JP6742145B2 - 双方向dc−dcコンバータ、これを用いた電源システム及び当該電源システムを用いた自動車 - Google Patents
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Description
(回路構成)
図1は、本発明の実施例1による双方向DC-DCコンバータの回路構成図である。本実施形態における双方向DC-DCコンバータは、直流電源V1と直流電源V2との間に接続され、直流電源V1と直流電源V2との間で電力の授受を行う。直流電源V1には負荷R1が並列接続され、直流電源V2には負荷R2が並列接続されている。
実施例1による双方向DC-DCコンバータの順送電時の動作を説明する。制御手段1は、直流電源V1より、第1のスイッチング回路11をスイッチング動作させ、1次巻線N1に交流電圧を印加する。第2のスイッチング回路12は、2次巻線N2に生じた誘起電圧を整流し、直流電源V2に電力を供給する。
次に、実施例1における双方向DC-DCコンバータの逆送電時の動作を説明する。制御手段1は、直流電源V2より、第2のスイッチング回路12をスイッチング動作させ、2次巻線N2に交流電圧を印加する。第1のスイッチング回路11は、1次巻線N1に生じた誘起電圧を整流し、直流電源V1に電力を供給する。
このように、逆送電時は、第2のスイッチング回路12が2次巻線N2に交流電圧を印加する前に、第1のスイッチング回路11を制御することで、直流電源V1から第1のスイッチング回路11に電力を供給される。そのため、第2のスイッチング回路12が、スイッチング動作により2次巻線N2に交流電圧を印加した際に、第1のスイッチング回路11と第2のスイッチング回路12の電力差が低減さるため、第1のスイッチング回路11と第2のスイッチング回路12の電力差による第2のスイッチング回路12に発生するサージ電圧を抑制しながら、直流電源V2から直流電源V1への逆送電が可能である。
(回路構成)
図2は、本発明の実施例2による双方向DC-DCコンバータの回路構成図である。第1の実施形態において付した符号と同一の符号は、同一の機能を有する。
図3(a)ないし 図3 (d)は、実施例2における双方向DC-DCコンバータの順送電時の動作を説明する回路図である。以下、この図3(a)ないし 図3 (d)を参照しながら順送電時の動作を詳細に説明する。だだし、図3において、図3 (a)ないし 図3 (d)のそれぞれはモードa~dに対応する。
図3 (a)に示されるように、モードaでは、スイッチング素子H1、H4がオン状態、スイッチング素子H2、H3がオフ状態であり、直流電源V1の電圧が、スイッチング素子H1、H4、共振リアクトルLrを介して1次巻線N1に印加されている。
図3 (b)に示されるように、スイッチング素子H4をオフすると、スイッチング素子H4を流れていた電流は、ダイオードDH3、スイッチング素子H1、共振リアクトルLr、1次巻線N1へ流れる。この時、スイッチング素子H3をオンさせる。
図3 (c)に示されるように、スイッチング素子H1がオフすると、スイッチング素子H1を流れていた電流は、直流電源V1、ダイオードDH2、共振リアクトルLr、1次巻線N1、スイッチング素子H3またはダイオードDH3へ流れる。この時、スイッチング素子H2をオンすれば同期整流となる。共振リアクトルLrには、直流電源V1の電圧が印加され、この電流は減少していく。
図3 (d)に示されるように、スイッチング素子H2、H3がオン状態であるから、共振リアクトルLrの電流がゼロに達した後は、逆向きにこの電流が増加していく。これに伴い、ダイオードDS1またはスイッチング素子S1と2次巻線N21に流れる電流は減少し、ダイオードDS2またはスイッチング素子S2と2次巻線N22に流れる電流は増加していく。2次巻線N21に流れる電流がゼロになる前に、スイッチング素子S1をオフ状態にする。
図4(a)ないし図4(e)は、実施例2における双方向DC-DCコンバータの逆送電時の動作を説明する回路図である。また、図5は実施例2による双方向DC-DCコンバータの逆送電時のスイッチング素子のゲート信号波形図である。以下、この図4(a)ないし図4(e)、図5を参照しながら逆送電時の動作を詳細に説明する。だだし、図4において、(a)~(e)は図5の(a)~(e)の期間に対応しており、以下のモードa~eに対応する。
