JP6950499B2 - Rotating machine and how to attach the lid member in the rotating machine - Google Patents
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Description
本発明は、回転電機、及び回転電機における蓋部材の取り付け方法に関する。 The present invention relates to a rotary electric machine and a method of attaching a lid member in the rotary electric machine.
特許文献1には、アウタケースと、アウタケースの内周側に配置されるインナケースと、アウタケースの内周面とインナケースの外周面との間に周方向に沿って延設される環状流路と、を備えるモータケースが開示されている。モータケースにおいて、環状流路は冷却液を流すためのウォータジャケットとして機能する。このように環状流路に冷却液を流すことで、インナケース内に配置されるステータ等のモータ構造部品が外周側から冷却される。
特許文献1に記載のアウタケースは外部から環状流路に冷却液を供給する供給ポートと、環状流路から外部へと冷却液を排出する排出ポートとを有しており、供給ポート及び排出ポートはケース周方向に並んで配置されている。このようなモータケースでは、供給ポートから導入された冷却液がすぐに排出ポートから排出されないようにするため、供給ポートと排出ポートの間の位置において環状流路をモータ軸方向に仕切る仕切板が設けられることがある。このように仕切板を設けることで、供給ポートから導入された冷却液は、一旦排出ポートから遠ざかった後に当該排出ポートに向かって流れるように環状流路内を通過し、最終的に排出ポートから外部へと排出される。
The outer case described in
仕切板は、アウタケースの内周面とインナケースの外周面とに挟まれた状態又はアウタケースの内周面に一体形成された状態で、環状流路内にセットされる。しかしながら、ケース組立時の組み立て精度や仕切板製造時の寸法誤差等によっては、仕切板と環状流路の側壁との間に隙間が形成されてしまうことがある。このように隙間が形成されてしまうと、供給ポートから導入された冷却液の一部が隙間を通って排出ポートへと漏れ出てしまい、冷却液による冷却効率が低下してしまう。 The partition plate is set in the annular flow path in a state of being sandwiched between the inner peripheral surface of the outer case and the outer peripheral surface of the inner case or integrally formed on the inner peripheral surface of the outer case. However, a gap may be formed between the partition plate and the side wall of the annular flow path depending on the assembly accuracy at the time of assembling the case, the dimensional error at the time of manufacturing the partition plate, and the like. If the gap is formed in this way, a part of the coolant introduced from the supply port leaks to the discharge port through the gap, and the cooling efficiency by the coolant is lowered.
本発明は、回転電機における冷却効率の低下をより確実に抑制することが可能な技術を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a technique capable of more reliably suppressing a decrease in cooling efficiency in a rotary electric machine.
本発明の一態様によれば、冷媒を用いて外周側からステータを冷却可能な回転電機が提供される。回転電機は、ステータを収容するインナケースと、インナケースの外周側に設けられるアウタケースと、冷媒が通過する流路であって、インナケースの外周面又はアウタケースの内周面の一方を凹設することでこれらケース間に回転電機の周方向に沿って形成される環状流路と、を備える。アウタケースはその外周に円形状の貫通孔を有し、貫通孔には、環状流路を回転電機の軸方向に仕切るための仕切部を有する蓋部材が設けられる。蓋部材は、貫通孔に対して回転可能に構成される。仕切部は、その底面が環状流路の底面に接するよう配置され、さらに蓋部材を回転させることで、軸方向における当該仕切部の一方側の部位が環状流路の一側面に接するとともに当該仕切部の他方側の部位が環状流路の他方側の側面に接するように構成される。 According to one aspect of the present invention, there is provided a rotary electric machine capable of cooling the stator from the outer peripheral side using a refrigerant. The rotary electric machine has an inner case for accommodating the stator, an outer case provided on the outer peripheral side of the inner case, and a flow path through which the refrigerant passes, and one of the outer peripheral surface of the inner case or the inner peripheral surface of the outer case is recessed. By installing the case, an annular flow path formed between these cases along the circumferential direction of the rotary electric machine is provided. The outer case has a circular through hole on the outer periphery thereof, and the through hole is provided with a lid member having a partition portion for partitioning the annular flow path in the axial direction of the rotary electric machine. The lid member is configured to be rotatable with respect to the through hole. The bottom surface of the partition portion is arranged so as to be in contact with the bottom surface of the annular flow path, and by further rotating the lid member, one side of the partition portion in the axial direction is in contact with one side surface of the annular flow path and the partition is provided. The portion on the other side of the portion is configured to be in contact with the side surface on the other side of the annular flow path.
