JP6781604B2 - Visit estimation device - Google Patents
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Description
本発明は、ユーザの訪問先を推定する訪問先推定装置に関する。 The present invention relates to a visit destination estimation device that estimates a user's visit destination.
従来から、ユーザの位置と、POI(Point Of Interest)等の場所の位置とに基づいて、ユーザが訪問した場所である訪問先を推定する技術が提案されている。特許文献1には、ユーザの訪問先を精度よく推定するために、推定の際にそれらの位置に加えてユーザの滞在時間も考慮することが記載されている。 Conventionally, a technique for estimating a visited place, which is a place visited by a user, has been proposed based on the position of a user and the position of a place such as POI (Point Of Interest). Patent Document 1 describes that in order to accurately estimate the visit destination of the user, the staying time of the user is taken into consideration in addition to those positions at the time of estimation.
特許文献1に示されているように、ユーザの位置、及び訪問先の候補となる位置以外の情報を特徴量として用いることで、推定される訪問先の精度が向上すると考えられる。しかしながら、特徴量が増えると推定の計算量が増え、推定に時間がかかってしまう。特に多数のユーザについて訪問先を推定する場合には、各ユーザの推定を少しでも短く行うことが求められる。 As shown in Patent Document 1, it is considered that the accuracy of the estimated visit destination is improved by using the information other than the position of the user and the position as a candidate for the visit destination as the feature amount. However, as the feature amount increases, the estimation calculation amount increases, and the estimation takes time. In particular, when estimating the visit destination for a large number of users, it is required to estimate each user as short as possible.
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、ユーザの訪問先の推定を効率よく行うことができる訪問先推定装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above, and an object of the present invention is to provide a visit destination estimation device capable of efficiently estimating a visit destination of a user.
上記目的を達成するために、本発明に係る訪問先推定装置は、ユーザの訪問先を推定する訪問先推定装置であって、ユーザの位置を示すユーザ位置情報、及び訪問先の候補の場所の位置を示す場所位置情報を取得する位置情報取得部と、位置情報取得部によって取得されたユーザ位置情報、及び場所位置情報に基づいて、訪問先の候補の場所からユーザの訪問先を推定する第1推定部と、ユーザ位置情報及び場所位置情報以外のユーザの訪問先の推定に用いられるユーザ及び訪問先の候補の場所の少なくとも何れかに係る推定用情報を取得する推定用情報取得部と、第1推定部によってユーザの訪問先を推定できなかった場合に、推定用情報取得部によって取得された推定用情報に基づいて、訪問先の候補の場所からユーザの訪問先を推定する第2推定部と、を備える。 In order to achieve the above object, the visit destination estimation device according to the present invention is a visit destination estimation device that estimates a user's visit destination, and is a user location information indicating a user's position and a candidate location of the visit destination. Location that indicates the location Based on the location information acquisition unit that acquires location information, the user location information acquired by the location information acquisition unit, and the location location information, the user's visit destination is estimated from the candidate locations of the visit destination. 1 An estimation unit, an estimation information acquisition unit that acquires estimation information related to at least one of a user and a candidate location of a visit, which is used for estimating a user's visit other than the user location information and the location location information. When the user's visit destination cannot be estimated by the first estimation unit, the user's visit destination is estimated from the candidate location of the visit destination based on the estimation information acquired by the estimation information acquisition unit. It has a department.
本発明に係る訪問先推定装置では、まず、ユーザ位置情報及び場所位置情報に基づいた推定が行われ、ユーザの訪問先を推定できなかった場合に推定用情報に基づいた推定が行われる。従って、ユーザ及び場所の位置によっては推定用情報を用いない推定が可能となる。これにより、ユーザの訪問先の推定を効率よく行うことができる。 In the visit destination estimation device according to the present invention, first, estimation is performed based on the user position information and location position information, and when the user's visit destination cannot be estimated, estimation is performed based on the estimation information. Therefore, it is possible to perform estimation without using estimation information depending on the position of the user and the place. As a result, it is possible to efficiently estimate the visit destination of the user.
本発明によれば、ユーザ及び場所の位置によっては推定用情報を用いない推定が可能となるため、ユーザの訪問先の推定を効率よく行うことができる。 According to the present invention, it is possible to perform estimation without using estimation information depending on the position of the user and the place, so that the user's visit destination can be estimated efficiently.
以下、図面と共に本発明に係る訪問先推定装置の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。 Hereinafter, embodiments of the visited destination estimation device according to the present invention will be described in detail together with the drawings. In the description of the drawings, the same elements are designated by the same reference numerals, and duplicate description will be omitted.
