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JP6856277B1 - 音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システム、自動音声翻訳方法及びそのプログラム - Google Patents

音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システム、自動音声翻訳方法及びそのプログラム Download PDF

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JP6856277B1 JP2019215053A JP2019215053A JP6856277B1 JP 6856277 B1 JP6856277 B1 JP 6856277B1 JP 2019215053 A JP2019215053 A JP 2019215053A JP 2019215053 A JP2019215053 A JP 2019215053A JP 6856277 B1 JP6856277 B1 JP 6856277B1
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Abstract

【課題】挨拶などの簡易な言葉(音声)を発するだけで、言語の種類を判別し、翻訳する言語を容易に設定することができ、双方向の自動音声翻訳を簡易な操作で実現する。【解決手段】第1会話者A(日本人)が発する第1言語(日本語)の音声と、この第1言語と異なる第2会話者B(外国人)が発する第2言語(母国語)の音声を双方向に翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムであり、音声翻訳端末器1に、第2会話者Bが発する第2言語の音声データを入力し、その音声データを翻訳管理サーバ11に送信し、翻訳管理サーバ11で翻訳する言語(第1言語)を分析して特定することで、双方の翻訳言語が設定され、その設定された言語(第2言語)と第1言語の双方向に音声翻訳内容を音声翻訳端末器1へ送信し、音声を発する。【選択図】図2

Description

本発明は、ある言語で表現された会話の内容を他の言語の音声に翻訳する音声翻訳技術に係り、特に、会話している相手が発する言語が判別できないときに、その音声を入力し、その言語の種類を判別して音声翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システム、自動音声翻訳方法及びそのプログラムに関する。
従来の音声翻訳装置(通訳装置)は、それを使用する人の言語(例えば日本語)と、会話している相手の言語(例えば英語)との双方向に音声翻訳するものである。
この音声翻訳装置を用いて会話をする方法は、図12の「レンタカーを借りるときの会話」の作業概略図に示すように、この音声翻訳装置51は、先ず使用者の言語、例えば「日本語」を設定するスイッチを押し、次に会話相手の言語、例えば「英語」を設定するスイッチを押す。その後、使用者は音声翻訳装置51に「1日だけレンタカーを借りたいのですが」と音声をマイク52から入力する。この音声翻訳装置51はこの音声を取り込み、その音声データを、無線LANを通じて、音声翻訳を管理する管理サーバ53に送信する。この管理サーバ53では、データベースに蓄積された「レンタカーを借りたいのですが」に相当する英語表現を選択し、「I’d like to rent a car.」を選択し、この音声データを送信する。この音声データを受信した音声翻訳装置51が「I’d like to rent a car.」の音声に変換して、その音声をスピーカ54から出力する。この音声を会話の相手が聞いて、双方の会話が成立するようになっている。
このような翻訳装置に関する技術は種々提案されている。例えば、特許文献1の特開2019−174786号公報「音声翻訳装置、音声翻訳方法及びそのプログラム」のように、音声翻訳装置であって、前記音声翻訳装置の使用者または前記使用者の会話相手に操作されることにより翻訳開始を指示する翻訳開始ボタンと、マイクロホンアレイ部により取得された音響信号を信号処理することにより、音源方向を推定する音源方向推定部と、使用者、前記会話相手、及び、ディスプレイの異なる位置関係を示し、記憶部に記憶されている複数のレイアウト情報のうち、予め選択された一のレイアウト情報に示される位置関係を用いて、前記翻訳開始ボタンにより翻訳開始が指示された後において前記音源方向推定部により推定された音源方向に基づき、音声を発した会話者が前記使用者及び前記会話相手のうちの一方の者であることを特定し、かつ、第1言語と前記第1言語と異なる第2言語のうち前記音響信号の内容を認識する一方の言語と翻訳する他方の言語とを示す翻訳方向を決定する制御部と、前記制御部により決定された前記翻訳方向に従って、認識処理部に前記音響信号を前記一方の言語で認識させて得た、前記音響信号の内容を示すテキスト文、及び、翻訳処理部に当該テキスト文を他方の言語で翻訳させて得た、前記音響信号の内容を示す翻訳テキスト文を取得する翻訳部と、特定された前記一方の者の位置に対応する前記ディスプレイの領域に、前記テキスト文を表示させ、前記一方と異なる他方の者の位置に対応する、前記ディスプレイの領域に前記翻訳テキスト文を表示させるディスプレイ部とを備える、音声翻訳装置が提案されている。
特開2019−174786号公報
特許文献1に開示された「音声翻訳装置、音声翻訳方法及びそのプログラム」は、使用者とその会話相手とは、毎回ボタン操作を行ってから会話する必要があり、操作が煩雑であるという課題を解決したものである。使用者とその会話相手とが会話を開始する度にボタン操作をしなくても、翻訳開始時に翻訳開始ボタンを1度押すことで、音源方向に基づき、音声を発した会話者が使用者及び会話相手のうちの一方の者であることを特定することで、使用者と会話相手との会話に応じて認識言語と翻訳言語との切替が自動で行われるものである。しかし、会話相手が発する言語を判別できないときは、翻訳開始ボタンを押せないという問題を有していた。
従来の音声翻訳装置は、会話相手の言語の種類が明確に判別できるときは容易に利用できる。英語、フランス語、ドイツ語、中国語といった主要な言語のときは判別しやすく、その言語の種類のスイッチを容易に押すことができる。しかしながら、最近は日本において馴染みの少ない言語に出会う機会が多くなってきた。このような場合には、会話相手が発する言語を判別しづらく、音声翻訳装置を容易に使用できないという問題を有していた。
また、主要な言語であっても、いわゆる方言、訛り(なまり)がある音声の場合も言語を区別できないことがあった。例えば、英語といってもアメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語のように種々あり、それぞれ微妙に言語表現が相違している。
また、従来の音声翻訳装置では、日本人が海外旅行において病気、けがをしたときに、病院や周囲の人たちに、病気、けがの状況を正確に伝達しづらいことがあった。特に、言語そのものが不明なときは音声翻訳装置を的確に使用できないという問題を有していた。同様に、外国人が日本に旅行しているときに、病気、けがをしたときにも、その病気、けがの状況を正確に伝達できず、緊急に対応できないという問題を有していた。
