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JP6847680B2 - タイルカーペット及びその製造方法 - Google Patents

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JP6847680B2 JP2017010929A JP2017010929A JP6847680B2 JP 6847680 B2 JP6847680 B2 JP 6847680B2 JP 2017010929 A JP2017010929 A JP 2017010929A JP 2017010929 A JP2017010929 A JP 2017010929A JP 6847680 B2 JP6847680 B2 JP 6847680B2
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Description

本発明は、基布の上面にパイルが植設されてなるパイル布帛層の下面に、裏打ち層が積層一体化されたタイルカーペットに関する。
従来から、タイルカーペットは、ロールカーペットに比べて施工し易く、持ち運びが容易であり、部分的な貼り替えが可能などの利点から、オフィスや商業施設の床材として使用されている。タイルカーペットは、表面パイル層の目止めのためにその裏面に各種材料を塗布することが行われている。この目止めは、カーペットの毛羽立ちを防止させるという効果を目的としている。
特許文献1においては、タイルカーペットの断面の層構造において、敷設状態における下層から上層順に、ガラス繊維集合体布を境にして基材部下層の塩化ビニル混和物中シートの層、次層のガラス繊維集合体布の層、次いで基材部上層の塩化ビニル混和物軟質層、次いで基布部を含むカーペット部の層、の順で積層するタイルカーペットが開示されている。
なお、出願人は特許文献2を出願しており、上から表面パイル層、目止め層、裏打ち層の順に積層されたタイルカーペットにおいて、目止め層が低粘度ポリ塩化ビニル樹脂で形成され、粘度が5000CPS以下及び無機成分がポリ塩化ビニル樹脂100重量部に対して200重量以下であるタイルカーペットを開示している。
特開2005−2541号公報 特開2011−245067号公報
特許文献1では、基材部上層の低粘度塩化ビニルプラスチゾルの25℃のときの粘度が900mPa・S以下と低いため、カーペット部の基布へ樹脂が浸透しすぎてしまい、パイルを保持するために必要な樹脂が少なくなり、パイルの抜糸強度、剥離強度を維持することができない恐れがある。
上記特許文献2に記載の技術は、優れた耐ファズ性を発揮するが、さらに低塗布量で加工することができると共に、パイルの抜糸強度、剥離強度に優れたタイルカーペットが求められている。
本発明は、かかる技術的背景を鑑みてなされたものであって、低塗布量で加工することができ、耐ファズ性に優れると共に、パイルの抜糸強度、剥離強度に優れたタイルカーペット及びその製造方法を安価に提供することが目的である。
前記目的を達成するために、本発明は以下の手段を提供する。
[1] 基布の上面にパイルが植設されてなるパイル布帛層と、
該パイル布帛層の下面に積層された目止め樹脂層と、
該目止め樹脂層の下面に積層された中間樹脂層と、
該中間樹脂層の下面に裏打ち層と、
を備えたタイルカーペットであって、
前記パイル布帛層は、その裏面側にバックステッチを有し、
前記目止め樹脂層に用いられる樹脂は、塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルであり、
前記中間樹脂層に用いられる樹脂は、可塑剤とポリ塩化ビニル樹脂とが均一に混合されてなるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルであり、
前記中間樹脂層は、前記パイル布帛層裏面側の前記バックステッチと、前記裏打ち層とを保持させており、
前記目止め樹脂層の形成量が300g/m 〜500g/m であり、
前記中間樹脂層の形成量が100g/m 〜300g/m であり、
記裏打ち層は、
前記目止め樹脂層の下面に積層された第1バッキング樹脂層と、
前記第1バッキング樹脂層の下面に積層され、ガラス繊維及びポリエステル繊維からなる群より選ばれる少なくとも1種の繊維で構成された不織布又は織布からなる補強層と、
前記補強層の下面に積層された第2バッキング樹脂層と、
を含むと共に、
前記補強層には樹脂が含浸されて、前記補強層と前記第1バッキング樹脂層とが接着され、前記補強層と前記第2バッキング樹脂層とが接着されており、
前記各バッキング樹脂層は、塩化ビニル樹脂を含有してなるカーペット廃材を粉砕して得られたリサイクルシートである、
ことを特徴とするタイルカーペット。
[2] 前記塩化ビニル樹脂を含むラテックスは、塩化ビニル樹脂とアクリル樹脂とを含むラテックスである前項1に記載のタイルカーペット。
[3] 前記[1]、[2]に記載のタイルカーペットを製造する方法であって、
前記パイル布帛層の下面に、塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後に、前記パイル布帛層を加熱して前記目止め樹脂層を形成する工程と、
該目止め樹脂層の下面に、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後に、前記パイル布帛層を加熱して前記中間樹脂層を形成する工程と、
前記目止め樹脂層の下面に前記第1バッキング樹脂層を、該第1バッキング樹脂層の下面に前記補強層を、さらに、該補強層の下面に前記第2バッキング樹脂層を、それぞれ積層して、前記裏打ち層を形成する工程と、
を含む、
ことを特徴とするタイルカーペットの製造方法。
[4] 前記塩化ビニル樹脂を含むラテックスは、塩化ビニル樹脂とアクリル樹脂とを含むラテックスである前項3に記載のタイルカーペットの製造方法。
[1]の発明では、基布の上面にパイルが植設されてなるパイル布帛層と、
該パイル布帛層の下面に積層された目止め樹脂層と、
該目止め樹脂層の下面に積層された中間樹脂層と、
該中間樹脂層の下面に裏打ち層と、
を備えたタイルカーペットであって、
前記パイル布帛層は、その裏面側にバックステッチを有し、
前記目止め樹脂層に用いられる樹脂は、塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルであり、
前記中間樹脂層に用いられる樹脂は、可塑剤とポリ塩化ビニル樹脂とが均一に混合されてなるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルであり、
前記中間樹脂層は、前記パイル布帛層裏面側の前記バックステッチと、前記裏打ち層とを保持させており、
前記目止め樹脂層の形成量が300g/m 〜500g/m であり、
前記中間樹脂層の形成量が100g/m 〜300g/m であり、
記裏打ち層は、
前記目止め樹脂層の下面に積層された第1バッキング樹脂層と、
前記第1バッキング樹脂層の下面に積層され、ガラス繊維及びポリエステル繊維からなる群より選ばれる少なくとも1種の繊維で構成された不織布又は織布からなる補強層と、
前記補強層の下面に積層された第2バッキング樹脂層と、
を含むと共に、
前記補強層には樹脂が含浸されて、前記補強層と前記第1バッキング樹脂層とが接着され、前記補強層と前記第2バッキング樹脂層とが接着されており、
前記各バッキング樹脂層は、塩化ビニル樹脂を含有してなるカーペット廃材を粉砕して得られたリサイクルシートであるから、低塗布量で、基布へ浸透することを抑制することができ、パイルの抜糸強度、剥離強度に優れたタイルカーペットを得ることができる。
[2]の発明では、塩化ビニル樹脂を含むラテックスは、塩化ビニル樹脂とアクリル樹脂とを含むラテックスであるから、耐ファズ性、パイルの抜糸強度を向上させることができる。
[3]の発明では、前記請求項1または2に記載のタイルカーペットを製造する方法であって、
前記パイル布帛層の下面に、塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後に、前記パイル布帛層を加熱して前記目止め樹脂層を形成する工程と、
該目止め樹脂層の下面に、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後に、前記パイル布帛層を加熱して前記中間樹脂層を形成する工程と、
前記目止め樹脂層の下面に前記第1バッキング樹脂層を、該第1バッキング樹脂層の下面に前記補強層を、さらに、該補強層の下面に前記第2バッキング樹脂層を、それぞれ積層して、前記裏打ち層を形成する工程と、
を含む、
ことを特徴とするタイルカーペットの製造方法であるから、パイル布帛層の基布に樹脂が浸透して、耐ファズ性、パイルの抜糸強度に優れ、低塗布量で、基布へ浸透することを抑制することができ、パイルの抜糸強度、剥離強度に優れたタイルカーペットの製造方法とすることができる。
本発明に係るタイルカーペットの一実施形態を示す断面図である。
本発明に係るタイルカーペットの一実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態のタイルカーペット1は、基布3の上面にパイル2が植設されてなるパイル布帛層7と、該パイル布帛層7の下面に積層された目止め樹脂層5と、該目止め樹脂層5の下面に積層された中間樹脂層6と、該中間樹脂層6の下面に裏打ち層8を備えたタイルカーペットであって、前記目止め樹脂層5に用いられる樹脂は、塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルであり、前記中間樹脂層6に用いられる樹脂は、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルであり、前記目止め樹脂層5の形成量が200g/m〜800g/mであり、前記中間樹脂層6の形成量が50g/m〜500g/mであることを特徴とする。
本願発明の特徴としては、パイル布帛層7の下面に目止め樹脂層5を積層して、パイル布帛層7の基布3に目止め樹脂を浸透させて、目止め樹脂層5を形成してから、目止め樹脂層5の下面に中間樹脂層6を積層して、パイル布帛層7のバックステッチ4を保持させることにある。目止め樹脂層5を先に積層することで、パイル布帛層7の基布3に必要以上に中間樹脂層6に用いられる樹脂を浸透させないようにすることができ、パイル布帛層7のバックステッチ4と裏打ち層8とを、中間樹脂層6で保持することできる。この結果、低塗布量でも、耐ファズ性、パイルの抜糸強度、剥離強度に優れたタイルカーペットを得ることができる。
前記パイル布帛層7は、基布3の上面にパイル2が植設されてなる。前記パイル布帛層7の裏面側にはバックステッチ4がある。
前記基布3としては、特に限定されるものではないが、例えば、スパンボンド不織布、ニードルパンチ不織布、織布等が挙げられる。
前記基布3の素材としては、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエステル系繊維、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン系繊維等の熱可塑性繊維、またこれら各繊維の複合化繊維、或いはアセテート等の半合成繊維、レーヨン等の再生繊維、麻、綿などの天然繊維、或いはまたこれら繊維を混綿したもの等が挙げられる。
前記パイル2の素材は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、ポリプロピレン繊維、アクリル繊維、レーヨン繊維等の繊維からなるもの等が好適に用いられ、その他、麻、綿、羊毛等の天然繊維からなるもの等が挙げられる。
前記パイル2の形態は、特に限定されるものではないが、例えば、カットパイル、ループパイル等が挙げられる。
前記目止め樹脂層5に用いられる樹脂は、塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルである必要がある。前記目止め樹脂層5は、塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルで形成された層である。
前記中間樹脂層6に用いられる樹脂は、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルである必要がある。前記中間樹脂層6は、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルで形成された層である。
前記塩化ビニル樹脂を含むラテックスとは、水と塩化ビニル樹脂とを含み、均一に混合されているラテックスのことを意味する。中でも、塩化ビニル樹脂とアクリル樹脂とを含むラテックスであることがより好ましい。
前記ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルとは、可塑剤とポリ塩化ビニル樹脂とを含み、均一に混合されているペーストゾルのことを意味する。前記ポリ塩化ビニル樹脂とは、平均粒径が0.1μm〜2μm、粒子形態が非多孔質かつ球状、外観が白色微粉末である塩化ビニル樹脂のことを意味する。
前記目止め樹脂層5の形成量は、200g/m〜800g/mであることが必要である。200g/m未満ではファズ性、パイルの抜糸強度が悪くなり、800g/mを超えても、コストが上昇するだけでなく、重量が重くなり、目止め樹脂層5を固化させる時間が長くなるため、生産性が悪くなり、好ましくない。中でも300g/m〜500g/mがより好ましい。
前記中間樹脂層6の形成量は、50g/m〜500g/mであることが必要である。50g/m未満ではパイルの抜糸強度、剥離強度が悪くなり、500g/mを超えても、コストが上昇するだけでなく、重量が重くなり、中間樹脂層6を固化させる時間が長くなるため、生産性が悪くなり、好ましくない。中でも100g/m〜300g/mがより好ましい。
前記裏打ち層6は、特に限定されるものではないが、1ないし複数層のバッキング樹脂層と、ガラス繊維及びポリエステル繊維からなる群より選ばれる少なくとも1種の繊維で構成された不織布又は織布からなる補強層とを含んでいることが好ましい。
前記1ないし複数層のバッキング樹脂層は、塩化ビニル樹脂を含有してなるカーペット廃材を粉砕して得られたリサイクルシートであることが好ましい。
裏打ち層6は、目止め樹脂層5の下面に積層された第1バッキング樹脂層と、該第1バッキング樹脂層の下面に積層された補強層であってガラス繊維及びポリエステル繊維からなる群より選ばれる少なくとも1種の繊維で構成された不織布又は織布からなる補強層と、該補強層の下面に積層された第2バッキング樹脂層とからなることが好ましい。前記補強層には樹脂が含浸されている。この含浸樹脂により補強層と第1バッキング樹脂層とが接着されると共に補強層と第2バッキング樹脂層とが接着されている。
本発明に係るタイルカーペットの製造方法の一実施形態を説明する。基布3の上面にパイル2が植設されてなるパイル布帛層7と、該パイル布帛層7の下面に積層された目止め樹脂層5と、該目止め樹脂層5の下面に積層された中間樹脂層6と、該中間樹脂層6の下面に裏打ち層8と、を備えたタイルカーペット1の製造方法であって、パイル布帛層7の下面に塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後に、前記パイル布帛層7を加熱して目止め樹脂層5を形成する工程と、該目止め樹脂層5の下面に、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後に、前記パイル布帛層7を加熱して中間樹脂層6を形成する工程と、を含み、前記目止め樹脂層5の塗布量が200g/m(乾燥後)〜800g/m(乾燥後)であり、前記中間樹脂層6の塗布量が50g/m〜500g/mであることを特徴とする。
この発明に係るタイルカーペット1の製造方法について工程別に説明する。基布3の上面にパイル2が植設されてなるパイル布帛層7の裏面に、目止め樹脂層5として塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後に、公知の加熱炉、乾燥機等で加熱を行い、目止め樹脂層5を形成する。次に、目止め樹脂層5の下面に、中間樹脂層6としてポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後に、パイル布帛層7を加熱装置で加熱して中間樹脂層6を形成する。最後に、中間樹脂層6を形成しながら、上下一対の加圧ロールの間に挿通して圧着させ、連続走行する無端離型性ベルト(ベルトの表面にポリテトラフロエチレン層がコートされたもの)上に供給された裏打ち層8をパイル布帛層7の裏面に積層一体化させる。得られた積層体を所定形状、例えば500mm角の正方形に裁断すれば、最終製品としてのタイルカーペット1が得られる。
前記目止め樹脂層5を形成する工程と、前記中間樹脂層6を形成する工程とは、連続加工であってもよいし、不連続加工であってもよい。
前記目止め樹脂層5の塗布量は、200g/m(乾燥後)〜800g/m(乾燥後)であることが必要である。前記目止め樹脂層5の塗布量(乾燥後)は、前記目止め樹脂層5の形成量と同じ量である。前記目止め樹脂層5に塩化ビニル樹脂を含むラテックスを用いた場合は、ラテックス中に水分が含まれるため、パイル布帛層7に塗布した際は湿潤(WET)状態である。前記目止め樹脂層5の塗布量(乾燥後)は、パイル布帛層7に塩化ビニル樹脂を含むラテックスを塗布した後に、パイル布帛層7を加熱し、水分を乾燥させた後の重量を意味する。前記目止め樹脂層5にポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを用いた場合は、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾル中に水分が含まれないため、パイル布帛層7にポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した量と、パイル布帛層7にポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後パイル布帛層7を加熱し、乾燥させた後の重量は同じである。200g/m(乾燥後)未満ではファズ性、パイルの抜糸強度が悪くなり、800g/m(乾燥後)を超えても、コストが上昇するだけでなく、重量が重くなり、目止め樹脂層5を固化させる時間が長くなるため、生産性が悪くなり、好ましくない。中でも300g/m(乾燥後)〜500g/m(乾燥後)がより好ましい。
前記中間樹脂層6の塗布量は、50g/m〜500g/mであることが必要である。前記中間樹脂層6の塗布量は、前記中間樹脂層6の形成量と同じである。50g/m未満では、均一に塗布することが難しくなると共にパイルの抜糸強度、剥離強度が悪くなり、500g/mを超えても、コストが上昇するだけでなく、重量が重くなり、中間樹脂層6を固化させる時間が長くなるため、生産性が悪くなり、好ましくない。中でも100g/m〜300g/mがより好ましい。
前記目止め樹脂層5の粘度としては、1000mPa・S〜10000mPa・Sであることが好ましい。1000mPa・S未満では耐ファズ性、パイルの抜糸強度が悪くなり、10000mPa・Sを超えても、耐ファズ性、パイルの抜糸強度が悪くなるため、好ましくない。中でも、塩化ビニル樹脂を含むラテックスの場合は、5000mPa・S〜7000mPa・Sであることがより好ましく、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルの場合は、2000mPa・S〜4000mPa・Sであることがより好ましい。
塩化ビニル樹脂を含むラテックスを塗布する際に、1.0倍〜2.5倍に発泡させることが好ましい。この範囲内であることでパイル布帛層の基布に樹脂が浸透させることができる。中でも、1.5倍〜2.0倍であることがより好ましい。
前記中間樹脂層6の粘度としては、1000mPa・S〜20000mPa・Sであることが好ましい。1000mPa・S未満では、パイルの抜糸強度、剥離強度が悪くなり、20000mPa・Sを超えても、加工性が悪くなるため、好ましくない。中でも、5000mPa・S〜10000mPa・Sがより好ましい。
前記目止め樹脂層5を塗布する方法としては、特に限定されるものではないが、ロールコーターで塗布する方法がより好ましい。
前記中間樹脂層6を塗布する方法としては、特に限定されるものではないが、例えば、ナイフコーター、ロールコーター等が挙げられ、中でも、ロールコーターで塗布する方法がより好ましい。
前記目止め樹脂層5を形成するための加熱装置としては、特に限定されるものではないが、例えば、テンター乾燥機、加熱ヒーター、加熱炉が挙げられる。
前記目止め樹脂層5を形成するための加熱温度としては、110℃〜160℃であることが好ましい。このような温度範囲の加熱温度にすることにより、耐ファズ性、パイルの抜糸強度を向上させることができる。中でも130℃〜150℃がより好ましい。
前記中間樹脂層6を形成するための加熱装置としては、特に限定されるものではないが、例えば、テンター乾燥機、加熱ヒーター、加熱炉が挙げられる。
前記中間樹脂層6を形成するための加熱温度としては、110℃〜160℃であることが好ましい。このような温度範囲の加熱温度にすることにより、パイルの抜糸強度、剥離強度を向上させることができる。中でも130℃〜150℃がより好ましい。
前記目止め樹脂層5の塩化ビニル樹脂を含むラテックスには、充填剤などの各種添加剤を適宜含有せしめてもよい。
前記目止め樹脂層5のポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルには、着色剤、熱安定剤、吸湿剤、充填剤などの各種添加剤を適宜含有せしめてもよい。
前記中間樹脂層6のポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルには、着色剤、熱安定剤、吸湿剤、充填剤などの各種添加剤を適宜含有せしめてもよい。
次に、本発明の具体的実施例について説明するが、本発明はこれら実施例のものに特に限定されるものではない。
<使用材料>
(パイル布帛層)
目付90g/mのポリエステル繊維製不織布(基布)に、ナイロン繊維からなるパイル糸がループパイルとしてタフティングされたもの(パイル目付520g/m)。
(裏打ち層)
ガラス基布層付きポリ塩化ビニル樹脂を含有してなるカーペット廃材を粉砕して得られたリサイクルシート(ガラス基布の目付35g/m、シートの厚み1.2mm)
(目止め樹脂層に用いる塩ビビニル樹脂を含むラテックス)
水を50%、塩化ビニル樹脂−アクリル樹脂の混合物を15%、炭酸カルシウムを33%、アクリル樹脂2%の割合で混合し、塩化ビニル樹脂を含むラテックスを得た。得られた塩化ビニル樹脂を含むラテックスの粘度は、6000mPa・Sであった。
(中間樹脂層に用いるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾル)
ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対してDOP55質量部配合して十分に攪拌混合することによって、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを得た。得られたポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルの粘度は、8000mPa・Sであった。
<実施例1>
パイル布帛層の裏面にロールコーターを用いて、目止め樹脂層として予め作成しておいた粘度が6000mPa・Sである塩化ビニル樹脂を含むラテックスを、発泡倍率が1.5倍で、乾燥後の塗布量が350g/mになるように塗布し、テンター乾燥機を用いて130℃で5分加熱して、パイル布帛層の裏面に目止め樹脂層を形成した。次に、目止め樹脂層の下面にロールコーターを用いて、中間樹脂層として予め作成しておいた粘度が8000mPa・Sであるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布量150g/mで塗布し、加熱ヒーターを用いて180℃で1分加熱して、目止め樹脂層の下面に中間樹脂層を形成させながら、上下一対の加圧ロールの間に挿通して圧着させ、連続走行する無端離型性ベルト(ベルトの表面にポリテトラフロエチレン層がコートされたもの)上に供給された裏打ち層を中間樹脂層の裏面に積層一体化させた。得られた積層体を500mm角の正方形に裁断し、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例2>
まず、ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対してDOP85質量部配合して十分に攪拌混合することによって、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを得た。得られたポリ塩化ビニルペーストゾルの粘度は、2000mPa・Sであった。次に、パイル布帛層の裏面にロールコーターを用いて、目止め樹脂層として予め作成しておいた粘度が2000mPa・Sであるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布量が350g/mになるように塗布し、加熱炉を用いて155℃で3分加熱して、パイル布帛層の裏面に目止め樹脂層を形成した。次に、目止め樹脂層の下面にロールコーターを用いて、中間樹脂層として予め作成した粘度が8000mPa・Sであるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布量150g/mで塗布し、加熱ヒーターを用いて180℃で1分加熱して、目止め樹脂層の下面に中間樹脂層を形成させながら、上下一対の加圧ロールの間に挿通して圧着させ、連続走行する無端離型性ベルト(ベルトの表面にポリテトラフロエチレン層がコートされたもの)上に供給された裏打ち層を中間樹脂層の裏面に積層一体化させた。得られた積層体を500mm角の正方形に裁断し、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例3>
目止め樹脂層として、ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対してDOP100質量部配合して十分に攪拌混合することによって、粘度が1000mPa・Sであるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルに設定した以外は、実施例2と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例4>
目止め樹脂層として、ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対してDOP55質量部配合して十分に攪拌混合することによって、粘度が8000mPa・Sであるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルに設定した以外は、実施例2と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例5>
目止め樹脂層の発泡倍率を2.5倍に設定した以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例6>
中間樹脂層として、ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対してDOP65質量部配合して十分に攪拌混合することによって、粘度が6000mPa・Sであるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルに設定した以外は、実施例2と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例7>
中間樹脂層として、ポリ塩化ビニル樹脂100質量部に対してDOP85質量部配合して十分に攪拌混合することによって、粘度が2000mPa・Sであるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルに設定した以外は、実施例2と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例8>
目止め樹脂層の塗布量(乾燥後)を200g/mに設定した以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例9>
目止め樹脂層の塗布量(乾燥後)を600g/mに設定した以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例10>
中間樹脂層の塗布量を50g/mに設定した以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<実施例11>
中間樹脂層の塗布量を400g/mに設定した以外は、実施例1と同様にして、図1に示すタイルカーペット1を得た。
<比較例1>
目止め樹脂層を積層しない設定にした以外は、実施例1と同様にして、タイルカーペットを得た。
<比較例2>
中間樹脂層を積層しない設定にした以外は、実施例1と同様にして、タイルカーペットを得た。
<比較例3>
目止め樹脂層の塗布量(乾燥後)を150g/mに設定した以外は、実施例1と同様にして、タイルカーペットを得た。
<比較例4>
中間樹脂層の塗布量を35g/mに設定した以外は、実施例1と同様にして、タイルカーペットを得た。
なお、表中の目止め樹脂層の塩化ビニル樹脂を含むラテックスの粘度測定は、25℃で2時間放置した後、BM型粘度計(3号ローター、6rpm、1分後に測定)を用いて行った。また、表中の目止め樹脂層のポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾル及び中間樹脂層のポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルの粘度測定は、25℃で2時間放置した後、BM型粘度計(4号ローター、6rpm、1分後に測定)を用いて行った。