図1に本実施形態に係る訪問先推定装置10を示す。訪問先推定装置10は、ユーザの位置に基づいて、ユーザが訪問した場所である訪問先を推定する装置である。本実施形態では、ユーザの訪問先となる場所として、店舗、レジャー施設及び観光施設等のPOIを推定する。推定されたユーザの訪問先の情報は、例えば、ユーザの嗜好等の特徴の推定に用いることができる。
FIG. 1 shows a visit
ユーザ端末20は、ユーザによって携帯されて用いられる装置である。ユーザ端末20は、具体的には、携帯電話機やスマートフォン等に相当する。ユーザ端末20は、移動体通信網等のネットワークNに接続して無線通信を行う機能を有している。ユーザ端末20と訪問先推定装置10とは、ネットワークNを介して通信を行うことができ、互いに情報の送受信を行えるようになっている。
The
ユーザ端末20は、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)測位機能等の自端末の測位機能を有している。ユーザ端末20は、測位機能によって得られた自端末の位置である測位点を示す情報を、ユーザの位置を示すユーザ位置情報として訪問先推定装置10に送信する。ユーザ位置情報は、例えば、緯度及び経度を示す情報である。ユーザ端末20は、ユーザの位置の誤差を示す誤差情報を取得する。ユーザの位置の誤差は、例えば、測位機能による測位の際の測位誤差である。誤差情報は、例えば、測位誤差である距離の情報であり、従来のGPS測位機能等によって取得される。ユーザ端末20は、誤差情報と共にユーザ位置情報を訪問先推定装置10に送信する。
The
ユーザ端末20による自端末の測位は、継続的に行われ、例えば、定期的(例えば、10分毎)に行われる。ユーザ端末20から訪問先推定装置10に送信されるユーザ位置情報は、訪問先推定装置10側でいつ測位された位置に係るユーザ位置情報か把握されるようにしておく。例えば、ユーザ端末20は、ユーザ位置情報に測位時刻(日時)を対応付けて訪問先推定装置10に送信する。あるいは、ユーザ端末20は、測位する度にユーザ位置情報を訪問先推定装置10に送信する。
Positioning of the own terminal by the
ユーザ端末20は、通常の携帯電話機やスマートフォン等と同様にCPU(Central Processing Unit)、メモリ及び無線通信モジュール等のハードウェアを備えて構成される。
The
引き続いて、本実施形態に係る訪問先推定装置10の機能を説明する。図1に示すように訪問先推定装置10は、記憶部11と、位置情報取得部12と、第1推定部13と、推定用情報取得部14と、第2推定部15とを備えて構成される。
Subsequently, the function of the visit
記憶部11は、訪問先推定装置10における処理に必要となる情報を記憶する機能部である。記憶部11は、ユーザの位置を示すユーザ位置情報(測位履歴)を記憶する。記憶部11は、ユーザ端末20から送信されるユーザ位置情報、及び当該ユーザ位置情報に係る誤差情報を受信して、それらを対応付けて記憶する。上述したようにユーザ端末20による自端末の測位は、継続的に行われるため、複数のユーザ位置情報及び誤差情報が取得される。なお、1つのユーザ位置情報は、1つのタイミングにおける位置に係るものであるとする。
The
記憶部11は、ユーザの訪問先の候補となるPOIの位置を示すPOI位置情報をPOI毎に記憶する。POI位置情報は、例えば、POIの緯度及び経度を示す情報である。POI位置情報は、訪問先推定装置10の管理者等によって、予め訪問先推定装置10に入力されている。記憶部11に記憶される上記以外の情報については後述する。
The
位置情報取得部12は、ユーザの位置を示すユーザ位置情報、及び訪問先の候補の場所の位置を示す場所位置情報であるPOI位置情報を取得する機能部である。位置情報取得部12は、当該ユーザ位置情報に係る誤差情報を取得する。位置情報取得部12は、ユーザ位置情報を複数取得する。
The position
位置情報取得部12は、記憶部11に記憶される複数のユーザ位置情報、及び当該ユーザ位置情報に係る誤差情報を読み出して取得する。位置情報取得部12は、所定の期間に係るユーザ位置情報及び誤差情報を取得することとしてもよい。所定の期間は、ユーザの訪問先を推定したい期間である。例えば、取得の時点から予め設定された時間(例えば、1日あるいは数日)遡った期間のユーザ位置情報及び誤差情報を取得することとしてもよい。具体的には、測位時刻によって示される時刻が当該期間に含まれるユーザ位置情報及び誤差情報を取得する。
The position
位置情報取得部12は、記憶部11に記憶されるPOI位置情報を読み出して取得する。位置情報取得部12は、取得したユーザ位置情報及び誤差情報、並びにPOI位置情報を第1推定部13に出力する。
The position
第1推定部13は、位置情報取得部12によって取得されたユーザ位置情報、及びPOI位置情報に基づいて、訪問先の候補のPOIからユーザの訪問先を推定する、即ち、第1の推定を行う機能部である。第1推定部13は、ユーザ位置情報に基づく位置及び誤差情報に基づいて設定される領域に位置する訪問先の候補のPOIからユーザの訪問先を推定する。第1推定部13は、ユーザ位置情報に基づく位置と訪問先の候補のPOIの位置との距離を算出し、算出した距離のうち最も短い距離と次に短い距離との差と設定された閾値とを比較し、当該比較に基づいてユーザの訪問先を推定できるか否かを判断する。第1推定部13は、誤差情報に基づいて上記の閾値を設定する。第1推定部13は、ユーザ位置情報に基づいて、ユーザが滞留した位置を示す滞留点を算出(生成)し、当該滞留点を構成するユーザの位置の数に基づいてユーザの訪問先を推定できるか否かを判断する。具体的には、第1推定部13は、以下のように推定を行う。
The
第1推定部13は、位置情報取得部12からユーザ位置情報及び誤差情報、並びにPOI位置情報を入力する。第1推定部13は、入力したユーザ位置情報に基づいて、ユーザが滞留した位置を示す滞留点を算出する。ユーザの滞留とは、ユーザがある程度狭い領域に留まっていることであり、即ち、ユーザが所定時間以上、所定の領域内に連続して位置していることである。滞留点は、ユーザが滞留した場合に位置していた領域、又は当該領域を代表する位置である。第1推定部13は、例えば、特許文献1に示されている方法により滞留点を算出する。
The
第1推定部13は、当該算出によって、滞留点の緯度及び経度、滞留を開始した時刻である滞留開始時刻(滞留開始日時)並びに滞留を終了した時刻である滞留終了時刻(滞留終了日時)を得る。第1推定部13は、滞留点を構成するユーザ位置情報に係る誤差情報から、滞留点に係る測位誤差を算出する。第1推定部13は、当該測位情報によって示される測位誤差の平均値を算出して、当該平均値を滞留点に係る測位誤差とする。第1推定部13は、算出した滞留点に対して、訪問先のPOIである訪問POIを推定する。即ち、第1推定部13は、ユーザが滞留した際の訪問POIを推定する。
