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JP6616498B2 - 軟性マニピュレータ用シースおよびマニピュレータ - Google Patents

軟性マニピュレータ用シースおよびマニピュレータ Download PDF

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JP6616498B2 JP2018514068A JP2018514068A JP6616498B2 JP 6616498 B2 JP6616498 B2 JP 6616498B2 JP 2018514068 A JP2018514068 A JP 2018514068A JP 2018514068 A JP2018514068 A JP 2018514068A JP 6616498 B2 JP6616498 B2 JP 6616498B2
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Description

本発明は、軟性マニピュレータ用シースに関するものである。
湾曲した体腔内に挿入される軟性の挿入部の先端に可動部を備える軟性マニピュレータの挿入部に使用されるシースとして、可撓性の長尺材料の長手方向に貫通する複数のルーメンを有する樹脂製のマルチルーメンチューブが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
このマルチルーメンチューブの各ルーメンには、挿入部の先端に設けられた可動部を駆動するためのワイヤが貫通して配置される。
特許第4420593号公報
特許文献1のシースでは、ワイヤを牽引すると、ワイヤからルーメン内面に与えられる摩擦力によってマルチルーメンチューブが湾曲あるいは圧縮変形してしまうので、他のルーメン内を貫通しているワイヤの経路長が変動し、可動部を精度よく制御することができないという不都合がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、ルーメン内に貫通させるワイヤにかかる張力が増大しても、ワイヤの経路長の変動を抑えて、精度よくマニピュレータを制御することができる軟性マニピュレータ用シースを提供することを目的としている。
本発明の一態様は、長手方向に沿ってワイヤを挿通させるルーメンを備えた可撓性を有する内側チューブと、該内側チューブの外周面を被覆するように配置され、前記内側チューブよりも圧縮剛性が高く可撓性を有する外側チューブと、該外側チューブと前記内側チューブとの間に形成される空間内に、粘性材料を充填することで形成される緩衝材とを備える軟性マニピュレータ用シースである。
本態様によれば、ルーメン内に貫通させたワイヤの基端に張力を付与することにより、先端に設けられたマニピュレータの可動部を駆動する場合に、ワイヤとルーメンの内面との摩擦により可撓性を有する内側チューブが変形させられようとするが、内側チューブの変形は、外側チューブとの間の隙間に配置された緩衝材を介して外側チューブによって支持されるので、変形が回避される。その結果、ワイヤの牽引によっても、ワイヤの経路長の変動が抑制され、マニピュレータを精度よく制御することができる。
上記態様においては、前記緩衝材が、前記外側チューブと前記内側チューブとの間の空間に充填される粘性材料である。
このようにすることで、ワイヤの牽引によって内側チューブが変形させられようとしても、外側チューブと内側チューブとの間の空間に充填された粘性材料からなる緩衝材によって変形が抑制されるので、ワイヤの経路長の変動が抑制され、マニピュレータを精度よく制御することができる。
また、上記態様においては、前記緩衝材が、シリコーンオイルまたは低硬度シリコーンゴムからなっていてもよい。
このようにすることで、流動性を有するシリコーンオイルまたは低硬度シリコーンゴムを内側チューブと外側チューブとの間の空間に容易に充填することができる。シリコーンオイルまたは低硬度シリコーンゴムは高い粘性を有するので、内側チューブの変形を抑制することができる。
