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JP6960325B2 - 静止誘導機器、積層鉄心、及び鉄心構造 - Google Patents

静止誘導機器、積層鉄心、及び鉄心構造 Download PDF

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Description

本発明は、接合構造がステップラップ接合である積層鉄心等に関する。
変圧器等の静止誘導機器を構成する鉄心として、電磁鋼板を積層した積層鉄心がある。その積層鉄心の接合部における接合構造として、継ぎ目が同じ方向に順番にずれるステップラップ接合(ステップラップ継ぎ)が採用されることがある(例えば、特許文献1,2参照)。ステップラップ接合の方が、鉄損の低減や低騒音化等の観点から優れているからである。具体的には、積層鉄心が、第1及び第2ヨーク(継鉄部)と、第1及び第2側脚(外脚部)と、中央脚とを有する場合において、それらがステップラップ接合によって接合されることがある。
図8,図9は、ステップラップ接合の一例を示す図である。図8では、第1ヨークの板状片ブロック101と、第2ヨークの板状片ブロック102と、第1側脚の板状片ブロック103と、第2側脚の板状片ブロック104と、中央脚の板状片ブロック105とが示されている。図9では、第1ヨークの板状片ブロック201と、第2ヨークの板状片ブロック202と、第1側脚の板状片ブロック203と、第2側脚の板状片ブロック204と、中央脚の板状片ブロック205とが示されている。なお、各板状片ブロックは、複数の板状片をずらしながら重ねたものである。
図8,図9の両方において、中央脚の板状片ブロック105,205と、第1及び第2ヨーク101,102,201,202との接合部の形状は、ヨーク側が切り込みとなるV字状となっている。図8では、中央脚とヨークとの接合部が中央脚の長手方向(すなわち、図8中の両矢印の方向)に順にずれているステップラップ接合となっているのに対して、図9では、その接合部が中央脚の短手方向(すなわち、図9中の両矢印の方向)に順にずれているステップラップ接合となっている。以下、図8で示される中央脚とヨークとの接合部の構造を「縦ズラシ方式」と呼び、図9で示される中央脚とヨークとの接合部の構造を「横ズラシ方式」と呼ぶこともある。なお、中央脚の長手方向と短手方向は、通常、互いに直交する方向である。
特開昭55−93208号公報 特開平6−5451号公報
近年、板状片を積層して積層鉄心を製造する際に、板状片を積層する装置を用いることがある。そのように、装置を用いて自動的に板状片を積層する際には、縦ズラシ方式であれば、板状片ブロック単位で積層することができるが、横ズラシ方式では、1ステップごと(1段ごと)に板状片を積層する必要がある。したがって、装置を用いて板状片を積層する場合には、縦ズラシ方式の方が好適であることになる。また、手作業で板状片を積層する場合であっても、板状片ブロック単位で積層し、工数の低減を図るときには、縦ズラシ方式の方が好適である。
一方、積層鉄心を用いて三相三脚の変圧器等を製造する際には、まず、1個のヨークと第1及び第2側脚と、中央脚とをE型に積層し、各脚の自由端からそれぞれ巻線を挿入した後に、残りの1個のヨークを積層することが行われる。装置を用いて板状片を積層する場合であっても、最後のヨークを構成するための板状片の積層は、通常、人手によって行われることになる。そのヨークの構成の作業では、例えば、ヨークの板状片を1ステップずつ手作業で差し込むことによって行われる。そのような手作業の場合には、横ズラシ方式の方が、縦ズラシ方式よりも作業性がよく、短時間で作業を行うことができる。横ズラシ方式では、中央脚の一端において、ちょうど1ステップ分の隙間となっている箇所が存在するため、その隙間に差し込み対象の板状片を挿入すれば、位置ずれが起こらないからである。