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JP6792743B1 - ペン入力デバイス用表面材 - Google Patents

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JP6792743B1 JP2020517226A JP2020517226A JP6792743B1 JP 6792743 B1 JP6792743 B1 JP 6792743B1 JP 2020517226 A JP2020517226 A JP 2020517226A JP 2020517226 A JP2020517226 A JP 2020517226A JP 6792743 B1 JP6792743 B1 JP 6792743B1
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Abstract

ペン入力デバイス用表面材は、ペンにより入力される入力面を有するシート状のペン入力デバイス用表面材であって、光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度が、30%以上100%以下の範囲の値に設定され、前記入力面は、算術平均粗さRaが、0より大きく0.5μm未満の範囲の値に設定されると共に、転がり円最大うねりWEMが、5.0μm以上の範囲の値に設定されている。

Description

本発明は、ペン入力デバイス用表面材に関する。
スタイラスペン(接触子)により入力されるペン入力デバイスには、例えば、紙にペンで記入したときのような書き味を実現するために、ディスプレイの表面にペン入力デバイス用表面材(以下、単に表面材とも称する。)が配置される場合がある。
表面材の入力面には、スタイラスペンに対して適度な入力抵抗を有することが求められる。このため、例えば特許文献1に開示されるように、表面材のコート材内に、ある程度の粒径を有する粒子を分散させることにより、入力面に凹凸を形成した表面材が知られている。
特開2014−232277号公報
ところで、高精細画素を有するディスプレイ等の表面に表面材を装着すると、表面材を通過したディスプレイの出射光が入力面の凹凸により散乱し、画像視認性が低下するおそれがある。これにより、例えばディスプレイに表示された文字の輪郭がぼやけてしまい、文字を判別し難くなる場合がある。この問題の対策としては、例えば、入力面の凹凸を縮小する方法が考えられるが、表面材の書き味が低下するおそれがある。
そこで本発明は、ペン入力デバイス用表面材において、画像視認性の低下を防止すると共に優れた書き味が得られるようにすることを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明に一態様に係るペン入力デバイス用表面材は、ペンにより入力される入力面を有するシート状のペン入力デバイス用表面材であって、光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度が、30%以上100%以下の範囲の値に設定され、前記入力面は、算術平均粗さRaが、0より大きく0.5μm未満の範囲の値に設定されると共に、転がり円最大うねりWEMが、5.0μm以上の範囲の値に設定されている。
上記構成によれば、ペン入力デバイス用表面材の入力面の算術平均粗さRa及び転がり円最大うねりWEMが、上記範囲の値にそれぞれ設定されることで、入力面に適度な大きさのうねりと微細な凹凸が形成される。このため、ペンで入力面に入力する際、ペンが入力面と引っ掛かって離れるときのペンの振動と加速度とが、紙にペンで筆記したときのペンの振動と加速度とにそれぞれ近くなり、紙の書き味に近い優れた書き味が得られる。
また、ペン入力デバイス用表面材の光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度が、30%以上100%以下の範囲の値に設定されることにより、ペン入力デバイス用表面材を通過するディスプレイの出射光が当該表面材内を良好に直進できる。これにより、ディスプレイの画像視認性が低下するのを防止できる。
また、入力面の算術平均粗さRaが上記範囲の値に設定されることで、入力面に防眩性を付与し、入力面に入射する外光を散乱できる。これにより、ディスプレイの画像視認性が外光の反射により低下するのを防止できる。
