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JP6858040B2 - ボールねじ装置およびその制御方法 - Google Patents

ボールねじ装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えば対基板作業機や工作機械などに用いられるボールねじ装置、およびその制御方法に関する。
ボールねじには、上限速度(限界速度、危険速度)が設定されている。上限速度は、ねじ軸の軸方向中央から軸方向両端に近づくに従って、小さくなる。このため、ねじ軸の回転速度パターン(ナット部材の移動速度に対応)としては、台形状の回転速度パターンが採用される場合が多い。台形状の回転速度パターンは、加速度一定の速度変化区間と、定速(最大速度)の定速区間と、減速度(マイナスの加速度)一定の速度変化区間と、を有している。特許文献1、2には、定速区間におけるナット部材の最大速度を変更可能なボールねじ装置が開示されている。
特開2002−168317号公報 特開平7−24682号公報
しかしながら、特許文献1、2のボールねじ装置の場合、一対の速度変化区間におけるねじ軸の回転加速度(回転減速度を含む)は、変更不可能である。このため、ボールねじ装置の性能を十分に発揮することが困難である。また、ナット部材の移動時間を十分に短縮化することが困難である。そこで、本発明は、ナット部材の移動時間を短縮化可能なボールねじ装置およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明のボールねじ装置は、ねじ軸と、前記ねじ軸に環装されるナット部材と、を有し、前記ねじ軸と前記ナット部材との相対回転に伴って、前記ナット部材が前記ねじ軸の軸方向に移動可能なボールねじと、前記ねじ軸または前記ナット部材を回転駆動するアクチュエータと、前記アクチュエータを制御する制御装置と、を備えるボールねじ装置であって、前記相対回転の回転速度の上限速度は、前記ねじ軸の軸方向位置に応じて変化し、前記制御装置は、前記ねじ軸の軸方向位置に対する前記相対回転の回転速度パターンを有し、前記回転速度パターンは、前記ねじ軸の軸方向両端に対応して、一対の速度変化区間を有し、前記制御装置は、少なくとも一方の前記速度変化区間の前記相対回転の回転加速度を、前記回転速度が前記上限速度未満になるように、予め設定された規定加速度に対して、調整することを特徴とする。ここで、「回転加速度」には、回転減速度(マイナスの回転加速度)も含まれる。また、本発明のボールねじ装置の制御方法についても同様に特徴を挙げることができる。
本発明のボールねじ装置およびその制御方法によると、回転速度パターンの回転加速度を、予め設定された規定加速度に対して、調整することができる。このため、上限速度に到達しない範囲で、相対回転の回転速度の最大速度を調整することができる。したがって、ナット部材の移動時間を短縮化することができる。
本発明の一実施形態であるボールねじ装置を備える電子部品実装機の上面図である。 ねじ軸の規定回転速度パターンの模式図である。 ねじ軸の調整後の回転速度パターンの模式図である。 その他の実施形態のボールねじ装置のねじ軸の調整後の回転速度パターンの模式図である。
以下、本発明のボールねじ装置およびその制御方法の実施の形態について説明する。
<ボールねじ装置>
まず、本実施形態のボールねじ装置について説明する。図1に、本実施形態のボールねじ装置を備える電子部品実装機の上面図を示す。図1に示すように、電子部品実装機7は、ベース72と、基板搬送装置73と、XYロボット74と、X軸ボールねじ装置1Xと、Y軸ボールねじ装置1Yと、を備えている。X軸ボールねじ装置1X、Y軸ボールねじ装置1Yは、本発明の「ボールねじ装置」の概念に含まれる。
基板搬送装置73は、ベース72の上面に配置されている。基板搬送装置73は、前後一対のコンベアベルト(基板搬送体)730f、730rを備えている。基板Bは、コンベアベルト730f、730rにより、左側(上流側)から右側(下流側)に向かって搬送される。