一方、縦ズラシ方式では、中央脚の一端において複数ステップ分の隙間が連続しているため、目的とする箇所に差し込み対象の板状片を配置しようとしても、その板状片が容易に隣のステップの位置にずれ、そのずれに応じた差し込み作業のやり直しが発生する可能性があり、また、そのようなやり直しが発生すれば作業時間がより長くなるという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、板状片を積層する際の効率を向上させることができる積層鉄心等を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による積層鉄心は、板状片がずらして積層されることによってそれぞれ構成される第1及び第2ヨークと第1及び第2側脚と中央脚とを有する積層鉄心であって、第1及び第2ヨーク、第1及び第2側脚、中央脚の各接合構造はステップラップ接合であり、中央脚の第1ヨーク側の端部である第1端部と、第1ヨークの中央部とのステップラップ接合は、板状片の接合部が中央脚の長手方向に順にずれるステップラップ接合であり、中央脚の第2ヨーク側の端部である第2端部と、第2ヨークの中央部とのステップラップ接合は、板状片の接合部が中央脚の短手方向に順にずれるステップラップ接合である、ものである。
このような構成により、第1ヨークと中央脚とのステップラップ接合が縦ズラシ方式であるため、第1ヨークと第1及び第2側脚と中央脚とをE型に積層する際に、効率よく板状片を積層することができる。また、第2ヨークと中央脚とのステップラップ接合が横ズラシ方式であるため、第2ヨークを積層する際の作業性を向上させることができる。その結果、全体として、板状片を積層して積層鉄心を製造する際の効率を向上させることができるようになる。このことは、特にE型の積層を装置によって行い、第2ヨークの積層を人手によって行う場合に顕著である。
また、本発明による積層鉄心では、第1端部と、第1ヨークの中央部とのステップラップ接合における各板状片の接合部の形状は、第1ヨーク側が切り込みとなるV字状であり、第2端部と、第2ヨークの中央部とのステップラップ接合における各板状片の接合部の形状は、第2ヨーク側が切り込みとなるV字状であってもよい。
このような構成により、中央脚の両端部のステップラップ接合における各板状片の接合部の形状がV字状である積層鉄心について、E型の積層及び第2ヨークの積層を効率化することができる。
また、本発明による積層鉄心では、第1及び第2ヨークと第1及び第2側脚との各ステップラップ接合における各板状片の接合部は傾斜していてもよい。
このような構成により、第1及び第2ヨークと第1及び第2側脚との各ステップラップ接合を、簡易な構成によって実現することができる。
また、本発明による静止誘導機器は、上記積層鉄心と、第1及び第2側脚と中央脚とにそれぞれ巻回された巻線と、を備えたものである。
このような構成により、上記積層鉄心を有する静止誘導機器を製造する際の効率を向上させることができる。
また、本発明による積層鉄心の板状片の製造方法は、板状片がずらして積層されることによってそれぞれ構成される第1及び第2ヨークと第1及び第2側脚と中央脚とを有する積層鉄心における中央脚の板状片の製造方法であって、中央脚の第1ヨーク側の端部である第1端部と、第1ヨークの中央部との接合構造は、各板状片の接合部が中央脚の長手方向に順にずれるステップラップ接合であり、中央脚の第2ヨーク側の端部である第2端部と、第2ヨークの中央部との接合構造は、各板状片の接合部が中央脚の短手方向に順にずれるステップラップ接合であり、板状材料を、中央脚の板状片の形状に切断する切断ステップを備え、切断ステップにおいて、中央脚の板状片の第1端部側は、すべての板状片について同じ形状となるように切断され、中央脚の板状片の第2端部側は、あらかじめ決められた数の板状片ごとに、中央脚の短手方向にあらかじめ決められたずらし寸法分だけずれるように切断され、切断ステップにおいて切断された中央脚の板状片は、第2端部側のずれ位置に応じてあらかじめ決められた寸法分だけずれた長手方向の長さとなる、ものである。
このような構成により、板状片を効率よく積層することができる積層鉄心を製造する際に用いられる中央脚の板状片を製造することができるようになる。
本発明による積層鉄心等によれば、例えば、板状片を積層して積層鉄心を製造する際の効率を向上させることができるようになる。