According to the calculation, the
第1推定部13は、算出した滞留点について、訪問POIの候補を限定するための領域(範囲)を設定する。当該領域は、例えば、円形とされる。第1推定部13は、当該領域の半径を設定する。半径Yは、例えば、Y=AX+Bとの式によって算出される。ここで、Xは、算出した滞留点に係る測位誤差である。A,Bは、予め設定されるパラメータである。Aは正の値、Bは非負の値である。第1推定部13は、算出した滞留点を中心とした半径Yの円形の領域を上記の領域とする。
The
第1推定部13は、当該領域に位置するPOIから訪問POIを推定する。第1推定部13は、各POIについて、入力したPOI位置情報によって示されるPOIの位置に基づき、当該領域に位置するPOIを訪問POIの候補とする。即ち、それ以外のPOIについては、訪問POIの推定から除外する。具体的には、第1推定部13は、各POIについて、算出した滞留点の位置とPOIの位置との距離を算出する。第1推定部13は、算出した距離が半径Y以下のPOIを訪問POIの候補とする。上記のように、測位誤差が大きければ(測位精度が悪ければ)半径Yが大きくなるため、訪問POIの候補は多くなり、測位誤差が小さければ(測位精度がよければ)半径Yが小さくなるため、訪問POIの候補は少なくなる。
The
この時点で、訪問POIの候補が1つのみであった場合、第1推定部13は、当該訪問POIの候補を訪問POIと推定する。この場合、第1推定部13は、推定した訪問POIを示す情報を出力する。例えば、第1推定部13は、ユーザの嗜好等の特徴の推定を行う装置等の訪問POIの情報が用いられる装置に推定した訪問POIを示す情報を出力する。あるいは、第1推定部13は、その旨を表示する等して、ユーザに対して出力してもよい。訪問POIの候補がなかった場合、第1推定部13は、訪問POIの推定ができないと判断する。この場合、第1推定部13は、訪問POIが推定できなかった旨を示す情報を出力する。当該出力をもって、当該滞留点についての推定の処理を終了する。
If there is only one candidate for the visiting POI at this point, the
訪問POIの候補が2つ以上であった場合、第1推定部13は、以下の処理を行う。第1推定部13は、算出した距離のうち、最も短い距離(1位との距離)と次に短い距離(2位との距離)との差と設定された閾値Nとを比較する。第1推定部13は、当該差が閾値N以上であった場合、最も短い距離に係るPOIを訪問POIと推定する。この条件を満たす場合は、ユーザの位置及びPOIの位置以外の情報(特徴量)を用いずに推定が行える、即ち、推定が簡単な場合である。閾値Nは、予め固定的に設定された値でもよいし、誤差情報に基づいて設定されてもよい。固定的に閾値Nが設定される場合は、例えば、訪問先推定装置10の管理者等によって当該設定が行われる(他の閾値又はパラメータについても同様である)。誤差情報に基づいて閾値Nを設定する場合には、例えば、滞留点に係る測位誤差が大きくなると、閾値Nが大きくなるように設定する。第1推定部13は、この場合、滞留点に係る測位誤差に応じて閾値Nをどのように設定するか、予め記憶している。
When there are two or more candidates for visiting POI, the
上記により訪問POIを推定できた場合、第1推定部13は、推定した訪問POIを示す情報を出力する。当該出力をもって、当該滞留点についての推定の処理を終了する。
When the visit POI can be estimated as described above, the
上記の差が閾値N以上でなかった場合、第1推定部13は、上記の距離からは訪問POIを推定できないと判断する。この条件を満たさない場合は、ユーザの位置とPOIの位置との距離が似たような値となり、それらの位置のみでは推定が困難な場合である。この場合、第1推定部13は、更なる推定のため、その旨を推定用情報取得部14及び第2推定部15に通知する。また、第1推定部13は、推定に用いた情報を第2推定部15に出力する。
If the above difference is not equal to or greater than the threshold value N, the
なお、入力したユーザ位置情報から滞留点が複数算出された場合には、第1推定部13は、それぞれの滞留点について、訪問POIを推定する。また、滞留点が1つも算出されない場合には、第1推定部13は、訪問POIはない、即ち、ユーザはどのPOIにも訪問していないものと推定する。
When a plurality of retention points are calculated from the input user position information, the
また、訪問POIの推定が行えるか否かの判断に、算出した滞留点を構成するユーザの位置の数を用いてもよい。例えば、第1推定部13は、算出した滞留点を構成するユーザの位置の数と、予め設定された閾値とを比較する。第1推定部13は、上述した判断(条件)に加えて、当該ユーザの位置の数が閾値以上である場合に、訪問POIの推定が可能であると判断する。一方で、第1推定部13は、当該ユーザの位置の数が閾値以上でない場合には、訪問POIを推定できないと判断する。即ち、この場合、第1推定部13は、上述した判断で訪問POIを推定できた場合であっても、訪問POIを推定できないと判断する。
In addition, the number of user positions constituting the calculated retention points may be used to determine whether or not the visit POI can be estimated. For example, the
推定用情報取得部14は、ユーザ位置情報及びPOI位置情報以外の訪問POIの推定に用いられるユーザ及びPOIの少なくとも何れかに係る推定用情報を取得する機能部である。推定用情報は、第1推定部13によって距離からは訪問POIを推定できないとされ、第2推定部15によって更なる推定(第2の推定)が行われる場合に当該更なる推定に用いられる情報である。推定用情報取得部14は、推定用情報として、POIの滞在時間及び滞在時刻、若しくはPOIの人気に応じた、当該POIへの訪問されやすさの度合いを示す情報を取得する。
The estimation
記憶部11は、推定用情報として、以下の情報を記憶する。記憶部11は、POIのカテゴリを示す情報をPOI毎に記憶する。POIのカテゴリを示す情報は、カフェ、コンビニ(コンビニエンスストア)といったPOIがどのような種別のものかを示す情報である。
