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JP6958518B2 - 動力計制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、動力計制御装置に関する。より詳しくは、例えば車両のドライブトレインのような入力軸と出力軸とを備える供試体と、この供試体の入力軸に連結された動力計とを備える試験システムにおいて電気慣性制御を行う動力計制御装置に関する。
ドライブトレインとは、エンジンで発生したエネルギーを駆動輪に伝達するための複数の装置の総称をいい、エンジン、クラッチ、トランスミッション、ドライブシャフト、プロペラシャフト、デファレンシャルギヤ、及び駆動輪等で構成される。ドライブトレインの試験システムでは、実際にエンジンでトランスミッションを駆動するとともに、その出力軸に接続された出力側動力計を電気慣性制御することにより、タイヤや車体の慣性を模した負荷トルクを出力軸に付与しながら、ドライブトレインの耐久性能や品質等が評価される(例えば、特許文献1参照)。また近年では、ドライブトレインの入力軸に入力する駆動トルクを、実エンジンの代わりに入力側動力計で発生させる試験システムも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
国際公開第2014/010409号公報 特開2013−257234号公報
ところで、入力側動力計の実際の慣性モーメント(以下、「動力計慣性モーメント」ともいう)は、これによって模擬しようとする実際のエンジンの慣性モーメントと異なる。より具体的には、動力計慣性モーメントは、実際のエンジンの慣性モーメントよりも大きい場合が多い。このため、試験の再現性を向上するためには、動力計慣性モーメントが、あたかもそれよりも小さな値に設定された設定慣性モーメントであるかのように入力側動力計を制御する電気慣性制御を併せて行う必要がある。
ここで供試体の出力軸に連結される出力側動力計に対する低慣性化制御の具体的な方法については、例えば、本願出願人による特許文献1に示されている。しかしながら、供試体の入力軸に連結されている入力側動力計に対する電気慣性制御の具体的な方法については、これまで十分に検討されていない。
本発明は、入力軸と出力軸とを備える供試体の入力軸に連結された入力側動力計を備える試験システムにおいて、この入力側動力計に対し安定して電気慣性化制御を行うことができる動力計制御装置を提供することを目的とする。
(1)試験システム(例えば、後述の試験システム1)は、入力軸(例えば、後述の入力軸SI)及び出力軸(例えば、後述の出力軸SO1,SO2)を備える供試体(例えば、後述の供試体W)の入力軸に連結された動力計(例えば、後述の入力側動力計21)と、トルク指令信号に応じた電力を前記動力計に供給するインバータ(例えば、後述の入力側インバータ22)と、前記動力計の回転速度に応じた速度検出信号を発生する速度検出器(例えば、後述の入力側エンコーダ23)と、前記入力軸に作用する軸トルクに応じた軸トルク検出信号を発生する軸トルク検出器(例えば、後述の入力側軸トルクメータ24)と、を備える。本発明に係る動力計制御装置(例えば、後述の入力側制御装置5)は、前記トルク指令信号に対する上位指令信号、前記速度検出信号、及び前記軸トルク検出信号を用いて前記トルク指令信号を生成するものであって、前記上位指令信号と前記軸トルク検出信号と設定慣性とに基づいて前記速度検出信号に対する目標速度信号を生成する目標速度設定部(例えば、後述の目標速度設定部51)と、前記目標速度信号と前記速度検出信号との偏差が無くなるように第1入力信号を生成するフィードバック制御器(例えば、後述の速度フィードバック制御器52)と、前記軸トルク検出信号に所定の定数を乗算することによって第2入力信号を生成する比例器(例えば、後述の比例器53)と、前記第1入力信号から前記第2入力信号を減算することによって前記トルク指令信号を生成する減算器(例えば、後述の減算器54)と、を備えることを特徴とする。
(2)この場合、前記比例器は、前記動力計及び前記軸トルク検出器の慣性モーメントを前記設定慣性で除算したものから値1を減算して得られる値と、所定の安定化ゲイン(例えば、後述の安定化ゲインKx)と、を前記軸トルク検出信号に乗算することによって前記第2入力信号を生成することが好ましい。
