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JP6824575B2 - 両扉式の電気機器収納用箱 - Google Patents

両扉式の電気機器収納用箱 Download PDF

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JP6824575B2
JP6824575B2 JP2016222283A JP2016222283A JP6824575B2 JP 6824575 B2 JP6824575 B2 JP 6824575B2 JP 2016222283 A JP2016222283 A JP 2016222283A JP 2016222283 A JP2016222283 A JP 2016222283A JP 6824575 B2 JP6824575 B2 JP 6824575B2
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啓三 鈴木
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Description

本発明は、観音開きの両扉を備えた両扉式の電気機器収納用箱に関するものである。
電気機器を収納するための電気機器収納用箱としては、筐体本体の開口部を覆う観音開きの両扉を備えたものがある。このような両扉式のものにおいては、先に閉じられる左扉の端部に対して、後に閉じられる右扉の端部を外側から重ね合わせることで閉状態になるものとしている。ここで、先に閉じられる左扉の上下端部には、それぞれ垂直断面略コ字状に形成された水切り金具を設けるとともに、両扉の内側周縁部には各々筐体本体と当接するパッキンを設けるものとして、両扉が重なり合う合わせ部から筐体本体内へと水が浸入することを防止できるものとしている(特許文献1)。
しかしこのような構造を採用した場合、合わせ部における水平断面図として図9に示すように、両扉2(左扉2a、右扉2b)を閉じた際に、左扉2aに溶接された水切り金具10が右扉2bに設けた右パッキン4bと当接することにより、水切り金具10及び左パッキン4aの厚さの分だけ水平断面略三角形状の隙間40が発生してしまい、この箇所から筐体本体1内に水が浸入してしまう恐れがあった。
特許第4605709号公報
本発明の目的は前記した従来の問題点を解決し、両扉の合わせ部から筐体本体内への水の浸入を防止することができる両扉式の電気機器収納用箱を提供することである。
上記課題を解決するためになされた本発明は、電気機器を収納する筐体本体と、前記筐体本体の開口部の周縁に形成された水切り部と、垂直方向の回転軸により先に閉じられる一方扉の端部に対し、後に閉じられる他方扉の端部を重ね合わせることで前記筐体本体の開口部を覆う観音開きの両扉とを備えた両扉式の電気機器収納用箱であって、前記一方扉の端部の少なくとも上部に垂直断面が略コ字状に形成された水切り金具を設けるとともに、前記両扉の内側周縁部に各々筐体本体と当接するパッキンを設け、さらに一方扉に設けられたパッキンは、前記水切り金具から他方扉側に向けて突出する突出部を有し、前記突出部は、筐体本体側に湾曲するよう形成されているとともに、扉を開いた状態においては前記水切り金具の垂直片の他方扉側の端部との間に隙間が形成され、扉を閉じた状態では前記突出部が前記水切り部に当接して前方に付勢されることによりその隙間がなくなることを特徴とするものである。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の両扉式の電気機器収納用箱において、前記突出部は、先端につれ筐体内側方向に傾斜した形状であることを特徴とするものである。
請求項3記載の発明は、請求項1または2に記載の両扉式の電気機器収納用箱において、前記他方扉に設けられたパッキンは、その端部を上方に拡張させた拡張部を有し、この拡張部が前記水切り金具の上部を覆うことを特徴とするものである。
本発明に係る両扉式の電気機器収納用箱は、一方扉である左扉の端部の少なくとも上部に水切り金具を設けるとともに、両扉の内側周縁部に各々筐体本体と当接するパッキンを設け、さらに左扉に設けられたパッキンは、水切り金具から他方扉である右扉側に向けて突出する突出部を有するものとした。これにより、従来水切り金具が右扉に設けたパッキンと当接することにより発生していた隙間を、前述の突出部により埋めることができるものとなり、両扉の合わせ部から筐体本体内への水の浸入を確実に防止することができる。
本実施形態の電気機器収納用箱を示す全体斜視図である。 右扉を開いた状態を示す図である。 両扉を裏面からみた図である。 左扉の斜視図である。 左扉の上部拡大図である。 左扉の上面図である。 両扉の合わせ部における水平断面図である。 右扉の垂直断面図である。 従来の両扉の合わせ部における水平断面図である。
以下に本発明の好ましい実施形態を示す。なお、本明細書中における上下、左右、前後方向は図1に示す方向を指すものとし、また本実施形態では、一方扉を左扉2a、他方扉を右扉2bとしている。図1において、1は筐体本体、2は左扉2aと右扉2bとからなる観音開きの両扉である。両扉2は、垂直方向の回転軸により先に閉じられる左扉2aの右端部に対し、後に閉じられる右扉2bの左端部を外側から重ね合わせることにより閉状態となる。なお、筐体本体1の開口部の周縁には従来と同様、図2に示すような水切り部3が形成されている。そしてこの水切り部3には、図3のように左扉2aの内側周縁部に略コ字状に設けられた左パッキン4aと、右扉2bの内側周縁部に略ロ字状に設けられた右パッキン4bとがそれぞれ当接することで、筐体本体1内への水の浸入を防止している。また図1のように、左扉2aには水切り部3の裏面に係止される図示しない鎖錠棒を上下動させるハンドル5が設けられ、さらに右扉2bには、左扉2aに形成された図示しない係止片を挟むクランプ式のハンドル6が設けられている。そしてこの両ハンドル5、6の操作によって両扉2が閉状態でロックされる。
図4に示すように、左扉2aの右端部には、筐体上下方向に延びかつ筐体奥行方向(後方)に凹む水平断面略コ字状の凹陥部7が形成されており、さらにこの凹陥部7の上下端部には、それぞれ垂直断面略コ字状に形成された水切り金具10が溶接されている。このような凹陥部7及び水切り金具10を設けることにより、両扉2が重なり合う合わせ部上方から水が浸入しても、上部の水切り金具10、凹陥部7、下部の水切り金具10の順に水滴が伝わり、筐体本体1内への水の浸入を防止できるものとしている。
また図5に示すように、上部に設けられる水切り金具10は、水平片11と、この水平片11の前方端部から垂直下方に延びる垂直片12と、凹陥部7に溶接される下片13とにより構成されている。なお、下片13は、凹陥部7の形状に合わせて筐体後方に傾斜するように形成されている。
ここで図5及び図6に示すように、左扉2aの内側周縁部に設けられた左パッキン4aは、水切り金具10の垂直片12から右方向、即ち右扉2b側に向けて突出させた突出部20を有するものとしている。この突出部20は、その扉側の面が、先端につれ筐体内側方向に傾斜した形状となっており、本実施形態では、従来の問題点として図9を用いて説明した隙間40と略同一形状、即ち水平断面が略三角形状となるように形成するものとした。このような突出部20を左パッキン4aに形成することで、従来水切り金具10が右扉2bに設けた右パッキン4bと当接することにより発生していた隙間40を、図7に示すように完全に埋めることができるものとなり、両扉2の合わせ部から筐体本体1内への水の浸入を確実に防止することができる。
なお、本実施形態では突出部20の形状を水平断面略三角形状としているが、これに限定されるものではなく、両扉2を閉塞した際に、水切り金具10が右扉2bに設けた右パッキン4bと当接することにより発生していた隙間40を埋めることができる形状であれば良い。
また図5及び図6のように、突出部20は、筐体本体1側に湾曲するよう形成するものとしている。パッキン4は、人の手によって両扉2に貼り付けられることが多いため、その貼付位置にバラつきが生じてしまうことがある。そこで本実施形態のように突出部20を筐体本体1側に僅かに湾曲させることで、左扉2aを閉じた際に突出部20が確実に筐体本体1の水切り部3と密着するものとなり、前述したパッキン4の貼付位置のバラつきによる影響を少なくすることができる。なお、突出部20を僅かに湾曲させることにより、扉を開いた状態においては水切り金具10の垂直片12と突出部20の水切り金具10側の立設辺20aとの間に図6のような隙間が生じるが、扉を閉じた状態では突出部20が水切り部3に当接して前方に付勢されることによりその隙間がなくなり、図7のように垂直片12の端部に立設辺20aが密着するため、水の侵入を防止することができる。このとき、立設辺20aの奥行方向の長さを垂直片12の厚さと略同一とすることによって、両者をより密着させて、水の侵入をより確実に防止することができる。
図8に示すように、右扉2bに設けられた右パッキン4bは、その端部を上方に拡張させた拡張部30を有するものとし、この拡張部30が水切り金具10に形成された垂直片12の上部を覆うものとすることが好ましい。これにより、隙間40の上方を拡張部300が覆うものとなるため、防水性能をさらに高めることができ、両扉2の合わせ部からの筐体本体1内への水の浸入をより確実に防止できるものとしている。
1 筐体本体
2 両扉
2a 左扉
2b 右扉
3 水切り部
4 パッキン
4a 左パッキン
4b 右パッキン
5 ハンドル
6 ハンドル
7 凹陥部
10 水切り金具
11 水平片
12 垂直片
13 下片
20 突出部
20a 立設辺
30 拡張部
40 隙間

