JP6943824B2 - 液状ガラス前駆体、ガラス焼き付け体の製造方法及びガラスの製造方法 - Google Patents
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Description
0mol%以上5mol%以下のB(ホウ素)と、
0mol%以上2.5mol%以下の希土類元素M3(但し、M3はLa(ランタン)、Ce(セリウム)、Y(イットリウム)のうち1種以上の希土類元素である。)と、を含むガラス成分と、
100質量部の前記ガラス成分に対して4〜60質量部の水と、を含み、
有機物を含まない、液状ガラス前駆体にある。
前記液状ガラス前駆体を300℃以上800℃未満の温度に加熱することにより水を蒸発させつつ前記ガラス成分をガラス化させ、前記対象物上にガラスを焼き付ける、ガラス焼き付け体の製造方法にある。
前記液状ガラス前駆体には、Pと、Bと、金属元素との合計を100mol%とした場合に40〜60mol%のPが含まれている。Pは、ガラスの骨格を構成する元素である。Pの含有量を40mol%以上とすることにより、ガラス成分をガラス化させる際の加熱温度を低くするとともに、前記液状ガラス前駆体から作製されたガラスの融点を低下させることができる。これらの作用効果をより高める観点からは、Pの含有量を45mol%以上とすることが好ましい。
前記液状ガラス前駆体には、Pと、Bと、金属元素との合計を100mol%とした場合に20〜40mol%のZnが含まれている。Znは、ガラスの骨格を構成する元素である。また、Znは、ガラスの線膨張係数を低下させる作用を有している。Znの含有量を前記特定の範囲とすることにより、ガラスの線膨張係数を適正な範囲に調節することができる。
前記液状ガラス前駆体には、Pと、Bと、金属元素との合計を100mol%とした場合に2〜10mol%のAlが含まれている。Alの含有量を2mol%以上とすることにより、ガラスの耐水性を向上させることができる。ガラスの耐水性をより向上させる観点からは、Alの含有量を4.5mol%以上とすることが好ましい。
前記液状ガラス前駆体には、Li(リチウム)、Na(ナトリウム)、K(カリウム)及びRb(ルビジウム)のうち1種以上のアルカリ金属元素M1が含まれている。アルカリ金属元素M1の含有量は、Pと、Bと、金属元素との合計を100mol%とした場合に5〜17.5mol%である。アルカリ金属元素M1は、ガラス融液、つまり、ガラス成分が溶融してなる液体の粘性を低下させる作用を有している。また、アルカリ金属元素M1は、ガラスの線膨張係数を大きくする作用を有している。
前記液状ガラス前駆体には、Mg(マグネシウム)、Ca(カルシウム)、Sr(ストロンチウム)、Ba(バリウム)から選ばれる1種以上のアルカリ土類金属元素M2が含まれていてもよい。アルカリ土類金属元素M2の含有量は、Pと、Bと、金属元素との合計を100mol%とした場合に10mol%以下とすることが好ましい。
前記液状ガラス前駆体には、Bが含まれていてもよい。Bの含有量は、Pと、Bと、金属元素との合計を100mol%とした場合に5mol%以下とすることが好ましい。
前記液状ガラス前駆体には、La(ランタン)、Ce(セリウム)、Y(イットリウム)から選ばれる1種以上の希土類元素M3が含まれていてもよい。希土類元素M3の含有量は、Pと、Bと、金属元素との合計を100mol%とした場合に2.5mol%以下とすることが好ましい。
前記液状ガラス前駆体の実施例を説明する。本例では、表1及び表2に示す組成を有する液状ガラス前駆体(試験剤A1〜A15)を作製した。なお、表1及び表2における「ガラス成分」欄中に記載した数値は、P、B及び金属元素の合計を100mol%とした場合の各元素の比率(mol%)である。また、同表における「水」欄に記載した数値は、ガラス成分、つまり、原料の合計を100質量部とした場合の水の含有量(質量部)である。各試験剤の作製方法を以下に説明する。
オルトリン酸、ピロリン酸亜鉛、水酸化アルミニウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素ルビジウム、水酸化マグネシウム及び酸化ホウ素を、表1に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して35質量部の水を混合することにより、試験剤A1を作製した。試験剤A1は白色の液体となった。
オルトリン酸、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ピロリン酸カリウム、水酸化マグネシウム及び酸化ホウ素を、表1に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して20質量部の水を混合することにより、試験剤A2を作製した。試験剤A2は半透明の液体となった。
オルトリン酸、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム及びリン酸二水素カリウムを、表1に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して20質量部の水を混合することにより、試験剤A3を作製した。試験剤A3は透明な液体となった。