本発明の実施の形態による積層鉄心を示す外観図 同実施の形態における積層鉄心の接合部について説明するための図 同実施の形態における積層鉄心の各板状片ブロックを示す図 同実施の形態における第1ヨークの板状片を示す図 同実施の形態における第2ヨークの板状片を示す図 同実施の形態における第1側脚の板状片を示す図 同実施の形態における第2側脚の板状片を示す図 同実施の形態における中央脚の板状片を示す図 同実施の形態におけるステップラップ接合構造について説明するための図 同実施の形態による積層鉄心の中央脚の断面を示す図 同実施の形態による変圧器を示す外観図 従来の積層鉄心の接合部について説明するための図 従来の積層鉄心の接合部について説明するための図
以下、本発明による積層鉄心、静止誘導機器、及び積層鉄心の板状片の製造方法について、実施の形態を用いて説明する。なお、以下の実施の形態において、同じ符号を付した構成要素は同一または相当するものであり、再度の説明を省略することがある。本実施の形態による積層鉄心は、中央脚の一端が縦ズラシ方式によって一方のヨークと接合され、他端が横ズラシ方式によって他方のヨークと接合されるものである。
図1は、本実施の形態による積層鉄心1の外観を示す模式図であり、図2は、積層鉄心1の接合部について説明するための図であり、図3は、積層鉄心1の各板状片ブロックを示す図である。
本実施の形態による積層鉄心1は、第1及び第2ヨーク11,12と、第1及び第2側脚13,14と、中央脚15とを備える。本実施の形態では、積層鉄心1を製造する際に、まず、板状片が積層されることによって、第1ヨーク11と、第1及び第2側脚13,14と、中央脚15とがE型に構成され、その後に、板状片が積層されることによって、第1及び第2側脚13,14と、中央脚15とに接続されるように第2ヨーク12が構成される場合について説明する。なお、第1ヨーク11と、第1及び第2側脚13,14と、中央脚15とは、装置を用いて自動的に板状片が積層されることによって構成され、第2ヨーク12は、人手によって板状片が積層されることによって構成されてもよい。
第1及び第2ヨーク11,12と、第1及び第2側脚13,14と、中央脚15とはそれぞれ、電磁鋼板の板状片がずらして積層されることによって構成される。第1及び第2ヨーク11,12と、第1及び第2側脚13,14と、中央脚15との各接合箇所における接合構造は、それぞれステップラップ接合である。ステップラップ接合では、板状片がステップごとに同じ方向に順にずれるように接合される。1ステップ(すなわち、1つの段)に含まれる板状片の枚数は、あらかじめ決められており、例えば、1枚であってもよく、2枚であってもよく、3枚以上であってもよい。通常、1ステップに含まれる板状片の枚数(以下、「ステップ枚数」とする。)が少ないほど、積層鉄心1の特性はよくなる。一方、ステップ枚数が多いほど、板状片を積層する際の効率はよくなる。その両方のメリットを享受できるようにするため、例えば、ステップ枚数は2枚であってもよい。本実施の形態では、ステップ枚数が2枚である場合について主に説明する。ステップラップ接合では、通常、あらかじめ決められた数のステップが順にずれるように積層されることによって1つの繰り返し単位が構成され、その繰り返し単位ごとの積層が繰り返されることによって、第1及び第2ヨーク11,12等が構成されることになる。繰り返し単位に含まれるステップ数は通常、3ステップ以上であり、例えば、5ステップであってもよく、6ステップ以上であってもよい。本実施の形態では、繰り返し単位に5ステップが含まれる場合について主に説明する。なお、繰り返し単位だけ積層された板状片が「板状片ブロック」である。図5は、板状片ブロックが積層された状態を示す断面図である。図5において、1ステップに2枚の板状片が含まれており、繰り返し単位(すなわち、1つの板状片ブロック)には、5つのステップが含まれている。したがって、1つの板状片ブロックにおいて、10枚の板状片が積層されていることになる。なお、繰り返し単位におけるステップのずれの方向は、複数の板状片ブロックを積層する際に、途中で切り替わってもよい。図5では、各繰り返し単位において、下側のステップほど右側に突出するようにずれているが、例えば、図5の2個の繰り返し単位に隣接する上側または下側の繰り返し単位において、上側のステップほど右側に突出するようにずれていてもよい。
