JP6700049B2 - 炭素繊維シート材、プリプレグ、積層体、成形体及びそれらの製造方法 - Google Patents
炭素繊維シート材、プリプレグ、積層体、成形体及びそれらの製造方法 Download PDFInfo
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Description
(バインダ樹脂)
(炭素繊維シート材の製造方法)
(抄紙工程)
(樹脂含浸工程)
(成形工程)
(熱可塑性樹脂繊維)
(厚さ測定)
(通気性測定)
(熱プレス成形)
(炭素繊維表面の凹凸)
(リサイクル炭素繊維)
1…炭素繊維
10…炭素繊維束
20…単繊維状炭素繊維
30…バインダ樹脂
900…炭素繊維強化熱可塑性樹脂成形体
901…炭素繊維
930…熱可塑性樹脂
Claims (18)
- 複数本の炭素繊維と、
前記炭素繊維を結合するバインダ樹脂と
を備える炭素繊維シート材であって、
前記炭素繊維が長さ方向に対する断面視において束状に収束された状態で分散されており、
前記炭素繊維シート材を3枚重ねて測定した通気度が、60〜150cm3/cm2・secである炭素繊維シート材。 - 複数本の炭素繊維と、
前記炭素繊維を結合するバインダ樹脂と
を備える炭素繊維シート材であって、
前記炭素繊維が長さ方向に対する断面視において束状に収束された状態で分散されており、
前記炭素繊維シート材に50kPaの圧力を印加した際の平均厚さが、前記炭素繊維の平均直径に対して10〜400倍である炭素繊維シート材。 - 請求項1又は2に記載の炭素繊維シート材であって、
前記炭素繊維が、未開繊の状態で収束されてなる炭素繊維シート材。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の炭素繊維シート材であって、
前記炭素繊維を、不連続炭素繊維としてなる炭素繊維シート材。 - 請求項4に記載の炭素繊維シート材であって、
前記炭素繊維を、重量平均繊維長で0.2mm〜26mmとしてなる炭素繊維シート材。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の炭素繊維シート材であって、
前記炭素繊維が、表面に凹凸を有してなる炭素繊維シート材。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の炭素繊維シート材であって、
前記炭素繊維が、表面に破断面を有してなる炭素繊維シート材。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の炭素繊維シート材であって、
前記炭素繊維が、マトリックス樹脂、及び/又はサイジング剤が残留、及び/又は一部が炭化された状態でリサイクルされた炭素繊維である炭素繊維シート材。 - 請求項1〜8のいずれか一項に記載の炭素繊維シート材に、マトリックス樹脂となる熱硬化性樹脂を含浸してなるプリプレグ。
- 複数本の炭素繊維と、前記炭素繊維を結合するバインダ樹脂と、熱可塑性樹脂繊維を混抄してなるプリプレグであって、
前記炭素繊維が長さ方向に対する断面視において束状に収束された状態で、前記バインダ樹脂中に分散されており、
前記プリプレグを3枚重ねて測定した通気度が、20〜100cm3/cm2・secであるプリプレグ。 - 請求項9又は10に記載のプリプレグを積層してなる積層体。
- 請求項9又は10に記載のプリプレグを熱圧成形してなる成形体。
- 複数本の炭素繊維を、該炭素繊維を結合するバインダ樹脂に混抄して、前記炭素繊維が長さ方向に対する断面視において束状に収束された状態で抄紙する炭素繊維シート材の製造方法であって、
前記炭素繊維シート材を3枚重ねて測定した通気度が、60〜150cm3/cm2・secである炭素繊維シート材の製造方法。 - 複数本の炭素繊維を、該炭素繊維を結合するバインダ樹脂に混抄して、前記炭素繊維が長さ方向に対する断面視において束状に収束された状態で抄紙する炭素繊維シート材の製造方法であって、
前記炭素繊維シート材に50kPaの圧力を印加した際の平均厚さが、前記炭素繊維の平均直径に対して10〜400倍である炭素繊維シート材の製造方法。 - 複数本の炭素繊維を、該炭素繊維を結合するバインダ樹脂に混抄して、前記炭素繊維が長さ方向に対する断面視において束状に収束された状態で抄紙して炭素繊維シート材を作製する工程と、
前記炭素繊維シート材に未硬化の熱硬化性樹脂を含浸させてプリプレグを作製する工程と、
前記プリプレグの熱硬化性樹脂を硬化させて成形体を作製する工程と
を含む、成形体の製造方法であって、
前記炭素繊維シート材を3枚重ねて測定した通気度が、60〜150cm3/cm2・secである成形体の製造方法。 - 複数本の炭素繊維を、該炭素繊維を結合するバインダ樹脂に混抄して、前記炭素繊維が長さ方向に対する断面視において束状に収束された状態で抄紙して炭素繊維シート材を作製する工程と、
前記炭素繊維シート材に未硬化の熱硬化性樹脂を含浸させてプリプレグを作製する工程と、
前記プリプレグの熱硬化性樹脂を硬化させて成形体を作製する工程と
を含む、成形体の製造方法であって、
前記炭素繊維シート材に50kPaの圧力を印加した際の平均厚さが、前記炭素繊維の平均直径に対して10〜400倍である成形体の製造方法。 - 複数本の炭素繊維と、前記炭素繊維を結合するバインダ樹脂と、熱可塑性樹脂繊維を混抄してプリプレグを作製する工程と、
前記プリプレグを熱圧成形して成形体を作製する工程と
を含む、成形体の製造方法であって、
前記プリプレグを3枚重ねて測定した通気度が、20〜100cm3/cm2・secである成形体の製造方法。 - 複数本の炭素繊維と、前記炭素繊維を結合するバインダ樹脂と、熱可塑性樹脂繊維を混抄してプリプレグを作製する工程と、
前記プリプレグを熱圧成形して成形体を作製する工程と
を含む、成形体の製造方法であって、
前記プリプレグに50kPaの圧力を印加した際の平均厚さが、前記炭素繊維の平均直径に対して10〜400倍である成形体の製造方法。
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JP2016011125A JP6700049B2 (ja) | 2016-01-22 | 2016-01-22 | 炭素繊維シート材、プリプレグ、積層体、成形体及びそれらの製造方法 |
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