シート状のベース部材と、前記ベース部材の一方の面を被覆するコート部材とを備え、前記コート部材は、前記ベース部材の前記一方の面に沿って延びるコート材と、前記コート材中にそれぞれ分散された第1粒子と第2粒子とを有し、前記第1粒子の平均粒径が、8μm以上15μm以下の範囲の値に設定され、前記第2粒子の平均粒径が、0.4μm以上0.7μm未満の範囲の値に設定されていてもよい。
上記構成によれば、第1粒子によりコート部材の入力面に比較的大きな凸部を形成できるので、ペンを入力面に引っ掛かり易くすることで表面材の書き味を向上できる。また、第2粒子によりコート部材の入力面に比較的小さな凸部を形成できるので、コート部材の入力面に入射した外光を散乱し易くすることができる。また、上記のように平均粒径が設定された第1粒子と第2粒子とを用いることで、第2粒子により第1粒子を目立たなくしてコート部材の美観を維持できる。
また、前記第1粒子がアクリル粒子であり、前記第2粒子がシリカ粒子であってもよい。これにより、コート部材を製造し易くできると共に、適度な光学特性及び硬度を有する第1粒子及び第2粒子を構成し易くすることができる。
前記コート部材の前記ベース部材とは反対側の面が、前記入力面であってもよい。これにより、ベース部材の構成を維持しつつ、コート部材の構成を適宜設定することで、入力面の表面形状を調整し易くすることができる。
また、前記コート材と前記第1粒子との屈折率差、及び、前記コート材と前記第2粒子との屈折率差が、0以上0.07以下の範囲の値に設定されていてもよい。これにより、コート材と第1粒子との境界、及び、コート材と第2粒子との境界において、ディスプレイの出射光が屈折するのが防止され、表面材を通過するディスプレイの出射光の直進性を向上できる。
前記コート部材の前記第1粒子の添加総重量が、前記コート部材の前記第2粒子の添加総重量よりも少なくてもよい。これにより、ディスプレイの画像視認性の低下を防止しつつ、コート部材において第1粒子を第2粒子よりも疎に配置することで、表面材の一層良好な書き味が得られる。
前記コート部材のヘイズが、8%以上39%以下の範囲の値に設定されていてもよい。これにより、コート部材の適度な透明性を維持し、ディスプレイの画像視認性の低下を防止できると共に、入力面に良好な防眩性を付与できる。
本発明の各態様によれば、ペン入力デバイス用表面材において、画像視認性の低下を防止できると共に優れた書き味を得ることができる。
実施形態に係るペン入力デバイスの模式的な断面図である。
(実施形態)
以下、実施形態について、各図を参照して説明する。
[ペン入力デバイス用表面材]
図1は、実施形態に係るペン入力デバイス10の模式断面図である。図1に示すように、ペン入力デバイス10は、デバイスユニット7と、ペン入力用表面材1(以下、単に表面材1と称する。)を備える。デバイスユニット7は、ディスプレイ8を有する。デバイスユニット7は、一例としてタブレット型PCであるが、これに限定されず、スマートフォン等の携帯情報端末であってもよい。
表面材1は、ペンにより入力される入力面3aを有するシート状に形成される。本実施形態の表面材1は、シート状のベース部材2と、ベース部材2の一方の面を被覆するコート部材3とを備える。表面材1は光透過性を有し、全光線透過率Tt(total transparency)が、一例として85%以上100%以下の範囲の値に設定されている。また表面材1は、光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度IC(image clarity)が、30%以上100%以下の範囲の値に設定されている。なお表面材1は、ここではフィルム部材であるが、厚み寸法は限定されない。従って表面材1は、例えば板部材でもよい。
ベース部材2は、透明部材であり、一方の面でコート部材3を支持すると共に、他方の面側においてディスプレイ8のディスプレイ面8aに装着される。ベース部材2の材質は、一例としてポリエチレンテレフタレート(PET)であるが、これに限定されない。ベース部材2は、ここではフィルム部材であるが、その厚み寸法は限定されない。従ってベース部材2は、例えば板部材でもよい。ベース部材2がフィルム部材である場合、ベース部材2の厚み寸法は、例えば数十μm以上数百μm以下の範囲の値(ここでは100μm以上150μm以下の範囲の値であり、一例として125μm)に設定される。
