JP6831149B1 - ひも状柔軟物の画像認識方法及び画像認識装置 - Google Patents
ひも状柔軟物の画像認識方法及び画像認識装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6831149B1 JP6831149B1 JP2020135598A JP2020135598A JP6831149B1 JP 6831149 B1 JP6831149 B1 JP 6831149B1 JP 2020135598 A JP2020135598 A JP 2020135598A JP 2020135598 A JP2020135598 A JP 2020135598A JP 6831149 B1 JP6831149 B1 JP 6831149B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- string
- image
- units
- coordinates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 64
- 230000008569 process Effects 0.000 claims abstract description 36
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims abstract description 13
- 239000000284 extract Substances 0.000 claims abstract description 6
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims abstract description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 abstract description 18
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 12
- 230000008859 change Effects 0.000 description 5
- 238000004364 calculation method Methods 0.000 description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000003672 processing method Methods 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 3
- KEBHLNDPKPIPLI-UHFFFAOYSA-N hydron;2-(3h-inden-4-yloxymethyl)morpholine;chloride Chemical compound Cl.C=1C=CC=2C=CCC=2C=1OCC1CNCCO1 KEBHLNDPKPIPLI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 210000002569 neuron Anatomy 0.000 description 3
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 3
- 238000004458 analytical method Methods 0.000 description 2
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000013528 artificial neural network Methods 0.000 description 1
- 230000002860 competitive effect Effects 0.000 description 1
- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 238000013507 mapping Methods 0.000 description 1
- 230000037361 pathway Effects 0.000 description 1
- 238000004800 variational method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Image Analysis (AREA)
Abstract
Description
図1は、本発明の一実施形態による画像認識装置1の構成を説明するための模式図である。
候補点抽出処理部11は、ボンディングワイヤ20のできるだけ中心付近を検出するために、DoG(Difference of Gaussian)フィルターを画像に適用することが好ましい。DoGフィルターとは、標準偏差値が異なる2つのガウシアンフィルターにより生成される2つの画像の差分画像を生成するフィルターであり、二次微分フィルターとしての効果がある。ここで、ガウシアンフィルターに設定する2つの標準偏差値は、ボンディングワイヤ20の太さに基づいて決定することができる。例えば、一方の標準偏差値をボンディングワイヤ20の太さと同じ値に設定し、他方の標準偏差値をボンディングワイヤ20の太さの2倍に設定することができる。
(1)入力画像に標準偏差値σ1のガウシアンフィルターを適用し、平滑化画像1(S1)を生成する。
(2)入力画像に標準偏差値σ2のガウシアンフィルターを適用し、平滑化画像2(S2)を生成する。
(3)X方向とY方向および+成分と−成分で以下のように計算式を分けて、4種の二次微分画像(Lxp、Lxm、Lyp、Lym)を生成する。
近似処理部12は、ワイヤ候補点の(X,Y)座標値を2次元自己組織化マップに写像する。これにより、ワイヤ候補点の分布が自己組織化マップのユニットU(ニューロン)によって表現される。自己組織化マップでは、データ分布の位相的構造が保存される。この性質により、始点−終点間の経路上に分布するワイヤ候補点が、自己組織化マップ上で自動的に経路に沿って順序良く整列する。また、自己組織化マップではデータの途切れが発生している区間も、これを埋めるようにデータが存在する区間から補完したデータが配置される。この2つの性質が、動的計画法による動的輪郭モデルの欠点を補うように働く。
(1)指定されたサイズ(横×縦:U×V)の自己組織化マップを用意する。一例として、8×32のサイズを想定する。マップ中の各ユニットは(X, Y)の二次元座標を特徴ベクトルとして有するものとする。加えて、途中演算用としてX座標の総和:SumX,Y座標の総和:SumY,投票個数:Nを有するものとする。
(2)各ユニットの(X, Y)を格子状に配置し、X座標の総和,Y座標の総和,投票個数を0に初期化する。また、処理の過程で用いるパラメータを以下のように初期化する。
σd=100 σw=W/2.0 σH=H/8.0
