JP6609886B2 - ソケット - Google Patents
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Description
本実施形態のソケットは、プリント基板の導通部と電子部品のピン端子との間に介在して両者を電気的に接続する。このソケットは、プリント基板のスルーホールに挿通された状態から電子部品のピン端子を受け入れる。このピン端子の受け入れにより、ソケットのばね性が効果的に発揮され、プリント基板とピン端子とをしっかりと固定する。以下、ソケットの構造および機能を中心に説明する。
図5は、変形例に係るプリント基板とソケットとの取付構造を表す図である。同図はピン端子をソケットに接続した状態を示す。(A)はソケット近傍の平面図であり、(B)は(A)のA−A矢視断面図である。
次に、第2実施形態について説明する。図6は、第2実施形態に係るソケットの外観を表す図である。(A)はソケットを底面側からみた斜視図である。(B)はソケットがプリント基板に取り付けられた状態を上方からみた斜視図である。図7は、ソケットの詳細を表す図である。(A)は正面図であり、(B)は左側面図であり、(C)は右側面図である。(D)は平面図であり、(E)は底面図である。図8は、ソケットのプリント基板への取付構造を表す図である。(A)はソケット近傍の平面図であり、(B)は(A)のA−A矢視断面図である。同図はピン端子をソケットに接続する前の状態を示す。
図9は、変形例に係るソケットの構造を表す図である。同図はソケットを底面側からみた斜視図であり、(A)は一つの変形例を示し、(B)は他の変形例を示す。図9(A)に示すソケット310においては、その挟持部314が、その折り返し部330において凸形状(半円状)の横断面を有し、ピン端子26の側面との対向面が曲面とされている。また、スルーホール22の出口側開口端部との対向面も曲面とされている。ガイド部316も、ピン端子26と当接する部分において凸形状(半円状)の横断面を有する。これらの曲面の曲率半径は、第1実施形態における挟持部14やガイド部16の横断面の曲率半径よりも小さい。
次に、第3実施形態について説明する。図10は、第3実施形態に係るソケットを表す図である。(A)はソケット近傍の平面図である。(B)はソケットがピン端子の固定手段として機能した状態を示す斜視図である。(C)および(D)は、(A)のA−A矢視断面図である。(C)はピン端子をソケットに接続する前の状態を示し、(D)はピン端子をソケットに接続した状態を示す。
図11は、変形例に係るソケットを表す図である。(A)はソケット近傍の平面図である。(B)はソケットがピン端子の固定手段として機能した状態を示す斜視図である。(C)および(D)は、(A)のA−A矢視断面図である。(C)はピン端子をソケットに接続する前の状態を示し、(D)はピン端子をソケットに接続した状態を示す。
次に、第4実施形態について説明する。図12は、第4実施形態に係るソケットを表す図である。(A)はソケットを表す平面図である。(B)は(A)のA−A矢視断面図である。(C)は、はソケットを底面側からみた斜視図である。(D)はプリント基板にソケットを取り付ける前の状態を示す斜視図である。
図13は、変形例に係るソケットを表す斜視図である。本変形例のソケット810は、ベース部812の構成が第4実施形態と大きく異なる。すなわち、ベース部812は、横断面が環状ではなく、U字状(長方形状の一つの長辺が除かれたような形状)とされている。そのベース部812の一端側に一対の支持部18が設けられ、他端側に一対の挟持部14が設けられている。言い換えれば、ソケット810は、第1実施形態のソケット10において一対のガイド部16をなくし、ベース部12をベース部812に置き換えたような構造を有する。このような構成によっても、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。また、ベース部812の断面形状を利用して、ソケット810の大部分を断面長方形状のスルーホールに挿通させることもできる。
Claims (10)
- 基板のスルーホールに差し込まれる一方、電子部品のピン端子を差し込むように受け入れることにより、前記基板の導通部と前記電子部品との電気的接続を実現するとともに、前記ピン端子の前記基板への固定を実現するソケットであって、
前記スルーホールの入口側に配置されるベース部と、
前記ベース部からそれぞれ延出し、互いの間に前記ピン端子を挟持するための複数の挟持部と、
を備え、
前記挟持部は、
前記ベース部から前記スルーホールの出口側に向けて延出可能であり、前記ピン端子が差し込まれることにより反力を発生し、その反力が前記ピン端子を挟持するための付勢力となる第1ばね部と、
前記第1ばね部に連設され、前記スルーホールの出口側に突出可能な折り返し部を含み、前記ピン端子が差し込まれることにより前記折り返し部が前記ピン端子と前記基板との間で圧縮されて反力を発生し、その反力が前記ピン端子の固定を補助しつつ当該ソケットを前記基板へ固定するための付勢力となる第2ばね部と、
を有し、
前記ベース部から半径方向外向きに延出する支持部をさらに備え、
前記支持部が、前記基板における前記スルーホールの入口側の面に設けられた導通部と接触することにより、前記基板と前記電子部品との電気的接続が実現され、
前記第2ばね部の付勢力により、前記支持部と前記導通部との接触力が高められることを特徴とするソケット。 - 前記支持部は、前記入口側の面に向けて突出する接点を有し、その接点にて前記基板の導通部と接触することを特徴とする請求項1に記載のソケット。
- 前記ベース部が筒状をなし、前記スルーホールに挿通され、
前記支持部が、前記ベース部の開口端から半径方向外向きに延出する部分からなることを特徴とする請求項1又は2に記載のソケット。 - 前記支持部は、前記基板と嵌合する嵌合部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のソケット。