また、上記態様においては、前記空間を確保し、かつ、前記緩衝材を保持するための緩衝材保持部を備えていてもよい。
このようにすることで、シリコーンオイルや低硬度シリコーンゴムのような流動性を有する緩衝材は、隙間が大きくなると流動する可能性があるが、緩衝材保持部によって外側チューブと内側チューブとの間の空間に保持することで、内側チューブの変形防止効果を維持することができる。
また、上記態様においては、前記緩衝材保持部が、前記外側チューブの内面または前記内側チューブの外面に設けられた突起であってもよい。
このようにすることで、緩衝材が区画壁部によって区画された各空間内に保持され、内側チューブの変形防止効果を維持することができる。
本発明の参考例としての発明の参考態様としては、前記緩衝材が、長手方向に延び、周方向および径方向に複数配列された繊維材であってもよい。
このようにすることで、繊維によって空間を埋めることにより、可撓性を維持しながら、内側チューブの変形防止を図ることができる。
本発明の第2態様は、遠位端側にエンドエフェクタと、基端側に該エンドエフェクタを動作させる動力を発生する駆動部と、前記動力を前記エンドエフェクタに伝達するワイヤと、前記エンドエフェクタと前記駆動部の間に前記ワイヤを挿通するためのシースと、を備え、前記シースは、前記ワイヤを貫通させるルーメンを長手方向に備えた内側チューブと、該内側チューブの外周面を被覆するように配置され、前記内側チューブよりも圧縮剛性が高く可撓性を有する外側チューブと、該外側チューブの内面と前記内側チューブの外面との間に形成される空間内に、粘性材料を充填することで形成される緩衝材とを備えるマニピュレータである。
上記態様においては、前記緩衝材が、シリコーンオイルまたは低硬度シリコーンゴムからなっていてもよい。また、上記態様においては、前記空間を確保し、かつ前記緩衝材を保持するための緩衝材保持部をさらに備えていてもよい。
本発明によれば、ルーメン内に貫通させるワイヤにかかる張力が増大しても、ワイヤの経路長の変動を抑えて、精度よくマニピュレータを制御することができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る軟性マニピュレータ用シースを備える軟性マニピュレータを示す全体構成図である。 図1の軟性マニピュレータ用シースを示す縦断面図である。 図1の軟性マニピュレータ用シースの変形例に係る内側チューブを示す斜視図である。 図1の軟性マニピュレータ用シースの他の変形例に係る内側チューブを示す斜視図である。 本発明の参考例としての発明の一参考実施形態に係る軟性マニピュレータ用シースを示す縦断面図である。 本発明の参考例としての発明の別の参考実施形態に係る軟性マニピュレータ用シースを示す部分的な横断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る軟性マニピュレータ用シース1について、図面を参照して以下に説明する。
軟性マニピュレータ100は、図1に示されるように、本実施形態に係る軟性マニピュレータ用シース1と、該軟性マニピュレータ用シース1の先端に備えられたマニピュレータ2と、マニピュレータ2の基端に備えられ、マニピュレータ2を作動させる動力を発生する駆動部3と、該駆動部3において発生した動力をマニピュレータ2に伝達するワイヤ4とを備えている。
マニピュレータ2は、1以上の関節を有する可動部5と、該可動部5の先端に支持されたエンドエフェクタ6とを備えている。
駆動部3は、例えば、図示しないモータと、該モータの動力をワイヤ4に伝達するプーリ7とを備えている。
本実施形態に係る軟性マニピュレータ用シース1は、図2に示されるように、長手方向に貫通する複数のルーメン8を備える樹脂製のマルチルーメンチューブ(内側チューブ)9と、該マルチルーメンチューブ9を内側に貫通させるコイルチューブ(外側チューブ)10とを備えている。
マルチルーメンチューブ9の各ルーメン8には、ワイヤ4が貫通させられるようになっている。ルーメン8を貫通したワイヤ4は、軟性マニピュレータ用シース1の先端のマニピュレータ2と基端の駆動部3に両端が接続されている。
本実施形態においては、マルチルーメンチューブ9とコイルチューブ10との間の隙間に、シリコーンオイルまたは低硬度シリコーンゴムのような粘性材料がからなる緩衝材11が充填されている。
このように構成された本実施形態に係る軟性マニピュレータ用シース1の作用について以下に説明する。
本実施形態に係る軟性マニピュレータ用シース1によれば、駆動部3によりワイヤ4に張力が印加されると、ワイヤ4とルーメン8の内面との摩擦によって、可撓性を有するマルチルーメンチューブ9が弾性変形させられようとしても、マルチルーメンチューブ9とコイルチューブ10との間の空間に緩衝材11が充填されているので、マルチルーメンチューブ9が緩衝材11を介してコイルチューブ10によって支持される。
コイルチューブ10はマルチルーメンチューブ9より高い圧縮剛性を有しているので、マルチルーメンチューブ9の変形が抑制され、ワイヤ4の経路長の変動を防止することができる。その結果、一のワイヤ4に張力をかけたときに他のワイヤ4の経路長が変動してマニピュレータ2が意図しない方向に駆動される不都合の発生を防止し、マニピュレータ2の可動部5を精度よく制御することができるという利点がある。
また、マルチルーメンチューブ9の外周面全体をコイルチューブ10の内面に密着させることができれば、マルチルーメンチューブ9の変形をより確実に防止できるが、摩擦が過大となってコイルチューブ10内にマルチルーメンチューブ9を挿入していくことは困難である。本実施形態に係る軟性マニピュレータ用シース1によれば、流動性を有するシリコーンオイルまたは低硬度シリコーンゴムを流動させることにより、隙間内に均一に充填していくことができる。隙間が極めて狭い場合には、緩衝材11を充填したコイルチューブ10の内孔内に、充填されている緩衝材11を追い出しながらマルチルーメンチューブ9を挿入することにしてもよい。
なお、本実施形態においては、図3に示されるように、マルチルーメンチューブ9の外面に長手方向に間隔をあけて全周にわたって延びる円環状の複数の突起(緩衝材保持部、区画壁部)12を設けることにしてもよい。あるいは、コイルチューブ10の内面に径方向内方に突出する同様の突起を設けてもよい。
このようにすることで、マルチルーメンチューブ9をコイルチューブ10の内孔内に挿入すると、突起12によってマルチルーメンチューブ9とコイルチューブ10との隙間が長手方向に複数に区画される。これにより、流動性を有する緩衝材11が、マルチルーメンチューブ9のコイルチューブ10への挿入時に長手方向に流れないように突起12間に留めることができる。
さらに、図4に示されるように、周方向に区画する突起(緩衝材保持部)13も設けることにしてもよい。マルチルーメンチューブ9とコイルチューブ10との間の円筒状の隙間が径方向に薄くなった部分から緩衝材11が周方向に追い出されてしまうことを防止することができる。
また、緩衝材保持部としては、マルチルーメンチューブ9の外面に網目の大きな網状部材を巻いて、突起12,13と同様に円筒状の隙間を区画することにしてもよい。
また、本実施形態においては、流動性を有する緩衝材11を充填することとした。本発明の参考例としての発明の一参考実施形態に係る軟性マニピュレータ用シース1は、図5に示されるように、緩衝材として、コイルチューブ10の内面に弾性材料からなる突起14を採用してもよい。このようにすることで、コイルチューブ10の内孔内にマルチルーメンチューブ9を挿入すると、突起14が弾性変形することにより、突起14の先端がマルチルーメンチューブ9の外面に密着させられる。これにより、マルチルーメンチューブ9が突起14からなる緩衝材を介してコイルチューブ10によって支持される。
図5に示す例では、突起14はコイルチューブ10を構成している線材の径方向内方の側面に全長にわたって連続的に設けられているものを示しているが、断続的に設けられていてもよい。また、コイルチューブ10が複数条のコイルにより構成されている場合には、一部のコイルの内面のみに設けることにして突起14を間引いてもよい。