図2において、第1及び第2ヨーク11,12と、第1及び第2側脚13,14と、中央脚15とのそれぞれに関する1つの板状片ブロック21〜25の接続状態が示されている。第1及び第2ヨーク11,12と、第1及び第2側脚13,14との各ステップラップ接合における各板状片の接合部は直線状であり、傾斜している。なお、その傾斜は、ヨークや脚の長手方向に対する傾斜である。その傾斜角度は、図2で示されるように、第1及び第2ヨーク11,12や第1及び第2側脚13,14の長手方向に対して45°であることが好適である。接合部の長さ(厚みを考慮すると面積)が、より大きくなるからである。図2のようにヨークと脚が接合された積層鉄心は、額縁形と呼ばれることもある。第1ヨーク11の板状片ブロック21と、第1側脚13の板状片ブロック23との接合部においては、第1ヨーク11の板状片31a〜31eと、第1側脚13の板状片33a〜33eとがそれぞれ突き当てられている。なお、本実施の形態では、ステップ枚数は2枚であるため、厳密には、各ステップにおいて、2枚の板状片同士が突き当てられていることになる。そして、板状片ブロック21と、板状片ブロック23との各ステップ(各層)の接合部における継ぎ目が、ステップに応じて順次、同じ方向にずれていることによって、ステップラップ接合が形成されている。
また、中央脚15の第1ヨーク11側の端部である第1端部25aと、第1ヨーク11の中央部とのステップラップ接合は、各ステップの板状片の接合部が中央脚15の長手方向に順にずれるステップラップ接合、すなわち縦ズラシ方式のステップラップ接合となっている。そのステップラップ接合における各板状片の接合部の形状は、第1ヨーク11側が切り込みとなり、中央脚15側が突出となるV字状である。なお、図2,図3では、中央脚15の各板状片の第1端部25a側の2辺が二等辺三角形の等辺となっており、第1ヨーク11の各板状片の中央部の切り込みの2辺が二等辺三角形の等辺となっているが、そのステップラップ接合部の形状は、それ以外のV字状であってもよい。また、図2,図3では、縦ズラシ方式の接合部のずれの方向が中央脚15の長手方向と一致している場合について示しているが、縦ズラシ方式の接合部は、少なくとも中央脚15の長手方向に順にずれているのであれば、その接合部のずれの方向が中央脚15の長手方向と一致していなくてもよい。板状片ブロック単位で積層することができる接合部は、結果として、縦ズラシ方式の接合部であると考えてもよい。なお、中央脚15の第1端部25a側の接合部におけるずれの方向とは、中央脚15の各板状片の第1端部25aの頂点のずれの方向であると考えてもよい。
また、中央脚15の第2ヨーク12側の端部である第2端部25bと、第2ヨーク12の中央部とのステップラップ接合は、各ステップの板状片の接合部が中央脚15の短手方向に順にずれるステップラップ接合、すなわち横ズラシ方式のステップラップ接合となっている。そのステップラップ接合における各板状片の接合部の形状は、第2ヨーク12側が切り込みとなり、中央脚15側が突出となるV字状である。なお、図2,図3では、中央脚15の各板状片の第2端部25b側の2辺が各板状片の長手方向に対して対称な角度になっているが、そのステップラップ接合部の形状は、それ以外のV字状であってもよい。また、図2,図3では、横ズラシ方式の接合部のずれの方向が中央脚15の短手方向と一致している場合について示しているが、横ズラシ方式の接合部は、少なくとも中央脚15の短手方向に順にずれているのであれば、その接合部のずれの方向が中央脚15の短手方向と一致していなくてもよい。板状片ブロック単位で積層することができない接合部は、結果として、横ズラシ方式の接合部であると考えてもよい。なお、中央脚15の第2端部25b側の接合部におけるずれの方向とは、中央脚15の各板状片の第2端部25bの頂点のずれの方向であると考えてもよい。