- 基板のスルーホールに差し込まれる一方、電子部品のピン端子を差し込むように受け入れることにより、前記基板の導通部と前記電子部品との電気的接続を実現するとともに、前記ピン端子の前記基板への固定を実現するソケットであって、
前記スルーホールの入口側に配置されるベース部と、
前記ベース部からそれぞれ延出し、互いの間に前記ピン端子を挟持するための複数の挟持部と、
を備え、
前記挟持部は、
前記ベース部から前記スルーホールの出口側に向けて延出可能であり、前記ピン端子が差し込まれることにより反力を発生し、その反力が前記ピン端子を挟持するための付勢力となる第1ばね部と、
前記第1ばね部に連設され、前記スルーホールの出口側に突出可能な折り返し部を含み、前記ピン端子が差し込まれることにより前記折り返し部が前記ピン端子と前記基板との間で圧縮されて反力を発生し、その反力が前記ピン端子の固定を補助しつつ当該ソケットを前記基板へ固定するための付勢力となる第2ばね部と、
を有し、
前記折り返し部は、前記スルーホールの軸線に平行な延出方向に対して180度以上の角度で折り返されていることを特徴とするソケット。 - 基板のスルーホールに差し込まれる一方、電子部品のピン端子を差し込むように受け入れることにより、前記基板の導通部と前記電子部品との電気的接続を実現するとともに、前記ピン端子の前記基板への固定を実現するソケットであって、
前記スルーホールの入口側に配置されるベース部と、
前記ベース部からそれぞれ延出し、互いの間に前記ピン端子を挟持するための複数の挟持部と、
を備え、
前記挟持部は、
前記ベース部から前記スルーホールの出口側に向けて延出可能であり、前記ピン端子が差し込まれることにより反力を発生し、その反力が前記ピン端子を挟持するための付勢力となる第1ばね部と、
前記第1ばね部に連設され、前記スルーホールの出口側に突出可能な折り返し部を含み、前記ピン端子が差し込まれることにより前記折り返し部が前記ピン端子と前記基板との間で圧縮されて反力を発生し、その反力が前記ピン端子の固定を補助しつつ当該ソケットを前記基板へ固定するための付勢力となる第2ばね部と、
を有し、
前記挟持部は、前記ピン端子が差し込まれた際に、前記第2ばね部の先端が前記スルーホール内に挿通され、前記第2ばね部の外側面にて前記スルーホールの出口側の開口縁に当接するように構成されていることを特徴とするソケット。 - 基板のスルーホールに差し込まれる一方、電子部品のピン端子を差し込むように受け入れることにより、前記基板の導通部と前記電子部品との電気的接続を実現するとともに、前記ピン端子の前記基板への固定を実現するソケットであって、
前記スルーホールの入口側に配置されるベース部と、
前記ベース部からそれぞれ延出し、互いの間に前記ピン端子を挟持するための複数の挟持部と、
を備え、
前記挟持部は、
前記ベース部から前記スルーホールの出口側に向けて延出可能であり、前記ピン端子が差し込まれることにより反力を発生し、その反力が前記ピン端子を挟持するための付勢力となる第1ばね部と、
前記第1ばね部に連設され、前記スルーホールの出口側に突出可能な折り返し部を含み、前記ピン端子が差し込まれることにより前記折り返し部が前記ピン端子と前記基板との間で圧縮されて反力を発生し、その反力が前記ピン端子の固定を補助しつつ当該ソケットを前記基板へ固定するための付勢力となる第2ばね部と、
を有し、
複数の折り返し部に接する外接円の径が、前記ピン端子が差し込まれていない状態において前記スルーホールの内径以下となり、前記ピン端子が差し込まれた状態において前記スルーホールの内径よりも大きくなるように構成されていることを特徴とするソケット。 - 前記折り返し部は、少なくとも前記ピン端子との当接面が曲面とされ、前記ピン端子と点接触又は線接触するように構成されていることを有することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のソケット。
- 前記挟持部が一対又は複数対設けられ、互いに対となる挟持部が対向することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のソケット。
- 基板のスルーホールに差し込まれる一方、電子部品のピン端子を差し込むように受け入れることにより、前記基板の導通部と前記電子部品との電気的接続を実現するとともに、前記ピン端子の前記基板への固定を実現するソケットであって、
前記スルーホールの入口側に配置されるベース部と、
前記ベース部からそれぞれ延出し、互いの間に前記ピン端子を挟持するための複数の挟持部と、
を備え、
前記挟持部は、
前記ベース部から前記スルーホールの出口側に向けて延出可能であり、前記ピン端子が差し込まれることにより反力を発生し、その反力が前記ピン端子を挟持するための付勢力となる第1ばね部と、
前記第1ばね部に連設され、前記スルーホールの出口側に突出可能な折り返し部を含み、前記ピン端子が差し込まれることにより前記折り返し部が前記ピン端子と前記基板との間で圧縮されて反力を発生し、その反力が前記ピン端子の固定を補助しつつ当該ソケットを前記基板へ固定するための付勢力となる第2ばね部と、
を有し、
前記挟持部が一対又は複数対設けられ、互いに対となる挟持部が対向し、
前記ベース部が環状又は筒状をなし、
前記複数の挟持部が前記ベース部の周方向に所定間隔をあけて設けられ、前記互いに対となる挟持部が前記ベース部の径方向に対向し、
前記ベース部の周方向に前記挟持部を隔てて設けられ、前記ピン端子を延在方向にガイドするための一対のガイド部をさらに備え、
前記一対のガイド部が、前記ベース部の径方向に対向し、
前記一対のガイド部の間隔が、前記互いに対となる挟持部の間隔よりも大きくなるように構成されていることを特徴とするソケット。
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