更に、日本人が海外旅行において、又は外国人が日本に旅行しているときに、犯罪や事件に巻き込まれたときに、従来の音声翻訳装置では、警察や事件現場においてその状況について、正確に伝達できないことがあった。このときも言語そのものが不明なときは音声翻訳装置を使用できないという問題を有していた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、挨拶などの簡易な言葉(音声)を発するだけで、言語の種類を判別し、翻訳する言語を容易に設定することができ、双方向の自動音声翻訳を簡易な操作で実現することができる音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システム、自動音声翻訳方法及びそのプログラムを提供することにある。
本発明の自動音声翻訳システムは、第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声を双方向に翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムであって、
入力部(2)の操作により制御される制御部(3)と、第1言語を使用している第1会話者(A)が発する会話の音声データ及び第2言語を使用している第2会話者(B)が発する会話の音声データを入力する音声入力部(4)と、翻訳管理サーバ(11)で音声翻訳された第2言語の音声データ及び、同じく音声翻訳された第1言語の音声データを出力する音声出力部(5)と、該音声入力部(4)で入力した第1言語と第2言語の音声データを前記翻訳管理サーバ(11)に送信すると共に、該翻訳管理サーバ(11)から出力した第2言語と第1言語の音声データを受信する送信部・受信部(6)と、を有する音声翻訳端末器(1)と、
入力部(14)の操作により制御される制御部(12)と、前記音声翻訳端末器(1)の音声入力部(4)から入力した第1言語及び第2言語の音声データを受信し、翻訳管理サーバ(11)から出力した第2言語及び第1言語の音声データを送信する送信部・受信部(13)と、言語の種類特定に関する情報データを蓄積した多言語情報データベース(18a)と、「方言」と医療関係用語、刑事事件関係用語のような「専門用語」を蓄積した専門用語・方言情報データベース(18b)と、該送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語による専門用語に関する会話内容の音声データ、又は第2会話者(B)が方言により発する第2言語の音声データから、該多言語情報データベース(18a)と該専門用語・方言情報データベース(18b)を用いてその第2言語の種類を特定する言語分析部(16)と、該言語分析部(16)で設定された第2言語を第1言語に音声翻訳し、第1言語を第2言語に音声翻訳する翻訳部(15)と、を有する翻訳管理サーバ(11)と、を備え、
前記音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)が発する第2言語による専門用語に関する会話内容の音声データ、又は第2会話者(B)が方言により発する第2言語の音声データを入力し、
その音声データを前記翻訳管理サーバ(11)に送信し、該翻訳管理サーバ(11)で翻訳する言語(第2言語)を分析して特定することで、その翻訳言語が設定され、
その設定された言語(第2言語)と第1言語の双方向に音声翻訳内容を該音声翻訳端末器(1)へ送信し、音声を発するように構成された、ことを特徴とする。
また、本発明の自動音声翻訳システムは、第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声と、更に第1言語、第2言語と異なる第3会話者(C)が発する第3言語の音声をそれぞれに翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムであって、
入力部(2)の操作により制御される制御部(3)と、第1言語を使用している第1会話者(A)が発する会話の音声データ、第2言語を使用している第2会話者(B)が発する会話の音声データ及び第3言語を使用している第3会話者(C)が発する会話の音声データを入力する音声入力部(4)と、翻訳管理サーバ(11)で音声翻訳された第2言語、第3言語の音声データ及び、同じく音声翻訳された第1言語の音声データを出力する音声出力部(5)と、該音声入力部(4)で入力した第1言語、第2言語及び第3言語の音声データを前記翻訳管理サーバ(11)に送信すると共に、該翻訳管理サーバ(11)から出力した第2言語、第3言語と第1言語の音声データを受信する送信部・受信部(6)と、有する音声翻訳端末器(1)と、
入力部(14)の操作により制御される制御部(12)と、前記音声翻訳端末器(1)の音声入力部(4)から入力した第1言語、第2言語及び第3言語の音声データを受信し、翻訳管理サーバ(11)から出力した第2言語、第3言語及び第1言語の音声データを送信する送信部・受信部(13)と、言語の種類特定に関する情報データを蓄積した多言語情報データベース(18a)と、「方言」と医療関係用語、刑事事件関係用語のような「専門用語」を蓄積した専門用語・方言情報データベース(18b)と、該送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語、第3会話者(C)が発する第3言語による専門用語に関する会話内容音声データ、又は第2会話者(B)、第3会話者(C)が方言により発する第2言語、第3言語の音声データから、該多言語情報データベース(18a)と該専門用語・方言情報データベース(18b)を用いてその第2言語、第3言語の種類を特定する言語分析部(16)と、該言語分析部(16)で設定された第2言語、第3言語が発する会話の音声を第1言語に音声翻訳し、第1言語を第2言語、第3言語に音声翻訳する翻訳部(15)と、を有する翻訳管理サーバ(11)と、を備え、
前記音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)、第3会話者(C)が発する第2言語、第3言語による専門用語に関する会話内容の音声データ、又は第2会話者(B)、第3会話者(C)が方言により発する第2言語、第3言語の音声データを入力し、その音声データを前記翻訳管理サーバ(11)に送信し、該翻訳管理サーバ(11)で翻訳する言語(第2言語、第3言語)を分析して特定することで、それぞれの翻訳言語が設定され、その設定された言語(第2言語、第3言語)と第1言語の双方向に音声翻訳内容を該音声翻訳端末器(1)へ送信し、音声を発するように構成された、ことを特徴とする。
本発明の自動音声翻訳方法は、第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声を双方向に翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法であって、
入力部(2)の操作により制御される制御部(3)を有する音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)が発する第2言語の音声データが入力され、
この第2言語の音声データが、翻訳管理サーバ(11)に送信され、
前記翻訳管理サーバ(11)に格納された多言語情報データベース(18a)と専門用語・方言情報データベース(18b)に基づいて、送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語による専門用語に関する会話内容の音声データ、又は第2会話者(B)が方言により発する第2言語の音声について、その第2言語の種類が設定され、
その後、前記音声翻訳端末器(1)に第2会話者(B)が発する第2言語の音声データが入力されると、第1言語に前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力され、
