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JP6863230B2 - 回路素子および電子機器 - Google Patents

回路素子および電子機器 Download PDF

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JP6863230B2 JP2017209087A JP2017209087A JP6863230B2 JP 6863230 B2 JP6863230 B2 JP 6863230B2 JP 2017209087 A JP2017209087 A JP 2017209087A JP 2017209087 A JP2017209087 A JP 2017209087A JP 6863230 B2 JP6863230 B2 JP 6863230B2
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Description

本発明は、屈曲部を有する基板構造の回路素子と、この回路素子を備える電子機器に関する。
例えば携帯電子機器において、局所的に屈曲部を有し、外部出力端子が形成されたフレキシブルな回路基板が特許文献1に示されている。
国際公開第2014/103509号
特許文献1に記載のフレキシブル回路基板は、このフレキシブル回路基板を他の回路基板の所定位置に電気的に接続するために、局所的な屈曲部が設けられている。
ところが、このように、局所的な屈曲部を有すると、実装先の回路基板に対するフレキシブル回路基板の接続部(フレキシブル回路の支持部)に応力が集中しやすく、接続部で変形や破損が生じやすい。
そこで、本発明の目的は、屈曲部を有しながらも、接続部の変形や破損が生じ難い回路素子、およびこの回路素子を備える電子機器を提供することにある。
(1)本発明の回路素子は、
回路が形成された第1基板部と、
第2基板部配線導体および外部接続電極が形成された第2基板部と、
前記第2基板部配線導体と前記回路との間を接続する屈曲部配線導体が形成され、前記第1基板部と前記第2基板部とに連続する屈曲部と、
で構成され、互いに対向する第1主面および第2主面を有する回路素子であって、
前記屈曲部は、前記第2主面側が内側になるよう屈曲されており、
前記屈曲部は、前記第2基板部に比べて前記屈曲部配線導体の延伸方向に直交する方向の幅が細く、
前記外部接続電極は、前記第2基板部の前記屈曲部からの延伸部に相当する支持部に形成されていて、
前記第2基板部は、前記延伸部を両側から挟む2つの領域である両側部を有し、
前記第2基板部は、当該第2基板部に形成され、前記第1基板部および前記屈曲部には形成されない、第2基板部導体パターンを有し、
前記第2基板部導体パターンは、前記延伸部から前記両側部に亘って形成されていて、
前記第2基板部導体パターンは、前記支持部において、前記外部接続電極よりも前記屈曲部側の位置にあって、且つ前記第2基板部配線導体よりも前記第2主面側に配置されている、
ことを特徴としている。
上記構成によれば、外部接続電極は、平面視で、屈曲部の、第2基板部側への延伸部に相当する支持部に形成されていて、この支持部において第2基板部導体パターンは外部接続電極よりも屈曲部側の位置にあるので、そして、更に、第2基板部導体パターンは配線導体よりも第2主面側に配置されているので、屈曲部の可撓性が損なわれることなく、外部接続電極付近の変形が抑制されて、接続不良が生じ難い構造となる。また、第2基板部配線導体が第2基板部導体パターンで補強されるので、第2基板部配線導体と屈曲部配線導体との境界部における断線等も抑制される。また、屈曲部での屈曲により発生する応力が小さくなって、接続部の変形や破損が生じ難い。
(2)前記第1基板部、前記第2基板部および前記屈曲部は、多層基板で構成されていて、前記第2基板部配線導体は前記第2主面よりも前記第1主面に近い層に形成されていることが好ましい。この構造によれば、第2基板部配線導体と外部接続電極との層間距離が短縮化されるので、曲げ応力に対する、第2基板部配線導体と外部接続電極との層間接続部の破損が生じ難くなる。
)前記屈曲部は、前記第1基板部または前記第2基板部の少なくとも一方よりも薄いことが好ましい。この構造によれば、屈曲部の屈曲により発生する応力が小さくなって、接続部の変形や破損が生じ難い。
