JP6982143B1 - Rope inspection device - Google Patents
Rope inspection device Download PDFInfo
- Publication number
- JP6982143B1 JP6982143B1 JP2020126950A JP2020126950A JP6982143B1 JP 6982143 B1 JP6982143 B1 JP 6982143B1 JP 2020126950 A JP2020126950 A JP 2020126950A JP 2020126950 A JP2020126950 A JP 2020126950A JP 6982143 B1 JP6982143 B1 JP 6982143B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- image data
- rope
- determination
- predetermined
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
Abstract
【課題】ロープの検査精度を向上させる。【解決手段】実施形態のロープ検査装置は、所定の物体を吊り下げるロープにおける軸方向に所定間隔でマーキングが施されている側面を撮像した画像データを取得する取得部と、画像データに基づいて、隣接する2つのマーキングの間の距離の伸び量を算出する算出処理を実行する算出部と、伸び量が所定の伸び量閾値以上であるか否かを判定する判定処理を実行する判定部と、画像データに対して輝度の変更を行う輝度変更部と、を備える。伸び量が所定の伸び量閾値以上であると判定部が判定した場合、輝度変更部が画像データに対して輝度の変更を行い、輝度変更後の画像データに基づいて算出部による算出処理と判定部による判定処理を行う、という一連の処理を繰り返し行い、判定部は、所定回数以上連続で伸び量が所定の伸び量閾値以上であると判定したときに異常と判定する。【選択図】図1PROBLEM TO BE SOLVED: To improve inspection accuracy of a rope. SOLUTION: The rope inspection apparatus of the embodiment is based on an acquisition unit that acquires image data of images of side surfaces of a rope that suspends a predetermined object and is marked at predetermined intervals in the axial direction, and an image data. , A calculation unit that executes a calculation process for calculating the elongation amount of the distance between two adjacent markings, and a determination unit that executes a determination process for determining whether or not the elongation amount is equal to or greater than a predetermined elongation amount threshold. , A luminance changing unit for changing the luminance with respect to the image data is provided. When the determination unit determines that the elongation amount is equal to or greater than the predetermined elongation threshold value, the brightness change unit changes the brightness of the image data, and the calculation process is determined by the calculation unit based on the image data after the brightness change. A series of processes of performing a determination process by the unit are repeated, and the determination unit determines that the abnormality is abnormal when it is determined that the elongation amount is equal to or more than the predetermined elongation amount threshold value continuously for a predetermined number of times or more. [Selection diagram] Fig. 1
Description
本発明の実施形態は、ロープ検査装置に関する。 Embodiments of the present invention relate to a rope inspection device.
所定の物体を吊り下げるロープ(例えば、エレベータ、クレーン、橋梁等に使用されるロープ)の劣化を検査する手法として、従来の目視検査に代えて、近年ではロープを撮像した画像データに基づく検査技術の研究開発が進められている。この検査技術では、例えば、側面に軸方向に所定間隔でマーキングが施されているロープを使用し、そのロープのの側面を撮像した画像データに基づいて、隣接する2つのマーキングの間の距離の伸び量を算出し、その伸び量が所定の閾値以上であるときに異常と判定する。 As a method for inspecting deterioration of ropes (for example, ropes used for elevators, cranes, bridges, etc.) that suspend a predetermined object, in recent years, instead of conventional visual inspection, inspection technology based on image data obtained by imaging the rope. Research and development is underway. This inspection technique uses, for example, a rope whose sides are marked at predetermined intervals in the axial direction, and the distance between two adjacent markings based on image data obtained by imaging the sides of the rope. The amount of elongation is calculated, and when the amount of elongation is equal to or greater than a predetermined threshold value, it is determined to be abnormal.
しかしながら、上述の従来技術の場合、実際にはロープが劣化していなくても、例えば、マーキングが劣化していたり、ロープの撮像環境の暗すぎや明るすぎによって画像データが不明瞭であったりすることなどに起因してマーキングの検出不良が起き、それによってロープの劣化を誤検出してしまうことがあるという問題があった。 However, in the case of the above-mentioned conventional technique, even if the rope is not actually deteriorated, for example, the marking may be deteriorated, or the image data may be unclear due to the rope's imaging environment being too dark or too bright. There is a problem that the marking failure may occur due to the above, and the deterioration of the rope may be erroneously detected.
そこで、本発明の実施形態の課題は、ロープの検査精度を向上させることができるロープ検査装置を提供することである。 Therefore, an object of the embodiment of the present invention is to provide a rope inspection device capable of improving the inspection accuracy of the rope.