図4Aは、第1ヨーク11の板状片ブロック21を構成する各板状片31a〜31eの形状を示す図である。図4Aで示されるように、各板状片31a〜31eは、V字状の切り込み以外は同じ外形をしている。板状片31a〜31eには、あらかじめ決められた寸法分だけ深さが順にずれるようにV字状の切り込みがそれぞれ設けられている。また、板状片31a〜31eにおいて、その切り込みの深さに応じて、切り込みの位置があらかじめ決められた寸法分だけ長手方向に順にずれている。板状片ブロック21は、そのような板状片31a〜31eがステップ枚数ずつ長手方向に順にずらされながら積層されることによって構成される。
図4Bは、第2ヨーク12の板状片ブロック22を構成する板状片32aの形状を示す図である。板状片ブロック22を構成する他の板状片32b〜32eも、板状片32aと同じ形状である。板状片32a〜32eの中央部には、それぞれ同じ深さのV字状の切り込みが設けられている。板状片ブロック22は、そのような板状片32a〜32eがステップ枚数ずつ長手方向に順にずらされながら積層されることによって構成される。したがって、板状片ブロック22では、中央部の切り込みの位置があらかじめ決められた寸法分だけ長手方向に順にずれることになる。
図4Cは、第1側脚13の板状片ブロック23を構成する板状片33aの形状を示す図であり、図4Dは、第2側脚14の板状片ブロック24を構成する板状片34aの形状を示す図である。板状片ブロック23を構成する他の板状片33b〜33eも、板状片33aと同じ形状であり、板状片ブロック24を構成する他の板状片34b〜34eも、板状片34aと同じ形状である。板状片ブロック23,24はそれぞれ、そのような板状片33a〜33e,34a〜34eがステップ枚数ずつ長手方向に順にずらされながら積層されることによって構成される。なお、板状片33aと板状片34aは同じ形状であり、また、板状片ブロック23と板状片ブロック24も同じ構成である。
図4Eは、中央脚15の板状片ブロック25を構成する各板状片35a〜35eの形状を示す図である。図4Eで示されるように、各板状片35a〜35eの第1端部25a側は、同じ形状である。板状片35a〜35eの第2端部25b側は、各板状片の短手方向にあらかじめ決められた寸法分だけ順にずれるようにV字状の突出が設けられている。より詳細には、板状片35a〜35eの第2端部25b側においては、V字状の突出の頂点が、各板状片の短手方向にあらかじめ決められた寸法分だけ順にずれる位置となっており、そのV字状の突出を形成する2辺も、各板状片の短手方向にあらかじめ決められた寸法分だけ順にずれる位置となっている。また、板状片35a〜35eの長手方向の長さは、第2端部25b側のV字状の突出の頂点のずれ位置に応じて、あらかじめ決められた寸法分だけ順にずれた長さとなっている。板状片ブロック25は、図3で示されるように、第2端部25b側の頂点が短手方向の直線上に順に並ぶように板状片35a〜35eがステップ枚数ずつ積層されることによって構成される。そのようにして積層された板状片ブロック25では、板状片35a〜35eの第1端部25a側は、ステップ枚数ずつ長手方向に順にずれるように並ぶことになる。
図3で示される板状片ブロック21〜24をE型に積層する場合には、まず、板状片ブロック23,25を面方向が水平となるように所定の位置に配置し、次に、板状片ブロック21を面方向が水平となり、板状片ブロック23,25との各接合部においてステップラップ接合を形成するように配置し、その後に、板状片ブロック24を面方向が水平となり、板状片ブロック21との接合部においてステップラップ接合を形成するように配置する。なお、そのような板状片ブロック単位での積層を繰り返すことにより、第1ヨーク11と第1及び第2側脚13,14と中央脚15とをE型に組むことができる。また、板状片が積層される際には、板状片が積層されることによって構成される第1及び第2ヨーク11,12や第1及び第2側脚13,14、中央脚15の長手方向に垂直な断面が、略円形となるように構成されることが好適である。図6は、中央脚15の断面の一例を示す図である。図6で示されるように、異なる幅の板状片ブロック25が積層され、板状片の厚さ方向において、中央付近の幅が最も大きくなり、上方または下方に向かうほど幅が小さくなることによって、断面が略円形となっている。なお、図6では、板状片ブロックの幅が3種類である場合について示しているが、板状片ブロックの幅は、2種類であってもよく、4種類以上であってもよい。
