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JP6943009B2 - コンベア装置 - Google Patents

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JP6943009B2
JP6943009B2 JP2017088812A JP2017088812A JP6943009B2 JP 6943009 B2 JP6943009 B2 JP 6943009B2 JP 2017088812 A JP2017088812 A JP 2017088812A JP 2017088812 A JP2017088812 A JP 2017088812A JP 6943009 B2 JP6943009 B2 JP 6943009B2
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Description

本発明は、コンベアレールに支持されたキャリアを高低差がある経路部を含む搬送経路に沿って搬送するコンベア装置に関する。
コンベアレールに支持されたキャリアを高低差がある経路部を含む搬送経路に沿って搬送するコンベア装置として、上下のフロア間での前記キャリアの搬送をドロップリフターで行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
また、フロアコンベアとオーバーヘッドコンベアとの間でドロップリフターにより搬送物を移載するコンベア装置がある(例えば、特許文献2及び3参照)。
さらに、搬送物を支持するキャリアの構成として、3本のフレーム体により本体を細長くコンパクトに形成し、連結装置を介してフレーム体間を左右及び上下揺動自在に連結することにより、左右及び上下のカーブ経路を走行できるようにしたものがある(例えば、特許文献4参照)。
特開2008−178803号公報 特開昭61−119479号公報 特開2000−334627号公報 特開平07−033230号公報
特許文献1のような従来のコンベア装置では、上下のフロア間でのキャリアの搬送をドロップリフターで行っているので、例えば下のフロアから上のフロアへのキャリアの搬送を連続して行う場合、ドロップリフターを上昇位置から下降位置まで戻さないと次のキャリアを上昇させることができない。よって、特に上下のフロアの高低差が大きい場合に搬送サイクルタイムが長くなってしまうという不都合がある。
特許文献2及び3のような従来のコンベア装置では、フロアコンベアとオーバーヘッドコンベアは別物であり、コンベア断面が異なるので相互乗り入れはできない。そこで、前記のとおりフロアコンベア及びオーバーヘッドコンベア間でドロップリフターにより搬送物を移載し、各コンベアで異なるキャリアで搬送物を搬送している。よって、コンベアの種類及び部品の種類が増えるので、部品管理コスト及び製造コストが増大する。
その上、ドロップリフターにより搬送物を移載する構成であるので、前記特許文献1のような従来のコンベア装置の不都合と同様に、特に上下の経路部の高低差が大きい場合に搬送サイクルタイムが長くなってしまうという不都合が存在する。
搬送物を支持するキャリアを高低差が大きい経路部を含む搬送経路に沿って搬送する際に、高低差が大きい経路部間にわたってリフトを使わずにキャリアを連続して搬送する場合、高低差が大きい経路部間に、水平方向に対して所定角度で上昇又は下降する経路部を含む中継経路部を設ける必要がある。
このような搬送経路に沿って特許文献4のようなキャリアを走行させる場合、中継経路部における前記上昇又は下降する経路部の前記所定角度は、45度未満に、例えば30度以下にするのが技術常識であるので、生産ラインのスペース効率が大幅に低下してしまう。
その上、特許文献4のような従来のコンベア装置の構成では、3本のフレーム体(12,13,14)により形成される本体(11)の下方に被案内装置(30,31,32)を設けている。そして、被案内装置(30,31,32)の被支持ローラ(36)を支持案内するチャンネル状のレール(3)を、搬送経路の左右方向中央部に配置している。よって、前記本体の上方に支持される搬送物が左右方向へ倒れやすく不安定になりやすいので、走行安定性を高くすることができない。
そこで本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、生産ラインのスペース効率を低下させずに、ドロップリフターを備える構成のように搬送サイクルタイムが長くなってしまうという不都合をなくすことができ、部品管理コスト及び製造コストの増大を抑制できるとともに、走行安定性が高い、コンベアレールに支持されたキャリアを高低差がある経路部を含む搬送経路に沿って搬送するコンベア装置を提供する点にある。
本発明に係るコンベア装置は、前記課題解決のために、搬送物を支持するキャリアを所定の搬送経路に沿って搬送するコンベア装置であって、
前記搬送経路は、
高低差がある第一経路部及び第二経路部と、
上昇又は下降する経路部である、前記第一経路部及び前記第二経路部間の中継経路部と、
を含み、
前記第一経路部及び前記第二経路部、並びに前記中継経路部には、レールを左右に備えるコンベアレールを敷設し、