)前記第2基板部は前記屈曲部より厚いことが好ましい。この構造によれば、支持部の剛性が高まり、接続部の変形や破損が生じ難い。
)前記第2基板部の基材は樹脂材料で構成されていて、前記第2基板部に、当該第2基板部の前記基材よりもヤング率の高い補強部材が配置されていることが好ましい。この構造により、支持部の剛性が高まり、接続部の変形や破損が生じ難くなる。
)本発明の電子機器は、
実装電極が形成された回路基板と、当該回路基板に接続される回路素子とを備え、
前記回路素子は、
回路が形成された第1基板部と、
第2基板部配線導体および外部接続電極が形成された第2基板部と、
前記第2基板部配線導体と前記回路との間を接続する屈曲部配線導体が形成され、前記第1基板部と前記第2基板部とに連続する屈曲部と、
で構成され、互いに対向する第1主面および第2主面を有する回路素子であって、
前記屈曲部は、前記第2主面側が内側になるよう屈曲されており、
前記屈曲部は、前記第2基板部に比べて前記屈曲部配線導体の延伸方向に直交する方向の幅が細く、
前記外部接続電極は、前記第2基板部の前記屈曲部からの延伸部に相当する支持部に形成されていて、
前記第2基板部は、前記延伸部を両側から挟む2つの領域である両側部を有し、
前記第2基板部は、当該第2基板部に形成され、前記第1基板部および前記屈曲部には形成されない、第2基板部導体パターンを有し、
前記第2基板部導体パターンは、前記延伸部から前記両側部に亘って形成されていて、
前記第2基板部導体パターンは、前記支持部において、前記外部接続電極よりも前記屈曲部側の位置にあって、且つ前記第2基板部配線導体よりも前記第2主面側に配置されている、
ことを特徴としている。
上記構成によれば、屈曲部の可撓性が損なわれることなく、支持部における外部接続電極付近の変形が抑制されて、接続不良が生じ難い電子機器が得られる。また、第2基板部配線導体と屈曲部配線導体との境界部における断線等が生じ難い電子機器が得られる。
本発明によれば、屈曲部の可撓性が損なわれることなく、支持部における外部接続電極付近の変形が抑制されて、接続不良が生じ難く、また、第2基板部配線導体と屈曲部配線導体との境界部における断線等も抑制された回路素子およびそれを備えた電子機器が得られる。
図1は第1の実施形態に係る回路素子3の斜視図である。 図2は第1の実施形態の回路素子3を備える電子機器101の縦断面図である。 図3は第1の実施形態の回路素子3の屈曲前の縦断面図である。 図4は第1の実施形態の回路素子3の各基材の積層前の平面図である。 図5は第2の実施形態に係る電子機器102の縦断面図である。 図6は第2の実施形態の回路素子3の屈曲前の縦断面図である。 図7は第2の実施形態の回路素子3の各基材の積層前の平面図である。 図8は第3の実施形態に係る電子機器103の縦断面図である。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態を分けて示すが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。第2の実施形態以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
《第1の実施形態》
図1は第1の実施形態に係る回路素子3の斜視図である。図2は回路素子3を備える電子機器の縦断面図である。この電子機器101は、第1部材1と、第2部材2と、第2部材2に接続されて第1部材1に対して所定の位置関係に配置された回路素子3と、を備える。
回路素子3は、第1基板部31と、第2基板部32と、屈曲部33と、で構成される。
第1基板部31には回路導体31Cによる回路が形成されている。第2基板部32には、第2基板部導体パターン32C、第2基板部配線導体32Wおよび外部接続電極32Eが形成されている。屈曲部33は第1基板部31と第2基板部32とに連続する。この屈曲部33には、第2基板部配線導体32Wと回路導体31Cとの間を接続する屈曲部配線導体33Wが形成されている。
回路素子3は、互いに対向する第1主面MS1および第2主面MS2を有する。屈曲部33は、第1主面MS1側が内側になるよう屈曲されている。
第1基板部31には、回路導体31C等による回路が形成されている。屈曲部33には、第1基板部31と第2基板部32との間を接続する屈曲部配線導体33Wが形成されている。