設定された第2言語と第1言語の双方向に前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力される、ことを特徴とする。
また、本発明の自動音声翻訳方法は、第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声と、更に第1言語、第2言語と異なる第3会話者(C)が発する第3言語の音声をそれぞれに翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法であって、
入力部(2)の操作により制御される制御部(3)を有する音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)が発する第2言語の音声データ、第3会話者(C)が発する第3言語の音声データが入力され、
この第2言語、第3言語の音声データが、翻訳管理サーバ(11)に送信され、
前記翻訳管理サーバ(11)に格納された多言語情報データベース(18a)と専門用語・方言情報データベース(18b)に基づいて、送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語、第3会話者(C)が発する第3言語による専門用語に関する会話内容音声データ、又は第2会話者(B)、第3会話者(C)が方言により発する第2言語、第3言語の音声について、その第2言語、第3言語の種類が設定され、
その後、前記音声翻訳端末器(1)に第2会話者(B)が発する第2言語、第3会話者(C)が発する第3言語の音声データが入力されると、第1言語に前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力され、
設定された第2言語、第3言語と第1言語それぞれに前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力される、ことを特徴とする。
本発明の自動音声翻訳のプログラムは、第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声を双方向に翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法を実行するプログラムであって、
第1会話者(A)が使用する音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)が発した第2言語の音声データを、翻訳管理サーバ(11)が受信する、受信ステップと、
前記翻訳管理サーバ(11)に格納された多言語情報データベース(18a)と専門用語・方言情報データベース(18b)に基づいて、送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語による専門用語に関する会話内容の音声、又は第2会話者(B)が方言により発する第2言語の音声から、その第2言語の種類を特定して翻訳言語を設定する、翻訳言語設定ステップと、
前記音声翻訳端末器(1)に第1会話者(A)が発する第1言語の音声データが入力されると第2言語に、及び第2会話者(B)が発する第2言語の音声データが入力されると第1言語に双方向に前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力する音声翻訳ステップと、から成る翻訳管理サーバ(11)が自動音声翻訳方法を実行る、ことを特徴とする。
また、本発明の自動音声翻訳のプログラムは、第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声と、更に第1言語、第2言語と異なる第3会話者(C)が発する第3言語の音声をそれぞれに翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法を実行するプログラムであって、
第1会話者(A)が使用する音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)が発した第2言語の音声データ、第3会話者(C)が発した第3言語の音声データを、翻訳管理サーバ(11)が受信する、受信ステップと、
前記翻訳管理サーバ(11)に格納された多言語情報データベース(18a)と専門用語・方言情報データベース(18b)に基づいて、送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語、第3会話者(C)が発する第3言語による専門用語に関する会話内容音声、又は第2会話者(B)、第3会話者(C)が方言により発する第2言語、第3言語の音声から、その第2言語、第3言語の種類を特定して翻訳言語を設定する、翻訳言語設定ステップと、
前記音声翻訳端末器(1)に第1会話者(A)が発する第1言語の音声データが入力されると第2言語、第3言語に、及び第2会話者(B)が発する第2言語の音声データ、第3会話者(C)が発する第3言語の音声が入力されると第1言語それぞれに前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力する音声翻訳ステップと、から成る翻訳管理サーバ(11)が自動音声翻訳方法を実行る、ことを特徴とする。
上記構成の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システム、自動音声翻訳方法及びそのプログラムでは、会話相手(第2会話者(B)、第3会話者(C))の発する言語(第2言語、第3言語)が不明な場合であっても、その会話相手が発する一言、例えば挨拶などの簡易な言葉(音声)を音声翻訳端末器(1)に話しかけるだけで、容易にその不明な言語の国名(種類)を判別し、双方の翻訳する言語の種類を容易に設定することができる。会話が必要な場面で迅速に双方向の自動音声翻訳を簡易な操作で実現することができる。
また、第2会話者(B)、第3会話者(C)の発する言語(第2言語、第3言語)が主要国の言語であってもいわゆる方言がある音声の場合においても容易に言語を判別できる。日本人が海外旅行において、又は外国人が日本に滞在しているときに、病気、けがをしたときに、病院や周囲の人に、病気、けがの状況を正確に伝達できる。日本人が海外旅行において、又は外国人が日本に滞在しているときに、犯罪や事件に巻き込まれたときに、警察や事件現場においてその状況について正確に伝達できる。
音声翻訳端末器(1)に、不明な言語を特定した際にその言語の種類をデータベース化した翻訳設定蓄積部(9)を備えているので、同様な不明な言語について、翻訳管理サーバ(11)からの分析を経ることなく言語の種類を迅速に特定できる。
本発明の実施例1の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムを説明する概略説明図であり、(a)は翻訳言語を設定する段階、(b)は双方向の音声翻訳の段階である。 本発明の実施例1の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムの構成を示すブロック図である。 第1言語の翻訳言語を設定する、言語分析1の作業フロー図である。 第2言語の翻訳言語を設定する、言語分析2の作業フロー図である。 第1言語と第2言語の翻訳言語を共に設定する、言語分析1、2の作業フロー図である。 本発明の実施例1の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムの変形例1を説明する概略説明図であり、(a)は翻訳言語を設定する段階、(b)は第2会話者との音声翻訳の段階である。 本発明の実施例1の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムの変形例1を説明する概略説明図であり、(c)は第3会話者Cとの音声翻訳の段階である。 方言を有する第2言語の翻訳言語を設定する設定方法の変形例1の言語分析の作業フロー図である。 専門用語を有する第2言語の翻訳言語を設定する設定方法の変形例2の言語分析の作業フロー図である。 本発明の自動音声翻訳方法を説明する概略説明図であり、(a)は第1言語と第2言語共に音声による翻訳言語を設定する状態、(b)は第2言語のみ音声による翻訳言語を設定する状態である。 本発明の実施例3の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳装置の構成を示すブロック図である。 従来の自動音声翻訳システムの構成を示す概略構成図である。