また、突起14としては、径方向内方の表面が、径方向内方に凸の曲面を有していることが好ましい。マルチルーメンチューブ9と突起14との接触面積を低減して、コイルチューブ10へのマルチルーメンチューブ9の挿入容易性を向上することができる。
また、本実施形態においては、内側チューブとして4個のルーメン8を有するマルチルーメンチューブ9を例示したが、これに代えて、単一のルーメン8を有するシングルルーメンチューブあるいは、2以上の任意の数の複数のルーメン8を有するマルチルーメンチューブを採用してもよい。
また、本実施形態においては、ルーメン8が長手方向に沿って真っ直ぐに延びているマルチルーメンチューブ9を例示したが、これに代えて、ルーメン8が中心軸回りに一方向に捻れた捻れマルチルーメンチューブ9を採用してもよい。
また、外側チューブとしてはコイルチューブ10に代えて、他の任意のチューブを用いてもよい。
また、本発明の参考例としての発明の別の参考実施形態に係る軟性マニピュレータ用シース1は、緩衝材11として、図6に示すように、コイルチューブ10とマルチルーメンチューブ9との間の隙間に、長手方向に延び、周方向および径方向に複数並んで配列されることにより、隙間に充填されるガラス繊維等の繊維材を採用してもよい。
これにより、軟性マニピュレータ用シース1の可撓性を維持しながら、緩衝材11を介してコイルチューブ10によってマルチルーメンチューブ9を確実に支持させることができ、繊維どうしを滑らせることで、コイルチューブ10へのマルチルーメンチューブ9の挿入容易性も向上することができる。
また、本発明の参考例としての発明のさらに別の参考実施形態に係る軟性マニピュレータ用シース1は、緩衝材11として、弾性材料からなるシート材(図示略)をマルチルーメンチューブ9とコイルチューブ10との間の隙間に全周にわたって配置してもよい。シート材は、全長にわたって連続的に配置してもよいし、断続的に配置してもよい。
1 軟性マニピュレータ用シース
4 ワイヤ
8 ルーメン
9 マルチルーメンチューブ(内側チューブ)
10 コイルチューブ(外側チューブ)
11 緩衝材
12,13,14 突起(緩衝材保持部、区画壁部、緩衝材)

Claims (7)

  1. 長手方向に沿ってワイヤを挿通させるルーメンを備えた可撓性を有する内側チューブと、
    該内側チューブの外周面を被覆するように配置され、前記内側チューブよりも圧縮剛性が高く可撓性を有する外側チューブと、
    該外側チューブの内面と前記内側チューブの外面との間に形成される空間内に、粘性材料を充填することで形成される緩衝材と、
    を備える軟性マニピュレータ用シース。
  2. 前記緩衝材が、シリコーンオイルまたは低硬度シリコーンゴムからなる請求項1に記載の軟性マニピュレータ用シース。
  3. 前記空間を確保し、かつ、前記緩衝材を保持するための緩衝材保持部を備える請求項1に記載の軟性マニピュレータ用シース。
  4. 前記緩衝材保持部が、前記外側チューブの内面または前記内側チューブの外面に設けられた突起である請求項3に記載の軟性マニピュレータ用シース。
  5. 遠位端側にエンドエフェクタと、
    基端側に該エンドエフェクタを動作させる動力を発生する駆動部と、
    前記動力を前記エンドエフェクタに伝達するワイヤと、
    前記エンドエフェクタと前記駆動部の間に前記ワイヤを挿通するためのシースと、を備え、
    前記シースは、
    前記ワイヤを貫通させるルーメンを長手方向に備えた内側チューブと、
    該内側チューブの外周面を被覆するように配置され、前記内側チューブよりも圧縮剛性が高く可撓性を有する外側チューブと、
    該外側チューブの内面と前記内側チューブの外面との間に形成される空間内に、粘性材料を充填することで形成される緩衝材と、
    を備えるマニピュレータ。
  6. 前記緩衝材が、シリコーンオイルまたは低硬度シリコーンゴムからなる請求項5に記載のマニピュレータ。
  7. 前記空間を確保し、かつ前記緩衝材を保持するための緩衝材保持部をさらに備える請求項5に記載のマニピュレータ。
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