JP6967864B2 - ポンプの制御システムおよび制御方法、ならびに、排水システム - Google Patents
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Description
吸水槽の水位および吐出先の水位に基づいてポンプの流量を制御することで、ポンプ揚程が高い場合でも軸動力オーバーやキャビテーションを抑えることができ、排水設備としての信頼性が向上する。
吸水槽の水位および吐出先の水位に基づいてポンプの吸込管に接続された吸気管に送り込む気体の量を制御することで、ポンプ揚程が高い場合でも軸動力オーバーやキャビテーションを抑えることができ、信頼性が向上する。
吸水槽の水位および吐出先の水位に基づいてポンプの羽根車の回転速度を制御することで、ポンプ揚程が高い場合でも軸動力オーバーやキャビテーションを抑えることができ、信頼性が向上する。
このポンプ100は、不図示の駆動機によって羽根車1が回転することで、吸込管2の吸込口2aから水を吸い込む。また、ポンプ100には上端が大気開放された吸気管3が吸込管2に接続されており、吸込管2内に空気が流入可能となっている。このポンプ100は次のように動作する。
第1の実施形態は、ポンプ100の流量を吐出弁を調整することにより管路抵抗曲線を制御して、軸動力オーバーおよびキャビテーションを防止するものである。
よって、本実施形態では制御装置23は実揚程に応じて吐出弁5を次のように制御する。
上述した第1の実施形態は、吐出弁5の開度を調整して管路抵抗曲線を制御することで、軸動力オーバーおよびキャビテーションが発生しないようにするものであった。これに対し次に説明する第2の実施形態は、吸気管3に適宜気体を送り込んでポンプ100の全揚程曲線を制御することで、軸動力オーバーおよびキャビテーションが発生しないようにするものである。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
上述した第2の実施形態は吸気管3に気体を送り込んでポンプ100の全揚程曲線を制御するものであった。これに対し次に説明する第3の実施形態は、羽根車1の回転速度を調整することでポンプ100の全揚程曲線を制御するものある。以下、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
2 吸込管
2a 吸込口
3 吸気管
4 吐出管
5 吐出弁
11 駆動機
20 制御システム
21 吸水槽水位計
22 吐出先水位計
23 制御装置
30 気体供給システム
31 コンプレッサ
32,33 弁
40 回転速度調整システム
41 二次抵抗器
51 吸水槽
52 吐出水槽
100 先行待機ポンプ
Claims (13)
- 吸込水位に関わらず運転を行うポンプの制御システムであって、
吸水槽の水位を検出する第1検出手段と、
吐出先である吐出管の水位を検出する第2検出手段と、
前記ポンプの運転開始時に、前記吐出管に設けられた吐出弁の開度を大きくも小さくもできる中間開度に設定し、前記吸水槽の水位および前記吐出先の水位に基づいて、前記ポンプの定常運転への移行時に、軸動力オーバーおよびキャビテーションが発生しない最大吐出量になるよう前記吐出弁を制御して、前記ポンプの流量を制御する制御装置と、を備える制御システム。 - 前記制御装置は、前記ポンプの吐出管に設けられた吐出弁の開度を調整することによって前記ポンプの流量を制御する、請求項1に記載の制御システム。
- 前記制御装置は、前記吸水槽の水位および前記吐出先の水位に基づいて前記ポンプが気水混合運転から定常運転に移行する時の運転点を推定し、推定された運転点における吐出量において軸動力オーバーまたはキャビテーションが発生する場合に、前記ポンプの流量が小さくなるよう制御する、請求項1または2に記載の制御システム。