コート部材3は、透明部材であり、ベース部材2の一方の面(ディスプレイ面8aとは反対側に位置する上面2a)を覆うように配置される。コート部材3は、ベース部材2側とは反対側に配置された入力面3aを有する。入力面3aは、ペン入力デバイス用のペンと接触する面である。このペンの先端部分の材質は、適宜設定可能であるが、一例としてポリアセタール(POM)である。コート部材3の厚み寸法は限定されない。
表面材1の入力面3aは、算術平均粗さRaが0より大きく0.5μm未満の範囲の値に設定されると共に、転がり円最大うねりWEMが5.0μm以上の範囲の値に設定されている。この転がり円最大うねりWEMの上限値は適宜設定可能であるが、例えば、15.0μm以下とすることができる。またコート部材3のヘイズHz(ここでは入力面3aの外部ヘイズ)は、8%以上39%以下の範囲の値に設定されている。
本実施形態のコート部材3は、ベース部材2の上面2aに沿って延びるコート材4と、コート材4中にそれぞれ分散された第1粒子5と第2粒子6とを有する。コート材4、第1粒子5、及び第2粒子6は、いずれも光透性を有する。なお、ベース部材2及びコート材4の各材料としては、例えば、特許第6258249号公報に記載された材料を利用できる。
コート材4は、第1粒子5と第2粒子6とを固定するためのバインダ成分を含む。このバインダ成分の一例として、コート材4は樹脂材料(例えば耐擦傷性等の強度に優れる多官能(メタ)アクリレート)を含む。また一例として、第1粒子5は、アクリル粒子であり、第2粒子6は、シリカ粒子(ナノシリカ粒子)である。
コート材4と第1粒子5との屈折率差、及び、コート材4と第2粒子6との屈折率差は、いずれも小さい方が良い。本実施形態では、コート材4と第1粒子5との屈折率差、及び、コート材4と第2粒子6との屈折率差が、0以上0.07以下の範囲の値に設定されている。
また、表面材1の良好な書き味を維持できるようにするため、第1粒子5と第2粒子6は、適度な硬度を有していることが望ましい。例えば、第1粒子5と第2粒子6は、微小圧縮試験機を用いて10%圧縮したときの強度(S10強度)が、0.1kgf/mm以上10.0kgf/mm以下の範囲の値に設定されていることが望ましい。
第1粒子5と第2粒子6の強度の値としては、更に0.5kgf/mm以上8.0kgf/mm以下の範囲の値であることがより望ましく、1.0kgf/mm以上5.0kgf/mm以下(特に1.5kgf/mm以上3.0kgf/mm以下)の範囲の値であることが一層望ましい。
第1粒子5の平均粒径は、8μm以上15μm以下の範囲の値に設定されている。第2粒子6の平均粒径は、0.4μm以上0.7μm未満の範囲の値に設定されている。表面材1では、一例として、コート部材3の第1粒子5の添加総重量が、コート部材3の第2粒子6の添加総重量よりも少ない。
粒子5,6は、コート材4の内部に互いに分散され且つコート材4に覆われた状態で、コート材4に保持されている。コート材4は、粒子5,6を被覆しながら、粒子5,6と厚み方向に対応する位置において、ベース部材2側とは反対側に部分的に突出している。
具体的にコート材4は、突出部3b,3cを有する。突出部3bは、第1粒子5とコート材4の厚み方向に対応する位置において、当該位置の周辺領域からベース部材2とは反対側に突出している。突出部3cは、第2粒子6とコート材4の厚み方向に対応する位置において、当該位置の周辺領域からベース部材2とは反対側に突出している。突出部3bの突出量は、突出部3cの突出量よりも大きい。また平面視において、突出部3bの外径は、突出部3cの外径よりも大きい。
表面材1では、コート部材3の入力面3aに沿って、複数の突出部3b,3cが分散配置されている。言い換えると、コート部材3の入力面3aには、ベース部材2の表面に沿って隣接する一対の突出部3bの間に、少なくとも1つの突出部3cが配置されている。
ここで全光線透過率は、JIS K7136に準拠した方法で測定できる。ヘイズHzは、JIS K7136に準拠した方法で測定できる。全光線透過率及びヘイズHzは、JIS K7136に記載された測定装置により測定可能である。
また透過像鮮明度ICは、JIS K7105に準拠した方法で測定できる。透過像鮮明度ICは、JIS K7105に記載された写像測定器により測定可能である。算術平均粗さRa及び転がり円最大うねりWEMは、JIS B 0601に準拠した方法で測定できる。
