JP6632648B2 - Surgical operating system and surgical operating device used in the surgical operating system - Google Patents
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Description
本発明は、外科用手術システムおよびその外科用手術システムで用いられる外科用手術器に関し、例えば、圧縮空気を作動流体として使用する外科用手術器に関する。 The present invention relates to a surgical operating system and a surgical operating device used in the surgical operating system, for example, a surgical operating device using compressed air as a working fluid.
外科手術の分野において、圧縮した空気や窒素等の気体の流れ(以下、「作動流体、または、エアー等と呼ぶ場合もある」という)を作動用の流体として用いて切削ツールを回転させる外科用手術器が知られている。 In the field of surgery, a surgical tool that rotates a cutting tool by using a flow of compressed gas such as air or nitrogen (hereinafter sometimes referred to as “working fluid or air”) as a working fluid. Surgical instruments are known.
この様な外科用手術器は、外科用ハンドピースと呼ばれる手持ち器具を備えている。外科用ハンドピースは、エアモータを備えている。エアモータは、エアーの流れにより回転することで駆動力を生み出す。使用時の外科用ハンドピースには、所望の部位に作用する切削ツールが取り付けられる。切削ツールは、このエアモータが生み出す駆動力によって回転する。作動流体によって駆動力を発生させるエアモータは、簡素な構成であるが、部品の摩耗が問題に成る場合がある。また、作動流体を供給するホース内部の圧力が変動することによる不具合が発生することがある。さらに、流体による駆動のため、停止時に惰性回転が発生し、ユーザの停止動作とエアモータの実際の停止にタイムラグが生じることがある。 Such a surgical operating device includes a hand-held instrument called a surgical handpiece. The surgical handpiece has an air motor. The air motor generates driving force by rotating by the flow of air. In use, the surgical handpiece is fitted with a cutting tool that acts on the desired site. The cutting tool is rotated by the driving force generated by the air motor. An air motor that generates a driving force by a working fluid has a simple configuration, but may cause a problem of wear of parts. In addition, a problem may occur due to fluctuations in the pressure inside the hose that supplies the working fluid. Furthermore, due to the drive by the fluid, coasting rotation occurs at the time of stop, and a time lag may occur between the user's stop operation and the actual stop of the air motor.
本発明が解決しようとする課題は、エアモータの部材の摩耗を低減させることにある。
また、本発明が解決しようとする別の課題は、ホースの不具合発生を抑制することにある。
また、本発明が解決しようとする更に別の課題は、停止時のタイムラグを抑制することにある。
The problem to be solved by the present invention is to reduce wear of members of an air motor.
Another problem to be solved by the present invention is to suppress the occurrence of troubles in the hose.
Still another problem to be solved by the present invention is to suppress a time lag at the time of stopping.
上記課題を解決するために、外科用ハンドピース側システムと、作動流体供給側システムと、フットコントロールスイッチとを具備する外科手術システムを構成する。ここで、その外科用ハンドピース側システムは、エアモータとアタッチメントとを含む外科用ハンドピースと、外科用ハンドピースのエアモータに作動流体を供給するエアホースとを備える構成にする。そして、エアモータには、作動流体の流れに応答して回転するローターと、ローターを収納するローターケースと、ローターとローターケースとの間に配置されるスリーブとを設ける。ここにおいて、そのスリーブは、ローターと別体に構成され、ローターの回転に追従して回転するものとする。 In order to solve the above problem, a surgical operation system including a surgical handpiece side system, a working fluid supply side system, and a foot control switch is configured. Here, the surgical handpiece side system is configured to include a surgical handpiece including an air motor and an attachment, and an air hose for supplying a working fluid to the air motor of the surgical handpiece. The air motor includes a rotor that rotates in response to the flow of the working fluid, a rotor case that houses the rotor, and a sleeve that is disposed between the rotor and the rotor case. Here, the sleeve is configured separately from the rotor, and rotates following the rotation of the rotor.
本発明によれば、エアモータの寿命を延ばすことができる。 According to the present invention, the life of an air motor can be extended.