実施形態のロープ検査装置は、所定の物体を吊り下げるロープにおける軸方向に所定間隔でマーキングが施されている側面を撮像した画像データを取得する取得部と、前記画像データに基づいて、隣接する2つの前記マーキングの間の距離の伸び量を算出する算出処理を実行する算出部と、前記伸び量が所定の伸び量閾値以上であるか否かを判定する判定処理を実行する判定部と、前記画像データに対して輝度の変更を行う輝度変更部と、を備える。前記伸び量が前記所定の伸び量閾値以上であると前記判定部が判定した場合、前記輝度変更部が前記画像データに対して輝度の変更を行い、輝度変更後の画像データに基づいて前記算出部による前記算出処理と前記判定部による前記判定処理を行う、という一連の処理を繰り返し行い、前記判定部は、所定回数以上連続で前記伸び量が前記所定の伸び量閾値以上であると判定したときに異常と判定する。 The rope inspection device of the embodiment is adjacent to an acquisition unit that acquires image data of images of side surfaces of a rope that suspends a predetermined object and is marked at predetermined intervals in the axial direction, based on the image data. A calculation unit that executes a calculation process for calculating the elongation amount of the distance between the two markings, a determination unit that executes a determination process for determining whether or not the elongation amount is equal to or greater than a predetermined elongation amount threshold, and a determination unit. A brightness changing unit for changing the brightness of the image data is provided. When the determination unit determines that the elongation amount is equal to or greater than the predetermined elongation threshold value, the brightness changing unit changes the brightness of the image data, and the calculation is based on the image data after the brightness change. A series of processes of performing the calculation process by the unit and the determination process by the determination unit were repeated, and the determination unit determined that the elongation amount was equal to or more than the predetermined elongation amount threshold value continuously for a predetermined number of times or more. Sometimes it is judged to be abnormal.
以下、添付図面を参照しながら、例示する実施形態のロープ検査装置を詳細に説明する。 Hereinafter, the rope inspection apparatus of the illustrated embodiment will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
図1は、実施形態のロープ検査システム1の概略構成例を示すブロック図である。図1に示すように、ロープ検査システム1は、例えば、ロープ検査装置30と、監視センタ40(外部装置)とを備え、エレベータ装置20に対して設置される。なお、エレベータ装置20は、ロープ検査システム1に含まれていてもよい。
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration example of the
本実施形態で例示するエレベータ装置20は、利用者が乗降する乗りかご21とカウンタウエイト22とをメインロープ23(所定の物体を吊り下げるロープの一例)で連結した、いわゆるつるべ式のエレベータである。このエレベータ装置20は、巻上機26を制御することで、乗りかご21を建物に設けられている昇降路に沿って昇降させて、利用者を目的階のエレベータホールに移動させる。
The
ここで、本実施形態のメインロープ23の一例について、図2を用いて詳細に説明する。図2において、(a)は本実施形態のメインロープ23の断面図を示し、(b)はメインロープ23の側面図を示している。図2に示すように、メインロープ23は、例えば、ワイヤロープ23Aの外周が樹脂製のカバー層23Bで覆われた構造を有する樹脂被覆ロープである。また、ワイヤロープ23Aは、炭素鋼、ステンレス鋼等で造られた複数の素線をより合わせた複数のストランド23aを心鋼23bの周りに所定のピッチでより合わせることで構成されている。
Here, an example of the
カバー層23Bの外周面には、外側から視認することが可能なマーキング51が所定の間隔Lで設けられている。したがって、マーキング51間の間隔Lを測定することで、そのマーキング51間のメインロープ23がどの程度伸張しているかを特定することができる。
そこで、本実施形態では、特定された伸張度合いから、メインロープ23の劣化の程度を推定・評価する。これにより得られた推定・評価の結果は、例えば、メインロープ23のメンテナンスや交換の時期を決定する際に利用することが可能である。また、マーキング51の劣化やメインロープ23の撮像環境(暗すぎ、明るすぎ)に起因するマーキング51の検出不良によってメインロープ23の劣化の誤検出が起きる可能性を低減する点についても詳述する。