オルトリン酸、酸化亜鉛、リン酸二水素アルミニウム、ピロリン酸ナトリウム、リン酸水素二カリウム、酸化バリウム及び酸化イットリウムを、表1に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して20質量部の水を混合することにより、試験剤A4を作製した。試験剤A4は透明な液体となった。
ピロリン酸、ピロリン酸亜鉛、リン酸二水素アルミニウム及びリン酸リチウムを、表1に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して15質量部の水を混合することにより、試験剤A5を作製した。試験剤A5は白色の液体となった。
オルトリン酸、ピロリン酸亜鉛、水酸化アルミニウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸三カルシウム及び酸化ランタンを、表1に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して30質量部の水を混合することにより、試験剤A6を作製した。試験剤A6は白色の液体となった。
オルトリン酸、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ピロリン酸カリウム、酸化マグネシウム及び酸化ランタンを、表1に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して20質量部の水を混合することにより、試験剤A7を作製した。試験剤A7は透明な液体となった。
オルトリン酸、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ピロリン酸カリウム及び酸化ランタンを、表1に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して20質量部の水を混合することにより、試験剤A8を作製した。試験剤A8は半透明な液体となった。
オルトリン酸、ピロリン酸亜鉛、リン酸二水素アルミニウム、リン酸二水素カリウム及び酸化セリウムを、表1に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して25質量部の水を混合することにより、試験剤A9を作製した。試験剤A9は白色の液体となった。
ピロリン酸、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ピロリン酸カリウム、水酸化マグネシウム及び酸化セリウムを、表1に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して15質量部の水を混合することにより、試験剤A10を作製した。試験剤A10は白色の液体となった。
オルトリン酸、ピロリン酸亜鉛、水酸化アルミニウム、ピロリン酸ナトリウム及び酸化ランタンを、表2に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して30質量部の水を混合することにより、試験剤A11を作製した。試験剤A11は白色の固体となった。
オルトリン酸、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、リン酸リチウム及び酸化ホウ素を、表2に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して15質量部の水を混合することにより、試験剤A12を作製した。試験剤A12は白色の液体となった。
オルトリン酸、酸化亜鉛、リン酸二水素アルミニウム、ピロリン酸カリウム及び無水ホウ酸を、表2に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して20質量部の水を混合することにより、試験剤A13を作製した。試験剤A13は白色の固体となった。
オルトリン酸、ピロリン酸亜鉛、水酸化アルミニウム及びリン酸二水素カリウムを、表2に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して20質量部の水を混合することにより、試験剤A14を作製した。試験剤A14は白色の固体となった。
オルトリン酸、ピロリン酸カリウム、酸化ランタン及び酸化第一スズを、表2に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して20質量部の水を混合することにより、試験剤A15を作製した。試験剤A15は白色の固体となった。
試験剤A1〜A10、A15で加熱して板状成形体を作製した。なお、試験剤A1〜A10については加熱温度を800℃とし、試験剤A15については加熱温度を500℃とした。この板状成形体の表面に鏡面加工を施し、縦20mm、横20mm、厚み1mmの正方形状試験片を作製した。その後、自記分光光度計(株式会社日立ハイテクノロジーズ製「U−4000」)を用いて正方形状試験片の光吸収スペクトルを取得した。表1の「光透過率」欄に、得られた光吸収スペクトルにおける波長280nm、315nm380nm、580nm及び780nmでの透過率を示す。
試験剤A1〜A10、A15を加熱して柱状成形体を作製した。なお、試験剤A1〜A10については加熱温度を800℃とし、試験剤A15については加熱温度を500℃とした。この柱状成形体に機械加工を施し、縦5mm、横5mm、高さ19mmの柱状試験片を作製した。その後、熱機械分析装置(株式会社リガク製「Thermo Plus EVO2 TMA8311」)を用いて柱状試験片のTMA曲線を取得した。表1の「線膨張係数」欄に、得られたTMA曲線から算出した温度200℃における線膨張係数の値を示す。
試験剤A1〜A10、A15を加熱して円板状成形体を作製した。なお、試験剤A1〜A10については加熱温度を800℃とし、試験剤A15については加熱温度を500℃とした。この円板状成形体に機械加工を施し、直径30mm、厚み5mmの円板状試験片を作製した。得られた円板状試験片を50℃の蒸留水に72時間浸漬し、単位面積当たりの質量の減少量を算出した。なお、単位面積当たりの質量の減少量は、浸漬前の円盤状試験片の質量から浸漬後の円盤状試験片の質量を差し引いた値を円盤状試験片の全表面積で除することにより得られる値である。
本例は、ガラス成分に対する水の含有量を種々変更した液状ガラス前駆体の例である。本例では、表3に示す組成を有する液状ガラス前駆体(試験剤B1〜B10)を作製した。なお、表3における「ガラス成分」欄中に記載した数値は、P、B及び金属元素の合計を100mol%とした場合の各元素の比率(mol%)である。また、同表における「水」欄に記載した数値は、ガラス成分、つまり、原料の合計を100質量部とした場合の水の含有量(質量部)である。各試験剤の作製方法を以下に説明する。
オルトリン酸、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ピロリン酸カリウム及び酸化ホウ素を、表3に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して表3に示す量の水を混合することにより、試験剤B1〜B7、B10を作製した。試験剤B1〜B7はいずれも透明な液体となった。一方、試験剤B10は白濁した液体となった。試験剤B10は、水中にガラス成分の粒子が分散した懸濁液になっていると推定される。
ピロリン酸、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ピロリン酸カリウム及び酸化ホウ素を、表3に示す組成となるように秤取して原料とした。この原料100質量部に対して表3に示す量の水を混合することにより、試験剤B8を作製した。試験剤B8は透明な液体となった。
オルトリン酸、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、ピロリン酸カリウム及び酸化ホウ素を、表3に示す組成となるように秤取し、水を加えずにこれらを混合することにより試験剤B9を作製した。試験剤B9は白色の固体となった。
Claims (5)
- Pと、Bと、金属元素との合計を100mol%とした場合に、
40mol%以上60mol%以下のPと、
20mol%以上40mol%以下のZnと、
2mol%以上10mol%以下のAlと、
5mol%以上17.5mol%以下のアルカリ金属元素M1(但し、M1はLi、Na、K、Rbから選ばれる1種以上のアルカリ金属元素である。)と、
0mol%以上10mol%以下のアルカリ土類金属元素M2(但し、M2はMg、Ca、Sr、Baのうち1種以上のアルカリ土類金属元素である。)と、
0mol%以上5mol%以下のBと、
0mol%以上2.5mol%以下の希土類元素M3(但し、M3はLa、Ce、Yのうち1種以上の希土類元素である。)と、を含むガラス成分と、
100質量部の前記ガラス成分に対して4〜60質量部の水と、を含み、
有機物を含まない、液状ガラス前駆体。 - 粘度が0.01〜90Pa・sである、請求項1に記載の液状ガラス前駆体。
- 前記液状ガラス前駆体は透明である、請求項1または2に記載の液状ガラス前駆体。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の液状ガラス前駆体を対象物上に塗布し、
前記液状ガラス前駆体を300℃以上800℃未満の温度に加熱することにより水を蒸発させつつ前記ガラス成分をガラス化させ、前記対象物上にガラスを焼き付ける、ガラス焼き付け体の製造方法。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の液状ガラス前駆体を800〜1300℃の温度に加熱することにより前記ガラス成分を溶融させてガラス融液を作製し、前記ガラス融液からガラスの成形体を作製する、ガラスの製造方法。
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