以下、本発明の実施するための形態について、図面を参照して説明する。図1は本発明の全体構成を例示する全体構成図である。図1に例示されているように、本実施形態の流体駆動式外科用手術システム101は、外科用ハンドピース側システム102と、作動流体供給側システム103と、フットコントロールスイッチ104とを備えている。
流体駆動式外科用手術システム101は、外科用手術の利用可能な治療用システムであり、圧縮空気を作動流体としてバーと呼ばれる切削工具を回転させている。
外科用ハンドピース側システム102は、流体駆動式外科用手術システム101の終端側のシステムであり、フットコントロールスイッチ104に接続されている。
作動流体供給側システム103は、作動流体を供給源(図示されず)から受け取るシステムである。作動流体供給側システム103は、その供給源から受けとった作動流体をフットコントロールスイッチ104に供給する。
フットコントロールスイッチ104は、外科用ハンドピース側システム102と作動流体供給側システム103との間に設けられる制御システムである。図1に示されているように、フットコントロールスイッチ104は、外科用ハンドピース側システム102と作動流体供給側システム103と一列に接続されている。
Hereinafter, embodiments for implementing the present invention will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is an overall configuration diagram illustrating the overall configuration of the present invention. As illustrated in FIG. 1, the fluid-driven
The fluid-driven
The surgical handpiece-
The working
The
図2は、本実施形態の外科用ハンドピース側システム102の構成を例示する図である。図2に示されているように、外科用ハンドピース側システム102は、アタッチメント105と、エアモータ107と、エアホース108とを含んでいる。アタッチメント105に取り付けられるバー(先端工具)106は着脱可能であり、術者は所望の形状のバー(先端工具)106をアタッチメント105装着して外科手術を実行する。
FIG. 2 is a diagram illustrating a configuration of the surgical handpiece-
アタッチメント105はエアモータ107に対して着脱可能であり、術者は外科手術の様態に応じて複数種類のアタッチメント105から最適のものを選択してエアモータ107に装着する。なお、本実施形態においては、本願発明の理解を容易にするために、1種類のアタッチメント105を例示する。
The
また、本実施形態のエアモータ107は、ハンドスイッチ109を備えている。ハンドスイッチ109は、術者の手によって握ることができるレバーであり、このハンドスイッチ109の運動に連動してエアモータ107に作動流体が供給される。
術者が、そのハンドスイッチ109を手で握ることで作動流体の供給を制御することができるため、フットコントロールスイッチ104に依存することなくエアモータ107を動作させることができる。さらに、フットコントロールスイッチ104と連動してエアモータ107を動作させることもできる。
なお、本実施形態において、アタッチメント105とエアモータ107とを含む構成を外科用ハンドピース110と呼ぶ場合もある。なお、本実施形態で例示する外科用ハンドピース110には、バー(先端工具)106が取り付けられていても取り付けられていなくても良い。
Further, the
Since the operator can control the supply of the working fluid by grasping the
In the present embodiment, a configuration including the
図3は、本実施形態の外科用ハンドピース側システム102において、アタッチメント105およびバー(先端工具)106を取り外した状態を例示する側面図である。図3に示されているように、エアホース108の一方の端部にはエアホース側第1連結部111が設けられている。エアモータ107とエアホース108とはそのエアホース側第1連結部111を介して着脱可能に接続されている。エアホース108のもう一方の端部にはエアホース側第2連結部112が設けられている。エアホース108は、そのエアホース側第2連結部112を介して着脱可能にフットコントロールスイッチ104に接続される。
FIG. 3 is a side view illustrating a state in which the
図4は、本実施形態のエアモータ107の単体の構成を例示する側面図である。なお、図4には、本願発明の理解を容易にするために、上述のハンドスイッチ109を省略した構成が示されている。図4に示されているように、エアモータ107は、エアモータ側第1連結部113とエアモータ側第2連結部114とを含んでいる。エアモータ側第1連結部113は、上述のエアホース側第1連結部111に接続可能な接続部であり、エアホース108から供給される作動流体をエアモータ107の内部に供給する供給路を備えている。エアモータ側第2連結部114は上述のアタッチメント105に接続可能な接続部であり、アタッチメント105がエアモータ107に連結されたときに、そのエアモータ107が生成した駆動力をアタッチメント105に供給する供給部を備えている。
FIG. 4 is a side view illustrating the configuration of a single unit of the
図5は、本実施形態のエアモータ107の断面構造を例示する断面図である。なお、図5には、本願発明の理解を容易にするために、上述のハンドスイッチ109を省略した構成が示されている。図5に示されているように、エアモータ107は、エアモータ本体と、流量制御部116とを備えている。また、エアモータ本体は、駆動ユニット117と、制動部118とを含んでいる。