また算術平均粗さRaは、例えば、表面粗さ形状測定機や走査型白色干渉顕微鏡により測定可能である。転がり円最大うねりWEMは、例えば、表面粗さ形状測定機により測定可能である。第1粒子5及び第2粒子6の平均粒径は、JIS B9916に準拠した方法に基づき、光遮へい式液中粒子計数器を用いて測定できる。
以上説明したように、表面材1は、ペンにより入力される入力面3aを有するシート状のペン入力デバイス用表面材であって、光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度が、30%以上100%以下の範囲の値に設定され、入力面3aは、算術平均粗さRaが0より大きく0.5μm未満の範囲の値に設定されると共に、転がり円最大うねりWEMが5.0μm以上の範囲の値に設定されている。
上記構成によれば、コート部材3の入力面3aの算術平均粗さRa及び転がり円最大うねりWEMが、上記範囲の値にそれぞれ設定されることで、入力面3aに適度な大きさのうねりと微細な凹凸が形成される。このため、ペンで入力面3aに入力する際、ペンが入力面3aと引っ掛かって離れるときのペンの振動と加速度とが、紙にペンで筆記したときのペンの振動と加速度とにそれぞれ近くなり、紙の書き味に近い優れた書き味が得られる。
また、表面材1の光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度が、30%以上100%以下の範囲の値に設定されることにより、表面材1を通過するディスプレイ8の出射光が表面材1内を良好に直進できる。これにより、ディスプレイ8の画像視認性が低下するのを防止できる。よって、例えばディスプレイ8に文字が表示される場合でも、表面材1を介して文字の輪郭をくっきりと表示でき、文字を適切に判別できる。
また、入力面3aの算術平均粗さRaが上記範囲の値に設定されることで、入力面3aに防眩性を付与し、入力面3aに入射する外光を散乱できる。これにより、ディスプレイ8の画像視認性が外光の反射により低下するのを防止できる。
また、本実施形態の表面材1は、シート状のベース部材2と、ベース部材2の一方の面を被覆するコート部材3とを備え、コート部材3のベース部材2とは反対側の面が、入力面3aである。これにより、ベース部材2の構成を維持しつつ、コート部材3の構成を適宜設定することで、入力面3aの表面形状を調整し易くすることができる。
また本実施形態では、コート部材3は、ベース部材2の一方の面に沿って延びるコート材4と、コート材4中にそれぞれ分散された第1粒子5と第2粒子6とを有し、第1粒子5の平均粒径が、8μm以上15μm以下の範囲の値に設定され、第2粒子6の平均粒径が、0.4μm以上0.7μm未満の範囲の値に設定されている。
これにより、第1粒子5によりコート部材3の入力面3aに比較的大きな凸部を形成できるので、ペンを入力面3aに引っ掛かり易くすることで表面材1の書き味を向上できる。また、第2粒子6によりコート部材3の入力面3aに比較的小さな凸部を形成できるので、コート部材3の入力面3aに入射した外光を散乱し易くすることができる。また、また、上記のように平均粒径が設定された第1粒子5と第2粒子6とを用いることで、第2粒子6により第1粒子5を目立たなくしてコート部材3の美観を維持できる。
また、第1粒子5がアクリル粒子であり、第2粒子6がシリカ粒子であるため、コート部材3を製造し易くできると共に、適度な光学特性及び硬度を有する第1粒子5及び第2粒子6を構成し易くすることができる。
また、コート材4と第1粒子5との屈折率差、及び、コート材4と第2粒子6との屈折率差が、0以上0.07以下の範囲の値に設定されることにより、コート材4と第1粒子5との境界、及び、コート材4と第2粒子6との境界において、ディスプレイ8の出射光が屈折するのが防止され、表面材1を通過するディスプレイ8の出射光の直進性を向上できる。
また本実施形態では、コート部材3の第1粒子5の添加総重量が、コート部材3の第2粒子6の添加総重量よりも少なくなっている。これにより、ディスプレイ8の画像視認性の低下を防止しつつ、コート部材3において第1粒子5を第2粒子6よりも疎に配置することで、表面材1の一層良好な書き味が得られる。
また本実施形態では、コート部材3のヘイズが、8%以上39%以下の範囲の値に設定されている。これにより、コート部材3の適度な透明性を維持し、ディスプレイ8の画像視認性の低下を防止できると共に、入力面3aに良好な防眩性を付与できる。