一態様による回転電機によれば、蓋部材の仕切部の底面が環状流路の底面に接触した状態で、蓋部材を貫通孔に対して回転させることで、蓋部材の仕切部の底面及び両端部を環状流路の底面及び側面に隙間なく密着させることができる。これにより、環状流路は仕切部によってモータ軸方向に仕切られるため、環状流路内に流入した冷却液が仕切部を設けた位置において漏出することがなく、冷却効率の低下をより確実に抑制することが可能となる。 According to the rotary electric machine according to one aspect, the bottom surface and both ends of the partition portion of the lid member are rotated by rotating the lid member with respect to the through hole in a state where the bottom surface of the partition portion of the lid member is in contact with the bottom surface of the annular flow path. The portion can be brought into close contact with the bottom surface and the side surface of the annular flow path without any gap. As a result, the annular flow path is partitioned in the motor axial direction by the partition portion, so that the coolant flowing into the annular flow path does not leak at the position where the partition portion is provided, and the decrease in cooling efficiency is more reliably suppressed. It becomes possible to do.
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
<第1実施形態>
図1は、本発明の一実施形態によるモータ100の構成の概要を示す図である。
<First Embodiment>
FIG. 1 is a diagram showing an outline of a configuration of a
図1に示すモータ100は、バッテリ等の電源から電力の供給を受けて回転し、車両の車輪を駆動する電動機として機能する。モータ100は、外力により駆動されて発電する発電機としても機能する。したがって、モータ100は、電動機及び発電機として機能する、いわゆる回転電機(モータジェネレータ)として構成されている。本実施形態では、モータ100は、電気自動車用のモータジェネレータとして説明するが、車両以外の機器、例えば建設機械、家庭用電気機器、又はコンベア等の産業機械に用いられてもよい。
The
図1に示すように、モータ100は、ロータ10と、ロータ10の外周側に配置されるステータ20と、ロータ10及びステータ20を収容するケース30と、を備えている。
As shown in FIG. 1, the
ロータ10は、ステータ20の内部に、当該ステータ20に対して回転可能に配置されている。ロータ10は、回転軸としてのロータシャフト11を有している。ロータシャフト11は、ケース30に設けられた図示しない軸受により回転自在に支持されている。
The
ステータ20は電磁鋼板を複数枚積層して形成された円筒状部材であって、ステータ20のティースにはU相、V相及びW相のコイルが巻き回されている。ステータ20は、その外周面がケース30を構成するインナケース40の内周面に面接触した状態で当該インナケース40に固定されている。
The
ケース30は、上述したインナケース40と、インナケース40の外周側に外嵌めされるアウタケース50と、を備えている。
The
図2を参照して、モータ100のインナケース40及びアウタケース50について説明する。
The
インナケース40は、ステータ20を収容可能な円筒状部材として構成されたハウジングである。インナケース40の内周面は、ステータ20が設置される平坦な設置面として形成されている。インナケース40の外周面には、モータ軸方向の中央位置における外周面を窪ませた溝状の環状流路41が形成されている。環状流路41は、インナケース40の外周面の全周にわたって設けられた環状の流路である。この環状流路41は、アウタケース50とインナケース40との間において、ステータ20等を冷却するための冷媒である冷却液(クーラント)が流れる流路として機能する。冷媒には、水や油等の液体が採用されてもよいし、空気等の気体が採用されてもよい。