前記キャリアは、前記レールを上下から挟む上下一対の車輪を有するトロリを備え、
前記第一経路部及び前記中継経路部間で、左右のレールで前記キャリアを支持して受け渡す、左右方向軸まわりに回動する第一受渡しレール装置、並びに
前記第二経路部及び前記中継経路部間で、左右のレールで前記キャリアを支持して受け渡す、左右方向軸まわりに回動する第二受渡しレール装置を備えたことを特徴とする(請求項1)。
このような構成によれば、第一経路部及び中継経路部間、並びに第二経路部及び中継経路部間におけるキャリアの受渡しを、左右のレールでキャリアを支持して受け渡す、左右方向軸まわりに回動する第一受渡しレール装置及び第二受渡しレール装置により行うので、前記キャリアの受渡しを前記受渡しレール装置により確実に行うことができる。
その上、第一経路部及び中継経路部間におけるキャリアの受渡しを前記第一受渡しレール装置により行うとともに、第二経路部及び中継経路部間におけるキャリアの受渡しを前記第二受渡しレール装置により行うので、ドロップリフターを備える構成のように搬送サイクルタイムが長くなってしまうという不都合がない。
その上さらに、前記受渡しレール装置を備えた構成により、キャリアとコンベアレールとの干渉を考慮する必要がないので、経路設計上の自由度が高くなるとともにコンベア装置が省スペースになる。よって、生産ラインのスペース効率を向上できる。
その上、第一経路部及び第二経路部のうち高位置にある方に対し、中継経路部から第一受渡しレール装置又は第二受渡しレール装置によりキャリアを受け渡す際に、左右方向軸まわりに回動する受渡しレール装置の回動方向を変えることにより、キャリアを受け渡す際におけるコンベアの形態をフロアコンベア又はオーバーヘッドコンベアに変えることができるので、経路設計上の自由度がより高くなる。
その上さらに、フロアコンベア及びオーバーヘッドコンベアで共通のキャリアを使用できることから、コンベアの種類及び部品の種類が減少するので部品管理コストを低減できるとともに、共通部品を量産できるので製造コストを低減できる。
その上、キャリアは、そのトロリが左右のレールを上下一対の車輪で挟む構造であるので、第一経路部、第二経路部、及び中継経路部、並びに前記受渡しレール装置上で、キャリアがレールから脱落することがないとともに、トロリの上方に支持される搬送物が左右方向へ倒れにくく安定するので走行安定性が高くなる。
ここで、前記中継経路部の方向が略鉛直であるのが好ましい実施態様である(請求項2)。
このような構成によれば、上昇又は下降する経路部である、第一経路部及び第二経路部間の中継経路部の方向が略鉛直であることから、省スペース性に優れるので、生産ラインのスペース効率をさらに向上できる。
また、前記第一経路部及び前記第二経路部は、水平カーブ状経路を含むのがより好ましい実施態様である(請求項3)。
このような構成によれば、水平カーブ状経路により平面内で経路方向を変更できるので、第一経路部及び第二経路部の経路設計上の自由度が高くなる。
さらに、前記トロリは、前後に離間した前トロリ及び後トロリを、上下方向の回転軸まわりに独立して回動可能なように連結したものであるのが一層好ましい実施態様である(請求項4)。
このような構成によれば、水平カーブ状経路の水平曲りレールに合わせてトロリが回動できるので、水平カーブ状経路部をキャリアがスムーズに走行できるとともに、水平カーブ状経路の曲率半径を小さくできる。
さらにまた、前記第一経路部及び前記第二経路部の少なくともどちらかの途中経路に、上流側経路から下流側経路へ、左右のレールで前記キャリアを支持して受け渡す、前後方向軸まわりに回動する受渡しレール装置を備えてなるのがより一層好ましい実施態様である(請求項5)。
このような構成によれば、前後方向軸まわりに回動する受渡しレール装置の上流側のフロアコンベア又はオーバーヘッドコンベアを、前記受渡しレール装置の下流側でオーバーヘッドコンベア又はフロアコンベアに容易に変更できるので、経路設計上の自由度が一層高くなる。
また、前記第一経路部及び前記第二経路部の少なくともどちらかは、水平面内を平面的に移動可能な平面経路を含み、
前記平面経路内の途中経路に、上流側経路から下流側経路へ、左右のレールで前記キャリアを支持して受け渡す、上下方向軸まわりに回動する受渡しレール装置を備えてなるのがさらに好ましい実施態様である(請求項6)。
このような構成によれば、上下方向軸まわりに回動する受渡しレール装置の上流側の経路方向を下流側で容易に変更でき、例えば分岐経路又は合流経路を形成できるので、経路設計上の自由度がより一層高くなる。
さらに、前記キャリアに備えた駆動面にフリクリョンローラ式駆動装置のフリクションローラを圧接することにより前記キャリアを駆動するのが好ましい実施態様である(請求項7)。
このような構成によれば、回転するフリクションローラをキャリアの駆動面に圧接することによりキャリアを駆動するので、左右方向軸まわりに回動する第一受渡しレール装置及び第二受渡しレール装置、前後方向軸まわりに回動する受渡しレール装置、又は上下方向軸まわりに回動する受渡しレール装置におけるキャリアの受け渡し、並びにそれ以外の搬送経路において、キャリアを駆動する構成及び駆動制御が簡単になる。
その上、フリクリョンローラ式駆動装置を用いて、回転するフリクションローラをキャリアの駆動面に圧接することによりキャリアを駆動することから、チェーン式駆動装置のようにチェーンを用いない構成であるので、騒音を抑制できる。
さらにまた、前記第一経路部を前記キャリアが移動する際の所定区間、及び前記第二経路部を前記キャリアが移動する際の所定区間、並びに前記中継経路部を前記キャリアが下降する際の所定区間の少なくとも何れかの所定区間に配設する前記フリクリョンローラ式駆動装置において、
搬送方向に隣り合う前記フリクションローラの間隔を前記駆動面の搬送方向の長さよりも長くしてなるのがより好ましい実施態様である(請求項8)。
このような構成によれば、駆動装置の数を減らすことができるので、省エネ性に優れるとともに製造コスト及び保守コストを低減できる。
また、前記搬送経路における前記第1経路部及び前記第2経路部のうちの作業を行わない経路の一部分の左右を保護部材で被ってなるのが一層好ましい実施態様である(請求項9)。
このような構成によれば、保護部材で被われた箇所では作業者が搬送経路内に入ることができないので、安全性を向上できる。
さらに、搬送方向の適宜長さごとに製造したコンベアユニットを連結して前記搬送経路を形成してなるのがより一層好ましい実施態様である(請求項10)。
このような構成によれば、コンベア装置の据付け作業が容易になるとともに、故障の際には故障箇所のコンベアユニットを交換することで復旧できるので平均復旧時間を短縮できる。
以上のように、本発明に係るコンベア装置によれば、コンベアレールに支持されたキャリアを高低差がある経路部を含む搬送経路に沿って搬送するコンベア装置において、主に以下に示すような効果を奏する。
(1)第一経路部及び中継経路部間、並びに第二経路部及び中継経路部間におけるキャリアの受渡しを、左右のレールでキャリアを支持して受け渡す、左右方向軸まわりに回動する第一受渡しレール装置及び第二受渡しレール装置により確実に行うことができる。
(2)前記第一受渡しレール装置及び前記第二受渡しレール装置を用いるので、ドロップリフターを備える構成のように搬送サイクルタイムが長くなってしまうという不都合がない。
(3)前記受渡しレール装置を備えた構成により、キャリアとコンベアレールとの干渉を考慮する必要がないので、生産ラインのスペース効率を向上できる。
(4)第一経路部及び第二経路部のうち高位置にある方に対し、中継経路部からキャリアを受け渡す際に、左右方向軸まわりに回動する受渡しレール装置の回動方向を変えることにより、キャリアを受け渡す際におけるコンベアの形態をフロアコンベア又はオーバーヘッドコンベアに変えることができるので、経路設計上の自由度がより高くなる。
(5)フロアコンベア及びオーバーヘッドコンベアで共通のキャリアを使用できることから、コンベアの種類及び部品の種類が減少するので部品管理コストを低減できるとともに、共通部品を量産できるので製造コストを低減できる。
(6)キャリアは、そのトロリが左右のレールを上下一対の車輪で挟む構造であるので、キャリアがレールから脱落することがないとともに、トロリの上方に支持される搬送物が左右方向へ倒れにくく安定するので走行安定性が高くなる。
本発明の実施の形態に係るコンベア装置の概略正面図である。 同じく概略平面図である。 コンベアユニットの一例を後方から見た図である。 本発明の実施の形態に係るキャリア及びコンベアレールの斜視図である。 左右方向軸まわりに回動する第一受渡しレール装置を含むコンベアユニットの部分縦断面正面図であり、前記第一受渡しレール装置にキャリアを受け渡した状態を示している。 同じく後方から見た図である。 前記第一受渡しレール装置を駆動してキャリアを支持した左右のレールを鉛直にした状態を示す部分縦断面正面図である。 左右方向軸まわりに回動する第二受渡しレール装置を含むコンベアユニットの部分縦断面正面図であり、前記第二受渡しレール装置にキャリアを受け渡した状態を示している。 前記第二受渡しレール装置を駆動してキャリアを支持した左右のレールを水平にしてオーバーヘッドコンベアにした状態を示す部分縦断面正面図である。 同じく後方から見た図である。 前記第二受渡しレール装置を駆動してキャリアを支持した左右のレールを水平にしてフロアコンベアにした状態を示す部分縦断面正面図である。 水平カーブ状経路部に設置したプッシャーまわりの要部拡大平面図であり、(a)は揺動体の押圧片でキャリアの前トロリを後押し駆動する直前の状態を、(b)は前記押圧片で前記前トロリを後押し駆動した後の状態を示している。 同じく要部拡大平面図であり、(a)は揺動体の押圧片でキャリアの後トロリを後押し駆動している状態を、(b)は前記押圧片で前記後トロリを後押し駆動した後の状態を示している。 プッシャーの揺動体の押圧片でキャリアの後トロリを後押し駆動している状態を後方から見た図である。 前後方向軸まわりに回動する受渡しレール装置を含むコンベアユニットまわりの部分縦断面概略正面図である。 前後方向軸まわりに回動する受渡しレール装置を含むコンベアユニットの部分横断面平面図である。 前記受渡しレール装置を含むコンベアユニットを後方から見た部分縦断面図である。 前記受渡しレール装置を駆動してキャリアを支持した左右のレールを前後方向軸まわりに180°回動してフロアコンベアからオーバーヘッドコンベアした状態を示す後方から見た部分縦断面図である。 上下方向軸まわりに回動する受渡しレール装置を含むコンベアユニットまわりの概略平面図である。 前記コンベアユニットの概略平面図である。 同じく正面図である。 水平方向の平面経路を上下方向に三段備えたコンベア装置の構成例を示す概略正面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。
