JP6889216B2 - 作業システム - Google Patents
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Description
このようにすることで、視覚センサにより物品又はマークが検出されない時間が生じても、搬送装置により視覚センサの画角の下流側に搬送される物品に対して、作業部による作業を継続することができる。
このようにすることで、搬送装置により搬送される物品と作業部との接触時における衝撃が小さくなるため、作業時における物品に対する損傷などが回避又は抑制される。
物品またはマークが視覚情報から検出されない場合には、搬送装置の搬送速度がゼロまたは作業対象の物品が搬送されていない場合が考えられる。その場合に、報知部による報知が行われることで、事故の防止や無駄な作業の抑制となる。
このようにすることで、事故の防止や無駄な作業の抑制となる。
視覚センサの視覚情報としてカメラ等の撮影画像が用いられ、例えば、画角の中心よりも周囲の方がレンズの収差の影響が大きい場合でも、カメラに写った複数の物品又はマークの速度の平均値が搬送装置の搬送速度として用いられることで、より精度の高い搬送装置の搬送速度が算出される。
図1には、本実施形態に係る物品Oを生産する生産ラインを含むロボットシステム1が示されている。ロボットシステム1は、物品Oを搬送するコンベア(搬送装置)2と、コンベア2の近傍に設置される移動可能な移動架台13と、移動架台13の上部に固定されてコンベア2により搬送される物品Oを撮影するカメラ(視覚センサ)4と、移動架台13の上部に固定されてコンベア2により搬送される物品Oに対して各種作業を行うロボット(作業部)3と、ロボット3を制御すると共にカメラ4により取得される画像の処理等を行う制御部5とを備えている。また、図1には、ロボットシステム1に加えて、物品Oに対して作業を行う作業者WKが示されている。
移動架台13がコンベア2の近傍に配置および固定された後、カメラ4やロボット3を用いてトラッキング座標系の設定が行われる。
初めに、コンベア2の近傍に、ロボット3およびカメラ4が固定された移動架台13が配置、固定される(ステップS11)。駆動制御部10は、ロボット3に行わせる作業に応じた動作プログラムと、作業対象である物品Oのモデルとを読み込み、ロボット3のトラッキング座標系等の位置設定を行う。カメラ4は、予め設定されたフレームレートで、搬送される物品Oを含むコンベア2上を撮影して、視覚情報としての画像を取得する(ステップS12)。画像処理部8は、カメラ4により取得された複数の画像から物品Oを検出する(ステップS13)。速度算出部9は、図3に示すように、検出された物品Oの重心を用いて、コンベア2の搬送速度Vを算出する(ステップS14)。駆動制御部10は、搬送速度Vを用いて、コンベア2上における物品Oの現在の位置および姿勢を算出する。駆動制御部10は、算出した物品Oの現在の位置および姿勢に基づき、ロボット3を駆動させて、コンベア2上の物品Oに対してロボット3による作業が行われる(ステップS15)。そして、コンベア2により搬送される物品Oに対する作業実施方法が終了する。
本実施形態に係るロボットシステム1によれば、コンベア2によって物品Oが搬送されてくると、カメラ4によって物品Oが撮影される。撮影により取得された画像が画像処理部8により画像処理されることで、画像内から物品Oが検出される。物品Oの検出結果に基づいて、コンベア2の搬送速度Vが算出される。算出された搬送速度Vを用いながら、コンベア2により搬送される物品Oに対してロボット3による作業が行われる。
TF′=T・TF
そして、駆動制御部10は、算出された現在のトラッキング座標系TF′を基準とすることで、コンベア2によって搬送されている物品Oをロボットハンド7で追従しながら、物品Oを把持してコンベア2から取り上げることができる。
カメラ4cは二次元カメラでも三次元カメラでもよい。二次元カメラの場合、カメラ4cにより取得された複数の画像中の物品Oを用いて、第1実施形態と同様にトラッキング座標系の設定および各物品Oの位置および姿勢の検出等が行われる。なお、第1実施形態と同様にコンベア2の搬送速度の算出および物品Oの移動量の算出も行われるように、当該ロボットシステムを構成してもよい。
すなわち、画像内に複数の物品a1,a2,a3が認識された場合には、各物品a1,a2,a3について、異なる時刻に取得された画像内の物品a1,a2,a3との同一性を識別し、識別された同一物品a1,a2,a3間での移動距離に基づいてそれぞれ算出した速度V1,V2,V3を平均することにより搬送速度Vを算出することにしてもよい。この場合、同一物品a1,a2,a3間での移動距離は、所定時間間隔Δtをあけて異なる時刻t1,t2,t3に取得された画像から算出された同一物品a1,a2,a3の重心の座標位置d11,d12,d13,d22,d23,d24,d33,d34の差分により求められる。
2 コンベア(搬送装置)
3 ロボット(作業部)
4,4a,4b,4c カメラ(視覚センサ)
8 画像処理部(検出部)
9 速度算出部(算出部)
10 駆動制御部
12 報知部
13 移動架台
a1,a2,a3,O 物品
MK マーク
V 搬送速度
S11 配置ステップ
S12 視覚情報取得ステップ
S13 検出ステップ
S14 算出ステップ
S15 作業ステップ
Claims (1)
- 物品を搬送する搬送装置と、
車輪によって移動可能な移動架台と、
該移動架台に固定され、前記搬送装置により搬送される前記物品に対して作業を行う作業部と、
その画角に前記作業部の作業範囲が含まれるように前記移動架台に固定された視覚センサであって、前記車輪によって前記移動架台を前記搬送装置の近傍に配置する際に前記移動架台に固定された前記作業部の座標系を設定するために用いられると共に、前記作業部による前記作業時に前記搬送装置により搬送される前記物品の視覚情報を逐次取得する視覚センサと、
該視覚センサにより取得される前記視覚情報を処理して前記画角内における前記物品の少なくとも位置を逐次検出する検出部と、
該検出部により逐次検出される前記物品の位置を少なくとも用いて前記作業部を駆動させる駆動制御部とを備える作業システム。
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