JP6818798B2 - 画像処理装置および画像処理方法、ならびに撮像装置 - Google Patents
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Description
図1は本実施形態に係るデジタル一眼レフカメラ(DSLR)100の垂直断面図である。また、図2はDSLR100の機能構成例を示すブロック図である。全図を通じて同じ参照番号は同じ構成要素を指す。
・光電変換部A群から得られる画像信号(A像とする)と、
・光電変換部B群から得られる画像信号(B像とする)と、
・画素ごとに光電変換部Aから得られる画像信号と光電変換部Bから得られる画像信号とを加算した画像信号(A+B像とする)と、
を生成することができる。
本実施形態のDSLR100は、異なる経路で光が入射する測光センサー108と撮像素子111のそれぞれで生成される画像信号に基づく画像データについて被写体検出を適用する。被写体検出の詳細は後述するが、予め機械学習を通じて生成された学習モデルが用いられる。
次に、図3〜図5を参照して、本実施形態のDSLR100の撮影動作について説明する。
図3は撮影動作の概要に関するフローチャートであり、各ステップの処理はシステム制御回路201のプログラマブルプロセッサがROM2011からRAM2012に読み込まれたプログラムを実行することによって実現される。
図4は、図3のS303に示した静止画撮影処理の詳細に関するフローチャートである。
S401でシステム制御回路201は、レリーズボタンの半押し操作でオンするスイッチSW1と、レリーズボタンの全押し操作でオンするスイッチSW2の状態を検出する。そして、システム制御回路201は、スイッチSW1とSW2のいずれかがオンであれば、処理をS402へ進め、スイッチSW1とSW2がいずれもオフであれば、処理を終了する。
次に、図5に示すフローチャートを用いて、図3のS304における動画撮影処理の詳細について説明する。動画撮影動作は、撮影スタンバイ時や、動画記録の開始指示の検出に応じて実行される。なお、撮影スタンバイ時の動画撮影は表示用のスルー画像生成を目的としているため、記録を目的とした動画撮影時とは解像度(画素数)などにおいて異なる。しかしながら、被写体検出処理の内容は基本的に変わらないため、以下では特に動画の撮影目的を意識することなく説明する。
次に、被写体検出回路204および被写体検出処理について説明する。本実施形態では、被写体検出回路204をCNN(コンボリューショナル・ニューラル・ネットワーク)の1種であるネオコグニトロンで構成する。被写体検出回路204の基本的な構成について、図6および図7を用いて説明する。図6に入力された2次元画像データから被写体を検出するCNNの基本的な構成を示す。処理の流れは、左端を入力とし、右方向に処理が進んでいく。CNNは、特徴検出層(S層)と特徴統合層(C層)と呼ばれる2つの層をひとつのセットとし、それが階層的に構成されている。なお、S層は従来技術で説明した畳み込み層に、C層は同プーリング層またはサブサンプリング層に対応する。
S層は特徴検出細胞面からなり、特徴検出細胞面ごとに異なる特徴を検出する。また、C層は特徴統合細胞面からなり、1つ前の階層の特徴検出細胞面での検出結果をプーリングもしくはサブサンプリングする。以下では、特に区別する必要がない場合、特徴検出細胞面および特徴統合細胞面を総称して特徴面と呼ぶ。本実施形態では、最終階層である出力層(n階層目)ではC層は用いずS層のみで構成している。
[数式3]
結合係数
上述した実施形態では、1つの撮像装置が光学経路の異なる2つの撮像素子(測光センサー108と撮像素子111)を有する場合に、被写体検出時に使用している撮像素子ごとに被写体検出用の学習モデルを切替える構成を例示した。しかし、本発明の本質は、被写体検出を行う画像信号または画像データに反映されている撮影光学系(光路やレンズの収差など)、撮像素子、信号処理などの特性を考慮した被写体検出処理用のパラメータを用いることにある。したがって、1つの撮像素子を有する撮像装置において、撮影に用いられる撮影レンズに応じて異なる被写体検出用のパラメータを用いる構成や、撮像装置に応じて異なる被写体検出用のパラメータを用いる構成も本発明に含まれる。
Claims (18)
- 機械学習に基づいて生成されたパラメータを用いて、画像に対して被写体検出処理を適用する被写体検出手段と、
前記被写体検出処理に用いるパラメータを複数記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶するパラメータから、被写体検出処理を適用する画像の特性に応じて、前記被写体検出手段で用いるパラメータを選択する選択手段と、
を有し、
前記選択手段は、前記画像を生成した撮像素子に応じて前記被写体検出手段で用いる学習モデルを選択することを特徴とする画像処理装置。 - 第1の撮像素子で生成された画像に対して前記被写体検出処理を適用するときに用いられる第1の学習モデルは、前記第1の撮像素子に対応する画像を用いて機械学習が行われた学習モデルであり、
第2の撮像素子で生成された画像に対して前記被写体検出処理を適用するときに用いられる第2の学習モデルは、前記第2の撮像素子に対応する画像を用いた機械学習が行われた学習モデルであることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記第1の学習モデルは、前記第1の撮像素子で生成された画像を用いて機械学習が行われた学習モデルであり、
前記第2の学習モデルは、前記第2の撮像素子で生成された画像を用いて機械学習が行われた学習モデルであることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記第1の学習モデルは、前記第1の撮像素子で生成された画像を用いて機械学習が行われた学習モデルであり、
