JP6789880B2 - 作業機の状態管理システム - Google Patents
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Description
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、車体の状態を簡単に把握することができる作業機の状態管理システムを提供することを目的とする。
作業機の状態管理システムは、作業装置が装着可能で且つ走行可能な車体におけるゼロモーメントポイントを演算する演算部と、前記演算部で演算されたゼロモーメントポイントに基づいて作業機の安定に関する情報を表示可能な表示部と、前記演算部で演算したゼロモーメントポイントに基づいて、前記車体にウエイトが装着されているか否かを判断する第2判断部と、を備え、前記表示部は、前記車体に前記ウエイトが装着されていない場合に、前記ウエイトが装着されていないことに対する警告を行う。
前記表示部は、前記車体に対して定められた安定領域と、前記ゼロモーメントポイントとを表示する。
前記表示部は、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れた場合に、前記ゼロモーメントポイントを前記安定領域内に戻す方法を表示する。
前記演算部は、前記車体に連結された作業装置に設けられた装置状態検出部によって検出した第2荷重及びモーメントに基づいて、前記ゼロモーメントポイントを演算する。
作業機の状態管理システムは、前記車体に対する車体状態検出部の位置と、前記作業装置に対する装置状態検出部の位置とに基づいて、前記安定領域を演算する領域演算部を備えている。
前記演算部、前記表示部は携帯端末に設けられている。
[第1実施形態]
図1は、作業機の状態管理システムの全体図を示している。作業機は、トラクタ、コンバイン、田植機、バックホー、スキッドステアローダ、コンパクトトラックローダ等である。トラクタ1を例に挙げ
作業機について説明する。
図10は、トラクタ(車体)の走行系の動力伝達の概略図を示している。図10に示すように、前輪7Fは、第1デフ装置20Fに回転自在に支持された前車軸21Fに取付けられ、後輪7Rは、第2デフ装置20Rに回転自在に支持された後車軸21Rに取付けられている。第1デフ装置20Fには、変速装置5の前部から突出する第1伝動軸22Fの動力が伝達され、第2デフ装置20Rには、変速装置5の後部に至る第2伝動軸22Rの動力が伝達される。第1伝動軸22F及び第2伝動軸22Rには、原動機4の出力軸の動力が伝達され、第1伝動軸22F及び第2伝動軸22Rは回転自在となっている。なお、上述した実施形態では、第1伝動軸22F及び第2伝動軸22Rの両方に原動機4の動力
が伝達する4WDについて説明したが、第2伝動軸22Rのみに原動機4の動力が伝達する2WDであってもよい。
図1に示すように、トラクタ1は、制御装置30と、表示装置31とを備えている。制御装置30は、トラクタ1に関する制御を行う装置である。制御装置30は、例えば、トラクタ1の作業系に関する制御を行ったり、トラクタ1の走行系の制御を行う。
当該表示装置31等に組み込まれたプログラム等から構成されている。図1では、演算部40Aが制御装置30に設けられている例を示している。
表示装置(表示部)31は、演算部40Aで演算されたゼロモーメントポイントに基づいて安定に関する情報を表示する。図2Bに示すように、表示装置31をオペレータが操作すると、当該表示装置31は、状態表示画面M1を表示する。状態表示画面M1は、臨界領域Q1、安定領域Q2及びZMPを2次元で表示する。図2Bに示すように、状態表示画面M1は、臨界領域Q1だけでなく、前輪7F、後輪7Rを示す図形7Dを表示してもよい。
ンタ部P1)を見ることによって、トラクタ1の走行状態を把握することができる。特に、トラクタ1を斜面に沿って走行している場合は、オペレータは現在のトラクタ1が安定して斜面を走行できているか否かを表示装置31により把握することができる。
[第2実施形態]
図4は、第2実施形態における作業機の状態管理システムを示している。第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成について説明する。第2実施形態で示した構成の全部又は一部を、第1実施形態又は他の実施形態に適用してもよい。