Claims (3)

  1. 電気機器を収納する筐体本体と、前記筐体本体の開口部の周縁に形成された水切り部と、垂直方向の回転軸により先に閉じられる一方扉の端部に対し、後に閉じられる他方扉の端部を重ね合わせることで前記筐体本体の開口部を覆う観音開きの両扉とを備えた両扉式の電気機器収納用箱であって、前記一方扉の端部の少なくとも上部に垂直断面が略コ字状に形成された水切り金具を設けるとともに、前記両扉の内側周縁部に各々筐体本体と当接するパッキンを設け、さらに一方扉に設けられたパッキンは、前記水切り金具から他方扉側に向けて突出する突出部を有し、前記突出部は、筐体本体側に湾曲するよう形成されているとともに、扉を開いた状態においては前記水切り金具の垂直片の他方扉側の端部との間に隙間が形成され、扉を閉じた状態では前記突出部が前記水切り部に当接して前方に付勢されることによりその隙間がなくなることを特徴とする両扉式の電気機器収納用箱。
  2. 前記突出部は、先端につれ筐体内側方向に傾斜した形状であることを特徴とする請求項1記載の両扉式の電気機器収納用箱。
  3. 前記他方扉に設けられたパッキンは、その端部を上方に拡張させた拡張部を有し、この拡張部が前記水切り金具の上部を覆うことを特徴とする請求項1または2に記載の両扉式の電気機器収納用箱。
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