The
インナケース40においては、モータ軸方向における両端部42,43の外径が環状流路41が形成される位置の外径よりも大きく構成されており、これら端部42,43にはOリング31,32(図1参照)が嵌め込まれるシール溝42A,43Aが形成されている。また、インナケース40のシール溝43Aよりも軸方向外側の端部43には、ケース径方向に突出するフランジ44が形成されている。フランジ44は、アウタケース50をインナケース40に配置した場合に、アウタケース50のモータ軸方向位置を規制するストッパとして機能する。
In the
アウタケース50は、インナケース40を挿入可能な円筒状部材として構成されたハウジングである。アウタケース50は、その内径がインナケース40の外径とほぼ等しく又は僅かに大きく設定されており、インナケース40の外周面に対して外嵌めされるように構成されている。アウタケース50がインナケース40に取り付けられた状態では、アウタケース50の一方側の端面がインナケース40のフランジ44の側面に当接し、アウタケース50の内周面とインナケース40の外周面との間はOリング31,32(図1参照)によりシールされる。したがって、インナケース40の外周面を凹設して形成された環状流路41を流れる冷却液がモータ100の外部に漏れ出てしまうことが防止される。
The
アウタケース50は、ケース外周面(側面)を貫通する円形状の貫通孔51を有している。貫通孔51は、モータ軸方向における略中央位置、つまりインナケース40の環状流路41と対向する位置に設けられている。
The
また、アウタケース50は、モータ100の外部から環状流路41に冷却液を供給する供給ポート52と、環状流路41から外部へと冷却液を排出する排出ポート53と、を有している。供給ポート52及び排出ポート53は、貫通孔51を挟んでケース周方向に並んで配設されている。供給ポート52及び排出ポート53は、アウタケース50に設けられていればよいが、できる限り貫通孔51に近い位置に設けられることが好ましい。
Further, the
アウタケース50の貫通孔51には、環状流路41をモータ軸方向に仕切るための仕切壁62を有する蓋部材60が設けられる。
The through
蓋部材60は、円板状の本体部61と、本体部の底面に突出形成された仕切壁62と、を備えている。蓋部材60は、本体部61が貫通孔51内に位置するようにアウタケース50に取り付けられる。本体部61の外周面(側面)には、本体部61が貫通孔51に取り付けられた際に、貫通孔51の内周面と本体部61の外周面との間をシールするOリング63(環状シール部材)が設けられている。本体部61の外周面にはOリング63を取り付けるための環状溝61A(図3参照)が周方向に沿って形成されており、この環状溝61AにOリング63が設けられる。
The
蓋部材60の本体部61は円形状の貫通孔51に対応する円板状として形成されることで、蓋部材60は貫通孔51に対して相対的に回転可能な部材として構成されている。
The
仕切壁62は、例えば、略直方体形状の仕切部材であって、平面視において本体部61の中心を通って直線的に延設されている。仕切壁62の突出高さ(モータ径方向における厚み)は、インナケース40の環状流路41の流路深さと同じか僅かに大きくなるよう構成されている。仕切壁62は、蓋部材60がアウタケース50の貫通孔51に取り付けられた状態において、その底面が環状流路41の底面に接するよう配置され、モータ軸方向における一方側の端部(部位)が環状流路41の一方側の側面41Aに接するとともに、他方側の端部(部位)が環状流路41の他方側の側面41Bに接するように構成されている。
The
次に、図3、図4(A)、(B)、及び図5(A)、(B)を参照して、蓋部材60の取り付け方法について説明する。
Next, a method of attaching the
蓋部材60は、インナケース40にアウタケース50が外嵌めされた状態のケース30において、アウタケース50の貫通孔51に対して取り付けられる。
The
まず、図3に示すように、蓋部材60は、当該蓋部材60の仕切壁62が環状流路41内に入り込むように、かつ仕切壁62の両端部が環状流路41のモータ軸方向側面41A,41Bに接触しないように、外側からアウタケース50の貫通孔51に挿入される。このように蓋部材60の本体部61が貫通孔51に挿入された場合には、図4(A)及び(B)に示すように、蓋部材60の仕切壁62の底面は環状流路41の底面に接しているが、仕切壁62の両端部と環状流路41との側面41A,41Bの間には隙間があいた状態となっている。つまり、図4(A)、(B)においては、蓋部材60の仕切壁62によって、環状流路41が完全には仕切られていない。