ここで、v=0のユニットにはボンディングワイヤ20の始点20Sの座標、v=H-1のユニットにはボンディングワイヤ20の終点20Eの座標を設定する。なお、始点/終点座標はユーザが与える既知の座標である。
(3)ワイヤ候補点群から1点取り出し、マップ中で最も距離が近いユニット(最近傍ユニット)を探索する。
(4)下式により最近傍ユニットのSumX,SumY,Nを更新する
(6)マップ中の全ユニットのSumX,SumYをそれぞれNで除算する。これによりSumX,SumYはユニットに投票されたワイヤ候補点群の平均座標AvrX,AvrYとなる。
(7)各ユニットの(X, Y)を下式により更新(競合学習)する。ただし、v=0およびv=H-1のユニットは更新を行なわない。
σd=max(σd/2.0, 1.0)
σw=max(σw/2.0, 0.66666)
σH=max(σH/2.0, 0.66666)
なお、この更新式および下限値は一例であり、他の更新式や下限値を選択しても良い。
(9)上記の(3)に戻り、(3)から(8)までの処理を指定回数だけ繰り返す。一例として、全体の処理フローにおいて初回であれば10回、二回目であれば2回とすることができる。
選択処理部13は、動的輪郭モデルを用いる。動的輪郭モデルとは、初期輪郭線を決定した上で、輪郭線上に一定間隔で設定した制御点を移動させながら、下式で定義されるエネルギーEが最小となる輪郭線(制御点の集合)を決定する手法である。1987年に提案されて以来、エネルギーの定義や初期輪郭線の決定方法、制御点の移動方法などに様々な派生形が提案され、現在では特定の処理手法を意味するのではなく、エネルギーを最小化することで輪郭線を決定する概念として用いられることが多い。エネルギーを最小化する具体的な手法としては貪欲法、動的計画法、変分法などが代表的であるが、本実施形態では動的計画法を採用している。動的輪郭モデルの利点は、輪郭全体のエネルギー計算により最適な輪郭形状を探索するので、局所的なノイズや途切れの影響を受けにくい点が挙げられる。しかしながら、初期輪郭線の決定手段や制御点の移動方法については対象に依存することが多く、それ故に様々な派生形が提案された経緯があり、未だ決定的な手法が提案されていない状態とも言える。
(1)制御点毎に算出される局所エネルギーを格納するための記憶領域を確保する。制御点数は自己組織化マップの縦方向サイズ(H=32)と等しく、制御点の取り得る範囲(移動先候補座標の集合)は自己組織化マップの横方向サイズ(W=8)に等しい。注目点とその両隣を合わせた3点の制御点の組み合わせは83=512通りとなるので、以下のように確保する。
Elen[32][8][8][8]
Ecurve[32][8][8][8]
Eimg[32][8][8][8]
(2)最適組み合わせを決定するための記憶領域を以下のように確保する。
SumE[32][8][8]
MinPre[32][8][8]
(3)制御点毎に下式により局所エネルギー(Elen,Ecurve,Eimg)を算出する。
2 ステージ
3 検査対象物
4 照明装置
5 カメラ
10 処理装置
11 候補点抽出処理部
12 近似処理部
13 選択処理部
20 ボンディングワイヤ
20S 始点
20E 終点
21 第1の領域
22 第2の領域
P 候補点
U ユニット
UG ユニット群
UL ユニット列
Claims (7)
- ひも状柔軟物を撮像することによって得られた画像から、前記ひも状柔軟物の候補である複数の候補点を抽出する候補点抽出処理部と、
前記複数の候補点を入力層とし、複数のユニット群にグループ化された複数のユニットを出力層とする自己組織化マップを生成し、各候補点に最も近いユニット及びその近傍のユニットの座標を当該候補点に近づける近似処理を行うことによって、前記複数のユニットの座標を前記ひも状柔軟物の座標に近似させる近似処理部と、
各ユニット群を構成する複数のユニットの中から前記候補点との一致度が最も高いユニットを選択することにより、前記ひも状柔軟物の延在経路を特定する選択処理部と、を備えることを特徴とする画像認識装置。 - 前記候補点抽出処理部は、前記画像の中からあらかじめ設定された領域を切り出し、前記領域の中から前記複数の候補点を抽出することを特徴とする請求項1に記載の画像認識装置。
- 前記近似処理部は、前記ひも状柔軟物の延在方向と交差する方向に配列された複数のユニットをグループ化することにより、前記複数のユニット群を定義することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像認識装置。
- 前記選択処理部は、動的輪郭モデルにおける動的計画法によって前記候補点との一致度が最も高いユニットを選択することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像認識装置。
- ひも状柔軟物を撮像することによって得られた画像の中に設定された第1の領域を切り出すことによって第1の領域画像を生成する第1のステップと、
前記第1の領域画像から、前記ひも状柔軟物の候補である複数の候補点を抽出する第2のステップと、
前記複数の候補点を入力層とし、複数のユニット群にグループ化された複数のユニットを出力層とする自己組織化マップを生成し、各候補点に最も近いユニット及びその近傍のユニットの座標を当該候補点に近づける近似処理を行うことによって、前記複数のユニットの座標を前記ひも状柔軟物の座標に近似させる第3のステップと、
各ユニット群を構成する複数のユニットの中から前記候補点との一致度が最も高いユニットを選択することにより、前記ひも状柔軟物の始点から終点に沿ったユニット列を生成する第4のステップと、
前記ユニット列の周囲に位置する候補点を含む第2の領域を前記画像から切り出すことによって、前記第1の領域画像よりも範囲の狭い第2の領域画像を生成する第5のステップと、を備え、
前記第5のステップを実行した後、前記第3及び第4のステップを再び実行することを特徴とする画像認識方法。 - 前記第3のステップにおいては、前記ひも状柔軟物の延在方向と交差する方向に配列された複数のユニットをグループ化することにより、前記複数のユニット群を定義することを特徴とする請求項5に記載の画像認識方法。
- 前記第4のステップにおいては、動的輪郭モデルにおける動的計画法によって前記候補点との一致度が最も高いユニットを選択することを特徴とする請求項5又は6に記載の画像認識方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020135598A JP6831149B1 (ja) | 2020-08-11 | 2020-08-11 | ひも状柔軟物の画像認識方法及び画像認識装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020135598A JP6831149B1 (ja) | 2020-08-11 | 2020-08-11 | ひも状柔軟物の画像認識方法及び画像認識装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP6831149B1 true JP6831149B1 (ja) | 2021-02-17 |