図4 (a)に示されるように、モードaでは、スイッチング素子S1、S2がオン状態、直流電源V2の電圧が、2次巻線N21、N22、スイッチング素子S1、S2を介して、平滑リアクトルLに印加され、直流電源V2のエネルギーを平滑リアクトルLに蓄積している。スイッチング素子H1~ H4はオフ状態であり、スイッチング素子S1、S2がオン状態であるため、1次巻線N1に電圧が印加されず、共振リアクトルLrの電流はゼロである。
図4 (b)に示されるように、スイッチング素子H1、H4をオンすると、スイッチング素子H4、直流電源V1、スイッチング素子H1を介して、共振リアクトルLrと1次巻線N1に電流が流れる。この時、2次巻線N21、N22にはそれぞれ逆向きに直流電源V2が印加されるため、1次巻線N1の電圧はゼロである。そのため、直流電源V1の電圧は、共振リアクトルLrに印加される。
図4 (c)に示されるように、スイッチング素子H1、H4をオフすると、共振リアクトルLrは電流を流し続けるため、ダイオードDH3、直流電源V1、ダイオードDH2を介して、共振リアクトルLrに電流が流れる。
図4 (d)に示されるように、スイッチング素子S1をオフすると、2次巻線N22に直流電源V2の電圧が印加され、共振リアクトルLrに電流が増加していく。また、平滑リアクトルLに蓄積されたエネルギーは放出されていく。この時、モードbにより、共振リアクトルLrに電流が流れているため、モードdで共振リアクトルのLrの電流を増加させる電流量が軽減され、スイッチング素子S1をオフする際の、スイッチング素子S1に印加されるサージ電圧が軽減される。なお、モードcとモードdは同一期間でもよい。
図4 (e)に示されるように、スイッチング素子S1をオンすると、2次巻線N21、N22に直流電源V2の電圧がそれぞれ逆向きに印加されるため、1次巻線N1に印加される電圧が生じなくなり、共振リアクトルLrの電流は減少していき、やがてゼロとなる。
以上、説明したように、逆送電時は、スイッチング素子H1、H4をオンすると、スイッチング素子H4、直流電源V1、スイッチング素子H1を介して、共振リアクトルLrと1次巻線N1に電流が流れる。この時、2次巻線N21、N22にはそれぞれ逆向きに直流電源V2が印加されるため、1次巻線N1の電圧はゼロである。そのため、直流電源V1の電圧は、共振リアクトルLrに印加される。
(回路構成)
図7は、本発明の実施例3による双方向DC-DCコンバータの回路構成図である。第1の実施形態において付した符号と同一の符号は、同一の機能を有する。第1の実施形態において付した符号と同一の符号は、同一の機能を有する。
順送電は、スイッチSWをオン状態に保つ。これにより、ダイオードD0の両端は短絡されるため、第1のスイッチングレッグおよび第2のスイッチングレッグの直流端子は、ダイオードD0を介さず、直接平滑コンデンサC1に接続された場合と同様の状態となる。この状態は、実施例2の回路構成と同様であり、スイッチング動作も同様である。よって、順伝送時の動作は実施例2と同様であるため省略する。
図8(a)ないし 図8 (f)は、実施例3における双方向DC-DCコンバータの逆送電時の動作を説明する回路図である。また、図9は実施例3による双方向DC-DCコンバータの逆送電時のスイッチング素子のゲート信号波形図である。以下、この図8(a)ないし 図8 (f)、図9を参照しながら逆送電時の動作を詳細に説明する。だだし、図8(a)ないし 図8 (f)において、それぞれ(a)~(f)の期間に対応しており、以下のモードa~fを表す。
図8(a)に示されるように、モードaでは、スイッチング素子S1、S2がオン状態、直流電源V2の電圧が、2次巻線N21、N22、スイッチング素子S1、S2を介して、平滑リアクトルLに印加され、直流電源V2のエネルギーを平滑リアクトルLに蓄積している。スイッチング素子H1、H4がオン状態、スイッチング素子H2、H3がオフ状態であり、共振リアクトルLrには、ダイオードDH2、DH3と、スイッチング素子H1、H4、1次巻線N1を通る電流が流れている。この時、スイッチング素子H1~H4としてMOSFETを用いている場合は、スイッチング素子H2、H3をオン状態にすれば同期整流である。
図8(b)に示されるように、スイッチング素子H1、H4、スイッチSWをオンすると、スイッチング素子H4、スイッチSW、直流電源V1、スイッチング素子H1を介して、共振リアクトルLrと1次巻線N1に電流が流れる。この時、2次巻線N21、N22にはそれぞれ逆向きに直流電源V2が印加されるため、1次巻線N1の電圧はゼロである。そのため、直流電源V1の電圧は、共振リアクトルLrに印加される。