エアモータ107において、エアモータ本体は、作動流体の流れに応答して駆動力を生成する領域である。流量制御部116は、図示されていないハンドスイッチ109の運動に連動して弁を開閉する流量制御機能を備えている
エアモータ本体に備えられた駆動ユニット117は、作動流体によって回転する部材を備えている。駆動ユニット117は、その部材が回転することで駆動力を発生させている。制動部118は、駆動ユニット117の回転を制動する部材を備えている。制動部118は、圧力流体である作動流体の圧力に応答して、駆動ユニット117の回転を許可する。また、制動部118はその圧力の低下に応答して駆動ユニット117の回転を禁止する。
FIG. 5 is a cross-sectional view illustrating a cross-sectional structure of the
In the
図6は、本実施形態の駆動ユニット117の詳細な構成を例示する断面図である。図6に示されているように、駆動ユニット117は、ローター121と、穴あきスリーブ122と、ローターケース123と、ベーン124とを備えている。
ローター121は、軸線を回転中心に回転する部材であり、その軸線に沿って延伸するシャフトを備えている。そのシャフトは、エアモータ107にアタッチメント105が接続されたときに、駆動力を伝達することができる。また、ローター121には、作動流体を受ける羽根であるベーン124が備えられている。駆動ユニット117には、複数のベーン124を設けられている。駆動ユニット117は、各ベーン124が作動流体を受けることで、駆動力を生成している。
FIG. 6 is a cross-sectional view illustrating a detailed configuration of the
The
図6を参照すると、ローター121の外側には穴あきスリーブ122が設けられている。さらに、その穴あきスリーブ122の外側にはローターケース123が設けられている。そして、穴あきスリーブ122には、複数の孔125が設けられている。
穴あきスリーブ122は、ベーン124に独立な部材であり、かつ、ローター121の回転に同期するベーン124に追従するように回転運動する。これによって、ベーン124の摩耗による消耗を低減することができる。
また、本実施形態の駆動ユニット117において、その内部を流れる作動流体は軸線に近い方から遠い方へ向かって流れる。その一部は、孔125を介してローターケース123と穴あきスリーブ122との隙間に供給される。これにより、ローターケース123と穴あきスリーブ122の間の摩擦が低減され、駆動ユニット117の寿命を延ばすことが可能となる。
Referring to FIG. 6, a
The
Further, in the
図7は、上述の駆動ユニット117の構成を例示する分解斜視図である。図7に示されているように、穴あきスリーブ122と、ローターケース123と、ベーン124とは、各々が独立した部品である。ローター121の回転時に、ベーン124は、穴あきスリーブ122の内側を滑りながら回転する。ローター121の回転の初期においては、ローター121と穴あきスリーブ122との回転速度は、異なる状態である。ローター121が回転を継続すると、穴あきスリーブ122は、ベーン124との摩擦の作用に起因してその回転速度が上昇する。さらに継続的にローター121が回転することで、穴あきスリーブ122は、ローター121と同期するような状態で回転する。
FIG. 7 is an exploded perspective view illustrating the configuration of the
図7に示されているように、穴あきスリーブ122には複数の孔125が設けられている。ローター121の回転に作用する作動流体(エアー)は、駆動ユニット117の駆動時にベーン124に当たり回転する力を与える。このとき、その作動流体の一部は穴あきスリーブ122の内側から外側に向かって孔125を通って流れる。穴あきスリーブ122の外側に流れ出た一部の作動流体は、ローターケース123と穴あきスリーブ122との間に存在し、流体軸受けのような機能を提供する。これによって、本実施形態の駆動ユニット117は、ベーン124の寿命を延ばしつつ、ローター121を効率的に回転させることが可能となる。
As shown in FIG. 7, the
図8は、本実施形態の制動部118の構成を例示する斜視図である。本実施形態の制動部118は、駆動ユニット117のローター121の回転を制動するための構造を備えている。図8に示されているように、その制動部118は、ブレーキディスク131と、制動用リング132とを備えている。そのブレーキディスク131には、流体経路133が設けられている。また、制動用リング132は、スプリング134と位置決めピン135とに接続されている。
FIG. 8 is a perspective view illustrating the configuration of the
図9は、本実施形態の制動部118の構成を例示する分解斜視図である。図9に示されているように、制動部118の制動用リング132は、ブレーキディスク131と独立に構成されている。制動用リング132には、位置決めピン135に対応する位置決め孔136が設けられている。また、制動部118のスプリング134は、制動用リング132を押す力を加える。その力は、制動用リング132が、軸線に沿ってブレーキディスク131に向かって押されるような力である。
FIG. 9 is an exploded perspective view illustrating the configuration of the
制動用リング132の流体経路133には、駆動ユニット117の動作時に、作動流体の一部が供給される。流体経路133に供給される作動流体は、制動用リング132をスプリング134に向かって押すような力を制動用リング132に加える。流体経路133に供給される作動流体は、ブレーキディスク131と制動用リング132との接触を禁止するように、制動用リング132を軸線に沿って移動させる。
