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JP6604443B2 - コンテンツ再生機器、コンテンツ再生システム、及びコンテンツ再生機器の制御方法 - Google Patents

コンテンツ再生機器、コンテンツ再生システム、及びコンテンツ再生機器の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ再生機器、コンテンツ再生システム、及びコンテンツ再生機器の制御方法に関する。
下記特許文献1には、スマートフォンとネットワークを介してされた複数のコンテンツ再生機器を含むコンテンツ再生システムが開示されている。複数のコンテンツ再生機器のうちの一台は親機として設定され、他のコンテンツ再生機器は子機として設定される。ユーザーからスマートフォンに対して再生を開始する操作が行われると、音楽データのリストが表示される。ユーザーが再生したい音楽データを選択すると、スマートフォンは選択された音楽データの情報を親機に通知する。親機は、スマートフォンから受信した再生すべき音楽データの格納情報等を子機に通知し、複数のコンテンツ再生機器による再生を行っていた。
特開2015−100085号公報
しかし、従来のコンテンツ再生機器では、ユーザーが選択できる曲が、親機として設定されたコンテンツ再生機器自身が再生できる曲に限定されていた。
本開示は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、他のコンテンツ再生機器の再生リストに含まれるコンテンツを再生する可能性を向上させることにある。
本開示に係るコンテンツ再生機器は、ネットワークを介して接続された他のコンテンツ再生機器から、前記他のコンテンツ再生機器の再生リストに含まれるコンテンツの入手元情報を受信し、前記コンテンツの再生可否を判断する。
本開示に係るコンテンツ再生機器は、再生リストを有し、前記再生リストに含まれるコンテンツの入手元情報を、ネットワークを介して接続された他のコンテンツ再生機器に送信し、前記他のコンテンツ再生機器からの親機指示信号を受け、前記入手元情報に基づきコンテンツソースを取得し、前記コンテンツソースによりストリーミング信号を生成し、前記ストリーミング信号を前記他のコンテンツ再生機器に送信する。
本開示に係るコンテンツ再生システムは、第1の再生リストを有する第1のコンテンツ再生機器と、第2の再生リストを有し、前記第1のコンテンツ再生機器とネットワークを介して接続された第2のコンテンツ再生機器と、を含み、前記第1のコンテンツ再生機器は、前記第2のコンテンツ再生機器からの前記第2の再生リストに含まれるコンテンツの入手元情報を受信し、前記コンテンツの再生可否を判断する制御部と、を含む。
本開示に係るコンテンツ再生機器の制御方法は、ネットワークを介して接続された他のコンテンツ再生機器から、前記他のコンテンツ再生機器の再生リストに含まれるコンテンツの入手元情報を受信するステップと、前記コンテンツの再生可否を判断するステップと、を含む。
本開示に係るコンテンツ再生機器の制御方法は、再生リストに含まれるコンテンツの入手元情報を、ネットワークを介して接続された他のコンテンツ再生機器に送信するステップと、前記他のコンテンツ再生機器からの親機指示信号を受けるステップと、前記入手元情報に基づきコンテンツソースを取得するステップと、前記コンテンツソースによりストリーミング信号を生成するステップと、前記ストリーミング信号を前記他のコンテンツ再生機器に送信するステップと、を含む。
図1は本実施形態に係るコンテンツ再生システムの概要図である。 図2は本実施形態に係るコンテンツ再生システムにおける第1のコンテンツ再生機器のブロック図である。 図3は本実施形態に係るコンテンツ再生システムのブロック図である。 図4は本実施形態に係るコンテンツ再生システムをコントロールするコントローラーのユーザーインターフェイスを示す概念図である。 図5は本実施形態に係るコンテンツ再生システムをコントロールするコントローラーのユーザーインターフェイスを示す概念図である。 図6は本実施形態に係るコンテンツ再生システムをコントロールするコントローラーのユーザーインターフェイスを示す概念図である。 図7は本実施形態に係るコンテンツ再生システムをコントロールするコントローラーのユーザーインターフェイスを示す概念図である。 図8は本実施形態に係るコンテンツ再生システムのシーケンス図である。 図9は本実施形態に係るコンテンツ再生システムのシーケンス図である。 図10は本実施形態に係る第1のコンテンツ再生機器における曲の再生可否を示す対応表である。
[第1の実施形態]
本開示の実施形態について、図面を用いて以下に説明する。
図1は、本実施形態に係るコンテンツ再生システム10の概要図である。
コンテンツ再生システム10は、第1のコンテンツ再生機器11、第2のコンテンツ再生機器12を有している。第1のコンテンツ再生機器11、第2のコンテンツ再生機器12は、ネットワーク2を介してコントローラー1に接続されている。第1のコンテンツ再生機器11はリビングルームに配置されており、第2のコンテンツ再生機器12は洋室に配置されている。なお、本開示におけるコンテンツとは、例えば映像、音声、テキストなどを含む。
コントローラー1とは、例えばスマートフォンやタブレット、パーソナルコンピューター、専用コントローラーなどのコンピュータであり、ネットワーク2に接続可能で、且つ第1のコンテンツ再生機器11、第2のコンテンツ再生機器12を操作可能な機器である。また、コントローラー1は、プログラムに基づいて、後述するお気に入りリスト要求信号の送信ステップS1、再生指示信号の送信ステップS3を実行する。当該プログラムは、光学的、磁気的等の種類を問わず、様々な記録媒体からインストールされてよく、インターネットを介してダウンロードされてもよい。