Therefore, in the present embodiment, the degree of deterioration of the
なお、本実施形態のメインロープ23としては、図2に例示する樹脂被覆ロープに限定されず、金属表面が露出したワイヤロープなど、エレベータ装置20のメインロープ23として使用可能な強度等を備えた種々のロープを用いることが可能である。ただし、そのようなロープを使用した場合でも、ロープの外周面には、外側から視認することが可能なマーキング51が所定の間隔Lで設けられているものとする。
The
図1に戻って、巻上機26は、乗りかご21とカウンタウエイト22とを連結するメインロープ23の巻き上げを行うことで、乗りかご21を昇降させる。巻上機26は、メインロープ23の巻き上げを行う動力源となるモータ24と、モータ24の回転数を検出するパルスジェネレータ25とを有する。モータ24は、パルスジェネレータ25を介してエレベータ運転制御部27に接続されている。パルスジェネレータ25は、エレベータ装置20が稼働中、例えば、ある特定の周期でモータ24の回転数を示すパルス値を検出し、検出したパルス値をパルス信号としてエレベータ運転制御部27へ出力する。
Returning to FIG. 1, the hoisting machine 26 raises and lowers the car 21 by hoisting the
モータ24の回転数を示すパルス値は、乗りかご21の昇降速度に換算することが可能な情報である。また、エレベータ運転制御部27には、パルス信号として入力されたパルス値をカウントする不図示のカウンタ回路が設けられている。このカウンタ回路は、例えば、乗りかご21を下降させた際のパルス値が入力された場合にカウントダウンし、乗りかご21を上昇させた際のパルス値が入力された場合にカウントアップする。したがって、カウンタ回路のカウント値に基づくことで、昇降路上の乗りかご21の位置(およびメインロープ23の位置)を特定することが可能である。
The pulse value indicating the rotation speed of the
そこで、エレベータ運転制御部27は、カウンタ回路のカウント値に基づいてパルスジェネレータ25からモータ24に与えるパルス値を制御することで、乗りかご21を目的の位置まで移動させる昇降動作を実行する。
Therefore, the elevator
具体的には、エレベータ運転制御部27は、乗りかご21の昇降動作を制御する際に、カウンタ回路のカウント値に基づいて乗りかご21の現在位置を特定するとともに、パルスジェネレータ25から取得したパルス信号に基づいて乗りかご21の昇降速度を特定する。また、エレベータ運転制御部27は、利用者が各階のエレベータホールに設置された呼出しボタン又は乗りかご21内に設置された行先階ボタンを操作することで生成された信号に基づいて、乗りかご21を所定の位置に昇降させるためのパルス信号を生成するようにパルスジェネレータ25を制御する。そして、エレベータ運転制御部27は、生成したパルス信号をモータ24に入力してモータ24を制御することで、乗りかご21の昇降動作を制御して利用者を目的階のエレベータホールに移動させる。
Specifically, the elevator
なお、エレベータ運転制御部27は、乗りかご21の昇降動作の他、乗りかご21に設けられたドアの開閉動作も制御する。
The elevator
また、エレベータ運転制御部27は、カウンタ回路のカウント値を示すパルス信号を、後述するロープ検査装置30における情報収集制御部33に、適宜若しくは所定の周期で出力する。なお、上述したように、カウンタ回路のカウント値を示すパルス信号のパルス値は、昇降路上の乗りかご21の位置を示している。そこで以下の説明では、エレベータ運転制御部27から出力されたカウンタ回路のカウント値を示すパルス信号のパルス値を、かご位置パルス値という。
Further, the elevator
一方、ロープ検査装置30は、図1に示すように、例えば、撮像部32と、撮像制御部31と、起動部37と、情報収集制御部33と、情報保存部34(記憶部)と、情報処理部35と、遠隔端末36と、を備える。
On the other hand, as shown in FIG. 1, the
撮像部32は、例えば、CCD(Charge-Coupled Device)カメラなどの少なくとも静止画像を取得可能な撮像装置であり、メインロープ23を撮像することで得られた画像データを出力する。撮像部32は、動画を撮像してもよい。
The
撮像部32の光学システムや設置位置は、巻上機26と乗りかご21との間で略直線状に引張されている部分のメインロープ23を、メインロープ23の延在方向(すなわち垂直(鉛直)方向)に沿ってある程度の画角をもって撮像できるように調整されている。
The optical system and installation position of the
撮像部32の設置位置としては、例えば、巻上機26が設置された機械室内とすることができる。機械室内には乗りかご21が進入しないため、撮像部32をメインロープ23に近接配置することが可能であり、より鮮明なメインロープ23の画像データを取得することが可能となる。ただし、撮像部32の設置位置は、これに限定されず、メインロープ23における点検が必要な部分(以下、点検対象範囲という。)を撮像することが可能な位置であれば、適宜変更することが可能である。
The installation position of the
撮像制御部31は、撮像部32に任意のタイミングでの撮像動作または周期的な撮像動作を実行させるための制御装置である。起動部37は、例えば、ロープ検査装置30のオペレータが撮像制御部31に対して撮像開始の指示を直接または遠隔で入力するための操作部である。
The image
情報収集制御部33は、撮像部32から出力された画像データと、エレベータ運転制御部27から出力されたパルス信号とを入力し、入力した画像データとパルス信号が示すかご位置パルス値とを必要に応じて情報保存部34に入力する。
The information
情報保存部34は、例えば、データベースやファイルサーバなどで構成された記憶領域である。情報保存部34は、情報収集制御部33から入力された画像データや、パルス信号が示すかご位置パルス値等を格納する。