The
また、記憶部11は、POIの滞在時間(POIに継続して滞在した時間)に応じた当該POIへの訪問されやすさの度合いを示すスコアをカテゴリ毎に記憶する。記憶部11は、この情報を図2に示すテーブルで保持する。図2に示すようにこのテーブルは、カテゴリ(x)、滞在時間(y)(滞在時間(y)の範囲)及びスコアが対応付けられた情報を格納する。POIへの滞在時間が滞在時間(y)に示されるものである場合、スコアが高いほど、カテゴリ(x)のPOIへ訪問される可能性が高いことを示している。例えば、図2に示すようにカテゴリ(x)がカフェのPOIであれば、通常、カフェでの滞在時間の可能性が高い滞在時間のスコアが高くなっている。
In addition, the
また、記憶部11は、POIの滞在時刻に応じた当該POIへの訪問されやすさの度合いを示すスコアをカテゴリ毎に記憶する。記憶部11は、この情報を図3に示すテーブルで保持する。図3に示すようにこのテーブルは、カテゴリ(x)、滞在時刻(y)(滞在時刻(y)の範囲、時間帯)及びスコアが対応付けられた情報を格納する。POIへの滞在時刻が滞在時刻(y)に示されるものである場合、スコアが高いほど、カテゴリ(x)のPOIへ訪問される可能性が高いことを示している。例えば、図3に示すようにカテゴリ(x)がカフェのPOIであれば、通常、カフェでの滞在時刻の可能性が高い滞在時刻のスコアが高くなっている。
In addition, the
また、記憶部11は、POIの人気に応じた当該POIへの訪問されやすさの度合いを示す人気度をPOI毎に記憶する。例えば、過去に当該POIに訪れた訪問者数を当該POIの人気度とすることができる。人気度が高いほど、当該POIへ訪問される可能性が高いことを示している。訪問者数の情報は、例えば、POIへの訪問(チェックイン)を記憶するサービス(例えば、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)でのサービス)から、チェックインユーザ数として取得することができる。
In addition, the
上記の推定用情報は、訪問先推定装置10の管理者等によって、予め訪問先推定装置10に入力されている。
The above-mentioned estimation information is input to the visit
推定用情報取得部14は、第1推定部13からの通知を受け付けて、記憶部11に記憶される上記の推定用情報を読み出して取得する。推定用情報取得部14は、取得した推定用情報を第2推定部15に出力する。
The estimation
なお、POIのカテゴリを示す情報については、POI毎にPOI位置情報に対応付けておき、POI位置情報とあわせて位置情報取得部12によって取得されてもよい。
The information indicating the POI category may be associated with the POI position information for each POI and acquired by the position
第2推定部15は、第1推定部13によってユーザの訪問先を推定できなかった場合に、推定用情報取得部14によって取得された推定用情報に基づいて、訪問先の候補のPOIからユーザの訪問先を推定する、即ち、第2の推定を行う機能部である。第2推定部15は、ユーザ位置情報に基づく位置及び上記の最も短い距離に基づいて設定される領域に位置するPOIからユーザの訪問先を推定する。第2推定部15は、ユーザ位置情報に基づく位置とPOIの位置との距離を長さ順に並べ、連続する距離の間の差に基づいて、POIを限定し、限定したPOIからユーザの訪問先を推定する。具体的には、第2推定部15は、以下のように推定を行う。
When the
第2推定部15は、第1推定部13及び推定用情報取得部14から、訪問POIを推定するための各情報を入力する。第2推定部15は、第1推定部13によって訪問POIが推定できないとされた滞留点について、訪問POIの候補を限定するための領域(範囲)を設定する。当該領域は、例えば、円形とされる。第2推定部15は、当該領域の半径を設定する。半径は、例えば、第1推定部13によって算出された滞留点の位置とPOIの位置との距離のうち、最も短い距離(1位との距離)に上記の閾値Nを加えた値(1位との距離+閾値N)とされる。
The
第2推定部15は、当該領域に位置するPOIから訪問POIを推定する。第2推定部15は、各POIについて、入力したPOI位置情報によって示されるPOIの位置に基づき、当該領域に位置するPOIを訪問POIの候補とする。即ち、それ以外のPOIについては、訪問POIの推定から除外する。具体的には、第2推定部15は、各POIについて、第1推定部13によって算出された滞留点の位置とPOIの位置との距離が上記の半径以下のPOIを訪問POIの候補とする。
The
また、第2推定部15は、以下のように訪問POIの候補を限定してもよい。第2推定部15は、第1推定部13によって算出された距離を長さ順に並べる。第2推定部15は、長さが短い順に連続する距離の差、即ち、N位とN+1位との差を見ていき、当該距離の差が予め設定された閾値以上となった場合にN+1以降の距離に係るPOIを訪問POIの候補から除外する。
In addition, the
第2推定部15は、上記のように限定された訪問POIの候補から、推定用情報取得部14によって取得された推定用情報に基づいて、訪問POIを推定する。第2推定部15は、以下の式によって、訪問POIの候補毎のスコアを算出する。スコアは、POIへの訪問されやすさの度合いを示す値である。本実施形態では、スコアが高いほど、POIへ訪問されやすいことを示している。
スコア=a×f(X1)+b×g(X2,X3)+c×h(X2,X4)+d×i(X5)
上記の式において、X1は、滞留点の位置とPOIの位置との距離である。X2は、POIのカテゴリである。X3は、ユーザの滞留点における滞在時間である。X4は、ユーザの滞留点における滞在時刻である。X5は、POIの人気度である。
The
Score = a × f (X 1 ) + b × g (X 2 , X 3 ) + c × h (X 2 , X 4 ) + d × i (X 5 )
In the above equation, X 1 is the distance between the position of the retention point and the position of the POI. X 2 is a category of POI. X 3 is a residence time in the residence point of the user. X 4 is a stay time in the residence point of the user. X 5 is the popularity of POI.