ネットワーク2は、無線LAN(Local Area Network)、有線LAN、WAN(Wide Area Network)などを含み、コントローラー1と第1のコンテンツ再生機器11、第2のコンテンツ再生機器12との間の信号伝達経路として利用される。コントローラー1がスマートフォンやタブレットの場合は、ネットワーク2がWi−Fi(Wireless-Fidelity、登録商標)などの無線LANを含んでいることが望ましい。
次に、第1のコンテンツ再生機器11について、図2を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係るコンテンツ再生システム10における第1のコンテンツ再生機器11のブロック図である。
図2に示すように、第1のコンテンツ再生機器11は、オーディオを再生するオーディオ機器や、動画等の映像コンテンツを再生する映像再生機器などであり、制御部50、コンテンツ処理部51、無線LAN通信部56、有線LAN通信部57を有しており、コンテンツ処理部51がスピーカ63に接続されている。なお、コンテンツ処理部51がスピーカ63を含む構成としてもよい。第1のコンテンツ再生機器11は、コンテンツ再生プログラム50Aに基づいて、後述する入手元情報要求信号の送信ステップS4、対応表確認ステップS6、再生可否判断ステップS7、子機指示信号送信ステップS8、配信ステップS9、親機指示信号送信ステップS10を実行するコンピュータである。当該コンテンツ再生プログラム50Aは、光学的、磁気的等の種類を問わず、様々な記録媒体からインストールされてよく、インターネットを介してダウンロードされてもよい。
制御部50はCPUとメモリを含み、コンテンツ再生プログラム50Aを記憶している。制御部50は、コンテンツ再生プログラム50Aにより、コンテンツ処理部51、無線LAN通信部56、有線LAN通信部57の動作を制御する。また、制御部50は、ネットワーク2を経由して、コントローラー1、及び第2のコンテンツ再生機器12との信号の送受信を行う。
制御部50に含まれるメモリは、例えばEEPROMであり、ユーザーAが登録したコンテンツのショートカットである「お気に入り」のリスト情報や、このお気に入りに登録されたショートカットのリンク先などを記憶する。
無線LAN通信部56は、コントローラー1、第2のコンテンツ再生機器12と無線通信を行うことが可能である。
有線LAN通信部57は、ケーブルコネクタを有し、コントローラー1、第2のコンテンツ再生機器12と有線通信を行うことが可能である。
コンテンツ処理部51は、チューナ52、信号出力部53、バッファ54及びパワーアンプ55を有している。チューナ52が、FM放送等からコンテンツのコンテンツソースを受信し、信号出力部53に入力する。また、制御部50が、無線LAN通信部56、有線LAN通信部57のいずれかを介して、ネットワーク2からコンテンツのコンテンツソースを受信し、信号出力部53に入力する。
信号出力部53は、入力されたコンテンツソースにより、コンテンツを再生する。信号出力部53は、バッファ54を経由し、又はバッファ54を経由せずにコンテンツを再生する。信号出力部53が、バッファ54を経由してコンテンツを再生するか否かは、第1のコンテンツ再生機器11が第2のコンテンツ再生機器12に対して親機であるか、又は子機であるかに応じて決定される。詳細は後述する。
信号出力部53は、制御部50の指示に応じて、コンテンツソースによりストリーミング信号を生成し、当該ストリーミング信号を無線LAN通信部56、有線LAN通信部57に出力することが可能である。また、信号出力部53は、第2のコンテンツ再生機器12により生成され、第2のコンテンツ再生機器12から送信されたストリーミング信号を、無線LAN通信部56、有線LAN通信部57を経由して入手することが可能である。
バッファ54は、信号出力部53によるコンテンツの再生を、所定時間だけ遅延させて、第1のコンテンツ再生機器11と第2のコンテンツ再生機器12との再生を同期させることができる。遅延時間は、第1のコンテンツ再生機器11と第2のコンテンツ再生機器12との間におけるストリーミング信号の通信時間に応じて設定される。
パワーアンプ55は、入力されたコンテンツの信号を増幅し、外部接続されているスピーカ63に出力する。
スピーカ63は、パワーアンプ55により増幅されたコンテンツの信号を音として出力する。
本実施形態において、第2のコンテンツ再生機器12は、オーディオを再生するオーディオ機器や、動画等の映像コンテンツを再生する映像再生機器などであり、上述した第1のコンテンツ再生機器11と略同様の構成であるため、当該構成に関する詳細な説明を割愛する。なお、第2のコンテンツ再生機器12は、コンテンツ再生プログラム50Aに基づいて、後述するお気に入りリスト提出ステップS2、入手元情報提出ステップS5、配信ステップS11を実行するコンピュータである。当該コンテンツ再生プログラム50Aは、光学的、磁気的等の種類を問わず、様々な記録媒体からインストールされてよく、インターネットを介してダウンロードされてもよい。
次に、図3〜10を用いて、本開示のコンテンツ再生システム10の動作について説明する。
図3は、本実施形態に係るコンテンツ再生システム10のブロック図である。