First, as shown in FIG. 3, the
貫通孔51に蓋部材60を挿入した後、図4(A)に示すように蓋部材60を貫通孔51に対して反時計回りに回転させることで、図5(A)及び(B)に示すように蓋部材60のモータ軸方向における仕切壁62の一端の一部を環状流路41の一方側の側面41Aに接触させ、仕切壁62の他端の一部を環状流路41の他方側の側面41Bに接触させる。このように、仕切壁62の底面が環状流路41の底面に接触した状態で、仕切壁62の両端部を環状流路41の側面41A,41Bに当接させることで、環状流路41は仕切壁62によってモータ軸方向に仕切られる。つまり、仕切壁62は、環状流路41内における冷却液のケース周方向の流れを規制する邪魔板として機能する。
After inserting the
蓋部材60の仕切壁62は、蓋部材60を回転させた際に仕切壁62の両端部が環状流路41のモータ軸方向の側面41A,41Bにそれぞれ当接するような形状として構成されている。例えば、仕切壁62の両端部間の長さは、環状流路41のモータ軸方向の両側面41A,41Bにより規定される長さ(流路幅)よりも長く設定されることが望ましい。また、例えば、仕切壁62は、蓋部材60を貫通孔51に対して回転させた場合において、当該仕切壁62の各端部が描く軌跡円の直径が環状流路41の流路幅よりも大きく設定される。
The
次に、図6を参照して、モータ100を冷却する冷却液の流れについて説明する。図6は、モータ100の縦断面図である。
Next, the flow of the coolant for cooling the
図6に示すように、モータ100は、インナケース40の外周面とアウタケース50の内周面との間に周方向に沿って延設される環状流路41を有しており、環状流路41には供給ポート52を通じてラジエータ等によって冷却された冷却液が流入する。
As shown in FIG. 6, the
モータ100においてはアウタケース50の貫通孔51に蓋部材60が取り付けられており、蓋部材60の仕切壁62の底面及び両端部が環状流路41の底面及び側面41A,41Bにそれぞれ隙間なく密着しているため、環状流路41内に流入した冷却液は仕切壁62が配置された部分を通過して排出ポート53側へと流れ込むことがない。したがって、供給ポート52通じて環状流路41に流入した冷却液は、矢印A1〜A3に示すようにステータ20の外周に沿って流れ、ステータ20のほぼ全周を外周側から冷却した後に、排出ポート53を通じてモータ100の外部へと排出される。
In the
上記した本実施形態のモータ100によれば、以下の効果を得ることができる。
According to the
モータ100は、冷却液を用いて外周側からステータ20を冷却可能なモータとして構成されている。モータ100は、ステータ20を収容するインナケース40と、インナケース40の外周側に設けられるアウタケース50と、インナケース40の外周面を凹設することでこれらケース40,50間にモータ周方向に沿って延設される環状流路41と、を備える。アウタケース50はその外周に円形状の貫通孔51を有しており、貫通孔51には環状流路41をモータ軸方向に仕切るための仕切壁62を有する蓋部材60が設けられる。蓋部材60は貫通孔51に対して回転可能に構成されており、仕切壁62は、その底面が環状流路41の底面に接するよう配置される。さらに、仕切壁62は、蓋部材60を回転させることで、モータ軸方向における仕切壁62の一方側の部位が環状流路41の一方側の側面41Aに接するとともに、仕切壁62の他方側の部位が環状流路41の他方側の側面41Bに接するように構成されている。
The
モータ100に対する蓋部材60の取り付けは、まず仕切壁62の底面が環状流路41の底面に接するように蓋部材60を貫通孔51に取り付けられ、次に仕切壁62の一方側の端部が環状流路41の一方側の側面41Aに接するとともに仕切壁62の他方側の端部が環状流路41の他方側の側面41Bに接するように蓋部材60を回転させることで実現される。
To attach the
上述したモータ100においては、仕切壁62の底面は環状流路41の底面に接触しており、さらに蓋部材60の仕切壁62の両端部も環状流路41の側面41A,41Bに隙間なく密着している。これにより、環状流路41は仕切壁62によってモータ軸方向に仕切られるため、供給ポート52から流入した冷却液が、流入直後に仕切壁62と環状流路41との隙間を通じて排出ポート53から排出されることがない。したがって、モータ100では、仕切壁62を設けた位置において冷却液の漏出を防止でき、冷却効率の低下をより確実に抑制することが可能となる。また、冷却液の漏出を補うために冷却液の流量を増加させる必要がないため、冷却液を循環させる循環ポンプにおいて余計なエネルギ損失が生じることもない。
In the
また、モータ100においては、蓋部材60の本体部61は円板状に形成されており、蓋部材60の本体部61の外周面にはアウタケース50の貫通孔51の内周面と蓋部材60の本体部61の外周面との間をシールするOリング63が設けられている。
Further, in the
このような構成によれば、アウタケース50の貫通孔51と蓋部材60の本体部61との間がOリング63によりシールされるため、環状流路41内の冷却液が貫通孔51を通じて外部に漏れ出てしまうことが抑制される。また、アウタケース50の貫通孔51と蓋部材60との間にOリング63を介在させることで、Oリング63が蓋部材60を回転させる時の抵抗部材として機能し、蓋部材60が貫通孔51に対して簡単に移動しなくなるため、モータ100に振動等が入力した場合であっても蓋部材60の位置ずれを防止することができる。
According to such a configuration, since the through
次に、図7(A)及び(B)を参照して、本実施形態によるモータ100の変形例1について説明する。図7(A)は、変形例1による蓋部材60の斜視図である。図7(B)は、アウタケース50の貫通孔51に変形例1による蓋部材60を取り付けた状態におけるモータ100の一部を示す概略構成図である。
Next, a
図2に示した実施形態においてはアウタケース50に供給ポート52及び排出ポート53が設けられているが、変形例1においては供給ポート52及び排出ポート53が蓋部材60に一体的に形成されている。つまり、図7(A)及び(B)に示すように、蓋部材60の本体部61に、モータ100の外部から環状流路41に冷却液を供給する供給ポート52と、環状流路41から外部へと冷却液を排出する排出ポート53とが設けられている。したがって、変形例1によるモータ100では、アウタケース50自体には供給ポート52及び排出ポート53が設置されていない。
In the embodiment shown in FIG. 2, the
供給ポート52及び排出ポート53は、蓋部材60の表面から外側に突出するように設けられており、モータ周方向において供給ポート52と排出ポート53との間に仕切壁62が位置するように配置されている。
The
変形例1による蓋部材60をアウタケース50の貫通孔51に配置することによっても、蓋部材60の仕切壁62の底面及び両端部を環状流路41の底面及び側面41A,41Bに隙間なく密着させることができる。したがって、仕切壁62を設けた位置において冷却液の漏出を防止でき、冷却効率の低下をより確実に抑制することが可能となる。また、円筒状のアウタケース50に供給ポート52及び排出ポート53を設置する場合と比較して、蓋部材60の円板状の本体部61に供給ポート52及び排出ポート53を設置する方が取り付けやすいという利点もある。さらに、これらポート52,53を蓋部材60に取り付ける場合にはアウタケース50のケース厚さを薄くすることができ、ケース構造の簡素化を図ることも可能となる。
By arranging the
さらに、供給ポート52及び排出ポート53は蓋部材60の本体部61から外側に突出しているため、蓋部材60の取付作業時には、作業者がこれらポート52,53を把持した状態で蓋部材60を貫通孔51に挿入したり、当該貫通孔51に対して蓋部材60を回転させたりすることができる。これにより、蓋部材60の取付作業を簡易化でき、作業工数を短縮することが可能となる。
Further, since the
次に、図8(A)及び(B)を参照して、本実施形態によるモータ100の蓋部材60の他の変形例2,3について説明する。図8(A)は、他の変形例2による蓋部材60の斜視図である。図8(B)は、他の変形例3による蓋部材60の斜視図である。
Next, other modifications 2 and 3 of the
図8(A)に示すように、他の変形例2による蓋部材60は、本体部61の表面に突起64を備えている。つまり、蓋部材60は、本体部61の環状流路41側の内側面に仕切部62を有し、本体部61の環状流路41側とは反対側の外側面に突起64を有している。突起64は、蓋部材60をアウタケース50の貫通孔51に取り付ける際に作業者が把持するために用いられる部位として機能する。したがって、突起64は、作業者が把持しやすいように略直方体状に形成されているが、作業者が把持できる形状であれば角柱形状又は円柱形状であってもよい。
As shown in FIG. 8A, the
上記した他の変形例2によれば、蓋部材60は、本体部61の外側面に当該蓋部材60を回転させるために使用される突起64を備えている。したがって、蓋部材60の取付作業時に作業者が突起64を把持することができる。これにより、蓋部材60を容易に貫通孔51にセットすることができ、蓋部材60の取付作業を簡易化することが可能となる。
According to the other modification 2 described above, the
なお、図8(A)に示すように、変形例2による蓋部材60においては、突起64を、本体部61の底面に形成される仕切壁62の外形と同形状の外形を備える部材として構成し、本体部61を挟んで仕切壁62と対応する位置(同じ位置)に配置することが好ましい。このような構成とすることで、蓋部材60をアウタケース50の貫通孔51にセットした際に、突起64を目視することにより環状流路41内において仕切壁62がどのような向きに位置しているかを認識することが可能となる。したがって、蓋部材60の突起64の位置を目視することで、仕切壁62が環状流路41を仕切っている状態となっているか否かを確認でき、仕切壁62を環状流路41の側面41A,41Bに接触させるための蓋部材60の回転作業が終了したか否か等の判断を行うことが可能となる。
As shown in FIG. 8A, in the
一方、図8(B)に示すように、他の変形例3による蓋部材60は、本体部61の表面側(外側面)に溝65を備えている。つまり、蓋部材60は、本体部61の環状流路41側の内側面に仕切部62を有し、本体部61の環状流路41側とは反対側の外側面に溝65を有している。溝65は、蓋部材60をアウタケース50の貫通孔51に取り付ける際に作業者が冶具等を差し込んで蓋部材60を回転させるために使用される部位として機能する。したがって、溝65は、作業者が冶具等を用いて蓋部材60を回転させることが可能な形状であれば、図8(B)に示されるように略直方体形状の溝として形成される必要はなく、多角形状又は楕円形状の溝であってもよい。
On the other hand, as shown in FIG. 8B, the
上記した他の変形例3による蓋部材60によれば、作業者は、当該蓋部材60をアウタケース50の貫通孔51にセットした後、冶具を蓋部材60の溝65に差し込み、当該冶具を介して蓋部材60を貫通孔51に対して容易に回転させることができる。これにより、蓋部材60の回転作業を簡易化することが可能となる。
According to the
なお、図8(B)に示すように、変形例3による蓋部材60においては、溝65を、本体部61の底面に形成される仕切壁62の外形と同形状の外形を備える略直方体形状の窪みとして構成し、本体部61を挟んで仕切壁62と対応する位置(同じ位置)に配置することが好ましい。このような構成とすることで、蓋部材60を貫通孔51にセットした際に、溝65を目視することにより環状流路41内において仕切壁62がどのような向きに位置しているかを認識することが可能となる。したがって、蓋部材60の溝65の位置を目視することで、仕切壁62が環状流路41を仕切っている状態となっているか否かを確認でき、仕切壁62を環状流路41の側面41A,41Bに接触させるための蓋部材60の回転作業が終了したか否かの判断等を行うことが可能となる。
As shown in FIG. 8B, in the
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は、本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を、上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。上記実施形態に対し、特許請求の範囲に記載した事項の範囲内で様々な変更及び修正が可能である。 Although the embodiment of the present invention has been described above, the above-described embodiment shows only a part of the application examples of the present invention, and the technical scope of the present invention is limited to the specific configuration of the above-described embodiment. Not the purpose. Various changes and amendments can be made to the above embodiment within the scope of the matters described in the claims.
環状流路41は、インナケース40の外周面に凹設された通路として形成されているが、アウタケース50の内周面の一部を窪ませた溝状通路として形成されてもよい。つまり、環状流路41は、アウタケース50の内周面の全周にわたって設けられ、アウタケース50とインナケース40との間においてステータ20等を冷却するための冷却液が流れる流路として構成される。この場合においても、アウタケース50の貫通孔51に蓋部材60を挿入した後、仕切壁62の底面が環状流路41の底面(インナケース40の外周面)に接触した状態で、蓋部材60を貫通孔51に対して回転させることで、蓋部材60の仕切壁62の底面及び両端部を環状流路41の底面及び側面に隙間なく密着させることができる。これにより、仕切壁62を設けた位置において冷却液の漏出を防止でき、冷却効率の低下をより確実に抑制することが可能となる。
The
蓋部材60の仕切壁62は略直方体状の板部材として形成されているが、仕切壁62の形状は直方体形状には限られない。つまり、仕切壁62の形状は、環状流路41をモータ軸方向に仕切ることができる形状であれば、多角形状又は楕円形状等の壁部材として形成されてもよい。
The
100 モータ
10 ロータ
20 ステータ
40 インナケース
41 環状流路
50 アウタケース
51 貫通孔
52 供給ポート
53 排出ポート
60 蓋部材
61 本体部
62 仕切壁
63 Oリング
64 突起
65 溝
100
Claims (6)
前記ステータを収容するインナケースと、
前記インナケースの外周側に設けられるアウタケースと、
前記冷媒が通過する流路であって、前記インナケースの外周面又は前記アウタケースの内周面の一方を凹設することでこれらケース間に前記回転電機の周方向に沿って形成される環状流路と、を備え、
前記アウタケースは、その外周に円形状の貫通孔を有し、
前記貫通孔には、前記環状流路を前記回転電機の軸方向に仕切るための仕切部を有する蓋部材が設けられ、
前記蓋部材は、前記貫通孔に対して回転可能に構成され、
前記仕切部は、その底面が前記環状流路の底面に接するよう配置され、さらに前記蓋部材を回転させることで、前記軸方向における当該仕切部の一方側の部位が前記環状流路の一側面に接するとともに当該仕切部の他方側の部位が前記環状流路の他方側の側面に接するように構成される、
ことを特徴とする回転電機。 A rotary electric machine that can cool the stator from the outer peripheral side using a refrigerant.
An inner case for accommodating the stator and
An outer case provided on the outer peripheral side of the inner case and
An annular shape through which the refrigerant passes, which is formed by recessing one of the outer peripheral surface of the inner case or the inner peripheral surface of the outer case along the circumferential direction of the rotary electric machine between these cases. With a flow path,
The outer case has a circular through hole on its outer circumference.
The through hole is provided with a lid member having a partition portion for partitioning the annular flow path in the axial direction of the rotary electric machine.
The lid member is configured to be rotatable with respect to the through hole.
The partition portion is arranged so that the bottom surface thereof is in contact with the bottom surface of the annular flow path, and by further rotating the lid member, one side portion of the partition portion in the axial direction becomes one side surface of the annular flow path. And the other side of the partition is configured to be in contact with the other side of the annular flow path.
A rotating electric machine that is characterized by that.
前記蓋部材は、前記貫通孔に配置される円板状の本体部と、前記本体部に設けられる前記仕切部とから構成されており、
前記本体部の外周面には、前記貫通孔の内周面と前記本体部の外周面との間をシールする環状シール部材が設けられる、
ことを特徴とする回転電機。 The rotary electric machine according to claim 1.
The lid member is composed of a disk-shaped main body portion arranged in the through hole and the partition portion provided in the main body portion.
An annular sealing member for sealing between the inner peripheral surface of the through hole and the outer peripheral surface of the main body is provided on the outer peripheral surface of the main body.
A rotating electric machine that is characterized by that.
前記蓋部材は、前記本体部の環状流路側の内側面に前記仕切部を有し、環状流路側とは反対側の外側面に、前記蓋部材を回転させるために使用される溝又は突起をさらに備える、
ことを特徴とする回転電機。 The rotary electric machine according to claim 2.
The lid member has the partition portion on the inner surface of the main body portion on the annular flow path side, and a groove or protrusion used for rotating the lid member is provided on the outer surface on the side opposite to the annular flow path side. Further prepare
A rotating electric machine that is characterized by that.
前記溝又は突起は、前記仕切部の外形と同形状の外形を有しており、前記本体部を挟んで前記仕切部と対応する位置に配置される、
ことを特徴とする回転電機。 The rotary electric machine according to claim 3.
The groove or protrusion has an outer shape having the same shape as the outer shape of the partition portion, and is arranged at a position corresponding to the partition portion with the main body portion interposed therebetween.
A rotating electric machine that is characterized by that.
前記本体部は、前記環状流路内に冷媒を供給する供給ポートと、前記環状流路から冷媒を排出する排出ポートと、を備え、
前記供給ポート及び前記排出ポートは、前記供給ポートと前記排出ポートとの間に前記仕切部が位置するように配置される、
ことを特徴とする回転電機。 The rotary electric machine according to any one of claims 2 to 4.
The main body includes a supply port for supplying a refrigerant into the annular flow path and a discharge port for discharging the refrigerant from the annular flow path.
The supply port and the discharge port are arranged so that the partition portion is located between the supply port and the discharge port.
A rotating electric machine that is characterized by that.
前記インナケースの外周側に設けられるアウタケースと、
冷媒が通過する流路であって、前記インナケースと前記アウタケースとの間において周方向に沿って形成される環状流路と、を備える回転電機おいて、
前記アウタケースの外周に形成された円形状の貫通孔に対して、前記環状流路を前記回転電機の軸方向に仕切るための仕切部を有する蓋部材を取り付ける取り付け方法であって、
前記仕切部の底面が前記環状流路の底面に接するように、前記蓋部材を前記貫通孔に取り付け、
前記軸方向における前記仕切部の一方側の部位が前記環状流路の一側面に接するとともに当該仕切部の他方側の部位が前記環状流路の他方側の側面に接するように、前記蓋部材を回転させる、
ことを特徴とする取り付け方法。 An inner case that houses the stator and
An outer case provided on the outer peripheral side of the inner case and
In a rotary electric machine including a flow path through which the refrigerant passes, which is an annular flow path formed along the circumferential direction between the inner case and the outer case.
A method of attaching a lid member having a partition portion for partitioning the annular flow path in the axial direction of the rotary electric machine to a circular through hole formed on the outer periphery of the outer case.
The lid member is attached to the through hole so that the bottom surface of the partition portion is in contact with the bottom surface of the annular flow path.
The lid member is provided so that one side portion of the partition portion in the axial direction is in contact with one side surface of the annular flow path and the other side portion of the partition portion is in contact with the other side surface of the annular flow path. Rotate,
The mounting method is characterized by that.
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