JP6750377B2 - 鉛蓄電池 - Google Patents
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Description
前記負極板は、負極集電体と、負極電極材料と、を備え、
前記負極電極材料は、硫黄元素を含む有機防縮剤を含み、
前記有機防縮剤中の前記硫黄元素の含有量は、3000μmol/gを超え、かつ9000μmol/g以下であり、
前記セパレータは、ガラス繊維と前記ガラス繊維に付着したシリカ粒子とを含む不織布を含み、
前記シリカ粒子の平均粒子径は、1〜10μmである、鉛蓄電池に関する。
なお、有機防縮剤中の硫黄元素の含有量がXμmol/gであるとは、有機防縮剤の1g当たりに含まれる硫黄元素の含有量がXμmolであることをいう。
(負極板)
鉛蓄電池の負極板は、負極集電体と、負極電極材料とで構成されている。負極電極材料は、負極板から負極集電体を除いたものである。負極集電体は、鉛(Pb)または鉛合金の鋳造により形成してもよく、鉛または鉛合金シートを加工して形成してもよい。加工方法としては、エキスパンド加工や打ち抜き(パンチング)加工が挙げられる。
鉛蓄電池の正極板としては、ペースト式の正極板を用いることが好ましい。
ペースト式正極板は、正極集電体と、正極電極材料とを具備する。正極電極材料は、正極集電体に保持されている。正極集電体は、負極集電体と同様に形成すればよく、鉛または鉛合金の鋳造や、鉛または鉛合金シートの加工により形成することができる。
正極電極材料は、酸化還元反応により容量を発現する正極活物質(二酸化鉛もしくは硫酸鉛)を含む。正極電極材料は、必要に応じて、他の添加剤を含んでもよい。
セパレータを構成する不織布は、ガラス繊維を織らずに絡み合わせたマットであり、ガラス繊維に平均粒子径1〜10μmのシリカ粒子が付着している。このような不織布は、例えば、ガラス繊維とシリカ粒子とを抄造(湿式抄造など)することにより得ることができる。
電解液は、硫酸を含む水溶液である。化成後で満充電状態の鉛蓄電池における電解液の20℃における比重は、例えば1.10〜1.35g/cm3であり、1.20〜1.35g/cm3であることが好ましい。
(1)負極電極材料の密度
負極電極材料の密度は化成後の満充電状態の負極電極材料のかさ密度の値を意味し、以下のようにして測定する。化成後の電池を満充電してから解体し、入手した負極板に水洗と乾燥とを施すことにより、負極板中の電解液を除く。次いで負極板から負極電極材料を分離して、未粉砕の測定試料を入手する。測定容器に試料を投入し、真空排気した後、0.5〜0.55psiaの圧力で水銀を満たして、負極電極材料のかさ容積を測定し、測定試料の質量をかさ容積で除すことにより、負極電極材料のかさ密度を求める。なお、測定容器の容積から、水銀の注入容積を差し引いた容積をかさ容積とする。
なお、本明細書中、1CAは電池の公称容量を1時間で放電する電流値である。例えば、公称容量が30Ahの電池であれば、1CAは30Aであり、1mCAは30mAである。
まず、化成後で満充電状態の鉛蓄電池を分解し、負極板を取り出し、水洗により硫酸を除去し、乾燥する。次に、乾燥した負極板から負極電極材料(初期試料)を採取し、初期試料を下記方法で分析する。
初期試料を1mol/Lの水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液に浸漬し、有機防縮剤を抽出する。次に、抽出された有機防縮剤を含むNaOH水溶液から不溶成分を濾過で取り除き、得られた濾液を透析により脱塩した後、濃縮し、乾燥する。脱塩は、濾液をイオン交換膜に通すことにより行ってもよく、濾液を透析チューブに入れて蒸留水中に浸すことにより行ってもよい。これにより有機防縮剤の粉末試料が得られる。
上記(2−1)と同様に、有機防縮剤を含むNaOH水溶液の濾液を得た後、濾液の紫外可視吸収スペクトルを測定する。スペクトル強度と、予め作成した検量線とを用いて、負極電極材料中の有機防縮剤の含有量を定量することができる。