本発明の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムは、日本国内において、例えば外国人がその母国語で表現した会話の内容を、その母国語と異なる日本人の日本語の音声に双方向に翻訳する際に、この相手の言語を音声で判別し、設定するシステムである。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
<自動音声翻訳システムの構成>
図1は本発明の実施例1の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムを説明する概略説明図であり、(a)は翻訳言語を設定する段階、(b)は双方向の音声翻訳の段階である。図2は本発明の実施例1の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムの構成を示すブロック図である。
実施例1の本発明の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムは、音声翻訳を欲する会話者(第1会話者A)が使用する音声翻訳端末器1と、無線LANでデータが送受信される、翻訳に関する情報を管理する翻訳管理サーバ11とから構成されるシステムである。第1会話者Aの第1言語で表現された会話の内容を、第1言語と異なる第2会話者Bの第2言語の音声に双方向に翻訳する際に、この第2会話者Bの第2言語の相手の言語を音声で判別し、翻訳言語を設定するシステムである。
ここで第1会話者A、第1言語、第2会話者B、第2言語と表現しているが、これらは順番、等級とは関係なく、便宜的に表現したものである。例えば、第1会話者Aは日本人で、第1言語は日本語を意味する。第2会話者Bは外国人で、第2言語は日本語以外の母国語を意味する。即ち、本発明の自動音声翻訳システムを利用する人が、第1会話者Aとなる。例えば音声翻訳端末器1を持っている人がスペイン人のときは、第1会話者Aとなり、第1言語がスペイン語となる。その会話の相手がフランス人のときは、第2会話者Bとなり、第2言語が例えばフランス語となる。これらに例示した言語に限定されないことは勿論である。
<音声翻訳端末器の構成>
第1会話者Aが使用する音声翻訳端末器1は、図2に示すように、ON/OFFの電源スイッチの入力部2と、この入力部(操作ボタン)2の操作により制御されるCPUなどの制御部3を有する。この音声翻訳端末器1は、音声入力部4と音声出力部5を有する。音声入力部4は、第1言語を使用している第1会話者Aが発する会話の音声データと、第2言語を使用している第2会話者Bが発する会話の音声データを入力するマイクなどである。音声出力部5は、後述する翻訳管理サーバ11で音声翻訳された第2言語の音声データと、同じく音声翻訳された第1言語の音声データを出力するスピーカなどである。なお、図示例では、2個の音声翻訳端末器1しか表示されていないが、これが多数あることは勿論である。
音声翻訳端末器1は、その送信部・受信部6が音声入力部4で入力した第1言語と第2言語の音声データを翻訳管理サーバ11の送信部・受信部13に送信すると共に、この翻訳管理サーバ11から出力した第2言語と第1言語の音声データを受信する。この音声翻訳端末器1はインターネット21に接続して、翻訳管理サーバ11の送信部・受信部13に送信・受信する。
この音声翻訳端末器1には、翻訳管理サーバ11により音声翻訳すべき言語が判別されたきに、それぞれの言語を設定する翻訳設定部7を有する。この翻訳設定部7は、例えば第2会話者Bの第2言語が「英語」と判別され、第1会話者Aの第1言語の「日本語」との間で双方向に音声翻訳することを設定する。
この音声翻訳端末器1には、表示部8と翻訳設定蓄積部9を有する。表示部8はスイッチのON/OFF、現在の言語の種類、無線LANの受信状況、バッテリー残量などの情報を表示する。音声翻訳端末器1のモニター画面(表示部8)がタッチパネルのときは、そのまま第1言語、第2言語、専門用語等を入力する入力部2として機能する。キーボード、操作ボタンがあるときはこれが入力部2となる。
翻訳設定蓄積部9は、後述する不明な言語を特定した際にその言語の種類をデータベース化したものである。同様な不明な言語について、翻訳管理サーバ11からの分析を経ることなく言語の種類を迅速に特定できるようになっている。
<翻訳管理サーバの構成>
翻訳管理サーバ11は、図2に示すように、例えばCPUなどの制御部12によって構成され、送信部・受信部13、入力部14、翻訳部15、言語分析部16、表示部17とから成る。更に、各国の言語に関するデータを格納する多言語情報データベース18aと、専門用語、方言に関する情報を格納する専門用語・方言情報データベース18bとを有する。
多言語情報データベース18aは、例えば日本語に相当する意味合いを有する外国語の表現に関する情報データを蓄積したデータベースである。更に英語とスペイン語の双方向の音声翻訳、ドイツ語と中国語の双方向の音声翻訳にも対応できるようになっている。その他種々の音声翻訳に対応するようになっている。
専門用語・方言情報データベース18bは、専門用語、方言に関する情報データを蓄積したデータベースである。これは例えば英語であれば、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語の微妙な相違に関する情報データを蓄積したデータベースがある。病気・ケガについて各言語の表現に関する情報データを蓄積したデータベースがある。更に、犯罪・事件について各言語の表現に関する情報データを蓄積したデータベースがある。これらの専門用語・方言情報データベースは一例であって、その他の種々の言語に関する情報データが該当する。
翻訳管理サーバ11は、音声翻訳端末器1から送信された音声データについて翻訳部15が所定の言語に音声翻訳する。英語を日本語に音声翻訳し、第1会話者Aの第1言語(英語)の会話内容を理解する。次に第2会話者Bの第2言語(日本語)を英語に音声翻訳し、会話相手(第1会話者A)に会話内容を理解してもらうようになっている。
翻訳管理サーバ11は、言語一時蓄積部(メモリ)19を有し、ここには翻訳部15が過去に翻訳した双方向の翻訳内容を一時的に蓄積する。
<翻訳言語の設定方法>
翻訳言語を設定する際は2種類の方法がある。第1の設定方法は、上述したような第2言語の判別し、翻訳言語の設定と同様な手順で、第1言語の翻訳言語についても設定することができる。例えば、日本語を第1言語にしたいときは、音声翻訳端末器1の音声入力部4に「おはよう」と発して、翻訳管理サーバ11において第1言語が「日本語」であることを特定し、翻訳言語とする設定方法である。