本明細書において、キャリア2が、水平方向の平面経路P1,P2を走行している状態を基準にして、搬送方向(図中の矢印F参照)に向かって前後左右を定義する。
なお、上下方向についても、上下方向を示す条件を指定しない場合は、前記基準において上下方向を定義する。
<コンベア装置>
図1の概略正面図、及び図2の概略平面図に示すように、本発明の実施の形態に係るコンベア装置1は、図示しない搬送物を支持するキャリア2を所定の搬送経路10に沿って搬送するものであり、キャリア2に備えた駆動面(図3及び図4の駆動面E参照)にフリクリョンローラ式駆動装置DのフリクションローラFRを圧接することにより、キャリア2を駆動する。
搬送方向Fの適宜長さごとに製造したコンベアユニットU,U,…を連結して搬送経路10を形成することにより、コンベア装置1の据付け作業が容易になるとともに、故障の際には故障箇所のコンベアユニットUを交換することで復旧できるので平均復旧時間(MTTR)を短縮できる。
搬送経路10は、低位置にある第一経路部11と高位置にある第二経路部12を含むので、高低差がある。
第一経路部11と第二経路部12の間には、略垂直に上昇又は下降する経路部である中継経路部13を備える。
水平面内を平面的に移動可能な平面経路P1である第一経路部11、及び水平面内を平面的に移動可能な平面経路P2である第二経路部12は、水平カーブ状経路部14,14,…を有する。
第一経路部11及び第二経路部12、並びに中継経路部13には、レールR,Rを左右に備えるコンベアレールCRを敷設する。
図3の後方から見た図、及び図4の斜視図に示すように、コンベアレールCRは、ヨーク9により支持された、円形断面のレールRを左右に備えたものであり、左右方向へ離間したレールR,Rの距離は、例えば50cmないし1m程度とするのが好ましい。
第一経路部11及び中継経路部13間には、左右方向軸H1まわりに回動する第一受渡しレール装置A1を備え、第二経路部12及び中継経路部13間には、左右方向軸H2まわりに回動する第二受渡しレール装置A2を備える。
第二経路部12の途中経路には、前後方向軸(図17及び図18の前後方向軸H3参照)まわりに回動する受渡しレール装置Bを備える。
コンベア装置1は、中継経路部13から第二経路部12へキャリア2を受け渡す際における第二受渡しレール装置A2の回動方向を変えることにより、キャリア2を受け渡す際におけるコンベアの形態をフロアコンベアFC(図11)又はオーバーヘッドコンベアOC(図9)に変えることができる。
また、コンベア装置1は、受渡しレール装置Bにより上流側のフロアコンベアFC(図17)又はオーバーヘッドコンベアOCを、受渡しレール装置Bの下流側でオーバーヘッドコンベアOC(図18)又はフロアコンベアFCに変更できる。
<キャリア>
図4の斜視図に示すように、キャリア2は、レールRを上下から挟む上下一対の車輪5,5を有するトロリ3、及びカバー8を備える。
トロリ3は前後に離間した前トロリ3A及び後トロリ3Bを連結バー4により連結したものであり、前トロリ3A及び後トロリ3Bは、上下方向の回転軸6A,6Bまわりに独立して回動する。
前トロリ3A及び後トロリ3Bは、フロアコンベアFCである場合において、左右方向に延びる水平部と前記水平部の左右から垂下する垂下部からなる、前方又は後方から見て逆U字状であり、左右のレールR,Rを跨ぐように配設される。
前トロリ3Aの左右の前記垂下部の上下には、左右方向の回転軸7A,7Aまわりに回転する車輪5,5が設けられ、後トロリ3Bの左右の前記垂下部の上下には、左右方向の回転軸7B,7Bまわりに回転する車輪5,5が設けられる。
車輪5は、その外周面に、円形断面のレールRに係合する円弧溝5Aが形成された鼓型車輪であり、上下の車輪5,5がレールRを上下から挟んでいる。
なお、車輪5は、鼓型車輪ではなく、外周面にV溝を形成した、いわゆるアングル車輪であってもよい。
<左右方向軸まわりに回動する第一受渡しレール装置>
図1の概略正面図、並びに、図5の部分縦断面正面図、図6の後方から見た図、及び図7の部分縦断面正面図に示すように、左右方向軸H1まわりに回動する第一受渡しレール装置A1は、第一経路部11及び中継経路部13間で、左右のレールRA1,RA1でキャリア2を支持して受け渡すものである。
第一受渡しレール装置A1は、駆動装置MA1(図6)によりフレーム体17を左右方向軸H1まわりに回動させることにより、フレーム体17により支持部材19を介して支持されたレールRA1,RA1を左右方向軸H1まわりに回動させるものであり、バランス錘15を備える。
キャリア2を第一経路部11から第一受渡しレール装置A1上に移動して停止させる。それにより、図5及び図6のように、キャリア2の車輪5,5でレールRA1を挟み、左右のレールRA1,RA1でキャリア2を支持した状態となる。