XYロボット74は、Y軸スライダ740と、X軸スライダ741と、上下一対のY軸ガイドレール742と、前後一対のX軸ガイドレール743f、743rと、装着ヘッド744と、を備えている。前後一対のX軸ガイドレール743f、743rは、基板搬送装置73を前後方向から挟むように、ベース72の上面に配置されている。X軸スライダ741は、前後一対のX軸ガイドレール743f、743rに、配置されている。上下一対のY軸ガイドレール742は、X軸スライダ741に配置されている。Y軸スライダ740は、上下一対のY軸ガイドレール742に、配置されている。装着ヘッド744は、Y軸スライダ740に固定されている。装着ヘッド744の下面には、図1に点線で示すように、吸着ノズル745が配置されている。
X軸ボールねじ装置1Xは、ボールねじ2と、モータ3と、一対の軸受4L、4Rと、制御装置5と、を備えている。モータ3は、本発明の「アクチュエータ」の概念に含まれる。制御装置5は、電子部品実装機7の制御装置である。一対の軸受4L、4Rは、X軸ガイドレール743rに沿って、ベース72の上面に配置されている。一対の軸受4L、4Rは、左右方向に離間して配置されている。ボールねじ2は、ねじ軸20と、ナット部材21と、多数のボール(図略)と、を備えている。ねじ軸20は、左右方向に延在している。ねじ軸20の右端(基端)は軸受4Rにより、ねじ軸20の左端(先端)は軸受4Lにより、回転可能に支持されている。ナット部材21は、ねじ軸20に環装されている。ナット部材21は、多数のボールを介して、ねじ軸20に螺合している。ナット部材21には、X軸スライダ741が固定されている。モータ3は、サーボモータである。モータ3は、ねじ軸20の右端に連結されている。制御装置5からの指示により、モータ3は、ねじ軸20を、自身の軸周りに回転可能である。ねじ軸20の回転(ねじ軸20とナット部材21との相対回転)に伴って、ナット部材21つまりX軸スライダ741は、X軸ガイドレール743f、743rに沿って、左右方向(ねじ軸20の軸方向)に移動可能である。
Y軸ボールねじ装置1Yの構成は、X軸ボールねじ装置1Xと同様である。すなわち、Y軸ボールねじ装置1Yは、ボールねじ2と、モータ3と、一対の軸受4f、4rと、制御装置5と、を備えている。一対の軸受4f、4rは、Y軸ガイドレール742に沿って、X軸スライダ741の上面に配置されている。ボールねじ2のねじ軸20は、前後方向に延在している。ナット部材21には、Y軸スライダ740が固定されている。制御装置5からの指示により、モータ3は、ねじ軸20を、自身の軸周りに回転可能である。ねじ軸20の回転(ねじ軸20とナット部材21との相対回転)に伴って、ナット部材21つまりY軸スライダ740は、Y軸ガイドレール742に沿って、前後方向(ねじ軸20の軸方向)に移動可能である。
電子部品Pを基板Bに装着する場合は、制御装置5が、X軸ボールねじ装置1X、Y軸ボールねじ装置1Yを適宜駆動し、部品供給装置(図略)から基板Bの所定の装着座標まで、吸着ノズル745により電子部品Pを搬送する。
<ボールねじ装置の制御方法>
次に、本実施形態のボールねじ装置の制御方法について説明する。なお、X軸ボールねじ装置1X、Y軸ボールねじ装置1Yの制御方法は同様である。ここでは、代表して、X軸ボールねじ装置1Xの制御方法について説明する。図2に、ねじ軸の規定回転速度パターンを示す。図3に、ねじ軸の調整後の回転速度パターンを示す。なお、図2、図3に示す、規定回転速度パターン、調整後の回転速度パターンは、制御装置5の記憶部(図略)に、データとして格納されている。図3においては、図2の規定回転速度パターンを点線で示す。
図2、図3に示すように、ボールねじ2には、上限速度(限界速度、危険速度)Vmが設定されている。なお、上限速度Vmは、構造力学的な計算や実験により、取得される。上限速度Vmにおいては、ボールねじ2の回転速度と、ねじ軸20の固有振動数と、が一致してしまう。このため、ボールねじ2が共振してしまう。上限速度Vmは、ねじ軸20の左右方向(軸方向)中央から左右方向両端に近づくに従って、小さくなる。
ねじ軸20の回転速度は、上限速度Vmに到達しないように(上限速度Vm未満になるように)、設定される。ねじ軸20の軸方向におけるナット部材21のストロークL(基端点P1〜先端点P2)は、速度変化区間L1と、定速区間L2と、速度変化区間L3と、を有している。
