JP6695633B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、複数の透明又は略透明の本体が集合された内部に光輝描画部を有する集合透明体において、前記複数の透明又は略透明の本体の一部又は全部は、該本体を貫通する直線の集合体よりなる任意形態の描画部が形成された本体と、前記貫通する直線と平行する本体の面から光を入射する光源とを具備する描画透明体ユニットが開示されている。また、特許文献1には前記内部に光輝描画部を有する集合透明体が、移動体接近感知センサーとスピーカーを具備しており、前記移動体接近センサーが移動体の接近を感知したことに伴い、前記スピーカーまたは前記光源とスピーカーを選択的に作動させる描画透明体ユニットが開示されている。
また、従来の装置では、薄型にするために、発光する表示板を密着させて設けており、表示板が、発光する際に、表示板の発光が他の表示板に映り込んでしまい表示内容が見にくいという問題もあった。
尚、これらは凹状に形成したがシルク印刷やシート貼り等の凸状の拡散又は反射面であっても良く、視認し易い構成であれば特に実施例に限定されるものではない。
また、表示部50は、この表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)の間にあり、表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)の光源部60側の一片の縁に黒色のスポンジ材を配置した間隙材41が設けられている。この間隙材41は、表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)に入光される光が、他の表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)への漏れる光を遮蔽して光の混入を防ぐと共に表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)間の緩衝材としての機能も果たしている。このようにして、間隙材41は、表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)間の間隔を設けることや遮蔽ができることにより光の混入だけでなく、表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)の傷防止や誇り等の進入も防止している。
また、表示板51(AからF)、52(AからF)及び53(AからF)は、両面接着材43により接着されており、表示板51は、AからFの各表示板51が接着され1つの表示面を構成し、表示板52も、AからFの各表示板52が接着され1つの表示面を構成し、表示板53も、AからFの各表示板53が接着され1つの表示面を構成している。
両面接着材4は、黒色のクッション材の両面に接着面があり、透過しない黒色で構成することで他の表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)に光を漏らさないようにする機能も備えている。
LED基板62は、DC12VやDC24Vの電源によってLEDを発光させており、後述する背面被覆部20の背面に取り付けられる制御部70(図2に示す)と集中配線73を介して接続されている。集中配線73は、各LED基板62に接続される後述する各配線74(図15に示す)を一括して束ねている。
また、LED基板62の各が、各のアルミフレーム61に収納されている。更に、表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)とアルミフレーム61との隙間に設けられた遮蔽材63は、スポンジ材を敷設して設けられ、他の表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)への光の混入を防ぐと共に緩衝材としての役目を果たしている。
発光部60は、LEDに限定することもなく冷陰極管や有機ELや放電管等も考えられる。
図7は、表示部50の最も正面に配置される6枚の表示板51Aから51Fに彫刻されている表示態様がLEDの発光によって表示されている。この表示態様は、フルカラーを発光するLEDによって色を単色で又は発光色を変化させて表示させることが可能である。
図8は、表示部50の中間に配置される6枚の表示板52Aから52Fに彫刻されている表示態様がLEDの発光によって表示されている。この表示態様は、フルカラーを発光するLEDによって色を単色で又は発光色を変化させて表示させることが可能である。
図9は、表示50の最も背面に配置される6枚の表示板53Aから53Fに彫刻されている表示態様がLEDの発光によって表示されている。この表示態様は、フルカラーを発光するLEDによって色を単色で又は発光色を変化させて表示させることが可能である。
また、制御基板71には、赤外線、超音波、レーザー又はカメラ等によって構成され、人が接近する距離を2段階で検知する人感センサ1(72a)及び人感センサ2(72b)が接続されている。焦電式の赤外線を使用した人感センサ2(72b)により、人が近づくことを8000mmの距離で、且つ扇状に検出するエリアを広範囲に広げて検知している。また、人感センサ1(72a)は、800mmの距離に人が進入したことを検出する近赤外反射方式の赤外線センサを採用している。
以上のように、距離にあった検出方法を使用することによって誤作動なく検出が可能となる。表示装置1は、検出する距離に応じて様々な方式のセンサを選択することにより正確な検出を行うことができる。