The
情報処理部35は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などの情報処理装置で構成される。情報処理部35は、情報保存部34に格納されている各種データに対する解析や演算処理を実行することで必要なデータを生成し、生成したデータを情報保存部34に格納する。
The
遠隔端末36は、例えば、PHS(Personal Handyphone System)やタブレット端末などの通信機能を備えた情報端末である。遠隔端末36は、情報保存部34に格納されている各種データの取得・表示や、取得したデータの転送などを実行する。
The remote terminal 36 is an information terminal having a communication function such as a PHS (Personal Handyphone System) or a tablet terminal. The remote terminal 36 acquires and displays various data stored in the
また、監視センタ40は、例えば、エレベータ管理会社に構築されたコンピュータシステムである。監視センタ40は、例えば、遠隔端末36からネットワーク41を介して送られてきた各種データに基づいて、検査結果の解析や解析結果等のオペレータへの表示などを実行する。なお、ネットワーク41には、例えばインターネットや移動体通信網等のWAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、公衆回線、専用回線などの種々のネットワークを適用することが可能である。
Further, the
以上のような構成において、点検を行う際には、まず、メインロープ23における少なくとも点検対象範囲の画像が取得される。ここで、点検対象範囲とは、例えば、メインロープ23における、乗りかご21を第1の所定位置(例えば、最上位置)から第2の所定位置(例えば、最下位置)まで移動させた際に撮像部32の撮像領域を通過する部分であり、主に、乗りかご21を昇降させる際に巻上機26と接触することで昇降時の負荷を直接的に受ける部分である。
In the above configuration, when performing an inspection, first, an image of at least the inspection target range on the
点検対象範囲の画像を取得する際には、まず、オペレータは、エレベータ運転制御部27に対して指示を与えることで、乗りかご21を第1の所定位置に移動させる。続いて、オペレータは、起動部37を用いて撮像開始の指示を入力する。そうすると、起動部37から指示が入力された撮像制御部31が、所定の周期でメインロープ23を撮像するように撮像部32を制御する。その結果、撮像部32による周期的な画像データの取得が開始され、これにより取得された画像データが順次、情報収集制御部33へ入力される。なお、情報収集制御部33には、エレベータ装置20が稼働中、常時、カウンタ回路のカウント値(かご位置パルス値)を示すパルス信号がエレベータ運転制御部27から入力される。
When acquiring the image of the inspection target range, the operator first moves the car 21 to the first predetermined position by giving an instruction to the elevator
次に、オペレータは、エレベータ運転制御部27に指示を与えることで、乗りかご21を第1の所定位置から第2の所定位置へ移動させる。この乗りかご21が第1の所定位置から第2の所定位置へ移動する動作中に撮像部32による周期的な撮像を実行させておくことで、メインロープ23における点検対象範囲全体の画像が取得される。その後、乗りかご21が第2の所定位置に到達すると、オペレータは、起動部37を用いて撮像停止の指示を入力する。これにより、撮像部32による周期的な撮像動作が停止する。
Next, the operator gives an instruction to the elevator
なお、周期的な撮像を実行中、言い換えれば点検作業中、乗りかご21の最高昇降速度は、例えば、時間軸上において連続する2つの画像に映り込んでいるメインロープ23が一部で重複することを保証し得る速度以下であることが望ましい。これにより、点検対象範囲内のメインロープ23の一部が撮像されていないということを回避できる。
During periodic imaging, in other words, during inspection work, the maximum ascending / descending speed of the car 21 partially overlaps with the
また、撮像部32の撮像周期は、例えば、エレベータ運転制御部27がカウンタ回路のカウント値(かご位置パルス値)を示すパルス信号を出力する周期と同程度の周期であってもよいが、これに限定されず、例えばエレベータ運転制御部27がパルス信号を出力する周期の1/a(aは2以上の整数)逓倍の周期など、種々変形することが可能である。
Further, the image pickup cycle of the
ここで、図3に、撮像部32により周期的に取得される画像データの例を示す。図3の(a)〜(c)に示すように、撮像部32による一連の撮像動作では、メインロープ23の略全体が映り込むように、連続する静止画像50(1)〜50(M)(Mは2以上の整数)が取得される。なお、図3中、符号54はメインロープ23の画像を示している。
Here, FIG. 3 shows an example of image data periodically acquired by the
時間軸上において連続する2つの静止画像50(m)及び50(m+1)(mは1以上M以下の整数)は、それらの一部においてメインロープ23の同じ部分の画像を含んでいる。すなわち、静止画像50(m)に映り込んでいるメインロープ23の一部と、静止画像50(m+1)に映り込んでいるメインロープ23の一部とは、重複している。