第2の設定方法は、本発明の音声翻訳端末器1を操作する第1会話者Aは、第1言語は予め自ら選択できるので、音声翻訳端末器1に第1言語の種類を入力部2で特定する設定方法である。
図3は第1言語の翻訳言語を設定する、言語分析1の作業フロー図である。図4は第2言語の翻訳言語を設定する、言語分析2の作業フロー図である。図5は第1言語と第2言語の翻訳言語を共に設定する、言語分析1、2の作業フロー図である。
音声翻訳端末器1を有する第1会話者Aは、図3と図5に示すように、「おはよう」とスピーカなどの音声入力部4に発する。この音声翻訳端末器1に入力された音声データは、送信部・受信部6,13とインターネット21を介して、翻訳管理サーバ11に送信される。
翻訳管理サーバ11では、受信した音声データについて、言語情報データベース18aに格納されたデータと比較し、音声データの言語について判定、推測する。例えば、第1言語の音声について、その第1言語の種類が「日本語」と判別される。その翻訳言語の設定情報が、送信部・受信部6,13とインターネット21を介して、音声翻訳端末器1に送信され、音声翻訳端末器1の翻訳設定部7に判断された翻訳言語(日本語)が設定される。翻訳機能の起動中は、第1言語は日本語で出力する。
次に、言語が不明な第2会話者Bは、図4と図5に示すように、音声入力部4に「Buenos dias.」と発する。この音声翻訳端末器1に入力された音声データが、送信部・受信部6,13とインターネット21を介して、翻訳管理サーバ11に送信される。受信した音声データは、翻訳管理サーバ11に格納された言語情報データベース18aに基づいて、第2言語の音声について、その第2言語の種類が「スペイン語」と判別される。その翻訳言語の設定情報が、送信部・受信部6,13とインターネット21を介して、音声翻訳端末器1に送信され、音声翻訳端末器1の翻訳設定部7に判断された翻訳言語(英語)が設定される。翻訳機能の起動中は、第2言語はスペイン語で出力する。
その後、図5に示すように、特定された第1言語と第2言語の双方向に翻訳された音声が音声翻訳端末器1に出力される。この翻訳設定部7に基づき、「スペイン語」の会話音声が音声翻訳端末器1に取り込まれると、その会話内容が翻訳管理サーバ11で「日本語」に音声翻訳される。「日本語」の会話音声が音声翻訳端末器1に取り込まれると、その会話内容が翻訳管理サーバ11で「スペイン語」に音声翻訳される。これにより音声翻訳が双方向になされ、第1会話者Aと第2会話者Bの間で会話の意思の疎通が図れる。
本発明の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムは、これを使用中に、緊急放送が入った場合に、その言語をセットして優先的に翻訳する機能を含めることが可能である。
<翻訳言語の設定方法の変形例1>
図6は本発明の実施例1の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムの変形例1を説明する概略説明図であり、(a)は翻訳言語を設定する段階、(b)は第2会話者との音声翻訳の段階である。図7は本発明の実施例1の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムの変形例1を説明する概略説明図であり、(c)は第3会話者Cとの音声翻訳の段階である。
変形例1の自動音声翻訳システムは、会話者が3名の場合にも使用できる。変形例1の自動音声翻訳システムは、第1会話者Aが発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者Bが発する第2言語の音声と、更に第1言語、第2言語と異なる第3会話者Cが発する第3言語の音声とをそれぞれに翻訳するシステムである。
変形例1の音声翻訳端末器1は、入力部2の操作により制御される制御部3と、第1言語を使用している第1会話者Aが発する会話の音声データ、第2言語を使用している第2会話者Bが発する会話の音声データ及び第3言語を使用している第3会話者Cが発する会話の音声データを入力する音声入力部4と、翻訳管理サーバ11で音声翻訳された第2言語、第3言語の音声データ及び、同じく音声翻訳された第1言語の音声データを出力する音声出力部5と、音声入力部4で入力した第1言語、第2言語と第3言語の音声データを翻訳管理サーバ11に送信すると共に、翻訳管理サーバ11から出力した第2言語、第3言語と第1言語の音声データを受信する送信部・受信部6と、を有する。
変形例1の翻訳管理サーバ11は、入力部14の操作により制御される制御部12と、音声翻訳端末器1の音声入力部4から入力した第1言語、第2言語及び第3言語の音声データを受信し、翻訳管理サーバ11から出力した第2言語、第3言語及び第1言語の音声データを送信する送信部・受信部13と、言語の種類特定に関する情報データを蓄積した言語情報データベース18aと、送信部・受信部13で入力した第2言語、第3言語の音声データから、該言語情報データベース18aを用いてその第2言語、第3言語の種類を特定する言語分析部16と、言語分析部16で設定された第2言語、第3言語を第1言語に音声翻訳し、第2言語、第3言語を第1言語に音声翻訳する翻訳部15と、を有する。
変形例1の自動音声翻訳システムは、音声翻訳端末器1に、第2会話者Bが発する第2言語の音声データを入力し、その音声データを翻訳管理サーバ11に送信し、翻訳管理サーバ11で翻訳する言語(第2言語、第3言語)を分析して特定することで、それぞれの翻訳言語が設定され、その設定された言語(第2言語、第3言語)と第1言語の双方向に音声翻訳内容を該音声翻訳端末器1へ送信し、音声を発するようになっている。
図示例では、不明な第2会話者Bの第2言語を「スペイン語」と設定した後に、更に不明な第3会話者Cの第3言語を「イタリア語」と設定した状態を示す。言語が不明な第3会話者Cは、図6(a)に示すように、音声入力部4に「Buongiorno.」と発する。この音声翻訳端末器1に入力された音声データが、送信部・受信部6,13とインターネット21を介して、翻訳管理サーバ11に送信される。受信した音声データは、翻訳管理サーバ11に格納された多言語情報データベース18aに基づいて、第3言語の音声について、その第3言語の種類が「イタリア語」と判別される。その翻訳言語の設定情報が、送信部・受信部6,13とインターネット21を介して、音声翻訳端末器1に送信され、音声翻訳端末器1の翻訳設定部7に判断された翻訳言語(英語)が設定される。翻訳機能の起動中は、第3言語はイタリア語で出力する。
<翻訳言語の設定方法の変形例2>
図8は方言を有する第2言語の翻訳言語を設定する設定方法の変形例2の言語分析の作業フロー図である。
言語が不明な第2会話者Bが方言を有する場合は、図8に示すように、「Good day」と音声入力部4に発する。この音声翻訳端末器1に入力された音声データが、翻訳管理サーバ11に送信される。受信した音声データは、翻訳管理サーバ11に格納された言語情報データベース18aに基づいて、第2言語の音声について、種々ある英語のいずれかであると判定される。その判断基準は、方言、イントネーション、語尾、語頭、特徴的発音(巻き舌、濃音など)から判断される。アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語などの中から、あいさつが「Good day」となるため、オーストラリア英語と判断される。
専門用語・方言情報データベース18bには、英語に限らず、例えば、フランス語についてフランス国のほかにカナダ仏語、アフリカの仏語などが含まれる。また、ドイツ語もヨーロッパのドイツ国のほかにスイス独語などが含まれる。
<翻訳言語の設定方法の変形例3>
図9は専門用語を有する第2言語の翻訳言語を設定する設定方法の変形例3の言語分析の作業フロー図である。