駆動装置MA1を駆動して、図5の矢印のように左右方向軸H1まわりに左右のレールRA1,RA1を90°回動する。それにより図7のように、左右のレールRA1,RA1が鉛直になり、中継経路部13のコンベアレールCRの左右のレールR,Rに接続する。
この状態では図7のフリクションローラ式駆動装置DのフリクションローラFRはブレーキ装置により停止した状態が保持されるので、フリクションローラFRが駆動面Eに圧接されているキャリア2は落下しない。
この状態でフリクションローラ式駆動装置Dを駆動してフリクションローラFRを回転させることにより、キャリア2を上昇させて中継経路部13(図1)へ受け渡すことができる。
以上の動作において、第一受渡しレール装置A1に設置されている左右のフリクションローラFR,FRは、キャリア2を支持した左右のレールRA1,RA1が回動する際におけるストッパに代わるものとして機能する。よって、ドロップリフターなどでストッパを用いるようなキャリアの受渡し動作時において、ストッパの機能をフリクションローラFR,FRが兼ねているため、装置の構成及び制御が簡単になる。
<左右方向軸まわりに回動する第二受渡しレール装置>
図1の概略正面図、並びに、図8の部分縦断面正面図、図9の部分縦断面正面図、図10の後方から見た図、及び図11の部分縦断面正面図に示すように、左右方向軸H2まわりに回動する第二受渡しレール装置A2は、第二経路部12及び中継経路部13間で、左右のレールRA2,RA2でキャリア2を支持して受け渡すものである。
第二受渡しレール装置A2は、駆動装置MA2(図10)によりフレーム体18を左右方向軸H2まわりに回動させることにより、フレーム体18により支持部材20を介して支持されたレールRA2,RA2を左右方向軸H2まわりに回動させるものであり、バランス錘16,16を備える。
第二受渡しレール装置A2を駆動して左右のレールRA2,RA2を鉛直にすることにより、中継経路部13のコンベアレールCRの左右のレールR,Rに接続する。
次に、キャリア2を中継経路部13から第二受渡しレール装置A2上に移動して図8のように停止させる。この状態では図8のフリクションローラ式駆動装置DのフリクションローラFRはブレーキ装置により停止した状態が保持されるので、フリクションローラFRが駆動面Eに圧接されているキャリア2は落下しない。
この状態で、駆動装置MA2(図10)を駆動して、図8の矢印Iのように左右方向軸H2まわりに左右のレールRA2,RA2を90°回動すれば、図9及び図10のようにオーバーヘッドコンベアOC用のキャリア2になる。
また、駆動装置MA2(図10)を駆動して、図8の矢印Jのように左右方向軸H2まわりに左右のレールRA2,RA2を90°回動すれば、図11のようにフロアコンベアFC用のキャリア2になる。
そして、第二受渡しレール装置A2のフリクションローラ式駆動装置Dを駆動してフリクションローラFRを回転させることにより、キャリア2を第二経路部12(図1)へ受け渡すことができる。
<水平カーブ状経路における駆動装置>
図2の概略平面図、図12(a)及び図12(b)の要部拡大平面図、図13(a)及び図13(b)の要部拡大平面図、並びに図14の後方から見た図に示すように、水平カーブ状経路14では、プッシャーKによる後押し駆動によりキャリア2を移動させる。
プッシャーKは、垂直揺動軸Nまわりに揺動駆動される平面視略扇形状の揺動体21の先端部に押圧片22A,22Bを備える。
図12(a)及び図12(b)、並びに図13(a)及び図13(b)に示す搬送方向Fへキャリア2を搬送する場合について説明する。
キャリア2は、図12(a)のようにフリクションローラ式駆動装置Dにより駆動されて水平カーブ状経路14に入る。
図12(a)から図12(b)のように、プッシャーKの揺動体21の押圧片22Aによりキャリア2の前トロリ3Aの垂下部を後押し駆動することにより、キャリア2は水平カーブ状経路14を移動する。
図12(b)から図13(a)、さらに図13(b)のように、プッシャーKの揺動体21の押圧片22Bによりキャリア2の後トロリ3Bの垂下部を後押し駆動することにより、キャリア2は水平カーブ状経路14を通過する。
このような簡単な構造のプッシャーKにより、キャリア2を水平カーブ状経路14に沿って確実に搬送できる。
<前後方向軸まわりに回動する受渡しレール装置>
図2の概略平面図、図15の部分縦断面概略正面図、図16の部分横断面平面図、並びに図17及び図18の後方から見た部分縦断面図に示すように、前後方向軸H3(図17,図18)まわりに回動する受渡しレール装置Bは、上流側経路から下流側経路へ、左右のレールRB,RBでキャリア2を支持して受け渡すものであり、前後方向軸H3は左右のレールRB,RBの中心を結ぶ線分の中点に位置する(図17,図18)。
前後方向軸H3まわりに回動する受渡しレール装置Bにより、上流側のフロアコンベア又はオーバーヘッドコンベアを、下流側でオーバーヘッドコンベア又はフロアコンベアに変更できる。
受渡しレール装置Bは、駆動装置MB(図16ないし図18)により回転体23を前後方向軸H3まわりに回動させることにより、回転体23により支持部材25を介して支持されたレールRB,RBを前後方向軸H3まわりに回動させる。