上記(2−1)と同様に、有機防縮剤の粉末試料を得た後、酸素燃焼フラスコ法によって、0.1gの有機防縮剤中の硫黄元素を硫酸に変換する。このとき、吸着液を入れたフラスコ内で粉末試料を燃焼させることで、硫酸イオンが吸着液に溶け込んだ溶出液が得られる。次に、トリン(thorin)を指示薬として、溶出液を過塩素酸バリウムで滴定することにより、0.1gの有機防縮剤中の硫黄元素の含有量(C1)を求める。次に、C1を10倍して1g当たりの有機防縮剤中の硫黄元素の含有量(μmol/g)を算出する。
既化成の満充電状態の鉛蓄電池を分解し、セパレータを取り出し、水洗により硫酸を除去し、乾燥する。次に、乾燥したセパレータを粉砕し、粉砕試料を下記方法で分析する。
粉砕試料を光学顕微鏡または電子顕微鏡で観察し、長さを測定可能な繊維を10本以上選択して、その拡大写真を撮影する。次に、各繊維の写真を画像処理して、繊維の長さ方向の中心付近における繊維径を求める。得られた繊維径の平均を算出し、ガラス繊維の平均繊維径とすればよい。
セパレータ中におけるガラス繊維の質量割合C(%)は、粉砕試料からガラス繊維を単離できる場合に求めることができる。このとき、質量割合C(%)は、例えば1gの粉砕試料から単離されたガラス繊維の質量x(g)を用いて、C(%)=100xより求められる。
まず、ガラスセパレータの繊維を手でほぐし、その際に繊維から分離されたシリカ粒子を光学顕微鏡または電子顕微鏡で観察し、粒子径を測定可能なシリカ粒子を10個以上選択して、その拡大写真を撮影する。次に、各粒子の写真を画像処理して、粒子径を求める。得られた粒子径の平均をそれぞれ算出し、シリカ粒子の平均粒子径とすればよい。
セパレータ中におけるシリカ粒子の質量割合D(%)は、粉砕試料からシリカ粒子を単離できる場合に求めることができる。このとき、質量割合D(%)は、例えば1gの粉砕試料から単離されたシリカ粒子の質量y(g)を用いて、D(%)=100yより求められる。
鉛蓄電池1は、極板群11と電解液(図示せず)とを収容する電槽10を具備する。極板群11は、それぞれ複数枚の負極板2および正極板3を、セパレータ4を介して積層することにより構成されている。
(1)負極板の作製
鉛粉、水、希硫酸、硫酸バリウム、カーボンブラック、および所定量の有機防縮剤を混合して、負極ペーストを得た。負極ペーストを、Pb−Ca−Sn系合金製の鋳造格子の網目部に充填し、熟成、乾燥し、未化成の負極板を得た。
なお、有機防縮剤中の硫黄元素含有量(μmol/g)については、負極電極材料を調製する前と、鉛蓄電池を解体し、有機防縮剤を抽出して測定した値には差がないことを確認した。そのため、以下、実施例および比較例で記載した有機防縮剤中の硫黄元素含有量としては、負極電極材料を調製する前の有機防縮剤について求めた値を記載している。
鉛粉と、水と、硫酸とを混練させて、正極ペーストを作製した。正極ペーストを、Pb−Ca−Sn系合金製の鋳造格子の網目部に充填し、熟成、乾燥し、未化成の正極板を得た。
未化成の負極板4枚と未化成の正極板3枚とを用いて、負極板と正極板の間にセパレータを介在させて、負極板と正極板とを交互に積層することにより、極板群を形成した。セパレータとしては、ガラス繊維とシリカ粒子(平均粒子径3μm)とを湿式抄造により混抄した不織布を用いた。
有機防縮剤中の硫黄元素の含有量が5000μmol/g(実施例2)、6000μmol/g(実施例3)、7000μmol/g(実施例4)、8000μmol/g(実施例5)、9000μmol/g(実施例6)、2000μmol/g(比較例1)、または3000μmol/g(比較例2)になるように、それぞれ、ビスフェノール化合物のホルムアルデヒドによる縮合物に導入するスルホン酸基の量を調節した。これらの硫黄元素の含有量を有する有機防縮剤をそれぞれ用いたこと以外は、実施例1と同様にして負極板を形成した。得られた負極板を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、鉛蓄電池を組み立てた。
有機防縮剤として、天然物に由来し、硫黄元素の含有量が600μmol/gであるリグニンを用いた。セパレータとしては、ガラス繊維の不織布を用いた。これら以外は、実施例1と同様に負極板を形成した。得られた負極板を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、鉛蓄電池を組み立てた。