図1に示すように、第2基板部32には、屈曲部33を支持する支持部SPを備える。この支持部SPは、平面視で(Z軸方向に視て)、屈曲部33の、第2基板部32側への延伸部に相当する部分である。外部接続電極32Eは支持部SPに形成されている。
第2基板部導体パターン32Cは、支持部SPにおいて、外部接続電極32Eよりも屈曲部33側の位置にあって、且つ第2基板部配線導体32Wよりも第2主面MS2側に配置されている。この構造により、第2基板部32の第2基板部導体パターン32C周囲の領域は補強領域RAとして作用する。つまり、補強領域RAは剛性が高いので、補強領域RAから外部接続電極32Eまでの間は変形しにくくなる。そのため、屈曲部33の屈曲による応力が外部接続電極32Eに掛かりにくくなる。
本実施形態では、第1部材1は永久磁石であり、第2部材2は回路基板である。第1基板部31の回路導体31Cは電磁石として作用する。この回路導体31Cによる電磁石と第1部材(永久磁石)1との相互作用により、両者間に電磁力が働く。この例では、第1基板部31は固定されているので、上記電磁力により第1部材(永久磁石)1が図中の矢印方向(X軸方向)に移動する。
回路素子3の第2基板部32の第1主面MS1には外部接続電極32Eが形成されている。第2部材2は、回路素子3の外部接続電極32Eが接続される実装電極2Eを備えている。回路素子3の第2基板部32の外部接続電極32Eは、はんだ等の接合材を介して、第2部材2の実装電極2Eに接合されている。
屈曲部配線導体33Wは、第2主面MS2よりも第1主面MS1寄りの層に形成されている。
回路素子3の屈曲部33は屈曲部32BSを有する。この屈曲部32BSは、第2主面MS2側が曲げの内側になり、且つ第1主面MS1が第2主面MS2より第1部材1から遠ざかるように曲げられた部分である。
図3は上記回路素子3の、屈曲前の縦断面図である。この回路素子3は、例えば液晶ポリマー(LCP)やポリエーテルエーテルケトン(PEEK)を主材料とする熱可塑性樹脂基材を積層形成した多層基板である。回路導体31C、屈曲部配線導体33W、第2基板部配線導体32W、外部接続電極32Eのうち、基材の層方向に延びる導体パターンは銅箔をパターン化したものである。異なる層に形成された導体パターン同士は、層間接続導体で接続されている。この層間接続導体は、例えば、上記基材にレーザー等で孔を形成した後、Cu,Snまたはこれらの合金等の導電性粒子を含む導電性ペーストを配設し、後の加熱プレス処理で硬化させることによって設けられる。
図4は、回路素子3の各基材の積層前の平面図である。なお、図4では、説明の都合上一つの個片に切り出した状態での平面図である。実際の多層基板の製造工程は集合基板状態で行われる。
図4において、基材S2,S3に回路導体31Cが形成されていて、基材S3に屈曲部配線導体33Wおよび第2基板部配線導体32Wが形成されている。また、基材S2に第2基板部導体パターン32Cが形成されている。さらに、基材S4に外部接続電極32Eが形成されている。図4中の破線の丸は層間接続導体を表している。基材S1には導体パターンは形成されていない。回路導体31Cは約2ターンのコイルを形成している。
屈曲部33は、屈曲部配線導体33Wの延伸方向(X軸方向)に直交する方向(Y軸方向)の幅(図4中の“W”)が第1基板部31および第2基板部32の幅より細い。
このように、支持部SPは、平面視で(Z軸方向に視て)、屈曲部33の、第2基板部32側への延伸部に相当する部分であり、この支持部SP内に外部接続電極32Eが形成されている。
この回路素子3を第2部材2に実装する際、図2に示したように、第2基板部32の外部接続電極32Eを第2部材2の実装電極2Eに接続し、回路素子3の屈曲部33の所定箇所をY軸に平行な軸の回りに沿って、断面L字状に屈曲させ、第1基板部31を第1部材1に対面するように起立させる。
本実施形態によれば、次のような作用効果を奏する。
(a)屈曲部33の可撓性が損なわれることなく、外部接続電極32E付近の変形が抑制されて、接続不良が生じ難い構造となる。また、第2基板部配線導体32Wが第2基板部導体パターン32Cで補強されるので、第2基板部配線導体32Wと屈曲部配線導体33Wとの境界部における断線等も抑制される。
(b)第2基板部32の変形に伴う第2基板部32と第1部材1との不要な結合に伴う特性変化を抑制できる。