図8(c)に示されるように、スイッチング素子H1、H4、スイッチSWをオフすると、共振リアクトルLrは電流を流し続けるため、ダイオードDH3、直流電源V1、ダイオードD0、ダイオードDH2を介して、共振リアクトルLrに電流が流れる。
図8(d)に示されるように、スイッチング素子S1をオフすると、2次巻線N22に直流電源V2の電圧が印加され、共振リアクトルLrに電流が増加していく。また、平滑リアクトルLに蓄積されたエネルギーは放出されていく。この時、モードbにより、共振リアクトルLrに電流が流れているため、モードdで共振リアクトルLrの電流を増加させる電流量が軽減されるため、スイッチング素子S1をオフする際の、スイッチング素子S1に印加されるサージ電圧が軽減される。なお、モードcとモードdは同一期間でもよい。
図8(e)に示されるように、スイッチング素子S1をオンすると、2次巻線N21、N22に直流電源V2の電圧がそれぞれ逆向きに印加されるため、1次巻線N1に印加される電圧が生じない。スイッチング素子H2、H3がオン状態、スイッチSWがオフ状態なので、共振リアクトルLrには、直流電源V1の電圧が印加されるため、共振リアクトルLrの電流は減少していく。共振リアクトルLrの電流がゼロになると、ダイオードD0が逆導通し、共振リアクトルLrには、モードdとは逆向きの電流が流れる。
図8(f)に示されるように、ダイオードD0が逆回復すると、このダイオードD0の導通中に蓄積された共振リアクトルLrの電流は、ダイオードDH1、DH4を導通し、ダイオードDH1、DH4、1次巻線N1、スイッチング素子H2、H3を流れる。この時、スイッチング素子H1~H4としてMOSFETを用いている場合は、スイッチング素子H1、H4をオン状態にすれば同期整流である。
以上、説明したように、本実施形態は、実施例2と同様にスイッチング素子S1、S2のサージ電圧の発生を抑制しながら、直流電源V2から直流電源V1への逆送電が可能であるとともに、ダイオードD0と、ダイオードに並列接続されたスイッチSWを用いることで、モードa、fにおいて同期整流動作が可能となる。スイッチング素子をオン状態にする同期整流動作は、ダイオード整流に比べ導通損失を低減することが可能であり、双方向DC-DCコンバータのさらなる高効率化を実現できる。
(回路構成)
図10(a)ないし図10(g)は、本発明の実施例4による双方向DC-DCコンバータの回路構成図及び逆送電時の動作を説明する回路図である。本実施形態における電力変換装置は、回路構成は実施例3と同様であるため省略する。
順送電動作は、実施例3と同様であるため省略する。
図11は実施例4による双方向DC-DCコンバータの逆送電時のスイッチング素子のゲート信号波形図である。以下、この図10(a)ないし図10(g)と図11を参照しながら逆送電時の動作を詳細に説明する。だだし、図10(a)ないし図10(g)において、(a)~(g)は図11の(a)~(g)の期間に対応しており、以下のモードa~gを表す。
図10(a)に示されるモードaは実施例3のモードaと同様であるため省略する。
図10(b)に示されるモードbは実施例3のモードbと同様であるため省略する。
図10(c)に示されるように、スイッチング素子H1、H4をオフすると、共振リアクトルLrは電流を流し続けるため、ダイオードDH3、直流電源V1、スイッチSW、ダイオードDH2を介して、共振リアクトルLrに電流が流れる。
図10(d)に示されるように、スイッチング素子S1をオフすると、2次巻線N22に直流電源V2の電圧が印加され、共振リアクトルLrに電流が増加していく。また、平滑リアクトルLに蓄積されたエネルギーは放出されていく。この時、モードbにより、共振リアクトルLrに電流を流しているため、モードdで共振リアクトルのLrの電流を増加させる電流量が軽減されるため、スイッチング素子S1をオフする際の、スイッチング素子S1に印加されるサージ電圧が軽減される。スイッチSWがオン状態なので、電流はスイッチSWを流れる。スイッチSW にIGBTなど負方向電流が流せないデバイスを使用する場合は、電流はダイオードD0を流れる。なお、モードcとモードdは同一期間でもよい。
図10(e)に示されるように、スイッチSWをオフすると、スイッチSWを流れていた電流はダイオードD0に転流する。
図10(f)に示されるモードfは実施例3のモードeと同様であるため省略する。