f(X1),g(X2,X3),h(X2,X4),i(X5)は、それぞれの引数に応じたスコアである。スコアが高いほど、それぞれの引数に応じてPOIへ訪問されやすいことを示している。f(x)=1/xとされる。g(x,y)は、推定用情報取得部14によって取得された図2に示すPOIのカテゴリ(x)及びユーザの滞留点における滞在時間(y)に対応するスコアとされる。第2推定部15は、滞在時間X3を滞留点の滞留開始時刻と滞留終了時刻との差分とする。
f (X 1 ), g (X 2 , X 3 ), h (X 2 , X 4 ), and i (X 5 ) are scores according to their respective arguments. The higher the score, the easier it is to visit the POI according to each argument. f (x) = 1 / x. g (x, y) is a score corresponding to the POI category (x) shown in FIG. 2 acquired by the estimation
h(x,y)は、推定用情報取得部14によって取得された図3に示すPOIのカテゴリ(x)及びユーザの滞留点における滞在時刻(y)に対応するスコアとされる。第2推定部15は、滞在時刻X4を滞留点の滞留開始時刻及び滞留終了時刻の少なくとも何れかから算出する。例えば、滞留開始時刻及び滞留終了時刻の中間の時刻を滞在時刻X4とする。あるいは、滞留開始時刻及び滞留終了時刻の何れかを滞在時刻X4としてもよい。i(x)は、POIの人気度xに応じたスコアとされる。例えば、i(x)=人気度xとされる。
h (x, y) is a score corresponding to the POI category (x) shown in FIG. 3 acquired by the estimation
a,b,c,dは、予め設定されたそれぞれの項の重みを示すパラメータであり、正の値とされる。なお、これらのパラメータは、機械学習によって決定されてもよい。また、f(X1)の重みaは、測位誤差に反比例するように設定されてもよい。第2推定部15は、算出したスコアが最も高いPOIを訪問POIとする。
a, b, c, and d are parameters indicating the weights of each preset term, and are set to positive values. Note that these parameters may be determined by machine learning. Further, the weight a of f (X 1 ) may be set so as to be inversely proportional to the positioning error. The
あるいは、第2推定部15は、一般的な機械学習を用いて訪問POIを推定してもよい。その場合、第2推定部15は、滞留点の位置とPOIの位置との距離、POIのカテゴリ、ユーザの滞留点における滞在時間及び滞在時刻、並びにPOIの人気度(上記のX1〜X5)を特徴量(説明変数)とする。機械学習には、例えば、SVM(サポートベクターマシン)を用いてもよい。
Alternatively, the
第2推定部15は、推定した訪問POIを示す情報を出力する。当該出力をもって、当該滞留点についての推定の処理を終了する。
The
なお、上述した機能部による、訪問POIの推定及び推定に用いる情報の取得は、例えば、訪問先推定装置10の管理者等によってトリガが訪問先推定装置10に与えられたタイミングで行われる。あるいは、予め設定された一定時間毎に行われてもよい。
The information used for estimating and estimating the visit POI by the above-mentioned functional unit is acquired, for example, at the timing when the trigger is given to the visit
また、訪問POIの推定は、ユーザ毎に、即ち、ユーザ毎のユーザ位置情報が用いられて行われる。以上が、本実施形態に係る訪問先推定装置10の機能である。
Further, the estimation of the visiting POI is performed for each user, that is, the user position information for each user is used. The above is the function of the visit
引き続いて、図4のフローチャートを用いて、本実施形態に係る訪問先推定装置10で実行される処理(訪問先推定装置10の動作方法)を説明する。本処理では、まず、位置情報取得部12によって、記憶部11に記憶される複数のユーザ位置情報及び誤差情報、即ち、測位履歴が取得される(S01)。また、位置情報取得部12によって、記憶部11に記憶されるPOI位置情報が取得される(S02)。なお、S02の処理は、S01と独立に行われ得るので、S01のタイミングにかかわらず行うことができる。また、S02の処理は、POI位置情報が用いられる後述する処理(S05)の前までに行われればよい。
Subsequently, the process executed by the visit
続いて、位置情報取得部12によって取得されたユーザ位置情報及び誤差情報から、第1推定部13によって滞留点が算出される(S03)。以下の処理では、算出された滞留点毎に処理が行われる。続いて、第1推定部13によって、算出された滞留点について、訪問POIの候補を限定するための領域が設定される(S04)。具体的には、上述した半径Y(Y=AX+B)が算出されて、当該領域は、滞留点を中心とした半径Yの円形の領域とされる。
Subsequently, the retention point is calculated by the
続いて、第1推定部13によって、滞留点の位置とPOIの位置との距離が算出される(S05)。算出された距離が半径Y以下のPOIが訪問POIの候補とされる。この時点で、訪問POIの候補が1つのみであった場合、第1推定部13によって、当該訪問POIの候補が訪問POIと推定される(図示せず)。また、訪問POIの候補がなかった場合、第1推定部13によって、訪問POIの推定ができないと判断される(図示せず)。これらの場合、第1推定部13によって推定に係る情報が出力される(図示せず)。
Subsequently, the
訪問POIの候補が2つ以上であった場合、続いて、第1推定部13によって、訪問POIの候補のうち、最も短い距離(1位との距離)と次に短い距離(2位との距離)との差と設定された閾値Nとが比較される(S06)。当該差が閾値N以上であった場合(S06のYES)、第1推定部13によって、最も短い距離に係るPOIが訪問POIと推定される(S07)。なお、上述したように、上記の判断の際に算出した滞留点を構成するユーザの位置の数に基づいて、訪問POIの推定が可能か否かの判断が行われてもよい。この判断で、訪問POIを推定できないと判断された場合には、当該差が閾値N以上であっても、S06のNOの場合に進む。
If there are two or more candidates for the visiting POI, then the
上記により訪問POIが推定された場合、第1推定部13によって、推定した訪問POIを示す情報が出力される(S08)。当該出力をもって、当該滞留点についての推定の処理が終了される。