ここで従来、表面材を装着することによってディスプレイ8の画像視認性が低下する問題は、ディスプレイ8の解像度が200ppi以上の場合に比較的顕著になることが発明者らの検討により分かっている。この原因の一つとして、例えば、ディスプレイ8の出射光が表面材に入射した場合、表面材の入力面に形成された多数の比較的大きな凸部によりディスプレイ8の出射光が屈折されることが考えられる。
このため、例えば、ディスプレイ8の特定色の画素が入力面の凸部の頂部の直下位置に対してずれた位置に配置されている場合、この色の画素が他の色の画素と異なるサイズで見えるおそれがある。
これに対して本実施形態の表面材1は、第2粒子6により入力面3aに微細な凹凸が形成されるため、このような屈折が生じにくい。従って、高精細画素を有するディスプレイ8を備えるデバイスユニット7に表面材1を適用した場合、入力面3aの書き味を向上させながら、ディスプレイ8の高精細な画像視認性を良好に維持できる。
なお、表面材1の光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度が、30%未満の値である場合、表面材1を介したディスプレイ8の画像表示性能が低くなるおそれがある。また、入力面3aの算術平均粗さRaが0.5μm以上であると、ディスプレイ8からの出射光が散乱するおそれがある。また、入力面3aの転がり円最大うねりWEMが5.0μm未満であると、入力面3aの書き味が低下するおそれがある。
また、第1粒子5の平均粒径が8μm未満であると、入力面3aの書き味が低下するおそれがある。また、第1粒子5の平均粒径が15μmを超えると、耐擦傷性が低下するおそれがある。また、第2粒子6の平均粒径が0.4μm未満であると、ディスプレイ8からの出射光の散乱を抑制する効果と、入力面3aへの入射光に対する防眩性の効果とが低くなるおそれがある。また、第2粒子6の平均粒径が0.7μm以上であると、ペンの摩耗が増大するおそれがある。
また、コート部材3のヘイズが8%未満であると、表面材1の防眩性の効果が低くなるおそれがある。また、コート部材3のヘイズが39%を超えると、ディスプレイ8の画像視認性が低くなる(文字ボケなどが発生)おそれがある。
また、コート材4と第1粒子5との屈折率差、又は、コート材4と第2粒子6との屈折率差が、0.07を超えると、ディスプレイ8の出射光がコート部材3内を直進して透過しづらくなるおそれがある。
なお表面材1では、転がり円最大うねりWEMが5.0μm以上の範囲の値に設定されているので、コート部材3中の第2粒子6がディスプレイ8の出射光を散乱させる影響は比較的小さい。
以下、実施形態の変形例について、実施形態との差異を中心に説明する。この変形例に係る表面材は、単体のシート部材により構成されている。表面材の表面には、突出部3bに相当する大突出部と,突出部3cに相当する小突出部11bとが形成されている。これにより当該表面材は、表面材1と同様の表面形状を有し、また表面材1と同等の透過像鮮明度を有する。当該表面材の表面形状は、一例として、サンドブラスト法や転写法により形成されている。このような表面材によっても、表面材1と同等の効果が奏される。
なお当該表面材は、シート状のベース樹脂と、ベース樹脂中にそれぞれ分散された第1粒子5と第2粒子6とにより構成されてもよい。このような表面材の製造方法としては、まず、ベース樹脂の元となる樹脂溶液に第1粒子5及び第2粒子6とを添加して調整液を用意する。この調整液を表面が平滑な支持部材の表面に流延した後硬化し、支持部材から剥離することで、表面材を得ることができる。
(確認試験)
次に、確認試験について説明するが、本発明は以下に示す各実施例に限定されるものではない。
以下の表1,2に示す組成のコート部材を有する実施例1〜4、比較例1〜6の各ペン入力デバイス用表面材を作製した。実施例1〜4は、コート部材3が第1粒子5(アクリル粒子)及び第2粒子6(ナノシリカ粒子)を有する実施形態に係る表面材1に相当する。
比較例1及び2は、コート部材が実施例1〜4よりも平均粒径の大きい第1粒子及び第2粒子を有している。比較例3は、コート部材が第1粒子を有さず、第2粒子のみを有している。比較例4,5は、コート部材の入力面に相分離構造による凹凸が形成されている。比較例6は、コート部材が第2粒子を有さず、第1粒子のみを有している。
