JP6859853B2 - 凹凸材の製造方法 - Google Patents
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Description
(1)プレス用金型(11)をブランク材(10)に押し付けて当該ブランク材(10)を剪断しながら当該剪断面に複数の凹凸部(2A)をプレス成形するプレス工程
(2)シェービング用金型(12)をブランク材(10)に対してプレス用金型(11)と同一の向きに相対移動させて、プレス工程にて成形された複数の凹凸部(2A)の先端側を削るシェービング工程
(3)しごき用金型(13B)をブランク材(10)に対してプレス用金型(11)と反対の向きに相対移動させて、プレス工程にて成形された複数の凹凸部(2A)の先端側を塑性流動させるしごき工程
そして、シェービング工程時に複数の凹凸部(2A)の先端側を削るので、プレス加工時に発生したダレ部を減少させることができる。しごき工程時に複数の凹凸部(2A)の先端側を塑性流動させるので、プレス加工時に発生したダレ部を減少させることができる。したがって、ダレ部を小さくすることが可能な凹凸材の製造方法を得ることができ得る。
すなわち、シェービング加工は、シェービング用金型(12)をブランク材(10)に対してプレス用金型(11)と同一の向きに相対移動させるので、シェービング加工によって新たなダレ部が発生する可能性がある。
つまり、プレス加工で発生したダレ部の少なくとも一部はシェービング加工により削除される。シェービング加工により発生した新たなダレ部はしごき加工によって小さくなる。したがって、ダレ部を小さくすることが可能な凹凸材の製造方法を得ることができ得る。
1.リクライナの概要
本実施形態は、リクライナに組み込まれるポールの製造方法に本発明を適用したものである。リクライナは、乗物用シート等のシートにおいて、シートバックをシートクッションに対して揺動可能に連結する部材である。
ポール2(特に、凹凸部2A)は、帯板状のブランク材10(図2A参照)に対して、を少なくとも、プレス工程(図2A参照)、シェービング工程(図3A参照)及びしごき工程(図4A参照)の3つ工程を経て成形される。
プレス工程は、プレス加工によりブランク材10からポール2の概略外形状を成形する工程である。具体的には、当該プレス工程では、プレス用金型11をブランク材10に押し付けてブランク材10を剪断しながら当該剪断面に複数の凹凸部2Aを成形する。
シェービング工程は、複数の凹凸部2Aの先端側を削るシェービング加工を実行する工程である。
しごき工程は、プレス工程にて成形された複数の凹凸部2Aの先端側を塑性流動させるしごき加工(アイロニング加工)を実行する工程である。
打ち抜き工程は、ブランク材10からポール2を打ち抜く打ち抜き加工を実行する工程である。本実施形態に係る製造装置は、しごき加工と同時に当該打ち抜き加工を実行する。
シェービング工程及びしごき工程は、複数の凹凸部2Aにシェービング加工及びしごき加工を実行する工程であるので、ポール2はブランク材10と繋がったままである。
本実施形態では、シェービング工程時に複数の凹凸部2Aの先端側を削るので、プレス加工時に発生したダレ部を減少させることができる。しごき工程時に複数の凹凸部2Aの先端側を塑性流動させるので、プレス加工時に発生したダレ部を減少させることができる。
すなわち、仮に、打ち抜き加工後にシェービング加工及びしごき加工が実行されると、シェービング加工及びしごき加工によりポール2の寸法が変化してしまう。
上述の実施形態では、シェービング工程を実行した後にしごき工程を実行した。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、しごき工程を実行した後にシェービング工程を実行してもよい。
3A… 凹凸部 3B… 凹部 4… 回転カム 5A… ヒンジカム
6… ガイド 7… 外周リング 10… ブランク材
11… プレス用金型 12… シェービング用金型 13… しごき用金型
13A… パンチ 13B… ダイ
Claims (5)
- 端部に複数の凹凸部が形成された金属板製の凹凸材の製造方法において、
プレス用金型をブランク材に押し付けて前記ブランク材を剪断しながら当該剪断面に前記複数の凹凸部をプレス成形するプレス工程と、
前記プレス工程にて成形された複数の凹凸部の先端側を削るシェービング工程であって、前記ブランク材に対して前記プレス用金型と同一の向きにシェービング用金型を相対移動させてシェービング加工を実行するシェービング工程と、