日本人である第1会話者Aは第1言語を日本語に設定する。
第2会話者Bは第2言語を判別してもらうために、図9に示すように、「Gunaydin」と音声入力部4に発する。この音声翻訳端末器1に入力された音声データが、翻訳管理サーバ11に送信される。受信した音声データは、翻訳管理サーバ11に格納された言語情報データベース18aに基づいて、第2言語の音声について、「トルコ語」と判別し、翻訳言語は「トルコ語」と設定する。
次に、第2会話者Bは「Cuzdnim Calindi」と音声入力部4に発する。これは「財布を盗まれた」の意味を有するので、受信した音声データは、翻訳管理サーバ11に格納された専門用語・方言情報データベース18bに基づいて、第2言語の音声について、翻訳言語は「トルコ語」であり、犯罪に関する専門用語が必要であると設定する。
その第1言語が日本語と共に、第2言語はトルコ語となり、犯罪用語が主な内容になるとも判断される。その設定情報が音声翻訳端末器1に送信され、音声翻訳端末器1の翻訳設定部7に判断された翻訳言語(日本語、犯罪用語)が設定される。翻訳機能の起動中は、第1言語は「日本語」で、第2言語は「トルコ語」で出力する。
専門用語・方言情報データベース18bには、犯罪用語に限定されず、科学用語、法律用語などの種々の専門用語を含む。
<自動音声翻訳方法の構成>
図10は本発明の自動音声翻訳方法を説明する概略説明図であり、(a)は第1言語と第2言語共に音声による翻訳言語を設定する状態、(b)は第2言語のみ音声による翻訳言語を設定する状態である。
本発明の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法には、図10(a)に示すように、第1言語と第2言語共に音声による翻訳言語を設定する方法がある。この自動音声翻訳方法は、入力部2の操作により制御される制御部3を有する音声翻訳端末器1に、第1会話者Aが発する第1言語の音声データが入力され、この第1言語の音声データが、翻訳管理サーバ11に送信され、この翻訳管理サーバ11に格納された言語情報データベース18aに基づいて、この送信部・受信部13で入力した第1言語の音声について、その第1言語の種類が判別される。
次に、同じく音声翻訳端末器1に、第2会話者Bが発する第2言語の音声データが入力され、この第2言語の音声データが、翻訳管理サーバ11に送信され、この翻訳管理サーバ11に格納された言語情報データベース18aに基づいて、送信部・受信部13で入力した第2言語の音声について、その第2言語の種類が判別される。
音声翻訳端末器1に第2会話者Bが発する第2言語の音声データが入力されると、第2言語に翻訳された音声が音声翻訳端末器1に出力され、この音声翻訳端末器1に第1言語の音声データが入力されて双方の言語が設定される。その後、設定された第2言語と第1言語の双方向に翻訳された音声が音声翻訳端末器1に出力される。
図10(b)に示すように、第2言語のみ音声による翻訳言語を設定する方法がある。この自動音声翻訳方法は、第1会話者Aは、現在自己が使用している言語であるため、予め第1言語を設定することができる。第2言語の設定は、上述した方法で設定する。
その後は、本発明の音声入力で自動音声翻訳方法は、設定された第1言語と第2言語について、第1会話者Aが発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者Bが発する第2言語の音声を双方向に音声翻訳する。
この自動音声翻訳方法の場合にも、第1言語、第2言語と異なる第3会話者Cが発する第3言語の音声についても、その翻訳言語を設定する共に、第1言語に翻訳する機能を持たせることも可能である。
<自動音声翻訳方法を実行するプログラムの構成>
実施例2は音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法を実行させるプログラムである。実施例2のプログラムは、第1会話者Aが使用する音声翻訳端末器1に、第2会話者Bが発する第2言語の音声データを入力する、入力ステップと、この第2言語の音声データを、翻訳管理サーバ11に送信する、送信ステップと、この翻訳管理サーバ11に格納された言語情報データベース18aに基づいて、送信部・受信部13で入力した第2言語の音声から、その第2言語の種類を特定して設定する、言語設定ステップと、音声翻訳端末器1に第1会話者Aが発する第1言語の音声データが入力されると第2言語に、及び第2会話者Bが発する第2言語の音声データが入力されると第1言語に双方向に翻訳された音声が音声翻訳端末器1に出力する音声翻訳ステップと、とをコンピュータに実行させるプログラムである。
実施例2のプログラムは、第1会話者Aが発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者Bが発する第2言語の音声を双方向に翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法を実行させるプログラムである。これにより、挨拶などの簡易な言葉(音声)を発するだけで、言語の種類を判別し、翻訳する言語を容易に設定することができ、双方向の自動音声翻訳を簡易な操作で実現することができる。
なお、これらのうちの一部の具体的な態様は、音声翻訳システム、音声翻訳方法、音声翻訳コンピュータプログラムまたはコンピュータで読み取り可能なCD−ROMなどの記録媒体を用いて実現される。また、音声翻訳システム、音声翻訳方法、音声翻訳コンピュータプログラムまたは記録媒体の任意な組み合わせを用いて実現される。
このプログラムの場合にも、第1言語、第2言語と異なる第3会話者Cが発する第3言語の音声についても、その翻訳言語を設定する共に、第1言語に翻訳する機能を持たせることも可能である。
<自動音声翻訳装置の構成>
図11は本発明の実施例3の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳装置の構成を示すブロック図である。
実施例3の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳装置31は、第1会話者Aが発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者Bが発する第2言語の音声を双方向に翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳装置である。実施例3の自動音声翻訳装置31は、入力部32の操作により制御される制御部33と、第1言語を使用している第1会話者Aが発する会話の音声データ及び第2言語を使用している第2会話者Bが発する会話の音声データを入力する音声入力部34と、言語の種類特定に関する情報データを蓄積した言語情報データベース35と、この音声入力部34で入力した第2言語の音声データから、この言語情報データベース35を用いてその第2言語の種類を特定する言語分析部36と、この言語分析部36で特定された第2言語を第1言語に音声翻訳し、第2言語が発する会話の音声を第1言語に音声翻訳する翻訳部37と、この翻訳部37で音声翻訳された第2言語の音声データ及び、同じく音声翻訳された第1言語の音声データを出力する音声出力部38と、音声翻訳すべき言語が判別されたきに、それぞれの言語を設定する翻訳設定部39と、翻訳部37が過去に翻訳した双方向の翻訳内容を一時的に蓄積する言語一時蓄積部(メモリ)40と、を備えたものである。
