JP6960824B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
まず、特許文献1に開示される椅子では、背凭れを構成する枠部材10の幅方向外側面に、外側方に開口するように形成された凹部17に、肘掛20の後部杆24の下部を係合することと、後部杆24の外側方から挿入されたボルトB1を枠部材10に形成された雌ねじに螺合することによって、肘掛20が、上方からの荷重によって回動することが無いように、背凭れ6に支持される。このような構成を採用することによって、肘掛を背凭れに対して堅牢に支持することができる。
このように背凭れと肘掛けとを連結するボルトは、意匠性や、着座者が手に触れたときの負傷リスク等の問題から、遮蔽されることが一般的である。この椅子においては、ボルトB1が挿入される部位を、他部位と比して段落ちした凹部18とし、この凹部18の開口端部をカバー部材19によって遮蔽している。さらに、上記のモーメントに配慮して、ボルトB1は上下一対設けられている。この構成により、ボルトB1を容易かつ低コストで遮蔽できるが、カバー部材19は広い面を有して椅子の外側方に露呈するうえ、強度も要求されない部材なので、視認されやすく、取り外されやすい。
本願発明は、上記の技術的課題に鑑みてなされたもので、支持構造体に肘掛けを固定するにあたり、肘掛けの上端部周辺の結合強度を高めて肘載せ荷重に十分に抗しうる椅子を提供することを目的とする。
この構成によれば、肘掛けの上方に向けて開口する締結部材挿通部を利用して、肘掛けの上端部を支持構造体に固定することが可能となる。このため、肘掛けの上端部周辺の支持構造体への結合強度を高め、肘載せ荷重に十分に抗しうる肘掛けを得ることができる。
この場合、肘掛けの上方を向く締結部材挿通部の開口が遮蔽部材により遮蔽されて目立たなくなり、椅子の外観への影響を抑えることができる。
この場合、肘掛けの上方を向く締結部材挿通部の開口が肘掛け本体に形成され、この開口が肘掛けのパッドにより遮蔽されるので、専用の遮蔽部材を設ける場合と比べて、部品点数の削減を図るとともに、椅子の外観への影響をより一層抑えることができる。
この場合、肘掛け本体の支持構造体への固定部の上部である肘載せ部の後部が、締結部材挿通部を利用して支持構造体に直接的に固定されるので、肘掛けにおける肘載せ部と同等高さの上端部が支持構造体に固定される。このため、肘載せ荷重に対する結合強度を効果的に高めることができる。すなわち、固定部の上部から前方に延びる肘載せ部に肘載せ荷重が加わると、固定部の上部かつ肘載せ部の後部に支持構造体から引き離す方向のモーメントが作用するが、固定部の上部かつ肘載せ部の後部を支持構造体に締結することで、前記モーメントに抗する力を効果的に得ることができる。
この場合、肘掛け本体の固定部が、上部とともに下部でも支持構造体に締結されるので、肘掛け本体を安定して支持構造体に固定することができる。
この場合、肘掛けの上方に向けて開口する締結部材挿通部を利用して、肘掛けの上端部が背凭れに固定されるので、肘載せ荷重に対する肘掛けの結合強度を高めることができる。特に、背凭れは肘載せ位置から後方へ離れるため、肘掛けの結合部に作用するモーメントが大きくなるが、このモーメントに抗する力を効果的に得ることができる。
この場合、肘掛けと支持構造体とを上下方向で締結する構成のみならず、肘掛けと支持構造体とを締結部材挿通部の傾斜に沿う締結部材によって椅子幅方向でも締結することが可能となり、肘掛けの結合構造の設定自由度を高めることができる。
以下の説明において、便宜上、椅子1に着座した利用者(着座者)が前を向く方向を「前方」、その反対方向を「後方」、つまり図2の紙面に沿った横方向を前後方向又は奥行方向と称する。さらに、椅子1を設置する床側とその反対側とを結ぶ方向を上下方向、椅子1の幅方向、つまり図2の紙面に直交する方向を左右方向又は幅方向と称する。なお、図中適所には、椅子1の幅方向を示す矢印X、椅子1の奥行方向を示す矢印Y、椅子1の上下方向を示す矢印Zが示されている。
背凭れ5は、後方へ傾動する前(リクライニング前)の起立位置(図2参照)からリクライニング位置に向けて後方へ回動したとき、連動機構15の作用により、座体14を後方へ移動させつつ後下がりに傾斜させる。
肘掛け本体21は、側面視で概略三角形状の枠状に一体形成されている。肘掛け本体21は、背凭れ支持杆6と同様、例えばアルミニウム合金等の金属材料で構成されている。肘掛け本体21は、前後方向に延びる上部杆22と、上部杆22の前部から後下方へ延びる前部杆23と、上部杆22および前部杆23の後端部間に渡る後部杆24と、を有している。後部杆24は、背凭れ支持杆6の上方延出部6cの幅方向外側に、上下一対のボルトB1(図5参照)等によって締結固定されている。