回転体23は、前後方向軸H3まわりに回動可能なようにガイドローラ24,24,…によりガイドされ、回転体23の円筒面23Aに駆動装置MBのフリクションローラ26を圧接することにより、回転体23を回動させる。
図15に示すように受渡しレール装置Bの上流側でフロアコンベアFC用であるキャリア2を、コンベアレールCRの左右のレールR,Rに接続する、受渡しレール装置Bの左右のレールRB,RB上に移動して図16及び図17のように停止させる。
この状態で、駆動装置MB(図16、図17)を駆動して、前後方向軸H3まわりに左右のレールRB,RBを180°回動すれば、図18のようにオーバーヘッドコンベアOC用のキャリア2になる。
この状態で、図18に示すフリクションローラ式駆動装置Dによりキャリア2を駆動して図15に示す下流側のオーバーヘッドコンベアOCへ受け渡す。
<上下方向軸まわりに回動する受渡しレール装置>
図19及び図20の概略平面図、並びに図21の正面図に示すように、上下方向軸V1まわりに回動する受渡しレール装置C1は、上流側経路から下流側経路へ、左右のレールRC1,RC1でキャリア2を支持して受け渡すものである。
また、図19に示す上下方向軸V2まわりに回動する受渡しレール装置C2は、上流側経路から下流側経路へ、左右のレールRC2,RC2でキャリア2を支持して受け渡すものである。
受渡しレール装置C1は、駆動装置MC1(図19ないし図21)により円盤27を上下方向軸V1まわりに回動させることにより、円盤27に連結された支持部材28により支持されたレールRC1,RC1を上下方向軸V1まわりに回動させる。
円盤27は、上下方向軸V1まわりに回動可能なように支持部材28により支持され、円盤27の外周面27Aに駆動装置MC1のフリクションローラ29を圧接することにより、円盤27を回動させる。
受渡しレール装置C2は、受渡しレール装置C1と同様の構造であり、駆動装置MC2(図19)により円盤27を上下方向軸V2まわりに回動させることにより、円盤27に連結された支持部材28により支持されたレールRC2,RC2を上下方向軸V2まわりに回動させる。
図19に示すように受渡しレール装置C1の左右のレールRC1,RC1を上流側のコンベアレールCRの左右のレールR,Rに接続した状態で、キャリア2を左右のレールRC1,RC1上に移動して図19のように停止させる。
この状態で、駆動装置MC1を駆動して図20の矢印のように左右のレールRC1,RC1及びキャリア2を90°回動させ、左右のレールRC1,RC1を分岐側コンベアレールCRBの左右のレールR,Rに接続する。
この状態で、図示しないフリクションローラ式駆動装置によりキャリア2を分岐側コンベアレールCRBへ受け渡し、キャリア2を図示しないフリクションローラ式駆動装置により横方向Tへ移動させる。
図19に示す駆動装置MC2により受渡しレール装置C2を駆動してレールRC2,RC2を上下方向軸V2まわりに90°回動させ、左右のレールRC2,RC2を合流側コンベアレールCRJの左右のレールR,Rに接続する。
この状態で、横方向Tを移動してきた図示しないキャリア2を図示しないフリクションローラ式駆動装置により駆動し、受渡しレール装置C2の左右のレールRC2,RC2上に移動して停止させる。
この状態で、駆動装置MC2により受渡しレール装置C2を駆動してレールRC2,RC2及びキャリア2を上下方向軸V2まわりに90°回動させ、左右のレールRC2,RC2をコンベアレールCRの左右のレールR,Rに接続する。
この状態で、図示しないフリクションローラ式駆動装置によりキャリア2を下流側のコンベアレールCRへ受け渡す。
<フリクリョンローラ式駆動装置の配置例>
図1及び図2の搬送経路10の例で、第一経路部11をキャリア2が移動する際の所定区間、及び第二経路部12をキャリア2が移動する際の所定区間、並びに中継経路部13をキャリア2が下降する際の所定区間の少なくとも何れかの所定区間に配設するフリクリョンローラ式駆動装置D,D,…において、搬送方向Fに隣り合うフリクションローラFR,FRの間隔Lを、図4に示す駆動面Eの搬送方向Fの長さよりも長くする。
それにより、駆動装置の数を減らすことができるので、省エネ性に優れるとともに製造コスト及び保守コストを低減できる。
<保護部材>
図5ないし図11に示すように、搬送経路10における作業を行わない経路の左右を、例えば透明アクリル板である保護部材G,Gで被うことにより、保護部材G,Gで被われた箇所では作業者が搬送経路内に入ることができないので、安全性を向上できる。
<本発明の実施の形態に係るコンベア装置の作用効果>
以上のような本発明の実施の形態に係るコンベア装置1によれば、第一経路部11及び中継経路部13間におけるキャリア2の受渡しを、左右のレールRA1,RA1でキャリア2を支持して受け渡す、左右方向軸H1まわりに回動する第一受渡しレール装置A1により行うとともに、第二経路部12及び中継経路部13間におけるキャリア2の受渡しを、左右のレールRA2,RA2でキャリア2を支持して受け渡す、左右方向軸H2まわりに回動する第二受渡しレール装置A2により行うので、キャリア2の受渡しを受渡しレール装置A1,A2により確実に行うことができる。