まず、図2に示す規定回転速度パターンについて説明する。規定回転速度パターンの場合、速度変化区間L1(基端点P1〜点Pa)におけるねじ軸20の回転加速度は、最大加速度(回転加速度の最大値)a1に固定されている。同様に、速度変化区間L3(先端点P2〜点Pb)におけるねじ軸20の回転加速度は、最大加速度(回転加速度の最大値)d1に固定されている。速度変化区間L1の定速区間側の端(点Pa)におけるねじ軸20の回転速度は、上限速度Vm直下の最大速度V1に設定されている。同様に、速度変化区間L3の定速区間側の端(点Pb)におけるねじ軸20の回転速度は、上限速度Vm直下の最大速度V1に設定されている。定速区間L2(点Pa〜点Pb)におけるねじ軸20の回転速度は、最大速度V1に固定されている。
次に、図3に示す調整後の回転速度パターンについて説明する。図2に点線ハッチングで示すように、規定回転速度パターンと、上限速度Vmと、の間には、ねじ軸の回転速度の調整可能領域A1〜A3が介在している。図3に示す回転速度パターンは、当該調整可能領域A1〜A3を活用することにより、ナット部材21の移動時間の短縮化を図っている。
制御装置5は、図2に示す調整可能領域A1〜A3を活用できるように、図3に示す速度変化区間L1(基端点P1〜点Pc)における最大加速度(規定加速度)a1、速度変化区間L3(先端点P2〜点Pd)における最大加速度(規定加速度)d1を、調整する。具体的には、最大加速度a1を、二段階の加速度(最大加速度a1、調整加速度a2)に、変更する。並びに、最大加速度d1を、二段階の加速度(最大加速度d1、調整加速度d2)に、変更する。なお、調整加速度(絶対値)a2は、最大加速度(絶対値)a1よりも、小さい。同様に、調整加速度(絶対値)d2は、最大加速度(絶対値)d1よりも、小さい。
調整後の回転速度パターンによると、図3のハッチング部分だけ、回転速度パターン下側の面積(実際にナット部材21を移動させる際の、ねじ軸20の回転速度の設定マージン)が広くなる。このため、ナット部材21の移動時間を短縮化することができる。
以下、制御装置5が、図3に示す回転速度パターンに従って、ナット部材21を移動させる場合について説明する。制御装置5は、図1に示すモータ3のエンコーダ(図略)からの信号を基に、ナット部材21の位置を認識している。
図3に一点鎖線c1で示すように、ナット部材21を始点Peから終点Pfまで移動させる場合、制御装置5は、始点Peの位置と、移動距離(=Pf−Pe)を基に、ねじ軸20の回転速度、回転加速度を算出する。すなわち、図3に示す回転速度パターンを上回らないように、かつ当該回転速度パターンに近づくように、制御装置5は、ナット部材21の回転速度、回転加速度を設定する。ねじ軸20の回転速度は、最大速度V2に到達する。このため、回転速度が最大速度V1までしか到達できない場合と比較して、ナット部材21の移動時間を短縮化することができる。
同様に、図3に一点鎖線c2で示すように、ナット部材21を始点(先端点)P2から終点Pgまで移動させる場合、制御装置5は、始点P2の位置と、移動距離(=Pg−P2)を基に、ねじ軸20の回転速度、回転加速度を算出する。すなわち、図3に示す回転速度パターンを上回らないように、かつ当該回転速度パターンに近づくように、制御装置5は、ナット部材21の回転速度、回転加速度を設定する。ねじ軸20の回転速度は、最大速度V2に到達する。このため、回転速度が最大速度V1までしか到達できない場合と比較して、ナット部材21の移動時間を短縮化することができる。
<作用効果>
次に、本実施形態のボールねじ装置およびその制御方法の作用効果について説明する。本実施形態のボールねじ装置(X軸ボールねじ装置1X、Y軸ボールねじ装置1Y)およびその制御方法によると、制御装置5は、図2に示す規定回転速度パターンを、図3に示す回転速度パターンに、変更することができる。すなわち、回転速度パターンの回転加速度を、予め設定された最大加速度(規定加速度)a1、d1に対して、調整することができる。このため、上限速度Vmに到達しない範囲で、ねじ軸20の回転速度の最大速度を調整することができる。具体的には、図2に示す最大速度V1を、図3に示す最大速度V2に、増加することができる。したがって、ナット部材21の移動時間を短縮化することができる。延いては、電子部品実装機7の生産能力を向上させることができる。また、X軸ボールねじ装置1X、Y軸ボールねじ装置1Yの性能を、十分に発揮することができる。
