JP6769078B2 - 回転式圧縮機 - Google Patents
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Description
上記シリンダ端板(23,24)に上記高圧側シリンダ室(40b)と連通する吐出ポート(42)が形成され、上記ピストン(25)の外周の角部には、該ピストン(25)の偏心回転動作中に少なくとも上記吐出ポート(42)と重なる部分に面取り(25b)が形成され、上記面取り(25b)は、上記シリンダ(22)とピストン(25)との間のコンタクトポイント(29)が上記ピストン(25)の回転中に吐出ポート(42)を通過するときに上記吐出ポート(42)と低圧側シリンダ室(40a)に連通する範囲であって、吐出ポート(42)と重なる範囲に形成され、上記ピストン(25)とブレード(26)とが一体に形成され、上記ピストン(25)の外周面におけるブレード(26)の根元部分に平面部(25a)が形成され、
上記平面部(25a)が、上記シリンダ(22)とピストン(25)との間のコンタクトポイント(29)が上記ピストン(25)の回転中に吐出ポート(42)を通過するときに上記吐出ポート(42)内に収まる範囲に形成されていることを特徴としている。低圧側シリンダ室(40a)は、上記コンタクトポイント(29)を挟んで上記吐出ポート側の空間と反対側に位置する空間である。
本発明の実施形態1について説明する。
本実施形態の圧縮機(1)において、電動機(30)を起動するとロータ(32)が回転し、その回転が駆動軸(35)を介して圧縮機構(20)のピストン(25)に伝達される。ピストン(25)は、駆動軸(35)の偏心部(35b)に装着されているので、駆動軸(35)の回転中心の周りの周回軌道上を旋回する。また、ピストン(25)に一体に形成されたブレード(26)がブッシュ(28)に保持されているので、ピストン(25)は自転をせずに揺動しながら公転(偏心回転)する。
本実施形態によれば、ピストン(25)の角部に面取り(25b)が形成されている箇所を、吐出行程の終盤に冷媒が流れる箇所にして、この面取り(25b)に沿って冷媒が流れることにより渦が発生しにくくなるようにしている。そして、図5に示すように冷媒がシリンダ室(40)からスムーズに流出するようにしているので、吐出行程で発生する圧力損失を低減できる。
本発明の実施形態2に係る揺動ピストン式圧縮機は、図7,図8に示すように、圧縮機構(20)のピストン(25)とシリンダ(22)の形状が実施形態1とは異なるものである。
上記実施形態については、以下のような構成としてもよい。
22 シリンダ
23 フロントヘッド(シリンダ端板)
24 リアヘッド(シリンダ端板)
25 ピストン
25a 平面部
25b 面取り
26 ブレード
29 コンタクトポイント
40 シリンダ室
40a 低圧側シリンダ室
40b 高圧側シリンダ室
42 吐出ポート
Claims (5)
- シリンダ室(40)を有するシリンダ(22)と、該シリンダ室(40)の内部で偏心回転動作をするピストン(25)と、上記シリンダ室(40)を低圧側シリンダ室(40a)と高圧側シリンダ室(40b)に区画するブレード(26)と、シリンダ(22)の軸方向の両端を閉塞するシリンダ端板(23,24)とを備え、ブレード(26)がピストン(25)の自転を規制するように構成された回転式圧縮機であって、
上記シリンダ端板(23,24)に上記高圧側シリンダ室(40b)と連通する吐出ポート(42)が形成され、
上記ピストン(25)とブレード(26)とが一体に形成され、
上記ピストン(25)の外周面におけるブレード(26)の根元部分に平面部(25a)が形成され、
上記ピストン(25)の外周の角部には、該ピストン(25)の偏心回転動作中に少なくとも上記吐出ポート(42)と重なる部分に、上記平面部(25a)に沿って面取り(25b)が形成され、
上記面取り(25b)は、上記シリンダ(22)とピストン(25)との間のコンタクトポイント(29)が上記ピストン(25)の回転中に吐出ポート(42)を通過するときに上記吐出ポート(42)と低圧側シリンダ室(40a)に連通する範囲に形成されていることを特徴とする回転式圧縮機。 - 請求項1において、
上記ピストン(25)の外周の角部の面取り(25b)は、上記シリンダ(22)とピストン(25)との間に形成されるコンタクトポイント(29)が上記ピストン(25)の偏心回転動作中に吐出ポート(42)を通過するときに吐出ポート(42)と重なる部分に形成されていることを特徴とする回転式圧縮機。 - 請求項1において、
上記平面部(25a)は、上記シリンダ(22)とピストン(25)との間のコンタクトポイント(29)が上記ピストン(25)の回転中に吐出ポート(42)を通過するときに上記吐出ポート(42)内に収まる範囲に形成されていることを特徴とする回転式圧縮機。 - シリンダ室(40)を有するシリンダ(22)と、該シリンダ室(40)の内部で偏心回転動作をするピストン(25)と、上記シリンダ室(40)を低圧側シリンダ室(40a)と高圧側シリンダ室(40b)に区画するブレード(26)と、シリンダ(22)の軸方向の両端を閉塞するシリンダ端板(23,24)とを備え、ブレード(26)がピストン(25)の自転を規制するように構成された回転式圧縮機であって、
上記シリンダ端板(23,24)に上記高圧側シリンダ室(40b)と連通する吐出ポート(42)が形成され、
上記ピストン(25)の外周の角部には、該ピストン(25)の偏心回転動作中に少なくとも上記吐出ポート(42)と重なる部分に面取り(25b)が形成され、
上記面取り(25b)は、上記シリンダ(22)とピストン(25)との間のコンタクトポイント(29)が上記ピストン(25)の回転中に吐出ポート(42)を通過するときに上記吐出ポート(42)と低圧側シリンダ室(40a)に連通する範囲であって、吐出ポート(42)と重なる範囲に形成され、
上記ピストン(25)とブレード(26)とが一体に形成され、
上記ピストン(25)の外周面におけるブレード(26)の根元部分に平面部(25a)が形成され、
上記平面部(25a)は、上記シリンダ(22)とピストン(25)との間のコンタクトポイント(29)が上記ピストン(25)の回転中に吐出ポート(42)を通過するときに上記吐出ポート(42)内に収まる範囲に形成されていることを特徴とする回転式圧縮機。 - 請求項1から4の何れか1つにおいて、
上記吐出ポート(42)は上記シリンダ(22)の周方向への長さが径方向への長さよりも長い長円形状に形成され、
上記吐出ポート(42)は、その開口部の全体またはほぼ全体がシリンダ室(40)に重なるように配置されていることを特徴とする回転式圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016078401A JP6769078B2 (ja) | 2016-04-08 | 2016-04-08 | 回転式圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016078401A JP6769078B2 (ja) | 2016-04-08 | 2016-04-08 | 回転式圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017187005A JP2017187005A (ja) | 2017-10-12 |
JP6769078B2 true JP6769078B2 (ja) | 2020-10-14 |
Family
ID=60046188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016078401A Active JP6769078B2 (ja) | 2016-04-08 | 2016-04-08 | 回転式圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6769078B2 (ja) |
-
2016
- 2016-04-08 JP JP2016078401A patent/JP6769078B2/ja active Active
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Publication number | Publication date |
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JP2017187005A (ja) | 2017-10-12 |
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