有機防縮剤中の硫黄元素の含有量が2000μmol/g(比較例4)、3000μmol/g(比較例5)、4000μmol/g(比較例6)、5000μmol/g(比較例7)、6000μmol/g(比較例8)、7000μmol/g(比較例9)、または8000μmol/g(比較例10)になるように、それぞれ、ビスフェノール化合物のホルムアルデヒドによる縮合物に導入するスルホン酸基の量を調節した。これらの硫黄元素の含有量を有する有機防縮剤をそれぞれ用いた。また、セパレータとしては、ガラス繊維の不織布を用いた。これら以外は、実施例1と同様にして負極板を形成した。
得られた負極板を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、鉛蓄電池を組み立てた。
既化成の負極電極材料の密度が3.5g/cm3となるように、負極ペーストに加える水と希硫酸の量を調節したこと以外は、実施例1と同様にして負極板を作製した(実施例7)。
そして、上記で得られた負極板を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、鉛蓄電池を組み立てた。
既化成の負極電極材料の密度が3.5g/cm3となるように、負極ペーストに加える水と希硫酸の量を調節したこと以外は、比較例3と同様に有機防縮剤としてリグニンを用いて負極板を作製した。得られた負極板を用いたこと以外は、比較例3と同様にして、鉛蓄電池を組み立てた。
既化成の負極電極材料の密度が3.5g/cm3となるように、負極ペーストに加える水と希硫酸の量を調節した。有機防縮剤中の硫黄元素の含有量が2000μmol/g(比較例14)、3000μmol/g(比較例15)、4000μmol/g(比較例16)、5000μmol/g(比較例17)、6000μmol/g(比較例18)、7000μmol/g(比較例19)、または8000μmol/g(比較例20)になるように、それぞれ、ビスフェノール化合物のホルムアルデヒドによる縮合物に導入するスルホン酸基の量を調節した。これら以外は、比較例4〜10と同様にして負極板を作製した。得られた負極板を用いたこと以外は、比較例4と同様にして、鉛蓄電池を組み立てた。
既化成の負極電極材料の密度が3.0g/cm3となるように、負極ペーストに加える水と希硫酸の量を調節したこと以外は、実施例1と同様にして負極板を作製した(実施例13)。
また、負極電極材料の密度が3.0g/cm3となるように、負極ペーストに加える水と希硫酸の量を調節した。有機防縮剤中の硫黄元素の含有量が5000μmol/g(実施例14)、6000μmol/g(実施例15)、7000μmol/g(実施例16)、または8000μmol/g(実施例17)になるように、それぞれ、ビスフェノール化合物のホルムアルデヒドによる縮合物に導入するスルホン酸基の量を調節した。これら以外は、実施例1と同様にして負極板を形成した。
そして、上記で得られた負極板を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、鉛蓄電池を組み立てた。
既化成の負極電極材料の密度が4.0g/cm3となるように、負極ペーストに加える水と希硫酸の量を調節したこと以外は、実施例1と同様にして負極板を作製した(実施例18)。
また、負極電極材料の密度を4.0g/cm3となるように、負極ペーストに加える水と希硫酸の量を調節した。有機防縮剤中の硫黄元素の含有量が5000μmol/g(実施例19)、6000μmol/g(実施例20)、7000μmol/g(実施例21)、または8000μmol/g(実施例22)になるように、それぞれ、ビスフェノール化合物のホルムアルデヒドによる縮合物に導入するスルホン酸基の量を調節した。これら以外は、実施例1と同様にして負極板を形成した。
そして、上記で得られた負極板を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、鉛蓄電池を組み立てた。
既化成の負極電極材料の密度が4.5g/cm3となるように、負極ペーストに加える水と希硫酸の量を調節したこと以外は、実施例1と同様にして負極板を作製した(実施例23)。