なお相分離構造とは、コート部材の元となる調整液の液相からのスピノーダル分解(湿式スピノーダル分解)により形成されるものである。ここで言う相分離構造の詳細については、例えば特許第6190581号公報を参照できる。
実施例1〜4及び比較例1〜6のコート部材の元となる調整液は、以下のように調整した。
実施例1の調整液は、株式会社トクシキ「AU−230」(第2粒子に相当する粒子と重合開始剤とを含有する。)48重量部、株式会社トクシキ「AS−201S」10重量部、積水化成品工業株式会社「SSX−115HXE」(第1粒子に相当する粒子)0.3重量部、メチルエチルケトン42重量部を混合して得た。
実施例2の調整液は、株式会社トクシキ「AU−230」(第2粒子に相当する粒子と重合開始剤とを含有する。)29重量部、株式会社トクシキ「AS−201S」21重量部、積水化成品工業株式会社「SSX−110」(第1粒子に相当する粒子)0.6重量部、メチルエチルケトン50重量部を混合して得た。
実施例3の調整液は、株式会社トクシキ「AU−230」(第2粒子に相当する粒子と重合開始剤とを含有する。)29重量部、株式会社トクシキ「AS−201S」21重量部、積水化成品工業株式会社「SSX−108」(第1粒子に相当する粒子)0.6重量部、メチルエチルケトン50重量部を混合して得た。
実施例4の調整液は、株式会社トクシキ「AU−230」(第2粒子に相当する粒子と重合開始剤とを含有する。)43重量部、株式会社トクシキ「AS−201S」10重量部、積水化成品工業株式会社「SSX−115HXE」(第1粒子に相当する粒子)0.7重量部、メチルエチルケトン42重量部を混合して得た。
比較例1の調整液は、ダイセル・オルネクス株式会社「DPHA」80重量部、Miwon「PU3210」20重量部、イーストマン「セルロースアセテートプロピオネート」7重量部、積水化成品工業株式会社「SSX−108」(第2粒子に相当する粒子)4重量部、「SSX−115HXE」(第1粒子に相当する粒子)2重量部、「イルガキュア184」2重量部を混合し、メチルエチルケトン/1−ブタノール/1−メトキシ−2−プロパノール混合溶剤で固形分濃度が31%になるよう調整して得た。
比較例2の調整液は、ダイセル・オルネクス株式会社「DPHA」80重量部、Miwon「PU3210」20重量部、イーストマン「セルロースアセテートプロピオネート」7重量部、積水化成品工業株式会社「SSX−110」(第2粒子に相当する粒子)10重量部、「SSX−115HXE」(第1粒子に相当する粒子)4重量部、「イルガキュア184」重量2部を混合し、メチルエチルケトン/1−ブタノール/1−メトキシ−2−プロパノール混合溶剤で固形分濃度が31%になるよう調整して得た。
比較例3の調整液は、日本化工塗料(株)「FA−3201クリア」63重量部、日本化工塗料(株)「FA−3201M」(第2粒子に相当する粒子と、重合開始剤とを含有する。)37重量部を混合して得た。
比較例4の調整液は、ダイセルオルネクス(株)製「サイクロマーP」5.7重量部、セルロースアセテートプロピオネート1.2重量部、ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート4重量部、シリコーンアクリレート2.77重量部、「イルガキュア184」0.5重量部を、メチルエチルケトン25重量部と1−ブタノール12.2重量部との混合溶媒に溶解することにより得た。
比較例5の調整液は、ダイセルオルネクス(株)製「サイクロマーP」12.5重量部、セルロースアセテートプロピオネート4重量部、ナノシリカ含有アクリル系UV硬化性化合物A 150重量部、シリコーンアクリレート1重量部、「イルガキュア184」1重量部、「イルガキュア907」1重量部を、メチルエチルケトン81重量部と1−ブタノール24重量部と1−メトキシ−2−プロパノール13重量部との混合溶媒に溶解することにより得た。
比較例6の調整液は、ダイセル・オルネクス株式会社「DPHA」80重量部、Miwon「PU3210」20重量部、イーストマン「セルロースアセテートプロピオネート」7重量部、積水化成品工業株式会社「SSX−120」(第1粒子に相当する粒子)5部、「イルガキュア184」重量2部を混合し、メチルエチルケトン/1−ブタノール/1−メトキシ−2−プロパノール混合溶剤で固形分濃度が31%になるよう調整して得た。