Two continuous still images 50 (m) and 50 (m + 1) (m is an integer of 1 or more and M or less) on the time axis include an image of the same part of the
また、メインロープ23に付されたマーキング51の総数をK(Kは2以上の整数)とすると、各静止画像50(m)は、メインロープ23上で隣接する少なくとも2つのマーキング51の画像52(k−1)及び52(k)(kは2以上K以下の整数)を含んでいる。以下、マーキング51の画像(以下、マーキング51の画像を総称する場合の符号を52とする)をマーキング画像という。なお、画像解析によって検出することが困難なマーキング画像52が含まれている場合を考慮すると、各静止画像50(m)には、3つ以上のマーキング画像52が含まれていることが好ましい。
Further, assuming that the total number of
また、メインロープ23の側面に付されたマーキング51の間隔L(図2参照)は、撮像周期の1サイクルの時間長に乗りかご21の最高昇降速度を乗算して得られる距離と同程度かそれよりも短いことが望ましい。それにより、メインロープ23の点検対象範囲内に付されたマーキング51の全てが何れかの静止画像(以下、静止画像を総称する場合の符号を50とする)において先頭となるようにすることができる。
Further, is the distance L (see FIG. 2) of the
撮像部32によって周期的に取得されたメインロープ23の画像データ(静止画像50に相当)は、撮像部32から情報収集制御部33へ順次出力される。ここで、撮像部32が画像データを取得したタイミングにおける乗りかご21の位置は、このタイミング近傍でエレベータ運転制御部27から出力されたパルス信号が示すかご位置パルス値に基づいて特定することができる。言い換えれば、撮像部32により取得された画像データがメインロープ23のどの部分を撮像した画像であるかは、撮像タイミングの近傍でエレベータ運転制御部27から出力されたパルス信号が示すかご位置パルス値に基づいて特定することができる。
The image data (corresponding to the still image 50) of the
そこで、情報収集制御部33は、撮像部32から画像データが入力されたタイミングの直前または直後のタイミングでエレベータ運転制御部27から入力されたパルス信号が示すかご位置パルス値を、この画像データと関連付けて情報保存部34のデータ表(不図示)に格納する。これにより、各画像データがメインロープ23のどの部分を撮像した画像であるかを、情報保存部34において管理することが可能となる。
Therefore, the information
ただし、乗りかご21の移動中と停止中とに関わらず定期的に入力される画像データ及びかご位置パルス値の全てを情報保存部34に格納すると、情報保存部34に膨大な量の不要データが蓄積されかねない。そこで、情報収集制御部33は、例えば、乗りかご21が停止している期間中に入力された画像データ及びかご位置パルス値を、情報保存部34には格納せずに破棄する。これにより、停止した状態でメインロープ23の同じ部分を撮像することで得られた画像データが情報保存部34に大量に蓄積されることを回避することができる。なお、乗りかご21が移動中であるか停止中であるかは、例えば、連続するパルス信号が示すかご位置パルス値の差から求まる乗りかご21の昇降速度に基づいて判断することが可能である。
However, if all of the image data and the car position pulse value that are periodically input regardless of whether the car 21 is moving or stopped are stored in the
次に、図4を参照して、情報保存部34と情報処理部35の詳細について説明する。図4は、本実施形態の情報保存部34と情報処理部35のより詳細な構成例を示すブロック図である。
Next, the details of the
情報保存部34は、画像保存領域34aと、異常時画像保存領域34bと、判定結果保存領域34cと、かご位置パルス値保存領域34dと、を備える。
The
画像保存領域34aは、情報収集制御部33から入力された画像データを保存する。異常時画像保存領域34bは、異常判定部35cからの指示により異常時画像を保存する(詳細は後述)。
The image storage area 34a stores the image data input from the information
判定結果保存領域34cは、異常判定部35cから入力された判定結果を保存する(詳細は後述)。かご位置パルス値保存領域34dは、情報収集制御部33から入力されたかご位置パルス値を保存する。
The determination
情報処理部35は、画像処理部35aと、ロープ伸び算出部35b(算出部)と、異常判定部35c(判定部)と、輝度変更部35dと、ロープ位置判定部35eと、異常通知部35fと、を備える。
The
画像処理部35aは、画像保存領域34aに保存されている画像データを取得する。
The
ロープ伸び算出部35bは、画像データに基づいて、それぞれのマーキング51を検出するとともに、隣接する2つのマーキング51の間の距離の伸び量を算出する算出処理を実行する。
The rope elongation calculation unit 35b detects each marking 51 based on the image data, and executes a calculation process for calculating the elongation amount of the distance between two
異常判定部35cは、メインロープ23の伸び量が所定の伸び量閾値以上であるか否かを判定する判定処理を実行する。
The
輝度変更部35dは、画像データに対して輝度の変更を行う(詳細は後述)。
The
ロープ位置判定部35eは、かご位置パルス値保存領域34dから入力されたかご位置パルス値に基づいて、メインロープ23の位置や乗りかご21の位置を判定(特定)する。
The rope position determination unit 35e determines (identifies) the position of the