図4〜7は、本実施形態に係るコンテンツ再生システム10をコントロールするコントローラー1のユーザーインターフェイスを示す概念図である。
図8、9は、本実施形態に係るコンテンツ再生システム10のシーケンス図である。
図10は、本実施形態に係る第1のコンテンツ再生機器11における曲の再生可否を示す対応表である。
(コンテンツ再生システム10の動作例1)
本実施形態においては、コントローラー1としてスマートフォンを用いており、コンテンツ再生システム10をコントロールするための初期画面が、図4に示すような部屋選択画面となっている。図4に示すように、部屋選択画面においては、第1のコンテンツ再生機器11が配置された「リビングルーム」と、第2のコンテンツ再生機器12が配置された「洋室」とが選択可能となっている。
本実施形態において、ユーザーAがリビングルームにいる場合、ユーザーAが図4に示す部屋選択画面において「リビングルーム」を選択する。この操作により、コントローラー1は、このリビングルームに配置された第1のコンテンツ再生機器11を親機として認識し、洋室に配置された第2のコンテンツ再生機器12を子機として認識する。
次に、ユーザーAは図5に示すようなサービス種別選択画面において、自分が使用したいサービス種別を選択する。本実施形態においては、サービス種別選択画面において、「お気に入り」と、「コンテンツ配信サービスA」、「コンテンツ配信サービスB」、「コンテンツ配信サービスC」が選択可能となっている。「お気に入り」とは、第1のコンテンツ再生機器11、第2のコンテンツ再生機器12において保存されたコンテンツのショートカットである。「コンテンツ配信サービスA」、「コンテンツ配信サービスB」、「コンテンツ配信サービスC」とは、第1のコンテンツ再生機器11、第2のコンテンツ再生機器12のいずれかにおいて使用可能なコンテンツ配信サービスである。本実施形態においては、第1のコンテンツ再生機器11がコンテンツ配信サービスA、コンテンツ配信サービスBを使用可能であり、第2のコンテンツ再生機器12がコンテンツ配信サービスCを使用可能である。
本実施形態においては、ユーザーAが「お気に入り」を選択する。ユーザーAが図5に示すサービス種別選択画面において「お気に入り」を選択すると、図6に示すコンテンツ選択画面に切り替わり、第1のコンテンツ再生機器11に保存されたお気に入りリストが表示される。この図6における「機器A」が第1のコンテンツ再生機器11、「機器B」が第2のコンテンツ再生機器12を意味する。
ここで、図8に示す、コントローラー1から第2のコンテンツ再生機器12へのお気に入りリスト要求信号の送信ステップS1について説明する。
ユーザーAが図6に示すコンテンツ選択画面において、「機器B」のタブを選択すると、図3に示すコントローラー1が、お気に入りリスト要求信号をネットワーク2経由で第2のコンテンツ再生機器12に送信する。第2のコンテンツ再生機器12においては、お気に入りリスト要求信号が、無線LAN通信部56を介して制御部50において受信される。
次に、図8に示す、第2のコンテンツ再生機器12からコントローラー1へのお気に入りリスト提出ステップS2について説明する。
図3に示す第2のコンテンツ再生機器12の制御部50が、メモリに保存されているお気に入りリストを、無線LAN通信部56を介して、ネットワーク2経由でコントローラー1に送信する。コントローラー1がお気に入りリストを受信すると、コンテンツ選択画面において、図7に示すように第2のコンテンツ再生機器12のお気に入りリストが表示される。
なお、本実施の形態においては、ユーザーAが図6に示す「機器B」のタブを選択した後に、コントローラー1がお気に入りリスト要求信号を第2のコンテンツ再生機器12に送信し、コントローラー1が第2のコンテンツ再生機器12からお気に入りリストを受信する例を示した。しかし、コントローラー1が、事前に第2のコンテンツ再生機器12からお気に入りリストを受信し、保存しておく構成であってもかまわない。
次に、図8に示す、コントローラー1から第1のコンテンツ再生機器11への再生指示信号の送信ステップS3について説明する。
本動作例においては、ユーザーAが図7に示す第2のコンテンツ再生機器12のお気に入りリストに含まれるコンテンツである曲Cを選択する。そうすると、図3に示すコントローラー1が再生指示信号をネットワーク2経由で第1のコンテンツ再生機器11に送信する。この再生指示信号とは、第2のコンテンツ再生機器12のお気に入りリストに含まれているコンテンツの再生を第1のコンテンツ再生機器11に指示する信号であり、当該コンテンツが第2のコンテンツ再生機器12のお気に入りリストの何番目に記載されている、という情報を含んでいる。本動作例においては、再生指示信号には、曲Cが第2のコンテンツ再生機器12のお気に入りリストの1番目に記載されている旨の情報が含まれている。第1のコンテンツ再生機器11においては、この再生指示信号が、無線LAN通信部56を介して、制御部50において受信される。
次に、図8に示す、第1のコンテンツ再生機器11から第2のコンテンツ再生機器12への入手元情報要求信号の送信ステップS4について説明する。
入手元情報とは、コンテンツが保存されているリンク先などであり、本動作例においてはネットラジオにおける曲Cのリンク先である。コントローラー1からの再生指示信号を受信した第1のコンテンツ再生機器11は、第2のコンテンツ再生機器12に対し、曲Cのコンテンツソースの入手元情報を要求する入手元情報要求信号を送信する。具体的には、図3に示す第1のコンテンツ再生機器11の制御部50が無線LAN通信部56を介して入手元情報要求信号をネットワーク2経由で第2のコンテンツ再生機器12に送信する。第2のコンテンツ再生機器12においては、この入手元情報要求信号が、無線LAN通信部56を介して、制御部50において受信される。