When the visit POI is estimated as described above, the
S06において、上記の差が閾値N以上でなかった場合(S06のNO)、推定用情報取得部14によって、記憶部11に記憶される推定用情報が取得される(S09)。続いて、第2推定部15によって、訪問POIの候補を限定するための領域が設定される(S10)。具体的には、上述した半径(1位との距離+閾値N)が算出されて、当該領域は、滞留点を中心とした半径の円形の領域とされる。滞留点の位置とPOIの位置との距離が半径以下のPOIが訪問POIの候補とされる。また、この際、上述したように連続する距離の差に基づいて、訪問POIの候補が限定されてもよい。続いて、第2推定部15によって、当該領域に位置するPOIから訪問POIが推定される(S11)。即ち、第2の推定が行われる。第2の推定では、上述したように推定用情報が用いられて訪問POIの候補毎のスコアが算出され、スコアが最も高いPOIが訪問POIとされる。
In S06, when the above difference is not equal to or greater than the threshold value N (NO in S06), the estimation
続いて、第2推定部15によって、推定した訪問POIを示す情報が出力される(S08)。当該出力をもって、当該滞留点についての推定の処理が終了される。以上が、本実施形態に係る訪問先推定装置10で実行される処理である。
Subsequently, the
本実施形態では、まず、ユーザ位置情報及びPOI位置情報に基づいた推定が行われ、ユーザの訪問先を推定できなかった場合に推定用情報に基づいた推定が行われる。従って、ユーザ及びPOIの位置によっては推定用情報を用いない推定が可能となる。 In the present embodiment, first, estimation is performed based on the user position information and POI position information, and when the user's visit destination cannot be estimated, estimation is performed based on the estimation information. Therefore, depending on the position of the user and the POI, it is possible to perform estimation without using estimation information.
上記の通り、本実施形態では、第1推定部13による推定と第2推定部15による推定との2段階での推定が行われる。POIのカテゴリ、滞在時間、滞在時刻及び人気度を考慮する第2推定部15による推定を全てのユーザについて行うこととすると計算量が増加し、推定に時間がかかってしまう。しかしながら、ユーザ及びPOIの位置によっては2段階目の第2推定部15による推定を行わずにユーザの訪問先の推定が可能となる。これにより、推定対象のユーザが多くなった場合等であっても、ユーザの訪問先の推定を効率よく行うことができる。
As described above, in the present embodiment, the estimation by the
また、本実施形態のように、誤差情報にも基づく第1推定部13によるユーザの訪問先の推定が行われてもよい。この構成によれば、測位誤差等のユーザの位置の誤差に基づいた適切な推定が可能になる。但し、本発明においては、誤差情報を必ずしも用いる必要はない。誤差情報を用いない場合、上述した半径Y及び閾値Nは測位誤差に応じた値とすればよい。
Further, as in the present embodiment, the user's visit destination may be estimated by the
また、本実施形態のように、第1推定部13によるユーザの訪問先の推定は、最も短い距離と次に短い距離との差に基づいて行われてもよい。この構成によれば、適切かつ確実に第1推定部13によるユーザの訪問先の推定を行うことができる。但し、第1推定部13によるユーザの訪問先の推定については、ユーザ位置情報及びPOI位置情報を用いるものであれば、どのような推定が行われてもよい。
Further, as in the present embodiment, the estimation of the user's visit destination by the
また、本実施形態のように、第2推定部15によって訪問POIの候補を限定することとしてもよい。これにより、スコアを算出するPOIが減り、更にユーザの訪問先の推定を効率よく行うことができる。但し、必ずしも、第2推定部15によって訪問POIの候補を限定する必要はない。
Further, as in the present embodiment, the candidates for the visited POI may be limited by the
また、本実施形態のように、滞留点を算出して、滞留点を構成するユーザの位置の数に基づいてユーザの訪問先を推定できるか否かを判断することとしてもよい。ユーザの位置の数(測位点数)が多ければより確実な滞留となるため、この構成によれば、ユーザの訪問先の推定を適切に行うことができる。但し、この判断は、必ずしも行う必要はない。 Further, as in the present embodiment, the retention point may be calculated to determine whether or not the visit destination of the user can be estimated based on the number of positions of the users constituting the retention point. If the number of user positions (positioning points) is large, the retention will be more reliable. Therefore, according to this configuration, the user's visit destination can be estimated appropriately. However, this judgment does not necessarily have to be made.
また、滞留点を算出して、滞留点に対して訪問先を推定することで効率的かつ適切な訪問先を推定することができる。但し、滞留点の算出自体も、必ずしも行う必要はなく、個々のユーザの位置について訪問先を推定することとしてもよい。 In addition, it is possible to estimate an efficient and appropriate visit destination by calculating the stay point and estimating the visit destination with respect to the stay point. However, it is not always necessary to calculate the retention point itself, and the visit destination may be estimated for the position of each user.
