JP6872377B2 - フィラー付きビードの製造方法および装置 - Google Patents
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Description
図1、2において、11はリング状を呈するビードであり、このビード11はスチール等の非伸張性コードを多数回螺旋状に積層しながら巻き付けたもので、断面形状は主として四角形(六角形や円形のものもある)である。そして、このようなビード11は図示していない搬送手段により1本ずつ回転支持体12まで搬送され該回転支持体12に供給される。前記回転支持体12は図示していない固定フレームに回転可能に支持された円板状の支持円板13を有し、この支持円板13は回転駆動手段としての駆動モータ14から回転駆動力を受けて水平な軸線回りに回転することができる。前記支持円板13の端面には半径方向に延びる複数(4つ)のガイドレール15が周方向に等距離離れて敷設され、これらガイドレール15にはそれぞれ該ガイドレール15にガイドされながら半径方向に移動可能な複数(4個)の拡縮プレート16が摺動可能に支持されている。ここで、各拡縮プレート16は扇状を呈し、その外周(半径方向外端)は同一曲率半径の円弧面となっており、また、これら拡縮プレート16は図示していない拡縮手段から駆動力を受けて半径方向に同期して移動することができる。
前述した製造装置を用いてフィラー17付きビード11を製造する場合には、まず、縮径している回転支持体12に対しビード11を搬送手段により搬送してその外側に遊嵌する。次に、拡縮手段により拡縮プレート16を同期して半径方向外側に、その外周がビード11の内周に当接するまで移動させ、該ビード11を回転支持体12により半径方向内側から支持する。次に、駆動シリンダ28を作動してピストンロッド29を突出させ、移動フレーム20、可動体21、供給手段27を一体的に前方に移動させるとともに、駆動シリンダ34を作動してピストンロッド35を突出させ、後把持体33を前方に移動させる。この結果、立状姿勢のフィラー17は後把持体33により両側から把持されながら、移動フレーム20の移動速度に、駆動シリンダ34の作動による後把持体33の移動速度を加算した速度でビード11に接近し、これにより、可動体21の前端から若干量だけ突出していたフィラー17の始端部は可動体21から徐々に前方に押出される。ここで、このようなフィラー17の走行時、駆動モータ24を作動して搬送ベルト23の搬送部23aを前記後把持体33と同一速度で走行させ、フィラー17と搬送ベルト23との間の滑りを阻止する。このようにしてフィラー17の始端部は、可動体21からの大きな突出が抑制されながら短時間でビード11まで搬送される。
17…フィラー 17a…未巻回部
17b…終端 17c…始端
27…供給手段 44…圧着手段
48…前把持体 51…カッター
52…切断刃 55…カッター受け
56…残余部 68…接合手段
R…離反点 S…切断位置
Claims (6)
- 軸線回りに回転しているビードの外周にフィラーを供給しながら圧着し、該ビードの周囲にフィラーをビードの1周長より短い所定長さだけ巻回する工程と、ビードに対し未巻回であるフィラーを始端からビードの1周長だけ離れた切断位置の前側において前把持体により把持する工程と、前把持体に把持されたフィラーをカッターにより切断位置において切断する工程と、前記フィラーのビードからの離反点より後側に位置する残余部を把持している前把持体を、ビードに巻回されたフィラーの始端に接近するよう移動させ、該フィラーの終端と始端とを接合する工程とを備えたフィラー付きビードの製造方法において、前記カッターによりフィラーを切断位置において切断する際、前記カッターを、該カッターとの間にフィラーの未巻回部が位置するカッター受けに向かって移動させることで、フィラーを切断し、その後、前記カッター受けをフィラーの移動経路から退避させるように、
前記前把持体によりフィラーを把持する工程と、カッターによりフィラーを切断する工程との間に、前把持体をフィラーの始端に接近するよう移動させることで、切断位置近傍のフィラーを前記カッター受けに接触させる工程を設け、この接触状態のフィラーをカッターにより切断するようにしたフィラー付きビードの製造方法。 - 軸線回りに回転しているビードの外周にフィラーを供給しながら圧着し、該ビードの周囲にフィラーをビードの1周長より短い所定長さだけ巻回する工程と、ビードに対し未巻回であるフィラーを始端からビードの1周長だけ離れた切断位置の前側において前把持体により把持する工程と、前把持体に把持されたフィラーをカッターにより切断位置において切断する工程と、前記フィラーのビードからの離反点より後側に位置する残余部を把持している前把持体を、ビードに巻回されたフィラーの始端に接近するよう移動させ、該フィラーの終端と始端とを接合する工程とを備えたフィラー付きビードの製造方法において、
