JP6861582B2 - コネクタ - Google Patents
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Description
前記端子を一次的に係止するランスアームと、前記組み付け凹部に組み付けられた際に該組み付け凹部に設けられた係止凹部に係止される係止突起と、を有するランスブロックと,
該ランスブロックと前記コネクタハウジングの軸方向に並んで前記組み付け凹部に組み付けられた際に前記端子を二次的に係止するスペーサと,
を備え、
前記コネクタハウジングは、
前記組み付け凹部の内面に突設され且つこの上面が回動支点面として形成された回動支点部を設けてなり、
前記ランスブロックは、
この一端側に配置され且つ前記回動支点面に引っ掛けることが可能な回動手段を設けてなり、
さらに、前記ランスブロックは、
前記回動手段を、前記回動支点面に引っ掛けて該回動支点面を回動支点として前記ランスブロックの他端を回動させて前記組み付け凹部に組み付けられていることを特徴とする。
また、本発明によれば、ランスブロックを組み付け凹部に組み付けた際に、ランスブロックの前後方向の移動が規制され、且つ、ランスブロックのガタ付きを抑えることができるため、ランスブロックを組み付け凹部に挿入した後、前方に移動させることなく正規の位置に配置することができ、ランスブロックの位置によってスペーサの組み付け凹部への挿入が阻害されることがなくなる。したがって、この点からも、コネクタ1の組み立てに係る作業性を向上させることができるという効果を奏する。
なお、図中の矢印は、上下、左右、前後の各方向を示している(矢印の各方向は一例であるものとする)。
図1に図示するコネクタハウジング2は、絶縁性を有する合成樹脂材料にて成形され、図1に図示するように、左右方向に長く、また、前後方向に延びるブロック形状に形成される。コネクタハウジング2は、図1及び図3に図示するように、上面5と、下面6と、左側面7と、右側面8と、前面9と、後面10とを有し、この内部に、端子収容室11と、組み付け凹部12とを備えている。
雌端子は、特許請求の範囲における「端子」に相当するものである。雌端子は、特に図示しないが、導電性を有する金属板を打ち抜いて曲げ加工にて形成されている。雌端子は、コネクタハウジング2の端子収容室11に収容することができる寸法となるように形成されている。雌端子は、図示しない相手コネクタの雄端子と接続することができるように形成されている。雌端子は、公知のものを採用するため、詳細な説明を省略する。
図1及び図2に図示するランスブロック3は、絶縁性を有する合成樹脂材料にて成形され、図1及び図2に図示するように、左右方向に長く、また、組み付け凹部12に収容することができる寸法となるように形成されている。ランスブロック3は、コネクタハウジング2の端子収容室11に収容された雌端子を一次的に係止するための部材である。ランスブロック3は、図1及び図2に図示するように、基部23と、左側部24及び右側部25とを備えている。
図1に図示するスペーサ4は、絶縁性を有する合成樹脂材料にて成形され、図1に図示するように、左右方向に長く、また、ランスブロック3と前後方向に並んで組み付け凹部12(図3参照)に収容することができる寸法となるように形成されている。スペーサ4は、組み付け凹部12に組み付けられた際に雌端子に係合することにより雌端子を二次的に係止するための部材である。
本実施例に係るコネクタ1の組み立て作業は、以下の第一〜第四の作業を含んでいる。
第一の作業は、ランスブロック3をコネクタハウジング2に組み付ける作業である。まず、図3に図示するように、ランスブロック3を、この一端41側を先端として、図3に図示する矢印Aの指示する方向に移動させる。
第二の作業は、スペーサ4をコネクタハウジング2に仮係止する作業であり、図8に図示するように、スペーサ4を、組み付け凹部12に挿入し、スペーサ係止突起40をスペーサ仮係止凹部16に係止する。これにより、スペーサ4がコネクタハウジング2に仮係止される。以上により、第二の作業が完了する。
第三の作業は、コネクタハウジング2の端子収容室11に雌端子を収容する作業であり、図8において、端子収容室11の後端から図示しない雌端子を挿入し、端子収容室11内に収容する。すると、雌端子にランスブロック3のランスアーム27(図1及び図2参照)が係止する。これにより、雌端子は、一次的に係止される。以上により、第三の作業が完了する。