前記プレス工程にて成形された複数の凹凸部の先端側を塑性流動させるしごき工程であって、前記ブランク材に対して前記プレス用金型と反対の向きにしごき用金型を相対移動させてしごき加工を実行するしごき工程と、
前記ブランク材から前記凹凸材を打ち抜く打ち抜き工程と
を備え、
前記しごき工程は、前記シェービング工程の後に実行され、
前記打ち抜き工程は、前記しごき加工と同時に実行される凹凸材の製造方法。 - 前記しごき加工時に発生する前記凹凸部の寸法減少量を減少寸法としたとき、
前記シェービング加工時に削り取る削り寸法は、前記減少寸法より大きい請求項1に記載の凹凸材の製造方法。 - 端部に複数の凹凸部が形成された金属板製の凹凸材の製造方法において、
プレス用金型をブランク材に押し付けて前記ブランク材を剪断しながら当該剪断面に前記複数の凹凸部をプレス成形するプレス工程と、
前記プレス工程にて成形された複数の凹凸部の先端側を削るシェービング工程であって、前記ブランク材に対して前記プレス用金型と同一の向きにシェービング用金型を相対移動させてシェービング加工を実行するシェービング工程と、
前記プレス工程にて成形された複数の凹凸部の先端側を塑性流動させるしごき工程であって、前記ブランク材に対して前記プレス用金型と反対の向きにしごき用金型を相対移動させてしごき加工を実行するしごき工程と
を備え、
前記しごき工程は、前記シェービング工程の後に実行され、
前記しごき加工時に発生する前記凹凸部の寸法減少量を減少寸法としたとき、
前記シェービング加工時に削り取る削り寸法は、前記減少寸法より大きい凹凸材の製造方法。 - 端部に複数の凹凸部が形成された金属板製の凹凸材の製造装置において、
プレス用金型をブランク材に押し付けて前記ブランク材を剪断しながら当該剪断面に前記複数の凹凸部をプレス成形するプレス装置と、
シェービング用金型を前記ブランク材に対して前記プレス用金型と同一の向きに相対移動させて、前記プレス装置にて成形された複数の凹凸部の先端側を削るシェービング加工を実行するシェービング装置と、
しごき用金型を前記ブランク材に対して前記プレス用金型と反対の向きに相対移動させて、前記シェービング加工が終了した複数の凹凸部の先端側を塑性流動させるしごき加工を実行するしごき装置と
を備え、
前記しごき装置は、前記しごき加工と同時に、前記しごき用金型にて前記ブランク材から前記凹凸材を打ち抜く打ち抜き工程を実行する凹凸材の製造装置。 - 端部に複数の凹凸部が形成された金属板製の凹凸材の製造装置において、
プレス用金型をブランク材に押し付けて前記ブランク材を剪断しながら当該剪断面に前記複数の凹凸部をプレス成形するプレス装置と、
シェービング用金型を前記ブランク材に対して前記プレス用金型と同一の向きに相対移動させて、前記プレス装置にて成形された複数の凹凸部の先端側を削るシェービング加工を実行するシェービング装置と、
しごき用金型を前記ブランク材に対して前記プレス用金型と反対の向きに相対移動させて、前記シェービング加工が終了した複数の凹凸部の先端側を塑性流動させるしごき加工を実行するしごき装置と
を備え、
前記しごき加工時に発生する前記凹凸部の寸法減少量を減少寸法としたとき、
前記シェービング加工時に削り取る削り寸法は、前記減少寸法より大きい凹凸材の製造装置。
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JP2017110028A JP6859853B2 (ja) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | 凹凸材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017110028A JP6859853B2 (ja) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | 凹凸材の製造方法 |
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JP2018202447A JP2018202447A (ja) | 2018-12-27 |
JP6859853B2 true JP6859853B2 (ja) | 2021-04-14 |
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JP2017110028A Active JP6859853B2 (ja) | 2017-06-02 | 2017-06-02 | 凹凸材の製造方法 |
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