A part of the working fluid is supplied to the
図10は、本実施形態の制動部118の動作を例示する断面図である。図10の(a)は、ブレーキがかかっているときの制動部118の制動部118がローター121の回転を停止させている状態を例示している。また、図10の(b)は、ブレーキが解除され、制動部118がローター121の回転を許可している状態を例示している。
FIG. 10 is a cross-sectional view illustrating the operation of the
図10の(a)を参照すると、ブレーキがかかっているときは、ブレーキディスク131と制動用リング132とが接触した状態を維持する。スプリング134は、バネの力によって、制動用リング132とブレーキディスク131との接触を支援する。ブレーキディスク131と制動用リング132との間の制動部間隙137は、スプリング134に押される制動用リング132によって埋められる。
Referring to FIG. 10A, when the brake is applied, the state where the
図10の(b)を参照すると、ブレーキが解除されているときは、流体経路133を介して制動部間隙137に供給される作動流体(エアー)の力によって、制動用リング132は、スプリング134の力に逆らう向きに移動する。制動部間隙137に供給され続ける作動流体(エアー)は、制動用リング132とブレーキディスク131との接触を禁止させるように働く。制動部間隙137に供給され続ける作動流体(エアー)の力が低下し、スプリング134の力を下回るようになると、制動用リング132とブレーキディスク131とは接触する(図10の(a))
Referring to FIG. 10B, when the brake is released, the
本実施形態のエアモータ本体は、制動部118の作用によって、作動流体の供給が止まった時などに、ローター121の惰性回転を抑制することが可能となる。また、制動部118の制動用リング132は、位置決めピン135によって軸線に沿って平行に移動することが可能となる。そのため、ブレーキがかかるとき、制動用リング132の面(ブレーキディスク131側の面)とブレーキディスク131の面(制動用リング132側の面)とが同時的全体的に接触することになる。これによって、本実施形態の制動部118の制動力を向上させることが可能となる。
The air motor main body of the present embodiment can suppress the inertial rotation of the
図11は、本実施形態のエアホース108の構成を例示する断面図である。上述のように、そのエアホース108の端部は、エアホース側第1連結部111とエアホース側第2連結部112とが装着されている。エアホース側第1連結部111は、エアモータ107に接続され、エアホース側第2連結部112は、フットコントロールスイッチ104に接続される。図11に示されているように、エアホース108は、外側ホース141と内側ホース142とを備えている。その内側ホース142は、内側ホース内層144と内側ホース外層145との二つの層になっている。
流体の供給源から出てきた作動流体(エアー)は、フットコントロールスイッチ104を経由してエアホース108に送られる。送られた作動流体は、エアホース108の内側空間146を通ってエアモータ107に供給される。エアモータ107で駆動力の生成に使用された作動流体は、排気となってエアホース108の外側空間143を通って排出される。
FIG. 11 is a cross-sectional view illustrating the configuration of the
The working fluid (air) coming out of the fluid supply source is sent to the
外側ホース141はシリコン系の材料で構成されている。また、上述したように、内側ホース142は、内側ホース内層144と内側ホース外層145との二つの層で構成されている。内側ホース内層144は、フッ素を成分に含む樹脂などで構成されることが好ましい。内側ホース外層145は、ポリアミドに分類されるポリマーによって構成される。この内側ホース外層145は、好ましくは、アラミドに分類される高耐熱性・高強度のエンジニアリングプラスチックで構成される。本実施形態において、内側ホース外層145は繊維状のアラミドが巻き付けられて内側ホース内層144を被覆している。この内側ホース外層145の作用によって内側ホース内層144の内部を高圧の作動流体が流れるときに、内側ホース142に不具合が生じることを防いでいる。
本実施形態のエアホース108において、内側ホース142をさらに保護する部材が外側空間143に配置されていても良い。例えば、樹脂製のスパイラルチューブや柔軟性の高い金属製のスプリングなどを外側空間143に配置することで、折り曲げによる不具合の発生や、万が一にエアホース108を踏んだ際の作動流体の圧の増加にも対応することが可能となる。
The
In the
図12は、本実施形態のエアモータ107に設けられたハンドスイッチ109と流量制御部116との関連性を例示する断面図である。図12の(a)は、術者(ユーザ)が外科用ハンドピース110を使用してエアモータ107を作動させている状態を例示している。また、図12の(b)は、術者(ユーザ)がエアモータ107を停止させている状態を例示している。
図12の(a)を参照すると、ハンドスイッチ109が握られ本体側に倒されると流量制御部116のバルブが開放される。また、図12の(b)に示されるように、ハンドスイッチ109を握る力(ハンドスイッチ109を倒す方向の力)を弱めると、流量制御部116のバネの力で、バルブが閉じられるとともにハンドスイッチ109が起こされる。
FIG. 12 is a cross-sectional view illustrating the relationship between the
Referring to FIG. 12A, when the
