路70を介して出力線60に出力させてもよい。これにより、蓄電部43が地絡故障しても、交流電源10から出力される交流電力をバイパス回路70を経由して負荷62に供給できる。
制御部100は、例えば、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障をフィルタコンデンサ23の故障と判定した場合、フィルタコンデンサ23を迂回する経路で、電力を出力線60に出力させる。これにより、フィルタコンデンサ23が故障しても、交流電源10から出力される交流電力を、フィルタコンデンサ23を迂回する経路を経由して負荷62に供給できる。例えば、制御部100は、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障をフィルタコンデンサ23の故障と判定した場合、コンバータ30への交流電力の入力を入力コンタクタ24により遮断し、蓄電部43の電力をインバータ50を介して出力線60に出力させる。これにより、フィルタコンデンサ23が故障しても、蓄電部43に蓄えられた電力をインバータ50を経由して負荷62に供給できる。あるいは、制御部100は、入力線20に異常な電圧を生じさせる故障をフィルタコンデンサ23の故障と判定した場合、コンバータ30への交流電力の入力を遮断し、バイパス回路70を介して、交流電源10からの交流電力を出力線60に出力させる。例えば、制御部100は、入力コンタクタ24をオフにし、且つ、バイパスコンタクタ71をオンにする。これにより、フィルタコンデンサ23が故障しても、交流電源10から出力される交流電力を、フィルタコンデンサ23を迂回するバイパス回路70を経由して負荷62に供給できる。
制御部100は、例えば、入力線20に入力される交流電力の所定の周期の間、入力線20とグランドとの間の各相の相電圧の少なくとも一つの相電圧に、コンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する。これにより、所定の周期の間以外の期間における相電圧を監視することにより、当該変動の発生有無を誤って監視する可能性を低減できる。
制御部100は、例えば、入力線20に入力される交流電力の所定の周期の間、各相の線間電圧の少なくとも一つの線間電圧に、コンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する。これにより、所定の周期の間以外の期間における線間電圧を監視することにより、当該変動の発生有無を誤って監視する可能性を低減できる。
図4は、制御部100内の故障検出部の構成を例示するブロック図である。図4に示す故障検出部140は、検出された各相電圧のうち少なくとも一つにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じており、検出された各線間電圧のうちいずれにもコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じていない場合、蓄電部43の直流地絡と判定する。一方、故障検出部140は、検出された各相電圧のうち少なくとも一つにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じており、検出された各線間電圧のうち少なくとも一つにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じている場合、フィルタコンデンサ23の故障と判定する。
故障検出部140は、相電圧検出部80により検出された各相電圧を高速フーリエ変換するFFT部101,102,103と、線間電圧検出部90により検出された各線間電圧を高速フーリエ変換するFFT部104,105,106とを有する。FFTは、高速フーリエ変換の略語である。FFT部101〜106は、それぞれ、対象の電圧を1/4周期(図5参照)でFFTを行うことにより、各電圧の周波数成分を測定する。
故障検出部140は、FFT部101により測定された相電圧Vuの各周波数成分の中から、キャリア周波数Fcを含む周波数成分を抽出する抽出部111と、抽出部111により抽出された周波数成分を閾値TH1と比較する比較部121とを有する。故障検出部140は、比較部121による比較を行うことによって、相電圧検出部80により検出された相電圧Vuにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する。
同様に、故障検出部140は、抽出部112及び比較部122を用いて、相電圧検出部80により検出された相電圧Vvにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する。同様に、故障検出部140は、抽出部113及び比較部123を用いて、相電圧検出部80により検出された相電圧Vwにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する。故障検出部140は、検出された相電圧Vu,Vv,Vwのうち少なくとも一つにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを判断する論理和ゲート131を有する。
一方、故障検出部140は、FFT部104により測定された線間電圧Vuvの各周波数成分の中から、キャリア周波数Fcを含む周波数成分を抽出する抽出部114と、抽出部114により抽出された周波数成分を閾値TH2と比較する比較部124とを有する。故障検出部140は、比較部124による比較を行うことによって、線間電圧検出部90により検出された線間電圧Vuvにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する。
同様に、故障検出部140は、抽出部115及び比較部125を用いて、線間電圧検出部90により検出された線間電圧Vvwにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する。同様に、故障検出部140は、抽出部116及び比較部126を用いて、線間電圧検出部90により検出された線間電圧Vwuにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する。故障検出部140は、検出された線間電圧Vuv,Vvw,Vwuのうち少なくとも一つにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを判断する論理和ゲート132を有する。
論理和ゲート131の出力は、論理積ゲート134,135のそれぞれの一方の入力部に入力される。論理和ゲート132の出力は、論理積ゲート134の他方の入力部に入力され、否定ゲート133を介して論理積ゲート135の他方の入力部に入力される。
故障検出部140は、検出された各相電圧のうち少なくとも一つにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じており、検出された各線間電圧のうちいずれにもコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じていない場合、論理積ゲート135からハイレベルの判定信号を出力する。論理積ゲート135から出力されるハイレベルの判定信号は、蓄電部43の直流地絡と判定したことを表す。なお、故障検出部140は、蓄電部43の直流地絡の誤判定を防止するため、論理積ゲート135の出力信号がハイレベルの状態で所定の遅延時間継続した後に、蓄電部43の直流地絡という判定結果を確定させる遅延回路137を有してもよい。
一方、故障検出部140は、検出された各相電圧のうち少なくとも一つにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じており、検出された各線間電圧のうち少なくとも一つにコンバータ30のキャリア周波数成分の変動が生じている場合、論理積ゲート134からハイレベルの判定信号を出力する。論理積ゲート134から出力されるハイレベルの判定信号は、フィルタコンデンサ23の故障と判定したこと表す。なお、故障検出部140は、蓄電部43の直流地絡の誤判定を防止するため、論理積ゲート134の出力信号がハイレベルの状態で所定の遅延時間継続した後に、フィルタコンデンサ23の故障という判定結果を確定させる遅延回路136を有してもよい。