異常通知部35fは、判定結果保存領域34cに記憶された異常を示す判定結果と、異常時画像保存領域34bに記憶されているその判定に用いた画像データと、を遠隔端末36、ネットワーク41を介して監視センタ40(外部装置)に通知する。
The abnormality notification unit 35f connects the remote terminal 36 and the
また、メインロープ23の伸び量が所定の伸び量閾値以上であると異常判定部35cが判定した場合、輝度変更部35dが画像データに対して輝度の変更を行い、輝度変更後の画像データに基づいてロープ伸び算出部35bによる算出処理と異常判定部35cによる判定処理を行う。このような一連の処理を繰り返し行い、異常判定部35cは、所定回数以上連続でメインロープ23伸び量が所定の伸び量閾値以上であると判定したときに異常と判定する。異常判定部35cは、異常と判定した場合、異常を示す判定結果を判定結果保存領域34cに保存するとともに、判定に用いた画像データを異常時画像保存領域34bに、判定結果と対応付けて保存する。
Further, when the
なお、輝度変更部35dが画像データに対して輝度の変更を行う場合、例えば、画像データの平均輝度が小さい場合は平均輝度が大きくなるような輝度の変更を行い、画像データの平均輝度が大きい場合は平均輝度が小さくなるような輝度の変更を行えばよいが、これに限定されない。例えば、輝度変更部35dは、所定のアルゴリズムに基づいて、画像データを用いたマーキング51のエッジ検出の精度が最大になるように輝度を微調整しながら変更してもよい。
When the
次に、図5を参照して、ロープ検査処理の一例について説明する。図5は、本実施形態のロープ検査処理の一例を示すフローチャートである。なお、前提として、撮像部32による周期的な撮像動作が実行されているものとする。
Next, an example of the rope inspection process will be described with reference to FIG. FIG. 5 is a flowchart showing an example of the rope inspection process of the present embodiment. As a premise, it is assumed that the
まず、ステップS1において、画像処理部35aは、画像保存領域34aに保存されている画像データを取得する。
First, in step S1, the
次に、ステップS2において、ロープ伸び算出部35bは、画像データに基づいて、それぞれのマーキング51を検出するとともに、隣接する2つのマーキング51の間の距離の伸び量を算出する。
Next, in step S2, the rope elongation calculation unit 35b detects each marking 51 based on the image data, and calculates the elongation amount of the distance between two
次に、ステップS3において、異常判定部35cは、メインロープ23の伸び量が所定の伸び量閾値以上であるか否かを判定し、Yesの場合はステップS4に進み、Noの場合はステップS8に進む。
Next, in step S3, the
ステップS8において、異常判定部35cは、判定結果保存領域34cに正常判定結果を保存する。
In step S8, the
ステップS4において、異常判定部35cは、輝度変更回数が回数閾値を超えたか否かを判定し、Yesの場合はステップS6に進み、Noの場合はステップS5に進む。
In step S4, the
ステップS5において、輝度変更部35dは、画像データに対して輝度の変更を行い、ステップS2に戻る。
In step S5, the
ステップS6において、異常判定部35cは、異常を示す判定結果を判定結果保存領域34cに保存するとともに、判定に用いた画像データを異常時画像保存領域34bに、判定結果と対応付けて保存する。
In step S6, the
次に、ステップS7において、異常通知部35fは、判定結果保存領域34cに記憶された異常を示す判定結果と、異常時画像保存領域34bに記憶されているその判定に用いた画像データと、を遠隔端末36、ネットワーク41を介して監視センタ40に通知する。
Next, in step S7, the abnormality notification unit 35f determines the determination result indicating the abnormality stored in the determination
このように、本実施形態のロープ検査装置30によれば、ロープ伸び算出部35bによるメインロープ23の伸び量の算出処理と異常判定部35cによる伸び量が所定の伸び量閾値を超えているかの判定処理を、画像データを輝度変更しながら何度も行うことで、ロープの検査精度を向上させることができる。つまり、メインロープ23の検査をした際に、メインロープ23の劣化ではなくマーキング51の劣化や撮像環境(暗すぎ、明るすぎ)等に起因するメインロープ23の劣化の誤検出を低減することができる。したがって、異常検出時に作業員が調査にかける時間を低減することができる。
As described above, according to the
また、メインロープ23の異常と判定した場合、異常を示す判定結果と、判定に用いた画像データと、を対応付けて記憶させたり、それらを監視センタ40に送信したりすることができる。これにより、対応者は、判定結果に加えて画像データを見ることで、マーキング51の劣化の有無やメインロープ23の撮像環境の状況(明暗度)などを分析できる。
Further, when it is determined that the
また、従来技術に対し、ハードウエアを変更する必要がなく、ソフトウエアの変更だけで実現できるので、低コストで済む。 In addition, compared to the conventional technology, it is not necessary to change the hardware, and it can be realized only by changing the software, so that the cost can be reduced.