JP2022032102A JP2022032102A (ja) | 2022-02-25 |
Family
ID=74562459
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020135598A Active JP6831149B1 (ja) | 2020-08-11 | 2020-08-11 | ひも状柔軟物の画像認識方法及び画像認識装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6831149B1 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002310930A (ja) * | 2001-04-13 | 2002-10-23 | Nec Corp | ボンディングワイヤ検査装置 |
JP2008250848A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Nagasaki Univ | クラスタリング方法、データ処理装置及びプログラム |
JP5461064B2 (ja) * | 2009-05-21 | 2014-04-02 | 日機装株式会社 | 形状推定システム、形状推定方法、プログラム及び記録媒体 |
KR101180350B1 (ko) * | 2011-12-21 | 2012-09-06 | (주)이즈미디어 | 와이어 본딩 검사 시스템 및 방법 |
JP5806786B1 (ja) * | 2015-04-17 | 2015-11-10 | ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社 | 画像認識装置 |
JP2017096907A (ja) * | 2015-11-17 | 2017-06-01 | 富士電機株式会社 | ワイヤボンディング検査装置、ワイヤボンディング検査方法及びプログラム |
-
2020
- 2020-08-11 JP JP2020135598A patent/JP6831149B1/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022032102A (ja) | 2022-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11845194B2 (en) | Robot system and workpiece picking method | |
JP5953842B2 (ja) | 画像検査方法および検査領域設定方法 | |
CN107230203B (zh) | 基于人眼视觉注意机制的铸件缺陷识别方法 | |
US8780223B2 (en) | Automatic determination of compliance of a part with a reference drawing | |
US20130006423A1 (en) | Target object gripping apparatus, method for controlling the same and storage medium | |
KR20180014677A (ko) | 3d 이미지 데이터에서 3d 포즈와 기생포인트 제거의 스코어링을 개선하는 시스템 및 방법 | |
JP7150468B2 (ja) | 構造物劣化検出システム | |
JP2016179534A (ja) | 情報処理装置、情報処理方法、プログラム | |
Kim et al. | A vision-based system for monitoring block assembly in shipbuilding | |
CN117501322B (zh) | 从点云数据生成物理空间的映射 | |
JP2018128897A (ja) | 対象物の姿勢等を検出する検出方法、検出プログラム | |
CN109033989A (zh) | 基于三维点云的目标识别方法、装置及存储介质 | |
JP2018195282A (ja) | モデルを修正するためのシステムおよび方法 | |
JP6192088B2 (ja) | 物体検出方法および物体検出装置 | |
CN107274486A (zh) | 一种模型3d效果图的生成方法 | |
JP6895563B2 (ja) | ロボットシステム、モデル生成方法、及びモデル生成プログラム | |
CN110472640B (zh) | 一种目标检测模型预测框处理方法及装置 | |
JP6831149B1 (ja) | ひも状柔軟物の画像認識方法及び画像認識装置 | |
CN113343987B (zh) | 文本检测处理方法、装置、电子设备及存储介质 | |
JP2008116206A (ja) | パターン寸法測定装置、方法及びプログラム | |
US12094227B2 (en) | Object recognition device and object recognition method | |
JP2014106856A (ja) | 画像認識方法および画像認識装置 | |
CN113592976A (zh) | 地图数据的处理方法、装置、家用电器和可读存储介质 | |
CN109492685B (zh) | 一种用于对称特征的目标物体视觉检测方法 | |
US20230005157A1 (en) | Pattern-edge detection method, pattern-edge detection apparatus, and storage medium storing program for causing a computer to perform pattern-edge detection |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200821 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20200821 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20201209 |
|
A975 | Report on accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005 Effective date: 20210104 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210112 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210114 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6831149 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |