JP6870270B2 - 無人運転システムの遠隔操作方法と遠隔操作装置 - Google Patents
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Description
この無人運転システムにおいて、無人運転車両の位置を検出する車両位置検出手段と、遠隔操作機器の位置を検出する機器位置検出手段と、を有する。
無人運転車両の自律走行中に異常による強制ブレーキの自律作動で緊急停止状態が発生したとき、緊急停止車両と遠隔操作機器の位置関係により遠隔操作位置が、緊急停止車両の進行を妨げる障害物がないことを確認できる位置であるかどうかを判断する。
遠隔操作位置が、緊急停止車両の進行を妨げる障害物がないことが確認できる位置であると判断されると、遠隔操作機器に対し、強制ブレーキを解除し、緊急停止状態から自律走行状態への復帰が可能な遠隔操作権限を与える。
実施例1における遠隔操作方法と遠隔操作装置は、例えば、工場においてラインオフした完成車(搬送対象)を、無人運転による牽引車と搬送台車を用いて工場敷地内や埠頭などにて無人搬送する無人搬送システム(無人運転システムの一例)に適用したものである。以下、実施例1の構成を、「走行環境構成」、「全体システム構成」、「搬送運用時の状態遷移構成」、「リモートモニタ/コントローラ構成」、「操作権限判断/処理構成」、「エリア範囲と操作者スキルの設定構成」、「各操作部での操作権限の切り替え構成」に分けて説明する。
図1は、実施例1の遠隔操作方法と遠隔操作装置が適用された無人搬送システムにおける走行環境例を示す。以下、図1に基づいて、無人搬送システムにおける走行環境構成の詳細を説明する。
図2は、実施例1の遠隔操作方法と遠隔操作装置が適用された無人搬送システムの構成を示す。以下、図2に基づいて、全体システム構成の詳細を説明する。
図3は、実施例1の無人搬送システムでの搬送運用時における状態遷移を示す。以下、図3に基づいて、搬送運用時の状態遷移構成の詳細を説明する。
図4は、実施例1における管制室のリモートモニタ/コントローラM113の詳細構成を示す。以下、図4に基づいて、リモートモニタ/コントローラ構成を説明する。
図5は、実施例1における管制室のリモートモニタ/コントローラM113の処理系L101とリモートコントローラM115の詳細構成を示す。以下、図5に基づいて、遠隔操作権限の判断/処理構成を説明する。
エリア範囲とは、遠隔操作位置が緊急停止車両の進行を妨げる障害物がないことが確認できる位置であるかどうかを確認するために設定された緊急停止車両に対する遠隔操作位置の判断情報である。
ここで、撮像視野範囲情報とは、緊急停止車両Aの前方側中央部の位置に車載された車載カメラM101bにより撮像できる視野範囲の情報をいう。走行ルート情報とは、地図/ルートデータM103と緊急停止車両Aの停止位置情報にて求められるルート白線とルート敷地境界線を含む情報をいう。距離情報とは、緊急停止車両Aの前方中央部位置からほぼ等距離に設定される情報をいう。
図7は、実施例1の無人搬送システムにおいて通常のとき各操作部から操作可能な通常操作権限を表す。図8は、実施例1の無人搬送システムにおいて無人運転車両が緊急停車したときの遠隔操作位置判断に応じて切り替えられる緊急停車時操作権限を表す。以下、図7及び図8に基づいて、無人運転車両が緊急停車したとき、通常時操作権限に対しての操作権限の切り替え構成を説明する。
車内操作部(車内操作盤M108+運転操作系)は、作業者が車内にドライバーとして乗車している状態で操作されるため、ステアリング、アクセル、ブレーキ、パーキングブレーキ、シフト等の、ドライバーが運転中にすべき操作は全て可能である。そして、自律走行のための発進指令やドライバー判断によるメカブレーキ作動、さらに、異常時のステータスモニタや復旧作業、メカブレーキの解除まで、ドライバー席付近に車載された車内操作盤M108より操作が可能である。
(a)停止線での停車時における安全確認後の再発進
(b)センサM101で検出した障害物と接触回避のための停車時における安全確認後の再発進
(c)信号機のある交差点での停車時における青信号で通行許可が降りた後の再発進
については、基本機能として有する。しかし、荷役場にて停車中からの再発進やメカブレーキM111が作動した後の再発進については、自動では行われず、作業者が権限を有する操作部により手動で行うものとする。
但し、遠隔操作による強制走行中のアクセル操作に関しては、加速上限と車速上限が設けられており、強制走行中はいつでも停車できるような低速走行に限定される。
実施例1の作用を、「障害物検出による緊急停車対応処理作用」、「障害物検出による緊急停車シーンでの障害物回避作用」、「作業者スキルによる操作制限作用」、「異常発見による緊急停車対応処理作用」、「意図しない発進の抑制作用」、「無人搬送システムの遠隔操作特徴作用」に分けて説明する。
図9は、無人運転車両が障害物検出により停止したときの緊急停車対応処理の流れを示す。以下、図9の各ステップについて説明する。このフローチャートは、無人運転車両が障害物検出により停止すると開始される。
ここで、緊急停止車両からリモートコントローラM115へ異常処理要求が出されると、リモートコントローラM115を携帯する複数のルート内作業者W101〜W105が、自律走行している無人運転車両が緊急停車したことを知ることができる。
ここで、強制走行操作入力を行なうのは、緊急停止車両の走行ルート上に走行を妨げる障害物の存在の有無を確認できる作業者である。
ここで、操作位置障害物確認可能と判断されると、強制走行操作入力を行なう作業者が携帯するリモートコントローラM115に対し、メカブレーキ解除指令(発進準備指令)・強制走行指令(発進指令)の遠隔操作権限が与えられる。
先ず、図9及び図10に基づいて、無人運転車両が障害物検出により停止したときの作業者への異常発生通知作用を説明する。
図13に基づいて緊急停止車両Aが回避不要な障害物検出により停止したとき操作者スキルによる遠隔操作制限作用を説明する。
(a) 操作者が「操作レベル1」の場合、遠隔操作位置が「エリア1範囲B」に存在するとき、メカブレーキM111を解除して発進準備する遠隔操作権限が通常時遠隔操作権限に追加される。
(b) 操作者が「操作レベル2」の場合、遠隔操作位置が「エリア1範囲B」に存在するとき、メカブレーキM111を解除して発進準備する遠隔操作権限と、強制走行させる発進指令を出す遠隔操作権限とが通常時遠隔操作権限に追加される。
(c) 操作者が「操作レベル3」の場合、遠隔操作位置が「エリア2範囲C」に存在するとき、メカブレーキM111を解除して発進準備する遠隔操作権限と、強制走行させる発進指令を出す遠隔操作権限とが通常時遠隔操作権限に追加される。
図14は、異常を発見して無人運転車両を遠隔操作により停止したときの緊急停車対応処理の流れを示す。以下、図14の各ステップについて説明する。このフローチャートは、異常を発見した作業者が操作器1(リモートコントローラM115-1)への遠隔操作により無人運転車両を緊急停止させると開始される。
図14及び図15に基づき、異常を発見して無人運転車両を遠隔操作により停止したときの意図しない発進の抑制作用例1を説明する。
これに対し、操作器1位置≦操作器2位置の位置関係にあるとき、操作者2(作業者W102)の遠隔操作入力を無効にし、緊急停止車両Aに近い位置の操作者1(作業者W101)による緊急停止操作を継続することで、緊急停止車両Aの意図しない発進を抑制することができる。
これに対し、操作器1位置>操作器2位置の位置関係にあるとき、操作者2(作業者W102)の遠隔操作入力を有効にすることで、停止状態のまま放置されている緊急停止車両Aを自律走行モードへ復帰させることができる。
実施例1では、自律走行中に異常による走行停止状態が発生したとき、緊急停止車両AとリモートコントローラM115の位置関係により遠隔操作位置が、緊急停止車両Aの進行を妨げる障害物がないことを確認できる位置であるかどうかを判断する。遠隔操作位置が、緊急停止車両Aの進行を妨げる障害物がないことが確認できる位置であると判断されると、遠隔操作により自律走行状態への復帰が可能な遠隔操作権限を与える。
これに対し、各作業者W101〜W105が携帯しているリモートコントローラM115の位置(=遠隔操作位置)が、緊急停止車両Aの進行を妨げる障害物がないことが確認できる位置であるとの位置条件が成立すると、遠隔操作により自律走行状態へ復帰可能にしている。このため、自律走行中に異常による走行停止状態が発生したとき、緊急停止車両Aに乗り込んでの有人操作による操作負担を低減することができる。
実施例1における無人搬送システムの遠隔操作方法と遠隔操作装置にあっては、下記に列挙する効果が得られる。
この無人運転システム(無人搬送システム)において、無人運転車両V101〜V105の位置を検出する車両位置検出手段(GPSシステムM101a)と、遠隔操作機器(リモートコントローラM115)の位置を検出する機器位置検出手段(GPSシステムM115b)と、を有する。
自律走行中に異常による走行停止状態が発生したとき、緊急停止車両Aと遠隔操作機器(リモートコントローラM115)の位置関係により遠隔操作位置が、緊急停止車両Aの進行を妨げる障害物がないことを確認できる位置であるかどうかを判断する。
遠隔操作位置が、緊急停止車両Aの進行を妨げる障害物がないことが確認できる位置であると判断されると、遠隔操作により自律走行状態への復帰が可能な遠隔操作権限を与える(図8)。
このため、自律走行中に異常による走行停止状態が発生したとき、緊急停止車両Aに乗り込んでの有人操作による操作負担を低減する無人搬送システム(無人運転システム)の遠隔操作方法を提供することができる。
このため、(1)の効果に加え、緊急停止車両Aの進行を妨げる障害物がないことを確認できる位置であるとの判断を行う際、位置判断に用いる適切なエリア範囲(エリア1範囲B,エリア2範囲C)を生成することができる。
このため、(2)の効果に加え、緊急停止前の車両速度にかかわらず、緊急停車時に障害物がないことを確認するのに適切なエリア範囲(エリア1範囲B,エリア2範囲C)を生成することができる。
このため、(2)又は(3)の効果に加え、十分な拡がり角度を持つエリア範囲(エリア1範囲B,エリア2範囲C)としながら、緊急停止車両Aの前方位置の障害物を目視確認可能なエリア範囲(エリア1範囲B,エリア2範囲C)を生成することができる。
このため、(4)の効果に加え、緊急停止車両Aの前方位置の障害物を目視により確認する際の作業者レベルに対応するエリア範囲(エリア1範囲B,エリア2範囲C)を生成することができる。
このため、(5)の効果に加え、操作習熟度や安全管理能力など操作者のスキルに合わせて遠隔操作範囲を制限することによって、より安全な遠隔操作/車両動作を行うことができる。
自律走行中に第1遠隔操作機器(リモートコントローラM115-1)からの遠隔操作により走行停止状態が発生したとき、緊急停止車両Aから第1遠隔操作機器(リモートコントローラM115-1)までの第1位置(操作器1位置)と、緊急停止車両Aから第2遠隔操作機器(リモートコントローラM115-2)までの第2位置(操作器2位置)との大小関係を判断する。
第1位置(操作器1位置)が第2位置(操作器2位置)以下の距離であると判断されている間、第2遠隔操作機器(リモートコントローラM115-2)への遠隔操作を無効とし、第1遠隔操作機器(リモートコントローラM115-1)への遠隔操作による停車指示を継続する(図14)。
このため、(1)〜(6)の効果に加え、異常を発見して無人運転車両V101〜V105を遠隔操作により停止したとき、緊急停止車両Aの意図しない発進を抑制することができる。
この無人運転システム(無人搬送システム)において、無人運転車両V101〜V105の位置を検出する車両位置検出手段(GPSシステムM101a)と、遠隔操作機器(リモートコントローラM115)の位置を検出する機器位置検出手段(GPSシステムM115b)と、遠隔操作機器(リモートコントローラM115)による遠隔操作権限の切り替え制御を行うコントローラ(リモートモニタ/コントローラM113)と、を有する。
コントローラ(リモートモニタ/コントローラM113)は、自律走行中に異常による走行停止状態が発生したとき、緊急停止車両Aと遠隔操作機器(リモートコントローラM115)の位置関係により遠隔操作位置が、緊急停止車両Aの進行を妨げる障害物がないことを確認できる位置であるかどうかを判断する。
遠隔操作位置が、緊急停止車両Aの進行を妨げる障害物がないことが確認できる位置であると判断されると、遠隔操作により自律走行状態への復帰が可能な遠隔操作権限を与える処理を実行する(図8)。
このため、自律走行中に異常による走行停止状態が発生したとき、緊急停止車両Aに乗り込んでの有人操作による操作負担を低減する無人搬送システム(無人運転システム)の遠隔操作装置を提供することができる。
A 緊急停止車両
M101 センサ
M101a GPSシステム(車両位置検出手段)
M108 車内操作盤
M109 車外操作盤
M111 メカブレーキ機構
M113 リモートモニタ/コントローラ(コントローラ)
M115 リモートコントローラ(遠隔操作機器)
M115-1 リモートコントローラ(第1遠隔操作機器)
M115-2 リモートコントローラ(第2遠隔操作機器)
M115b GPSシステム(機器位置検出手段)
Claims (8)
- 物理的または仮想的に設定された走行ルートを無人運転により追従する自律走行が可能な無人運転車両と、前記無人運転車両を遠隔操作により走行可能とする遠隔操作機器と、を備え、前記自律走行においては、自動制御により「走る・曲がる・止まる」の運転操作が行われ、自己判断によって強制ブレーキが自律作動する無人運転システムにおいて、
前記無人運転車両の位置を検出する車両位置検出手段と、
前記遠隔操作機器の位置を検出する機器位置検出手段と、を有し、
前記無人運転車両の自律走行中に異常による前記強制ブレーキの自律作動で緊急停止状態が発生したとき、緊急停止車両と前記遠隔操作機器の位置関係により遠隔操作位置が、前記緊急停止車両の進行を妨げる障害物がないことを確認できる位置であるかどうかを判断し、
前記遠隔操作位置が、前記緊急停止車両の進行を妨げる障害物がないことが確認できる位置であると判断されると、前記遠隔操作機器に対し、前記強制ブレーキを解除し、緊急停止状態から自律走行状態への復帰が可能な遠隔操作権限を与える
ことを特徴とする無人運転システムの遠隔操作方法。 - 請求項1に記載された無人運転システムの遠隔操作方法において、
前記遠隔操作位置の判断をするとき、予め定められた走行ルート情報に基づいてエリア範囲を生成し、
前記遠隔操作位置が生成された前記エリア範囲に存在すると、前記緊急停止車両の進行を妨げる障害物がないことを確認できる位置であると判断する
ことを特徴とする無人運転システムの遠隔操作方法。 - 請求項2に記載された無人運転システムの遠隔操作方法において、
前記エリア範囲は、自律走行中に随時更新される走行ルート情報と、更新される走行ルートを走行するときの車両速度情報とに基づき、前記車両速度が高い走行ルート上での緊急停車であるほど狭い範囲に生成する
ことを特徴とする無人運転システムの遠隔操作方法。 - 請求項2又は請求項3に記載された無人運転システムの遠隔操作方法において、
前記エリア範囲は、前記緊急停止車両に搭載された外界センサからの外界認識範囲情報とのマッチングによって拡がり角度を決める
ことを特徴とする無人運転システムの遠隔操作方法。 - 請求項4に記載された無人運転システムの遠隔操作方法において、
前記エリア範囲は、前記外界認識範囲情報とのマッチングによって決められた拡がり角度情報に、前記緊急停止車両と前記遠隔操作機器との距離情報を加えて生成する
ことを特徴とする無人運転システムの遠隔操作方法。 - 請求項5に記載された無人運転システムの遠隔操作方法において、
前記エリア範囲を生成するとき、前記遠隔操作機器を操作する操作者のスキル情報を加味し、前記スキル情報が熟練を示すほど前記エリア範囲の距離を長くし、前記スキル情報が未熟を示すほど前記エリア範囲の距離を短くする
ことを特徴とする無人運転システムの遠隔操作方法。 - 請求項1から請求項6までの何れか一項に記載された無人運転システムの遠隔操作方法において、
前記遠隔操作機器として、第1遠隔操作機器と第2遠隔操作機器とを有し、
自律走行中に前記第1遠隔操作機器からの遠隔操作により走行停止状態が発生したとき、前記緊急停止車両から前記第1遠隔操作機器までの第1位置と、前記緊急停止車両から前記第2遠隔操作機器までの第2位置との大小関係を判断し、
前記第1位置が前記第2位置以下の距離であると判断されている間、前記第2遠隔操作機器への遠隔操作を無効とし、前記第1遠隔操作機器への遠隔操作による停車指示を継続する
ことを特徴とする無人運転システムの遠隔操作方法。 - 物理的または仮想的に設定された走行ルートを無人運転により追従する自律走行が可能な無人運転車両と、前記無人運転車両を遠隔操作により走行可能とする遠隔操作機器と、を備え、前記自律走行においては、自動制御により「走る・曲がる・止まる」の運転操作が行われ、自己判断によって強制ブレーキが自律作動する無人運転システムにおいて、
前記無人運転車両の位置を検出する車両位置検出手段と、
前記遠隔操作機器の位置を検出する機器位置検出手段と、
前記遠隔操作機器による遠隔操作権限の切り替え制御を行うコントローラと、を有し、
前記コントローラは、前記無人運転車両の自律走行中に異常による前記強制ブレーキの自律作動で緊急停止状態が発生したとき、緊急停止車両と前記遠隔操作機器の位置関係により遠隔操作位置が、前記緊急停止車両の進行を妨げる障害物がないことを確認できる位置であるかどうかを判断し、
前記遠隔操作位置が、前記緊急停止車両の進行を妨げる障害物がないことが確認できる位置であると判断されると、前記遠隔操作機器に対し、前記強制ブレーキを解除し、緊急停止状態から自律走行状態への復帰が可能な遠隔操作権限を与える処理を実行する
ことを特徴とする無人運転システムの遠隔操作装置。
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