次に、図8に示す、第2のコンテンツ再生機器12から第1のコンテンツ再生機器11への入手元情報提出ステップS5について説明する。
入手元情報要求信号を受信した第2のコンテンツ再生機器12の制御部50は、この制御部50のメモリに保存された入手元信号を取り出し、無線LAN通信部56を介して第1のコンテンツ再生機器11に送信する。第1のコンテンツ再生機器11においては、この入手元情報が、無線LAN通信部56を介して、制御部50において受信される。
次に、図8に示す、第1のコンテンツ再生機器11による対応表確認ステップS6について説明する。
第2のコンテンツ再生機器12からコンテンツの入手元情報を入手した第1のコンテンツ再生機器11は、当該コンテンツを第1のコンテンツ再生機器11のみで再生することが可能か否かを判断する。即ち、第1のコンテンツ再生機器11が、当該コンテンツのコンテンツソースを取得し、当該コンテンツを自身で再生することができるか否かを判断する。第1のコンテンツ再生機器11が、コンテンツを自身で再生することができるか否かを判断する際は、まず図10に示す対応表を用いて判断する。この対応表は、制御部50に含まれるメモリに保存されている。
図10に示す対応表の1列目には、コンテンツの種別が記載されている。本実施形態においては、ネットラジオ、コンテンツ配信サービスA、B、C、USBが含まれる。
対応表の2列目には、第1のコンテンツ再生機器11が、自身が保有する入手元情報に基づき各種コンテンツのコンテンツソースを取得することができるか否かが記載されている。本実施形態においては、第1のコンテンツ再生機器11が、ネットラジオ、コンテンツ配信サービスA、コンテンツ配信サービスB、USBに対応しており、これらのコンテンツのコンテンツソースを取得することができる。しかし、本実施形態においては、第1のコンテンツ再生機器11は、コンテンツ配信サービスCに対応しておらず、コンテンツ配信サービスCからはコンテンツのコンテンツソースを取得することができない。
対応表の3列目には、第1のコンテンツ再生機器11が他機器から入手元情報を取得した場合における、当該入手元情報に基づくコンテンツソースの取得可否が記載されている。第1のコンテンツ再生機器11はネットラジオに対応しているため、他機器からネットラジオに関する入手元情報を取得した場合は、当該入手元情報を基にしてユーザーAが再生しようとしているコンテンツのコンテンツソースをネットワーク2から入手することができる。同様に、第1のコンテンツ再生機器11はコンテンツ配信サービスA、Bにも対応しているため、他機器からコンテンツ配信サービスA、Bに関する入手元情報を取得した場合は、当該入手元情報を基にしてユーザーAが再生しようとしているコンテンツのコンテンツソースをネットワーク2から入手することができる。しかし、本実施形態においては、第1のコンテンツ再生機器11はコンテンツ配信サービスCに対応していないため、他機器からコンテンツ配信サービスCに関する入手元情報を取得したとしても、コンテンツ配信サービスCに含まれるコンテンツのコンテンツソースを入手することができない。また、第1のコンテンツ再生機器11が、第1のコンテンツ再生機器11に接続されたUSBからコンテンツソースの取得が可能であったとしても、他機器に接続されたUSBからコンテンツソースを入手することはできないため、対応表において「不可」と表示されている。
対応表の4列目には、第1のコンテンツ再生機器11が他機器から入手元情報を取得した場合における、当該入手元情報に基づくコンテンツの再生可否が記載されている。本実施形態においては、第1のコンテンツ再生機器11は、ネットラジオ、コンテンツ配信サービスA、Bに対応しており、他機器からの入手元情報に基づきコンテンツソースを取得することが可能であるが、このコンテンツソースが大容量コンテンツであるような場合に、当該コンテンツを再生することができない場合がある。そのため、コンテンツの再生可否は「可能性あり」と表示されている。第1のコンテンツ再生機器11が対応していないコンテンツ配信サービスCや他機器に接続されたUSBからはコンテンツソースすら取得できず、当該コンテンツの再生は不可能であるため、対応表において「不可」と表示されている。
本動作例においては、第1のコンテンツ再生機器11はネットラジオに対応しているため、第2のコンテンツ再生機器12からの曲Cの入手元情報に基づいて、曲Cのコンテンツソースを取得可能である。従って、第1のコンテンツ再生機器11の制御部50は、曲Cのコンテンツソースから曲Cを再生することができる可能性がある、と判断する。
次に、図8に示す、第1のコンテンツ再生機器11による再生可否判断ステップS7について説明する。
第1のコンテンツ再生機器11は、第2のコンテンツ再生機器12から受信した入手元情報を基に、実際にネットラジオから曲Cのコンテンツソースを取得し、コンテンツソースによりコンテンツを再生することを試みる。第1のコンテンツ再生機器11が曲Cのコンテンツソースを取得することができても、取得したコンテンツソースが大容量のコンテンツであり、信号出力部53でコンテンツソースによりコンテンツを再生することができない、あるいはコンテンツの再生はできてもコンテンツの品質を劣化させる場合がある。そのような場合には、第1のコンテンツ再生機器11の制御部50は曲Cのコンテンツソースによりコンテンツを再生することができないと判断する。本動作例においては、第1のコンテンツ再生機器11が、ネットワーク2から実際に曲Cのコンテンツソースを入手し、信号出力部53がコンテンツソースによりコンテンツの再生を試みたところ、当該コンテンツの再生が可能であった例を説明する。