実施例1〜4及び比較例1〜6では、上記のように得られた調整液をベース部材の表面に目的の膜厚に応じてワイヤーバー#12〜#36を用いて流涎した後、80℃以上100℃以内の範囲の温度に加熱したオーブン内で加熱処理し、目的の厚み寸法を有する中間体を得た。この中間体を紫外線照射装置(ウシオ電機(株)製高圧水銀ランプ、紫外線照射量500mJ/cm)に通して紫外線硬化処理を行った。これにより、コート部材を形成した。
表1,2中の「配合量(wt%)」は、完成後のコート部材に対する重量比率を示する。また「コート部材の平均厚み(μm)」は、光学式膜厚計を用いて、表面材の第1粒子が配置された領域以外での任意の10箇所の膜厚を測定し、その平均として算出した値を示す。
次に、実施例1〜4及び比較例1〜6の表面材について、以下の項目を調べた。
[ヘイズ及び全光線透過率]
表面材の全光線透過率は、ヘイズメーター(日本電色(株)製、NDH−5000W)を用いて、JIS K7136に準拠して測定した。コート部材のヘイズは、入力面が受光器側となるように配置して測定した。
[透過像鮮明度]
表面材の透過像鮮明度は、写像測定器(スガ試験機(株)製、ICM−1T)を用いて、JIS K7105に準拠し、ベース部材の製膜方向と光学櫛の櫛歯の方向とが平行になるように表面材を配置して測定した。光学櫛幅は、0.5mmとした。
[算術平均粗さRa及び転がり円最大うねりWEM
入力面の算術平均粗さRaは、JIS B0601に準拠し、株式会社東京精密製の表面粗さ形状測定機「サーフコム570A」を用いて測定した。入力面の転がり円最大うねりWEMは、JIS B0610に準拠し、上記測定機を用いて以下の条件で測定した。
測定子:うねり測定子(0102505)
測定子の仕様:800μmR、ルビー
駆動速度:3mm/s
λf低減カットオフ値:8mm
測定長さ:15mm
[ペン先摩耗性]
タッチパネル摺動試験機を用い、200g荷重、ワコム株式会社製プロペン(KP−503E)(先端直径2mmのPOM製スタイラスペン)で入力面上の距離50mm分を1万回往復して摺動させたときのペン先の摩耗長さを測定した。
[書き味]
入力面の書き味の評価は、筆記性、筆記音、振動の3項目について行った。この評価に際しては、8人の試験者が、ワコム株式会社製プロペン(KP−503E)(先端直径2mmのPOM製スタイラスペン)を用いた。
筆記性の評価に際しては、8人の試験者のうち5人以上が良好と評価した場合を「A」とし、4人以下が良好と評価した場合を「B」とした。筆記音の評価に際しては、上記ペンで入力面に入力したときの紙に鉛筆で筆記したような音がすると評価した場合を「A」とし、音がしない又はほとんど聞こえないと評価した場合を「B」とした。
振動の評価に際しては、(株)小野測器製加速度検出器「NP−3211」を上記ペンに取付け、長さ100mmの直線を入力面に筆記したときの加速度変化のデータを採取し、周波数解析を行い、0Hz以上5Hz以下の範囲の低周波数領域におけるピーク加速度により、下記式1にて算出される振動値を測定した。
[式1]
振動(dB)=20×log10(α/1×10−5
但しαは、ベンの加速度(m/s)とする。
これらの試験結果を表1及び2に示す。
Figure 0006792743
Figure 0006792743
表1及び2に示すように、実施例1〜4は、比較例1〜6と比較して、透過像鮮明度ICが良好で、且つ、筆記性、筆記音、及び振動のいずれの項目においも優れた書き味を有することが確認された。また実施例1〜4は、比較例1〜2,6と比較して、ペンの摩耗性が大幅に抑制されることが確認された。
比較例1及び2は、表面材の光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度が30%未満(ここでは2%以下)に留まり、入力面の算術平均粗さRaが0.5μm以上(ここでは1μm以上)となった。比較例1及び2では、コート部材に第1粒子と第2粒子とが含まれるが、実施例1〜4と比較すると、第1粒子の配合量が比較的多かったために、透過像鮮明度の低下と入力面の算術平均粗さRaの増大が生じたものと考えられる。透過像鮮明度が低い場合、ディスプレイの画像視認性が低下する。