なお、本実施形態では、推定されるユーザの訪問先はPOIであることとしたが、POI以外の任意の場所であってもよい。また、推定用情報は、上述した情報の全てが用いられる必要はなく、当該情報の何れかが用いられればよい。また、推定用情報は、上述した情報に限られず、ユーザ位置情報及びPOI位置情報以外のユーザの訪問先の推定に用いられるユーザ及び訪問先の候補のPOIの少なくとも何れかに係るものであれば、どのような情報でもよい。また、第2推定部15によるユーザの訪問先の推定についても、推定用情報を用いるものであれば、どのような推定が行われてもよい。
In the present embodiment, the estimated destination of the user's visit is POI, but it may be any place other than POI. Further, as the estimation information, it is not necessary to use all of the above-mentioned information, and any of the above-mentioned information may be used. Further, the estimation information is not limited to the above-mentioned information, as long as it relates to at least one of the user and the candidate POI of the visit destination used for estimating the visit destination of the user other than the user location information and the POI location information. , Any information is acceptable. Further, as for the estimation of the visit destination of the user by the
なお、上記実施の形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線)で接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。 The block diagram used in the description of the above embodiment shows a block of functional units. These functional blocks (components) are realized by any combination of hardware and / or software. Further, the means for realizing each functional block is not particularly limited. That is, each functional block may be realized by one physically and / or logically coupled device, or directly and / or indirectly by two or more physically and / or logically separated devices. (For example, wired and / or wireless) may be connected and realized by these plurality of devices.
例えば、本発明の一実施の形態における訪問先推定装置10などは、本実施形態の訪問先推定装置10の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図5は、本実施形態に係る訪問先推定装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の訪問先推定装置10は、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
For example, the visit
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。訪問先推定装置10のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
In the following description, the word "device" can be read as a circuit, device, unit, or the like. The hardware configuration of the
訪問先推定装置10における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信や、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
Each function of the visit
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、訪問先推定装置10の各機能部は、プロセッサ1001で実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールやデータを、ストレージ1003及び/又は通信装置1004からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、訪問先推定装置10の各機能部は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001で実行される旨を説明してきたが、2以上のプロセッサ1001により同時又は逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップで実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されても良い。
Further, the
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、RAM(Random Access Memory)などの少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本発明の一実施の形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
The
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、CD−ROM(Compact Disc ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記憶媒体は、例えば、メモリ1002及び/又はストレージ1003を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
The
通信装置1004は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。例えば、上述の訪問先推定装置10の各機能部は、通信装置1004を含んで実現されてもよい。
The
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
The
また、プロセッサ1001やメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
Further, each device such as the
また、訪問先推定装置10は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
In addition, the
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本実施形態は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本実施形態に対して何ら制限的な意味を有するものではない。 Although the present embodiment has been described in detail above, it is clear to those skilled in the art that the present embodiment is not limited to the embodiment described in the present specification. This embodiment can be implemented as a modified or modified mode without departing from the spirit and scope of the present invention determined by the description of the claims. Therefore, the description of the present specification is for the purpose of illustration and does not have any limiting meaning to the present embodiment.
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G、5G、FRA(Future Radio Access)、W−CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。 Each aspect / embodiment described herein includes LTE (Long Term Evolution), LTE-A (LTE-Advanced), SUPER 3G, IMT-Advanced, 4G, 5G, FRA (Future Radio Access), W-CDMA. (Registered Trademarks), GSM (Registered Trademarks), CDMA2000, UMB (Ultra Mobile Broadband), IEEE 802.11 (Wi-Fi), IEEE 802.16 (WiMAX), IEEE 802.20, UWB (Ultra-WideBand), It may be applied to systems utilizing Bluetooth®, other suitable systems and / or next-generation systems extended based on them.
本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。 The order of the processing procedures, sequences, flowcharts, and the like of each aspect / embodiment described in the present specification may be changed as long as there is no contradiction. For example, the methods described herein present elements of various steps in an exemplary order, and are not limited to the particular order presented.
入出力された情報等は特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報等は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報等は削除されてもよい。入力された情報等は他の装置へ送信されてもよい。 The input / output information and the like may be stored in a specific location (for example, a memory), or may be managed by a management table. Input / output information and the like can be overwritten, updated, or added. The output information and the like may be deleted. The input information or the like may be transmitted to another device.
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。 The determination may be made by a value represented by 1 bit (0 or 1), by a boolean value (Boolean: true or false), or by comparing numerical values (for example, a predetermined value). It may be done by comparison with the value).
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。 Each aspect / embodiment described in the present specification may be used alone, in combination, or may be switched and used according to the execution. Further, the notification of predetermined information (for example, the notification of "being X") is not limited to the explicit one, but is performed implicitly (for example, the notification of the predetermined information is not performed). May be good.
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。 Software is an instruction, instruction set, code, code segment, program code, program, subprogram, software module, whether called software, firmware, middleware, microcode, hardware description language, or another name. , Applications, software applications, software packages, routines, subroutines, objects, executable files, execution threads, procedures, functions, etc. should be broadly interpreted to mean.
また、ソフトウェア、命令などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア及びデジタル加入者回線(DSL)などの有線技術及び/又は赤外線、無線及びマイクロ波などの無線技術を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。 Further, software, instructions, and the like may be transmitted and received via a transmission medium. For example, the software uses wired technology such as coaxial cable, fiber optic cable, twist pair and digital subscriber line (DSL) and / or wireless technology such as infrared, wireless and microwave to websites, servers, or other When transmitted from a remote source, these wired and / or wireless technologies are included within the definition of transmission medium.
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。 The information, signals, etc. described herein may be represented using any of a variety of different techniques. For example, data, instructions, commands, information, signals, bits, symbols, chips, etc. that may be referred to throughout the above description are voltages, currents, electromagnetic waves, magnetic fields or magnetic particles, light fields or photons, or any of these. It may be represented by a combination of.
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。 In addition, the terms described in the present specification and / or the terms necessary for understanding the present specification may be replaced with terms having the same or similar meanings.
本明細書で使用する「システム」および「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。 The terms "system" and "network" as used herein are used interchangeably.
また、本明細書で説明した情報、パラメータなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。 Further, the information, parameters, etc. described in the present specification may be represented by an absolute value, a relative value from a predetermined value, or another corresponding information. ..