(c)第2基板部配線導体32Wは第2主面MS2よりも第1主面MS1に近い層に形成されているので、第2基板部配線導体32Wと外部接続電極32Eとの層間距離が短縮化され、曲げ応力に対する、第2基板部配線導体32Wと外部接続電極32Eとの層間接続部の破損が生じ難くなる。
(d)屈曲部33は、屈曲部配線導体33Wの延伸方向に直交する方向の幅Wが第2基板部32より細いので、屈曲部33での屈曲により発生する応力が小さくなって、接続部の変形や破損が生じ難い。
(e)第1基板部31、第2基板部32、および屈曲部33は、複数の基材層が積層されてなる単一の多層基板で構成されたものであるので、第1基板部31、第2基板部32、および屈曲部33は一体物として容易に製造できる。
(f)第1基板部31と屈曲部33との境界、第2基板部32と屈曲部33との境界がいずれも連続した構造体となるので、曲げ応力による破損が抑制される。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では、第1の実施形態とは形状が異なる回路素子3および、それを備えた電子機器の例を示す。
図5は第2の実施形態に係る電子機器102の縦断面図である。図6は、上記回路素子3の、屈曲前の縦断面図である。この電子機器102は、第1部材1と、第2部材2と、第2部材2に接続されて第1部材1に対して所定の位置関係に配置された回路素子3と、を備える。
回路素子3は、互いに対向する第1主面MS1および第2主面MS2を有する。回路素子3は、第1基板部31と、第2部材2に電気的に接続される第2基板部32と、第1基板部31と第2基板部32とに連続する屈曲部33と、で構成されている。
図7は、回路素子3の各基材の積層前の平面図である。図7において、基材S1,S2,S3に回路導体31Cが形成されていて、基材S3に屈曲部配線導体33Wおよび第2基板部配線導体32Wが形成されている。また、基材S2に第2基板部導体パターン32Cが形成されている。さらに、基材S4に外部接続電極32Eが形成されている。図7中の破線の丸は層間接続導体を表している。回路導体31Cは約3ターンのコイルを形成している。
回路素子3の基本的な構成は第1の実施形態で示したものと同じであるが、本実施形態では、屈曲部33は、第1基板部31および第2基板部32よりも薄い。この構造によれば、屈曲部33での屈曲により発生する応力が小さくなって、第2基板部32の変形や破損が生じ難い。
また、第2基板部32は屈曲部33より厚い。この構造によれば、支持部(図1中の支持部SP参照)の剛性が高まり、接続部の変形や破損が生じ難い。
《第3の実施形態》
第3の実施形態では、回路素子の第2基板部の構造が第2の実施形態とは異なる例を示す。
図8は第3の実施形態に係る電子機器103の縦断面図である。この電子機器103は、第1部材1と、第2部材2と、第2部材2に接続されて第1部材1に対して所定の位置関係に配置された回路素子3と、を備える。第1部材1、第2部材2の構成は第1・第2の実施形態で示したものと同じである。
図8に表れているように、回路素子3の第2基板部32の外部接続電極32Eの形成面に、はんだレジスト膜等のレジスト膜32Lが形成されている。
本実施形態によれば、第2基板部32の基材が樹脂材料で構成されていて、第2基板部32に、当該第2基板部32の基材よりもヤング率の高い補強部材が配置された構造となる。この構造により、第2基板部32および支持部(図1に示す支持部SP)の剛性が高まり、接続部の変形や破損が生じ難くなる。
レジスト膜32Lは例えばエポキシ樹脂である。エポキシ樹脂のヤング率は2.4GPaであり、液晶ポリマー(LCP)のヤング率1GPaより高い。
上記レジスト膜32Lの代わりに、例えばポリイミド(PI)製のカバーフィルムを貼付してもよい。ポリイミドのヤング率は5GPaであり、液晶ポリマー(LCP)のヤング率1GPaより高い。
また、上記レジスト膜32Lや上記カバーフィルムは、第2基板部32の外部接続電極32Eの形成面とは反対面に形成してもよい。
《他の実施形態》
図2、図5、図8等では、回路素子3の屈曲部33の略全体が屈曲部である例を示したが、屈曲部33の一部に比較的小さな曲率半径の屈曲部を形成してもよい。