その上、第一経路部11及び中継経路部13間におけるキャリア2の受渡しを第一受渡しレール装置A1により行うとともに、第二経路部12及び中継経路部13間におけるキャリア2の受渡しを第二受渡しレール装置A2により行うので、ドロップリフターを備える構成のように搬送サイクルタイムが長くなってしまうという不都合がない。
その上さらに、受渡しレール装置A1,A2を備えた構成により、キャリア2とコンベアレールCRとの干渉を考慮する必要がないので、経路設計上の自由度が高くなるとともにコンベア装置1が省スペースになる。よって、生産ラインのスペース効率を向上できる。
その上、高位置にある第二経路部12に対し、左右方向軸H2まわりに回動する第二受渡しレール装置A2により中継経路部13からキャリア2を受け渡す際に、第二受渡しレール装置A2の回動方向を変えることにより、キャリア2を受け渡す際におけるコンベアの形態をフロアコンベアFC又はオーバーヘッドコンベアOCに変えることができるので、経路設計上の自由度がより高くなる。
その上さらに、フロアコンベアFC及びオーバーヘッドコンベアOCで共通のキャリア2を使用できることから、コンベアの種類及び部品の種類が減少するので部品管理コストを低減できるとともに、共通部品を量産できるので製造コストを低減できる。
その上、キャリア2は、そのトロリ3が左右のレールを上下一対の車輪5,5で挟む構造であるので、第一経路部11、第二経路部12、及び中継経路部13、並びに受渡しレール装置A1,A2上で、キャリア2がレールから脱落することがないとともに、トロリ3の上方に支持される搬送物が左右方向へ倒れにくく安定するので走行安定性が高くなる。
また、上昇又は下降する経路部である、第一経路部11及び第二経路部12間の中継経路部13の方向が略鉛直であることから、省スペース性に優れるので、生産ラインのスペース効率をさらに向上できる。
さらに、第一経路部11及び第二経路部12が水平カーブ状経路14,14,…を含むことから、水平カーブ状経路14により平面内で経路方向を変更できるので、第一経路部11及び第二経路部12の経路設計上の自由度が高くなる。
さらにまた、キャリア2のトロリ3が、前後に離間した前トロリ3A及び後トロリ3Bを、上下方向の回転軸6A,6Bまわりに独立して回動可能なように連結したものであることから、水平カーブ状経路14の水平曲りレールに合わせてトロリ3が回動できるので、水平カーブ状経路部14をキャリア2がスムーズに走行できるとともに、水平カーブ状経路14の曲率半径を小さくできる。
また、第二経路部12に、上流側経路から下流側経路へ、左右のレールRB,RBでキャリア2を支持して受け渡す、前後方向軸H3まわりに回動する受渡しレール装置Bを備えていることから、前後方向軸H3まわりに回動する受渡しレール装置Bの上流側のフロアコンベアFC又はオーバーヘッドコンベアOCを、受渡しレール装置Bの下流側でオーバーヘッドコンベアOC又はフロアコンベアFCに容易に変更できるので、経路設計上の自由度が一層高くなる。
さらに、図19のように、平面経路内の途中経路に、上流側経路から下流側経路へ、左右のレールRC1,RC1でキャリア2を支持して受け渡す、上下方向軸V1まわりに回動する受渡しレール装置C1を備えるとともに、上流側経路から下流側経路へ、左右のレールRC2,RC2でキャリア2を支持して受け渡す、上下方向軸V2まわりに回動する受渡しレール装置C2を備える構成では、上下方向軸V1,V2まわりに回動する受渡しレール装置C1,C2の上流側の経路方向を下流側で容易に変更でき、例えば分岐経路又は合流経路を形成できるので、経路設計上の自由度がより一層高くなる。
さらにまた、主要な駆動装置が、キャリア2に備えた駆動面Eにフリクリョンローラ式駆動装置DのフリクションローラFRを圧接することによりキャリア2を駆動するものであり、回転するフリクションローラFRをキャリア2の駆動面Eに圧接することによりキャリア2を駆動するので、左右方向軸H1,H2まわりに回動する第一受渡しレール装置A1及び第二受渡しレール装置A2、前後方向軸H3まわりに回動する受渡しレール装置B、又は上下方向軸V1,V2まわりに回動する受渡しレール装置C1,C2におけるキャリア2の受け渡し、並びにそれ以外の搬送経路において、キャリア2を駆動する構成及び駆動制御が簡単になる。
また、フリクリョンローラ式駆動装置Dを用いて、回転するフリクションローラFRをキャリア2の駆動面Eに圧接することによりキャリア2を駆動することから、チェーン式駆動装置のようにチェーンを用いない構成であるので、騒音を抑制できる。
以上の説明においては、図1のように上下方向に離間した2つの平面経路P1,P2を備える構成を示したが、図22の概略正面図に示すように、上下方向に離間した、水平面内を平面的に移動可能な3つの平面経路P1,P2,P3を備えるように構成してもよく、このような平面経路を四段以上設けてもよい。
図22のコンベア装置1は、前記第一受渡しレール装置A1を一つ、前記第二受渡しレール装置A2を二つ備えている。すなわち、下段の平面経路P1には、左右方向軸H1まわりに回動する第一受渡しレール装置A1を、中段の平面経路P2には、左右方向軸H2Aまわりに回動する第二受渡しレール装置A2を、上段の平面経路P3には、左右方向軸H2Bまわりに回動する第二受渡しレール装置A2を備える。
下段の平面経路P1の第一受渡しレール装置A1は、平面経路P1及び中継経路部13A間で、左右のレールRA1,RA1でキャリア2を支持して受け渡す。