前記第2の学習モデルは、前記第1の撮像素子で生成された画像を補正した画像を用いて機械学習が行われた学習モデルであることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。 - 機械学習に基づいて生成されたパラメータを用いて、画像に対して被写体検出処理を適用する被写体検出手段と、
前記被写体検出処理に用いるパラメータを複数記憶する記憶手段と、
前記記憶手段が記憶するパラメータから、被写体検出処理を適用する画像の特性に応じて、前記被写体検出手段で用いるパラメータを選択する選択手段と、
を有し、
前記選択手段は、前記画像の撮影に用いられた光学系に応じて前記被写体検出手段で用いるパラメータを選択することを特徴とする画像処理装置。 - 第1の光学系を用いて撮影された画像に対して前記被写体検出処理を適用するときに用いられる第1の学習モデルは、前記第1の光学系に対応する画像を用いて機械学習が行われた学習モデルであり、
第2の光学系を用いて撮影された画像に対して前記被写体検出処理を適用するときに用いられる第2の学習モデルは、前記第2の光学系に対応する画像を用いた機械学習が行われた学習モデルであることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。 - 前記第1の学習モデルは、前記第1の光学系を用いて撮影された画像を用いて機械学習が行われた学習モデルであり、
前記第2の学習モデルは、前記第2の光学系を用いて撮影された画像を用いて機械学習が行われた学習モデルであることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記第1の学習モデルは、前記第1の光学系を用いて撮影された画像を用いて機械学習が行われた学習モデルであり、
前記第2の学習モデルは、前記第1の光学系を用いて撮影された画像を補正した画像を用いて機械学習が行われた学習モデルであることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。 - 前記記憶手段から、ネットワークを介して、前記被写体検出手段で用いる学習モデルを取得する通信手段をさらに有することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 前記機械学習が、コンボリューショナル・ニューラル・ネットワーク(CNN)を用いることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 第1の撮像素子と、
第2の撮像素子と、
請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置と、を有する撮像装置であって、
前記選択手段は、撮影モードに応じて前記被写体検出手段で用いる学習モデルを選択し、
前記撮影モードが動画撮影モードまたは静止画撮影モードのいずれかであることを特徴とする撮像装置。 - 第1の撮像素子と、
第2の撮像素子と、
請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置と、を有する撮像装置であって、
前記選択手段は、撮影モードに応じて前記被写体検出手段で用いる学習モデルを選択し、
前記撮影モードが、前記第1の撮像素子を用い、前記第2の撮像素子を用いない撮影モードと、前記第2の撮像素子を用い、前記第1の撮像素子を用いない撮影モードとのいずれかであることを特徴とする撮像装置。 - 前記第1の撮像素子を用い、前記第2の撮像素子を用いない撮影モードが、光学ファインダーを使用中の撮影モードであり、
前記第2の撮像素子を用い、前記第1の撮像素子を用いない撮影モードが、光学ファインダーを使用しない撮影モードである、
ことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。 - 前記第1の撮像素子が、露出制御用の画像を取得するための撮像素子であることを特徴とする請求項11から13のいずれか1項に記載の撮像装置。
- 画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
機械学習に基づいて生成された学習モデルを用いて、画像に対して被写体検出処理を適用する被写体検出工程と、
前記被写体検出処理に用いる学習モデルを複数記憶する記憶手段から、被写体検出処理を適用する画像の特性に応じて、前記被写体検出工程で用いる学習モデルを選択する選択工程と、
を有し、
前記選択工程では、前記画像を生成した撮像素子に応じて前記被写体検出工程で用いる学習モデルを選択することを特徴とする画像処理方法。 - 画像処理装置が実行する画像処理方法であって、
機械学習に基づいて生成された学習モデルを用いて、画像に対して被写体検出処理を適用する被写体検出工程と、
前記被写体検出処理に用いる学習モデルを複数記憶する記憶手段から、被写体検出処理を適用する画像の特性に応じて、前記被写体検出工程で用いる学習モデルを選択する選択工程と、
を有し、
前記選択工程では、前記画像の撮影に用いられた光学系に応じて前記被写体検出工程で用いるパラメータを選択することを特徴とする画像処理方法。 - コンピュータを、請求項1から10のいずれか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのプログラム。
- 撮像装置が有するコンピュータを、請求項11から14のいずれか1項に記載の撮像装置が有する画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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