第1ヨーク11と第1及び第2側脚13,14と中央脚15とをE型に組んだ後に、第1及び第2側脚13,14と中央脚15とのそれぞれに、あらかじめ線状の導電材料が巻回された巻線をはめ込むことによって組み付け、その後に、各脚の自由端側に第2ヨーク12を構成する各板状片を順番に差し込むことによって、第1及び第2側脚13,14と中央脚15とに接続された第2ヨーク12を構成することができる。そのようにして、図7で示されるように、積層鉄心1と、第1及び第2側脚13,14、並びに中央脚15にそれぞれ巻回された巻線51〜53とを有する変圧器2を製造することができる。
なお、第1及び第2ヨーク11,12と第1及び第2側脚13,14との接合部の構造は、図2,図3で示されるものでなくてもよい。例えば、図3において、第1ヨーク11の板状片ブロック21の板状片ブロック24側(第2側脚14側)の端部において、板状片31a〜31eは、板状片31aが最も突出し、板状片31eが最も引っ込むように順にずれているが、板状片31aが最も引っ込み、板状片31eが最も突出するように順にずれてもよい。その場合には、板状片ブロック24の板状片ブロック21側(第1ヨーク11側)の端部は、その板状片ブロック21の端部と適切にステップラップ接合を形成できるように構成されるものとする。具体的には、板状片ブロック24の板状片ブロック21側の端部において、板状片34aが最も突出するように順にずれるものとする。その場合には、板状片ブロック24を構成する各板状片は、それぞれ異なる形状となる。
また、第1ヨーク11と中央脚15との接合部のステップラップ接合は、図2,図3で示されるものでなくてもよい。例えば、第1ヨーク11の中央部において、図2,図3と表裏が逆となるステップ形状となっており、中央脚15の第1端部25a側においても、図2,図3と表裏が逆となるステップ形状となっていてもよい。すなわち、板状片ブロック21の中央部におけるステップ形状は、板状片31aのV字状の切れ込みが最も小さくなり、板状片31eのV字状の切れ込みが最も大きくなるように構成されていてもよい。また、板状片ブロック25の第1端部25a側のステップ形状は、板状片35aの第1端部25aが最も突出し、板状片35eの第1端部25a側が最も引っ込むように順にずれていてもよい。また、第2ヨーク12と中央脚15との接合部のステップラップ接合も、図2,図3で示されるものでなくてもよい。例えば、第2ヨーク12の中央部において、図2,図3と表裏が逆となるステップ形状となっており、中央脚15の第2端部25b側においても、図2,図3と表裏が逆となるステップ形状となっていてもよい。それらの場合には、板状片ブロック21,22,25を構成する各板状片は、それぞれ異なる形状となることがある。
また、板状片ブロックを構成する各板状片には、各板状片の位置決めのために用いられるガイド孔が設けられていてもよい。ガイド孔が設けられている場合には、そのガイド孔の位置が揃うように板状片や板状片ブロックを積み重ねることによって、板状片ブロックや、複数の板状片ブロックから構成される第1ヨーク11や中央脚15等を容易に所望の積層形状にすることができる。そのガイド孔は、複数の板状片を結束するために用いられてもよい。なお、ガイド孔のない方が積層鉄心1の特性はよくなる。また、板状片にガイド孔が設けられている場合であっても、設けられていない場合であっても、板状片や板状片ブロックが積み重ねられた後に結束具等によって、各板状片の位置がずれないように結束されてもよい。