次に、図8に示す、第1のコンテンツ再生機器11による子機指示信号送信ステップS8について説明する。
子機指示信号とは、第2のコンテンツ再生機器12が第1のコンテンツ再生機器11に対する子機となり、第1のコンテンツ再生機器11から配信されるストリーミング信号に基づく曲の再生を指示する信号である。第1のコンテンツ再生機器11はネットワーク2経由で第2のコンテンツ再生機器12に対して、第2のコンテンツ再生機器12が子機となるよう子機指示信号を送信する。具体的には、図3に示す第1のコンテンツ再生機器11の制御部50が、子機指示信号を、無線LAN通信部56を介してネットワーク2経由で第2のコンテンツ再生機器12に送信する。第2のコンテンツ再生機器12においては、制御部50が無線LAN通信部56を介して子機指示信号を受信する。
次に、図8に示す、配信ステップS9について説明する。
第1のコンテンツ再生機器11は、図3に示す信号出力部53において、曲Cのコンテンツソースからストリーミング信号を生成する。第1のコンテンツ再生機器11は、曲Cのストリーミング信号を、ネットワーク2経由で第2のコンテンツ再生機器12に配信する。第2のコンテンツ再生機器12においては、無線LAN通信部56を介して制御部50が受信し、制御部50が信号出力部53に曲Cのストリーミング信号の出力を指示する。
ここで、第1のコンテンツ再生機器11によって生成されたストリーミング信号が、ネットワーク2を経由して第1のコンテンツ再生機器11から第2のコンテンツ再生機器12に送信されるのに起因する遅延が発生している。そのため、第1のコンテンツ再生機器11における信号出力部53は、バッファ54を介してコンテンツを再生する。一方、第2のコンテンツ再生機器12における信号出力部53は、バッファ54を介さずにパワーアンプ55に曲Cのストリーミング信号を出力することによりコンテンツを再生する。即ち、親機である第1のコンテンツ再生機器11においてはバッファ54を介して曲Cを再生し、子機である第2のコンテンツ再生機器12においてはバッファ54を介さずに曲Cを再生する。このようにすることで、ストリーミング信号が第1のコンテンツ再生機器11から第2のコンテンツ再生機器12に送信されることにより発生する遅延を、第1のコンテンツ再生機器11においてコンテンツがバッファ54を介して再生されることによる遅延により相殺することができる。そのため、第1のコンテンツ再生機器11と第2のコンテンツ再生機器12とを同期再生させることが可能である。即ち、リビングルームにおいては、リビングルームに配置された第1のコンテンツ再生機器11により曲Cが再生されるとともに、洋室においては、洋室に配置された第2のコンテンツ再生機器12により曲Cが同時に再生される。
また、上記構成とすることで、他のユーザーBが洋室において曲C以外の曲を第2のコンテンツ再生機器12を用いて再生するような場合においても、リビングルームにおける第1のコンテンツ再生機器11による曲Cの再生を極力継続することができる。
即ち、第1のコンテンツ再生機器の制御部50が、曲Cを自身で再生することができるか判断することなく、第2のコンテンツ再生機器12からのストリーミング信号を受け、曲Cを再生する構成では、第2のコンテンツ再生機器12が曲Cのストリーミング信号を生成し、第1のコンテンツ再生機器11に対して当該曲Cのストリーミング信号を配信し続ける必要がある。従って、ユーザーBが曲C以外の曲を第2のコンテンツ再生機器12を用いて再生するためには、第2のコンテンツ再生機器12による曲Cの配信を止める必要があり、リビングルームにいるユーザーAが第1のコンテンツ再生機器11により曲Cを再生できない状況となってしまう。
しかし、本実施形態の構成においては、第2のコンテンツ再生機器12が入手元情報を第1のコンテンツ再生機器11に送信し、第1のコンテンツ再生機器11の制御部50がこの入手元情報に基づいて曲Cを再生できるか否か判断する。そして、第1のコンテンツ再生機器11が曲Cのコンテンツソースを取得し、曲Cを再生することができると判断した場合には、第1のコンテンツ再生機器11が第2のコンテンツ再生機器12からの配信に頼らず曲Cを再生することができる。その結果として、他のユーザーBが曲C以外の曲を第2のコンテンツ再生機器12を用いて再生するような場合においても、第1のコンテンツ再生機器11による曲Cの再生を極力継続することができる。
なお、本実施の形態においては、第2のコンテンツ再生機器12がバッファ54を介さずに曲Cを再生する構成としたが、第2のコンテンツ再生機器12がバッファ54を介して曲Cを再生する構成としてもよい。即ち、第1のコンテンツ再生機器11におけるバッファ54による遅延時間と第2のコンテンツ再生機器12におけるバッファ54による遅延時間との差を調整し、第1のコンテンツ再生機器11と第2のコンテンツ再生機器12とを同期再生させる構成としてもよい。
(コンテンツ再生システム10の動作例2)
本動作例においては、曲Cのコンテンツソースが大容量コンテンツであり、第1のコンテンツ再生機器11の信号出力部53では、このコンテンツソースによりコンテンツを再生することができない、あるいはコンテンツを再生することができてもコンテンツの品質を劣化させる場合について説明する。なお、図3に示したコンテンツ再生システム10の基本的な構成や、図9に示す、お気に入りリスト要求信号の送信ステップS1から、第1のコンテンツ再生機器11による対応表確認ステップS6までの動作は、図8を用いて説明した「コンテンツ再生システム10の動作例1」と同じため、説明を割愛する。