上記実施形態およびその変形例は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、仕様等に応じて種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施形態が可能であることは上記記載から自明である。例えば実施形態に対して適宜例示した変形例は、他の実施形態と組み合わせることも可能であることは言うまでもない。 The above-described embodiment and its modifications are merely examples for carrying out the present invention, and the present invention is not limited thereto, and various modifications according to specifications and the like are within the scope of the present invention. Further, it is obvious from the above description that various other embodiments are possible within the scope of the present invention. For example, it goes without saying that the modifications appropriately exemplified with respect to the embodiment can be combined with other embodiments.
例えば、画像データの輝度変更を行う対象は、メインロープ23における所定の伸び量閾値以上の伸びの検出箇所だけでもよいし、メインロープ23の全体でもよい。
For example, the target for changing the brightness of the image data may be only the detection portion of the elongation of the
また、メインロープ23の撮像に照明装置を用いている場合は、撮像時の照明装置による照明の強度を変更してもよい。
Further, when the lighting device is used for the image pickup of the
また、メインロープ23を撮像した画像データの前回分を常に保存しておき、異常時に前回の画像データと今回の画像データの両方を監視センタ40等に送ってもよい。そうすれば、異常の原因究明がさらに容易になる。
Further, the previous image data captured by the
1…ロープ検査システム、20…エレベータ装置、21…乗りかご、22…カウンタウエイト、23…メインロープ、23a…ストランド、23b…心鋼、23A…ワイヤロープ、23B…カバー層、24…モータ、25…パルスジェネレータ、26…巻上機、27…エレベータ運転制御部、30…ロープ検査装置、31…撮像制御部、32…撮像部、33…情報収集制御部、34…情報保存部、34a…画像保存領域、34b…異常時画像保存領域、34c…判定結果保存領域、34d…かご位置パルス値保存領域、35…情報処理部、35a…画像処理部、35b…ロープ伸び算出部、35c…異常判定部、35d…輝度変更部、35e…ロープ位置判定部、35f…異常通知部 1 ... Rope inspection system, 20 ... Elevator device, 21 ... Car, 22 ... Counterweight, 23 ... Main rope, 23a ... Strand, 23b ... Core steel, 23A ... Wire rope, 23B ... Cover layer, 24 ... Motor, 25 ... pulse generator, 26 ... hoisting machine, 27 ... elevator operation control unit, 30 ... rope inspection device, 31 ... imaging control unit, 32 ... imaging unit, 33 ... information collection control unit, 34 ... information storage unit, 34a ... image Storage area, 34b ... Abnormal image storage area, 34c ... Judgment result storage area, 34d ... Car position pulse value storage area, 35 ... Information processing unit, 35a ... Image processing unit, 35b ... Rope elongation calculation unit, 35c ... Abnormality determination Unit, 35d ... Brightness changing unit, 35e ... Rope position determination unit, 35f ... Abnormality notification unit
Claims (3)
前記画像データに基づいて、隣接する2つの前記マーキングの間の距離の伸び量を算出する算出処理を実行する算出部と、
前記伸び量が所定の伸び量閾値以上であるか否かを判定する判定処理を実行する判定部と、
前記画像データに対して輝度の変更を行う輝度変更部と、を備え、
前記伸び量が前記所定の伸び量閾値以上であると前記判定部が判定した場合、前記輝度変更部が前記画像データに対して輝度の変更を行い、輝度変更後の画像データに基づいて前記算出部による前記算出処理と前記判定部による前記判定処理を行う、という一連の処理を繰り返し行い、前記判定部は、所定回数以上連続で前記伸び量が前記所定の伸び量閾値以上であると判定したときに異常と判定する、ロープ検査装置。 An acquisition unit that acquires image data of images of side surfaces of a rope that suspends a predetermined object and is marked at predetermined intervals in the axial direction.
A calculation unit that executes a calculation process for calculating the amount of extension of the distance between two adjacent markings based on the image data, and a calculation unit.
A determination unit that executes a determination process for determining whether or not the elongation amount is equal to or greater than a predetermined elongation threshold value.
A luminance changing unit for changing the luminance with respect to the image data is provided.