なお、制御部100の各機能は、メモリに読み出し可能に記憶されるプログラムによってCPU等のプロセッサが動作することにより実現される。
以上、無停電電源装置を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、交流電力の相数は、三相に限られない。
本国際出願は、2019年4月17日に出願した日本国特許出願第2019−078730号に基づく優先権を主張するものであり、日本国特許出願第2019−078730号の全内容を本国際出願に援用する。
1 無停電電源装置
10 交流電源
11 中性点
20 入力線
21 接地コンデンサ
23 フィルタコンデンサ
30 コンバータ
40 中間線
41 充放電コンバータ
43 蓄電部
50 インバータ
60 出力線
70 バイパス回路
80 相電圧検出部
90 線間電圧検出部
100 制御部
140 故障検出部
10 交流電源
11 中性点
20 入力線
21 接地コンデンサ
23 フィルタコンデンサ
30 コンバータ
40 中間線
41 充放電コンバータ
43 蓄電部
50 インバータ
60 出力線
70 バイパス回路
80 相電圧検出部
90 線間電圧検出部
100 制御部
140 故障検出部
Claims (19)
- 中性点が接地された交流電源から交流電力が入力される入力線と、
前記入力線の交流電力を直流電力に変換して中間線に出力するコンバータと、
前記中間線に接続された蓄電部と、
前記中間線の直流電力を交流電力に変換して出力線に出力するインバータと、
前記入力線とグランドとの間に接続された接地コンデンサと、
前記入力線とグランドとの間の相電圧を検出する相電圧検出部と、
前記相電圧検出部により検出された前記相電圧の変動を監視することによって、前記入力線に異常な電圧を生じさせる故障を検出する制御部とを備える、無停電電源装置。 - 前記制御部は、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視することによって、前記故障を検出する、請求項1に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じている場合、前記故障が発生したと判定する、請求項2に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧を高速フーリエ変換することにより測定された各周波数成分の中からキャリア周波数を含む周波数成分を抽出し、抽出した周波数成分を閾値と比較することによって、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する、請求項2に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧を高速フーリエ変換することにより測定された各周波数成分の中からキャリア周波数を含む周波数成分を抽出し、抽出した周波数成分を閾値と比較することによって、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する、請求項3に記載の無停電電源装置。
- 前記入力線の線間電圧を検出する線間電圧検出部を備え、
前記制御部は、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧の変動と前記線間電圧検出部により検出された前記線間電圧の変動とを監視することによって、前記故障を検出する、請求項1に記載の無停電電源装置。 - 前記制御部は、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じているか否か、及び、前記線間電圧検出部により検出された前記線間電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視することによって、前記故障を検出する、請求項6に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記線間電圧検出部により検出された前記線間電圧を高速フーリエ変換することにより測定された各周波数成分の中からキャリア周波数を含む周波数成分を抽出し、抽出した周波数成分を閾値と比較することによって、前記線間電圧検出部により検出された前記線間電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する、請求項7に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じており、前記線間電圧検出部により検出された前記線間電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じていない場合、前記故障は前記蓄電部の地絡故障と判定する、請求項7に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じており、前記線間電圧検出部により検出された前記線間電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じていない場合、前記故障は前記蓄電部の地絡故障と判定する、請求項8に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記故障を前記蓄電部の地絡故障と判定した場合、前記蓄電部と前記中間線との接続を遮断する、請求項9に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記故障を前記蓄電部の地絡故障と判定した場合、前記コンバータへの交流電力の入力を遮断する、請求項9に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記故障は前記蓄電部の地絡故障と判定した場合、前記コンバータと前記中間線と前記インバータとを迂回するバイパス回路を介して、前記交流電源からの交流電力を前記出力線に出力させる、請求項12に記載の無停電電源装置。
- 前記入力線にスター結線で接続されたフィルタコンデンサを備え、
前記制御部は、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じており、前記線間電圧検出部により検出された前記線間電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じている場合、前記故障は前記フィルタコンデンサの故障と判定する、請求項7に記載の無停電電源装置。 - 前記入力線にスター結線で接続されたフィルタコンデンサを備え、
前記制御部は、前記相電圧検出部により検出された前記相電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じており、前記線間電圧検出部により検出された前記線間電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じている場合、前記故障は前記フィルタコンデンサの故障と判定する、請求項9に記載の無停電電源装置。 - 前記制御部は、前記故障を前記フィルタコンデンサの故障と判定した場合、前記フィルタコンデンサを迂回する経路で、電力を前記出力線に出力させる、請求項14に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記故障を前記フィルタコンデンサの故障と判定した場合、前記コンバータへの交流電力の入力を遮断し、前記蓄電部の電力を前記インバータを介して前記出力線に出力させる、請求項16に記載の無停電電源装置。
- 前記制御部は、前記故障を前記フィルタコンデンサの故障と判定した場合、前記コンバータへの交流電力の入力を遮断し、前記フィルタコンデンサと前記コンバータと前記中間線と前記インバータとを迂回するバイパス回路を介して、前記交流電源からの交流電力を前記出力線に出力させる、請求項16に記載の無停電電源装置。
- 前記交流電源は、三相交流電源であって、
前記制御部は、所定の周期の間、前記入力線とグランドとの間の各相の相電圧の少なくとも一つの相電圧に前記コンバータのキャリア周波数成分の変動が生じているか否かを監視する、請求項1に記載の無停電電源装置。
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