ここで、図9に示す、第1のコンテンツ再生機器11による再生可否判断ステップS7について説明する。
第1のコンテンツ再生機器11は、第2のコンテンツ再生機器12から受信した入手元情報を基に、実際にネットラジオから曲Cのコンテンツソースを取得し、当該コンテンツソースによりコンテンツを再生することを試みる。第1のコンテンツ再生機器11はネットラジオに対応しているため、曲Cのコンテンツソースを取得することができる。しかし、曲Cのコンテンツソースが大容量コンテンツであるため、第1のコンテンツ再生機器11の制御部50が、信号出力部53がコンテンツソースによりコンテンツを再生することができない、あるいは信号出力部53がコンテンツを再生することは不適切であると判断する。
次に、図9に示す、第1のコンテンツ再生機器11による親機指示信号送信ステップS10について説明する。
親機指示信号とは、第2のコンテンツ再生機器12が第1のコンテンツ再生機器11に対する親機となることを指示する信号であり、第2のコンテンツ再生機器12がストリーミング信号を生成して、第1のコンテンツ再生機器11に対して当該ストリーミング信号を配信することを指示する信号である。第1のコンテンツ再生機器11はネットワーク2経由で第2のコンテンツ再生機器12に対して、第2のコンテンツ再生機器12が親機となるよう親機指示信号を送信する。具体的には、図3に示す第1のコンテンツ再生機器11の制御部50が、親機指示信号を、無線LAN通信部56を介してネットワーク2経由で第2のコンテンツ再生機器12に送信する。第2のコンテンツ再生機器12においては、制御部50が無線LAN通信部56を介して親機指示信号を受信する。
なお、第1のコンテンツ再生機器11が、コントローラー1に対して、第2のコンテンツ再生機器12が親機となった旨を通知する構成としておけば、コントローラー1がコンテンツ再生システム10全体を管理する上で望ましい。
次に、図9に示す、配信ステップS11について説明する。
親機指示信号を受信した第2のコンテンツ再生機器12は、自身が保有する入手元情報に基づき、曲Cのコンテンツソースをネットワーク2経由で取得する。そして、図3に示す信号出力部53において、曲Cのコンテンツソースからストリーミング信号を生成する。第2のコンテンツ再生機器12は、曲Cのストリーミング信号を、ネットワーク2経由で第1のコンテンツ再生機器11に配信する。第1のコンテンツ再生機器11においては、第2のコンテンツ再生機器12からの曲Cのストリーミング信号を、無線LAN通信部56を介して制御部50が受信し、制御部50が信号出力部53に曲Cのストリーミング信号の出力を指示する。
ここで、第2のコンテンツ再生機器12によって生成されたストリーミング信号が、ネットワーク2を経由して第2のコンテンツ再生機器12から第1のコンテンツ再生機器11に送信されるのに起因する遅延が発生している。そのため、第2のコンテンツ再生機器12における信号出力部53は、バッファ54を介して曲Cを再生する。一方、第1のコンテンツ再生機器11における信号出力部53は、バッファ54を介さずにパワーアンプ55に曲Cのストリーミング信号を出力することにより、曲Cを再生する。即ち、子機となった第1のコンテンツ再生機器11においてはバッファ54を介さずに曲Cを再生し、親機となった第2のコンテンツ再生機器12においてはバッファ54を介して曲Cを再生する。このようにすることで、ストリーミング信号が第2のコンテンツ再生機器12から第1のコンテンツ再生機器11に送信されることにより発生する遅延を、第2のコンテンツ再生機器12においてバッファ54を介して曲Cを再生することによる遅延により相殺することができる。そのため、第1のコンテンツ再生機器11と第2のコンテンツ再生機器12とを同期再生させることが可能である。即ち、リビングルームにおいては、リビングルームに配置された第1のコンテンツ再生機器11により曲Cが再生されるとともに、洋室においては、洋室に配置された第2のコンテンツ再生機器12により曲Cが同時に再生される。
なお、本動作例においては、第1のコンテンツ再生機器11がバッファ54を介さずに曲Cを再生する構成としたが、第1のコンテンツ再生機器11がバッファ54を介して曲Cを再生する構成としてもよい。即ち、第1のコンテンツ再生機器11におけるバッファ54による遅延時間と第2のコンテンツ再生機器12におけるバッファ54による遅延時間との差を調整し、第1のコンテンツ再生機器11と第2のコンテンツ再生機器12とを同期再生をさせる構成としてもよい。
(コンテンツ再生システム10の動作例3)
本動作例においては、ユーザーAが、図7に示したコンテンツ選択画面において、第1のコンテンツ再生機器11が対応していないコンテンツ配信サービスCのコンテンツを選択した場合について説明する。
なお、図3に示した、コンテンツ再生システム10の基本的な構成や、図9に示す、お気に入りリスト要求信号の送信ステップS1からお気に入りリスト提出ステップS2までの動作は、図8を用いて説明した上記「コンテンツ再生システム10の動作例1」と同様のため、説明を割愛する。
ここで、図9に示す、コントローラー1から第1のコンテンツ再生機器11への再生指示信号の送信ステップS3について説明する。