図10(g)に示されるモードgは実施例3のモードfと同様であるため省略する。
以上、説明したように、本実施形態は実施例3と同様にスイッチング素子S1、S2のサージ電圧の発生を抑制しながら、直流電源V2から直流電源V1への逆送電が可能であるとともに、ダイオードD0と、ダイオードに並列接続されたスイッチSWを用いることで、モードa、fにおいて同期整流動作が可能となる。スイッチング素子をオン状態にする同期整流動作は、ダイオード整流に比べ導通損失を低減することが可能であり、双方向DC-DCコンバータのさらなる高効率化を実現できる。さらに、スイッチSWが、IGBTなどオンオフ動作の遅い素子を使用した場合でも、スイッチング素子H1~H4をMOSFETなど高速スイッチング動作が可能な素子を使用することで、本発明の実施例4を実現可能である。よって、スイッチSWのデバイス選択肢が増大する。
(回路構成)
図15は、本発明の実施例5による双方向DC-DCコンバータの回路構成図である。本実施例は、実施例1から実施4における双方向DC-DCコンバータの使用方法に関するものである。なお、双方向DC-DCコンバータの高圧側をA側、低圧側をB側とする。回路構成は、モータ駆動用インバータなどのHV系機器102の一端が双方向DC-DCコンバータ101のA側の一端に接続され、HV系機器102の他端が双方向DC-DCコンバータ101のA側の他端に接続される。高圧バッテリ104の一端は、双方向DC-DCコンバータ101のA側の一端に接続され、高圧バッテリ104の他端は、リレー106を介して、双方向DC-DCコンバータ101のA側の他端に接続される。低圧バッテリ105の一端は、双方向DC-DCコンバータ101のB側の一端に接続され、低圧バッテリ105の他端は、双方向DC-DCコンバータ101のB側の他端に接続される。エアコンなどの補機機器103の一端は双方向DC-DCコンバータのB側の一端に接続され、補機機器103の他端は双方向DC-DCコンバータのB側の他端に接続されている。制御手段1は、双方向DC-DCコンバータのスイッチング動作や、電力の送電方向、電力量などを制御している。なお、リレーはなくてもよい。
第5の実施形態において、以下の順送電動作と逆送電動作がある。
高圧バッテリ104から、双方向DC-DCコンバータを用いて、低圧バッテリ105の充電および補機機器103に電力を供給している。なお、高圧バッテリ104のみでなく、HV系機器102からの電力を用いてもよい。双方向DC-DCコンバータの動作は、例えば実施例2のような回路構成および制御構成である。
低圧バッテリ105から、双方向DC-DCコンバータを用いて、高圧バッテリ104の充電およびHV系機器102に電力を供給している。なお、低圧バッテリ105のみでなく、補機機器103からの電力を用いてもよい。双方向DC-DCコンバータの動作は、例えば実施例2のような回路構成および制御構成である。
Claims (13)
第1の電源及び前記1次巻線に対して電気的に並列接続される第1のスイッチング回路と、
第2の電源及び前記2次巻線に対して電気的に並列接続される第2のスイッチング回路と、
前記第1のスイッチング回路及び前記第2のスイッチング回路を制御する制御回路と、を備えた双方向DC-DCコンバータであって、
前記制御回路は、前記第1の電源から電力を供給して前記1次巻線の電圧を上昇させるように前記第1のスイッチング回路を制御し、その後所定期間が経過した後に前記トランスを介して前記第2の電源から前記第1の電源へ電力を送るように前記第2のスイッチング回路を制御する双方向DC-DCコンバータ。
第1の電源及び前記1次巻線に対して電気的に並列接続される第1のスイッチング回路と、
第2の電源及び前記2次巻線に対して電気的に並列接続される第2のスイッチング回路と、
前記第1のスイッチング回路及び前記第2のスイッチング回路を制御する制御回路と、
前記第1の電源と並列接続された電力を蓄える第1の平滑コンデンサと、を備え、
前記制御回路は前記トランスを介して前記第2の電源から前記第1の電源ヘ電力を送る前に、
前記第1の電源または前記第1のコンデンサから電力を供給して前記1次巻線の電圧を上昇させるように前記第1のスイッチング回路を制御する双方向DC-DCコンバータであって、
更に前記第1の平滑コンデンサと前記第1のスイッチング回路との間に、カソードが前記第1の電源の正極に向くように直列に挿入された第1のダイオードと、前記第1のダイオードに並列接続された第1のスイッチとを備え、