上段の平面経路P3の第二受渡しレール装置A2は、平面経路P3及び中継経路部13B間で、左右のレールRA2,RA2でキャリア2を支持して受け渡す。
中段の平面経路P2の第二受渡しレール装置A2は、平面経路P2及び中継経路部13A間で、左右のレールRA2,RA2でキャリア2を支持して受け渡すとともに、中継経路部13A及び中継経路部13B間で、左右のレールRA2,RA2でキャリア2を支持して受け渡す。
1 コンベア装置 2 キャリア
3 トロリ 3A 前トロリ
3B 後トロリ 4 連結バー
5 車輪 5A 円弧溝
6A,6B,7A,7B 回転軸 8 カバー
9 ヨーク 10 搬送経路
11 第一経路部 12 第二経路部
13,13A,13B 中継経路部 14 水平カーブ状経路部
15,16 バランス錘 17,18 フレーム体
19,20 支持部材 21 揺動体
22A,22B 押圧片 23 回転体
23A 円筒面 24 ガイドローラ
25 支持部材 26 フリクションローラ
27 円盤 27A 外周面
28 支持部材 29 フリクションローラ
A1 左右方向軸まわりに回動する第一受渡しレール装置
A2 左右方向軸まわりに回動する第二受渡しレール装置
B 前後方向軸まわりに回動する受渡しレール装置
C1,C2 上下方向軸まわりに回動する受渡しレール装置
CR コンベアレール CRB 分岐側コンベアレール
CRJ 合流側コンベアレール D フリクリョンローラ式駆動装置
E 駆動面 F 搬送方向
FC フロアコンベア FR フリクションローラ
G 保護部材 H1,H2,H2A,H2B 左右方向軸
H3 前後方向軸 I,J 回動方向
K プッシャー
L 搬送方向に隣り合うフリクションローラの間隔
MA1,MA2,MB,MC1,MC2 駆動装置
N 垂直揺動軸 OC オーバーヘッドコンベア
P1,P2,P3 平面経路
R,RA1,RA2,RB,RC1,RC2 レール
T 横方向 U コンベアユニット
V1,V2 上下方向軸

Claims (10)

  1. 搬送物を支持するキャリアを所定の搬送経路に沿って搬送するコンベア装置であって、
    前記搬送経路は、
    高低差がある第一経路部及び第二経路部と、
    上昇又は下降する経路部である、前記第一経路部及び前記第二経路部間の中継経路部と、
    を含み、
    前記第一経路部及び前記第二経路部、並びに前記中継経路部には、レールを左右に備えるコンベアレールを敷設し、
    前記キャリアは、前記レールを上下から挟む上下一対の車輪を有するトロリを備え、
    前記第一経路部及び前記中継経路部間で、左右のレールで前記キャリアを支持して受け渡す、左右方向軸まわりに回動する第一受渡しレール装置、並びに
    前記第二経路部及び前記中継経路部間で、左右のレールで前記キャリアを支持して受け渡す、左右方向軸まわりに回動する第二受渡しレール装置を備えたことを特徴とする、
    コンベア装置。
  2. 前記中継経路部の方向が略鉛直である、
    請求項1記載のコンベア装置。
  3. 前記第一経路部及び前記第二経路部は、水平カーブ状経路を含む、
    請求項1又は2記載のコンベア装置。
  4. 前記トロリは、前後に離間した前トロリ及び後トロリを、上下方向の回転軸まわりに独立して回動可能なように連結したものである、
    請求項3記載のコンベア装置。
  5. 前記第一経路部及び前記第二経路部の少なくともどちらかの途中経路に、上流側経路から下流側経路へ、左右のレールで前記キャリアを支持して受け渡す、前後方向軸まわりに回動する受渡しレール装置を備えてなる、
    請求項1〜4の何れか1項に記載のコンベア装置。
  6. 前記第一経路部及び前記第二経路部の少なくともどちらかは、水平面内を平面的に移動可能な平面経路を含み、
    前記平面経路内の途中経路に、上流側経路から下流側経路へ、左右のレールで前記キャリアを支持して受け渡す、上下方向軸まわりに回動する受渡しレール装置を備えてなる、
    請求項1〜5の何れか1項に記載のコンベア装置。
  7. 前記キャリアに備えた駆動面にフリクリョンローラ式駆動装置のフリクションローラを圧接することにより前記キャリアを駆動する、
    請求項1〜6の何れか1項に記載のコンベア装置。
  8. 前記第一経路部を前記キャリアが移動する際の所定区間、及び前記第二経路部を前記キャリアが移動する際の所定区間、並びに前記中継経路部を前記キャリアが下降する際の所定区間の少なくとも何れかの所定区間に配設する前記フリクリョンローラ式駆動装置において、
    搬送方向に隣り合う前記フリクションローラの間隔を前記駆動面の搬送方向の長さよりも長くしてなる、
    請求項7記載のコンベア装置。
  9. 前記搬送経路における前記第1経路部及び前記第2経路部のうちの作業を行わない経路の一部分の左右を保護部材で被ってなる、
    請求項1〜8の何れか1項に記載のコンベア装置。
  10. 搬送方向の適宜長さごとに製造したコンベアユニットを連結して前記搬送経路を形成してなる、
    請求項1〜9の何れか1項に記載のコンベア装置。
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