前記カッターとの間にフィラーの未巻回部が位置するカッター受けを、前記カッターの切断刃に沿って延在させるとともに、その断面を円形とし、かつその中心軸回りにフリー回転可能とし、
前記カッターによりフィラーを切断位置において切断する際、前記カッターを前記カッター受けに向かって移動させると共に、前記カッターの切断刃を前記カッター受けの前記中心軸に向かって移動させることで、フィラーを切断し、その後、前記カッター受けをフィラーの移動経路から退避させるようにしたフィラー付きビードの製造方法。 - 前記カッター受けをカッターの切断刃に沿って延在させるとともに、断面を円形とし、前記カッターの切断刃をカッター受けの中心軸に向かって移動させることでフィラーを切断するようにした請求項1または2記載のフィラー付きビードの製造方法。
- ビードを支持しながら軸線回りに回転させることができる回転支持体と、前記ビードが回転しているとき、該ビードの外周にフィラーを供給する供給手段と、前記ビードの外周に供給されたフィラーをビードに対して圧着することで、該ビードの周囲にフィラーをビードの1周長より短い所定長さだけ巻回することができる圧着手段と、ビードに対し未巻回であるフィラーを始端からビードの1周長だけ離れた切断位置の前側において把持することができる前把持体と、前把持体により把持されているフィラーを前記切断位置において切断するカッターと、前記フィラーのビードからの離反点より後側に位置する残余部を把持している前把持体をビードに巻回されたフィラーの始端に接近するよう移動させ、フィラーの終端と始端とを接合する接合手段とを備えたフィラー付きビードの製造装置において、前記カッターとの間にフィラーの未巻回部が位置するカッター受けを設け、前記カッターをカッター受けに向かって移動させることで該カッターによりフィラーを切断位置において切断し、その後、前記カッター受けをフィラーの移動経路から退避させるようにし、
前記前把持体によりフィラーを把持した後で、カッターによりフィラーを切断する前に、前把持体をフィラーの始端に接近するよう移動させることで、切断位置近傍のフィラーを前記カッター受けに接触させ、この接触状態のフィラーをカッターにより切断するようにしたフィラー付きビードの製造装置。 - 前記カッター受けをカッターの切断刃に沿って延在させるとともに、その断面を円形とし、前記カッターの切断刃をカッター受けの中心軸に向かって移動させることでフィラーを切断するようにした請求項4記載のフィラー付きビードの製造装置。
- ビードを支持しながら軸線回りに回転させることができる回転支持体と、前記ビードが回転しているとき、該ビードの外周にフィラーを供給する供給手段と、前記ビードの外周に供給されたフィラーをビードに対して圧着することで、該ビードの周囲にフィラーをビードの1周長より短い所定長さだけ巻回することができる圧着手段と、ビードに対し未巻回であるフィラーを始端からビードの1周長だけ離れた切断位置の前側において把持することができる前把持体と、前把持体により把持されているフィラーを前記切断位置において切断するカッターと、前記フィラーのビードからの離反点より後側に位置する残余部を把持している前把持体をビードに巻回されたフィラーの始端に接近するよう移動させ、フィラーの終端と始端とを接合する接合手段とを備えたフィラー付きビードの製造装置において、前記カッターとの間にフィラーの未巻回部が位置するカッター受けを設け、前記カッターをカッター受けに向かって移動させることで該カッターによりフィラーを切断位置において切断し、その後、前記カッター受けをフィラーの移動経路から退避させるようにし、
前記カッター受けをカッターの切断刃に沿って延在させるとともに、その断面を円形とし、前記カッターの切断刃をカッター受けの中心軸に向かって移動させることでフィラーを切断するようにし、
前記カッター受けを前記中心軸回りにフリー回転可能としたフィラー付きビードの製造装置。
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