前記制御回路は、前記第1の電源から前記第2の電源ヘ電力を送る場合には、前記第1のスイッチング回路のスイッチング素子をオン状態にし、
前記制御回路は、前記第2の電源から前記第1の電源ヘ電力を送る場合には、前記第1のスイッチング回路のスイッチング素子をオン状態とオフ状態を切り替える双方向DC-DCコンバータ。
前記第1の電源と並列接続された電力を蓄える第1の平滑コンデンサと、を備え、
前記第1のコンデンサに蓄えられた電力により前記1次巻線の電圧を上昇させるように、前記第1のスイッチング回路を制御する双方向DC-DCコンバータ。
前記第2のスイッチング回路は、前記第2の電源に流れる電流を平滑する平滑リアクトルを備え、
前記第2のスイッチング回路が備えたスイッチング素子の状態を切り替えて、前記第2の電源の電力を前記2次巻線に供給する時に、前記平滑リアクトルに蓄積した前記第2の電源のエネルギーを放出する双方向DC-DCコンバータ。
前記第1のスイッチング回路は、第1スイッチング素子(H1)と第2スイッチング素子(H2)とを直列に接続した第1のスイッチングレッグと、第3スイッチング素子(H3)と第4スイッチング素子(H4)とを直列に接続した第2のスイッチングレッグと、を有し、
前記第1のスイッチングレッグは、第2のスイッチングレッグに並列接続されており、
前記第1のスイッチングレッグと前記第2のスイッチングレッグの両端間を直流端子間とし、前記第1スイッチング素子(H1)と前記第2スイッチング素子(H2)との直流接続点と、前記第3スイッチング素子(H3)と前記第4スイッチング素子(H4)との直流接続点との間を交流端子間とする双方向DC-DCコンバータ。
前記第1の平滑コンデンサと前記第1のスイッチング回路との間に、カソードが前記第1の電源の正極に向くように直列に挿入された第1のダイオードと、前記第1のダイオードに並列接続された第1のスイッチとを備え、
前記制御回路は、前記第1の電源から前記第2の電源ヘ電力を送る場合には、前記第1のスイッチング回路のスイッチング素子をオン状態にし、
前記制御回路は、前記第2の電源から前記第1の電源ヘ電力を送る場合には、前記第1のスイッチング回路のスイッチング素子をオン状態とオフ状態を切り替える双方向DC-DCコンバータ。
前記第1のスイッチング回路のスイッチング素子は、半導体素子である双方向DC-DCコンバータ。
前記1次巻線及び/又は前記2次巻線に直列に挿入されたリアクトルを備えた双方向DC-DCコンバータ。
前記2次巻線は、第1の2次巻線と、第2の2次巻線と、当該第1の2次巻線の一端と当該第2の2次巻線の一端とを接続する接続体とにより構成され、
前記第2のスイッチング回路は、平滑リアクトルと、第5のスイッチング素子と、第6のスイッチング素子とにより構成され、
前記第1の2次巻線の他端に前記第5のスイッチング素子の一端を接続し、
前記第2の2次巻線の他端に前記第6のスイッチング素子の一端を接続し、
前記第5のスイッチング素子の他端と前記第6のスイッチング素子の他端とを接続し、
前記第1、第2の2次巻線の接続点に前記平滑リアクトルの一端を接続し、
前記平滑リアクトルの他端と前記第5のスイッチング素子と第6のスイッチング素子の接続点間を直流端子間とする双方向DC-DCコンバータ。
前記第2のスイッチング回路は、第1の平滑リアクトルと、第2の平滑リアクトルと、第5のスイッチング素子と、第6のスイッチング素子と、当該第1の平滑リアクトルの一端と当該第2の平滑リアクトルの一端との接続体と、当該第5のスイッチング素子の一端と当該第6のスイッチング素子の一端との接続体とを備え、
前記第5のスイッチング素子の他端と前記第1の平滑リアクトルの他端を接続し、
前記第6のスイッチング素子の他端と前記第1の平滑リアクトルの他端を接続し、
前記第5のスイッチング素子の他端と記第6のスイッチング素子の他端との間を交流端子間とし、前記第1の平滑リアクトルと前記第2の平滑リアクトルの接続点と、前記第5のスイッチング素子と前記第6のスイッチング素子の接続点との間を直流端子間とする双方向DC-DCコンバータ。
前記第1ないし第6のスイッチング素子は、MOSFETである双方向DC-DCコンバータ。
前記1次巻線及び/又は前記2次巻線に直列に挿入されたコンデンサを備える双方向DC-DCコンバータ。
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