JP6817509B2 - インダクター部品およびその製造方法 - Google Patents
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Description
金属端子に導線を絡げ配線した場合に比べてインダクター部品を小型化することが提案されている。
性を低下させる恐れが生じてくる。
制することができるものである。
部をコイル部11の外方向に引き出したもので、引き出した部分の導線12の絶縁被膜は剥離して除去されている。
た形に形成する。図6に示した例では長円形状に形成したコイル部11の短手方向部分の形状に沿う形に形成している。一対の外部端子部17は、互いに反対方向に延伸させて形成する。
次に、図9に示すように、固相拡散接合用係止片21および溶融接合用係止片22を、引き出し部13に巻きつけるように加工する。
6と引き出し部13の端末14をレーザー溶接により溶融接合した溶融接合部20を形成しているので、レーザー溶接したときの熱は、既に形成された固相拡散接合部19から継線部16を通じて外部端子部17に放熱されるために、より導線12の絶縁被膜絶縁被膜の劣化を抑制することができる。
工程において、引き出し部13に固相拡散接合用係止片21、溶融接合用係止片22を巻きつけることによって、的確に引き出し部13の位置決めができるという効果を得ることができる。
12 導線
13 引き出し部
14 端末
15 端子電極
16 継線部
17 外部端子部
18 コイル固定部
19 固相拡散接合部
20 溶融接合部
21 固相拡散接合用係止片
22 溶融接合用係止片
23 溶融玉
24 成形体
25 収容凹部
26 金属板
27 接着剤
30 インダクター部品
Claims (8)
- 導線が巻回されたコイル部と、前記導線の端部が前記コイル部の外方向に引き出された引き出し部と、金属板からなり、前記引き出し部が接続された継線部と、前記継線部と一体に形成され外部回路に接続される外部端子部を有する端子電極を備え、前記継線部が、前記引き出し部に沿って延伸された形状をしており、前記引き出し部の端末と前記コイル部との間に、前記引き出し部と前記継線部が固相拡散接合された固相拡散接合部を有し、前記引き出し部の端末に、前記引き出し部と前記継線部が溶融接合された溶融接合部を有することを特徴とするインダクター部品。
- 前記継線部は、前記引き出し部の端末と前記コイル部との間に、前記引き出し部に巻きついた帯状の固相拡散接合用係止片を一体に有し、前記引き出し部の端末と前記継線部の接触部分ならびに前記引き出し部と前記固相拡散接合用係止片の接触部分に前記固相拡散接合部を有することを特徴とする請求項1記載のインダクター部品。
- 前記継線部は、前記固相拡散接合用係止片と間隔を空けて前記引き出し部の端末側に、前記引き出し部に巻きついた帯状の溶融接合部用係止片を一体に有し、前記引き出し部の端末側の前記溶融接合部用係止片と前記引き出し部の端末および前記継線部とが溶融接合された前記溶融接合部を有することを特徴とする請求項2記載のインダクター部品。
- 前記コイル部、前記引き出し部および前記継線部が軟磁性体粉末と樹脂とからなる成形体に埋設され、前記外部端子部が前記成形体から露出していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のインダクター部品。
- 導線を巻回してコイル部を形成し、前記導線の端部を前記コイル部の外方向に引き出した引き出し部を形成する工程と、金属板を打ち抜き加工することにより、前記引き出し部を接続する継線部と、前記継線部と一体に外部回路に接続される外部端子部を有する端子電極を形成する工程と、前記引き出し部と前記継線部を接続する工程を備え、前記継線部は、前記引き出し部に沿って延伸された形状に形成するものであり、前記引き出し部と前記継線部を接続する工程は、前記引き出し部の端末と前記コイル部との間に、前記引き出し部と前記継線部を抵抗溶接により固相拡散接合した固相拡散接合部を形成し、前記固相拡散接合部を形成した後に、前記引き出し部の端末と前記継線部をレーザー溶接により溶融接合した溶融接合部を形成するものであるインダクター部品の製造方法。
- 前記継線部には、前記引き出し部の端末と前記コイル部との間に、前記継線部の延伸方向と交差する方向に延びる帯状の固相拡散接合用係止片を一体に形成し、前記固相拡散接合用係止片を前記引き出し部に巻きつけた後に、前記引き出し部の端末と前記継線部の接触部分ならびに前記引き出し部と前記固相拡散接合用係止片の接触部分を抵抗溶接により前記固相拡散接合部を形成することを特徴とする請求項5記載のインダクター部品の製造方法。
- 前記継線部には、前記固相拡散接合用係止片と間隔を空けて前記引き出し部の端末側に、前記継線部の延伸方向と交差する方向に延びる帯状の溶融接合用係止片を一体に形成し、前記溶融接合用係止片を前記引き出し部に巻きつけた後に、前記溶融接合用係止片を含む前記継線部と前記引き出し部の端末をレーザー溶接して前記溶融接合部を形成することを特徴とする請求項6記載のインダクター部品。
- 前記端子電極の前記外部端子部の一部を除いて、前記コイル部、前記引き出し部、前記端子電極の前記継線部、および軟磁性体粉末と樹脂の混合物からなる磁性材料を成形金型のキャビティー内に配置して成形し、成形体を形成することを特徴とする請求項5〜7いず
れかに記載のインダクター部品の製造方法。
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