移動通信端末は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。 Mobile communication terminals may be subscriber stations, mobile units, subscriber units, wireless units, remote units, mobile devices, wireless devices, wireless communication devices, remote devices, mobile subscriber stations, access terminals, mobile terminals, etc. It may also be referred to as a wireless terminal, remote terminal, handset, user agent, mobile client, client, or some other suitable term.
本明細書で使用する「判断(determining)」、「決定(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。「判断」、「決定」は、例えば、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)した事を「判断」「決定」したとみなす事などを含み得る。また、「判断」、「決定」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などした事を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。つまり、「判断」「決定」は、何らかの動作を「判断」「決定」したとみなす事を含み得る。 As used herein, the terms "determining" and "determining" may include a wide variety of actions. "Judgment", "decision" is, for example, calculating, computing, processing, deriving, investigating, looking up (eg, table, database or another). It can include searching in the data structure), and considering that confirming is "judgment" and "decision". Also, "judgment" and "decision" are receiving (for example, receiving information), transmitting (for example, transmitting information), input (input), output (output), and access. (Accessing) (for example, accessing data in memory) may be regarded as "judgment" or "decision". In addition, "judgment" and "decision" mean that "resolving", "selecting", "choosing", "establishing", "comparing", etc. are regarded as "judgment" and "decision". Can include. That is, "judgment" and "decision" may include that some action is regarded as "judgment" and "decision".
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。 The phrase "based on" as used herein does not mean "based on" unless otherwise stated. In other words, the statement "based on" means both "based only" and "at least based on".
「含む(include)」、「含んでいる(including)」、およびそれらの変形が、本明細書あるいは特許請求の範囲で使用されている限り、これら用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。本明細書において、文脈または技術的に明らかに1つのみしか存在しない装置である場合以外は、複数の装置をも含むものとする。 As long as "include", "including", and variations thereof are used within the scope of the present specification or claims, these terms are similar to the term "comprising". Is intended to be inclusive. Furthermore, the term "or" as used herein or in the claims is intended not to be an exclusive OR. In the present specification, a plurality of devices shall be included unless the device has only one device apparently in the context or technically.
本開示の全体において、文脈から明らかに単数を示したものではなければ、複数のものを含むものとする。 In the whole of the present disclosure, if the context clearly does not indicate the singular, it shall include more than one.
10…訪問先推定装置、11…記憶部、12…位置情報取得部、13…第1推定部、14…推定用情報取得部、15…第2推定部、1001…プロセッサ、1002…メモリ、1003…ストレージ、1004…通信装置、1005…入力装置、1006…出力装置、1007…バス、20…ユーザ端末、N…ネットワーク。 10 ... Visit destination estimation device, 11 ... Storage unit, 12 ... Position information acquisition unit, 13 ... First estimation unit, 14 ... Estimation information acquisition unit, 15 ... Second estimation unit, 1001 ... Processor, 1002 ... Memory, 1003 ... Storage, 1004 ... Communication device, 1005 ... Input device, 1006 ... Output device, 1007 ... Bus, 20 ... User terminal, N ... Network.
Claims (8)
前記ユーザの位置を示すユーザ位置情報、及び前記訪問先の候補の場所の位置を示す場所位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記位置情報取得部によって取得されたユーザ位置情報、及び場所位置情報に基づいて、前記訪問先の候補の場所からユーザの訪問先を推定する第1推定部と、
前記ユーザ位置情報及び前記場所位置情報以外の前記ユーザの訪問先の推定に用いられる前記ユーザ及び前記訪問先の候補の場所の少なくとも何れかに係る推定用情報を取得する推定用情報取得部と、
前記第1推定部によってユーザの訪問先を推定できなかった場合に、前記推定用情報取得部によって取得された前記推定用情報に基づいて、前記訪問先の候補の場所からユーザの訪問先を推定する第2推定部と、
を備える訪問先推定装置。 It is a visit destination estimation device that estimates the user's visit destination.
A location information acquisition unit that acquires user location information indicating the location of the user and location location information indicating the location of the candidate location of the visited destination.
Based on the user location information acquired by the location information acquisition unit and the location location information, the first estimation unit that estimates the user's visit destination from the candidate location of the visit destination, and
An estimation information acquisition unit that acquires estimation information related to at least one of the user and the candidate location of the visit, which is used for estimating the visit destination of the user other than the user location information and the location location information.
When the user's visit destination cannot be estimated by the first estimation unit, the user's visit destination is estimated from the candidate location of the visit destination based on the estimation information acquired by the estimation information acquisition unit. The second estimation part to do
A destination estimation device equipped with.
前記第1推定部は、前記ユーザの位置及び前記誤差情報に基づいて設定される領域に位置する前記訪問先の候補の場所からユーザの訪問先を推定する請求項1に記載の訪問先推定装置。 The position information acquisition unit acquires error information indicating an error in the position of the user indicated by the user position information, and obtains error information.
The visit destination estimation device according to claim 1, wherein the first estimation unit estimates a user's visit destination from the location of the visit destination candidate located in a region set based on the user's position and the error information. ..
前記第1推定部は、前記誤差情報に基づいて前記閾値を設定する、請求項3に記載の訪問先推定装置。 The position information acquisition unit acquires error information indicating an error in the position of the user indicated by the user position information, and obtains error information.
The visit destination estimation device according to claim 3, wherein the first estimation unit sets the threshold value based on the error information.
前記第1推定部は、前記ユーザ位置情報に基づいて、ユーザが滞留した位置を示す滞留点を算出し、当該滞留点を構成する前記ユーザの位置の数に基づいてユーザの訪問先を推定できるか否かを判断する請求項1〜5の何れか一項に記載の訪問先推定装置。 The location information acquisition unit acquires a plurality of the user location information,
The first estimation unit can calculate a retention point indicating a position where a user has stayed based on the user position information, and can estimate a user's visit destination based on the number of positions of the user constituting the retention point. The visit destination estimation device according to any one of claims 1 to 5, which determines whether or not.
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