図5、図6、図9に示すように、上方延出部6cの下部に用いる第二ボルトB4は、背凭れ支持杆6の下部から上方へ略垂直に挿通されるボルトであり、下部フレーム8の側辺部8bの下端部に締結される。
これにより、下部フレーム8の左右側辺部8bの上部が、幅方向および上下方向の締結力をもって、背凭れ支持杆6および肘掛け20の結合体に対して結合される。
この構成によれば、肘掛け20の上方に向けて開口する締結部材挿通部を利用して、肘掛け20の上端部を支持構造体10に固定することが可能となる。このため、肘掛け20の上端部周辺の支持構造体10への結合強度を高め、肘載せ荷重に十分に抗しうる肘掛け20を得ることができる。
この場合、肘掛け20の上方を向く締結部材挿通部の開口25aが肘掛け本体21に形成され、この開口25aが肘掛け20のパッド31により遮蔽されるので、専用の遮蔽部材を設ける場合と比べて、部品点数の削減を図るとともに、外観への影響をより一層抑えることができる。
この場合、肘掛け本体21の支持構造体10への固定部の上部である肘載せ部の後部が、締結部材挿通部を利用して支持構造体10に直接的に固定されるので、肘掛け20における肘載せ部と同等高さの上端部が支持構造体10に固定される。このため、肘載せ荷重に対する結合強度を効果的に高めることができる。すなわち、固定部の上部から前方に延びる肘載せ部に肘載せ荷重が加わると、固定部の上部かつ肘載せ部の後部に支持構造体10から引き離す方向のモーメントが作用するが、固定部の上部かつ肘載せ部の後部を支持構造体10に締結することで、前記モーメントに抗する力を効果的に得ることができる。
この場合、肘掛け本体21の固定部が、上部とともに下部でも支持構造体10に締結されるので、肘掛け本体21を安定して支持構造体10に固定することができる。
この場合、肘掛け20の上方に向けて開口する締結部材挿通部を利用して、肘掛け20の上端部が背凭れ5に固定されるので、肘載せ荷重に対する肘掛け20の結合強度を高めることができる。特に、背凭れ5は肘載せ位置から後方へ離れるため、肘掛け20の結合部に作用するモーメントが大きくなるが、このモーメントに抗する力を効果的に得ることができる。
この場合、肘掛け20と支持構造体10とを上下方向で締結する構成のみならず、肘掛け20と支持構造体10とを締結部材挿通部の傾斜に沿う締結部材によって椅子幅方向でも締結することが可能となり、肘掛け20の結合構造の設定自由度を高めることができる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、当該発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
5 背凭れ
10 支持構造体
20 肘掛け
21 肘掛け本体
22 上部杆(肘載せ部)
22a 上面部
24 後部杆(固定部)
24b ナット穴(第二締結部)
25 ボルト挿通孔(締結部材挿通部)
25a 開口
B3 第一ボルト(締結部材)
Claims (4)
- 支持構造体に肘掛けを締結部材によって固定する椅子において、
前記肘掛けにおける上方を向く部位に開口する締結部材挿通部を備え、前記締結部材挿通部に挿通された前記締結部材によって、前記肘掛けが前記支持構造体に締結されるものであり、
前記肘掛けは、前記締結部材挿通部が形成される肘掛け本体と、前記肘掛け本体の上面部に取り付けられるパッドと、を備え、
前記肘掛け本体は、前記支持構造体に固定される固定部と、前記固定部の上部から前方に延び、前記肘掛けの上方を向く上面部を形成する肘載せ部と、を備え、前記固定部の上部で前記肘載せ部の後部に前記締結部材挿通部が設けられていることを特徴とする椅子。 - 前記固定部は、前記締結部材挿通部よりも下方に、前記支持構造体に締結される第二締結部を備えていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
- 支持構造体に肘掛けを締結部材によって固定する椅子において、
前記肘掛けにおける上方を向く部位に開口する締結部材挿通部を備え、前記締結部材挿通部に挿通された前記締結部材によって、前記肘掛けが前記支持構造体に締結されるものであり、
前記支持構造体は背凭れを含み、前記背凭れに前記肘掛けが固定されていることを特徴とする椅子。 - 支持構造体に肘掛けを締結部材によって固定する椅子において、
前記肘掛けにおける上方を向く部位に開口する締結部材挿通部を備え、前記締結部材挿通部に挿通された前記締結部材によって、前記肘掛けが前記支持構造体に締結されるものであり、
前記締結部材挿通部は、前記肘掛けの上方を向く開口から、下側に位置するほど椅子幅方向内側に位置するように傾斜して延び、前記締結部材挿通部に沿う前記締結部材によって、前記肘掛けが前記支持構造体に締結されていることを特徴とする椅子。
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