また、図2に示す規定回転速度パターンに対して、図3に示す調整後の回転速度パターンは、速度変化区間L1、L3が長く、定速区間L2が短く、最大速度V2が大きい。このため、ナット部材21の移動時間を短縮化することができる。
<その他>
以上、本発明のボールねじ装置およびその制御方法の実施の形態について説明した。しかしながら、実施の形態は上記形態に特に限定されるものではない。当業者が行いうる種々の変形的形態、改良的形態で実施することも可能である。
調整後のねじ軸の回転速度パターンは、特に限定しない。図4に、その他の実施形態のボールねじ装置のねじ軸の調整後の回転速度パターンを示す。なお、図3と対応する部位については、同じ符号で示す。図3に示す回転速度パターンと同様に、図4に示す回転速度パターンは、図2に示す調整可能領域A1〜A3を活用することにより、ナット部材21の移動時間の短縮化を図っている。
制御装置5は、図2に示す調整可能領域A1〜A3を活用できるように、図4に示す速度変化区間L1(基端点P1〜点Pc)における最大加速度、速度変化区間L3(先端点P2〜点Pd)における最大加速度を、調整する。具体的には、図2に示す最大加速度a1を、図4に示す調整加速度a3に変更する。並びに、図2に示す最大加速度d1を、図4に示す調整加速度d3に変更する。なお、調整加速度(絶対値)a3は、最大加速度(絶対値)a1よりも、小さい。同様に、調整加速度(絶対値)d3は、最大加速度(絶対値)d1よりも、小さい。
調整後の回転速度パターンによると、図4のハッチング部分と点線ハッチング部分との差分だけ、回転速度パターン下側の面積(実際にナット部材21を移動させる際の、ねじ軸20の回転速度の設定マージン)が広くなる。このため、ナット部材21の移動時間を短縮化することができる。また、図2に示す規定回転速度パターンに対して、図4に示す調整後の回転速度パターンは、速度変化区間L1、L3が長く、定速区間L2が短く、最大速度V2が大きい。このため、ナット部材21の移動時間を短縮化することができる。
制御装置5は、図2に示す規定回転速度パターンを有していなくてもよい。すなわち、制御装置5は、図3、図4に示す修正後の回転速度パターンだけを有していてもよい。回転加速度を調整する区間は特に限定しない。図2〜図4に示す速度変化区間L1、L3のうち、少なくとも一方であればよい。一対の速度変化区間L1、L3における回転加速度の異同は特に限定しない。
図2に示す規定回転速度パターンの速度変化区間L1、L3の規定加速度は、最大加速度a1、d1でなくてもよい。この場合、図3、図4に示す調整後の回転速度パターンにおいて、速度変化区間L1、L3の回転加速度(絶対値)を、増加させることができる。このため、図2に示す調整可能領域A1、A3を活用することができる。
本発明のボールねじ装置の種類は特に限定しない。本発明のボールねじ装置を、ナット部材21がアクチュエータにより駆動される、ナット回転タイプのボールねじ装置として具現化してもよい。ボールねじ駆動用のアクチュエータの種類は特に限定しない。例えば、ステッピングモータなどを用いてもよい。本発明のボールねじ装置は、電子部品実装機7において、吸着ノズル745移動用、基板Bのバックアップ装置移動用、基板Bの搬送幅変更用などに用いることができる。また、本発明のボールねじ装置は、電子部品実装機7以外の対基板作業機(スクリーン印刷機、基板外観検査機など)、工作機械(マシニングセンタ、旋盤など)などに用いることができる。
1X:X軸ボールねじ装置(ボールねじ装置)、1Y:Y軸ボールねじ装置(ボールねじ装置)、2:ボールねじ、3:モータ(アクチュエータ)、4L:軸受、4R:軸受、4f:軸受、4r:軸受、5:制御装置、7:電子部品実装機、20:ねじ軸、21:ナット部材、72:ベース、73:基板搬送装置、74:XYロボット、730f:コンベアベルト、730r:コンベアベルト、740:Y軸スライダ、741:X軸スライダ、742:Y軸ガイドレール、743f:X軸ガイドレール、743r:X軸ガイドレール、744:装着ヘッド、745:吸着ノズル、A1〜A3:調整可能領域、B:基板、L:ストローク、L1:速度変化区間、L2:定速区間、L3:速度変化区間、P:電子部品、P1:基端点、P2:先端点、V1:最大速度、V2:最大速度、Vm:上限速度、a1:最大加速度、a2:調整加速度、a3:調整加速度、d1:最大加速度、d2:調整加速度、d3:調整加速度