図11及び図12は、表示部50の表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)の表示箇所を示しており、制御が始まれば順番に表示箇所が遷移する様子が遷移図に示されている。また、図13及び図14は、演出表75を表している。演出表75の欄76は、表示部50が表示される順番を表し、上欄77は表示部50の表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)の表示箇所を示している。また演出表75の下欄78は表示部50の表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF)が表示される配色を示している。これら演出表75に従って光源部60を、制御部70は以下に示すフローチャートに従って制御する。
例えば、始めに表示板51B「まわりをみないと」及び表示板53C「あぶないよ!」を白色により表示し、次に約1秒後に表示板52B「はしると」及び表示板53B「あぶないよ!」を白色により表示する。
また、S8において人が表示装置1の遠距離にも進入していないと判断した場合(S8の非検知)、人が表示装置1の近距離に進入していないか否かの最初の判断に戻る(S2)。
このように表示態様を物語風に表示することで、人に与える印象は強く表示部50に目を引く表示となる。また、前回と異なる表示態様(S7)とすることで、更に与える印象が強くなり注目させる表示部50となる。特に子供等に注目させる表示部50が得られる。
そして、run2.1及びrun2.2の動作の終了後は、人が表示装置1の近距離に進入していないか否かの最初の判断に戻る(S2)。
以下に本実施形態の技術的特徴点の一例を括弧に内に示すが、特に限定するものでもなく例示しているものであり、これら特徴から考えられる効果についても記載する。
筐体(例えば、主に筐体部50)により囲われた内部には側面から入光した光源部(例えば、主に光源部60)からの光によって正面側に発光する絵、文字又記号を表示する表示板(例えば、主に表示板51(AからF)・52(AからF)・53(AからF))と、
前記表示板を複層して設け、且つ複層した前記表示板を複数配列した表示部と、を備え、
表示装置の近傍の環境を検出する環境検出部(例えば、主に人感センサ72a・72b、環境センサ(照度センサ、気温センサ)、)と、前記環境検出部の環境に応じて前記表示部の表示態様を変化させる制御部(例えば、主に制御部70)とを備えたことを特徴とする。
前記環境検出部は、人が表示装置への接近を検出する人感検出部((例えば、主に人感センサ72a・72b)と、人が接近する距離に応じて前記表示部の表示態様を変化させる前記制御部と、を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、人が近づくに従って表示態様を変化させることで、与える印象が強くなり注目させる表示装置が実現できる。また薄型でありながら見やすい表示装置とすることもできる。
前記人感検出部は、人が近接したことを検出する第1の人感センサ(例えば、主に人感センサ72a)と、人が遠方に進入したことを検出する第2の人感センサ(例えば、主に人感センサ72b)と、を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、人が近づくに従って表示態様を変化させることで、与える印象が強くなり注目させる表示装置が実現できる。また薄型でありながら見やすい表示装置とすることもできる。
人が近接したことを検出した場合に、前回表示した内容とは異なる表示態様を表示する前記制御部(例えば、主に制御部70、S7の処理)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴により、与える印象が強くなり注目させることができ、特に物語となる演出が可能であり注目させる表示装置が得られる。
人が近づくに従って表示態様の種類を多く表示する前記制御部(例えば、主に制御部70、S7、S5、S9、S10、S11の処理)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴によって、人が近づくに従って表示態様の種類が増えていく。このように物語だけでなく人が近づくに従って表示態様の種類を増やすことで、与える印象が強くなり注目させる表示装置が実現できる。
前記光源部は、他の表示板との間隔を設けると共に光源部と表示板との隙間を埋める遮蔽部(例えば、主に遮蔽材63)を備えたことを特徴とする。
以上の特徴によって、
14…締結孔、15…ビス、
20…背面被覆部、
30…保護板、
40…背面部材、41…間隙材、42…反射材、43…両面接着材
50…表示部、51・52・53…表示板、
60…光源部、61…アルミフレーム、62…LED基板、63…遮蔽材、
70…制御部、71…制御基板、72a・72b…人感センサ、73…集中配線、
74…配線。
Claims (2)
- 筐体により囲われた内部には側面から入光した光源部からの光によって正面側に発光する 絵、文字又記号を表示する表示板と、
前記表示板を複層して設け、且つ複層した前記表示板を複数配列した表示部と、
表示装置の近傍の環境を検出する環境検出部と、を備え、
前記環境検出部は、人が表示装置への接近を検出する人感検出部を備え、
人が近づくに従って表示態様の種類を多く表示する制御部を備えたことを特徴とする表示装置。 - 複層した前記表示板を上下及び左右に複数配列した表示部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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