また、図1、図2等に示した例では、回路素子3は、屈曲前の状態でX−Y面にあって、それをY軸に平行な軸の回りにのみ屈曲させる例を示したが、複数の屈曲部があってもよい。それらの屈曲部のうち、一つは上記Y軸に平行な軸の回りとは別の軸回りに屈曲させる屈曲部であってもよい。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
MS1…第1主面
MS2…第2主面
S1〜S4…基材
SP…支持部
1…第1部材
2…第2部材
2E…実装電極
3…回路素子
31…第1基板部
31C…回路導体
32…第2基板部
32BS…屈曲部
32C…第2基板部導体パターン
32E…外部接続電極
32L…レジスト膜
32W…第2基板部配線導体
33…屈曲部
33W…屈曲部配線導体
101〜103…電子機器

Claims (6)

  1. 回路が形成された第1基板部と、
    第2基板部配線導体および外部接続電極が形成された第2基板部と、
    前記第2基板部配線導体と前記回路との間を接続する屈曲部配線導体が形成され、前記第1基板部と前記第2基板部とに連続する屈曲部と、
    で構成され、互いに対向する第1主面および第2主面を有する回路素子であって、
    前記屈曲部は、前記第2主面側が内側になるよう屈曲されており、
    前記屈曲部は、前記第2基板部に比べて前記屈曲部配線導体の延伸方向に直交する方向の幅が細く、
    前記外部接続電極は、前記第2基板部の前記屈曲部からの延伸部に相当する支持部に形成されていて、
    前記第2基板部は、前記延伸部を両側から挟む2つの領域である両側部を有し、
    前記第2基板部は、当該第2基板部に形成され、前記第1基板部および前記屈曲部には形成されない、第2基板部導体パターンを有し、
    前記第2基板部導体パターンは、前記延伸部から前記両側部に亘って形成されていて、
    前記第2基板部導体パターンは、前記支持部において、前記外部接続電極よりも前記屈曲部側の位置にあって、且つ前記第2基板部配線導体よりも前記第2主面側に配置されており、
    前記第2基板部導体パターンは、前記第2主面側に露出していない、
    回路素子。
  2. 前記第1基板部、前記第2基板部および前記屈曲部は、多層基板で構成されていて、
    前記第2基板部配線導体は前記第2主面よりも前記第1主面に近い層に形成されている、
    請求項1に記載の回路素子。
  3. 前記屈曲部は、前記第1基板部または前記第2基板部の少なくとも一方よりも薄い、
    請求項1または2に記載の回路素子。
  4. 前記第2基板部は前記屈曲部より厚い、
    請求項3に記載の回路素子。
  5. 前記第2基板部の基材は樹脂材料で構成されていて、前記第2基板部に、当該第2基板部の前記基材よりもヤング率の高い補強部材が配置されている、
    請求項1から4のいずれかに記載の回路素子。
  6. 実装電極が形成された回路基板と、当該回路基板に接続される回路素子とを備える電子機器であって、
    前記回路素子は、
    回路が形成された第1基板部と、
    第2基板部配線導体および外部接続電極が形成された第2基板部と、
    前記第2基板部配線導体と前記回路との間を接続する屈曲部配線導体が形成され、前記第1基板部と前記第2基板部とに連続する屈曲部と、
    で構成され、互いに対向する第1主面および第2主面を有する回路素子であって、
    前記屈曲部は、前記第2主面側が内側になるよう屈曲されており、
    前記屈曲部は、前記第2基板部に比べて前記屈曲部配線導体の延伸方向に直交する方向の幅が細く、
    前記外部接続電極は、前記第2基板部の前記屈曲部からの延伸部に相当する支持部に形成されていて、
    前記第2基板部は、前記延伸部を両側から挟む2つの領域である両側部を有し、
    前記第2基板部は、当該第2基板部に形成され、前記第1基板部および前記屈曲部には形成されない、第2基板部導体パターンを有し、
    前記第2基板部導体パターンは、前記延伸部から前記両側部に亘って形成されていて、
    前記第2基板部導体パターンは、前記支持部において、前記外部接続電極よりも前記屈曲部側の位置にあって、且つ前記第2基板部配線導体よりも前記第2主面側に配置されており、
    前記第2基板部導体パターンは、前記第2主面側に露出していない、
    電子機器。
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