表示装置31は、車体3にウエイトが装着されていない場合に、ウエイトが装着されていないことに対する警告を行う。例えば、トラクタ1の原動機4の始動後、第2判断部43によって車体3にウエイトが装着されていないと判断された場合、表示装置31は、「ウエイトが装着されていません」、「ウエイトの装着状態を確認してください」等の表示をする。表示装置31は、当該表示装置31に接続されているスピーカを用いて音を発生させることでZMPが安定領域Q2から外れていることを警告してもよい。
[第3実施形態]
図6は、第3実施形態における作業機の状態管理システムを示している。第3実施形態では、第1実施形態又は第2実施形態と異なる構成について説明する。第3実施形態で示した構成の全部又は一部を、第1実施形態、第2実施形態に適用してもよい。
て安定領域Q5を求める。
携帯端末、管理端末のいずれであっても、端末56は、通信装置55と無線通信可能である。例えば、携帯端末55は、車体状態検出部24が検出した情報が受信可能である。端末56は、ZMPに関して制御装置30と同様の構成又は機能を有しており、例えば、演算部40Aと、第1判断部41と、表示部47とを備えている。演算部40A及び第1判断部41は、上述した実施形態と同様である。表示部47は、上述した表示装置31と同様の構成又は機能を有している。
2 作業装置
3 車両(車体)
31 表示装置(表示部)
40A 演算部
40B 演算部
41 第1判断部
42 報知部
43 第2判断部
44 領域演算部
47 表示部
Q2 安定領域
Q5 安定領域
Claims (10)
- 作業装置が装着可能で且つ走行可能な車体におけるゼロモーメントポイントを演算する演算部と、
前記演算部で演算されたゼロモーメントポイントに基づいて作業機の安定に関する情報を表示可能な表示部と、
前記演算部で演算したゼロモーメントポイントに基づいて、前記車体にウエイトが装着されているか否かを判断する第2判断部と、
を備え、
前記表示部は、前記車体に前記ウエイトが装着されていない場合に、前記ウエイトが装着されていないことに対する警告を行う作業機の状態管理システム。 - 前記表示部は、前記車体に対して定められた安定領域と、前記ゼロモーメントポイントとを表示する請求項1に記載の作業機の状態管理システム。
- 前記演算部で演算したゼロモーメントポイントが、前記車体に対して定められた安定領域から外れているか否かを判断する第1判断部を備え、
前記表示部は、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れた場合に、前記ゼロポイントが前記安定領域から外れたことに対する警告を行う請求項1又は2に記載の作業機の状態管理システム。 - 前記表示部は、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れた場合に、前記ゼロモーメントポイントを前記安定領域内に戻す方法を表示する請求項3に記載の作業機の状態管理システム。
- 前記車体は、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れた場合に、前記ゼロモーメントポイントが前記安定領域から外れたことを外部に報知する報知部を有している請求項3又は4に記載の作業機の状態管理システム。
- 前記演算部は、前記車体に設けた車体状態検出部によって検出した第1荷重及びモーメントに基づいて、前記ゼロモーメントポイントを演算する請求項1〜5のいずれかに記載の作業機の状態管理システム。
- 前記演算部は、前記車体に連結された作業装置に設けられた装置状態検出部によって検出した第2荷重及びモーメントに基づいて、前記ゼロモーメントポイントを演算する請求項1〜6のいずれかに記載の作業機の状態管理システム。
- 前記車体に対する車体状態検出部の位置と、前記作業装置に対する装置状態検出部の位置とに基づいて、前記安定領域を演算する領域演算部を備えている請求項7に記載の作業機の状態管理システム。
- 前記演算部、前記表示部は前記作業機に設けられている請求項1〜8のいずれかに記載の作業機の状態管理システム。
- 前記演算部、前記表示部は携帯端末に設けられている請求項1〜8のいずれかに記載の作業機の状態管理システム。
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