実施例3の自動音声翻訳装置31は、音声入力部34に、第2会話者Bが発する第2言語の音声データを入力し、言語分析部36が翻訳する言語(第2言語)を分析して特定することで、双方の翻訳言語が設定され、その設定された言語(第2言語)と第1言語の双方向に音声翻訳内容の音声を発するように構成されたものである。
更に、実施例3の自動音声翻訳装置31は、音声翻訳すべき言語が判別されたときに、それぞれの言語を設定する翻訳設定部39と、翻訳部37が過去に翻訳した双方向の翻訳内容を一時的に蓄積する。スイッチのON/OFF、現在の言語の種類、バッテリー残量などの情報は表示部41に表示される。
この自動音声翻訳装置31の場合にも、第1言語、第2言語と異なる第3会話者Cが発する第3言語の音声についても、その翻訳言語を設定する共に、第1言語に翻訳する機能を持たせることも可能である。
なお、本発明は、挨拶などの簡易な言葉(音声)を発するだけで、言語の種類を判別し、翻訳する言語を容易に設定することができ、双方向の自動音声翻訳を簡易な操作で実現することができる構成であれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システム、自動音声翻訳方法及びそのプログラムは、次のような場面に利用することができる。
(a)コンビニ、スーパー、ドラックストア等で外国人のお客様と接客する際
(b)外国人店員向けの接客アシストする場面
(c)日本語の方言に対応することで、地方の店舗などでも対応可能(例 英語→関西弁)(d)スマートスピーカーの対応言語を切り替える際
(e)スマートホンアプリなどで自国語設定したスマートホン等を持っていれば、公共の音声案内が、あらかじめスマートホン等に設定された自国語で公共の音声案内が再生する際
1 音声翻訳端末器
2 入力部
3 制御部
4 音声入力部
5 音声出力部
6 送信部・受信部
11 翻訳管理サーバ
12 制御部
13 送信部・受信部
14 入力部
15 翻訳部
16 言語分析部
18a 多言語情報データベース
18b 専門用語・方言情報データベース
31 自動音声翻訳装置
32 入力部
33 制御部
34 音声入力部
35 言語情報データベース
36 言語分析部
37 翻訳部
38 音声出力部
A 第1会話者
B 第2会話者
C 第3会話者

Claims (6)

  1. 第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声を双方向に翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムであって、
    入力部(2)の操作により制御される制御部(3)と、第1言語を使用している第1会話者(A)が発する会話の音声データ及び第2言語を使用している第2会話者(B)が発する会話の音声データを入力する音声入力部(4)と、翻訳管理サーバ(11)で音声翻訳された第2言語の音声データ及び、同じく音声翻訳された第1言語の音声データを出力する音声出力部(5)と、該音声入力部(4)で入力した第1言語と第2言語の音声データを前記翻訳管理サーバ(11)に送信すると共に、該翻訳管理サーバ(11)から出力した第2言語と第1言語の音声データを受信する送信部・受信部(6)と、を有する音声翻訳端末器(1)と、
    入力部(14)の操作により制御される制御部(12)と、前記音声翻訳端末器(1)の音声入力部(4)から入力した第1言語及び第2言語の音声データを受信し、翻訳管理サーバ(11)から出力した第2言語及び第1言語の音声データを送信する送信部・受信部(13)と、言語の種類特定に関する情報データを蓄積した多言語情報データベース(18a)と、「方言」と医療関係用語、刑事事件関係用語のような「専門用語」を蓄積した専門用語・方言情報データベース(18b)と、該送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語による専門用語に関する会話内容の音声データ、又は第2会話者(B)が方言により発する第2言語の音声データから、該多言語情報データベース(18a)と該専門用語・方言情報データベース(18b)を用いてその第2言語の種類を特定する言語分析部(16)と、該言語分析部(16)で設定された第2言語を第1言語に音声翻訳し、第1言語を第2言語に音声翻訳する翻訳部(15)と、を有する翻訳管理サーバ(11)と、を備え、
    前記音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)が発する第2言語による専門用語に関する会話内容の音声データ、又は第2会話者(B)が方言により発する第2言語の音声データを入力し、
    その音声データを前記翻訳管理サーバ(11)に送信し、該翻訳管理サーバ(11)で翻訳する言語(第2言語)を分析して特定することで、その翻訳言語が設定され、
    その設定された言語(第2言語)と第1言語の双方向に音声翻訳内容を該音声翻訳端末器(1)へ送信し、音声を発するように構成された、ことを特徴とする音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システム。
  2. 第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声と、更に第1言語、第2言語と異なる第3会話者(C)が発する第3言語の音声をそれぞれに翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システムであって、
    入力部(2)の操作により制御される制御部(3)と、第1言語を使用している第1会話者(A)が発する会話の音声データ、第2言語を使用している第2会話者(B)が発する会話の音声データ及び第3言語を使用している第3会話者(C)が発する会話の音声データを入力する音声入力部(4)と、翻訳管理サーバ(11)で音声翻訳された第2言語、第3言語の音声データ及び、同じく音声翻訳された第1言語の音声データを出力する音声出力部(5)と、該音声入力部(4)で入力した第1言語、第2言語及び第3言語の音声データを前記翻訳管理サーバ(11)に送信すると共に、該翻訳管理サーバ(11)から出力した第2言語、第3言語と第1言語の音声データを受信する送信部・受信部(6)と、を有する音声翻訳端末器(1)と、
    入力部(14)の操作により制御される制御部(12)と、前記音声翻訳端末器(1)の音声入力部(4)から入力した第1言語、第2言語及び第3言語の音声データを受信し、翻訳管理サーバ(11)から出力した第2言語、第3言語及び第1言語の音声データを送信する送信部・受信部(13)と、言語の種類特定に関する情報データを蓄積した多言語情報データベース(18a)と、「方言」と医療関係用語、刑事事件関係用語のような「専門用語」を蓄積した専門用語・方言情報データベース(18b)と、該送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語、第3会話者(C)が発する第3言語による専門用語に関する会話内容音声データ、又は第2会話者(B)、第3会話者(C)が方言により発する第2言語、第3言語の音声データから、該多言語情報データベース(18a)と該専門用語・方言情報データベース(18b)を用いてその第2言語、第3言語の種類を特定する言語分析部(16)と、該言語分析部(16)で設定された第2言語、第3言語が発する会話の音声を第1言語に音声翻訳し、第1言語を第2言語、第3言語に音声翻訳する翻訳部(15)と、を有する翻訳管理サーバ(11)と、を備え、
    前記音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)、第3会話者(C)が発する第2言語、第3言語による専門用語に関する会話内容の音声データ、又は第2会話者(B)、第3会話者(C)が方言により発する第2言語、第3言語の音声データを入力し、その音声データを前記翻訳管理サーバ(11)に送信し、該翻訳管理サーバ(11)で翻訳する言語(第2言語、第3言語)を分析して特定することで、それぞれの翻訳言語が設定され、その設定された言語(第2言語、第3言語)と第1言語の双方向に音声翻訳内容を該音声翻訳端末器(1)へ送信し、音声を発するように構成された、ことを特徴とする音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳システム。
  3. 第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声を双方向に翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法であって、
    入力部(2)の操作により制御される制御部(3)を有する音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)が発する第2言語の音声データが入力され、
    この第2言語の音声データが、翻訳管理サーバ(11)に送信され、
    前記翻訳管理サーバ(11)に格納された多言語情報データベース(18a)と専門用語・方言情報データベース(18b)に基づいて、送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語による専門用語に関する会話内容の音声データ、又は第2会話者(B)が方言により発する第2言語の音声について、その第2言語の種類が設定され、
    その後、前記音声翻訳端末器(1)に第2会話者(B)が発する第2言語の音声データが入力されると、第1言語に前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力され、
    設定された第2言語と第1言語の双方向に前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力される、ことを特徴とする音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法。
  4. 第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声と、更に第1言語、第2言語と異なる第3会話者(C)が発する第3言語の音声をそれぞれに翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法であって、
    入力部(2)の操作により制御される制御部(3)を有する音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)が発する第2言語の音声データ、第3会話者(C)が発する第3言語の音声データが入力され、
    この第2言語、第3言語の音声データが、翻訳管理サーバ(11)に送信され、
    前記翻訳管理サーバ(11)に格納された多言語情報データベース(18a)と専門用語・方言情報データベース(18b)に基づいて、送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語、第3会話者(C)が発する第3言語による専門用語に関する会話内容音声データ、又は第2会話者(B)、第3会話者(C)が方言により発する第2言語、第3言語の音声について、その第2言語、第3言語の種類が設定され、
    その後、前記音声翻訳端末器(1)に第2会話者(B)が発する第2言語、第3会話者(C)が発する第3言語の音声データが入力されると、第1言語に前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力され、
    設定された第2言語、第3言語と第1言語それぞれに前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力される、ことを特徴とする音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法。
  5. 第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声を双方向に翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法を実行するプログラムであって、
    第1会話者(A)が使用する音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)が発した第2言語の音声データを、翻訳管理サーバ(11)が受信する、受信ステップと、
    前記翻訳管理サーバ(11)に格納された多言語情報データベース(18a)と専門用語・方言情報データベース(18b)に基づいて、送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語による専門用語に関する会話内容の音声、又は第2会話者(B)が方言により発する第2言語の音声から、その第2言語の種類を特定して翻訳言語を設定する、翻訳言語設定ステップと、
    前記音声翻訳端末器(1)に第1会話者(A)が発する第1言語の音声データが入力されると第2言語に、及び第2会話者(B)が発する第2言語の音声データが入力されると第1言語に双方向に前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力する音声翻訳ステップと、から成る翻訳管理サーバ(11)が自動音声翻訳方法を実行る、ことを特徴とする音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法を実行するプログラム。
  6. 第1会話者(A)が発する第1言語の音声と、この第1言語と異なる第2会話者(B)が発する第2言語の音声と、更に第1言語、第2言語と異なる第3会話者(C)が発する第3言語の音声をそれぞれに翻訳する、音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法を実行するプログラムであって、
    第1会話者(A)が使用する音声翻訳端末器(1)に、第2会話者(B)が発した第2言語の音声データ、第3会話者(C)が発した第3言語の音声データを、翻訳管理サーバ(11)が受信する、受信ステップと、
    前記翻訳管理サーバ(11)に格納された多言語情報データベース(18a)と専門用語・方言情報データベース(18b)に基づいて、送信部・受信部(13)で入力した、第2会話者(B)が発する第2言語、第3会話者(C)が発する第3言語による専門用語に関する会話内容音声、又は第2会話者(B)、第3会話者(C)が方言により発する第2言語、第3言語の音声から、その第2言語、第3言語の種類を特定して翻訳言語を設定する、翻訳言語設定ステップと、
    前記音声翻訳端末器(1)に第1会話者(A)が発する第1言語の音声データが入力されると第2言語、第3言語に、及び第2会話者(B)が発する第2言語の音声データ、第3会話者(C)が発する第3言語の音声が入力されると第1言語それぞれに前記翻訳管理サーバ(11)によって翻訳された音声が該音声翻訳端末器(1)に出力する音声翻訳ステップと、から成る翻訳管理サーバ(11)が自動音声翻訳方法を実行る、ことを特徴とする音声入力で翻訳言語を設定する自動音声翻訳方法を実行するプログラム。

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