図13は、本実施形態の流量制御部116の動作を例示する断面図である。図13の(a)は、術者(ユーザ)がエアモータ107を作動させている状態を例示している。図13の(a)は、上述の図12の(a)に対応している。また、図13の(b)は、術者(ユーザ)がエアモータ107を停止させている状態を例示している。図13の(b)は、上述の図12の(b)に対応している。なお、図13においては、本実施形態の構成、動作に対する理解を容易にするために、ハンドスイッチ109を省略している。
図13の(a)に示されるように、ハンドスイッチ109が本体側に倒されるとき、ピストン部材151がスプリング152を縮める方向に下げられる。このとき、流体経路を閉じているOリング153も下がり、流体経路が開く。図13の(b)に示されるように、ハンドスイッチ109を支える力を弱めると、スプリング152の力によりピストン部材151が押し上げられ、そのピストン部材151の動きに連動してOリング153が流体経路を閉じる。
FIG. 13 is a cross-sectional view illustrating the operation of the
As shown in FIG. 13A, when the
図14は、本実施形態の外科用ハンドピース110の他の構成を例示する斜視図である。図14に示されているように、本実施形態の流体駆動式外科用手術システム101では、外科用ハンドピース110にハンドスイッチ109が備えられていない場合でも、フットコントロールスイッチ104の操作でエアモータ107の回転と停止とを制御することができる。
FIG. 14 is a perspective view illustrating another configuration of the
101…流体駆動式外科用手術システム
102…外科用ハンドピース側システム
103…作動流体供給側システム
104…フットコントロールスイッチ
105…アタッチメント
106…バー(先端工具)
107…エアモータ
108…エアホース
109…ハンドスイッチ
110…外科用ハンドピース
111…エアホース側第1連結部
112…エアホース側第2連結部
113…エアモータ側第1連結部
114…エアモータ側第2連結部
115…エアモータ本体
116…流量制御部
117…駆動ユニット
118…制動部
121…ローター
122…穴あきスリーブ
123…ローターケース
124…ベーン
125…孔
131…ブレーキディスク
132…制動用リング
133…流体経路
134…スプリング
135…位置決めピン
136…位置決め孔
137…制動部間隙
141…外側ホース
142…内側ホース
143…外側空間
144…内側ホース内層
145…内側ホース外層
146…内側空間
151…ピストン部材
152…スプリング
153…Oリング
101: Fluid driven surgical operation system 102: Surgical handpiece side system 103: Working fluid supply side system 104: Foot control switch 105: Attachment 106: Bar (tip tool)
107 ...
Claims (1)
作動流体供給側システムと、
フットコントロールスイッチと
を具備し、
前記外科用ハンドピース側システムは、
エアモータとアタッチメントとを含む外科用ハンドピースと、
前記外科用ハンドピースの前記エアモータに作動流体を供給するエアホースと
を備え、
前記エアモータは、
前記作動流体の流れに応答して回転するローターと、
前記ローターを収納するローターケースと、
前記作動流体を流すための複数の孔を有し、前記ローターと前記ローターケースとの間に配置されるスリーブとを備え、
前記ローターは、
前記作動流体を受ける羽根であるベーンを含み、
前記ベーンは、前記スリーブの内側を滑りながら回転し、
前記スリーブは、
前記ローターと別体に構成され、前記複数の孔を介して前記ローター側から前記ローターケース側へ前記作動流体を流しながら、前記ローターの回転に追従して回転する
外科用手術器。 A surgical handpiece side system,
A working fluid supply system;
Equipped with a foot control switch,
The surgical handpiece side system,
A surgical handpiece including an air motor and an attachment,
An air hose for supplying a working fluid to the air motor of the surgical handpiece,
The air motor,
A rotor that rotates in response to the flow of the working fluid;
A rotor case for storing the rotor,
A sleeve having a plurality of holes for flowing the working fluid, a sleeve disposed between the rotor and the rotor case,
The rotor is
A vane that receives the working fluid,
The vane rotates while sliding inside the sleeve,
The sleeve is
A surgical operating device that is configured separately from the rotor and rotates following the rotation of the rotor while flowing the working fluid from the rotor side to the rotor case side through the plurality of holes .
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