(3)この場合、前記安定化ゲインは、前記設定慣性が前記慣性モーメントより小さい場合には値1より大きな値に設定され、前記設定慣性が前記慣性モーメントより大きい場合には値1より小さな値に設定されることが好ましい。
(4)この場合、前記フィードバック制御器の制御ゲインは、前記目標速度設定部と前記フィードバック制御器と前記比例器とによって構成される制御回路の閉ループ伝達関数の特性多項式が、所定の応答周波数fc及び所定の係数c1,c2によって特徴付けられる下記多項式Pc(s)になるように設定されることが好ましい。
Figure 0006958518
(1)本発明の動力計制御装置は、上位指令信号と軸トルク検出信号と設定慣性とに基づいて速度検出信号に対する目標速度信号を生成する目標速度設定部と、目標速度信号と速度検出信号との偏差が無くなるように第1入力信号を生成するフィードバック制御器と、を用いることによってトルク指令信号を生成し、動力計を制御する。これにより本発明によれば、動力計の慣性モーメントがあたかも設定慣性であるかのように動力計を制御する電気慣性制御を行うことができる。また本発明の動力計制御装置は、比例器において軸トルク検出信号に所定の定数を乗算することによって第2入力信号を生成し、上述のように電気慣性制御を行うための第1入力信号から比例器によって生成される第2入力信号を減算することによってトルク指令信号を生成する。本発明の動力計制御装置では、このように比例器を設けることにより、比例器における定数の調整を介して安定した電気慣性制御を実現できる。
(2)本発明の動力計制御装置では、比例器は、動力計及び軸トルク検出器の慣性モーメントを設定慣性で除算して得られる慣性比から値1を減算して得られる値と、所定の安定化ゲインと、を軸トルク検出信号に乗算することによって第2入力信号を生成する。これにより本発明の動力計制御装置では、比例器における安定化ゲインの調整を介して安定した電気慣性制御を実現できる。
(3)本発明の動力計制御装置では、設定慣性が慣性モーメントより小さい場合、すなわち低慣性化制御を行う場合には安定化ゲインを値1より大きな値に設定し、設定慣性が慣性モーメントより大きい場合、すなわち高慣性化制御を行う場合には安定化ゲインを値1より小さな値に設定する。本発明の動力計制御装置では、比例器における安定化ゲインをこのように調整することにより、安定した低慣性化制御及び高慣性化制御を実現できる。
(4)本発明の動力計制御装置では、フィードバック制御器の制御ゲインは、目標速度設定部とフィードバック制御器と比例器とによって構成される制御回路の閉ループ伝達関数の特性多項式が、所定の応答周波数fc及び所定の係数c1,c2によって特徴付けられる上記多項式Pc(s)になるように設定される。本発明の動力計制御装置によれば、このようにフィードバック制御器の制御ゲインを設定することにより、ステップ状に変化する上位指令信号に対する軸トルク検出信号の応答を、オーバシュートや振動のないものにできる。
本発明の本発明の一実施形態に係る入力側制御装置が適用されたドライブトレインの試験システムの構成を示す図である。 出力側制御装置の制御回路の構成を示すブロック図である。 摩擦係数値を決定する制御マップの一例である。 入力側制御装置の制御回路の構成を示すブロック図である。 比較例1の入力側制御装置による制御結果を示す図である。 実施例の入力側制御装置による制御結果を示す図である。 比較例2の入力側制御装置による制御結果を示す図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係る入力側制御装置5が適用されたドライブトレインの試験システム1の構成を示す図である。なお図1には、FF駆動方式の車両のドライブトレインを供試体Wとした試験システム1の例を示すが、本発明はこれに限るものではない。供試体は、例えばFR駆動方式の車両のドライブトレインとしてもよい。
供試体Wは、完成車に搭載した状態では図示しないエンジンが接続される入力軸SIと、ドライブシャフトである左右の出力軸SO1,SO2と、クラッチ、トランスミッション、及びデファレンシャルギヤ等を組み合わせて構成され、入力軸SIから入力された動力を出力軸SO1,SO2へ伝達する本体WBと、を備える。
試験システム1は、入力側動力計21と、入力側インバータ22と、入力側エンコーダ23と、入力側軸トルクメータ24と、第1出力側動力計31と、第2出力側動力計32と、第1出力側インバータ33と、第2出力側インバータ34と、第1出力側エンコーダ35と、第2出力側エンコーダ36と、第1出力側軸トルクメータ37と、第2出力側軸トルクメータ38と、入力側制御装置5と、出力側制御装置6と、を備える。
入力側動力計21の出力軸は供試体Wの入力軸SIに連結されている。入力側インバータ22は、入力側制御装置5から後述の手順によって生成される入力側トルク指令信号Trが入力されると、この入力側トルク指令信号Trに応じた電力を入力側動力計21に供給する。入力側エンコーダ23は、入力側動力計21の出力軸の回転速度(軸の単位時間当たりの回転数)を検出し、この回転速度に応じた入力側速度検出信号ωを発生する。この入力側速度検出信号ωは、入力側制御装置5へ入力される。入力側軸トルクメータ24は、入力軸SIに作用する軸トルクを、例えば軸のねじれ方向の歪み量から検出し、この軸トルクに応じた入力側軸トルク検出信号Tshを発生する。この入力側軸トルク検出信号Tshは、入力側制御装置5へ入力される。
第1出力側動力計31の出力軸は供試体Wの出力軸SO1に連結されている。第1出力側インバータ33は、出力側制御装置6から後述の手順によって生成される第1出力側トルク指令信号Tr1が入力されると、この第1出力側トルク指令信号Tr1に応じた電力を第1出力側動力計31に供給する。第1出力側エンコーダ35は、第1出力側動力計31の出力軸の回転速度を検出し、この回転速度に応じた第1出力側速度検出信号ω1を発生する。この第1出力側速度検出信号ω1は、出力側制御装置6へ入力される。第1出力側軸トルクメータ37は、出力軸SO1に作用する軸トルクを、例えば軸のねじれ方向の歪み量から検出し、この軸トルクに応じた第1出力側軸トルク検出信号Tsh1を発生する。この第1出力側軸トルク検出信号Tsh1は、出力側制御装置6へ入力される。
第2出力側動力計32の出力軸は供試体Wの出力軸SO2に連結されている。第2出力側インバータ34は、出力側制御装置6から後述の手順によって生成される第2出力側トルク指令信号Tr2が入力されると、この第2出力側トルク指令信号Tr2に応じた電力を第2出力側動力計32に供給する。第2出力側エンコーダ36は、第2出力側動力計32の出力軸の回転速度を検出し、この回転速度に応じた第2出力側速度検出信号ω2を発生する。この第2出力側速度検出信号ω2は、出力側制御装置6へ入力される。第2出力側軸トルクメータ38は、出力軸SO2に作用する軸トルクを、例えば軸のねじれ方向の歪み量から検出し、この軸トルクに応じた第2出力側軸トルク検出信号Tsh2を発生する。この第2出力側軸トルク検出信号Tsh2は、出力側制御装置6へ入力される。
入力側制御装置5は、入力側速度検出信号ωや入力側軸トルク検出信号Tsh等の入力信号を用いることにより、後に図4等を参照して説明する手順に従って入力側トルク指令信号Trを生成し、これを入力側インバータ22へ入力する。これにより入力側制御装置5は、供試体Wが搭載される完成車におけるエンジンを模擬した駆動トルクを入力側動力計21に発生させ、供試体Wの入力軸SIを駆動する。
出力側制御装置6は、第1及び第2出力側速度検出信号ω1,ω2や第1及び第2出力側軸トルク検出信号Tsh1,Tsh2等の入力信号を用いることにより、後に図2〜図3等を参照して説明する手順に従って第1及び第2出力側トルク指令信号Tr1,Tr2を生成し、これらを第1及び第2出力側インバータ33,34へ入力する。これにより出力側制御装置6は、供試体Wが搭載される完成車におけるタイヤ慣性や車体慣性を模擬した負荷を供試体Wの出力軸SO1,SO2に付与する。
試験システム1では、入力側制御装置5によって供試体Wの入力軸SIを駆動すると同時に、出力側制御装置6によって供試体Wの出力軸SO1,SO2にタイヤ慣性や車体慣性を模擬した負荷を付与することにより、実車の走行状態に近い状態の下で供試体Wの耐久性能や品質等を評価する。
図2は、出力側制御装置6の制御回路の構成を示すブロック図である。
出力側制御装置6は、第1出力側速度検出信号ω1及び第1出力側軸トルク検出信号Tsh1に基づいて第1出力側トルク指令信号Tr1を生成する第1制御回路61と、第2出力側速度検出信号ω2及び第2出力側軸トルク検出信号Tsh2に基づいて第2出力側トルク指令信号Tr2を生成する第2制御回路62と、供試体Wを搭載した仮想的な車両の速度を算出する車両速度演算部63と、を備える。
第1制御回路61は、第1タイヤ速度演算部611と、第1車両駆動トルク演算部612と、第1速度制御装置613と、第1フィードフォワード入力演算部614と、第1軸トルク入力セレクタ615と、第1合成部616と、を備える。第2制御回路62は、第2タイヤ速度演算部621と、第2車両駆動トルク演算部622と、第2速度制御装置623と、第2フィードフォワード入力演算部624と、第2軸トルク入力セレクタ625と、第2合成部626と、を備える。
車両速度演算部63は、仮想的な第1タイヤと仮想的な第1路面との間の摩擦力によって発生する車両駆動力に相当する後述の第1車両駆動トルク信号Fx1と、仮想的な第2タイヤと仮想的な第2路面との間の摩擦力によって発生する車両駆動力に相当する後述の第2車両駆動トルク信号Fx2とを入力とし、上記第1、第2タイヤを駆動輪として走行する仮想的な車両の慣性モーメントJvで特徴付けられる車両の運動方程式(下記式(2)参照)によって、車両の速度に相当する車両速度信号Vを生成する。
Figure 0006958518
車両速度演算部63は、より具体的には、第1車両駆動トルク演算部612によって生成される第1車両駆動トルク信号Fx1と第2車両駆動トルク演算部622によって生成される第2車両駆動トルク信号Fx2とを合算した信号に、車両慣性モーメントJvの逆数を乗算し、これに積分演算を施すことにより車両速度信号Vを生成する。
第1軸トルク入力セレクタ615は、第1タイヤ速度演算部611への入力を第1出力側軸トルク検出信号Tsh1と値0の信号とで選択的に切替える。第1軸トルク入力セレクタ615は、第1タイヤ速度演算部611への入力を、通常は第1出力側軸トルク検出信号Tsh1とし、ストール試験を行う場合は値0の信号とする。
第1タイヤ速度演算部611は、第1出力側軸トルク検出信号Tsh1及び第1車両駆動トルク信号Fx1を入力として、第1タイヤの慣性モーメントJt1で特徴付けられる第1タイヤの運動方程式(下記式(3)参照)によって、第1タイヤの回転速度に相当する第1タイヤ速度信号Vw1を生成する。
Figure 0006958518
第1タイヤ速度演算部611は、より具体的には、第1出力側軸トルク検出信号Tsh1から第1車両駆動トルク信号Fx1を減算して得られる信号を第1タイヤの回転に寄与する第1タイヤ駆動トルク信号と定義し、これに第1タイヤ慣性モーメントJt1の逆数を乗算し、これに積分演算を施すことにより第1タイヤ速度信号Vw1を生成する。
第2軸トルク入力セレクタ625は、第2タイヤ速度演算部621への入力を第2出力側軸トルク検出信号Tsh2と値0の信号とで選択的に切替える。第2軸トルク入力セレクタ625は、第2タイヤ速度演算部621への入力を、通常は第2出力側軸トルク検出信号Tsh2とし、ストール試験を場合は値0の信号とする。
第2タイヤ速度演算部621は、第2出力側軸トルク検出信号Tsh2及び第2車両駆動トルク信号Fx2を入力として、第2タイヤの慣性モーメントJt2で特徴付けられる第2タイヤの運動方程式(下記式(4)参照)によって、第2タイヤの回転速度に相当する第2タイヤ速度信号Vw2を生成する。第2タイヤ速度信号Vw2を算出する具体的な手順は、第1タイヤ速度信号Vw1を算出する手順と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
Figure 0006958518
第1車両駆動トルク演算部612は、第1タイヤ速度信号Vw1と車両速度信号Vとの差に基づいて、第1タイヤと仮想的に設定された第1路面との間の摩擦力によって発生する車両駆動力に相当する第1車両駆動トルク信号Fx1を生成する。以下、その手順について具体的に説明する。
第1車両駆動トルク演算部612は、先ず、速度差(Vw1−V)並びに速度信号Vw1及びVの何れか大きい方に基づいて、第1タイヤの第1路面上における第1スリップ率λ1を下記式(5−1)に基づいて算出する。次に、第1車両駆動トルク演算部612は、算出した第1スリップ率λ1を引数として、図3に示すような制御マップf1に基づいて第1タイヤ−第1路面間の第1摩擦係数値μ1を決定する(下記式(5−2)参照)。なお、この摩擦係数値を決定する制御マップは、第1路面の状態(雪面、乾燥路面等)に応じて適宜選択可能となっている。次に、第1車両駆動トルク演算部612は、第1タイヤが第1路面から受ける第1垂直抗力値Nz1に、第1摩擦係数値μ1を乗算することにより、第1車両駆動トルク信号Fx1を生成する(下記式(5−3)参照)。この第1垂直抗力値Nz1は、予め定められた定数又は車両速度信号V等に応じて推定された値が用いられる。
Figure 0006958518
第2車両駆動トルク演算部622は、第2タイヤ速度信号Vw2と車両速度信号Vとを入力として、下記式(6−1)〜(6−3)に基づいて、第2タイヤと第2路面との間の摩擦力によって発生する車両駆動力に相当する第2車両駆動トルク信号Fx2を生成する。第2車両駆動トルク信号Fx2を生成する具体的な手順は、第1車両駆動トルク信号Fx1を生成する手順と同様であるので、その詳細な説明は省略する。
Figure 0006958518
以上のように、第1制御回路61及び第2制御回路62では、供試体Wの出力軸SO1,SO2に接続される第1タイヤ及び第2タイヤと、これらタイヤを駆動輪として第1路面及び第2路面上を走行する車両とを仮想的に設定し、これらを独立した慣性モーメントJt1,Jt2,Jvを有する物体とした上、それぞれに対する運動方程式(2)、(3)、(4)、(5−1)〜(5−3)、(6−1)〜(6−3)を連立させることにより、車両速度信号V、第1タイヤ速度信号Vw1、及び第2タイヤ速度信号Vw2を生成する。
第1速度制御装置613は、第1タイヤ速度信号Vw1と第1出力側速度検出信号ω1との偏差が無くなるように第1フィードバック制御入力信号を生成する。第2速度制御装置623は、第2タイヤ速度信号Vw2と第2出力側速度検出信号ω2との偏差が無くなるように第2フィードバック制御入力信号を生成する。
第1フィードフォワード入力演算部614は、第1出力側軸トルク検出信号Tsh1と第1車両駆動トルク信号Fx1との差に、第1出力側動力計31の慣性モーメントJdy1を第1タイヤの慣性モーメントJt1で除算して得られる係数を乗算することにより、第1フィードフォワード制御入力信号を生成する。第1合成部616は、第1速度制御装置613によって生成される第1フィードバック制御入力信号と第1フィードフォワード入力演算部614によって生成される第1フィードフォワード制御入力信号とを足し合わせることによって、第1出力側トルク指令信号Tr1を生成する。
第2フィードフォワード入力演算部624は、第2出力側軸トルク検出信号Tsh2と第2車両駆動トルク信号Fx2との差に、第2出力側動力計32の慣性モーメントJdy2を第2タイヤの慣性モーメントJt2で除算して得られる係数を乗算することにより、第2フィードフォワード制御入力信号を生成する。第2合成部626は、第2速度制御装置623によって生成される第2フィードバック制御入力信号と第2フィードフォワード入力演算部624によって生成される第2フィードフォワード制御入力信号とを足し合わせることによって、第2出力側トルク指令信号Tr2を生成する。
図4は、入力側制御装置5の制御回路の構成を示すブロック図である。図4には、入力側制御装置5に構成される制御回路のうち、特に入力側動力計の電気慣性制御を担う部分を示す。
入力側制御装置5は、目標速度設定部51と、速度フィードバック制御器52と、比例器53と、減算器54と、を備え、これらを用いることによって入力側トルク指令信号Trを生成する。
目標速度設定部51は、入力側トルク指令信号Trに対する上位指令信号であるエンジントルク指令信号Trefと、入力側軸トルク検出信号Tshと、所定の設定慣性Jsetとに基づいて入力側速度検出信号ωに対する目標である目標速度信号ωtrgを生成する。
目標速度設定部51は、ローパスフィルタ511と、減算器512と、設定慣性乗算部513と、積分器514と、を備え、これらを用いることによって目標速度信号ωtrgを生成する。
ローパスフィルタ511は、エンジントルク指令信号Trefから高周波数成分を減衰させ低周波数成分を通過させる。ローパスフィルタ511を通過したエンジントルク指令信号Trefは、減算器512に入力される。ローパスフィルタ511の伝達関数GLPF(s)は、下記式(7)に示すように、後述の速度フィードバック制御器52において定義される制御ゲインKp,Kiによって特徴付けられる。
Figure 0006958518
減算器512は、ローパスフィルタ511を通過したエンジントルク指令信号Trefから入力側軸トルク検出信号Tshを減算することによって偏差を算出し、この偏差を設定慣性乗算部513へ入力する。設定慣性乗算部513は、減算器512によって算出される偏差に設定慣性Jsetの逆数を乗算し、積分器514は、設定慣性乗算部513の出力を積分することによって目標速度信号ωtrgを生成する。
速度フィードバック制御器52は、既知のフィードバック制御則に従って目標速度信号ωtrgと入力側速度検出信号ωとの偏差が無くなるように第1入力信号を生成する。速度フィードバック制御器52は、偏差演算部521と、積分器522と、比例器523と、合算器524と、を備える。なお以下では、速度フィードバック制御器52は、積分ゲインKi及び比例ゲインKpによって特徴付けられるPI制御則に従って第1入力信号を生成する場合について説明するが、本発明はこれに限らない。
偏差演算部521は、目標速度設定部51によって生成される目標速度信号ωtrgから入力側速度検出信号ωを減算することによって速度偏差を算出し、これを積分器522及び比例器523へ入力する。
積分器522は、偏差演算部521によって算出される速度偏差に所定の積分ゲインKiを乗算するとともに積分する。比例器523は、偏差演算部521によって算出される速度偏差に所定の比例ゲインKpを乗算する。合算器524は、積分器522の出力と比例器523の出力とを合算することによって第1入力信号を生成し、これを減算器54へ入力する。なお、これら速度フィードバック制御器52における制御ゲインKi,Kpの具体的な設定例については、後に詳細に説明する。
比例器53は、入力側軸トルク検出信号Tshに予め定められた定数を乗算することによって第2入力信号を生成する。比例器53は、慣性比乗算部531と、安定化ゲイン乗算部532と、を備え、これらを用いることによって第2入力信号を生成する。
慣性比乗算部531は、入力側動力計21から入力側軸トルクメータ24までの慣性モーメントJ1を設定慣性Jsetで除算して得られる慣性比(J1/Jset)から値1を減算して得られる値を入力側軸トルク検出信号Tshに乗算し、安定化ゲイン乗算部532へ入力する。安定化ゲイン乗算部532は、慣性比乗算部531の出力に所定の安定化ゲインKxを乗算することによって第2入力信号を生成し、この第2入力信号を減算器54へ入力する。なお安定化ゲインKxの具体的な値は、入力側制御装置5によって安定した電気慣性制御が実現されるように調整される。この安定化ゲインKxの値の具体的な設定例については、後に詳細に説明する。
減算器54は、速度フィードバック制御器52によって生成される第1入力信号から比例器53によって生成される第2入力信号を減算することによって入力側トルク指令信号Trを生成し、この入力側トルク指令信号Trを入力側インバータ22へ入力する。
次に速度フィードバック制御器52及びローパスフィルタ511において定義される制御ゲインKi,Kpを設定する手順について説明する。
これら制御ゲインKi,Kpは、目標速度設定部51、速度フィードバック制御器52、比例器53、及び減算器54によって構成される制御回路の閉ループ伝達関数の特性多項式が、所定の応答周波数fc及び所定の係数c1,c2によって特徴付けられる下記多項式Pc(s)になるように設定される。ここで応答周波数fcは、入力軸SIの共振周波数(具体的には、例えば400Hz程度)よりも十分に低くなるように定められる。より具体的には、応答周波数fcは、例えば100Hz程度に設定される。また係数c1,c2の値は、エンジントルク指令信号Trefに対する入力側軸トルク検出信号Tshの応答において、オーバシュートや振動が発生しないように設定される。以下の実施例では、c1=2、c2=1と設定した場合について説明する。
Figure 0006958518
下記式(9−1)及び(9−2)には、実施例の入力側制御装置5における制御ゲインKp,Kiの具体的な設定例を示す。下記式(9−1)及び(9−2)において、J1は入力側動力計21から入力側軸トルクメータ24までの慣性モーメントであり、J2は供試体Wの慣性モーメントであり、それぞれ設計値が用いられる。
Figure 0006958518
また上記式(9−1)及び(9−2)を導出するにあたり、入力側トルク指令信号Trから入力側軸トルク検出信号Tshまでの制御対象特性(Tsh/Tr)及び入力側トルク指令信号Trから入力側速度検出信号ωまでの制御対象特性(ω/Tr)を下記式(10−1)及び(10−2)に示すように近似した。下記式(10−1)及び(10−2)は、慣性モーメントJ1で特徴付けられる慣性体と慣性モーメントJ2で特徴付けられる慣性体とを軸で連結して得られる2慣性系の運動方程式において、軸剛性を無限大とした場合に導出される。上述のように電気慣性制御の応答周波数fcを入力軸SIの共振周波数よりも十分に低いと仮定した場合、この近似は妥当である。
Figure 0006958518
次に、比例器53において定義される安定化ゲインKxを設定する手順について説明する。
この安定化ゲインKxの値は、入力側制御装置5によって安定した電気慣性制御を実現できるように設定される。このような安定化ゲインKxの値は、例えば、目標速度設定部51、速度フィードバック制御器52、比例器53、及び減算器54によって構成される制御回路の閉ループ伝達関数の特性多項式に対し、ラウス・フルビッツの安定判別法を適用することによって決定することができる。
より具体的には、上記制御回路の閉ループ伝達関数の特性多項式に対し、ラウス・フルビッツの安定判別法を適用すると、下記式(11−1)及び(11−2)に示す2つの安定条件が導出される。すなわち、設定慣性Jsetが慣性モーメントJ1より大きい場合、すなわち入力側制御装置5によって高慣性化制御を行う場合には安定化ゲインKxを値1より小さな値に設定する。また設定慣性Jsetが慣性モーメントJ1より小さい場合、すなわち入力側制御装置5によって低慣性化制御を行う場合には安定化ゲインKxを値1より大きな値に設定する。このように入力側制御装置5では、低慣性化制御を行う場合と高慣性化制御を行う場合とで安定化ゲインKxの値を下記式(11−1)及び(11−2)に示すように設定することにより、安定な電気慣性制御を実現できる。
Figure 0006958518
図5は、比較例1の入力側制御装置による制御結果を示す図である。図6は、実施例の入力側制御装置による制御結果を示す図である。図7は、比較例2の入力側制御装置による制御結果を示す図である。ここで比較例1の入力側制御装置とは、本願出願人による特願2017−175378号に記載の入力側制御装置である。また実施例の入力側制御装置5とは、具体的には、上記式(9−1)及び(9−2)に基づいて制御ゲインKp,Kiを設定したものである。また図5及び図6の例では、入力側動力計21の慣性モーメントを0.17[kgm]とし、設定慣性を0.05[kgm]とし、これら入力側制御装置によって低慣性化制御を行った場合を示す。また実施例の入力側制御装置5では、安定化ゲインKxは上記式(11−2)に示す低慣性化制御の安定化条件を満たすように、安定化ゲインKxを値1.2とした。また比較例2の入力側制御装置は、上記実施例の入力側制御装置5と、安定化ゲインKxの値が異なり、他の構成は同じである。より具体的には、比較例2の入力側制御装置では、安定化ゲインKxを値0とし、上記式(11−2)に示す低慣性化制御の安定化条件を満たさないようにした。
またこれら図5〜図7には、これら入力側制御装置に対しエンジントルク指令信号をステップ状に変化させた場合の応答を示す。図5〜図7の上段には、エンジントルク指令信号Tref(太実線)と入力側軸トルク検出信号Tshの実際の応答(細実線)と入力側軸トルク検出信号の理想応答(太破線)とを示し、中段には、入力側速度検出信号ωの実際の応答(細実線)と入力側速度検出信号の理想応答(太破線)とを示し、下段には、入力側制御装置によって生成される入力側トルク指令信号を示す。ここで理想応答とは、入力側動力計21の慣性モーメントが設定慣性と等しい場合に得られる応答である。