本動作例においては、ユーザーAが図7に示す第2のコンテンツ再生機器12のお気に入りリストに含まれるコンテンツである曲Eを選択する。そうすると、図3に示すコントローラー1が再生指示信号をネットワーク2経由で第1のコンテンツ再生機器11に送信する。この再生指示信号とは、第2のコンテンツ再生機器12のお気に入りリストに含まれているコンテンツの再生を第1のコンテンツ再生機器11に指示する信号であり、当該コンテンツが第2のコンテンツ再生機器12のお気に入りリストの何番目に記載されている、という情報を含んでいる。本動作例においては、再生指示信号には、曲Eが第2のコンテンツ再生機器12のお気に入りリストの3番目に記載されている旨の情報が含まれている。第1のコンテンツ再生機器11においては、この再生指示信号が、無線LAN通信部56を介して、制御部50において受信される。
次に、図9に示す、第1のコンテンツ再生機器11から第2のコンテンツ再生機器12への入手元情報要求信号の送信ステップS4について説明する。
入手元情報とは、本動作例においては、コンテンツ配信サービスCにおける曲Eのリンク先である。コントローラー1からの再生指示信号を受信した第1のコンテンツ再生機器11は、第2のコンテンツ再生機器12に対し、曲Eのコンテンツソースの入手元情報を要求する入手元情報要求信号を送信する。具体的には、図3に示す第1のコンテンツ再生機器11の制御部50が無線LAN通信部56を介して入手元情報要求信号をネットワーク2経由で第2のコンテンツ再生機器12に送信する。第2のコンテンツ再生機器12においては、この入手元情報要求信号が、無線LAN通信部56を介して、制御部50において受信される。
次に、図9に示す、第2のコンテンツ再生機器12から第1のコンテンツ再生機器11への入手元情報提出ステップS5を説明する。
入手元情報要求信号を受信した第2のコンテンツ再生機器12の制御部50は、この制御部50のメモリに保存された入手元信号を取り出し、無線LAN通信部56を介して第1のコンテンツ再生機器11に送信する。第1のコンテンツ再生機器11においては、この入手元情報が、無線LAN通信部56を介して、制御部50において受信される。
次に、図9に示す、第1のコンテンツ再生機器11による対応表確認ステップS6、及び再生可否判断ステップS7について説明する。
第2のコンテンツ再生機器12から曲Eの入手元情報を入手した第1のコンテンツ再生機器11は、当該曲Eを第1のコンテンツ再生機器11のみで再生することが可能か否かを判断する。即ち、第1のコンテンツ再生機器11が、曲Eのコンテンツソースを取得し、当該コンテンツソースにより曲Eを再生することができるか否かを判断する。第1のコンテンツ再生機器11が、曲Eを自身で再生することができるか否かを判断する際は、まず図10に示す対応表を用いて判断する。この対応表は、制御部50に含まれるメモリに保存されている。
本動作例においては、第1のコンテンツ再生機器11はコンテンツ配信サービスCに対応していないため、他機器からコンテンツ配信サービスCに関する入手元情報を取得したとしても、コンテンツ配信サービスCに含まれる曲Eのコンテンツソースを取得することはできない。曲Eのコンテンツソースを取得することができない第1のコンテンツ再生機器11は、当然に曲Eを再生することができない。従って、第1のコンテンツ再生機器11の制御部50は、曲Eのコンテンツソースの取得を試みることなく、対応表に基づき、曲Eを再生することができないと判断する。このようにして、図9に示す、第1のコンテンツ再生機器11による対応表確認ステップS6、及び再生可否判断ステップS7が実施される。
次に、図9に示す、第1のコンテンツ再生機器11による親機指示信号送信ステップS10について説明する。
親機指示信号とは、第2のコンテンツ再生機器12が第1のコンテンツ再生機器11に対する親機となることを指示する信号であり、第2のコンテンツ再生機器12がストリーミング信号を生成して、第1のコンテンツ再生機器11に対して当該ストリーミング信号を配信することを指示する信号である。第1のコンテンツ再生機器11はネットワーク2経由で第2のコンテンツ再生機器12に対して、第2のコンテンツ再生機器12が親機となるよう親機指示信号を送信する。具体的には、図3に示す第1のコンテンツ再生機器11の制御部50が、親機指示信号を、無線LAN通信部56を介してネットワーク2経由で第2のコンテンツ再生機器12に送信する。第2のコンテンツ再生機器12においては、制御部50が無線LAN通信部56を介して親機指示信号を受信する。
なお、第1のコンテンツ再生機器11が、コントローラー1に対して、第2のコンテンツ再生機器12が親機となった旨を通知する構成としておけば、コントローラー1がコンテンツ再生システム10全体を管理する上で望ましい。
次に、図9に示す、配信ステップS11について説明する。
親機指示信号を受信した第2のコンテンツ再生機器12は、自身が保有する入手元情報に基づき、曲Eのコンテンツソースをネットワーク2経由で取得する。そして、図3に示す信号出力部53において、曲Eのコンテンツソースからストリーミング信号を生成する。第2のコンテンツ再生機器12は、曲Eのストリーミング信号を、ネットワーク2経由で第1のコンテンツ再生機器11に配信する。第1のコンテンツ再生機器11においては、第2のコンテンツ再生機器12からの曲Eのストリーミング信号を、無線LAN通信部56を介して制御部50が受信し、制御部50が信号出力部53に曲Eのストリーミング信号の出力を指示する。