When the determination unit determines that the elongation amount is equal to or greater than the predetermined elongation threshold value, the brightness changing unit changes the brightness of the image data, and the calculation is based on the image data after the brightness change. A series of processes of performing the calculation process by the unit and the determination process by the determination unit were repeated, and the determination unit determined that the elongation amount was equal to or more than the predetermined elongation amount threshold value continuously for a predetermined number of times or more. A rope inspection device that sometimes determines that something is wrong.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020126950A JP6982143B1 (en) | 2020-07-28 | 2020-07-28 | Rope inspection device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020126950A JP6982143B1 (en) | 2020-07-28 | 2020-07-28 | Rope inspection device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6982143B1 true JP6982143B1 (en) | 2021-12-17 |
JP2022024395A JP2022024395A (en) | 2022-02-09 |
Family
ID=79170173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020126950A Active JP6982143B1 (en) | 2020-07-28 | 2020-07-28 | Rope inspection device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6982143B1 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115258869A (en) * | 2022-07-08 | 2022-11-01 | 江苏飞耐科技有限公司 | Elevator early warning method and system |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011075283A (en) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Meidensha Corp | Wire rope inspection system |
JP2015113182A (en) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | 株式会社日立ビルシステム | Monitoring system within elevator hoistway |
JP6329304B1 (en) * | 2017-05-30 | 2018-05-23 | 東芝エレベータ株式会社 | Rope inspection equipment |
JP2019156554A (en) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 東芝エレベータ株式会社 | Rope inspection system, rope inspection method, and program |
JP2019167178A (en) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 東芝エレベータ株式会社 | Elevator control device, remote diagnostic system of elevator rope, and remote diagnostic method of elevator rope |
JP2020186101A (en) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | 東芝エレベータ株式会社 | Rope inspection system for elevator |
-
2020
- 2020-07-28 JP JP2020126950A patent/JP6982143B1/en active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011075283A (en) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Meidensha Corp | Wire rope inspection system |
JP2015113182A (en) * | 2013-12-09 | 2015-06-22 | 株式会社日立ビルシステム | Monitoring system within elevator hoistway |
JP6329304B1 (en) * | 2017-05-30 | 2018-05-23 | 東芝エレベータ株式会社 | Rope inspection equipment |
JP2019156554A (en) * | 2018-03-12 | 2019-09-19 | 東芝エレベータ株式会社 | Rope inspection system, rope inspection method, and program |
JP2019167178A (en) * | 2018-03-22 | 2019-10-03 | 東芝エレベータ株式会社 | Elevator control device, remote diagnostic system of elevator rope, and remote diagnostic method of elevator rope |
JP2020186101A (en) * | 2019-05-15 | 2020-11-19 | 東芝エレベータ株式会社 | Rope inspection system for elevator |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115258869A (en) * | 2022-07-08 | 2022-11-01 | 江苏飞耐科技有限公司 | Elevator early warning method and system |
CN115258869B (en) * | 2022-07-08 | 2023-10-20 | 江苏飞耐科技有限公司 | Elevator early warning method and system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022024395A (en) | 2022-02-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6329304B1 (en) | Rope inspection equipment | |
AU2003202599B2 (en) | Method and arrangement for telemonitoring an elevator | |
KR102583685B1 (en) | Ride quality mobile terminal device application | |
KR102572249B1 (en) | Image analytics for elevator maintenance | |
JP6542416B1 (en) | Rope inspection system, rope inspection method, and program | |
CN109626171B (en) | Safety control method for elevator car and safety control device for elevator car | |
JPWO2015068322A1 (en) | Elevator diagnostic equipment | |
JP6482988B2 (en) | Elevator door open / close abnormality judgment device | |
JP6982143B1 (en) | Rope inspection device | |
JP2012017192A (en) | Long article vibration detection device and emergency operation device of elevator | |
JP2018177473A (en) | Elevator apparatus and control method for elevator apparatus | |
JP2009208954A (en) | Elevator system | |
KR20220000792A (en) | Visual inspection diagnostics | |
JPH11325841A (en) | Diagnosing apparatus for wire rope | |
JP7167994B2 (en) | An inspection device and inspection system capable of inspecting the inside of an elevator hoistway | |
JP6611845B2 (en) | Elevator control device, elevator door remote diagnosis system, and elevator door remote diagnosis method | |
JP6510586B2 (en) | Elevator rope diagnostic apparatus and method | |
KR102562729B1 (en) | elevator device | |
JP7533798B2 (en) | Image Analysis System | |
JP2022144522A (en) | Wire rope abnormality detection system, method, winch, and crane | |
JP6828130B1 (en) | Rope inspection methods, rope inspection systems, and programs | |
JP6828129B1 (en) | Rope abnormality diagnosis system, rope abnormality diagnosis method, and program | |
JP2019043747A (en) | Elevator earthquake automatic diagnosis system | |
JP6743976B2 (en) | Anomaly detection device | |
JP2017202905A (en) | Rope diagnostic system of elevator |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211019 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211118 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6982143 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |