JP6733978B1 - 鋼管杭用ねじ継手 - Google Patents
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Abstract
Description
雌ねじ部を有する雌部材と、
前記雌ねじ部と螺合する雄ねじ部を有する雄部材と、
前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部により回転嵌合された前記雌部材及び前記雄部材間を連接する連接部材とを備え、
前記雌部材は、前記雌ねじ部とは締め付けの回転方向が異なる雌側連結ねじ部をさらに有し、
前記雄部材は、前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部により前記雌部材と回転嵌合させた状態において前記雌側連結ねじ部と連続して連続ねじ部を形成する、前記雄ねじ部とは締め付けの回転方向が異なる雄側連結ねじ部をさらに有し、
前記連接部材は、前記連続ねじ部と螺合し、前記雌側連結ねじ部及び前記雄側連結ねじ部間を連接する連接ねじ部を有し、
前記雄部材は、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部により前記連接部材を締め付けた場合に、前記連接部材の端部と当接して前記連接部材の回転を規制する雄側鍔部をさらに有し、
前記雌ねじ部、前記雄ねじ部、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部は、それぞれ角ねじで構成されている
鋼管杭用ねじ継手である。
雌ねじ部を有する雌部材と、
前記雌ねじ部と螺合する雄ねじ部を有する雄部材と、
前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部により回転嵌合された前記雌部材及び前記雄部材間を連接する連接部材とを備え、
前記雌部材は、雌側連結ねじ部をさらに有し、
前記雄部材は、前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部により前記雌部材と回転嵌合させた状態において前記雌側連結ねじ部と連続して連続ねじ部を形成する雄側連結ねじ部をさらに有し、
前記連接部材は、前記連続ねじ部と螺合し、前記雌側連結ねじ部及び前記雄側連結ねじ部間を連接する連接ねじ部を有し、
前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部が右ねじの螺合構造を有し、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部が左ねじの螺合構造を有する、又は、前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部が左ねじの螺合構造を有し、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部が右ねじの螺合構造を有し、
前記雄部材は、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部により前記連接部材を締め付けた場合に、前記連接部材の端部と当接して前記連接部材の回転を規制する雄側鍔部をさらに有し、
前記雌ねじ部、前記雄ねじ部、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部は、それぞれ角ねじで構成されている
鋼管杭用ねじ継手である。
<1.一実施形態>
<2.変形例>
但し、以下に示す実施形態等は、本発明の技術思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明は例示された構成に限定されるものではない。なお、特許請求の範囲に示される部材を、実施形態の部材に特定するものではない。特に、実施形態に記載されている構成部材の寸法、材質、形状、その相対的配置、上下左右等の方向の記載等は特に限定する旨の記載がない限りは、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがあり、また、図示が煩雑となることを防止するために、参照符号の一部のみを図示する場合もある。さらに以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており、重複する説明を適宜省略する。さらに、本発明を構成する各要素は、複数の要素を同一の部材で構成して一つの部材で複数の要素を兼用する態様としてもよいし、逆に一つの部材の機能を複数の部材で分担して実現することもできる。
「鋼管杭用ねじ継手の概略構造」
図1は、本発明の一実施形態に係る鋼管杭用ねじ継手の構成例を示す分解斜視図である。図2は、接合状態における鋼管杭用ねじ継手の構成例を示す斜視図である。図3は、接合状態における鋼管杭用ねじ継手の構成例を示す切断部端面図である。
雌部材2は、図1に示すように、管状に構成され、一方の開口側に接合部23を有している。接合部23は、接合する一方の鋼管杭(図示略)の端部と接合される。例えば、接合部23は、溶接によって鋼管杭と接合される。雌部材2は、具体的には、接合部23における外径及び内径が、接合される鋼管杭と同径となっている。雌部材2の他方の開口側には、前述した雌ねじ部21及び雌側連結ねじ部22が形成されている。
雄部材3は、図1に示すように、管状に構成され、一方の開口側に接合部33を有している。接合部33は、接合する他方の鋼管杭(図示略)の端部と接合される。例えば、接合部33は、溶接によって鋼管杭と接合される。雄部材3は、具体的には、接合部33における外径及び内径が、接合される鋼管杭と同径となっている。雄部材3の他方の開口側には、前述した雄ねじ部31及び雄側連結ねじ部32が形成されている。
連接部材4は、図1に示すように、リング状に構成されている。この連接部材4には、連接ねじ部41が形成されている。連接ねじ部41は、連結ねじ部5と螺合する。具体的には、連接ねじ部41は、図1に示すように、連接部材4の内面に左ねじ状の凹凸を形成することで設けられる。なお、図示した例では、接合状態での強度や耐久性等を得るべく、連接部材4の外径は、鋼管杭の外径よりも大きく構成しているが、強度や耐久性等が得られるのであれば、鋼管杭と同じに構成してもよい。
図4から図7は、鋼管杭用ねじ継手1の接合手順の一例を説明するための図である。鋼管杭用ねじ継手1による接合を行う場合、図4に示すように、まず、連接部材4を雌部材2に回転嵌合させる。具体的には、連接部材4に対して雌部材2が逆回転する方向(図4に示す矢印方向)に連接部材4を回転させ、連接部材4が雌側鍔部24に当接し、回転が規制されるまでねじ込む。これにより、図5に示す状態となる。
本実施形態に係る鋼管杭用ねじ継手1では、雌部材2と雄部材3とは、正回転方向の回転によって締め付けられ、逆回転方向の回転によって緩められる。一方、連接部材4と雌部材2及び雄部材3とは、それぞれ逆回転方向の回転によって締め付けられ、正回転方向の回転によって緩められる。また、連接部材4の連接ねじ部41は、雌側連結ねじ部22及び雄側連結ねじ部32間を連接する。
図8は、鋼管杭用ねじ継手1の使用態様の一例について説明する為の図である。本実施形態に係る鋼管杭用ねじ継手1は、前述したように、回転貫入鋼管杭の接合に適している。以下、図8を参照して、鋼管杭用ねじ継手1を用いた回転貫入鋼管杭の接合の概略手順について説明する。
以上、本発明の好適な実施形態について具体的に説明したが、本発明の内容は前述した実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。
Claims (4)
- 雌ねじ部を有する雌部材と、
前記雌ねじ部と螺合する雄ねじ部を有する雄部材と、
前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部により回転嵌合された前記雌部材及び前記雄部材間を連接する連接部材とを備え、
前記雌部材は、前記雌ねじ部とは締め付けの回転方向が異なる雌側連結ねじ部をさらに有し、
前記雄部材は、前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部により前記雌部材と回転嵌合させた状態において前記雌側連結ねじ部と連続して連続ねじ部を形成する、前記雄ねじ部とは締め付けの回転方向が異なる雄側連結ねじ部をさらに有し、
前記連接部材は、前記連続ねじ部と螺合し、前記雌側連結ねじ部及び前記雄側連結ねじ部間を連接する連接ねじ部を有し、
前記雄部材は、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部により前記連接部材を締め付けた場合に、前記連接部材の端部と当接して前記連接部材の回転を規制する雄側鍔部をさらに有し、
前記雌ねじ部、前記雄ねじ部、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部は、それぞれ角ねじで構成されている
鋼管杭用ねじ継手。 - 雌ねじ部を有する雌部材と、
前記雌ねじ部と螺合する雄ねじ部を有する雄部材と、
前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部により回転嵌合された前記雌部材及び前記雄部材間を連接する連接部材とを備え、
前記雌部材は、雌側連結ねじ部をさらに有し、
前記雄部材は、前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部により前記雌部材と回転嵌合させた状態において前記雌側連結ねじ部と連続して連続ねじ部を形成する雄側連結ねじ部をさらに有し、
前記連接部材は、前記連続ねじ部と螺合し、前記雌側連結ねじ部及び前記雄側連結ねじ部間を連接する連接ねじ部を有し、
前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部が右ねじの螺合構造を有し、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部が左ねじの螺合構造を有する、又は、前記雌ねじ部及び前記雄ねじ部が左ねじの螺合構造を有し、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部が右ねじの螺合構造を有し、
前記雄部材は、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部により前記連接部材を締め付けた場合に、前記連接部材の端部と当接して前記連接部材の回転を規制する雄側鍔部をさらに有し、
前記雌ねじ部、前記雄ねじ部、前記連続ねじ部及び前記連接ねじ部は、それぞれ角ねじで構成されている
鋼管杭用ねじ継手。 - 前記雄側鍔部は、前記雄側連結ねじ部よりも外径が大きく、前記連接部材の回転軸方向における中心が前記雌側連結ねじ部及び前記雄側連結ねじ部の継目位置となる位置で前記連接部材の回転を規制する
請求項1又は2に記載の鋼管杭用ねじ継手。 - 前記雌部材は、接合する2本の鋼管杭のうちの一方の鋼管杭の端部にアプセット加工により形成されたものであり、前記雄部材は、前記2本の鋼管杭のうちの他方の鋼管杭の端部にアプセット加工により形成されたものである
請求項1から3の何れかに記載の鋼管杭用ねじ継手。
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