JP6961210B2 - キャップ及び吐出容器 - Google Patents
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Description
内容物の粘度が高い場合には、中栓部材内に残留する内容物を当該流通溝から内容器内に戻すことができず内容物が吐出ノズルの開口から液だれする虞がある。また、この吐出容器は、蓋体を閉じるときに、密封リングが吐出ノズルの吐出口と嵌合すると、吐出口に残存した内容物が溢れ出し、キャップ内が汚れる虞がある。
また、内容物の粘度が低い場合には、内容器内と吐出ノズルとが流通溝を介して連通しているので、中栓部材内に残留する内容物が当該流通溝から内容器内に吸引された後に内容器内に外気が浸入して、内容物の酸化を促進する虞がある。
更に、この吐出容器は、流通溝が弁体及び弁座の間に設けられることから、吐出ノズルの開口と流通溝が近い。このため、吐出ノズルを下方に向けた姿勢に吐出容器を傾けたときに、流通溝から内容器の内容物が吐出ノズルの開口から液だれする虞があった。
以下、本発明の第1の実施形態に係る吐出容器1の構成を、図1乃至図6を用いて説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る吐出容器1の構成を示す断面図、図2は吐出容器1に用いられるキャップ11の構成であって、内容物100を吐出する状態を示す断面図、図3は、キャップ11の構成であって、内容物100を吐出した後の状態を示す断面図、図4は、キャップ11の構成であって、内容物100を吐出した後の液引き時の状態を示す断面図である。
ここで、内容物100とは、例えば、醤油、オリーブ油やサラダ油等の食用油、ポン酢、ソース、だし汁、化粧水、シャンプー及びリンス等の液状物である。なお、以下の説明においては、内容物100として、空気に触れると酸化しやすい醤油、食用油を例に説明する。
先ず、内容物100が充填された吐出容器1は、例えば、容器本体10が下方及びキャップ11が上方の直立姿勢で保管される。使用時、即ち、内容物100を吐出するときは、先ず、使用者は、吐出容器1を把持し、蓋体43を開けて、ノズル部72を吐出先へ向ける。これにより、吐出容器1は、ノズル部72が下方となるように傾斜する。次いで、使用者は、内容物100を吐出する間、外容器21を押圧し、外容器21に押圧力を印加する。
次に、本発明の第2の実施形態に係る吐出容器1Aの構成を、図5を用いて説明する。
図5は、本発明の第2の実施形態に係る吐出容器1Aの構成を示す断面図である。なお、第2の実施形態に係る吐出容器1Aの構成のうち、上述した第1の実施形態に係る吐出容器1の構成と同等の構成には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
また、吐出容器1Cは、上述の構成を備えていることにより、吐出容器1と同様に次回使用時の液だれを防止するとともに、キャップ内の汚れを防止し、内容物100の酸化を低減することができる。
また、吐出容器1Dは、上述の構成を備えていることにより、吐出容器1と同様に次回使用時の液だれを防止するとともに、キャップ内の汚れを防止し、内容物100の酸化を低減することがすることができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明と同等の記載を付記する。
[1] 内容物を収容し、且つ、押圧力により変形する容器本体の口部に設けられるキャップであって、
筒状の内筒、及び、前記内筒の一端に設けられ、流通口を有する底壁を含む基部と、
前記基部を覆うとともに、前記内容物を吐出するノズル部を有し、前記基部との間に弁室を構成する吐出ノズルと、
前記弁室内に設けられ、前記弁室内を前記ノズル部側及び前記底壁側に区分けし、前記容器本体内の圧力が前記弁室の前記ノズル部側の圧力よりも高くなると、前記ノズル部側へ移動し、前記弁室の前記底壁側の容積を増加させるとともに、前記流通口を介する前記容器本体及び前記弁室の間の流路を連続し、前記弁室の前記ノズル部側の圧力が前記容器本体内の圧力よりも高くなると、前記流路を遮断するとともに、前記底壁側へ移動し、前記弁室の前記ノズル部側の容積を増加させる、前記弁室内に設けられる逆止弁と、
を備えるキャップ。
[2] 前記底壁は、開口部、及び、前記開口部に設けられた前記ノズル部側の主面に立設する筒状の案内部を有する[1]に記載のキャップ。