第四の作業は、スペーサ4をコネクタハウジング2に本係止する作業であり、図8に図示するように、コネクタハウジング2に仮係止されたスペーサ4を、図8に図示する矢印Gの指示する方向に押圧する。すると、特に図示しないが、スペーサ係止突起40がスペーサ本係止凹部17に係止する。これにより、スペーサ4がコネクタハウジング2に本係止される。また、雌端子にスペーサ4が係止する。スペーサ4の上記本係止により、雌端子は、二次的に係止される。以上により、第四の作業が完了するとともに、本実施例に係るコネクタ1の組み立て作業が完了する。
本実施例に係るコネクタ1によれば、図4−図7に図示するように、ランスブロック3の回動手段30を回動支点面20に引っ掛けて回動支点面20を回動支点としてランスブロック3の他端42を回動させることにより、ランスブロック3の組み付け凹部12への組み付けが完了する。
以上、図1−図9を参照しながら説明してきたように、本実施例によれば、ランスブロック3を回動させるだけで組み付け凹部12に組み付けることができるため、従来技術のように、ランスブロックをコネクタハウジングの凹部に挿入した後、ランスブロックを前方に移動させるという二段階の操作が不要となる。したがって、コネクタ1の組み立てに係る作業性を向上させることができるという効果を奏する。
Claims (6)
- ブロック形状に形成されるものであって、端子を収容する端子収容室と、上面又は下面のいずれか一方に開口されるとともに前記端子収容室に連通するように形成された組み付け凹部と、を有するコネクタハウジングと,
前記端子を一次的に係止するランスアームと、前記組み付け凹部に組み付けられた際に該組み付け凹部に設けられた係止凹部に係止される係止突起と、を有するランスブロックと,
該ランスブロックと前記コネクタハウジングの軸方向に並んで前記組み付け凹部に組み付けられた際に前記端子を二次的に係止するスペーサと,
を備え、
前記コネクタハウジングは、
前記組み付け凹部の内面に突設され且つこの上面が回動支点面として形成された回動支点部を設けてなり、
前記ランスブロックは、
この一端側に配置され且つ前記回動支点面に引っ掛けることが可能な回動手段を設けてなり、
さらに、前記ランスブロックは、
前記回動手段を、前記回動支点面に引っ掛けて該回動支点面を回動支点として前記ランスブロックの他端を回動させて前記組み付け凹部に組み付けられている
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1に記載のコネクタにおいて、
前記回動支点部は、
前記回動支点面が平面状に形成され、
前記回動手段は、
前記回動支点面に引っ掛ける部分が前記ランスブロックを前記組み付け凹部に組み付けた際に前記回動支点面に面接触可能な平面状に形成される
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1又は2に記載のコネクタにおいて、
前記コネクタハウジングは、
該コネクタハウジングの両側面の内面に、側方から視たときに傾斜形状となるように形成された摺接面を有する回動ガイド溝を設けてなり、
前記ランスブロックは、
該ランスブロックの両側面に、該ランスブロックの回動の際に前記摺接面に摺接する回動ガイド突起を突設してなり、
さらに、前記ランスブロックは、
前記回動ガイド突起が前記摺接面に摺接することによって前記ランスブロックの組み付け位置までガイドされる
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項3に記載のコネクタにおいて、
前記コネクタハウジングは、
前記ランスブロックを前記組み付け凹部に組み付けた際に前記ランスブロックの一端側が前記組み付け凹部の内面と当接可能に形成され、
さらに、前記コネクタハウジングは、
前記ランスブロックを前記組み付け凹部に組み付けた際に前記摺接面と前記回動ガイド突起とが当接可能に形成される
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項3又は4に記載のコネクタにおいて、
前記回動ガイド突起は、
前記摺接面の終端部に対してラップ形状となるように形成される
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項3,4又は5に記載のコネクタにおいて、
前記回動ガイド突起は、
該回動ガイド突起の軸方向に直交するように切断したときの断面が円形となるように形成される
ことを特徴とするコネクタ。
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