Figure 0006847680
上記のようにして得られた各タイルカーペットに対して、下記評価方法に基づいて評価を行った。これらの評価結果を表1に示す。
<耐ファズ性評価法>
テーバー型摩耗試験機(JIS L 1096−8.19.3:2010に規定)に、針布状摩耗輪を使用し、それぞれの摩耗輪に片輪300gの荷重をかけ、試験台を20回回転して試験片を引き剥がし、そのパイル糸の毛羽立ち状態を目視観察し、毛羽立ちが非常に少ないものを「◎」、毛羽立ちの少ないものを「○」、毛羽立ちがある程度あるものを「△」、毛羽立ちが多いものを「×」とし、「○」以上を合格とした。
<パイルの抜糸強度評価法>
JIS L 1021−8:2007に準拠して、パイル糸の抜糸強度(N)を測定し、パイル糸の抜糸強度が30N以上を「◎」とし、24.5N以上30N未満を「○」として、24.5未満を「×」として、「○」以上を合格とした。
<剥離強度評価方法>
JIS L 1021−9:2007に準拠して、剥離強度(N)を測定した。剥離強度が40N以上を「◎」、剥離強度が30N以上40N未満であるものを「○」、剥離強度が30N未満を「×」とし、「○」以上を合格とした。
表1から明らかなように、本発明の実施例1〜11のタイルカーペットは、耐ファズ性に優れると共に、パイルの抜糸強度、剥離強度にも優れていた。
これに対して、比較例1のタイルカーペットは、耐ファズ性、パイルの抜糸強度、剥離強度が劣っていた。比較例2のタイルカーペットは、パイルの抜糸強度、剥離強度が劣っていた。比較例3のタイルカーペットは、耐ファズ性、パイルの抜糸強度、剥離強度が劣っていた。比較例4のタイルカーペットは、パイルの抜糸強度、剥離強度が劣っていた。
本発明に係るタイルカーペットは、例えば、一般家庭、オフィス、ホテル、商業施設等の床面などに敷設して使用される。
1・・・タイルカーペット
2・・・パイル
3・・・基布
4・・・バックステッチ
5・・・目止め樹脂層
6・・・中間樹脂層
7・・・パイル布帛層
8・・・裏打ち層

Claims (3)

  1. 基布の上面にパイルが植設されてなるパイル布帛層と、
    該パイル布帛層の下面に積層された目止め樹脂層と、
    該目止め樹脂層の下面に積層された中間樹脂層と、
    該中間樹脂層の下面に裏打ち層と、
    を備えたタイルカーペットであって、
    前記パイル布帛層は、その裏面側にバックステッチを有し、
    前記目止め樹脂層に用いられる樹脂は、塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルであり、
    前記中間樹脂層に用いられる樹脂は、可塑剤とポリ塩化ビニル樹脂とが均一に混合されてなるポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルであり、
    前記中間樹脂層は、前記パイル布帛層裏面側の前記バックステッチと、前記裏打ち層とを保持させており、
    前記目止め樹脂層の形成量が300g/m〜500g/mであり、
    前記中間樹脂層の形成量が100g/m〜300g/mであり、
    前記裏打ち層は、
    前記目止め樹脂層の下面に積層された第1バッキング樹脂層と、
    前記第1バッキング樹脂層の下面に積層され、ガラス繊維及びポリエステル繊維からなる群より選ばれる少なくとも1種の繊維で構成された不織布又は織布からなる補強層と、
    前記補強層の下面に積層された第2バッキング樹脂層と、
    を含むと共に、
    前記補強層には樹脂が含浸されて、前記補強層と前記第1バッキング樹脂層とが接着され、前記補強層と前記第2バッキング樹脂層とが接着されており、
    前記各バッキング樹脂層は、塩化ビニル樹脂を含有してなるカーペット廃材を粉砕して得られたリサイクルシートである、
    ことを特徴とするタイルカーペット。
  2. 前記塩化ビニル樹脂を含むラテックスは、塩化ビニル樹脂とアクリル樹脂とを含むラテックスである請求項1に記載のタイルカーペット。
  3. 前記請求項1または2に記載のタイルカーペットを製造する方法であって、
    前記パイル布帛層の下面に、塩化ビニル樹脂を含むラテックス又はポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後に、前記パイル布帛層を加熱して前記目止め樹脂層を形成する工程と、
    該目止め樹脂層の下面に、ポリ塩化ビニル樹脂ペーストゾルを塗布した後に、前記パイル布帛層を加熱して前記中間樹脂層を形成する工程と、
    前記目止め樹脂層の下面に前記第1バッキング樹脂層を、該第1バッキング樹脂層の下面に前記補強層を、さらに、該補強層の下面に前記第2バッキング樹脂層を、それぞれ積層して、前記裏打ち層を形成する工程と、
    を含む、
    ことを特徴とするタイルカーペットの製造方法。
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