また比較例3は、入力面の転がり円最大うねりWEMが5.0μm未満(ここでは3.8μm)となった。比較例3は、コート部材に第1粒子が含まれていないため、実施例1〜4に比べて書き味(筆記音及び振動)が劣る結果となった。また比較例6は、表面材の光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度が30%未満(ここでは15%)に留まり、入力面の算術平均粗さRaが0.5μm以上(ここでは1.29μm)となった。比較例6では、コート部材に第2粒子が含まれていないため、実施例1〜4に比べて透過像鮮明度が低くなったものと考えられる。また、これにより比較例6は、実施例1〜4に比べるとディスプレイの画像視認性が低いと考えられる。
また比較例4は、入力面の転がり円最大うねりWEMが5.0μm未満(ここでは4.5μm)となった。比較例5では、表面材の光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度が30%未満(ここでは6%以下)となった。
また比較例4及び5では、相分離構造により入力面に凹凸を形成したが、実施例1〜4と比較すると、書き味が劣ることが分かった。以上の試験結果から、実施例1〜4の比較例1〜6に対する優位性が確認された。
また、発明者らが行った別の検討により、実施例1〜4の表面材の光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度、入力面の算術平均粗さRa及びの転がり円最大うねりWEMの各値とは別に、光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度を30%以上100%以下の範囲の値に設定し、入力面の算術平均粗さRaを0より大きく0.5μm未満の範囲の値に設定すると共に転がり円最大うねりWEMを、5.0μm以上の範囲の値に設定すれば、実施例1〜4とほぼ同様の効果が得られることが分かった。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、その構成を変更、追加、又は削除できる。
1 ペン入力デバイス用表面材
2 ベース部材
3 コート部材
3a 入力面
4 コート材
5 第1粒子
6 第2粒子
10 ペン入力デバイス

Claims (7)

  1. ペンにより入力される入力面を有するシート状のペン入力デバイス用表面材であって、
    光学櫛幅0.5mmの透過像鮮明度が、30%以上100%以下の範囲の値に設定され、
    前記入力面は、算術平均粗さRaが、0より大きく0.5μm未満の範囲の値に設定されると共に、転がり円最大うねりWEMが、5.0μm以上の範囲の値に設定され、
    平均粒径が、8μm以上15μm以下の範囲の値に設定された第1粒子と、平均粒径が、0.4μm以上0.7μm未満の範囲の値に設定された第2粒子とを含み、入力面側から外方に突出する前記第1粒子と前記第2粒子とにより、大きさの異なる複数の突出部が前記入力面に形成され、
    前記ペンで長さ100mmの直線を前記入力面に筆記したときの0Hz以上5Hz以下の範囲の領域における前記ペンのピーク加速度により、下記式1にて算出される振動値が、91dB以上103dB以下の範囲の値である、ペン入力デバイス用表面材。
    [式1]
    振動(dB)=20×log10(α/1×10−5
    但しαは、前記ペンの加速度(m/s)とする。
  2. 前記第1粒子がアクリル粒子であり、前記第2粒子がシリカ粒子である、請求項1に記載のペン入力デバイス用表面材。
  3. シート状のベース部材と、
    前記ベース部材の一方の面を被覆するコート部材とを備え、
    前記コート部材は、前記ベース部材の前記一方の面に沿って延びるコート材を有し、前記コート材中に前記第1粒子と前記第2粒子のそれぞれが分散されている、請求項1又は2に記載のペン入力デバイス用表面材。
  4. 前記コート部材の前記ベース部材とは反対側の面が、前記入力面である、請求項3に記載のペン入力デバイス用表面材。
  5. 前記コート材と前記第1粒子との屈折率差、及び、前記コート材と前記第2粒子との屈折率差が、0以上0.07以下の範囲の値に設定されている、請求項3又は4に記載のペン入力デバイス用表面材。
  6. 前記コート部材の前記第1粒子の添加総重量が、前記コート部材の前記第2粒子の添加総重量よりも少ない、請求項〜5のいずれか1項に記載のペン入力デバイス用表面材。
  7. 前記コート部材のヘイズが、8%以上39%以下の範囲の値に設定されている、請求項〜6のいずれか1項に記載のペン入力デバイス用表面材。
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