また、負極電極材料の密度を4.5g/cm3となるように、負極ペーストに加える水と希硫酸の量を調節した。有機防縮剤中の硫黄元素の含有量が5000μmol/g(実施例24)、6000μmol/g(実施例25)、7000μmol/g(実施例26)、または8000μmol/g(実施例27)になるように、それぞれ、ビスフェノール化合物のホルムアルデヒドによる縮合物に導入するスルホン酸基の量を調節した。これら以外は、実施例1と同様にして負極板を形成した。
そして、上記で得られた負極板を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、鉛蓄電池を組み立てた。
負極電極材料の密度を3.5g/cm3となるように、負極ペーストに加える水と希硫酸の量を調節した。有機防縮剤中の硫黄元素の含有量が7000μmol/gになるように、ビスフェノール化合物のホルムアルデヒドによる縮合物に導入するスルホン酸基の量を調節した。セパレータに含有させるシリカ粒子の平均粒子径を0.01μm(比較例21)、0.1μm(比較例22)、1μm(実施例28)、10μm(実施例29)または100μm(比較例23)に変更した。これら以外は、実施例1と同様にして負極板を作製した そして、上記で得られた負極板を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、鉛蓄電池を組み立てた。
実施例および比較例で作製した鉛蓄電池に関し、25℃にて、70%の放電深度で、充放電サイクル試験を行い、深度70%放電時の放電末電圧が1.7Vを下回ったときのサイクル数を求め、鉛蓄電池の寿命サイクルを評価した。
なお、充放電サイクル試験では、放電時には、0.2CAの電流値で3.5時間放電し、充電時には、2.42Vの一定電圧、最大電流0.2CAで、充電電気量が放電電気量の102%になるように定電圧充電した。そして、6サイクル毎に、均等充電を行なった。均等充電は、通常充電に加え、2.42Vの電圧で8時間充電を行なった。
作製した鉛蓄電池に関し、負極板からの有機防縮剤の溶出量を測定した。ここでは、重負荷寿命試験の200サイクル時点の鉛蓄電池から負極板を取り出し、負極電極材料中における有機防縮剤の含有量C1を測定し、初期の有機防縮剤の含有量C2との差から有機防縮剤の溶出量を下記式より算出した。
溶出量(%)={1−(C1/C2)}×100
実施例および比較例で作製した鉛蓄電池に関し、充放電サイクル試験を行い、2000サイクル目の充電が終わった段階で、次のようにして比抵抗を測定した。
まず、鉛蓄電池から負極板を取り出し、水洗し、乾燥させた。負極板の負極電極材料が存在する領域の上端と下端の中心位置に、電流線と電圧線をそれぞれ2本ずつつなぎ、4端子法により直流電流を流して降下電圧を測定した。そして、CAE解析によって得た、降下電圧と比抵抗の関係を示す検量線から、比抵抗を算出した。
そして、得られた硫酸鉛中に含まれる硫黄元素の量を、硫酸鉛量に換算し、サンプルの単位質量あたりの硫酸鉛濃度を求めて、硫酸鉛の蓄積量とした。
2:負極板
3:正極板
4:セパレータ
5a:負極用ストラップ
5b:正極用ストラップ
6a:負極柱
6b:正極柱
10:電槽
11:極板群
Claims (4)
- 負極板と、正極板と、前記負極板および前記正極板の間に介在するセパレータと、電解液と、を備え、
前記負極板は、負極集電体と、負極電極材料と、を備え、
前記負極電極材料は、硫黄元素を含む有機防縮剤を含み、
前記有機防縮剤中の前記硫黄元素の含有量は、3000μmol/gを超え、かつ9000μmol/g以下であり、
前記セパレータは、ガラス繊維と前記ガラス繊維に付着したシリカ粒子とを含む不織布を含み、
前記シリカ粒子の平均粒子径は、1〜10μmである、鉛蓄電池。 - 前記有機防縮剤中の前記硫黄元素の含有量は、4000〜9000μmol/gである、請求項1に記載の鉛蓄電池。
- 前記有機防縮剤中の前記硫黄元素の含有量は、5000〜9000μmol/gである、請求項1または2に記載の鉛蓄電池。
- 前記負極電極材料の密度は、2.5〜4.5g/cm3である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の鉛蓄電池。
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