ここで、第2のコンテンツ再生機器12によって生成されたストリーミング信号が、ネットワーク2を経由して第2のコンテンツ再生機器12から第1のコンテンツ再生機器11に送信されるのに起因する遅延が発生している。そのため、第2のコンテンツ再生機器12における信号出力部53は、バッファ54を介して曲Eを再生する。一方、第1のコンテンツ再生機器11における信号出力部53は、バッファ54を介さずにパワーアンプ55に曲Eのストリーミング信号を出力することにより、曲Eを再生する。即ち、子機となった第1のコンテンツ再生機器11においてはバッファ54を介さずに曲Eを再生し、親機となった第2のコンテンツ再生機器12においてはバッファ54を介して曲Eを再生する。このようにすることで、ストリーミング信号が第2のコンテンツ再生機器12から第1のコンテンツ再生機器11に送信されることにより発生する遅延を、第2のコンテンツ再生機器12においてバッファ54を介して曲Eを再生することによる遅延により相殺することができる。そのため、第1のコンテンツ再生機器11と第2のコンテンツ再生機器12とを同期再生させることが可能である。即ち、リビングルームにおいては、リビングルームに配置された第1のコンテンツ再生機器11により曲Eが再生されるとともに、洋室においては、洋室に配置された第2のコンテンツ再生機器12により曲Eが同時に再生される。
なお、本動作例においては、第1のコンテンツ再生機器11がバッファ54を介さずに曲Eを再生する構成としたが、第1のコンテンツ再生機器11がバッファ54を介して曲Eを再生する構成としてもよい。即ち、第1のコンテンツ再生機器11におけるバッファ54による遅延時間と第2のコンテンツ再生機器12におけるバッファ54による遅延時間との差を調整し、第1のコンテンツ再生機器11と第2のコンテンツ再生機器12とを同期再生をさせる構成としてもよい。

Claims (10)

  1. ネットワークを介して接続された他のコンテンツ再生機器から、前記他のコンテンツ再生機器の再生リストに含まれるコンテンツの入手元情報を受信し、前記コンテンツの再生可否を判断し、
    前記入手元情報に基づきコンテンツソースを取得し、前記コンテンツソースにより前記コンテンツを再生し、
    前記コンテンツソースによりストリーミング信号を生成し、前記ストリーミング信号を前記他のコンテンツ再生機器に送信する、コンテンツ再生機器。
  2. 前記コンテンツを再生することが、できない又は不適切であると判断した場合には、前記他のコンテンツ再生機器に親機指示信号を送信し、前記他のコンテンツ再生機器が生成した前記コンテンツのストリーミング信号を受信し、前記コンテンツを再生する、請求項1に記載のコンテンツ再生機器。
  3. 第1の再生リストを有する第1のコンテンツ再生機器と、
    第2の再生リストを有し、前記第1のコンテンツ再生機器とネットワークを介して接続された第2のコンテンツ再生機器と、を含み、
    前記第1のコンテンツ再生機器は、前記第2のコンテンツ再生機器からの前記第2の再生リストに含まれるコンテンツの入手元情報を受信し、前記コンテンツの再生可否を判断する制御部と、を含み、
    前記第1のコンテンツ再生機器が、前記入手元情報に基づきコンテンツソースを取得し、前記コンテンツソースによりコンテンツを再生し、前記コンテンツソースによりストリーミング信号を生成し、前記第2のコンテンツ再生機器に前記ストリーミング信号を送信する、コンテンツ再生システム。
  4. 前記第2のコンテンツ再生機器が、前記ストリーミング信号を受信し、前記コンテンツを再生する請求項3に記載のコンテンツ再生システム。
  5. 前記第1のコンテンツ再生機器がバッファを有し、
    前記第1のコンテンツ再生機器が、前記バッファを介して前記コンテンツの再生を行うことにより、前記第2のコンテンツ再生機器による前記コンテンツの再生と前記第1のコンテン再生機器による前記コンテンツの再生とが同期される、請求項4に記載のコンテンツ再生システム。
  6. 前記第1のコンテンツ再生機器が、前記コンテンツを再生することが、できない又は不適切であると判断した場合には、前記第2のコンテンツ再生機器に親機指示信号を送信し、
    前記第2のコンテンツ再生機器が、前記入手元情報に基づきコンテンツソースを取得し、前記コンテンツソースによりストリーミング信号を生成する、請求項3に記載のコンテンツ再生システム。
  7. 前記第2のコンテンツ再生機器が、前記第1のコンテンツ再生機器に前記ストリーミング信号を送信する、請求項6に記載のコンテンツ再生システム。
  8. 前記第1のコンテンツ再生機器が、前記ストリーミング信号を受信し、前記コンテンツを再生する請求項7に記載のコンテンツ再生システム。
  9. 前記第2のコンテンツ再生機器がバッファを有し、
    前記第2のコンテンツ再生機器が、前記バッファを介して前記コンテンツの再生を行うことにより、前記第1のコンテンツ再生機器による前記コンテンツの再生と前記第2のコンテン再生機器による前記コンテンツの再生とが同期される、請求項8に記載のコンテンツ再生システム。
  10. ネットワークを介して接続された他のコンテンツ再生機器から、前記他のコンテンツ再生機器の再生リストに含まれるコンテンツの入手元情報を受信するステップと、
    前記コンテンツの再生可否を判断するステップと、
    前記入手元情報に基づきコンテンツソースを取得するステップと、
    前記コンテンツソースにより前記コンテンツを再生するステップと、
    前記コンテンツソースによりストリーミング信号を生成するステップと、
    前記ストリーミング信号を前記他のコンテンツ再生機器に送信するステップと、
    を含む、コンテンツ再生機器の制御方法。
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