次に、各板状片の製造方法について説明する。各板状片は、板状片と同じ幅の帯状の板状材料を第1及び第2ヨーク11,12、第1及び第2側脚13,14、並びに中央脚15のそれぞれの板状片の形状に切断することによって行われてもよい。すなわち、板状片の製造方法は、板状材料を第1ヨーク11の板状片の形状に切断する切断ステップを備えていてもよく、板状材料を第2ヨーク12の板状片の形状に切断する切断ステップを備えていてもよく、板状材料を第1側脚13の板状片の形状に切断する切断ステップを備えていてもよく、板状材料を第2側脚14の板状片の形状に切断する切断ステップを備えていてもよく、板状材料を中央脚15の板状片の形状に切断する切断ステップを備えていてもよい。
第1ヨーク11の板状片の切断ステップにおいて、第1ヨーク11の板状片は、Vカットされる切り込みの深さと長手方向の位置が、あらかじめ決められたずらし寸法分だけステップ枚数ごとに、またはステップ枚数の倍数ごとにずれた形状、及び寸法となるように切断される。なお、第1ヨーク11の板状片は、従来の縦ズラシ方式における第1ヨークの板状片と同様のものであるため、従来と同様の方法によって切断することができる。
第2ヨーク12の板状片の切断ステップにおいて、第2ヨーク12の板状片は、Vカットされる切り込みの深さと長手方向の位置が同じとなるように切断される。すなわち、複数の板状片は同じ形状、同じ寸法となる。なお、第2ヨーク12の板状片は、従来の横ズラシ方式における第2ヨークの板状片と同様のものであるため、従来と同様の方法によって切断することができる。
第1及び第2側脚13,14の板状片の切断ステップにおいて、第1及び第2側脚13,14の板状片は、両端が長手方向に対して45°などの所定の角度となり、同じ形状、同じ寸法となるように切断される。なお、第1及び第2側脚13,14の板状片は、従来の縦ズラシ方式や横ズラシ方式における第1及び第2側脚の板状片と同様のものであるため、従来と同様の方法によって切断することができる。
中央脚15の板状片の切断ステップにおいて、中央脚15の板状片の第1端部25a側は、すべての板状片について同じ形状となるように切断され、中央脚15の第2端部25b側は、あらかじめ決められた数の板状片ごとに(例えば、ステップ枚数ごとに、またはステップ枚数の倍数ごとに)、中央脚15の短手方向にあらかじめ決められたずらし寸法分だけずれるように切断される。また、各板状片は、第2端部25b側のずれ位置に応じてあらかじめ決められた寸法分だけずれた長手方向の長さとなるように切断される。
なお、上記のように、第1ヨーク11等を構成する板状片ブロックには、複数の幅のものが存在する。したがって、板状片を切断する際にも、複数の幅の帯状の板状材料からそれぞれ板状片を切り出すことになる。
以上のように、本実施の形態による積層鉄心1によれば、中央脚15と第1ヨーク11との接合部を縦ズラシ方式とし、中央脚15と第2ヨーク12との接合部を横ズラシ方式としたことによって、積層鉄心1を製造する際の効率を向上させることができる。具体的には、第1ヨーク11と第1及び第2側脚13,14と中央脚15とをE型に組む際には、中央脚15と第1ヨーク11との接合部が縦ズラシ方式であるため、装置を用いて板状片ブロック単位で積層することができ、短時間でE型を製造することができる。また、そのE型の各脚の端部に手作業で板状片をステップごとに差し込むことによって第2ヨーク12を構成する際には、中央脚15と第2ヨーク12との接合部が横ズラシ方式であるため、その接合部が縦ズラシ方式である場合よりも短時間で確実に板状片の差し込みを行うことができる。このように、積層鉄心1の製造効率が全体的に向上することになる。なお、人手によってE型を組む際にも、板状片ブロック単位で積層することができれば作業性が向上することになる。したがって、装置を用いないで手作業で積層鉄心1を製造する際にも、製造効率を向上させることができることになる。
なお、本実施の形態では、第1及び第2ヨーク11,12と中央脚15との接合部の形状がそれぞれ、第1及び第2ヨーク11,12側が切り込みとなるV字状である場合について説明したが、そうでなくてもよい。例えば、その接合部の形状は、第1及び第2ヨーク11,12側が切り込みとなるレ字状等であってもよく、その他の形状であってもよい。