- 前記推定された運転点における吐出量が、軸動力オーバーまたはキャビテーションが発生する吐出量より所定値以上小さい場合、前記制御装置は前記ポンプの流量が大きくなるよう制御する、請求項3に記載の制御システム。
- 前記制御装置は、前記吸水槽の水位および前記吐出先の水位との差と、前記ポンプの流量とに応じて定まる前記ポンプの管路抵抗曲線と、前記ポンプの全揚程曲線と、に基づいて、前記運転点を推定する、請求項3または4に記載の制御システム。
- 前記制御装置は、前記ポンプの流量が前記軸動力オーバーまたはキャビテーションが発生する吐出量未満の目標値となるよう制御する、請求項1乃至5のいずれかに記載の制御システム。
- 吸込水位に関わらず運転を行うポンプの制御システムであって、
吸水槽の水位を検出する第1検出手段と、
吐出先である吐出管または吐出水槽の水位を検出する第2検出手段と、
前記ポンプの運転開始時に、前記吸気管に設けられた吸気弁の開度を大きくも小さくもできる中間開度に設定し、前記吸水槽の水位および前記吐出先の水位に基づいて、前記ポンプの定常運転への移行時に、軸動力オーバーおよびキャビテーションが発生しない最大吐出量になるよう前記吸気弁を制御して、前記ポンプの吸込管に接続された吸気管に送り込む気体の量を制御する制御装置と、を備える制御システム。 - 吸込水位に関わらず運転を行うポンプの制御システムであって、
前記ポンプは、二次抵抗器を介して供給される電源により駆動される駆動機によって駆動され、
吸水槽の水位を検出する第1検出手段と、
吐出先である吐出管または吐出水槽の水位を検出する第2検出手段と、
前記ポンプの運転開始時に、前記二次抵抗器の抵抗値を大きくも小さくもできる中間値に設定し、前記吸水槽の水位および前記吐出先の水位に基づいて、軸動力オーバーおよびキャビテーションが発生しない最大と出力となるよう前記二次抵抗器の抵抗値を制御して、前記ポンプの羽根車の回転速度を制御する制御装置と、を備える制御システム。 - ポンプと、請求項1乃至8のいずれかに記載の制御システムと、を備える排水システム。
- 複数の前記ポンプを備え、
前記制御システムは、前記吐出先がドライの状態で初めに運転開始されるポンプを制御する、請求項9に記載の排水システム。 - 吸込水位に関わらず運転を行うポンプの制御方法であって、
吸水槽の水位を検出し、
吐出先である吐出管の水位を検出する第2検出手段と、
前記ポンプの運転開始時に、前記吐出管に設けられた吐出弁の開度を大きくも小さくもできる中間開度に設定し、前記吸水槽の水位および前記吐出先の水位に基づいて、前記ポンプの定常運転への移行時に、軸動力オーバーおよびキャビテーションが発生しない最大吐出量になるよう前記吐出弁を制御して、前記ポンプの流量を制御する、制御方法。 - 吸込水位に関わらず運転を行うポンプの制御方法であって、
吸水槽の水位を検出し、
吐出先である吐出管または吐出水槽の水位を検出する第2検出手段と、
前記ポンプの運転開始時に、前記吸気管に設けられた吸気弁の開度を大きくも小さくもできる中間開度に設定し、前記吸水槽の水位および前記吐出先の水位に基づいて、前記ポンプの定常運転への移行時に、軸動力オーバーおよびキャビテーションが発生しない最大吐出量になるよう前記吸気弁を制御して、前記ポンプの吸込管に接続された吸気管に送り込む気体の量を制御する、制御方法。 - 吸込水位に関わらず運転を行うポンプの制御方法であって、
前記ポンプは、二次抵抗器を介して供給される電源により駆動される駆動機によって駆動され、
吸水槽の水位を検出し、
吐出先である吐出管または吐出水槽の水位を検出する第2検出手段と、
前記ポンプの運転開始時に、前記二次抵抗器の抵抗値を大きくも小さくもできる中間値に設定し、前記吸水槽の水位および前記吐出先の水位に基づいて、軸動力オーバーおよびキャビテーションが発生しない最大吐出量となるよう前記二次抵抗器の抵抗値を制御して、前記ポンプの羽根車の回転速度を制御する、制御方法。
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