Claims (2)

  1. ねじ軸と、前記ねじ軸に環装されるナット部材と、を有し、前記ねじ軸と前記ナット部材との相対回転に伴って、前記ナット部材が前記ねじ軸の軸方向に移動可能なボールねじと、
    前記ねじ軸または前記ナット部材を回転駆動するアクチュエータと、
    前記アクチュエータを制御する制御装置と、
    を備え、電子部品実装機の吸着ノズル移動のための第1軸スライダに配置される、第2軸用ボールねじ装置であって、
    前記相対回転の回転速度の上限速度は、前記ねじ軸の軸方向位置に応じて変化し、
    前記制御装置は、前記ねじ軸の軸方向位置に対する前記相対回転の回転速度パターンを有し、
    前記回転速度パターンは、前記ねじ軸の軸方向両端に対応して、一対の速度変化区間を有し、
    前記制御装置は、少なくとも一方の前記速度変化区間の前記相対回転の回転加速度を、前記回転速度が前記上限速度未満になるように、予め設定された規定加速度に対して、調整し、
    前記規定加速度は、最大加速度であり、
    一対の前記速度変化区間と、一対の前記速度変化区間の間に配置される定速区間と、を有し、前記速度変化区間における前記回転加速度が最大加速度に、前記速度変化区間の前記定速区間側の端における前記回転速度が前記上限速度直下の最大速度に、前記定速区間における前記回転速度が前記最大速度に、各々、設定された規定回転速度パターンに対して、
    前記制御装置の有する前記回転速度パターンは、前記速度変化区間が長く、前記定速区間が短く、前記最大速度が大きく、
    前記回転速度パターンの一対の前記速度変化区間のうち、加速側の前記速度変化区間における前記回転加速度は、前記回転速度が0から前記最大速度までの間、一定になるように調整され、
    前記回転速度パターンの一対の前記速度変化区間のうち、減速側の前記速度変化区間における前記回転加速度は、前記回転速度が前記最大速度から0までの間、一定になるように調整されることを特徴とする第2軸用ボールねじ装置。
  2. ねじ軸と、前記ねじ軸に環装されるナット部材と、を有し、前記ねじ軸と前記ナット部材との相対回転に伴って、前記ナット部材が前記ねじ軸の軸方向に移動可能なボールねじを備え、電子部品実装機の吸着ノズル移動のための第1軸スライダに配置される、第2軸用ボールねじ装置の制御方法であって、
    前記相対回転の回転速度の上限速度は、前記ねじ軸の軸方向位置に応じて変化し、
    前記ねじ軸の軸方向位置に対する前記相対回転の回転速度パターンは、前記ねじ軸の軸方向両端に対応して、一対の速度変化区間を有し、
    少なくとも一方の前記速度変化区間の前記相対回転の回転加速度を、前記回転速度が前記上限速度未満になるように、予め設定された規定加速度に対して、調整し、
    前記規定加速度は、最大加速度であり、
    一対の前記速度変化区間と、一対の前記速度変化区間の間に配置される定速区間と、を有し、前記速度変化区間における前記回転加速度が最大加速度に、前記速度変化区間の前記定速区間側の端における前記回転速度が前記上限速度直下の最大速度に、前記定速区間における前記回転速度が前記最大速度に、各々、設定された規定回転速度パターンに対して、
    前記回転速度パターンは、前記速度変化区間が長く、前記定速区間が短く、前記最大速度が大きく、
    前記回転速度パターンの一対の前記速度変化区間のうち、加速側の前記速度変化区間における前記回転加速度は、前記回転速度が0から前記最大速度までの間、一定になるように調整され、
    前記回転速度パターンの一対の前記速度変化区間のうち、減速側の前記速度変化区間における前記回転加速度は、前記回転速度が前記最大速度から0までの間、一定になるように調整されることを特徴とする第2軸用ボールねじ装置の制御方法。
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