また、本実施の形態では、1個の中央脚15を有する積層鉄心1について説明したが、本実施の形態による積層鉄心は、2以上の中央脚を有していてもよい。本実施の形態による積層鉄心は、例えば、3個の中央脚を有する三相五脚の積層鉄心であってもよい。
また、本実施の形態の第1及び第2ヨーク11,12において、一枚の板状片は、複数の板状片に分割されていてもよい。例えば、板状片31aや板状片32aは、それぞれ2個の分割板状片から構成されてもよい。その場合には、例えば、一方の分割板状片は、台形となり、他方の分割板状片は、五角形となってもよい。そのような分割板状片の分割部分の接合も、ステップラップ接合であってもよい。そのような分割板状片によって構成された第1及び第2ヨーク11,12については、例えば、上記特許文献1を参照されたい。
また、本実施の形態による積層鉄心1は、図7で示されるように変圧器2において用いられてもよく、または、その他の静止誘導機器において用いられてもよい。変圧器以外の静止誘導機器は、例えば、リアクトルであってもよい。
また、本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上より、本発明による積層鉄心等によれば、製造効率を向上できるという効果が得られ、例えば、変圧器等の静止誘導機器で用いられる積層鉄心等として有用である。
1 積層鉄心
2 変圧器
11 第1ヨーク
12 第2ヨーク
13 第1側脚
14 第2側脚
15 中央脚
21〜25 板状片ブロック
31a〜31e、32a〜32e、33a〜33e、34a〜34e、35a〜35e 板状片
51〜53 巻線

Claims (4)

  1. 板状片がずらして積層されることによってそれぞれ構成される第1及び第2ヨークと第1及び第2側脚と中央脚とを有する積層鉄心であって、
    前記第1及び第2ヨーク、前記第1及び第2側脚、前記中央脚の各接合構造はステップラップ接合であり、
    前記中央脚の前記第1ヨーク側の端部である第1端部と、前記第1ヨークの中央部とのステップラップ接合は、板状片の接合部が前記中央脚の長手方向に順にずれるステップラップ接合であり、
    前記中央脚の前記第2ヨーク側の端部である第2端部と、前記第2ヨークの中央部とのステップラップ接合は、板状片の接合部が前記中央脚の短手方向に順にずれるステップラップ接合である、積層鉄心。
  2. 前記第1端部と、前記第1ヨークの中央部とのステップラップ接合における各板状片の接合部の形状は、前記第1ヨーク側が切り込みとなるV字状であり、
    前記第2端部と、前記第2ヨークの中央部とのステップラップ接合における各板状片の接合部の形状は、前記第2ヨーク側が切り込みとなるV字状である、請求項1記載の積層鉄心。
  3. 請求項1または請求項2記載の積層鉄心と、
    前記第1及び第2側脚と前記中央脚とにそれぞれ巻回された巻線と、を備えた静止誘導機器。
  4. 板状片がずらして積層されることによってそれぞれ構成される第1及び第2ヨークと第1及び第2側脚と中央脚とを有する積層鉄心における前記中央脚の板状片の製造方法であって、
    前記中央脚の前記第1ヨーク側の端部である第1端部と、前記第1ヨークの中央部との接合構造は、各板状片の接合部が前記中央脚の長手方向に順にずれるステップラップ接合であり、
    前記中央脚の前記第2ヨーク側の端部である第2端部と、前記第2ヨークの中央部との接合構造は、各板状片の接合部が前記中央脚の短手方向に順にずれるステップラップ接合であり、
    板状材料を、前記中央脚の板状片の形状に切断する切断ステップを備え、
    前記切断ステップにおいて、前記中央脚の板状片の第1端部側は、すべての板状片について同じ形状となるように切断され、前記中央脚の板状片の第2端部側は、あらかじめ決められた数の板状片ごとに、前記中央脚の短手方向にあらかじめ決められたずらし寸法分だけずれるように切断され、
    前記切断ステップにおいて切断された前記中央脚の板状片は、前記第2端部側のずれ位置に応じてあらかじめ決められた寸法分だけずれた長手方向の長さとなる、積層鉄心の板状片の製造方法。
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