[3] 前記逆止弁は、前記案内部を覆う、一端が閉塞する筒状の移動体、及び、前記筒状の移動体の前記底壁と対向する端部の外周面に設けられ、前記内筒の内周面と当接するリップを含む、前記弁室に配置される[2]に記載のキャップ。
[4] 前記逆止弁は、環状の移動体、前記環状の移動体の前記底壁と対向する端部の外周面に設けられ、前記内筒の内周面と当接する第1リップ、及び、前記環状の移動体の前記底壁と対向する端部の内周面に設けられ、前記案内部の外周面と当接する第2リップを含む、前記弁室に配置される[2]に記載のキャップ。
[5] 前記吐出ノズルは、前記内筒及び前記底壁を覆う天壁部、並びに、前記天壁部の両主面から伸びる筒状の前記ノズル部を有する、[1]に記載のキャップ。
[6] 前記移動体の前記吐出ノズルと対向する端面に設けられ、前記逆止弁の移動時に前記吐出ノズルと接触する複数の突起部を有する、[3]に記載のキャップ。
[7] 前記案内部は、先端の内周面に係合部を有し、
前記移動体は、前記案内部の外径よりも大径の内径を有する筒状の胴部、前記胴部の前記吐出ノズル側の一端に一体に設けられた底部、及び、前記底部の前記容器本体側の主面に設けられ、前記係合部と軸方向で係合する被係合部を有する複数の突起部を含む[3]に記載のキャップ。
[8] [1]乃至[7]のいずれか一項に記載のキャップと、
前記キャップが固定される前記口部を有する外容器及び前記外容器内に設けられ、前記外容器の変形に伴って変形する内容器を有する前記容器本体と、
を備えることを特徴とする吐出容器。
Claims (8)
- 内容物を収容し、且つ、押圧力により変形する容器本体の口部に設けられるキャップであって、
筒状の内筒、及び、前記内筒の一端に設けられ、流通口を有する底壁を含む基部と、
前記基部を覆うとともに、前記内容物を吐出するノズル部を有し、前記基部との間に弁室を構成する吐出ノズルと、
一端が閉塞する筒状の移動体、及び、前記筒状の移動体の前記底壁と対向する端部の外周面に設けられ、前記内筒の内周面と当接するリップを含み、前記弁室内に設けられ、前記弁室内を前記ノズル部側及び前記底壁側に区分けし、前記容器本体内の圧力が前記弁室の前記ノズル部側の圧力よりも高くなると、前記弁室内を前記ノズル部側へ軸方向に移動し、前記弁室の前記底壁側の容積を増加させるとともに、その後、前記リップが前記内筒の内周面から離間し、前記流通口を介する前記容器本体及び前記弁室の間の流路を連続し、前記弁室の前記ノズル部側の圧力が前記容器本体内の圧力よりも高くなると、前記リップが復元して前記内筒の内周面に当接し、前記流路を遮断するとともに、その後、前記弁室内を前記底壁側へ前記軸方向に移動し、前記弁室の前記ノズル部側の容積を増加させる、前記弁室内に設けられる逆止弁と、
を備えるキャップ。 - 前記底壁は、前記ノズル部側の主面に立設する筒状の案内部を有する請求項1に記載のキャップ。
- 前記底壁は開口部を有し、
前記案内部は、前記開口部に設けられ、
前記移動体は、前記案内部を覆う、請求項2に記載のキャップ。 - 前記リップは第1リップであり、
前記逆止弁は、環状の前記移動体の前記底壁と対向する端部の内周面に設けられ、前記案内部の外周面と当接する第2リップを含む、請求項2に記載のキャップ。 - 前記吐出ノズルは、前記内筒及び前記底壁を覆う天壁部、並びに、前記天壁部の両主面から延びる筒状の前記ノズル部を有する、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のキャップ。
- 前記移動体の前記吐出ノズルと対向する端面に設けられ、前記逆止弁の移動時に前記吐出ノズルと接触する複数の突起部を有する、請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載のキャップ。
- 前記案内部は、先端の内周面に係合部を有し、
前記移動体は、前記案内部の外径よりも大径の内径を有する筒状の胴部、前記胴部の前記吐出ノズル側の一端に一体に設けられた底部、及び、前記底部の前記容器本体側の主面に設けられ、前記係合部と軸方向で係合する被係合部を有する複数の突起部を含む請求項3に記載のキャップ。 - 請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載のキャップと、
前記キャップが固定される前記口部を有する外容器及び前記外容器内に設けられ、前記外容器の変形に伴って変形する内容器を有する前記容器本体と、
を備えることを特徴とする吐出容器。
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