図5に示すように、比較例1の入力側制御装置によれば、入力側速度検出信号の波形が概ね理想応答と一致しており、安定した低慣性化制御を実現できているといえるものの、入力側軸トルク検出信号の波形にオーバシュートや振動が発生している。
これに対し図6に示すように、実施例の入力側制御装置5によれば、入力側速度検出信号の波形は概ね理想応答と一致しており、入力側軸トルク検出信号の波形はオーバシュートや振動することなく速やかに理想応答に一致する。以上により、実施例の入力側制御装置によれば、エンジントルク指令信号に対する入力側軸トルク検出信号の応答を、オーバシュートや振動のないものにしながら、安定した低慣性化制御を実現できる。
また図7に示すように、比較例2の入力側制御装置では直ちに制御が不安定になる。上述のように比較例2の入力側制御装置は、安定化ゲインKxの値が上記式(11−2)の低慣性化制御の安定化条件を満たさない点において図6の実施例の入力側制御装置5と異なる。したがって図6及び図7の制御結果より、図4の制御回路では、上記式(11−2)に示す安定化条件を満たすように安定化ゲインを設定することにより、安定した低慣性化制御を実現できることが明らかとなった。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限らない。本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜変更してもよい。
1…試験システム
SI…入力軸
SO1,SO2…出力軸
W…供試体
21…入力側動力計(動力計)
22…入力側インバータ(インバータ)
23…入力側エンコーダ(速度検出器)
24…入力側軸トルクメータ(軸トルク検出器)
5…入力側制御装置(動力計制御装置)
51…目標速度設定部
52…速度フィードバック制御器(フィードバック制御器)
53…比例器
54…減算器

Claims (4)

  1. 入力軸及び出力軸を備える供試体の入力軸に連結された動力計と、
    トルク指令信号に応じた電力を前記動力計に供給するインバータと、
    前記動力計の回転速度に応じた速度検出信号を発生する速度検出器と、
    前記入力軸に作用する軸トルクに応じた軸トルク検出信号を発生する軸トルク検出器と、を備える試験システムにおいて、前記トルク指令信号に対する上位指令信号、前記速度検出信号、及び前記軸トルク検出信号を用いて前記トルク指令信号を生成する動力計制御装置であって、
    前記上位指令信号と前記軸トルク検出信号と設定慣性とに基づいて前記速度検出信号に対する目標速度信号を生成する目標速度設定部と、
    前記目標速度信号と前記速度検出信号との偏差が無くなるように第1入力信号を生成するフィードバック制御器と、
    前記軸トルク検出信号に所定の定数を乗算することによって第2入力信号を生成する比例器と、
    前記第1入力信号から前記第2入力信号を減算することによって前記トルク指令信号を生成する減算器と、を備えることを特徴とする動力計制御装置。
  2. 前記比例器は、前記動力計及び前記軸トルク検出器の慣性モーメントを前記設定慣性で除算したものから値1を減算して得られる値と、所定の安定化ゲインと、を前記軸トルク検出信号に乗算することによって前記第2入力信号を生成することを特徴とする請求項1に記載の動力計制御装置。
  3. 前記安定化ゲインは、前記設定慣性が前記慣性モーメントより小さい場合には値1より大きな値に設定され、前記設定慣性が前記慣性モーメントより大きい場合には値1より小さな値に設定されることを特徴とする請求項2に記載の動力計制御装置。
  4. 前記フィードバック制御器の制御ゲインは、前記目標速度設定部と前記フィードバック制御器と前記比例器とによって構成される制御回路の閉ループ伝達関数の特性多項式が、所定の応答周波数fc及び所定の係数c1,c2によって特徴付けられる下記多項式Pc(s)になるように設定されることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の動力計制御装置。
    Figure 0006958518
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